JPH0686895A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH0686895A
JPH0686895A JP4331438A JP33143892A JPH0686895A JP H0686895 A JPH0686895 A JP H0686895A JP 4331438 A JP4331438 A JP 4331438A JP 33143892 A JP33143892 A JP 33143892A JP H0686895 A JPH0686895 A JP H0686895A
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washing
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潔 岡崎
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修 石橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗剤を、洗濯水位の違いだけでなく、洗剤の
種類の違いや個人差にも対応して、より適切な量供給で
き、あるいは必要量をより適切に表示できるようにす
る。 【構成】 洗濯水位の設定に基づいて、給水時にその設
定水位まで給水すると共に、その設定水位に応じた必要
量の洗剤を洗剤供給装置により供給し、あるいは表示器
に表示させ、その後の透過度センサなど洗剤濃度検出手
段による検出結果から供給洗剤量の過不足を判断して、
上記洗剤供給装置による洗剤供給量の調整、あるいは表
示器による必要洗剤量の表示の調整、もしくは判断結果
の表示をするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は必要量の洗剤を自動的に
供給しあるいはその洗剤の必要量を表示して洗濯を行な
う洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、洗濯機においては、洗剤を自
動的に供給できるようにしたものが考えられ、又、一部
供されている。これらのもののうち、古いものは洗剤を
毎回一定量供給するものであり、新しいものでは、洗剤
を毎回洗濯水位に応じた量供給するようになっている。
更に、他の洗濯機では、洗剤を使用者が供給するもの
で、その必要量を毎回洗濯水位に応じ適宜の表示器に表
示させるようにしたものが供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のもののう
ち、洗剤を自動的とはいえ毎回一定量供給するもので
は、洗濯水位が一定ならばともかく、洗濯物量の違いに
合わせて洗濯水位が変わることに対して、洗剤の供給量
が適切でなく、多過ぎたり少な過ぎたりして、洗剤の無
駄使いや、あるいは洗濯効果不足といった問題を生じて
いた。
【0004】一方、洗剤を毎回洗濯水位に応じた量自動
供給するもの、並びに表示するものでは、上記洗濯物量
の違いに合わせて洗濯水位が変わることに対して有効で
あるという利点を有している。しかしながら、洗剤はメ
ーカーによって種々異なるもので、特に濃度に差があ
る。これに対しては、洗剤を毎回洗濯水位に応じた量自
動供給するもの、並びに表示するものでも、対応はでき
ず、従って、古いものほどのことではないが、やはり洗
剤の無駄使いや、あるいは洗濯効果不足といった問題を
有していた。
【0005】更に、洗剤を使用者が供給するものでは、
洗剤を多めに供給したり、反対に少なめに供給したりす
る個人差があり、従って、この場合にも、洗剤の無駄使
いや、あるいは洗濯効果不足といった問題を有してい
た。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、洗剤を、洗濯水位に応じて
はもとより、洗剤の種類の違いや、あるいは個人差にも
対応して、より適切な量供給することができ、あるいは
必要量をより適切に表示することのできる優れた洗濯機
を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の洗濯機においては、洗濯水位を設定する洗
濯水位設定手段と、洗濯槽内に給水する給水手段とを具
えると共に、洗濯槽内に洗剤を供給する洗剤供給手段、
及び洗濯槽内の水の洗剤濃度を検出する洗剤濃度検出手
段を具え、且つ、上記洗濯水位設定手段による洗濯水位
の設定に基づいて、給水時にその設定水位まで給水手段
に給水させると共に、その設定水位に応じた必要量の洗
剤を上記洗剤供給手段に供給させ、その後の上記洗剤濃
度検出手段による検出結果から供給洗剤量の過不足を判
断して上記洗剤供給手段による洗剤供給量の調整をする
制御手段を具えたことを特徴とする。
【0008】又、本発明の洗濯機においては、洗濯水位
を設定する洗濯水位設定手段と、洗濯槽内に給水する給
水手段とを具えると共に、必要洗剤量を表示する表示手
段、及び洗濯槽内の水の洗剤濃度を検出する洗剤濃度検
出手段を具え、且つ、上記洗濯水位設定手段による洗濯
水位の設定に基づいて、その設定水位に応じた必要洗剤
量を上記表示手段に表示させ、その後の上記洗剤濃度検
出手段による検出結果から供給洗剤量の過不足を判断し
て上記表示手段により表示する必要洗剤量の補正をする
制御手段を具えたことをも特徴とする。
【0009】更に、本発明の洗濯機においては、洗濯水
位を設定する洗濯水位設定手段と、洗濯槽内に給水する
給水手段とを具えると共に、必要洗剤量を表示する表示
手段、及び洗濯槽内の水の洗剤濃度を検出する洗剤濃度
検出手段を具え、且つ、上記洗濯水位設定手段による洗
濯水位の設定に基づいて、その設定水位に応じた必要洗
剤量を上記表示手段に表示させ、その後の上記洗剤濃度
検出手段による検出結果から供給洗剤量の過不足を判断
してその判断結果を上記表示手段に表示させる制御手段
を具えたことをも特徴とする。
【0010】
【作用】上記手段によれば、洗剤は、基本的に洗濯水位
設定手段による洗濯水位の設定に基づいてその設定水位
に応じた必要量が供給あるいは表示され、そして、洗剤
濃度検出手段による検出結果に基づく制御手段の供給洗
剤量の過不足の判断によって供給量あるいは表示量の調
整がなされ、もしくはその判断結果の表示がなされる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1ない
し図7を参照して説明する。まず図2には洗濯機全体の
外箱1を示しており、これの内部に水溜槽である外槽2
を配設し、外槽2内に洗濯槽であり又脱水槽でもある内
槽3を配設している。内槽3には、周側部に脱水孔4を
多数形成しており、内底部に撹拌体5を配設している。
又、外槽2の主として外下方部には、モータ6を主体と
する駆動機構7を配設しており、これによって洗濯時に
内槽3を制止させて撹拌体5を回転させ、脱水時に内槽
3を撹拌体5とともに回転させるようにしている。
【0012】このほか、外槽2の外下方部には、外槽2
の排水口8に連ねて排水ケース9を配設し、更に排水弁
10及び排水ホース11を連設している。このうち、排
水ケース9内には、洗剤濃度検出手段として機能する透
過度センサ12を図3に示すように配設している。この
透過度センサ12は、詳細には、発光素子例えば発光ダ
イオード13と、受光素子例えばフォトトランジスタ1
4とを、それぞれ透光窓15,16で覆って対向配置し
て成るもので、その間に洗濯水が入り込むようになって
おり、従って、発光ダイオード13の発した光を、フォ
トトランジスタ14が透光窓15、洗濯水、及び透光窓
16を通し受けて、その受光量に応じた検出信号を発す
るようになっている。
【0013】一方、外箱1上にはトップカバー17を装
着しており、これの後部内方に内槽3内(外槽2内)に
給水する給水手段である給水弁18を配設すると共に、
外槽2内(内槽3内)の水位を検出する水位センサ19
を配設し、上方に洗剤供給手段である洗剤供給装置20
を配設している。この洗剤供給装置20は、例えば図4
に示すように、ホッパ21内に洗剤を貯留し、この貯留
した洗剤を、モータ22(図5参照)により蓋23を開
放させた状態で、モータ24により回転されるコイル2
5によりガイド26上に送出し、このガイド26を通じ
て上記給水弁18から供給される水と共に内槽3内に供
給するように構成している。
【0014】更に、トップカバー17の前部内方には、
制御手段であり又洗濯水位設定手段でもある制御装置2
7を配設している。この制御装置27はマイクロコンピ
ュータから成るものであり、図5に示すように、各種操
作スイッチから成る操作部28より操作信号が入力され
ると共に、前記水位センサ19より水位検出信号が、
又、透過度センサ12より透過度検出信号がそれぞれ入
力され、更に洗濯物量検出手段であるこの場合位相差検
出装置29より位相差検出信号が入力されるようになっ
ている。
【0015】上記位相差検出装置29は、内槽3内に少
量の水を供給して撹拌体5を回転させたときの前記駆動
機構7のモータ6にかかる負荷量を電気的に検出して、
上記位相差検出信号を洗濯物量検出信号として出力する
もので、詳細には図6に示すように、モータ6に対する
印加電圧Vを検出して、そのゼロクロス点で立ち上がり
・立ち下がるパルスを得、同時にモータ6に流れる電流
Iを検出して、同様にそのゼロクロス点で立ち上がり・
立ち下がるパルスを得、その両パルス波形からそれらの
位相差θに応じたパルスを得て、このパルスを平滑した
電圧信号を更にデジタル化し、洗濯物量に応じた検出信
号を出力するようになっている。
【0016】そして、制御装置27は、上述の位相差検
出信号を初めとした各種入力並びにあらかじめ記憶され
た制御プログラムに基づき、各種表示器から成る表示部
30に作動信号を与えると共に、前記給水弁18、洗剤
供給装置20のモータ22、同モータ24、排水弁1
0、及びモータ6をそれぞれに駆動する駆動回路31な
いし35に駆動制御信号を与えるようになっている。
【0017】そこで、以下には上記制御装置27による
制御内容について述べる。図1に示すように、制御装置
27は作動が開始されたその最初にスタートスイッチが
操作されたか否かの判断をし(ステップS1)、操作さ
れたと判断されたところで位相差検出装置29による洗
濯物量の検出を行なう(ステップS2)。そして、その
結果により、洗濯物量に合った洗濯水位を設定し(ステ
ップS3)、その後に、洗剤量記憶値tが−3以上,3
以下の範囲(−3≦t≦3)にあるか否かの判断をする
(ステップS4)。
【0018】ここで、洗濯機の運転が最初であれば、洗
剤量記憶値tは0で、−3以上,3以下の範囲にあるた
め、次に給水弁18を開放させて上記設定水位までの給
水を行なうと共に、洗剤供給装置20のモータ22,2
4を起動させて設定水位に応じた必要量の洗剤を供給さ
せる(ステップS5)。
【0019】そしてその後に、駆動機構7のモータ6に
より撹拌体5を回転させることにより洗いを開始し(ス
テップS6)、次いで洗剤濃度を検出するに最適な時間
として1分が経過したか否かの判断をし(ステップS
7)、経過したと判断されたところで透過度センサ12
による洗剤濃度の検出を行なう(ステップS8)。
【0020】図7は標準洗剤を供給して洗いを行なった
ときの内槽3内の水の透過度の経時変化を表わしてお
り、洗いの開始から1分後の水の透過度は、標準洗剤の
場合、同図の特性線で示す値で現われ、標準洗剤より濃
度の高い洗剤の場合、水の濁りが早くて透過度の低下が
早いことから、同特性線で示す値より低い値で現われ、
反対に標準洗剤より濃度の低い洗剤の場合、水の濁りが
遅くて透過度の低下が遅いことから、同特性線示す値よ
り高い値で現われる。
【0021】しかして次には、上述の検出結果から供給
洗剤量の過不足の判断をするもので(ステップS9)、
洗剤濃度が標準洗剤並みの場合、供給洗剤量は適量と判
断されるから、この場合、次には洗いが終了時間に達し
たか否かの判断をし(ステップS10)、達したと判断
されたところで洗いを終了し(ステップS11)、次行
程へ進んで、最終的にステップS1に戻る。
【0022】これに対して、上記ステップS9で供給洗
剤量が適量ではないと判断されると、次には供給洗剤量
が過剰であるか否かの判断をし(ステップS12)、ス
テップS8での検出結果で洗剤濃度が標準洗剤より高い
場合、供給洗剤量は過剰であると判断されるから、この
場合、次には先の洗剤量記憶値tから−1の減算を行な
い(ステップS13)、そしてステップS10に進む。
【0023】又、上記ステップS12で供給洗剤量が過
剰でもないと判断されると、供給洗剤量は不足である
(ステップS8での検出結果では洗剤濃度が標準洗剤よ
り低い)と判断されるから、この場合、次には先の洗剤
量記憶値tに+1の加算を行ない(ステップS14)、
そしてステップS10に進む。
【0024】このようにして洗濯を繰返すもので、その
繰返す中のステップS4で、洗剤量記憶値tが−3以
上,3以下の範囲にないと判断されれば、次には洗剤量
記憶値tが−3より少ない(洗濯を繰返す中で供給洗剤
量が過剰であるとの判断が3回より多くあった)か否か
の判断をし(ステップS15)、少ないと判断されれ
ば、次に洗剤をこれまでより少なく供給するようにす
る、この場合、洗剤供給時における洗剤供給装置20の
モータ24の通電時間をαだけ短くする調整を行ない
(ステップS16)、その後、洗剤量記憶値tをクリア
することを行なって(ステップS17)、ステップS5
に進む。
【0025】これに対して、上記ステップS15で洗剤
量記憶値tが−3より少なくもないと判断されれば、洗
剤量記憶値tは3より多い(洗濯を繰返す中で供給洗剤
量が不足であるとの判断が3回より多くあった)と判断
されるから、この場合、次には洗剤をこれまでより多く
供給するようにする、洗剤供給時における洗剤供給装置
20のモータ24の通電時間をαだけ長くする調整を行
ない(ステップS18)、その後、洗剤量記憶値tをク
リアすることを行なって(ステップS19)、ステップ
S5に進む。
【0026】このように本構成のものでは、洗剤は、基
本的に制御装置27による洗濯水位の設定に基づいてそ
の設定水位に応じた必要量が供給され、そして、透過度
センサ12による洗剤濃度の検出結果に基づく制御装置
27の供給洗剤量の過不足の判断によって供給量が調整
されるもので、それにより、洗剤を、洗濯水位に応じて
はもとより、洗剤の数ある種類の違いにも対応して、よ
り適切な量供給することができるものであり、従って、
洗剤の無駄使いや、あるいは洗濯効果不足といったこと
もより確実に解決することができる。
【0027】以上に対して、図8ないし図12は本発明
の第2実施例を示すもので、上記第1実施例と同一の部
分には同一の符号を付して表わしており、以下、その相
違点のみを述べる。すなわち、このものの場合、まず図
8に示すように、トップカバー17に洗剤供給装置20
を設けておらず、代わって、図9に示す操作パネル41
を該トップカバー17の前部上面に設けている。
【0028】しかして、操作パネル41には、各種操作
スイッチ42〜50を設けると共に、各種表示器51〜
58を設けており、その中で、表示器56は現在時刻や
予約時刻並びに各行程の時間や回数そして運転の残り時
間等を表示すると共に必要洗剤量を表示する表示手段と
して機能するようになっている。又、操作スイッチ49
は洗剤の種類を入力するためのもので、表示器58はそ
の入力された洗剤の種類を表示するようになっている。
【0029】一方、図10に示すように、制御装置27
は、前述の位相差検出装置29に代わる洗濯物量検出手
段としてモータ6の回転数を検出する回転数センサ59
より回転数検出信号が入力され、又、この場合、上各種
操作スイッチ42〜50から成る操作部60より操作信
号が入力され、上記各種表示器51〜58から成る表示
部61に作動信号を与えるようになっている(洗剤供給
装置20のモータ22,24及びこれらを駆動する駆動
回路32,33は存在しない)。
【0030】次いで、上記制御装置27による制御内容
について述べる。図11に示すように、制御装置27は
作動が開始されたその最初にスタートスイッチが操作さ
れたか否かの判断をし(ステップA1)、操作されたと
判断されたところで洗濯物量の検出を行なう(ステップ
A2)。この洗濯物量の検出は、撹拌体5を数回回転さ
せたときのモータ6の回転数を回転数センサ59により
検出することによって行なうもので、洗濯物量が多いほ
どモータ6の負荷量が多くなってその回転数が少なくな
るから、この回転数を検出することによって洗濯物量の
検出ができる。
【0031】この後、検出洗濯物量に合った洗濯水位の
設定をし(ステップA3)、その後に、その設定水位に
応じた必要洗剤量の算出をし(ステップA4)、次い
で、必要洗剤量の補正についての記憶値Rが−1である
か否かの判断をする(ステップA5)。ここで、洗濯機
の運転が最初であれば、記憶値Rは0で、−1ではない
ため、次にその記憶値Rが+1であるか否かの判断をし
(ステップA6)、ここても記憶値Rは+1ではないと
判断されるため、次に、上記設定水位に応じて算出した
必要洗剤量をそのまま表示器56に表示させる(ステッ
プA7)。図9の表示器56はその一例を示しており、
1.2カップの洗剤が必要であることを表示している。
使用者はこの表示された量の洗剤を内槽3内に投入すれ
ば良い。
【0032】この後、制御装置27は、給水弁18を開
放させて設定水位までの給水を行なう(ステップA
8)。そしてその後に、駆動機構7のモータ6により撹
拌体5を回転させることにより洗いを開始し(ステップ
A9)、次いで洗剤濃度を検出するに最適な時間として
1分が経過したか否かの判断をし(ステップA10)、
経過したと判断されたところで透過度センサ12による
洗剤濃度の検出を行なう(ステップA11)。
【0033】しかして次には、図12に示すように、上
述の検出結果から供給洗剤量の過不足の判断をするもの
で(ステップA12)、洗剤濃度が標準洗剤並みの場
合、供給洗剤量は適量と判断されるから、この場合、次
には洗いが終了時間に達したか否かの判断をし(ステッ
プA13)、達したと判断されたところで洗いを終了し
(ステップA14)、次行程へ進んで、最終的にステッ
プA1に戻る。
【0034】これに対して、上記ステップA12で供給
洗剤量が適量ではないと判断されると、次には供給洗剤
量が過剰であるか否かの判断をし(ステップA15)、
ステップA11での検出結果で洗剤濃度が標準洗剤より
高い場合、供給洗剤量は過剰であると判断されるから、
この場合、次には洗剤量記憶値tに+1の加算を行ない
(ステップA16)、その値を記憶して(ステップA1
7)、その後、その値が+3を上回ったか、すなわち、
供給洗剤量が過剰であるとの判断が3回を上回る回数あ
ったか否かの判断をする(ステップA18)。このステ
ップA18で洗剤量記憶値tが+3を上回らないと判断
されるうちは、ステップA13に進み、最終的にステッ
プA1に戻る。
【0035】又、上記ステップA15で供給洗剤量が過
剰でもないと判断されると、供給洗剤量は不足である
(ステップA8での検出結果では洗剤濃度が標準洗剤よ
り低い)と判断されるから、この場合、次には洗剤量記
憶値tから−1の減算を行ない(ステップA19)、そ
の値を記憶して(ステップA20)、その後、その値が
−3を下回ったか、すなわち、供給洗剤量が不足である
との判断が3回を上回る回数あったか否かの判断をする
(ステップA21)。このステップA21で洗剤量記憶
値tが−3を下回らないと判断されるうちは、上述同
様、ステップA13に進み、最終的にステップA1に戻
る。
【0036】このようにして洗濯を繰返すもので、その
繰返す中のステップA18で、洗剤量記憶値tが+3を
上回ったと判断されると、必要洗剤量の補正についての
記憶値Rに−1を書込み(ステップA22)、その値を
記憶して(ステップA23)、洗剤量記憶値tをクリア
すること(ステップA24)を行なった後、ステップA
13に進む。
【0037】又、ステップA21で、洗剤量記憶値tが
−3を下回ったと判断されると、必要洗剤量の補正につ
いての記憶値Rに+1を書込み(ステップA25)、そ
の値を記憶して(ステップA26)、洗剤量記憶値tを
クリアすること(ステップA27)を行なった後、やは
りステップA13に進む。
【0038】そして、これらの結果、先のステップA5
で、記憶値Rが−1であると判断されるようになると、
次には設定水位に応じて算出した必要洗剤量の補正(減
算)をし(ステップA28)、その後、記憶値Rをクリ
アすること(ステップA29)を行なって、ステップA
7に進み、補正した必要洗剤量を表示器56に表示させ
る。この場合、表示器56による原表示が先の1.2カ
ップであれば、表示器56は例えば0.1カップを減じ
た1.1カップを表示する。
【0039】又、ステップA6で、記憶値Rが+1であ
ると判断されるようになると、次には設定水位に応じて
算出した必要洗剤量の補正(加算)をし(ステップA3
0)、その後、記憶値Rをクリアすること(ステップA
31)を行なって、ステップA7に進み、補正した必要
洗剤量を表示器56に表示させる。この場合、表示器5
6による原表示が先の1.2カップであれば、表示器5
6は例えば0.1カップを加えた1.3カップを表示す
る。
【0040】このように本構成のものでは、洗剤は、基
本的に制御装置27による洗濯水位の設定に基づいてそ
の設定水位に応じた必要量が表示され、そして、透過度
センサ12による洗剤濃度の検出結果に基づく制御装置
27の供給洗剤量の過不足の判断によって表示量が調整
されるもので、それにより、洗剤の必要量を、洗濯水位
に応じてはもとより、洗剤の数ある種類の違いにも対応
して、より適切に表示できるものであり、従って、この
場合にも、洗剤の無駄使いや、あるいは洗濯効果不足と
いったことをより確実に解決することができる。
【0041】図13ないし図16は本発明の第3実施例
を示すもので、これは基本的には上記第2実施例と同様
のもので、以下、それとの相違点のみを述べる。すなわ
ち、このものの場合、前記ステップA1〜A4同様のス
テップB1〜B4(スタートスイッチの操作の判断か
ら、洗濯物量の検出、洗濯水位の設定、必要洗剤量の算
出まで)を経て、その後直ちに、ステップA7同様の算
出洗剤量(必要洗剤量)の表示を行なう(ステップB
5)。そして、ステップA8〜A11同様のステップB
6〜B9(給水から、洗いの開始、1分の経過の判断、
洗剤濃度の検出まで)を経、その後に、使用者により供
給された洗剤量の過不足の判断をする(ステップB1
0)。この場合、その供給洗剤量の判断は、例えば「適
量」と、「多め」、及び「更に多め」、並びに「少な
め」、「更に少なめ」の5段階にするもので、次にはそ
の判断結果を記憶する(ステップB11)。
【0042】そして、前記ステップA13,A14同様
のステップB12,B13(洗い終了の可否の判断、洗
いの終了の実行)を経て、更に必要な行程(図示省略)
を経、全運転の終了(ステップB14)をした後に、上
記ステップB11で記憶した供給洗剤量の判断結果の表
示をする(ステップB15)。この表示は、前記操作パ
ネル41の表示器56に図14ないし図16に示すよう
な表示をさせるもので、すなわち、記憶した供給洗剤量
の判断結果が「適量」であれば、図14の「100」に
よる100%の表示をし、「多め」であれば、図15の
「110」による110%の表示をし、更に図示しない
が「更に多め」であれば、「120」による120%の
表示をする。又、それとは反対に、「少なめ」であれ
ば、図16の「90」による90%の表示をし、更に図
示しないが「更に少なめ」であれば、「80」による8
0%の表示をする。よって、使用者はそれに基づき、次
回は洗剤量を相応に減量あるいは増量して供給すれば良
く、運転を数回繰返すうちに適量を供給できるようにな
る。
【0043】かくして、この場合にも、洗剤の必要量
を、洗濯水位に応じてはもとより、洗剤の数ある種類の
違いや個人差にも対応して、より適切に表示できるもの
であり、従って又、洗剤の無駄使いや、あるいは洗濯効
果不足といったことをより確実に解決することができ
る。
【0044】なお、洗濯水位設定手段としては、上述の
制御装置27でなくマニュアル操作されるスイッチ等で
あっても良い。この場合、位相差検出装置29や回転数
センサ59で例示した洗濯物量検出手段も具えられてい
なくても良い。そのほか、本発明は上記し且つ図面に示
した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0045】
【発明の効果】本発明の洗濯機は以上説明したとおりの
もので、下記の効果を奏する。請求項1の洗濯機におい
ては、洗濯水位を設定する洗濯水位設定手段と、洗濯槽
内に給水する給水手段とを具えると共に、洗濯槽内に洗
剤を供給する洗剤供給手段、及び洗濯槽内の水の洗剤濃
度を検出する洗剤濃度検出手段を具え、且つ、上記洗濯
水位設定手段による洗濯水位の設定に基づいて、給水時
にその設定水位まで給水手段に給水させると共に、その
設定水位に応じた必要量の洗剤を上記洗剤供給手段に供
給させ、その後の上記洗剤濃度検出手段による検出結果
から供給洗剤量の過不足を判断して上記洗剤供給手段に
よる洗剤供給量の調整をする制御手段を具えたことよ
り、洗剤を、洗濯水位に応じてはもとより、洗剤の種類
の違いにも対応して、より適切な量供給できて、洗剤の
無駄使いや、あるいは洗濯効果不足といったことをより
確実に解決できるという優れた効果を奏する。
【0046】請求項2の洗濯機においては、洗濯水位を
設定する洗濯水位設定手段と、洗濯槽内に給水する給水
手段とを具えると共に、必要洗剤量を表示する表示手
段、及び洗濯槽内の水の洗剤濃度を検出する洗剤濃度検
出手段を具え、且つ、上記洗濯水位設定手段による洗濯
水位の設定に基づいて、その設定水位に応じた必要洗剤
量を上記表示手段に表示させ、その後の上記洗剤濃度検
出手段による検出結果から供給洗剤量の過不足を判断し
て上記表示手段により表示する必要洗剤量の補正をする
制御手段を具えたことにより、洗剤の必要量を、洗濯水
位に応じてはもとより、洗剤の種類の違いにも対応し
て、より適切に表示できて、やはり、洗剤の無駄使い
や、あるいは洗濯効果不足といったことをより確実に解
決できるという優れた効果を奏する。
【0047】請求項3の洗濯機においては、洗濯水位を
設定する洗濯水位設定手段と、洗濯槽内に給水する給水
手段とを具えると共に、必要洗剤量を表示する表示手
段、及び洗濯槽内の水の洗剤濃度を検出する洗剤濃度検
出手段を具え、且つ、前記洗濯水位設定手段による洗濯
水位の設定に基づいて、その設定水位に応じた必要洗剤
量を前記表示手段に表示させ、その後の前記洗剤濃度検
出手段による検出結果から供給洗剤量の過不足を判断し
てその判断結果を前記表示手段に表示させる制御手段を
具えたことことにより、洗剤の必要量を、洗濯水位に応
じてはもとより、洗剤の種類の違いや個人差にも対応し
て、より適切に表示できて、やはり、洗剤の無駄使い
や、あるいは洗濯効果不足といったことをより確実に解
決できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す作用説明用のフロー
チャート
【図2】全体の破断側面図
【図3】透過度センサ部分の縦断面図
【図4】洗剤供給装置部分の縦断正面図
【図5】概略電気構成図
【図6】位相差検出装置の機能内容を説明するための波
形図
【図7】洗濯水の透過度の経時変化を示した図
【図8】本発明の第2実施例を示す図2相当図
【図9】操作パネル部分の平面図
【図10】図5相当図
【図11】作用説明用のフローチャートその1
【図12】同フローチャートその2
【図13】本発明の第3実施例を示す作用説明用のフロ
ーチャート
【図14】供給洗剤量の過不足表示の一例を示す図
【図15】同表示の異なる例を示す図
【図16】同表示の更に異なる例を示す図
【符号の説明】
3は内槽、12は透過度センサ(洗剤濃度検出手段)、
18は給水弁(給水手段)、20は洗剤供給装置(洗剤
供給手段)、27は制御装置(洗濯水位設定手段・制御
手段)、56は表示器(表示手段)を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯水位を設定する洗濯水位設定手段
    と、洗濯槽内に給水する給水手段とを具えると共に、洗
    濯槽内に洗剤を供給する洗剤供給手段、及び洗濯槽内の
    水の洗剤濃度を検出する洗剤濃度検出手段を具え、且
    つ、前記洗濯水位設定手段による洗濯水位の設定に基づ
    いて、給水時にその設定水位まで給水手段に給水させる
    と共に、その設定水位に応じた必要量の洗剤を前記洗剤
    供給手段に供給させ、その後の前記洗剤濃度検出手段に
    よる検出結果から供給洗剤量の過不足を判断して前記洗
    剤供給手段による洗剤供給量の調整をする制御手段を具
    えたことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 洗濯水位を設定する洗濯水位設定手段
    と、洗濯槽内に給水する給水手段とを具えると共に、必
    要洗剤量を表示する表示手段、及び洗濯槽内の水の洗剤
    濃度を検出する洗剤濃度検出手段を具え、且つ、前記洗
    濯水位設定手段による洗濯水位の設定に基づいて、その
    設定水位に応じた必要洗剤量を前記表示手段に表示さ
    せ、その後の前記洗剤濃度検出手段による検出結果から
    供給洗剤量の過不足を判断して前記表示手段により表示
    する必要洗剤量の補正をする制御手段を具えたことを特
    徴とする洗濯機。
  3. 【請求項3】 洗濯水位を設定する洗濯水位設定手段
    と、洗濯槽内に給水する給水手段とを具えると共に、必
    要洗剤量を表示する表示手段、及び洗濯槽内の水の洗剤
    濃度を検出する洗剤濃度検出手段を具え、且つ、前記洗
    濯水位設定手段による洗濯水位の設定に基づいて、その
    設定水位に応じた必要洗剤量を前記表示手段に表示さ
    せ、その後の前記洗剤濃度検出手段による検出結果から
    供給洗剤量の過不足を判断してその判断結果を前記表示
    手段に表示させる制御手段を具えたことを特徴とする洗
    濯機。
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