JP3542949B2 - ハンドレール装置 - Google Patents

ハンドレール装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3542949B2
JP3542949B2 JP2000250225A JP2000250225A JP3542949B2 JP 3542949 B2 JP3542949 B2 JP 3542949B2 JP 2000250225 A JP2000250225 A JP 2000250225A JP 2000250225 A JP2000250225 A JP 2000250225A JP 3542949 B2 JP3542949 B2 JP 3542949B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
flat
fixed
cylindrical
flat end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000250225A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002061231A (ja
Inventor
紀夫 中島
Original Assignee
新キャタピラー三菱株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新キャタピラー三菱株式会社 filed Critical 新キャタピラー三菱株式会社
Priority to JP2000250225A priority Critical patent/JP3542949B2/ja
Publication of JP2002061231A publication Critical patent/JP2002061231A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3542949B2 publication Critical patent/JP3542949B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、振動に強いハンドレール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なハンドレールは、パイプを曲げた両端をボルトや溶接にて固定する単純な構造である。
【0003】
しかしながら、この構造では、機体の振動を直接受けてしまうため、特に長さの長いハンドレールや高さの高いハンドレールの場合、根本部分に高荷重がかかり、振動により破壊してしまうという問題がある。
【0004】
この対策として、特開平9−125659号公報に示されるようなハンドレール装置が有効であるが、一方、この公報に示されるハンドレール装置は、2つのパイプ部材を嵌合してボルトにより固定する構造であるため、構造が複雑で、スタイリングが悪化するとともに、コストが高くなるなどの問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のハンドレール装置は、振動により破壊してしまうという強度的な問題か、構造が複雑で、スタイリングが悪化するとともに、コストが高くなるという問題かのいずれか一方を解決できない。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、振動に耐え得るとともに、構造がシンプルでスタイリングやコスト面でも優れたハンドレール装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された発明は、ハンドレール本体と、ハンドレール本体の一端部を取付相手に固定するねじと、ハンドレール本体のねじによる固定部分より軸方向離間位置に嵌合された弾性材料により成形された筒体と、筒体の外周面を保持して取付相手に固定する保持体とを具備し、ハンドレール本体の一端部は、ねじ、筒体および保持体により固定され、ハンドレール本体の他端部は、偏平状に形成された偏平端部を有し、偏平端部に密着して偏平端部を取付相手に押圧した状態で取付相手にねじ止めされるサポート体により挟圧固定されるハンドレール装置であり、これにより、ハンドレール本体の荷重を支える一端部は、筒体を介して保持体により固定し、また、荷重を支えるもう一方の他端部にはサポート体を取付けることにより、過大な振動に対しても十分な強度を持ったハンドレールを提供できる。特に、サポート体と取付相手とによりハンドレール本体の偏平端部が挟圧固定されるため、サポート体をねじ止めするねじの締付力が偏平端部の局所に集中することを防止して分散でき、ハンドレール本体の振動などにより、偏平端部がねじ止め部分から破損するおそれを防止できる。さらに、ハンドレール本体の端部をねじにより取付相手に固定するだけでなく、保持体により取付相手に固定された弾性材料の筒体によってハンドレール本体の軸方向離間位置をしっかりと保持するから、ねじだけでは規制できないハンドレール本体の振動を弾性材料の筒体により確実に規制しつつ吸収でき、取付相手から伝わる振動に十分耐え得る。また、従来の2つのパイプ部材を嵌合する構造でなく、ハンドレール本体を端部のねじと、筒体および保持体とにより部分的に保持するのみで良いから、構造がシンプルでスタイリングやコスト面でも優れている。
【0008】
請求項2に記載された発明は、請求項1記載のハンドレール装置において、ハンドレール本体にて筒体が嵌合される部分を含むほぼ全長は、円形断面を有し、ハンドレール本体のねじにより取付相手に固定される端部は、偏平形状に潰されて円形断面より拡大された幅を有し、筒体は、円筒を2分割した形状の2つの半円筒部を有するものであり、これにより、2つの半円筒部を有する筒体は、偏平形状に潰されて円形断面より拡大された幅を有する端部を通すことなく、ハンドレール本体の円形断面部分に直接嵌着でき、例えば、偏平形状に潰された端部を持つハンドレール本体を全体にわたり塗装した後に後から筒体を装着できるとともに、筒体の交換も可能である。
【0009】
請求項3に記載された発明は、請求項2記載のハンドレール装置において、2つの半円筒部の相互に対向する面に設けられた互いに嵌合する凸部および凹部を具備したものであり、これにより、凸部および凹部を嵌合させた2つの半円筒部は、組付時に円筒形状を保持して、ハンドレール本体への組付を容易にできるとともに、一体物として保持体内に維持されて、ハンドレール本体を確実に保持できる。
【0010】
求項に記載された発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載のハンドレール装置におけるハンドレール本体の偏平端部が、丸形断面の中空部材の端部を潰して形成され、サポート体は、ハンドレール本体の偏平端部と密着する平板部と、丸形断面の中空部材が偏平端部へ3次元的に変形する変形部と嵌合する3次元形状の凹状部とを具備したものであり、これにより、サポート体は、平板部により、ハンドレール本体の偏平端部を取付相手に押圧固定するだけでなく、凹状部により、ハンドレール本体の丸形断面が偏平端部へと3次元的に変形する変形部にも嵌合してこれを取付相手に押圧固定するので、ハンドレール本体を確実に固定できる。
【0011】
請求項に記載された発明は、請求項記載のハンドレール装置において、サポート体は、充填材としても機能する接着剤によりハンドレール本体に接着されたものであり、そして、この接着剤により、ハンドレール本体とサポート体との密着性を高め、サポート体が全面で荷重を均等に受けることで、サポート体によるハンドレール本体の固定を確実にできる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0013】
図3に示されるように、油圧ショベルの上部旋回体などの機体11から前方へ突設されたステップ12と、ステップを兼ねて工具などを収納するストレージボックス13と、機体11上に設置された燃料タンク14から前方へ突設されたステップ15とを経て燃料タンク14上まで、それらの左側部にハンドレール装置16が配設されている。燃料タンク14の左側部にはサイドミラー17が取付けられ、ストレージボックス13の右側部には、油圧ショベルのフロント作業機を装着するためのブラケット18が配設されている。
【0014】
ハンドレール装置16は、ハンドレール本体21を中心に設けられ、このハンドレール本体21は、図4に示されるように、垂直に形成された立上り部22と、この立上り部22の上端から斜め下方へ向って形成された上方へ凸状に彎曲されたハンドレール部23と、このハンドレール部23の下端から機体11側へ水平に折曲形成された下部取付部24とを備えている。
【0015】
ハンドレール本体21は、丸形断面の中空部材すなわち丸パイプを用いて成形し、その立上り部22の下端部には、丸パイプの端部を潰して偏平形状に形成された一方の偏平端部25が設けられている。
【0016】
図1および図2に示されるように、この偏平端部25に挿入されたボルトなどのねじ26により、偏平端部25が、取付相手としての燃料タンク14の前面に固定されている。
【0017】
さらに、ハンドレール本体21のねじ26による固定部分より軸方向離間位置、すなわち図1および図2では、ねじ26により固定された偏平端部25より上側の丸パイプ部分に、合成樹脂やゴムなどの弾性材料により成形された筒体27が嵌合され、この筒体27の外周面が、保持体28により保持されて取付相手の燃料タンク14の前面に固定されている。
【0018】
ハンドレール本体21にて筒体27が嵌合される部分を含むほぼ全長は、図5に示されるように円形断面を有するが、ハンドレール本体21の偏平形状に潰された偏平端部25は、図2に示されるように円形断面より拡大された幅を有する。
【0019】
そこで、筒体27は、図5および図6に示されるように、円筒を2分割した形状の2つの半円筒部31,32を有する。これらの半円筒部31,32の一端部および他端部には、フランジ部33,34が一体に形成されている。これらのフランジ部33,34の取付相手と接触する部分にはそれぞれ平部35が形成され、取付相手と干渉しないように考慮されている。
【0020】
図7に示されるように、2つの半円筒部31,32の相互に対向する面には、互いに嵌合する凸部36および凹部37が設けられている。これらの凸部36および凹部37は、図5に示されるように、各半円筒部31,32の上部での対向面と下部での対向面とにそれぞれ同様に設けられている。
【0021】
そして、図5および図6に示されるように2つの半円筒部31,32を突き合わせたときに、これらの凸部36と凹部37とが相互に嵌合して、2つの半円筒部31,32を位置決めできるとともに、凹部37への凸部36の圧入により2つの半円筒部31,32を一体化できる。
【0022】
さらに、図5および図6に示されるように、この筒体27を支えている前記保持体28は、各半円筒部31,32のフランジ部33,34間に巻掛けられる逆U字形の巻掛部41と、この巻掛部41の両側にそれぞれ折曲形成されて燃料タンク14の前面に固定される座板部42とを備えたクランプ金具であり、各々の座板部42には、ねじ挿入穴43がそれぞれ形成され、図1および図2に示されるように、これらの座板部42のねじ挿入穴43に挿入されたボルトなどのねじ44により、燃料タンク14の前面に固定される。
【0023】
また、ねじ26、筒体27および保持体28などにより固定されたハンドレール本体21の立上り部22側の一端部と同様に、図4に示されるように、ハンドレール本体21の下部取付部24側の他端部にも、丸形断面の中空部材すなわち丸パイプの端部を潰して偏平形状に形成された偏平端部46が設けられている。この偏平端部46は、下面側がへこむように形成され、その下面側にはサポート体47が取付られている。
【0024】
図8に示されるように、ハンドレール本体21の偏平端部46に穿設された複数の穴48と、サポート体47に設けられた複数のねじ穴49とが合致するように位置合せして、偏平端部46とサポート体47とが、充填材としても機能するシリコン系またはアクリル系の接着剤50を用いて接着されており、これにより、密着性を高め、荷重を均等に受けるようにする。
【0025】
このようにして一体化された偏平端部46およびサポート体47を取付相手としてのフレーム51の下面に当接し、フレーム51の上側からワッシャ52、フレーム51に穿設された穴53、偏平端部46の穴48を経て挿入されたボルトなどのねじ54を、サポート体47のねじ穴49に螺合して締付けることにより、ハンドレール本体21の偏平端部46は、サポート体47とフレーム51とにより挟圧された状態で、フレーム51にねじ止め固定されている。
【0026】
図8および図9に示されるように、このハンドレール下部のサポート体47は、ハンドレール本体21の偏平端部46と密着する平板部55と、丸形断面の中空部材が偏平端部46へ3次元的に変形する変形部56と嵌合する3次元形状の凹状部57とを有するサポート部材であり、鍛造または冷間成形にて製造する。要するに、サポート体47の平板部55および凹状部57は、ハンドレール本体21の潰し端と類似した3次元形状となっている。
【0027】
次に、図示された実施の形態の作用を説明する。
【0028】
ハンドレール本体21の立上り部22の固定は、図1および図2に示されるように偏平端部25をねじ26により取付相手の燃料タンク14の前面に固定するとともに、保持体28により燃料タンク14の前面に固定された弾性材料の筒体27によってハンドレール本体21の軸方向離間位置をしっかりと保持するから、ねじ26だけでは規制できないハンドレール本体21の振動を弾性材料の筒体27により確実に規制しつつ吸収でき、取付相手から伝わる振動に十分耐え得る。
【0029】
また、従来の2つのパイプ部材を嵌合する構造でなく、ハンドレール本体21を端部のねじ26と、筒体27および保持体28とにより部分的に保持するのみで良いから、構造がシンプルでスタイリングやコスト面でも優れている。
【0030】
さらに、図5および図6に示されるように、2つの半円筒部31,32を有する筒体27は、偏平形状に潰されて円形断面より拡大された幅を有する偏平端部25を通すことなく、ハンドレール本体21の円形断面部分に直接嵌着でき、例えば、偏平端部25を持つハンドレール本体21を全体にわたり塗装した後に後から筒体27を装着でき、また、筒体27の交換も可能である。
【0031】
これに関連して、図7に示されるように凸部36および凹部37を嵌合させた2つの半円筒部31,32は、組付時に円筒形状を保持して、ハンドレール本体21への組付を容易にできるとともに、一体物として保持体28の巻掛部41内に維持されて、ハンドレール本体21を確実に保持できる。
【0032】
一方、ハンドレール本体21の下部取付部24は、図8に示されるようにサポート体47と取付相手のフレーム51とによりハンドレール本体21の偏平端部46が挟圧固定されるため、サポート体47をねじ止めするねじ54の締付力が偏平端部46の局所に集中することを防止して分散でき、ハンドレール本体21の振動などにより、偏平端部46がねじ止め部分から破損するおそれを防止できる。
【0033】
さらに、サポート体47は、平板部55により、ハンドレール本体21の偏平端部46を取付相手のフレーム51に押圧固定するだけでなく、凹状部57により、ハンドレール本体21の丸形断面が偏平端部46へと3次元的に変形する変形部56にも嵌合してこれを取付相手のフレーム51に押圧固定するので、ハンドレール本体21を確実に固定できる。
【0034】
その際、充填材としても機能する接着剤50により、ハンドレール本体21の偏平端部46および変形部56とサポート体47との密着性を高め、サポート体47が全面で荷重を均等に受けることで、サポート体47によるハンドレール本体21の固定を確実にできる。
【0035】
このように、ハンドレール本体21の荷重を支える一方の固定端(上側)は、筒体27を介して保持体28により固定し、また、荷重を支えるもう一方の固定端(下側)には特殊な形状をしたサポート体47を取付けることにより、過大な振動に対しても十分な強度を持ったハンドレールを提供できる。また、一本のハンドレール本体21で構成できるため、構造がシンプルで、スタイリング上もすっきりとしたハンドレールとなっており、しかも、コストダウンも図れる。
【0036】
なお、前記ハンドレール本体21の立上り部22を取付相手に固定するねじ26、筒体27および保持体28は、反対側の下部取付部24に適用しても良い。
【0037】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ハンドレール本体の荷重を支える一端部は、筒体を介して保持体により固定し、また、荷重を支えるもう一方の他端部にはサポート体を取付けることにより、過大な振動に対しても十分な強度を持ったハンドレールを提供できる。特に、サポート体と取付相手とによりハンドレール本体の偏平端部が挟圧固定されるため、サポート体をねじ止めするねじの締付力が偏平端部の局所に集中することを防止して分散でき、ハンドレール本体の振動などにより、偏平端部がねじ止め部分から破損するおそれを防止できる。さらに、ハンドレール本体の端部をねじにより取付相手に固定するだけでなく、保持体により取付相手に固定された弾性材料の筒体によってハンドレール本体の軸方向離間位置をしっかりと保持するから、ねじだけでは規制できないハンドレール本体の振動を弾性材料の筒体により確実に規制しつつ吸収でき、取付相手から伝わる振動に十分耐え得る。また、従来の2つのパイプ部材を嵌合する構造でなく、ハンドレール本体を端部のねじと、筒体および保持体とにより部分的に保持するのみで良いから、構造がシンプルでスタイリングやコスト面でも優れている。
【0038】
請求項2記載の発明によれば、2つの半円筒部を有する筒体は、偏平形状に潰されて円形断面より拡大された幅を有する端部を通すことなく、ハンドレール本体の円形断面部分に直接嵌着でき、例えば、偏平形状に潰された端部を持つハンドレール本体を全体にわたり塗装した後に後から筒体を装着できるとともに、筒体の交換も容易にできる。
【0039】
請求項3記載の発明によれば、凸部および凹部を嵌合させた2つの半円筒部は、組付時に円筒形状を保持して、ハンドレール本体への組付を容易にできるとともに、一体物として保持体内に維持されて、ハンドレール本体を確実に保持できる。
【0040】
求項記載の発明によれば、サポート体は、平板部により、ハンドレール本体の偏平端部を取付相手に押圧固定するだけでなく、凹状部により、ハンドレール本体の丸形断面が偏平端部へと3次元的に変形する変形部にも嵌合してこれを取付相手に押圧固定するので、ハンドレール本体を確実に固定できる。
【0041】
請求項記載の発明によれば、充填材としても機能する接着剤により、ハンドレール本体とサポート体との密着性を高め、サポート体が全面で荷重を均等に受けることで、サポート体によるハンドレール本体の固定を確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハンドレール装置の一実施の形態を示す正面図である。
【図2】同上ハンドレール装置の断面図である。
【図3】同上ハンドレール装置が装着された機体の斜視図である。
【図4】(A)は同上ハンドレール装置におけるハンドレール本体の正面図、(B)はその底面図である。
【図5】同上ハンドレール装置におけるハンドレール本体の立上り部を固定する部分の断面図である。
【図6】同上立上り部を固定する筒体の平面図および保持体の断面図である。
【図7】同上筒体の軸方向の断面図である。
【図8】同上ハンドレール装置におけるハンドレール本体の下部取付部を固定する部分の断面図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【符号の説明】
14 取付相手としての燃料タンク
21 ハンドレール本体
26 ねじ
27 筒体
28 保持体
31,32 半円筒部
36 凸部
37 凹部
46 偏平端部
47 サポート体
50 接着剤
51 取付相手としてのフレーム
55 平板部
56 変形部
57 凹状部

Claims (5)

  1. ハンドレール本体と、
    ハンドレール本体の一端部を取付相手に固定するねじと、
    ハンドレール本体のねじによる固定部分より軸方向離間位置に嵌合された弾性材料により成形された筒体と、
    筒体の外周面を保持して取付相手に固定する保持体とを具備し、
    ハンドレール本体の一端部は、ねじ、筒体および保持体により固定され、
    ハンドレール本体の他端部は、偏平状に形成された偏平端部を有し、偏平端部に密着して偏平端部を取付相手に押圧した状態で取付相手にねじ止めされるサポート体により挟圧固定される
    ことを特徴とするハンドレール装置。
  2. ハンドレール本体にて筒体が嵌合される部分を含むほぼ全長は、円形断面を有し、
    ハンドレール本体のねじにより取付相手に固定される端部は、偏平形状に潰されて円形断面より拡大された幅を有し、
    筒体は、円筒を2分割した形状の2つの半円筒部を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のハンドレール装置。
  3. 2つの半円筒部の相互に対向する面に設けられた互いに嵌合する凸部および凹部
    を具備したことを特徴とする請求項2記載のハンドレール装置。
  4. ハンドレール本体の偏平端部は、丸形断面の中空部材の端部を潰して形成され、
    サポート体は、
    ハンドレール本体の偏平端部と密着する平板部と、
    丸形断面の中空部材が偏平端部へ3次元的に変形する変形部と嵌合する3次元形状の凹状部と
    を具備したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のハンドレール装置。
  5. サポート体は、充填材としても機能する接着剤によりハンドレール本体に接着された
    ことを特徴とする請求項記載のハンドレール装置。
JP2000250225A 2000-08-21 2000-08-21 ハンドレール装置 Expired - Lifetime JP3542949B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000250225A JP3542949B2 (ja) 2000-08-21 2000-08-21 ハンドレール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000250225A JP3542949B2 (ja) 2000-08-21 2000-08-21 ハンドレール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002061231A JP2002061231A (ja) 2002-02-28
JP3542949B2 true JP3542949B2 (ja) 2004-07-14

Family

ID=18739841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000250225A Expired - Lifetime JP3542949B2 (ja) 2000-08-21 2000-08-21 ハンドレール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3542949B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006183415A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd ハンドレール装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4062535B2 (ja) * 2004-01-07 2008-03-19 住友建機製造株式会社 建設機械のハンドレール装置
KR101078339B1 (ko) 2004-01-20 2011-10-31 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 동흡진기를 구비한 핸드레일
JP4506296B2 (ja) * 2004-06-14 2010-07-21 株式会社小松製作所 作業車両のハンドレール
JP2010031550A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Hitachi Constr Mach Co Ltd 泥上作業機
JP6419591B2 (ja) * 2015-01-22 2018-11-07 住友建機株式会社 ショベル
JP7098501B2 (ja) 2018-10-09 2022-07-11 キャタピラー エス エー アール エル パイプ部材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006183415A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd ハンドレール装置
JP4587212B2 (ja) * 2004-12-28 2010-11-24 キャタピラー エス エー アール エル ハンドレール装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002061231A (ja) 2002-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003214531A (ja) 均一密封のための車用差動カバー
JP3542949B2 (ja) ハンドレール装置
JP2008514873A (ja) ガス発生器カートリッジを固定するためのクランプリング
ES2229723T3 (es) Placa tubular.
JP3670035B2 (ja) 配管用クランプ
EP1834100A1 (fr) Chape de fixation et assemblage d'une piece sur un support au moyen de la dite chape
JP3613928B2 (ja) エンジンマウント装置
JP3862761B2 (ja) ガス発生器の固定構造
JP2005088868A (ja) 車両用ドアヒンジ装着構造
JP3566189B2 (ja) 外装板の取付金具
JPH0629042Y2 (ja) ダンパーブラケットの取付け構造
JP3897548B2 (ja) ラバークッション
JP3989998B2 (ja) エンジンマウントブラケット
EP1297983B1 (fr) Ligne d'échappement de véhicule automobile, comportant un batteur inertiel
JPH0739697Y2 (ja) プロペラシャフトのブラケット取付構造
JP6655108B2 (ja) 柱上設備用の装柱具
CN210739097U (zh) 一种用于汽车车身底部隔热垫的固定机构及工装
JPH09317944A (ja) 車両用エンジンの配管類のクランプ
JPH10324123A (ja) サスペンションアーム用部材
JPH0123015Y2 (ja)
JPH0682487U (ja) 車体への配管取付構造
KR100424018B1 (ko) 차량 도어의 그립 핸들의 비틀림 방지 마운트
JPH09119425A (ja) 被取付体のねじ止め構造
JP2594584Y2 (ja) 配管支持装置
JPH027221Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040108

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409

Year of fee payment: 7

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120409

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120409

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140409

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250