JP3542524B2 - 消臭、腐敗防止又は除菌用薬物体 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は微量のガスを放出して消臭、殺菌、防カビ、鮮度保持等に使用して好適な消臭、腐敗防止又は除菌用薬物体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から安定化二酸化塩素水溶液を用いて農家のハウス栽培の害虫駆除、細菌殺滅、病気予防、その他各使用箇所に応じて殺菌、除菌、消臭、鮮度保持等に使用する多種多様の消臭、腐敗防止又は除菌用薬物体は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】
ところで、従来の安定化二酸化塩素水溶液を用いて農家のハウス栽培の害虫駆除、細菌殺滅、病気予防、その他各使用箇所に応じて殺菌、除菌、消臭、鮮度保持等に使用する消臭、腐敗防止又は除菌用薬物体は使用手段を誤れば植物を枯らし、又は安定化二酸化塩素水溶液が人体に付着して被害を起こすおそれがあり、使い勝手が悪く、更に操作が不便でありその取り扱いを慎重に行わなくてはならないなどの欠点があった。
【0004】
この発明は上記の問題点を解決したものであつて、構造が簡単で複雑な操作を必要とせず取り扱いが容易であると共に簡便に使用が出来るもので、使い勝手が良く、使用便利な消臭、腐敗防止又は除菌用薬物体を得ることを目的としたものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
上記の目的を達成するためにこの発明は、安定化二酸化塩素水溶液1を入れて密封したアルミニウムを薄く紙のようにのばしたもので密封袋体2を形成し、更に不織布等の微細で無数の連通孔を備えた表布3の裏面に、通気性を有すると共に水分を通さない性質を備えた合成樹脂シート4を積層した生地5で袋体6を形成し、又更に袋体6内にN−ビニルアセトアミド重合体架橋物、ケイ酸カルシュウム又はその他安定化二酸化塩素水溶液を吸収出来る物などの賦活剤7と前記密封袋体2を入れると共に安定化二酸化塩素水溶液1が50グラムに対し賦活剤7を5グラムの割合で袋体6を密封し、且つ安定化二酸化塩素水溶液1を入れて密封した密封袋体2は、周縁を接着した接着縁部12を設けると共に接着縁部12の幅よりも小幅の開口縁部9を形成して押圧によって開口縁部9を開口して密封状態を破壊することができるように形成したものである。
【0006】
【実施例】
以下図面についてこの発明の実施例を説明すると、アルミニウムを薄く紙のようにのばしたもので気体、水分を通さない袋に安定化二酸化塩素水溶液1を入れて密封した密封袋体2を形成したものである(図1、図2参照)。
【0007】
又不織布等の微細で無数の連通孔を備えた表布3の裏面に、通気性を有すると共に水分を通さない性質を備えた合成樹脂シート4を積層した生地5で袋体6を形成したものである(図1〜図5参照)。
【0008】
又袋体6内にN−ビニルアセトアミド重合体架橋物、ケイ酸カルシュウム又はその他安定化二酸化塩素水溶液を吸収出来る物などの賦活剤7と安定化二酸化塩素水溶液1を封入した密封袋体2を入れると共に安定化二酸化塩素水溶液1が50グラムに対し賦活剤7を5グラムの割合で袋体6の周縁部14を接着して密封したものである(図1、図2参照)。
【0009】
又安定化二酸化塩素水溶液1を入れて密封した密封袋体2は図6に図示したように指先13による押圧によって開口することが容易確実にできるように密封袋体2の周縁を接着した接着縁部12の幅よりも小幅の開口縁部9を形成し、該開口縁部9を開口して密封状態を破壊することができてるように形成したものである(図3、図6、図7参照)。
【0010】
又密封袋体2は押圧によっての密封状態を破壊することで賦活剤7に対する二酸化塩素水溶液1の浸透によってゼリー状体8が形成されるようにしたものである(図3、図4、図6、図7参照)。
【0011】
又使用場所、例えば便所等に於いては「ヒノキ」の匂いがする香料を僅かに賦活剤7に混入しておくことによって「ヒノキ」の匂いがする消臭を行うことができるものである。
【0012】
又実験の結果安定化二酸化塩素水溶液1が50グラムに対し賦活剤7を5グラムの割合で混合させたものがガスの拡散が好適で2、3か月に亘り効果を良好に持続させることができたものである。
【0013】
【発明の作用効果】
この発明は以上のような構成であり、安定化二酸化塩素水溶液1とN−ビニルアセトアミド重合体架橋物、ケイ酸カルシュウム又はその他安定化二酸化塩素水 溶液を吸収出来る物などの賦活剤7とを混合してゼリー状体8が形成された状態の袋体6を所望の位置、即ち農家のハウス栽培時のハウス内、便所内、野菜、果物等の保存又は遺体の保存の為等に使用するものであるが、使用に際しては袋体6から微量の安定化二酸化塩素水溶液1のガスが数か月に亘って放出され消臭、殺菌、防カビ、鮮度保持等の作用を行うものである。
【0014】
又安定化二酸化塩素水溶液1を入れて密封したアルミニウムを薄く紙のようにのばしたもので密封袋体2を形成し、更に不織布等の微細で無数の連通孔を備えた表布3の裏面に、通気性を有すると共に水分を通さない性質を備えた合成樹脂シート4を積層した生地5で袋体6を形成し、又更に袋体6内にN−ビニルアセトアミド重合体架橋物、ケイ酸カルシュウム又はその他安定化二酸化塩素水溶液を吸収出来る物などの賦活剤7と前記密封袋体2を入れると共に袋体6を密封し、且つ密封袋体2の押圧によって密封状態を破壊することができて賦活剤7に対する安定化二酸化塩素水溶液1の浸透によってゼリー状体8が形成されるようにしたことによって安定化二酸化塩素水溶液1と賦活剤7とが分離されていて使用時にガスを発散するゼリー状体8とすることで消臭・殺菌等に好適なガスを数か月に亘り放出できて極めて経済的であり、又人体に安定化二酸化塩素水溶液が直接触れて支障を与えることがなく使用状極めて安全で衛生的である。
【0015】
又安定化二酸化塩素水溶液1を入れて密封した密封袋体2は図6に図示したように指先13による押圧によって開口することが容易確実にできるように密封袋体2の周縁を接着した接着縁部12の幅よりも小幅の開口縁部9を形成し、該開口縁部9を開口して密封状態を破壊することができるものである。
【0016】
又安定化二酸化塩素水溶液1が50グラムに対し賦活剤7を5グラムの割合で混合させたのでガスの拡散が好適で2、3か月に亘り効果を良好に持続させることができたものである。
【0017】
又構造が簡単で大量生産に適し安価に提供できる等の幾多の産業的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を切欠した正面図である。
【図2】図1に於けるA−A断面図である。
【図3】ゼリー状体を形成した状態の正面図である。
【図4】図3に於けるB−B断面図である。
【図5】図4に於けるA部の拡大面図である。
【図6】ゼリー状体の形成状態を示した説明図である。
【図7】密封袋体の一部を切欠した正面図である。
【符号の説明】
1 安定化二酸化塩素水溶液
2 密封袋体
3 表布
4 合成樹脂シート
5 生地
6 袋体
7 賦活剤
8 ゼリー状体
9 開口縁部
10 開口縁
11 袋状体
12 接着縁部
13 指先
14 周縁部
Claims (1)
- 安定化二酸化塩素水溶液1を入れて密封したアルミニウムを薄く紙のようにのばしたもので密封袋体2を形成し、更に不織布等の微細で無数の連通孔を備えた表布3の裏面に、通気性を有すると共に水分を通さない性質を備えた合成樹脂シート4を積層した生地5で袋体6を形成し、又更に袋体6内にN−ビニルアセトアミド重合体架橋物、ケイ酸カルシュウム又はその他安定化二酸化塩素水溶液を吸収出来る物などの賦活剤7と前記密封袋体2を入れると共に安定化二酸化塩素水溶液1が50グラムに対し賦活剤7を5グラムの割合で袋体6を密封し、且つ安定化二酸化塩素水溶液1を入れて密封した密封袋体2は、周縁を接着した接着縁部12を設けると共に接着縁部12の幅よりも小幅の開口縁部9を形成して押圧によって開口縁部9を開口して密封状態を破壊することができるように形成したことを特徴とする消臭、腐敗防止又は除菌用薬物体
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JP20533799A JP3542524B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 消臭、腐敗防止又は除菌用薬物体 |
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Family
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JP20533799A Expired - Fee Related JP3542524B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 消臭、腐敗防止又は除菌用薬物体 |
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1999
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