JPS6228979Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6228979Y2 JPS6228979Y2 JP1981104625U JP10462581U JPS6228979Y2 JP S6228979 Y2 JPS6228979 Y2 JP S6228979Y2 JP 1981104625 U JP1981104625 U JP 1981104625U JP 10462581 U JP10462581 U JP 10462581U JP S6228979 Y2 JPS6228979 Y2 JP S6228979Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sterilizing
- film bag
- vinylon film
- absorbent
- vapor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 claims description 30
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 claims description 16
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 claims description 16
- 229920002978 Vinylon Polymers 0.000 claims description 14
- 230000001877 deodorizing effect Effects 0.000 claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims description 6
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 229920000297 Rayon Polymers 0.000 claims description 3
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims description 3
- 239000002964 rayon Substances 0.000 claims description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 3
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 claims description 3
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 claims description 3
- 235000011837 pasties Nutrition 0.000 claims description 2
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 description 9
- 239000002781 deodorant agent Substances 0.000 description 5
- 238000004332 deodorization Methods 0.000 description 5
- 230000005906 menstruation Effects 0.000 description 5
- 239000000645 desinfectant Substances 0.000 description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 230000000844 anti-bacterial effect Effects 0.000 description 2
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 2
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000002175 menstrual effect Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 1
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 239000000796 flavoring agent Substances 0.000 description 1
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
- 230000003447 ipsilateral effect Effects 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 244000005700 microbiome Species 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 239000005022 packaging material Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 238000002791 soaking Methods 0.000 description 1
- 239000003206 sterilizing agent Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、殺菌、防臭生理用ナプキンに関す
る。
る。
(従来の技術)
従来、一般に使用されている生理用ナプキン
は、防水材で吸水材を積層し、これを不織布によ
り被覆してなるものである。
は、防水材で吸水材を積層し、これを不織布によ
り被覆してなるものである。
しかし、この従来のものでは、女性の生理時に
於ける月経血を吸収して異臭を発散し、周辺の人
達に不快感を与えると共に、雑菌の発生により、
不潔になり易すいものであつた。
於ける月経血を吸収して異臭を発散し、周辺の人
達に不快感を与えると共に、雑菌の発生により、
不潔になり易すいものであつた。
そこで、殺菌作用或いは防臭作用を有する生理
用ナプキンとして、例えば、実公昭51−4558号公
報に記載のものが公知である。
用ナプキンとして、例えば、実公昭51−4558号公
報に記載のものが公知である。
この従来の生理用ナプキンは、殺防菌剤を含浸
させた吸収芯材を、外側のものほど順次広幅とな
つた複数層の吸収紙で順次に被包し、このとき各
層の吸収紙の各折り重ね部分を上記吸収芯材の内
側において、かつ中央位置で等しく重ね合せるこ
とにより全体の厚さを中高とし、この積層体を適
当な外包材で被包して成るものであつた。
させた吸収芯材を、外側のものほど順次広幅とな
つた複数層の吸収紙で順次に被包し、このとき各
層の吸収紙の各折り重ね部分を上記吸収芯材の内
側において、かつ中央位置で等しく重ね合せるこ
とにより全体の厚さを中高とし、この積層体を適
当な外包材で被包して成るものであつた。
(考案が解決しようとする問題点)
前記従来の殺菌、防臭生理用ナプキンは、殺菌
剤または防臭剤を含浸させた吸収芯材を、吸収紙
と外包材で被包するものであるから、殺菌剤や防
臭剤が常時外包材から発散し、周囲の人達にナプ
キン使用を感ずかれやすいものであつた。
剤または防臭剤を含浸させた吸収芯材を、吸収紙
と外包材で被包するものであるから、殺菌剤や防
臭剤が常時外包材から発散し、周囲の人達にナプ
キン使用を感ずかれやすいものであつた。
また生理の少ない時でも多い時でも、殺菌剤や
防臭剤の発散量は同じである為、殺菌効果が防臭
効果が一定せず、かつ持続性にも問題があつた
た。
防臭剤の発散量は同じである為、殺菌効果が防臭
効果が一定せず、かつ持続性にも問題があつた
た。
そこで、本考案は、生理の多少に応じて殺菌剤
や防臭剤の発散量が増減され、常に一定の殺菌、
防臭効果を発揮し、かつ、これら効果の持続性に
優れた殺菌、防臭用生理ナプキンを提供すること
を目的とする。
や防臭剤の発散量が増減され、常に一定の殺菌、
防臭効果を発揮し、かつ、これら効果の持続性に
優れた殺菌、防臭用生理ナプキンを提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段)
前記目的を達成するため、本考案は、次の手段
を講じた。即ち、本考案の特徴とする処は、平常
は蒸気を通さない無数の微細孔を全面に有し、か
つ、湿気を吸収する性質と、湿気を吸収すると前
記微細孔が蒸気を通す通気孔に拡大する性質とを
有するビニロンフイルム袋体に、ペースト状また
は顆粒状のアルコール等の殺菌蒸気発散剤が封入
され、 前記ビニロンフイルム袋体の一側面に、クラツ
シユパルプ、薄葉紙などからなる吸収体が積層さ
れ、 前記ビニロンフイルム袋体と吸収体とが天然パ
ルプ、レーヨン等の化学、合成繊維などからなる
被覆材により被覆され、 前記被覆材の吸収体側の外面が局部当てがい面
に形成されている点にある。
を講じた。即ち、本考案の特徴とする処は、平常
は蒸気を通さない無数の微細孔を全面に有し、か
つ、湿気を吸収する性質と、湿気を吸収すると前
記微細孔が蒸気を通す通気孔に拡大する性質とを
有するビニロンフイルム袋体に、ペースト状また
は顆粒状のアルコール等の殺菌蒸気発散剤が封入
され、 前記ビニロンフイルム袋体の一側面に、クラツ
シユパルプ、薄葉紙などからなる吸収体が積層さ
れ、 前記ビニロンフイルム袋体と吸収体とが天然パ
ルプ、レーヨン等の化学、合成繊維などからなる
被覆材により被覆され、 前記被覆材の吸収体側の外面が局部当てがい面
に形成されている点にある。
(作用)
本考案の殺菌、防臭生理用ナプキンは、局部当
てがい面を局部にあてがつて使用される。月経血
は局部当てがい面を通つて吸収体に吸収される。
吸収体が湿気を吸収することにより、ビニロンフ
イルム袋体の微細孔が拡開して通気孔になり、ビ
ニロンフイルム袋体内に封入された殺菌蒸気発散
剤から蒸発する殺菌蒸気が通気孔から発散して周
辺の雰囲気中に充填される。しかして、周辺の微
細菌や異臭を発生する微粒子などを殺菌蒸気が包
むことにより殺菌あるいは異臭の発散が防止され
る。
てがい面を局部にあてがつて使用される。月経血
は局部当てがい面を通つて吸収体に吸収される。
吸収体が湿気を吸収することにより、ビニロンフ
イルム袋体の微細孔が拡開して通気孔になり、ビ
ニロンフイルム袋体内に封入された殺菌蒸気発散
剤から蒸発する殺菌蒸気が通気孔から発散して周
辺の雰囲気中に充填される。しかして、周辺の微
細菌や異臭を発生する微粒子などを殺菌蒸気が包
むことにより殺菌あるいは異臭の発散が防止され
る。
前記ビニロンフイルム袋体からの殺菌蒸気発散
量は、通気孔の大きさに比例し、この通気孔の大
きさは湿気の量により比例する為、生理の量が多
いときは発散量が多くなり、少ないときは少なく
なり、ほぼ一定の殺菌、防臭効果を発揮させる。
量は、通気孔の大きさに比例し、この通気孔の大
きさは湿気の量により比例する為、生理の量が多
いときは発散量が多くなり、少ないときは少なく
なり、ほぼ一定の殺菌、防臭効果を発揮させる。
そして、未使用時には殺菌蒸気は発生しないの
で、長期間未使用であつても、殺菌、防臭効果を
減じることがない。
で、長期間未使用であつても、殺菌、防臭効果を
減じることがない。
更に、使用中において、ビニロンフイルム袋体
の一側面は吸収体が積層され、他側面、即ち、外
面側は被覆材のみに接している為、殺菌蒸気は外
部にも発散しやすく、防臭性に優れたものとな
る。
の一側面は吸収体が積層され、他側面、即ち、外
面側は被覆材のみに接している為、殺菌蒸気は外
部にも発散しやすく、防臭性に優れたものとな
る。
(実施例)
本考案の一実施例図に基き詳述すれば、第1図
に示すペースト状または顆粒状のアルコール等の
殺菌蒸気発散剤2を封入したビニロンフイルム袋
体1からなる殺菌、防臭体Aに第3図に示す様に
クラツシユパルプ、薄葉紙などからなる吸収体B
を積層した内層体ABを、天然パルプ、レーヨン
等の化学、合成繊維などからなる被覆材Cにより
被覆し第2図に示す様に本考案の殺菌、防臭生理
用ナプキンを構成している。
に示すペースト状または顆粒状のアルコール等の
殺菌蒸気発散剤2を封入したビニロンフイルム袋
体1からなる殺菌、防臭体Aに第3図に示す様に
クラツシユパルプ、薄葉紙などからなる吸収体B
を積層した内層体ABを、天然パルプ、レーヨン
等の化学、合成繊維などからなる被覆材Cにより
被覆し第2図に示す様に本考案の殺菌、防臭生理
用ナプキンを構成している。
尚、各種、多種多用の提案されている生理用ナ
プキンに本考案の殺菌、防臭体Aを組合せる事に
より本考案の殺菌、防臭生理用ナプキンを構成す
る事は容易である。尚、殺菌、防臭体Aのビニロ
ンフイルム袋体1は多量の水をかけたり或は水に
つける事により溶解して了う特性を有するから水
洗便所などに流しても支障を来たす事もない特徴
を有するものである。
プキンに本考案の殺菌、防臭体Aを組合せる事に
より本考案の殺菌、防臭生理用ナプキンを構成す
る事は容易である。尚、殺菌、防臭体Aのビニロ
ンフイルム袋体1は多量の水をかけたり或は水に
つける事により溶解して了う特性を有するから水
洗便所などに流しても支障を来たす事もない特徴
を有するものである。
(考案の効果)
本考案によれば、生理の多少に応じて殺菌剤の
蒸発量が自動的に調節され、殺菌、防臭効果が一
定になり、また未使用時には殺菌蒸気は発生しな
いから長期間、殺菌、防臭効果を持続させること
ができるものである。
蒸発量が自動的に調節され、殺菌、防臭効果が一
定になり、また未使用時には殺菌蒸気は発生しな
いから長期間、殺菌、防臭効果を持続させること
ができるものである。
図面は本考案の一実施例図を示し、第1図は殺
菌、防臭体(一部切欠)の斜視図、第2図は生理
用ナプキンの斜視図、第3図はX−X線に於ける
同側断面図。 A……殺菌、防臭体、B……吸収体、AB……
内装体、C……被覆材、1……ビニロンフイルム
袋体、2……殺菌蒸気発散剤、3……微細孔、
3′……通気孔。
菌、防臭体(一部切欠)の斜視図、第2図は生理
用ナプキンの斜視図、第3図はX−X線に於ける
同側断面図。 A……殺菌、防臭体、B……吸収体、AB……
内装体、C……被覆材、1……ビニロンフイルム
袋体、2……殺菌蒸気発散剤、3……微細孔、
3′……通気孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 平常は蒸気を通さない無数の微細孔を全面に有
し、かつ、湿気を吸収する性質と、湿気を吸収す
ると前記微細孔が蒸気を通す通気孔に拡大する性
質とを有するビニロンフイルム袋体に、ペースト
状または顆粒状のアルコール等の殺菌蒸気発散剤
が封入され、 前記ビニロンフイルム袋体の一側面に、クラツ
シユパルプ、薄葉紙などからなる吸収体が積層さ
れ、 前記ビニロンフイルム袋体と吸収体とが天然パ
ルプ、レーヨン等の化学、合成繊維などからなる
被覆材により被覆され、 前記被覆材の吸収体側の外面が局部当てがい面
に形成されていることを特徴とする殺菌、防臭生
理用ナプキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10462581U JPS5810729U (ja) | 1981-07-13 | 1981-07-13 | 殺菌、防臭生理用ナプキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10462581U JPS5810729U (ja) | 1981-07-13 | 1981-07-13 | 殺菌、防臭生理用ナプキン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5810729U JPS5810729U (ja) | 1983-01-24 |
JPS6228979Y2 true JPS6228979Y2 (ja) | 1987-07-25 |
Family
ID=29899211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10462581U Granted JPS5810729U (ja) | 1981-07-13 | 1981-07-13 | 殺菌、防臭生理用ナプキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810729U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2529568Y2 (ja) * | 1992-03-05 | 1997-03-19 | 極東工業株式会社 | コンクリート製橋桁における発泡合成樹脂製中空枠 |
JPH07331614A (ja) * | 1994-06-14 | 1995-12-19 | Gifu Plast Ind Co Ltd | 橋げた用の埋込用型枠体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS514558U (ja) * | 1974-06-28 | 1976-01-13 |
-
1981
- 1981-07-13 JP JP10462581U patent/JPS5810729U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS514558U (ja) * | 1974-06-28 | 1976-01-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5810729U (ja) | 1983-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2895094B2 (ja) | 二成分系材料 | |
US4173046A (en) | Absorptive patient underpad | |
JP6307184B2 (ja) | 吸収性物品 | |
US3939838A (en) | Article for treating menstrual fluid | |
EP1960005B1 (en) | Absorbent product | |
AU2009219819B9 (en) | Absorbent article having an olfactory wetness signal | |
JPS5920001B2 (ja) | 吸収用具 | |
JP2010510819A (ja) | 抗微生物及び/又は吸臭コーティングを有する膜材料及び衛生用品 | |
JP2001029384A (ja) | 吸収性物品 | |
JP2016067912A5 (ja) | ||
ES2166469T3 (es) | Lamina de cubierta que comprende una pelicula no tejida y perforada. | |
JPS6228979Y2 (ja) | ||
WO2016047319A1 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2017158654A (ja) | 吸収性物品 | |
JP2004512862A (ja) | 高い対流的空気流速度を有する吸収性障壁構造体及びそれから作成される製品 | |
JP2021065568A (ja) | 吸収性物品の包装体 | |
JP2004316047A (ja) | 消臭調湿紙及びその製造方法 | |
KR200196072Y1 (ko) | 탈취방향 생리대 | |
JP6219051B2 (ja) | 吸収性シート | |
JP2022131484A (ja) | 吸収性物品 | |
JPH0511922U (ja) | 抗菌、防臭性生理用ナプキン | |
JP3095062U (ja) | 消臭及び調湿性シーツ | |
JPH02190Y2 (ja) | ||
JP2022131482A (ja) | 吸収性物品 | |
JP2022131483A (ja) | 吸収性物品 |