JPS6228979Y2 - - Google Patents

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JPS6228979Y2
JPS6228979Y2 JP1981104625U JP10462581U JPS6228979Y2 JP S6228979 Y2 JPS6228979 Y2 JP S6228979Y2 JP 1981104625 U JP1981104625 U JP 1981104625U JP 10462581 U JP10462581 U JP 10462581U JP S6228979 Y2 JPS6228979 Y2 JP S6228979Y2
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JP
Japan
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sterilizing
film bag
vinylon film
absorbent
vapor
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JP1981104625U
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JPS5810729U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、殺菌、防臭生理用ナプキンに関す
る。
(従来の技術) 従来、一般に使用されている生理用ナプキン
は、防水材で吸水材を積層し、これを不織布によ
り被覆してなるものである。
しかし、この従来のものでは、女性の生理時に
於ける月経血を吸収して異臭を発散し、周辺の人
達に不快感を与えると共に、雑菌の発生により、
不潔になり易すいものであつた。
そこで、殺菌作用或いは防臭作用を有する生理
用ナプキンとして、例えば、実公昭51−4558号公
報に記載のものが公知である。
この従来の生理用ナプキンは、殺防菌剤を含浸
させた吸収芯材を、外側のものほど順次広幅とな
つた複数層の吸収紙で順次に被包し、このとき各
層の吸収紙の各折り重ね部分を上記吸収芯材の内
側において、かつ中央位置で等しく重ね合せるこ
とにより全体の厚さを中高とし、この積層体を適
当な外包材で被包して成るものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の殺菌、防臭生理用ナプキンは、殺菌
剤または防臭剤を含浸させた吸収芯材を、吸収紙
と外包材で被包するものであるから、殺菌剤や防
臭剤が常時外包材から発散し、周囲の人達にナプ
キン使用を感ずかれやすいものであつた。
また生理の少ない時でも多い時でも、殺菌剤や
防臭剤の発散量は同じである為、殺菌効果が防臭
効果が一定せず、かつ持続性にも問題があつた
た。
そこで、本考案は、生理の多少に応じて殺菌剤
や防臭剤の発散量が増減され、常に一定の殺菌、
防臭効果を発揮し、かつ、これら効果の持続性に
優れた殺菌、防臭用生理ナプキンを提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案は、次の手段
を講じた。即ち、本考案の特徴とする処は、平常
は蒸気を通さない無数の微細孔を全面に有し、か
つ、湿気を吸収する性質と、湿気を吸収すると前
記微細孔が蒸気を通す通気孔に拡大する性質とを
有するビニロンフイルム袋体に、ペースト状また
は顆粒状のアルコール等の殺菌蒸気発散剤が封入
され、 前記ビニロンフイルム袋体の一側面に、クラツ
シユパルプ、薄葉紙などからなる吸収体が積層さ
れ、 前記ビニロンフイルム袋体と吸収体とが天然パ
ルプ、レーヨン等の化学、合成繊維などからなる
被覆材により被覆され、 前記被覆材の吸収体側の外面が局部当てがい面
に形成されている点にある。
(作用) 本考案の殺菌、防臭生理用ナプキンは、局部当
てがい面を局部にあてがつて使用される。月経血
は局部当てがい面を通つて吸収体に吸収される。
吸収体が湿気を吸収することにより、ビニロンフ
イルム袋体の微細孔が拡開して通気孔になり、ビ
ニロンフイルム袋体内に封入された殺菌蒸気発散
剤から蒸発する殺菌蒸気が通気孔から発散して周
辺の雰囲気中に充填される。しかして、周辺の微
細菌や異臭を発生する微粒子などを殺菌蒸気が包
むことにより殺菌あるいは異臭の発散が防止され
る。
前記ビニロンフイルム袋体からの殺菌蒸気発散
量は、通気孔の大きさに比例し、この通気孔の大
きさは湿気の量により比例する為、生理の量が多
いときは発散量が多くなり、少ないときは少なく
なり、ほぼ一定の殺菌、防臭効果を発揮させる。
そして、未使用時には殺菌蒸気は発生しないの
で、長期間未使用であつても、殺菌、防臭効果を
減じることがない。
更に、使用中において、ビニロンフイルム袋体
の一側面は吸収体が積層され、他側面、即ち、外
面側は被覆材のみに接している為、殺菌蒸気は外
部にも発散しやすく、防臭性に優れたものとな
る。
(実施例) 本考案の一実施例図に基き詳述すれば、第1図
に示すペースト状または顆粒状のアルコール等の
殺菌蒸気発散剤2を封入したビニロンフイルム袋
体1からなる殺菌、防臭体Aに第3図に示す様に
クラツシユパルプ、薄葉紙などからなる吸収体B
を積層した内層体ABを、天然パルプ、レーヨン
等の化学、合成繊維などからなる被覆材Cにより
被覆し第2図に示す様に本考案の殺菌、防臭生理
用ナプキンを構成している。
尚、各種、多種多用の提案されている生理用ナ
プキンに本考案の殺菌、防臭体Aを組合せる事に
より本考案の殺菌、防臭生理用ナプキンを構成す
る事は容易である。尚、殺菌、防臭体Aのビニロ
ンフイルム袋体1は多量の水をかけたり或は水に
つける事により溶解して了う特性を有するから水
洗便所などに流しても支障を来たす事もない特徴
を有するものである。
(考案の効果) 本考案によれば、生理の多少に応じて殺菌剤の
蒸発量が自動的に調節され、殺菌、防臭効果が一
定になり、また未使用時には殺菌蒸気は発生しな
いから長期間、殺菌、防臭効果を持続させること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例図を示し、第1図は殺
菌、防臭体(一部切欠)の斜視図、第2図は生理
用ナプキンの斜視図、第3図はX−X線に於ける
同側断面図。 A……殺菌、防臭体、B……吸収体、AB……
内装体、C……被覆材、1……ビニロンフイルム
袋体、2……殺菌蒸気発散剤、3……微細孔、
3′……通気孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 平常は蒸気を通さない無数の微細孔を全面に有
    し、かつ、湿気を吸収する性質と、湿気を吸収す
    ると前記微細孔が蒸気を通す通気孔に拡大する性
    質とを有するビニロンフイルム袋体に、ペースト
    状または顆粒状のアルコール等の殺菌蒸気発散剤
    が封入され、 前記ビニロンフイルム袋体の一側面に、クラツ
    シユパルプ、薄葉紙などからなる吸収体が積層さ
    れ、 前記ビニロンフイルム袋体と吸収体とが天然パ
    ルプ、レーヨン等の化学、合成繊維などからなる
    被覆材により被覆され、 前記被覆材の吸収体側の外面が局部当てがい面
    に形成されていることを特徴とする殺菌、防臭生
    理用ナプキン。
JP10462581U 1981-07-13 1981-07-13 殺菌、防臭生理用ナプキン Granted JPS5810729U (ja)

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JP10462581U JPS5810729U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 殺菌、防臭生理用ナプキン

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Publication Number Publication Date
JPS5810729U JPS5810729U (ja) 1983-01-24
JPS6228979Y2 true JPS6228979Y2 (ja) 1987-07-25

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ID=29899211

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JP10462581U Granted JPS5810729U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 殺菌、防臭生理用ナプキン

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2529568Y2 (ja) * 1992-03-05 1997-03-19 極東工業株式会社 コンクリート製橋桁における発泡合成樹脂製中空枠
JPH07331614A (ja) * 1994-06-14 1995-12-19 Gifu Plast Ind Co Ltd 橋げた用の埋込用型枠体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS514558U (ja) * 1974-06-28 1976-01-13

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JPS514558U (ja) * 1974-06-28 1976-01-13

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JPS5810729U (ja) 1983-01-24

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