JP3167382U - くすのき芳香袋 - Google Patents

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【課題】 樹木類(楠、杉、松など)に樟脳オイル(樟脳油)の成分として保有する芳香、防虫、消臭、脱臭などの作用を利用し芳香材としたものを、袋内に封入してくすのき芳香袋とすることにより、取り扱いやすく、使用に便利なくすのき芳香袋とする。【解決手段】 樹木類の細片、板、チップ、おが屑などを主材とし、適量の樟脳オイルを加えた芳香材を、浸透性のある合成樹脂製袋、不織布、和紙様袋に封入したことを特徴とするくすのき芳香袋、前記記載の芳香材を、浸透性のある合成樹脂製袋、不織布、和紙様袋に封入したことを特徴とするくすのき芳香袋。【選択図】図1

Description

この考案は、樟脳オイル(樟脳油)を用いた芳香材を匂いの発散する袋内に封入することにより、取り扱いに便利なくすのき芳香袋とする技術に関するものである。
楠材は、その成分として芳香を保有しており、木材として利用するとその芳香を放ち、とくに水などの液体に濡れるとその芳香は一段と増加する。さらに樟脳オイルは、芳香に加え、防虫、消臭、脱臭などの成分を含み、またそれらの芳香は精神安定のための薬用効果を有するといわれている。
この考案は、樹木類(楠、杉、松など)と樟脳オイルの成分として保有する芳香、薬用効果を利用し、それらの木片に樟脳オイルを滲み込ませた芳香材を、袋内に封入して芳香袋とすることにより、芳香として発散させ、取り扱いやすく、使用に便利なくすのき芳香袋とする。
樹木類の細片、板、チップ、おがくずを主材とし、適量の樟脳オイルを加えた芳香材を、浸透性のある合成樹脂製袋内に封入したことを特徴とする芳香袋は、芳香材が浸透して発散、持続し、さらにそれを不織布、和紙様(よう)の袋で覆うことを特徴とする前記記載の芳香袋は、不織布材、和紙材により浸透を調節してべたつくこともない。また樹木類の細片、板、チップ、おがくずなどを主材とし、適量の樟脳オイルを加えた芳香材を、不織布、和紙様の袋内に封入したことを特徴とする芳香袋は、直接、不織布材、和紙材のもつ浸透性の特徴を利用し、またそれを浸透性のある合成樹脂製袋で覆った芳香袋は、水分、湿気分に対応して有効であり、芳香の自然的な発散と取り扱いの利便を計る。
この考案のくすのき芳香袋を、居間、寝室、台所、トイレ、浴場などに配置することにより、芳香といやし効果を得ることが出来る。防臭用、脱臭用、消臭用として、台所、トイレ、ゴミ箱、下駄箱、靴箱などに配置することも効果的である。また防虫剤としても、衛生害虫の忌避に効果をもたらす。すなわちこの考案のくすのき芳香袋は、快い匂いを放つことにより、心身をリラックスさせる癒し効果をもたらし、それは精神安定につながる。この考案のくすのき芳香袋は、他にクローゼット、机上、卓上、台上などに配置し、またはバッグなどに入れて持ち歩くことによって、そのような芳香と、その癒し効果の作用を利用することが出来、長時間にわたりその香りを楽しむことができる。
樹木の細片、板、チップ、おがくずなどを主材とし、適量の樟脳オイルを加えた芳香材を、塩化ビニール製袋内に封入したことを特徴とするくすのき芳香袋、不織布、和紙様の袋で覆うことを特徴とする前記記載のくすのき芳香袋、樹木の細片、板、チップ、おがくずなどを主材とし、適量の樟脳オイルを加えた芳香材を、不織布、和紙様の袋内に直接、封入したことを特徴とするくすのき芳香袋。
添付図面によってこの考案のくすのき芳香袋を説明すると、図1に示すように合成樹脂製袋、たとえば、塩化ビニール製の透明または不透明な袋(1)内に、乾燥した楠材の細片、板、チップ、おが屑(2)などを主材とし、適量の樟脳オイルを加えた芳香材(3)を入れ、封入してくすのき芳香袋(A)とする。ここに用いる芳香材は楠材を主材とし、適量の樟脳オイルを加えたことを特徴とする芳香材(3)であり、芳香を有し、防虫、消臭、脱臭などの作用を有する。芳香材(3)は楠材または製材により生ずる楠材の排出片を用い、常温下で適量の樟脳オイルと、チップのものは攪拌、混合などして得ることができ、天然の楠材を利用し、複雑な工程を必要としない方法により製造することができる。
この芳香袋(A)は、その中にある樟脳オイルは非常に浸透性が強く、塩化ビニール製の袋内に入れて封印しても、塩化ビニール材の極く微小な孔を通じて外部に浸透し、その匂いを発散させる。したがって設置に適した大きさの袋に入れ、目的に応じた場所に配置するのに都合がよく、長時間にわたり乾燥せず使用でき、芳香袋として好適である。すなわちそれは楠材の細片、板、チップ、おが屑などに、直接空気や水分が触れないため、香りの揮発するのを遅らせる。ここで樟脳オイルは粒子が細かいため、塩化ビニール材に浸透発散する作用があり、したがって徐々に香りが発散する事となる。またこのような塩化ビニール製袋に入れることにより、水に流されたり風などにより飛び散ったりしない。
図2は、図1に示す塩化ビニール製の透明または不透明な袋(1)を、不織布製の袋(f)で包んだくすのき芳香袋(B)である。不織布材の一例としては、現在、茶漉し用として市販され、使用されている薄手のもの、あるいは接着芯としてポリエチレン、ポリエステル、レーヨンなどを使用して製作される厚手のものを用途に応じて選択する。
図3は、前記の芳香材(3)を直接、不織布製の袋(f)に入れた芳香袋(C)である。これは不織布材のもつ浸透、発散性の特徴を利用し、簡便に包装できるものである。
図4は、図3の芳香袋(C)を前記の塩化ビニール製の透明または不透明な袋(1)で覆った芳香袋(D)であり、香りを発散させ、水分、湿気分に対して対応し有効である。
適当な容器内に落葉、枯葉などを入れたり、または造花を飾り、その中に前記した芳香袋(A)、(B)、(C)、(D)を配置しておくことにより、インテリヤ製品として好適となる。
楠材は心よい芳香を有し、その成分はまた防腐作用を有するものとして知られている。この楠材が建築材として柱、基礎材などに使用される際に生ずる木材周囲の裁断された搬出片は、前記の有効成分を持つにも拘わらず、押し並べて廃棄されているのであるが、廃棄に当たっては廃材運搬費や、焼却費などの費用を要し、中でも焼却は煙の排出による公害を発生させることから問題とされており、その処分に困惑している現状にある。この考案はこのような楠材の排出材の再利用と有効利用にも着目し、それら楠材の排出材を細片、薄めの板とし、チップ状のものは2〜3mmに裁断し、またはおが屑状にし、それに楠材から抽出された樟脳オイルを適量に加え、攪拌、混合などして芳香材を製造し、それらを塩化ビニール製袋などに封入して使用する。この香りは、衛生害虫などの忌避に卓効がある。なお、前述の楠の排出材によらないで、楠材そのものを主材としてもよい。
樟脳を、浸透性のある合成樹脂製袋に封入して芳香袋にしてもよい。
この考案のくすのき芳香袋は、多用途、多方面に利用することができるものである。
この考案のくすのき芳香袋を示す図。 この考案のくすのき芳香袋の他の例を示す図。 この考案のくすのき芳香袋のさらに他の例を示す図。 この考案のくすのき芳香袋のさらに他の例を示す図。
(A)、(B)、(C)、(D) くすのき芳香袋
(1) 透明または不透明な袋
(2) くすのき材の細片、板、チップ、おが屑
(3) 芳香材
(f) 不織布製の袋

Claims (5)

  1. 樹木類の細片、板、チップ、おが屑などを主材とし、適量の樟脳オイルを加えた芳香材を、浸透性のある合成樹脂製袋内に封入したことを特徴とするくすのき芳香袋。
  2. 不織布、和紙様の袋で覆うことを特徴とする請求項1記載のくすのき芳香袋。
  3. 樹木類の細片、板、チップ、おが屑などを主材とし、適量の樟脳オイルを加えた芳香材を、不織布、和紙様の袋内に封入したことを特徴とするくすのき芳香袋。
  4. 浸透性のある合成樹脂製袋で覆ったことを特徴とする請求項3記載のくすのき芳香袋。
  5. 樟脳を、浸透性のある合成樹脂製袋に封入した事を特徴とする芳香袋。
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