JP3133559U - 芳香袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】ひば材ならびにひば油の成分として保有する芳香、抗菌、防虫、消臭、脱臭などの作用を利用し放香材としたものを、袋内に封入して芳香袋とすることにより、取り扱い易く、使用に便利な芳香袋を提供する。
【解決手段】ひば材の細片、板、チップ2などを主材とし、適量のひば油を加えた芳香材3を、浸透性のある合成樹脂製袋、不織布様袋に封入したことを特徴とする芳香袋A、ヒノキチオールを加えたことを特徴とする前記記載の芳香材を、浸透性のある合成樹脂製袋、不織布様袋に封入したことを特徴とする芳香袋、および紙粘土材にひば油を加え乾燥させ固形状またはチップ状とした芳香材を、匂いが発散するような材質の袋内に封入したことを特徴とする芳香袋。
【選択図】図1
【解決手段】ひば材の細片、板、チップ2などを主材とし、適量のひば油を加えた芳香材3を、浸透性のある合成樹脂製袋、不織布様袋に封入したことを特徴とする芳香袋A、ヒノキチオールを加えたことを特徴とする前記記載の芳香材を、浸透性のある合成樹脂製袋、不織布様袋に封入したことを特徴とする芳香袋、および紙粘土材にひば油を加え乾燥させ固形状またはチップ状とした芳香材を、匂いが発散するような材質の袋内に封入したことを特徴とする芳香袋。
【選択図】図1
Description
この考案は、ひば油を用いた芳香材を匂いの発散する袋内に封入することにより、取り扱いに便利な芳香袋とする技術に関するものである。
ひば材は、その成分として芳香を保有しており、木材として利用するとその芳香を放ち、とくに水などの液体に濡れるとその芳香は一段と増加する。さらにひば油は、芳香に加え、抗菌、防虫、消臭、脱臭などの成分を多量に含み、またそれらの芳香は精神安定のための薬用効果を有すると云われている。
この考案は、ひば材とひば油の成分として保有する芳香、薬用効果を利用し、その木片やひば油の有する芳香、抗菌、防虫、消臭、脱臭などの作用を利用し放香材としたもの、また紙粘土材にひば油を滲み込ませた芳香材を、袋内に封入して芳香袋とすることにより、芳香として発散させ、取り扱い易く、使用に便利な芳香袋とする。
ひば材の細片、板、チップなどを主材とし、適量のひば油を加えた芳香材を、浸透性のある合成樹脂製袋内に封入したことを特徴とする芳香袋、ヒノキチオールを加えたことを特徴とする前記記載の芳香材を、浸透性のある合成樹脂製袋内に封入したことを特徴とする芳香袋は、放香材が浸透して発散、持続し、さらにそれを不織布様(よう)の袋で覆うことを特徴とする前記記載の芳香袋は、不織布材により浸透を調節してべたつくことなく、ひば材の細片、板、チップなどを主材とし、適量のひば油を加えた芳香材を、不織布様の袋内に封入したことを特徴とする芳香袋、ヒノキチオールを加えたことを特徴とする前記記載の芳香材を、不織布様の袋内に封入したことを特徴とする芳香袋は、直接、不織布材のもつ浸透性の特徴を利用し、またそれを浸透性のある合成樹脂製袋で覆った芳香袋は、水分、湿気分に対応して有効であり、さらに紙粘土材にひば油を加え、乾燥させ固形状またはチップ状とした芳香材を、匂いが発散するような材質の袋内に封入したことを特徴とする芳香袋は、紙粘土材に芳香材を滲み込ませることにより、芳香の自然的な発散と取り扱いの利便を計る。
この考案の芳香袋を、居間、寝室、台所、トイレット、浴場などに配置することによって、芳香と癒し効果を得ることができる。防臭用、脱臭用、消臭用として、台所、トイレット、ごみ箱、下駄箱、靴箱などに配置することも効果的である。また防虫材としても、蚊、白蟻、ごきぶり、家だになどの不快害虫に対して、床下などに配置することにより忌避に効果ををもたらす。すなわちこの考案の芳香袋は、こころよい匂いを放つことにより、心身をリラックスさせる癒し効果をもたらし、それは精神安定につながる。この考案の芳香袋は、他にクローゼットなどの身辺、机上、卓上、台上、床上などに配置し、またはバッグなどに入れて持ち歩くことによって、そのような芳香と、その癒し効果の作用を利用することができ、長時間にわたりその香りを楽しみ、嗜むことができる。
ひば材の細片、板、チップなどを主材とし、適量のひば油を加えた芳香材を、塩化ビニール製袋内に封入したことを特徴とする芳香袋、ヒノキチオールを加えたことを特徴とする前記記載の芳香材を、塩化ビニール製袋内に封入したことを特徴とする芳香袋、不織布様の袋で覆うことを特徴とする前記記載の芳香袋、ひば材の細片、板、チップなどを主材とし、適量のひば油を加えた芳香材を、不織布様の袋内に直接、封入したことを特徴とする芳香袋、ヒノキチオールを加えたことを特徴とする前記記載の芳香材を、不織布様の袋内に直接、封入したことを特徴とする芳香袋、またそれを塩化ビニール製袋で覆った芳香袋、紙粘土材にひば油を加え乾燥させ固形状またはチップ状とした芳香材を、匂いが発散するような材質の袋内に封入したことを特徴とする芳香袋。
添付図面によってこの考案の芳香袋を説明すると、図1に示すように合成樹脂製袋、たとえば、塩化ビニール製の透明または不透明な袋(1)内に、ひば材の細片、板、チップ(2)などを主材とし、適量のひば油を加えた芳香材(3)を入れ、封入して芳香袋(A)とする。ここに用いる放香材は前記のひば材を主材とし、適量のひば油と、必要に応じ、ヒノキチオール少量を加えたことを特徴とする芳香材(3)であり、芳香を有し、抗菌、防虫、消臭、脱臭などの作用を有する。この芳香材(3)はひば材または製材により生ずるひば材の排出片を用い、常温下で適量のひば油と、必要に応じ、ヒノキチオールを加え、チップのものは攪拌、混合などして得ることができ、天然のひば材を利用し、複雑な工程を必要としない方法により製作することができる。
この芳香袋(A)は、その中にあるひば油は非常に浸透性が強く、塩化ビニール製の袋内に入れて封緘しても、塩化ビニール材の極く微小な孔を通じて外部に浸透し、その匂いを発散させる。したがって適宜の大きさの袋に入れ、適宜の場所に配置するのに都合がよく、長時間にわたり乾燥せず使用でき、芳香袋として好適である。すなわちそれはひば材の細片、板、チップなどに、直接空気や水分が触れないため、香りの揮発するのを遅らせる。ここでひば油は粒子が細かいため、塩化ビニール材に浸透発散する作用があり、したがって徐々に香りが発散することとなる。またこのような塩化ビニール製袋に入れることにより、水に流されたり風などにより飛び散ったりしない。
図2は、図1に示す塩化ビニール製の透明または不透明な袋(1)を、不織布製の袋(f)で包んだ芳香袋(B)である。それに用いる不織布材の一例としては、現在、茶漉し用として市販され、使用されている薄手のもの、あるいは接着芯としてポリエチレン、ポリエステル、レーヨンなどを使用して製作される厚手のものを適宜選択して用いる。
図3は、前記の放香材(3)を直接、不織布製の袋(f)に入れた芳香袋(C)である。これは不織布材のもつ浸透、発散性の特徴を利用し、簡便に包装できるものである。
図4は、図3の芳香袋(C)を前記の塩化ビニール製の透明または不透明な袋(1)で覆った芳香袋(D)であり、香りを発散させ、水分、湿気分に対して対応し有効である。
図5は紙粘土材にひば油を加え乾燥させ固形状またはチップ状とした芳香材(3’)を、匂いが発散するような材質の袋体(f’)[前述した塩化ビニール、あるいは不織布様の材質、その他]内に封入した芳香袋(E)である。紙粘土材にひば油を加え乾燥させ固形状またはチップ状とした芳香材(3’)は、紙粘土材にひば油を加え乾燥させ固形状またはチップ状とすることにより、紙粘土材にひば油を滲み込ませることにより、とくにチップ状のものはさらさらとした状態を保持し、芳香の自然的な発散を持続させ、取り扱いに便利となる。
適当な容器内に落葉・枯葉などを入れたり、または造花を飾り、その中に前記した芳香袋(A),(B),(C),(D),(E)を配置しておくことにより、インテリヤ製品として好適となる。
ひば材は心よい芳香を有し、その成分はまた防腐作用を有するものとして知られている。このひば材が建築材として柱、基礎材などに使用される際に生ずる木材周囲の裁断された排出片は、前記の有効成分を持つにも拘らず、押し並べて廃棄されているのであるが、廃棄に当たっては廃材運搬費や、焼却費などの費用を要し、中でも焼却は煙の排出による公害を発生させることから問題とされており、その処分に困惑している現状にある。この考案はこのようなひば材の排出材の再利用と有効利用に着目し、それらひば材の排出材を細片、薄目の板とし、チップ状のものは2〜3mmに細断し、それにひば材から抽出されたひば油を適量、さらに必要に応じ、ヒノキチオールを加え、チップ状のものについては攪拌、混合などして芳香材を製造し、それらを塩化ビニール製袋などに封入して使用する。ヒノキチオールはそれを加えることにより、ごきぶりなどの害虫の忌避に卓効がある。なお、前述のひばの排出材によらないで、ひば材そのものを主材としてもよい。紙粘土材にひば油を加え乾燥させた材質の芳香材を使用する芳香袋は、芳香の自然的な発散を持続させ、取り扱いに便利である。
この考案の放香袋は、多用途、多方面に利用することができるものである。この考案の芳香袋に入れる芳香材は、天然のひば材を使用し、また高価で優良なひば材より生ずる排出材を棄捨、廃棄することなく利用し、それによって資源を無駄なく、再利用することにより、貴重な天然木材資源の再利用、活用に貢献できる。
(A),(B),(C),(D),(E) 芳香袋
(1) 透明または不透明な袋
(2) ひば材の細片、板、チップ
(3),(3’) 芳香材
(f) 不織布製の袋
(f’) 袋体
(1) 透明または不透明な袋
(2) ひば材の細片、板、チップ
(3),(3’) 芳香材
(f) 不織布製の袋
(f’) 袋体
Claims (7)
- ひば材の細片、板、チップなどを主材とし、適量のひば油を加えた芳香材を、浸透性のある合成樹脂製袋内に封入したことを特徴とする芳香袋。
- ヒノキチオールを加えたことを特徴とする請求項1記載の芳香材を、浸透性のある合成樹脂製袋内に封入したことを特徴とする芳香袋。
- 不織布様の袋で覆うことを特徴とする請求項1および請求項2記載の芳香袋。
- ひば材の細片、板、チップなどを主材とし、適量のひば油を加えた芳香材を、不織布様の袋内に封入したことを特徴とする芳香袋。
- ヒノキチオールを加えたことを特徴とする請求項4記載の芳香材を、不織布様の袋内に封入したことを特徴とする芳香袋。
- 浸透性のある合成樹脂製袋で覆ったことを特徴とする請求項4および請求項5記載の芳香袋。
- 紙粘土材にひば油を加え乾燥させ固形状またはチップ状とした芳香材を、匂いが発散するような材質の袋内に封入したことを特徴とする芳香袋。
Priority Applications (1)
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JP2007001359U JP3133559U (ja) | 2007-02-02 | 2007-02-02 | 芳香袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007001359U JP3133559U (ja) | 2007-02-02 | 2007-02-02 | 芳香袋 |
Publications (1)
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JP3133559U true JP3133559U (ja) | 2007-07-19 |
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Family Applications (1)
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JP2007001359U Expired - Fee Related JP3133559U (ja) | 2007-02-02 | 2007-02-02 | 芳香袋 |
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2007
- 2007-02-02 JP JP2007001359U patent/JP3133559U/ja not_active Expired - Fee Related
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