JP3533007B2 - カラーセンサ及び画像形成装置 - Google Patents
カラーセンサ及び画像形成装置Info
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- JP3533007B2 JP3533007B2 JP11810695A JP11810695A JP3533007B2 JP 3533007 B2 JP3533007 B2 JP 3533007B2 JP 11810695 A JP11810695 A JP 11810695A JP 11810695 A JP11810695 A JP 11810695A JP 3533007 B2 JP3533007 B2 JP 3533007B2
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- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
- H04N1/603—Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer
- H04N1/6033—Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer using test pattern analysis
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーセンサ及び画像
形成装置に関する。
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラープリンタは、少なくともイ
エロートナーとマゼンタトナーとシアントナーとを電子
写真法により印刷用紙に順次転写してフルカラーの画像
を形成する。
エロートナーとマゼンタトナーとシアントナーとを電子
写真法により印刷用紙に順次転写してフルカラーの画像
を形成する。
【0003】しかし、このようなカラープリンタでは、
カラートナーや感光ドラムの経時変化により、特定のカ
ラートナーの印刷濃度や階調性が低下することがある。
この場合、印刷出力するカラー画像のカラーバランスも
悪化するので、その印刷品質は極度に劣化する。
カラートナーや感光ドラムの経時変化により、特定のカ
ラートナーの印刷濃度や階調性が低下することがある。
この場合、印刷出力するカラー画像のカラーバランスも
悪化するので、その印刷品質は極度に劣化する。
【0004】そこで、カラープリンタを一部とする従来
のデジタル式のカラー複写機などは、イエロートナーと
マゼンタトナーとシアントナーとブラックトナーとによ
り多階調のテストパターンを印刷し、これらのテストパ
ターンを赤外線により照明してフォトセンサで各々読み
取り、このフォトセンサの出力信号に基づいてカラート
ナーの印刷濃度を個々に補正する。
のデジタル式のカラー複写機などは、イエロートナーと
マゼンタトナーとシアントナーとブラックトナーとによ
り多階調のテストパターンを印刷し、これらのテストパ
ターンを赤外線により照明してフォトセンサで各々読み
取り、このフォトセンサの出力信号に基づいてカラート
ナーの印刷濃度を個々に補正する。
【0005】同様に、特開昭59−163968号公報や特開昭
60−189362号公報に開示されたカラー複写機は、カラー
トナーによる多階調のテストパターンを発光ダイオード
により照明してフォトセンサにより読み取り、この出力
信号に基づいて印刷特性を補正する。
60−189362号公報に開示されたカラー複写機は、カラー
トナーによる多階調のテストパターンを発光ダイオード
により照明してフォトセンサにより読み取り、この出力
信号に基づいて印刷特性を補正する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したカラー複写機
は、カラートナーにより印刷した多階調のテストパター
ンをフォトセンサにより読み取り、この読取濃度に対応
して印刷濃度を補正する。
は、カラートナーにより印刷した多階調のテストパター
ンをフォトセンサにより読み取り、この読取濃度に対応
して印刷濃度を補正する。
【0007】しかし、カラートナーは赤外線や補色以外
の単色光を殆ど吸収しないので、各カラーの多階調のテ
ストパターンを赤外線や単色光により照明しても、テス
トパターンの印刷濃度の変化を反射光の強度変化として
読み取ることが困難である。
の単色光を殆ど吸収しないので、各カラーの多階調のテ
ストパターンを赤外線や単色光により照明しても、テス
トパターンの印刷濃度の変化を反射光の強度変化として
読み取ることが困難である。
【0008】また、上述のようなカラープリンタは、混
色が発生してカラーバランスが劣化することもある。つ
まり、カラープリンタはカラートナーを個々に収納した
複数の現像器を有しており、印刷用紙や転写ベルトにカ
ラートナーを順番に転写するので、先に転写されたカラ
ートナーが以後の現像器に混入することがある。このカ
ラートナーの混入は混色となり、カラープリンタの印刷
画像のカラーバランスを劣化させることになる。
色が発生してカラーバランスが劣化することもある。つ
まり、カラープリンタはカラートナーを個々に収納した
複数の現像器を有しており、印刷用紙や転写ベルトにカ
ラートナーを順番に転写するので、先に転写されたカラ
ートナーが以後の現像器に混入することがある。このカ
ラートナーの混入は混色となり、カラープリンタの印刷
画像のカラーバランスを劣化させることになる。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の画像形成
装置は、複数の単色のカラートナーを電子写真法により
印刷用紙に順次転写してフルカラーの画像を形成する画
像形成装置において、カラートナーの各々でテストパタ
ーンを印刷するパターン印刷手段を設け、このパターン
印刷手段により印刷されて順次移動するテストパターン
を読み取る位置にカラーセンサを配置し、このカラーセ
ンサの出力信号に基づいてカラートナーの混色を検出す
る混色検出手段を設け、この混色検出手段が検出した混
色に対応して他のカラートナーに混入したカラートナー
の印刷濃度を低下させる混色補正手段を設けた。
装置は、複数の単色のカラートナーを電子写真法により
印刷用紙に順次転写してフルカラーの画像を形成する画
像形成装置において、カラートナーの各々でテストパタ
ーンを印刷するパターン印刷手段を設け、このパターン
印刷手段により印刷されて順次移動するテストパターン
を読み取る位置にカラーセンサを配置し、このカラーセ
ンサの出力信号に基づいてカラートナーの混色を検出す
る混色検出手段を設け、この混色検出手段が検出した混
色に対応して他のカラートナーに混入したカラートナー
の印刷濃度を低下させる混色補正手段を設けた。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】請求項2記載の画像形成装置は、請求項1
記載の画像形成装置において、カラーセンサは、発光波
長のピークが400〜500(nm)に位置する第一の
発光素子と、発光波長のピークが500〜600(n
m)に位置する第二の発光素子と、発光波長のピークが
600〜700(nm)に位置する第三の発光素子と、
400〜700(nm)に感度を有する一個の受光素子
と、を有し、パターン印刷手段は、カラートナーである
イエロートナーとマゼンタトナーとシアントナーとによ
りテストパターンとしてイエローパターンとマゼンタパ
ターンとシアンパターンとを順次移動する無彩色の媒体
に印刷し、カラーセンサによるテストパターンの読取時
に、イエローパターンに対しては第一の発光素子を点灯
し、マゼンタパターンに対しては第二の発光素子を点灯
し、シアンパターンに対しては第三の発光素子を点灯す
るセンサ制御手段を設け、無彩色の媒体を前記第一の発
光素子により照明した場合の前記受光素子の出力強度と
前記第二の発光素子や前記第三の発光素子により照明し
た場合の前記受光素子の出力強度とが同一になるよう、
前記センサ制御手段が前記第二の発光素子と前記第三の
発光素子とに印加する電力を設定し、この設定された電
力により前記第一の発光素子と前記第二の発光素子と前
記第三の発光素子とを個々に点灯させて無彩色の媒体を
照明した場合の前記受光素子の出力強度を各々記憶した
出力記憶手段を設け、混色検出手段は、前記カラーセン
サにより各カラーのテストパターンを読み取ってカラー
トナーの混色を検出する場合に、前記センサ制御手段に
設定された電力により前記第一の発光素子と前記第二の
発光素子と前記第三の発光素子とを各々点灯させて無彩
色の媒体を照明し、前記受光素子の出力強度を前記出力
記憶手段に記憶された出力強度と比較し、この比較結果
に基づいて前記カラーセンサの出力信号を補正する。
記載の画像形成装置において、カラーセンサは、発光波
長のピークが400〜500(nm)に位置する第一の
発光素子と、発光波長のピークが500〜600(n
m)に位置する第二の発光素子と、発光波長のピークが
600〜700(nm)に位置する第三の発光素子と、
400〜700(nm)に感度を有する一個の受光素子
と、を有し、パターン印刷手段は、カラートナーである
イエロートナーとマゼンタトナーとシアントナーとによ
りテストパターンとしてイエローパターンとマゼンタパ
ターンとシアンパターンとを順次移動する無彩色の媒体
に印刷し、カラーセンサによるテストパターンの読取時
に、イエローパターンに対しては第一の発光素子を点灯
し、マゼンタパターンに対しては第二の発光素子を点灯
し、シアンパターンに対しては第三の発光素子を点灯す
るセンサ制御手段を設け、無彩色の媒体を前記第一の発
光素子により照明した場合の前記受光素子の出力強度と
前記第二の発光素子や前記第三の発光素子により照明し
た場合の前記受光素子の出力強度とが同一になるよう、
前記センサ制御手段が前記第二の発光素子と前記第三の
発光素子とに印加する電力を設定し、この設定された電
力により前記第一の発光素子と前記第二の発光素子と前
記第三の発光素子とを個々に点灯させて無彩色の媒体を
照明した場合の前記受光素子の出力強度を各々記憶した
出力記憶手段を設け、混色検出手段は、前記カラーセン
サにより各カラーのテストパターンを読み取ってカラー
トナーの混色を検出する場合に、前記センサ制御手段に
設定された電力により前記第一の発光素子と前記第二の
発光素子と前記第三の発光素子とを各々点灯させて無彩
色の媒体を照明し、前記受光素子の出力強度を前記出力
記憶手段に記憶された出力強度と比較し、この比較結果
に基づいて前記カラーセンサの出力信号を補正する。
【0028】請求項3記載の画像形成装置は、請求項1
記載の画像形成装置において、カラーセンサは、ブルー
光に感度が高い第一の受光素子と、グリーン光に感度が
高い第二の受光素子と、レッド光に感度が高い第三の受
光素子と、を有し、パターン印刷手段は、カラートナー
であるイエロートナーとマゼンタトナーとシアントナー
とによりテストパターンとしてイエローパターンとマゼ
ンタパターンとシアンパターンとを順次移動する無彩色
の媒体に印刷し、カラーセンサによるテストパターンの
読取時に、イエローパターンの移動位置に対応してブル
ー光に感度が高い第一の受光素子の出力信号を読み取
り、マゼンタパターンの移動位置に対応してグリーン光
に感度が高い第二の受光素子の出力信号を読み取り、シ
アンパターンの移動位置に対応してレッド光に感度が高
い第三の受光素子の出力信号を読み取る読取制御手段を
設け、無彩色の媒体を前記第一の受光素子により読み取
った出力強度と前記第二の受光素子や前記第三の受光素
子により読み取った出力強度とを同一に補正する出力補
正手段を設け、前記カラーセンサの前記第一の受光素子
と前記第二の受光素子と前記第三の受光素子とにより無
彩色の媒体を読み取って前記出力補正手段により補正し
た出力強度を各々記憶した出力記憶手段を設け、混色検
出手段は、前記カラーセンサにより各カラーのテストパ
ターンを読み取ってカラートナーの混色を検出する場合
に、前記カラーセンサにより無彩色の媒体を読み取って
前記第一の受光素子と前記第二の受光素子と前記第三の
受光素子との出力強度を前記出力記憶手段に記憶された
出力強度と各々比較し、これらの比較結果に基づいて前
記カラーセンサの出力信号を補正する。
記載の画像形成装置において、カラーセンサは、ブルー
光に感度が高い第一の受光素子と、グリーン光に感度が
高い第二の受光素子と、レッド光に感度が高い第三の受
光素子と、を有し、パターン印刷手段は、カラートナー
であるイエロートナーとマゼンタトナーとシアントナー
とによりテストパターンとしてイエローパターンとマゼ
ンタパターンとシアンパターンとを順次移動する無彩色
の媒体に印刷し、カラーセンサによるテストパターンの
読取時に、イエローパターンの移動位置に対応してブル
ー光に感度が高い第一の受光素子の出力信号を読み取
り、マゼンタパターンの移動位置に対応してグリーン光
に感度が高い第二の受光素子の出力信号を読み取り、シ
アンパターンの移動位置に対応してレッド光に感度が高
い第三の受光素子の出力信号を読み取る読取制御手段を
設け、無彩色の媒体を前記第一の受光素子により読み取
った出力強度と前記第二の受光素子や前記第三の受光素
子により読み取った出力強度とを同一に補正する出力補
正手段を設け、前記カラーセンサの前記第一の受光素子
と前記第二の受光素子と前記第三の受光素子とにより無
彩色の媒体を読み取って前記出力補正手段により補正し
た出力強度を各々記憶した出力記憶手段を設け、混色検
出手段は、前記カラーセンサにより各カラーのテストパ
ターンを読み取ってカラートナーの混色を検出する場合
に、前記カラーセンサにより無彩色の媒体を読み取って
前記第一の受光素子と前記第二の受光素子と前記第三の
受光素子との出力強度を前記出力記憶手段に記憶された
出力強度と各々比較し、これらの比較結果に基づいて前
記カラーセンサの出力信号を補正する。
【0029】請求項4記載の画像形成装置は、請求項3
記載の画像形成装置において、出力補正手段は、カラー
センサの受光素子に接続された増幅器の増幅度により出
力強度を同一に補正する。
記載の画像形成装置において、出力補正手段は、カラー
センサの受光素子に接続された増幅器の増幅度により出
力強度を同一に補正する。
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【作用】請求項1記載の画像形成装置では、パターン印
刷手段によりカラートナーの各々でテストパターンが印
刷され、これらのテストパターンがカラーセンサにより
読み取られる。このカラーセンサの出力信号に基づいて
混色検出手段によりカラートナーの混色が検出され、こ
の検出された混色に対応して混色補正手段により他のカ
ラートナーに混入したカラートナーの印刷濃度を低下さ
せるので、カラートナーの混色が補正されてカラーバラ
ンスが良好に維持される。
刷手段によりカラートナーの各々でテストパターンが印
刷され、これらのテストパターンがカラーセンサにより
読み取られる。このカラーセンサの出力信号に基づいて
混色検出手段によりカラートナーの混色が検出され、こ
の検出された混色に対応して混色補正手段により他のカ
ラートナーに混入したカラートナーの印刷濃度を低下さ
せるので、カラートナーの混色が補正されてカラーバラ
ンスが良好に維持される。
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】請求項2記載の画像形成装置では、順次移
動する無彩色の媒体にパターン印刷手段によりイエロー
パターンとマゼンタパターンとシアンパターンとが印刷
され、これらのテストパターンがカラーセンサにより読
み取られる時、センサ制御手段により、イエローパター
ンは第一の発光素子により照明され、マゼンタパターン
は第二の発光素子により照明され、シアンパターンは第
三の発光素子により照明される。このセンサ制御手段が
第二の発光素子と第三の発光素子とに印加する電力が適
切に設定されているので、無彩色の媒体を第一の発光素
子により照明した場合の受光素子の出力強度と、第二の
発光素子や第三の発光素子により照明した場合の受光素
子の出力強度とが同一であり、このように無彩色の媒体
を照明した場合の受光素子の出力強度が出力記憶手段に
各々記憶されている。混色検出手段は、カラーセンサに
より各カラーのテストパターンを読み取ってカラートナ
ーの混色を検出する場合に、センサ制御手段に設定され
た電力により第一の発光素子と第二の発光素子と第三の
発光素子とを各々点灯させて無彩色の媒体を照明し、受
光素子の出力強度を出力記憶手段に記憶された出力強度
と比較し、この比較結果に基づいてカラーセンサの出力
信号を補正するので、カラーセンサの三個の発光素子の
経時変化による出力信号の誤差が無彩色の媒体を基準に
補正される。
動する無彩色の媒体にパターン印刷手段によりイエロー
パターンとマゼンタパターンとシアンパターンとが印刷
され、これらのテストパターンがカラーセンサにより読
み取られる時、センサ制御手段により、イエローパター
ンは第一の発光素子により照明され、マゼンタパターン
は第二の発光素子により照明され、シアンパターンは第
三の発光素子により照明される。このセンサ制御手段が
第二の発光素子と第三の発光素子とに印加する電力が適
切に設定されているので、無彩色の媒体を第一の発光素
子により照明した場合の受光素子の出力強度と、第二の
発光素子や第三の発光素子により照明した場合の受光素
子の出力強度とが同一であり、このように無彩色の媒体
を照明した場合の受光素子の出力強度が出力記憶手段に
各々記憶されている。混色検出手段は、カラーセンサに
より各カラーのテストパターンを読み取ってカラートナ
ーの混色を検出する場合に、センサ制御手段に設定され
た電力により第一の発光素子と第二の発光素子と第三の
発光素子とを各々点灯させて無彩色の媒体を照明し、受
光素子の出力強度を出力記憶手段に記憶された出力強度
と比較し、この比較結果に基づいてカラーセンサの出力
信号を補正するので、カラーセンサの三個の発光素子の
経時変化による出力信号の誤差が無彩色の媒体を基準に
補正される。
【0049】請求項3記載の画像形成装置では、順次移
動する無彩色の媒体にパターン印刷手段によりイエロー
パターンとマゼンタパターンとシアンパターンとが印刷
され、読取制御手段により、ブルー光に感度が高い第一
の受光素子でイエローパターンが読み取られ、グリーン
光に感度が高い第二の受光素子でマゼンタパターンが読
み取られ、レッド光に感度が高い第三の受光素子でシア
ンパターンが読み取られる。この時、出力補正手段によ
り、無彩色の媒体を第一の受光素子により読み取った出
力強度と、第二の受光素子や第三の受光素子により読み
取った出力強度とが、同一に補正されており、このよう
に出力補正手段により補正された受光素子の出力強度が
出力記憶手段に各々記憶されている。混色検出手段は、
カラーセンサにより各カラーのテストパターンを読み取
ってカラートナーの混色を検出する場合に、カラーセン
サにより無彩色の媒体を読み取って第一の受光素子と第
二の受光素子と第三の受光素子との出力強度を出力記憶
手段に記憶された出力強度と各々比較し、これらの比較
結果に基づいてカラーセンサの出力信号を補正するの
で、カラーセンサの三個の受光素子の経時変化による出
力信号の誤差が無彩色の媒体を基準に補正される。
動する無彩色の媒体にパターン印刷手段によりイエロー
パターンとマゼンタパターンとシアンパターンとが印刷
され、読取制御手段により、ブルー光に感度が高い第一
の受光素子でイエローパターンが読み取られ、グリーン
光に感度が高い第二の受光素子でマゼンタパターンが読
み取られ、レッド光に感度が高い第三の受光素子でシア
ンパターンが読み取られる。この時、出力補正手段によ
り、無彩色の媒体を第一の受光素子により読み取った出
力強度と、第二の受光素子や第三の受光素子により読み
取った出力強度とが、同一に補正されており、このよう
に出力補正手段により補正された受光素子の出力強度が
出力記憶手段に各々記憶されている。混色検出手段は、
カラーセンサにより各カラーのテストパターンを読み取
ってカラートナーの混色を検出する場合に、カラーセン
サにより無彩色の媒体を読み取って第一の受光素子と第
二の受光素子と第三の受光素子との出力強度を出力記憶
手段に記憶された出力強度と各々比較し、これらの比較
結果に基づいてカラーセンサの出力信号を補正するの
で、カラーセンサの三個の受光素子の経時変化による出
力信号の誤差が無彩色の媒体を基準に補正される。
【0050】請求項4記載の画像形成装置では、出力補
正手段は、カラーセンサの受光素子に接続された増幅器
の増幅度により出力強度を同一に補正するので、カラー
センサの三個の受光素子の出力強度が単純な構造で同一
に補正される。
正手段は、カラーセンサの受光素子に接続された増幅器
の増幅度により出力強度を同一に補正するので、カラー
センサの三個の受光素子の出力強度が単純な構造で同一
に補正される。
【0051】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1ないし図8に基
づいて以下に説明する。なお、本実施例で云う前後や上
下などの方向は、説明を簡略化するために便宜的に定義
するものであり、これは実際の装置の設置や使用の方向
を限定するものではない。
づいて以下に説明する。なお、本実施例で云う前後や上
下などの方向は、説明を簡略化するために便宜的に定義
するものであり、これは実際の装置の設置や使用の方向
を限定するものではない。
【0052】まず、本実施例のカラープリンタであるカ
ラー複写機1は、図2に示すように、本体制御部2に、
操作部3、スキャナ部4、画像処理部5、プリンタ部
6、センサ部7等を接続し、前記スキャナ部4と前記画
像処理部5と前記プリンタ部6とを直接にも接続した構
造となっている。
ラー複写機1は、図2に示すように、本体制御部2に、
操作部3、スキャナ部4、画像処理部5、プリンタ部
6、センサ部7等を接続し、前記スキャナ部4と前記画
像処理部5と前記プリンタ部6とを直接にも接続した構
造となっている。
【0053】ここで、このプリンタ部6は、図1に示す
ように、印刷用紙8を無彩色の媒体であるエンドレスの
白色の転写ベルト9に吸着して順次搬送する。このた
め、この転写ベルト9が一対のガイドローラ10で循環
自在に張架されており、この直線状に張架された転写ベ
ルト9と対向する位置に、第一から第四の印刷ステーシ
ョン11〜14が順次配置されている。これらの印刷ス
テーション11〜14は、前記転写ベルト9を介して転
写チャージャ15と対向する感光ドラム16の周面に、
帯電チャージャ17、レーザスキャナ18、現像器19
等を対向配置した構造となっており、前記レーザスキャ
ナ18は、レーザ光源20に対向配置したポリゴンミラ
ー21の走査光路に補正光学系22を配置した構造とな
っている。そして、第一から第四の印刷ステーション1
1〜14の現像器19の各々には、カラートナーとして
イエロートナーとマゼンタトナーとシアントナーとブラ
ックトナー(図示せず)とが個々に収納されている。
ように、印刷用紙8を無彩色の媒体であるエンドレスの
白色の転写ベルト9に吸着して順次搬送する。このた
め、この転写ベルト9が一対のガイドローラ10で循環
自在に張架されており、この直線状に張架された転写ベ
ルト9と対向する位置に、第一から第四の印刷ステーシ
ョン11〜14が順次配置されている。これらの印刷ス
テーション11〜14は、前記転写ベルト9を介して転
写チャージャ15と対向する感光ドラム16の周面に、
帯電チャージャ17、レーザスキャナ18、現像器19
等を対向配置した構造となっており、前記レーザスキャ
ナ18は、レーザ光源20に対向配置したポリゴンミラ
ー21の走査光路に補正光学系22を配置した構造とな
っている。そして、第一から第四の印刷ステーション1
1〜14の現像器19の各々には、カラートナーとして
イエロートナーとマゼンタトナーとシアントナーとブラ
ックトナー(図示せず)とが個々に収納されている。
【0054】さらに、図4に示すように、このプリンタ
部6は、第一から第四の印刷ステーション11〜14の
レーザスキャナ18にレーザドライバ23が接続される
と共に、ポリゴンミラー21を回転自在に軸支した駆動
モータ24にモータドライバ25が接続されており、こ
れらのドライバ23,25がビデオ制御部26に接続さ
れている。また、前記帯電チャージャ17、前記転写チ
ャージャ15、前記転写ベルト9を除電するベルトチャ
ージャ27、前記現像器19に収納されたトナーを帯電
させる現像チャージャ28、トナー補給器29、定着器
(図示せず)のヒータ30の各々に、高圧電源31〜3
4、ドライバ回路35、制御部36が接続されており、
前記定着器にはサーミスタ37も設けられている。
部6は、第一から第四の印刷ステーション11〜14の
レーザスキャナ18にレーザドライバ23が接続される
と共に、ポリゴンミラー21を回転自在に軸支した駆動
モータ24にモータドライバ25が接続されており、こ
れらのドライバ23,25がビデオ制御部26に接続さ
れている。また、前記帯電チャージャ17、前記転写チ
ャージャ15、前記転写ベルト9を除電するベルトチャ
ージャ27、前記現像器19に収納されたトナーを帯電
させる現像チャージャ28、トナー補給器29、定着器
(図示せず)のヒータ30の各々に、高圧電源31〜3
4、ドライバ回路35、制御部36が接続されており、
前記定着器にはサーミスタ37も設けられている。
【0055】さらに、前記感光ドラム16、前記転写ベ
ルト9、前記現像器19、前記定着器、給紙装置38、
レジストローラ(図示せず)等の各々に、駆動モータ3
9〜44が接続されており、DC(Direct Current)モー
タからなる前記駆動モータ39〜42は、前記本体制御
部2のマイクロコンピュータ45にドライバ回路46を
介して接続され、パルスモータからなる前記駆動モータ
43,44は前記本体制御部2のドライバ回路47に接
続されている。また、上述のようなプリンタ部6の前記
ビデオ制御部26や前記高圧電源31〜34や前記ドラ
イバ回路35や前記制御部36や前記サーミスタ37等
も、前記本体制御部2のマイクロコンピュータ45に接
続されている。
ルト9、前記現像器19、前記定着器、給紙装置38、
レジストローラ(図示せず)等の各々に、駆動モータ3
9〜44が接続されており、DC(Direct Current)モー
タからなる前記駆動モータ39〜42は、前記本体制御
部2のマイクロコンピュータ45にドライバ回路46を
介して接続され、パルスモータからなる前記駆動モータ
43,44は前記本体制御部2のドライバ回路47に接
続されている。また、上述のようなプリンタ部6の前記
ビデオ制御部26や前記高圧電源31〜34や前記ドラ
イバ回路35や前記制御部36や前記サーミスタ37等
も、前記本体制御部2のマイクロコンピュータ45に接
続されている。
【0056】さらに、前記本体制御部2は、前記印刷用
紙8の機外への排出を検知する排紙センサ48、給紙カ
セット(図示せず)に収納された前記印刷用紙8の有無
を検知するペーパーエンドセンサ49、レジストローラ
への給紙状態を検知するレジストセンサ50、給紙カセ
ットのサイズを検知するカセットサイズセンサ51、前
記現像器19に収納されたカラートナーの有無を検知す
るトナーセンサ52〜55等が、前記マイクロコンピュ
ータ45に接続されている。なお、このマイクロコンピ
ュータ45は、CPU(Central Processing Unit)にR
AM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memor
y)やI/F(Interface)を接続し、適切なプログラムを
インストゥールやファームウェアで形成した構造となっ
ている。
紙8の機外への排出を検知する排紙センサ48、給紙カ
セット(図示せず)に収納された前記印刷用紙8の有無
を検知するペーパーエンドセンサ49、レジストローラ
への給紙状態を検知するレジストセンサ50、給紙カセ
ットのサイズを検知するカセットサイズセンサ51、前
記現像器19に収納されたカラートナーの有無を検知す
るトナーセンサ52〜55等が、前記マイクロコンピュ
ータ45に接続されている。なお、このマイクロコンピ
ュータ45は、CPU(Central Processing Unit)にR
AM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memor
y)やI/F(Interface)を接続し、適切なプログラムを
インストゥールやファームウェアで形成した構造となっ
ている。
【0057】また、図1に示すように、前記プリンタ部
6の転写ベルト9の末端近傍の側部と対向する位置に
は、白色光源56とカラーセンサ57とが対向配置され
ている。このカラーセンサ57は、図5に示すように、
ブルー光に感度が高い第一の受光素子58と、グリーン
光に感度が高い第二の受光素子59と、レッド光に感度
が高い第三の受光素子60とを有しているので、カラー
トナーの各々に対応した分光特性を具備している。さら
に、これらの受光素子58〜60は、出力信号を電流量
から電圧値に変換する抵抗器61が個々に接続されてお
り、前記本体制御部2のマイクロコンピュータ45に増
幅器62を介して個々に接続されている。
6の転写ベルト9の末端近傍の側部と対向する位置に
は、白色光源56とカラーセンサ57とが対向配置され
ている。このカラーセンサ57は、図5に示すように、
ブルー光に感度が高い第一の受光素子58と、グリーン
光に感度が高い第二の受光素子59と、レッド光に感度
が高い第三の受光素子60とを有しているので、カラー
トナーの各々に対応した分光特性を具備している。さら
に、これらの受光素子58〜60は、出力信号を電流量
から電圧値に変換する抵抗器61が個々に接続されてお
り、前記本体制御部2のマイクロコンピュータ45に増
幅器62を介して個々に接続されている。
【0058】なお、前記受光素子58〜60は、例え
ば、分光特性を具備しない一般的なフォトダイオードに
所定の透光フィルタを装着した構造(図示せず)となっ
ており、前記白色光源56は、一般的な照明ランプで少
なくとも 400〜700(μm)の波長を含んだ光線を照射す
る。
ば、分光特性を具備しない一般的なフォトダイオードに
所定の透光フィルタを装着した構造(図示せず)となっ
ており、前記白色光源56は、一般的な照明ランプで少
なくとも 400〜700(μm)の波長を含んだ光線を照射す
る。
【0059】さらに、前記画像処理部5は、図3に示す
ように、γ変換部63、マスキング処理部64、UCR
処理部65、多値化処理部66、バッファメモリ(図示
せず)等を順次接続し、前記スキャナ部4に前記γ変換
部63を接続すると共に、前記多値化処理部66を前記
プリンタ部6に接続した構造となっている。
ように、γ変換部63、マスキング処理部64、UCR
処理部65、多値化処理部66、バッファメモリ(図示
せず)等を順次接続し、前記スキャナ部4に前記γ変換
部63を接続すると共に、前記多値化処理部66を前記
プリンタ部6に接続した構造となっている。
【0060】また、前記操作部3は、コピー条件などの
各種データが入力操作されるキーボード(図示せず)
や、操作ガイダンスなどの各種データを表示出力するデ
ィスプレイ(図示せず)を有している。
各種データが入力操作されるキーボード(図示せず)
や、操作ガイダンスなどの各種データを表示出力するデ
ィスプレイ(図示せず)を有している。
【0061】そして、本実施例のカラー複写機1では、
前記本体制御部2がバックアップ電源が接続されたメモ
リ(共に図示せず)から所定の画像データを読み出し、
この画像データにより前記プリンタ部6がカラートナー
の各々で多階調のテストパターンとしてパッチ画像67
〜78を無彩色の媒体となる白色の前記転写ベルト9の
側縁部に印刷するので、ここにパターン印刷手段が形成
されている。
前記本体制御部2がバックアップ電源が接続されたメモ
リ(共に図示せず)から所定の画像データを読み出し、
この画像データにより前記プリンタ部6がカラートナー
の各々で多階調のテストパターンとしてパッチ画像67
〜78を無彩色の媒体となる白色の前記転写ベルト9の
側縁部に印刷するので、ここにパターン印刷手段が形成
されている。
【0062】より詳細には、このパターン印刷手段は、
カラートナーであるイエロートナーとマゼンタトナーと
シアントナーとブラックトナーとにより、イエローパタ
ーンであるパッチ画像67〜69、マゼンタパターンで
あるパッチ画像70〜72、シアンパターンであるパッ
チ画像73〜75、ブラックパターンであるパッチ画像
76〜78、を印刷する。
カラートナーであるイエロートナーとマゼンタトナーと
シアントナーとブラックトナーとにより、イエローパタ
ーンであるパッチ画像67〜69、マゼンタパターンで
あるパッチ画像70〜72、シアンパターンであるパッ
チ画像73〜75、ブラックパターンであるパッチ画像
76〜78、を印刷する。
【0063】さらに、本実施例のカラー複写機1は、読
取制御手段と濃度補正手段とを有しており、前記読取制
御手段は、前記カラーセンサ57の出力信号を前記パッ
チ画像67〜78の移動位置に対応して読み取り、前記
濃度補正手段は、読み取られた前記カラーセンサ57の
出力信号に基づいて前記カラートナーの印刷濃度を個々
に補正する。
取制御手段と濃度補正手段とを有しており、前記読取制
御手段は、前記カラーセンサ57の出力信号を前記パッ
チ画像67〜78の移動位置に対応して読み取り、前記
濃度補正手段は、読み取られた前記カラーセンサ57の
出力信号に基づいて前記カラートナーの印刷濃度を個々
に補正する。
【0064】より詳細には、前記読取制御手段は、イエ
ローのパッチ画像67〜69の移動位置に対応して、前
記カラーセンサ57のブルー光に感度が高い第一の受光
素子58の出力信号を読み取る。同様に、マゼンタのパ
ッチ画像70〜72の移動位置に対応してグリーン光に
感度が高い第二の受光素子59の出力信号を読み取り、
シアンのパッチ画像73〜75の移動位置に対応してレ
ッド光に感度が高い第三の受光素子60の出力信号を読
み取り、ブラックのパッチ画像76〜78の移動位置に
対応して第一の受光素子58の出力信号を読み取る。な
お、このような読取制御手段による前記カラーセンサ5
7の出力信号の読み取りは、前記マイクロコンピュータ
45の内部のデータ処理により実行される。
ローのパッチ画像67〜69の移動位置に対応して、前
記カラーセンサ57のブルー光に感度が高い第一の受光
素子58の出力信号を読み取る。同様に、マゼンタのパ
ッチ画像70〜72の移動位置に対応してグリーン光に
感度が高い第二の受光素子59の出力信号を読み取り、
シアンのパッチ画像73〜75の移動位置に対応してレ
ッド光に感度が高い第三の受光素子60の出力信号を読
み取り、ブラックのパッチ画像76〜78の移動位置に
対応して第一の受光素子58の出力信号を読み取る。な
お、このような読取制御手段による前記カラーセンサ5
7の出力信号の読み取りは、前記マイクロコンピュータ
45の内部のデータ処理により実行される。
【0065】このような構成において、本実施例のカラ
ー複写機1は、スキャナ部4で原稿(図示せず)のカラ
ー画像を読み取ってRGB(Red,Green,Blue)の画像デ
ータを生成し、このRGBの画像データを画像処理部5
でYMCK(Yellow,Magenta,Cyanide,Black)の画像
データに変換し、このYMCKの画像データに基づいて
プリンタ部6が電子写真法により印刷用紙8にカラー画
像を印刷する。この時、本体制御部2は、操作部3から
入力された設定データに基づいて、上述のようなスキャ
ナ部4や画像処理部5やプリンタ部6を統括的に制御す
る。
ー複写機1は、スキャナ部4で原稿(図示せず)のカラ
ー画像を読み取ってRGB(Red,Green,Blue)の画像デ
ータを生成し、このRGBの画像データを画像処理部5
でYMCK(Yellow,Magenta,Cyanide,Black)の画像
データに変換し、このYMCKの画像データに基づいて
プリンタ部6が電子写真法により印刷用紙8にカラー画
像を印刷する。この時、本体制御部2は、操作部3から
入力された設定データに基づいて、上述のようなスキャ
ナ部4や画像処理部5やプリンタ部6を統括的に制御す
る。
【0066】より詳細には、上述のようにして原稿のカ
ラー画像を印刷用紙8に複写する場合、スキャナ部4に
原稿をセットして操作部3に所定操作を実行する。する
と、この操作部3に入力されたコピー条件に従って本体
制御部2がスキャナ部4を駆動制御することにより、こ
のスキャナ部4は原稿のカラー画像を読み取って8ビッ
トのRGBの画像データを画像処理部5に出力する。こ
の時、この画像処理部5が本体制御部2の制御に従って
スキャナ部4に水平同期信号S−LSYNCと画像クロックS-
STROBEと垂直同期信号FGATE とを出力することにより、
これらの信号出力に同期してスキャナ部4は画像データ
を画像処理部5に出力する。
ラー画像を印刷用紙8に複写する場合、スキャナ部4に
原稿をセットして操作部3に所定操作を実行する。する
と、この操作部3に入力されたコピー条件に従って本体
制御部2がスキャナ部4を駆動制御することにより、こ
のスキャナ部4は原稿のカラー画像を読み取って8ビッ
トのRGBの画像データを画像処理部5に出力する。こ
の時、この画像処理部5が本体制御部2の制御に従って
スキャナ部4に水平同期信号S−LSYNCと画像クロックS-
STROBEと垂直同期信号FGATE とを出力することにより、
これらの信号出力に同期してスキャナ部4は画像データ
を画像処理部5に出力する。
【0067】そこで、上述のようにして画像データが入
力される画像処理部5は、図3に示すように、本体制御
部2から送信される画像処理モード指定信号に対応し
て、γ変換やマスキング処理やUCR処理等の画像処理
とパルス幅変調による多値化処理とを順次実行すること
により、入力されたRGBの8ビットの画像データをY
MCKの1ビットの画像データに変換し、この画像デー
タを本体制御部2の制御に従って水平同期信号P−LSYNC
や画像クロックP-STROBEと共にプリンタ部6に出力す
る。この時、このプリンタ部6の間隔に対応して画像デ
ータを出力するため、画像処理部5は出力する画像デー
タをバッファメモリで一時保持する。なお、利用者が所
望により操作部3に編集処理の実行を入力操作した場合
は、これを検知した本体制御部2の制御により、画像処
理部5は、画像データの変倍処理やトリミングやカラー
変換やミラーリングなどの編集処理も実行する。
力される画像処理部5は、図3に示すように、本体制御
部2から送信される画像処理モード指定信号に対応し
て、γ変換やマスキング処理やUCR処理等の画像処理
とパルス幅変調による多値化処理とを順次実行すること
により、入力されたRGBの8ビットの画像データをY
MCKの1ビットの画像データに変換し、この画像デー
タを本体制御部2の制御に従って水平同期信号P−LSYNC
や画像クロックP-STROBEと共にプリンタ部6に出力す
る。この時、このプリンタ部6の間隔に対応して画像デ
ータを出力するため、画像処理部5は出力する画像デー
タをバッファメモリで一時保持する。なお、利用者が所
望により操作部3に編集処理の実行を入力操作した場合
は、これを検知した本体制御部2の制御により、画像処
理部5は、画像データの変倍処理やトリミングやカラー
変換やミラーリングなどの編集処理も実行する。
【0068】そこで、上述のようにして画像データが水
平同期信号P−LSYNCや画像クロックP-STROBEと共に入力
されるプリンタ部6は、水平同期信号P−LSYNCと画像ク
ロックP-STROBEとに同期して画像データにより第一から
第四の印刷ステーション11〜14のレーザ光源20を
発光駆動し、順次回転する感光ドラム16の周面に静電
潜像を形成する。そして、第一から第四の印刷ステーシ
ョン11〜14では、感光ドラム16の静電潜像をイエ
ロートナーとマゼンタトナーとシアントナーとブラック
トナーとで現像し、この転写ベルト9で順次搬送される
印刷用紙8に転写チャージャ15の印加電圧で順次転写
する。そこで、この印刷用紙8にはイエロートナーとマ
ゼンタトナーとシアントナーとブラックトナーとの単色
画像が重ね印刷されるので、この重ね印刷でカラー画像
が形成された印刷用紙8を定着器でヒートプレスしてか
ら機外に排出する。
平同期信号P−LSYNCや画像クロックP-STROBEと共に入力
されるプリンタ部6は、水平同期信号P−LSYNCと画像ク
ロックP-STROBEとに同期して画像データにより第一から
第四の印刷ステーション11〜14のレーザ光源20を
発光駆動し、順次回転する感光ドラム16の周面に静電
潜像を形成する。そして、第一から第四の印刷ステーシ
ョン11〜14では、感光ドラム16の静電潜像をイエ
ロートナーとマゼンタトナーとシアントナーとブラック
トナーとで現像し、この転写ベルト9で順次搬送される
印刷用紙8に転写チャージャ15の印加電圧で順次転写
する。そこで、この印刷用紙8にはイエロートナーとマ
ゼンタトナーとシアントナーとブラックトナーとの単色
画像が重ね印刷されるので、この重ね印刷でカラー画像
が形成された印刷用紙8を定着器でヒートプレスしてか
ら機外に排出する。
【0069】上述のように、本実施例のカラー複写機1
は、印刷用紙8にカラー画像を高品質に印刷出力するよ
うになっているが、カラートナーや感光ドラム16の経
年変化により、特定のカラートナーの印刷濃度や階調性
が低下することがある。
は、印刷用紙8にカラー画像を高品質に印刷出力するよ
うになっているが、カラートナーや感光ドラム16の経
年変化により、特定のカラートナーの印刷濃度や階調性
が低下することがある。
【0070】そこで、本実施例のカラー複写機1では、
上述のようなことを解消するため、例えば、初期設定の
実行時や、終了処理の実行時や、一定周期の検出時や、
メンテナンス作業の実行時などに、カラートナーの各々
で多階調のテストパターンを転写ベルト9に印刷し、こ
れらのテストパターンをカラーセンサ57で各々読み取
り、このカラーセンサ57の出力信号に基づいてカラー
トナーの印刷濃度を個々に補正する。
上述のようなことを解消するため、例えば、初期設定の
実行時や、終了処理の実行時や、一定周期の検出時や、
メンテナンス作業の実行時などに、カラートナーの各々
で多階調のテストパターンを転写ベルト9に印刷し、こ
れらのテストパターンをカラーセンサ57で各々読み取
り、このカラーセンサ57の出力信号に基づいてカラー
トナーの印刷濃度を個々に補正する。
【0071】より詳細には、上述のようにカラートナー
の印刷濃度をテストする場合は、本体制御部2のメモリ
(図示せず)にテストパターンとして予め格納されたパ
ッチ画像の画像データを読み出し、図1に示すように、
この画像データによりプリンタ部6の第一から第四の印
刷ステーション11〜14が、転写ベルト9の側縁部に
パッチ画像67〜78を順次印刷する。ここで、このパ
ッチ画像67〜78は、カラートナーの各々で矩形画像
を高濃度と中濃度と低濃度とで順次印刷して多階調とし
た形態となっており、具体的には、イエローパターンで
ある高濃度Y(Yellow)67、中濃度Y68、低濃度Y6
9、マゼンタパターンである高濃度M(Magenta)70、
中濃度M71、低濃度M72、シアンパターンである高
濃度C(Cyanide)73、中濃度C74、低濃度C75、
ブラックパターンである高濃度K(Black)76、中濃度
K77、低濃度K78となっている。
の印刷濃度をテストする場合は、本体制御部2のメモリ
(図示せず)にテストパターンとして予め格納されたパ
ッチ画像の画像データを読み出し、図1に示すように、
この画像データによりプリンタ部6の第一から第四の印
刷ステーション11〜14が、転写ベルト9の側縁部に
パッチ画像67〜78を順次印刷する。ここで、このパ
ッチ画像67〜78は、カラートナーの各々で矩形画像
を高濃度と中濃度と低濃度とで順次印刷して多階調とし
た形態となっており、具体的には、イエローパターンで
ある高濃度Y(Yellow)67、中濃度Y68、低濃度Y6
9、マゼンタパターンである高濃度M(Magenta)70、
中濃度M71、低濃度M72、シアンパターンである高
濃度C(Cyanide)73、中濃度C74、低濃度C75、
ブラックパターンである高濃度K(Black)76、中濃度
K77、低濃度K78となっている。
【0072】そこで、図7及び図8に示すように、上述
のように印刷出力されるパッチ画像67〜78を転写ベ
ルト9の循環に従ってカラーセンサ57が順次読み取る
ことになるが、このカラーセンサ57の各カラーの受光
素子58〜60の出力信号は、本体制御部2によりパッ
チ画像67〜78の移動位置に対応して選択的に読み取
られる。つまり、イエローのパッチ画像67〜69は、
ブルー光に感度が高い第一の受光素子58により読み取
り、マゼンタのパッチ画像70〜72は、グリーン光に
感度が高い第二の受光素子59により読み取り、シアン
のパッチ画像73〜75は、レッド光に感度が高い第三
の受光素子60により読み取り、ブラックのパッチ画像
76〜78はブルー光に感度が高い第一の受光素子58
により読み取るようにする。
のように印刷出力されるパッチ画像67〜78を転写ベ
ルト9の循環に従ってカラーセンサ57が順次読み取る
ことになるが、このカラーセンサ57の各カラーの受光
素子58〜60の出力信号は、本体制御部2によりパッ
チ画像67〜78の移動位置に対応して選択的に読み取
られる。つまり、イエローのパッチ画像67〜69は、
ブルー光に感度が高い第一の受光素子58により読み取
り、マゼンタのパッチ画像70〜72は、グリーン光に
感度が高い第二の受光素子59により読み取り、シアン
のパッチ画像73〜75は、レッド光に感度が高い第三
の受光素子60により読み取り、ブラックのパッチ画像
76〜78はブルー光に感度が高い第一の受光素子58
により読み取るようにする。
【0073】このため、本体制御部2は、転写ベルト9
の駆動モータ40のドライバ回路46の動作に同期した
基準クロックを第一から第四の印刷ステーション11〜
14でのパッチ画像67〜78の露光開始からカウント
し、このカウント値によりカラーセンサ57の読取位置
にパッチ画像67〜78の中心が到来したタイミングで
受光素子58〜60の出力信号を読み込む。なお、この
ような読込動作は、所定回数まで繰り返されて平均値が
検出されるので、電気的ノイズや印刷誤差の影響が解消
される。
の駆動モータ40のドライバ回路46の動作に同期した
基準クロックを第一から第四の印刷ステーション11〜
14でのパッチ画像67〜78の露光開始からカウント
し、このカウント値によりカラーセンサ57の読取位置
にパッチ画像67〜78の中心が到来したタイミングで
受光素子58〜60の出力信号を読み込む。なお、この
ような読込動作は、所定回数まで繰り返されて平均値が
検出されるので、電気的ノイズや印刷誤差の影響が解消
される。
【0074】従って、各カラーのパッチ画像67〜78
を補色の関係にある受光素子58〜60で選択的に読み
取ることになるので、これらの受光素子58〜60はパ
ッチ画像67〜78を良好な感度で読み取ることにな
る。なお、ブラックはイエローとマゼンタとシアンとの
混色に相当するので、これは各カラーの受光素子58〜
60の何れでも高精度に読み取ることができる。そこ
で、本実施例のカラー複写機1では、ブラックのパッチ
画像76〜78を第一の受光素子58により読み取って
いるが、これは第二の受光素子59や第三の受光素子6
0でも良好に読み取ることができる。
を補色の関係にある受光素子58〜60で選択的に読み
取ることになるので、これらの受光素子58〜60はパ
ッチ画像67〜78を良好な感度で読み取ることにな
る。なお、ブラックはイエローとマゼンタとシアンとの
混色に相当するので、これは各カラーの受光素子58〜
60の何れでも高精度に読み取ることができる。そこ
で、本実施例のカラー複写機1では、ブラックのパッチ
画像76〜78を第一の受光素子58により読み取って
いるが、これは第二の受光素子59や第三の受光素子6
0でも良好に読み取ることができる。
【0075】上述のように、カラーセンサ57の受光素
子58〜60は、図6に示すように、パッチ画像67〜
78の濃度に反比例した光量を受光し、この光量に比例
した電流を出力するので、この電流量は抵抗器61で電
圧値に変換されてから本体制御部2の増幅器62で増幅
されてマイクロコンピュータ45のA/D(Analog/Di
gital)端子に入力される。そこで、このマイクロコンピ
ュータ45は、図7及び図8に示すように、カラーセン
サ57の出力信号に基づいてカラートナーの印刷濃度の
変化量をγ値として検出し、これを予め設定された基準
値と比較する。そして、この比較結果としてγ値が基準
値より低い場合には、入力データの変化量に対して出力
データの変化量が増大するようγ変換部63の設定を変
更すると共に、帯電チャージャ17の出力電圧を増加さ
せる。
子58〜60は、図6に示すように、パッチ画像67〜
78の濃度に反比例した光量を受光し、この光量に比例
した電流を出力するので、この電流量は抵抗器61で電
圧値に変換されてから本体制御部2の増幅器62で増幅
されてマイクロコンピュータ45のA/D(Analog/Di
gital)端子に入力される。そこで、このマイクロコンピ
ュータ45は、図7及び図8に示すように、カラーセン
サ57の出力信号に基づいてカラートナーの印刷濃度の
変化量をγ値として検出し、これを予め設定された基準
値と比較する。そして、この比較結果としてγ値が基準
値より低い場合には、入力データの変化量に対して出力
データの変化量が増大するようγ変換部63の設定を変
更すると共に、帯電チャージャ17の出力電圧を増加さ
せる。
【0076】従って、本実施例のカラー複写機1は、カ
ラートナーや感光ドラム16の経年変化により、特定の
カラートナーの印刷濃度や階調性が低下しても、これを
カラートナーの各々で個々に補正することができるの
で、印刷画像のカラーバランスを良好に維持することが
できる。なお、このような補正の過剰や他の要因によ
り、特定のカラートナーの印刷濃度や階調性が上昇する
こともあり得るので、パッチ画像67〜78のγ値が基
準値より高い場合には、入力データの変化量に対して出
力データの変化量が減少するようγ変換部63の設定を
変更すると共に、帯電チャージャ17の出力電圧を低下
させるようになっている。
ラートナーや感光ドラム16の経年変化により、特定の
カラートナーの印刷濃度や階調性が低下しても、これを
カラートナーの各々で個々に補正することができるの
で、印刷画像のカラーバランスを良好に維持することが
できる。なお、このような補正の過剰や他の要因によ
り、特定のカラートナーの印刷濃度や階調性が上昇する
こともあり得るので、パッチ画像67〜78のγ値が基
準値より高い場合には、入力データの変化量に対して出
力データの変化量が減少するようγ変換部63の設定を
変更すると共に、帯電チャージャ17の出力電圧を低下
させるようになっている。
【0077】そして、本実施例のカラー複写機1では、
カラートナーの各々に対応した分光特性を具備したカラ
ーセンサ57の出力信号をパッチ画像67〜78の移動
位置に対応して読み取るので、これらのパッチ画像67
〜78の印刷濃度を高精度に読み取ることができ、カラ
ートナーの個々の印刷濃度を良好に補正することができ
る。
カラートナーの各々に対応した分光特性を具備したカラ
ーセンサ57の出力信号をパッチ画像67〜78の移動
位置に対応して読み取るので、これらのパッチ画像67
〜78の印刷濃度を高精度に読み取ることができ、カラ
ートナーの個々の印刷濃度を良好に補正することができ
る。
【0078】しかも、カラートナーとしてイエロートナ
ーとマゼンタトナーとシアントナーとを利用し、ブルー
光に感度が高い第一のセンサである第一の受光素子58
と、グリーン光に感度が高い第二のセンサである第二の
受光素子59と、レッド光に感度が高い第三のセンサで
ある第三の受光素子60とで、カラーセンサ57が形成
されているので、単純な構造で各カラーのパッチ画像6
7〜75の印刷濃度を高精度に読み取ることができる。
ーとマゼンタトナーとシアントナーとを利用し、ブルー
光に感度が高い第一のセンサである第一の受光素子58
と、グリーン光に感度が高い第二のセンサである第二の
受光素子59と、レッド光に感度が高い第三のセンサで
ある第三の受光素子60とで、カラーセンサ57が形成
されているので、単純な構造で各カラーのパッチ画像6
7〜75の印刷濃度を高精度に読み取ることができる。
【0079】さらに、カラートナーとしてイエロートナ
ーとマゼンタトナーとシアントナーとブラックトナーと
を利用し、このブラックのパッチ画像76〜78は各カ
ラーの受光素子58〜60の一つにより読み取るので、
専用のセンサを要することなくブラックトナーの印刷濃
度を高精度に読み取ることができる。
ーとマゼンタトナーとシアントナーとブラックトナーと
を利用し、このブラックのパッチ画像76〜78は各カ
ラーの受光素子58〜60の一つにより読み取るので、
専用のセンサを要することなくブラックトナーの印刷濃
度を高精度に読み取ることができる。
【0080】しかも、パッチ画像67〜78の移動位置
に対応したカラーセンサ57の出力信号の読み取りを、
マイクロコンピュータ45の内部のデータ処理で実行す
るので、カラーセンサ57の各カラーの受光素子58〜
60の切り替えをハードウェアで実行する必要がなく、
単純な構造でパッチ画像67〜78を選択的に読み取る
ことができる。
に対応したカラーセンサ57の出力信号の読み取りを、
マイクロコンピュータ45の内部のデータ処理で実行す
るので、カラーセンサ57の各カラーの受光素子58〜
60の切り替えをハードウェアで実行する必要がなく、
単純な構造でパッチ画像67〜78を選択的に読み取る
ことができる。
【0081】なお、本実施例のカラー複写機1では、白
色の転写ベルト9を無彩色の媒体として側縁部にパッチ
画像67〜78を一列に順次印刷することを例示した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば、印刷用紙8を無彩色の媒体としてパッチ画像67
〜78を印刷することも可能である。また、印刷ステー
ション11〜14の各々で無彩色の媒体となる感光ドラ
ム16の周面に各カラーの受光素子58〜60を個々に
配置し、感光ドラム16の周面上でパッチ画像67〜7
8を受光素子58〜60により読み取ることも可能であ
る。さらに、一個の大径の感光ドラムの周囲に各カラー
の現像器と一個の転写ドラムとを配置したカラープリン
タ(図示せず)において、その感光ドラムや転写ドラム
の周囲にカラーセンサを配置することも可能である。
色の転写ベルト9を無彩色の媒体として側縁部にパッチ
画像67〜78を一列に順次印刷することを例示した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば、印刷用紙8を無彩色の媒体としてパッチ画像67
〜78を印刷することも可能である。また、印刷ステー
ション11〜14の各々で無彩色の媒体となる感光ドラ
ム16の周面に各カラーの受光素子58〜60を個々に
配置し、感光ドラム16の周面上でパッチ画像67〜7
8を受光素子58〜60により読み取ることも可能であ
る。さらに、一個の大径の感光ドラムの周囲に各カラー
の現像器と一個の転写ドラムとを配置したカラープリン
タ(図示せず)において、その感光ドラムや転写ドラム
の周囲にカラーセンサを配置することも可能である。
【0082】本発明の第二の実施例を図9ないし図13
に基づいて以下に説明する。なお、この第二の実施例に
関し、上述した第一の実施例と同一の部分は、同一の名
称と符号とを利用して詳細な説明は省略する。
に基づいて以下に説明する。なお、この第二の実施例に
関し、上述した第一の実施例と同一の部分は、同一の名
称と符号とを利用して詳細な説明は省略する。
【0083】まず、本実施例のカラープリンタであるカ
ラー複写機101も、図9に示すように、カラーセンサ
102が転写ベルト9の末端近傍の側部と対向する位置
に配置されており、図10及び図11に示すように、こ
のカラーセンサ102は本体制御部2に接続されてい
る。このカラーセンサ102は、図12に示すように、
第一の発光素子であるB−LED(Blue-Light Emitting
Diode)103、第二の発光素子であるG−LED(Gre
en-LED)104、第三の発光素子であるR−LED(R
ed−LED)105と、受光素子である一個のフォトト
ランジスタ106とを有している。
ラー複写機101も、図9に示すように、カラーセンサ
102が転写ベルト9の末端近傍の側部と対向する位置
に配置されており、図10及び図11に示すように、こ
のカラーセンサ102は本体制御部2に接続されてい
る。このカラーセンサ102は、図12に示すように、
第一の発光素子であるB−LED(Blue-Light Emitting
Diode)103、第二の発光素子であるG−LED(Gre
en-LED)104、第三の発光素子であるR−LED(R
ed−LED)105と、受光素子である一個のフォトト
ランジスタ106とを有している。
【0084】図13に示すように、前記B−LED10
3は、発光波長のピークが約460(nm)に位置するので、
これは 400〜500(nm)の領域に位置することになり、そ
の発光はブルーである。前記G−LED104は、発光
波長のピークが約530(nm)に位置するので、これは 500
〜600(nm)の領域に位置することになり、その発光はグ
リーンである。前記R−LED105は、発光波長のピ
ークが約600(nm)に位置するので、これは 600〜700(n
m)の領域に位置することになり、その発光はレッドで
ある。このため、前記LED103〜105は、発光波
長のピークが光の三原色として各々相違している。ま
た、前記フォトトランジスタ106は、受光波長におい
て 400〜700(nm)に感度を有するので、前記LED10
3〜105の発光波長の全体に感度を有している。
3は、発光波長のピークが約460(nm)に位置するので、
これは 400〜500(nm)の領域に位置することになり、そ
の発光はブルーである。前記G−LED104は、発光
波長のピークが約530(nm)に位置するので、これは 500
〜600(nm)の領域に位置することになり、その発光はグ
リーンである。前記R−LED105は、発光波長のピ
ークが約600(nm)に位置するので、これは 600〜700(n
m)の領域に位置することになり、その発光はレッドで
ある。このため、前記LED103〜105は、発光波
長のピークが光の三原色として各々相違している。ま
た、前記フォトトランジスタ106は、受光波長におい
て 400〜700(nm)に感度を有するので、前記LED10
3〜105の発光波長の全体に感度を有している。
【0085】そして、図12に示すように、前記LED
103〜105のカソードには、トランジスタアレイ1
07が個々に接続されており、これらのトランジスタア
レイ107が前記本体制御部2のマイクロコンピュータ
45の出力ポートに接続されている。前記B−LED1
03のアノードには、抵抗器108が接続されており、
前記G−LED104と前記R−LED105とのアノ
ードには、可変抵抗器109,110が各々接続されて
いる。このため、前記G−LED104と前記R−LE
D105とに印加する電力は電流量により可変すること
ができるので、前記G−LED104と前記R−LED
105との発光強度を可変することができる。また、前
記フォトトランジスタ106には、その出力信号を電流
量から電圧値に変換する抵抗器61と、出力信号を増幅
する増幅器62とが接続されており、この増幅器62は
前記本体制御部2のマイクロコンピュータ45のA/D
入力端子に接続されている。
103〜105のカソードには、トランジスタアレイ1
07が個々に接続されており、これらのトランジスタア
レイ107が前記本体制御部2のマイクロコンピュータ
45の出力ポートに接続されている。前記B−LED1
03のアノードには、抵抗器108が接続されており、
前記G−LED104と前記R−LED105とのアノ
ードには、可変抵抗器109,110が各々接続されて
いる。このため、前記G−LED104と前記R−LE
D105とに印加する電力は電流量により可変すること
ができるので、前記G−LED104と前記R−LED
105との発光強度を可変することができる。また、前
記フォトトランジスタ106には、その出力信号を電流
量から電圧値に変換する抵抗器61と、出力信号を増幅
する増幅器62とが接続されており、この増幅器62は
前記本体制御部2のマイクロコンピュータ45のA/D
入力端子に接続されている。
【0086】そして、本実施例のカラー複写機101
は、パターン印刷手段、読取制御手段、センサ制御手
段、濃度補正手段を有している。まず、前記パターン印
刷手段は、前記本体制御部2により、バックアップ電源
が接続されたメモリ(共に図示せず)からテストパター
ンの画像データを読み出し、前記プリンタ部6により、
前記カラーセンサ102により読み取られる前記転写ベ
ルト9の側縁部にテストパターンとしてパッチ画像67
〜78を印刷する。また、前記読取制御手段は、前記本
体制御部2のマイクロコンピュータ45により各部を制
御することにより、前記フォトトランジスタ106の出
力信号を前記パッチ画像67〜78の移動位置に対応し
て読み取る。
は、パターン印刷手段、読取制御手段、センサ制御手
段、濃度補正手段を有している。まず、前記パターン印
刷手段は、前記本体制御部2により、バックアップ電源
が接続されたメモリ(共に図示せず)からテストパター
ンの画像データを読み出し、前記プリンタ部6により、
前記カラーセンサ102により読み取られる前記転写ベ
ルト9の側縁部にテストパターンとしてパッチ画像67
〜78を印刷する。また、前記読取制御手段は、前記本
体制御部2のマイクロコンピュータ45により各部を制
御することにより、前記フォトトランジスタ106の出
力信号を前記パッチ画像67〜78の移動位置に対応し
て読み取る。
【0087】また、前記センサ制御手段は、前記カラー
センサ102が前記パッチ画像67〜78を読み取る場
合に、前記トランジスタアレイ107による前記LED
103〜105の駆動を前記マイクロコンピュータ45
が制御することにより、イエローの前記パッチ画像67
〜69に対しては前記B−LED103を点灯し、マゼ
ンタの前記パッチ画像70〜72に対しては前記G−L
ED104を点灯し、シアンの前記パッチ画像73〜7
5に対しては前記R−LED105を点灯し、ブラック
の前記パッチ画像76〜78に対しては前記G−LED
104を点灯する。
センサ102が前記パッチ画像67〜78を読み取る場
合に、前記トランジスタアレイ107による前記LED
103〜105の駆動を前記マイクロコンピュータ45
が制御することにより、イエローの前記パッチ画像67
〜69に対しては前記B−LED103を点灯し、マゼ
ンタの前記パッチ画像70〜72に対しては前記G−L
ED104を点灯し、シアンの前記パッチ画像73〜7
5に対しては前記R−LED105を点灯し、ブラック
の前記パッチ画像76〜78に対しては前記G−LED
104を点灯する。
【0088】そして、前記濃度補正手段は、パッチ画像
67〜78を読み取った前記カラーセンサ102のフォ
トトランジスタ106の出力信号に基づいて、前記プリ
ンタ部6によるカラートナーの印刷濃度を個々に補正す
る。
67〜78を読み取った前記カラーセンサ102のフォ
トトランジスタ106の出力信号に基づいて、前記プリ
ンタ部6によるカラートナーの印刷濃度を個々に補正す
る。
【0089】なお、前記センサ制御手段は、ブラックの
中間濃度のパッチ画像77をB−LED103により照
明した場合のフォトトランジスタ106の出力強度と、
G−LED104やR−LED105により照明した場
合のフォトトランジスタ106の出力強度とが同一にな
るよう、前記G−LED104と前記R−LED105
とに印加する電流量が設定されている。このような電流
量の設定は、例えば、前記G−LED104と前記R−
LED105とに接続された前記可変抵抗器109,1
10を調節することにより実現できる。
中間濃度のパッチ画像77をB−LED103により照
明した場合のフォトトランジスタ106の出力強度と、
G−LED104やR−LED105により照明した場
合のフォトトランジスタ106の出力強度とが同一にな
るよう、前記G−LED104と前記R−LED105
とに印加する電流量が設定されている。このような電流
量の設定は、例えば、前記G−LED104と前記R−
LED105とに接続された前記可変抵抗器109,1
10を調節することにより実現できる。
【0090】また、前記カラーセンサ102のフォトト
ランジスタ106に接続された前記増幅器62は、前記
カラーセンサ102が前記パッチ画像67〜78を読み
取った場合の最大出力強度が、電源電圧より少し低い電
圧となるよう増幅度が設定されている。
ランジスタ106に接続された前記増幅器62は、前記
カラーセンサ102が前記パッチ画像67〜78を読み
取った場合の最大出力強度が、電源電圧より少し低い電
圧となるよう増幅度が設定されている。
【0091】より具体的には、増幅器62の電源電圧は
15(V)であり、前記カラーセンサ102の出力電圧
は、各カラーの低濃度の前記パッチ画像69,72,7
5,78を読み取った場合でも1.0(V)程度である。そ
こで、前記カラーセンサ102が前記パッチ画像67〜
78を読み取った場合の前記増幅器62の出力電圧が、
最大でも14(=15−1)(V)となるよう、前記増幅器
62の増幅度は14倍に設定されている。なお、このよう
に増幅器62の増幅度を設定した結果、前記カラーセン
サ102が高濃度のパッチ画像67,70,73,76
を読み取った場合の前記増幅器62の出力電圧は約 5
(V)程度である。
15(V)であり、前記カラーセンサ102の出力電圧
は、各カラーの低濃度の前記パッチ画像69,72,7
5,78を読み取った場合でも1.0(V)程度である。そ
こで、前記カラーセンサ102が前記パッチ画像67〜
78を読み取った場合の前記増幅器62の出力電圧が、
最大でも14(=15−1)(V)となるよう、前記増幅器
62の増幅度は14倍に設定されている。なお、このよう
に増幅器62の増幅度を設定した結果、前記カラーセン
サ102が高濃度のパッチ画像67,70,73,76
を読み取った場合の前記増幅器62の出力電圧は約 5
(V)程度である。
【0092】このような構成において、本実施例のカラ
ー複写機101は、第一の実施例として前述したカラー
複写機1と同様に、印刷用紙8にカラー画像を高品質に
印刷出力するが、カラートナーや感光ドラム16の経時
変化により、特定のカラートナーの印刷濃度や階調性が
低下することがある。
ー複写機101は、第一の実施例として前述したカラー
複写機1と同様に、印刷用紙8にカラー画像を高品質に
印刷出力するが、カラートナーや感光ドラム16の経時
変化により、特定のカラートナーの印刷濃度や階調性が
低下することがある。
【0093】そこで、このようなことを解消するため、
例えば、初期設定の実行時や、終了処理の実行時や、一
定周期の検出時や、メンテナンス作業の実行時などに、
カラートナーの各々で印刷濃度が順次変化するパッチ画
像67〜78を転写ベルト9に印刷し、これらのパッチ
画像67〜78を多階調のテストパターンとしてカラー
センサ102により各々読み取り、このカラーセンサ1
02の出力信号に基づいてプリンタ部6によるカラート
ナーの印刷濃度を個々に補正する。
例えば、初期設定の実行時や、終了処理の実行時や、一
定周期の検出時や、メンテナンス作業の実行時などに、
カラートナーの各々で印刷濃度が順次変化するパッチ画
像67〜78を転写ベルト9に印刷し、これらのパッチ
画像67〜78を多階調のテストパターンとしてカラー
センサ102により各々読み取り、このカラーセンサ1
02の出力信号に基づいてプリンタ部6によるカラート
ナーの印刷濃度を個々に補正する。
【0094】より詳細には、上述のようにカラートナー
の印刷濃度がテストされる場合、本体制御部2のメモリ
にテストパターンとして予め格納されたパッチ画像67
〜78の画像データが読み出され、図9に示すように、
プリンタ部6の第一から第四の印刷ステーション11〜
14により、転写ベルト9の側縁部にパッチ画像67〜
78が順次印刷される。
の印刷濃度がテストされる場合、本体制御部2のメモリ
にテストパターンとして予め格納されたパッチ画像67
〜78の画像データが読み出され、図9に示すように、
プリンタ部6の第一から第四の印刷ステーション11〜
14により、転写ベルト9の側縁部にパッチ画像67〜
78が順次印刷される。
【0095】そこで、第一の実施例において図7及び図
8に基づいて説明した場合と同様に、上述のように印刷
出力されるパッチ画像67〜78を転写ベルト9の循環
に従ってカラーセンサ102が順次読み取ることになる
が、イエローのパッチ画像67〜69に対してはB−L
ED103が点灯され、マゼンタのパッチ画像70〜7
2に対してはG−LED104が点灯され、シアンのパ
ッチ画像73〜75に対してはR−LED105が点灯
され、ブラックのパッチ画像76〜78に対してはG−
LED104が点灯される。このため、本体制御部2
は、転写ベルト9の駆動モータ40のドライバ回路46
の動作に同期した基準クロックを第一から第四の印刷ス
テーション11〜14でのパッチ画像67〜78の露光
開始からカウントし、このカウント値によりカラーセン
サ102の読取位置にパッチ画像67〜78の中心が到
来したタイミングでLED103〜105の一個を駆動
する。
8に基づいて説明した場合と同様に、上述のように印刷
出力されるパッチ画像67〜78を転写ベルト9の循環
に従ってカラーセンサ102が順次読み取ることになる
が、イエローのパッチ画像67〜69に対してはB−L
ED103が点灯され、マゼンタのパッチ画像70〜7
2に対してはG−LED104が点灯され、シアンのパ
ッチ画像73〜75に対してはR−LED105が点灯
され、ブラックのパッチ画像76〜78に対してはG−
LED104が点灯される。このため、本体制御部2
は、転写ベルト9の駆動モータ40のドライバ回路46
の動作に同期した基準クロックを第一から第四の印刷ス
テーション11〜14でのパッチ画像67〜78の露光
開始からカウントし、このカウント値によりカラーセン
サ102の読取位置にパッチ画像67〜78の中心が到
来したタイミングでLED103〜105の一個を駆動
する。
【0096】つぎに、これらのLED103〜105に
より照明されたパッチ画像67〜78を、カラーセンサ
102のフォトトランジスタ106により読み取るた
め、本体制御部2は、LED103〜105の駆動タイ
ミングと同様に、カラーセンサ102の読取位置にパッ
チ画像67〜78の中心が到来したタイミングでフォト
トランジスタ106の出力信号を読み込む。この時、カ
ラーセンサ102のフォトトランジスタ106は、図1
3に示すように、パッチ画像67〜78の濃度に反比例
した光量を受光し、この光量に比例した電流を出力する
ので、この電流量は抵抗器61で電圧値に変換されてか
ら本体制御部2の増幅器62で増幅されてマイクロコン
ピュータ45に出力される。
より照明されたパッチ画像67〜78を、カラーセンサ
102のフォトトランジスタ106により読み取るた
め、本体制御部2は、LED103〜105の駆動タイ
ミングと同様に、カラーセンサ102の読取位置にパッ
チ画像67〜78の中心が到来したタイミングでフォト
トランジスタ106の出力信号を読み込む。この時、カ
ラーセンサ102のフォトトランジスタ106は、図1
3に示すように、パッチ画像67〜78の濃度に反比例
した光量を受光し、この光量に比例した電流を出力する
ので、この電流量は抵抗器61で電圧値に変換されてか
ら本体制御部2の増幅器62で増幅されてマイクロコン
ピュータ45に出力される。
【0097】そして、以下は前述した第一の実施例のカ
ラー複写機1と同様に、カラートナーの印刷濃度が個々
に補正されて、印刷画像のカラーバランスが良好に維持
される。本実施例のカラー複写機101では、上述のよ
うにカラートナーで多階調に印刷するパッチ画像67〜
78が、カラーセンサ102のLED103〜105に
より補色の発光により照明されるので、カラーセンサ1
02のフォトトランジスタ106は、パッチ画像67〜
78の印刷濃度を高精度に読み取ることができ、プリン
タ部6によるカラートナーの印刷濃度を良好に補正する
ことができる。
ラー複写機1と同様に、カラートナーの印刷濃度が個々
に補正されて、印刷画像のカラーバランスが良好に維持
される。本実施例のカラー複写機101では、上述のよ
うにカラートナーで多階調に印刷するパッチ画像67〜
78が、カラーセンサ102のLED103〜105に
より補色の発光により照明されるので、カラーセンサ1
02のフォトトランジスタ106は、パッチ画像67〜
78の印刷濃度を高精度に読み取ることができ、プリン
タ部6によるカラートナーの印刷濃度を良好に補正する
ことができる。
【0098】なお、ブラックはイエローとマゼンタとシ
アンとの混色に相当するので、これはLED103〜1
05の何れでも良好に照明することができる。つまり、
本実施例のカラー複写機101では、ブラックトナーの
パッチ画像76〜78をG−LED104により照明す
るが、これはB−LED103やR−LED105によ
り照明しても良い。
アンとの混色に相当するので、これはLED103〜1
05の何れでも良好に照明することができる。つまり、
本実施例のカラー複写機101では、ブラックトナーの
パッチ画像76〜78をG−LED104により照明す
るが、これはB−LED103やR−LED105によ
り照明しても良い。
【0099】また、本実施例のカラー複写機101は、
G−LED104とR−LED105とに印加する電流
量が適正に設定されていることにより、ブラックの中間
濃度のパッチ画像77をB−LED103により照明し
た場合のフォトトランジスタ106の出力強度と、G−
LED104やR−LED105により照明した場合の
フォトトランジスタ106の出力強度とが同一である。
このため、LED103〜105を切り替えてもフォト
トランジスタ106の出力信号が同一レベルであるの
で、これを増幅する増幅器62の増幅度をLED103
〜105毎に切り替える必要がなく、共に増幅器62の
特性がリニアな領域を利用できる。
G−LED104とR−LED105とに印加する電流
量が適正に設定されていることにより、ブラックの中間
濃度のパッチ画像77をB−LED103により照明し
た場合のフォトトランジスタ106の出力強度と、G−
LED104やR−LED105により照明した場合の
フォトトランジスタ106の出力強度とが同一である。
このため、LED103〜105を切り替えてもフォト
トランジスタ106の出力信号が同一レベルであるの
で、これを増幅する増幅器62の増幅度をLED103
〜105毎に切り替える必要がなく、共に増幅器62の
特性がリニアな領域を利用できる。
【0100】なお、LED103〜105は、結晶成分
によって発色が決定されるが、出射光がブルーのB−L
ED103は、他のLED104,105に比較して発
光強度が低い。このため、上述のようにB−LED10
3を基準として他のLED104,105の発光強度を
調整すれば、三個のLED103〜105の発光強度を
同一に調整することができる。
によって発色が決定されるが、出射光がブルーのB−L
ED103は、他のLED104,105に比較して発
光強度が低い。このため、上述のようにB−LED10
3を基準として他のLED104,105の発光強度を
調整すれば、三個のLED103〜105の発光強度を
同一に調整することができる。
【0101】また、本実施例では発光素子としてLED
103〜105を採用しているので、その発光強度を調
整するための電力の設定を電流量により行なっている
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば、発光素子としてEL(Electro Luminescence)を利
用する場合は電力の設定を電圧により行なうことにな
る。
103〜105を採用しているので、その発光強度を調
整するための電力の設定を電流量により行なっている
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば、発光素子としてEL(Electro Luminescence)を利
用する場合は電力の設定を電圧により行なうことにな
る。
【0102】なお、本実施例でLED103〜105の
出力調整に利用するブラックの中間濃度のパッチ画像7
7は、印刷濃度の変化が大きく表れるので、このパッチ
画像77に基づいてLED103〜105の出力強度を
調整すれば、この調整を高精度に行なうことができる。
出力調整に利用するブラックの中間濃度のパッチ画像7
7は、印刷濃度の変化が大きく表れるので、このパッチ
画像77に基づいてLED103〜105の出力強度を
調整すれば、この調整を高精度に行なうことができる。
【0103】しかし、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、LED103〜105の出力調整の精度
に余裕があるならば、例えば、転写ベルト9をB−LE
D103により照明した場合のフォトトランジスタ10
6の出力強度とG−LED104やR−LED105に
より照明した場合のフォトトランジスタ106の出力強
度とが同一になるよう、センサ制御手段がG−LED1
04とR−LED105とに印加する電力を設定するこ
とも可能である。この場合、パッチ画像77を印刷する
ことなくLED103〜105の出力調整を行なえるの
で、この作業を簡易かつ迅速に行なうことができる。
ものではなく、LED103〜105の出力調整の精度
に余裕があるならば、例えば、転写ベルト9をB−LE
D103により照明した場合のフォトトランジスタ10
6の出力強度とG−LED104やR−LED105に
より照明した場合のフォトトランジスタ106の出力強
度とが同一になるよう、センサ制御手段がG−LED1
04とR−LED105とに印加する電力を設定するこ
とも可能である。この場合、パッチ画像77を印刷する
ことなくLED103〜105の出力調整を行なえるの
で、この作業を簡易かつ迅速に行なうことができる。
【0104】また、本実施例のカラー複写機101で
は、増幅器62の増幅度が適正に設定されていることに
より、カラーセンサ102がパッチ画像67〜78を読
み取った場合の出力強度が電源電圧より少し低い電圧と
されている。このため、カラーセンサ102の出力電圧
は、パッチ画像67〜78の濃度検出に最適な割合で増
幅されることになり、パッチ画像67〜78の印刷濃度
が高精度に検出される。このことを以下に詳述する。
は、増幅器62の増幅度が適正に設定されていることに
より、カラーセンサ102がパッチ画像67〜78を読
み取った場合の出力強度が電源電圧より少し低い電圧と
されている。このため、カラーセンサ102の出力電圧
は、パッチ画像67〜78の濃度検出に最適な割合で増
幅されることになり、パッチ画像67〜78の印刷濃度
が高精度に検出される。このことを以下に詳述する。
【0105】まず、カラーセンサ102の出力信号は微
弱なので、これを増幅することなく離反したマイクロコ
ンピュータ45まで伝送すると、ノイズが混入してパッ
チ画像67〜78の濃度検出の精度が低下する。このた
め、本実施例のカラー複写機101は、カラーセンサ1
02の近傍に増幅器62を配置し、カラーセンサ102
の出力信号を増幅してからマイクロコンピュータ45ま
で伝送している。
弱なので、これを増幅することなく離反したマイクロコ
ンピュータ45まで伝送すると、ノイズが混入してパッ
チ画像67〜78の濃度検出の精度が低下する。このた
め、本実施例のカラー複写機101は、カラーセンサ1
02の近傍に増幅器62を配置し、カラーセンサ102
の出力信号を増幅してからマイクロコンピュータ45ま
で伝送している。
【0106】カラーセンサ102の出力電圧は、パッチ
画像67,70,73,76を読み取る場合には最大で
も 1(V)程度であるが、転写ベルト9を読み取る場合
は3(V)にもなる。増幅器62の出力電圧が電源電圧
に到達すると、これは飽和してリニアリティが無くなる
ので、例えば、電源電圧が 15(V)の場合、転写ベルト
9を読み取った場合の出力電圧も必要ならば、増幅器6
2の増幅度を5倍以下とする必要がある。
画像67,70,73,76を読み取る場合には最大で
も 1(V)程度であるが、転写ベルト9を読み取る場合
は3(V)にもなる。増幅器62の出力電圧が電源電圧
に到達すると、これは飽和してリニアリティが無くなる
ので、例えば、電源電圧が 15(V)の場合、転写ベルト
9を読み取った場合の出力電圧も必要ならば、増幅器6
2の増幅度を5倍以下とする必要がある。
【0107】しかし、パッチ画像67〜78を読み取っ
た場合の出力電圧のみ必要ならば、増幅器62の増幅度
は15倍以下であれば良く、例えば、14倍として設定でき
る。この場合、転写ベルト9を読み取った場合の出力電
圧は飽和するが、必要なパッチ画像67〜78を読み取
った場合の出力電圧は14倍もの大きい増幅度で検出でき
るので、パッチ画像67〜78の濃度検出の精度が向上
する。
た場合の出力電圧のみ必要ならば、増幅器62の増幅度
は15倍以下であれば良く、例えば、14倍として設定でき
る。この場合、転写ベルト9を読み取った場合の出力電
圧は飽和するが、必要なパッチ画像67〜78を読み取
った場合の出力電圧は14倍もの大きい増幅度で検出でき
るので、パッチ画像67〜78の濃度検出の精度が向上
する。
【0108】本発明の第三の実施例を図14ないし図2
3に基づいて以下に説明する。なお、この第三の実施例
に関し、上述した第二の実施例と同一の部分は、同一の
名称と符号とを利用して詳細な説明は省略する。
3に基づいて以下に説明する。なお、この第三の実施例
に関し、上述した第二の実施例と同一の部分は、同一の
名称と符号とを利用して詳細な説明は省略する。
【0109】まず、本実施例のカラープリンタであるカ
ラー複写機(図示せず)では、カラーセンサ102が転
写ベルト9の末端近傍の側部と対向する位置に配置され
ており、このカラーセンサ102は、第一の発光素子で
あるB−LED103、第二の発光素子であるG−LE
D104、第三の発光素子であるR−LED105と、
受光素子である一個のフォトトランジスタ106とを有
している。
ラー複写機(図示せず)では、カラーセンサ102が転
写ベルト9の末端近傍の側部と対向する位置に配置され
ており、このカラーセンサ102は、第一の発光素子で
あるB−LED103、第二の発光素子であるG−LE
D104、第三の発光素子であるR−LED105と、
受光素子である一個のフォトトランジスタ106とを有
している。
【0110】また、本実施例のカラー複写機の画像処理
部201は、図14に示すように、γ変換部63、マス
キング処理部64、UCR処理部65、混色補正手段で
ある混色補正処理部202、バッファメモリ203等を
有しており、前記混色補正処理部202は、図15に示
すように、YMCKの各カラー毎に補正処理回路204
〜207を有している。これらの補正処理回路204〜
207の各々は、図16ないし図19に示すように、マ
イクロコンピュータ45の補正信号により選択されるル
ックアップテーブル208〜211を有しており、これ
らのルックアップテーブル208〜211には、カラー
トナーの印刷濃度を補正する補正データが格納されてい
る。
部201は、図14に示すように、γ変換部63、マス
キング処理部64、UCR処理部65、混色補正手段で
ある混色補正処理部202、バッファメモリ203等を
有しており、前記混色補正処理部202は、図15に示
すように、YMCKの各カラー毎に補正処理回路204
〜207を有している。これらの補正処理回路204〜
207の各々は、図16ないし図19に示すように、マ
イクロコンピュータ45の補正信号により選択されるル
ックアップテーブル208〜211を有しており、これ
らのルックアップテーブル208〜211には、カラー
トナーの印刷濃度を補正する補正データが格納されてい
る。
【0111】本実施例のカラー複写機は、センサ制御手
段、出力記憶手段、混色検出手段、を有している。セン
サ制御手段は、カラーセンサ102がパッチ画像67〜
78を読み取る場合に、トランジスタアレイ107によ
るLED103〜105の駆動をマイクロコンピュータ
45が制御することにより、各カラーのパッチ画像67
〜78の各々に対して各カラーのLED103〜105
の全部を順番に点灯させる。
段、出力記憶手段、混色検出手段、を有している。セン
サ制御手段は、カラーセンサ102がパッチ画像67〜
78を読み取る場合に、トランジスタアレイ107によ
るLED103〜105の駆動をマイクロコンピュータ
45が制御することにより、各カラーのパッチ画像67
〜78の各々に対して各カラーのLED103〜105
の全部を順番に点灯させる。
【0112】つまり、イエローのパッチ画像67〜69
に対し、最初にB−LED103を点灯してフォトトラ
ンジスタ106の出力信号を読み取り、つぎにG−LE
D104を点灯してフォトトランジスタ106の出力信
号を読み取り、最後にR−LED105を点灯してフォ
トトランジスタ106の出力信号を読み取る。同様に、
マゼンタとシアンとブラックとのパッチ画像70〜78
に対しても全部のLED103〜105を順番に点灯し
てフォトトランジスタ106の出力信号を読み取る。
に対し、最初にB−LED103を点灯してフォトトラ
ンジスタ106の出力信号を読み取り、つぎにG−LE
D104を点灯してフォトトランジスタ106の出力信
号を読み取り、最後にR−LED105を点灯してフォ
トトランジスタ106の出力信号を読み取る。同様に、
マゼンタとシアンとブラックとのパッチ画像70〜78
に対しても全部のLED103〜105を順番に点灯し
てフォトトランジスタ106の出力信号を読み取る。
【0113】なお、センサ制御手段は、無彩色の媒体で
ある白色の転写ベルト9をB−LED103により照明
した場合のフォトトランジスタ106の出力強度と、G
−LED104やR−LED105により照明した場合
のフォトトランジスタ106の出力強度とが同一になる
よう、G−LED104とR−LED105とに印加す
る電流量が設定されている。
ある白色の転写ベルト9をB−LED103により照明
した場合のフォトトランジスタ106の出力強度と、G
−LED104やR−LED105により照明した場合
のフォトトランジスタ106の出力強度とが同一になる
よう、G−LED104とR−LED105とに印加す
る電流量が設定されている。
【0114】前記出力記憶手段は、マイクロコンピュー
タ45のメモリ(図示せず)からなり、上述のように設
定された電力によりB−LED103とG−LED10
4とR−LED105とを個々に点灯させて転写ベルト
9を照明した場合のフォトトランジスタ106の出力強
度を各々記憶している。
タ45のメモリ(図示せず)からなり、上述のように設
定された電力によりB−LED103とG−LED10
4とR−LED105とを個々に点灯させて転写ベルト
9を照明した場合のフォトトランジスタ106の出力強
度を各々記憶している。
【0115】前記混色検出手段は、前記センサ制御手段
が上述のように駆動する前記カラーセンサ102が各カ
ラーのパッチ画像67〜78を読み取った出力信号に基
づいてカラートナーの混色を検出する。この時、前記混
色検出手段は、最初にセンサ制御手段に設定された電力
によりB−LED103とG−LED104とR−LE
D105とを各々点灯させて転写ベルト9を照明し、フ
ォトトランジスタ106の出力強度を出力記憶手段に記
憶された出力強度と比較する。この比較結果に基づいて
カラーセンサ102の出力信号を補正してカラートナー
の混色を検出し、この検出結果に対応してマイクロコン
ピュータ45から前記混色補正処理部202に補正信号
を出力する。
が上述のように駆動する前記カラーセンサ102が各カ
ラーのパッチ画像67〜78を読み取った出力信号に基
づいてカラートナーの混色を検出する。この時、前記混
色検出手段は、最初にセンサ制御手段に設定された電力
によりB−LED103とG−LED104とR−LE
D105とを各々点灯させて転写ベルト9を照明し、フ
ォトトランジスタ106の出力強度を出力記憶手段に記
憶された出力強度と比較する。この比較結果に基づいて
カラーセンサ102の出力信号を補正してカラートナー
の混色を検出し、この検出結果に対応してマイクロコン
ピュータ45から前記混色補正処理部202に補正信号
を出力する。
【0116】この混色補正処理部20は、前記混色検出
手段が上述のように検出した混色の補正信号に対応して
前記補正処理回路204〜207の各々で前記ルックア
ップテーブル208〜211を選択することにより、前
記UCR処理部65から入力されて前記バッファメモリ
203に出力するYMCKの印刷濃度を個々に補正す
る。
手段が上述のように検出した混色の補正信号に対応して
前記補正処理回路204〜207の各々で前記ルックア
ップテーブル208〜211を選択することにより、前
記UCR処理部65から入力されて前記バッファメモリ
203に出力するYMCKの印刷濃度を個々に補正す
る。
【0117】このような構成において、本実施例のカラ
ー複写機は、転写ベルト9により順次搬送される印刷用
紙8にYMCKのカラートナーを順番に転写してカラー
画像を形成するので、先に印刷用紙8に転写されたカラ
ートナーが後の現像器19に混入する。これは混色とし
て経時的に印刷画像のカラーバランスを劣化させるが、
本実施例のカラー複写機では、このような混色を検出し
て解消することができる。
ー複写機は、転写ベルト9により順次搬送される印刷用
紙8にYMCKのカラートナーを順番に転写してカラー
画像を形成するので、先に印刷用紙8に転写されたカラ
ートナーが後の現像器19に混入する。これは混色とし
て経時的に印刷画像のカラーバランスを劣化させるが、
本実施例のカラー複写機では、このような混色を検出し
て解消することができる。
【0118】このようなカラー複写機の処理動作を、図
20ないし図23に基づいて以下に順次説明する。ま
ず、初期設定やメンテナンス作業の実行時などに、カラ
ートナーの各々で印刷濃度が順次変化するパッチ画像6
7〜78が転写ベルト9に印刷され、これらのパッチ画
像67〜78が多階調のテストパターンとしてカラーセ
ンサ102により各々読み取られる。このカラーセンサ
102はパッチ画像67〜78を転写ベルト9の循環に
従って順次読み取るが、各カラーのパッチ画像67〜7
8の各々に対して全部のLED103〜105を順番に
点灯してフォトトランジスタ106の出力信号を個々に
読み取る。
20ないし図23に基づいて以下に順次説明する。ま
ず、初期設定やメンテナンス作業の実行時などに、カラ
ートナーの各々で印刷濃度が順次変化するパッチ画像6
7〜78が転写ベルト9に印刷され、これらのパッチ画
像67〜78が多階調のテストパターンとしてカラーセ
ンサ102により各々読み取られる。このカラーセンサ
102はパッチ画像67〜78を転写ベルト9の循環に
従って順次読み取るが、各カラーのパッチ画像67〜7
8の各々に対して全部のLED103〜105を順番に
点灯してフォトトランジスタ106の出力信号を個々に
読み取る。
【0119】例えば、イエローのパッチ画像67〜69
は、混色が発生していなければ、ブルー光のみを吸収し
てグリーン光とレッド光とは吸収しないので、カラーセ
ンサ102は、B−LED103を点灯した場合のみフ
ォトトランジスタ106の出力信号が低下することにな
る。このようなフォトトランジスタ106の出力信号は
LED103〜105を切り替えても同一レベルになる
よう設定されており、この混色が発生していない場合の
出力信号はマイクロコンピュータ45が予め記憶してい
る。
は、混色が発生していなければ、ブルー光のみを吸収し
てグリーン光とレッド光とは吸収しないので、カラーセ
ンサ102は、B−LED103を点灯した場合のみフ
ォトトランジスタ106の出力信号が低下することにな
る。このようなフォトトランジスタ106の出力信号は
LED103〜105を切り替えても同一レベルになる
よう設定されており、この混色が発生していない場合の
出力信号はマイクロコンピュータ45が予め記憶してい
る。
【0120】そして、イエローのパッチ画像67〜69
にマゼンタが混色した場合、ブルー光の吸収率が低下す
ると共にグリーン光の吸収率が増加するので、フォトト
ランジスタ106の出力信号は、B−LED103の点
灯時は本来より上昇し、G−LED104の点灯時は本
来より低下する。同様に、イエローのパッチ画像67〜
69にシアンが混色しているとレッド光の吸収率が増加
するので、R−LED105の点灯時のフォトトランジ
スタ106の出力信号が低下する。
にマゼンタが混色した場合、ブルー光の吸収率が低下す
ると共にグリーン光の吸収率が増加するので、フォトト
ランジスタ106の出力信号は、B−LED103の点
灯時は本来より上昇し、G−LED104の点灯時は本
来より低下する。同様に、イエローのパッチ画像67〜
69にシアンが混色しているとレッド光の吸収率が増加
するので、R−LED105の点灯時のフォトトランジ
スタ106の出力信号が低下する。
【0121】そこで、カラーセンサ102の出力信号が
マイクロコンピュータ45により本来の出力信号と比較
され、この比較結果によりイエローの混色が検出されて
対応する補正信号がマイクロコンピュータ45から混色
補正処理部202に出力される。このような処理動作
は、マゼンタとシアンとブラックとのパッチ画像70〜
78に対しても実行されるので、全部のカラートナーの
混色が検出されてマイクロコンピュータ45から混色補
正処理部202に補正信号が出力される。
マイクロコンピュータ45により本来の出力信号と比較
され、この比較結果によりイエローの混色が検出されて
対応する補正信号がマイクロコンピュータ45から混色
補正処理部202に出力される。このような処理動作
は、マゼンタとシアンとブラックとのパッチ画像70〜
78に対しても実行されるので、全部のカラートナーの
混色が検出されてマイクロコンピュータ45から混色補
正処理部202に補正信号が出力される。
【0122】この混色補正処理部202は、マイクロコ
ンピュータ45から受信した補正信号に対応してYMC
Kの補正処理回路204〜207の各々でルックアップ
テーブル208〜211を選択し、その選択したルック
アップテーブル208〜211によりUCR処理部65
からバッファメモリ203まで転送されるYMCKの印
刷データを補正することにより、YMCKの印刷濃度を
個々に補正する。
ンピュータ45から受信した補正信号に対応してYMC
Kの補正処理回路204〜207の各々でルックアップ
テーブル208〜211を選択し、その選択したルック
アップテーブル208〜211によりUCR処理部65
からバッファメモリ203まで転送されるYMCKの印
刷データを補正することにより、YMCKの印刷濃度を
個々に補正する。
【0123】例えば、印刷データが、イエロー濃度1.2
、マゼンタ濃度1.3 、シアン濃度1.1 、ブラック濃度
0.0 、の場合、混色が発生していない場合は、上述した
濃度で各カラーのトナーを印刷すれば良好なカラー画像
が形成される。しかし、イエロートナーにマゼンタトナ
ーが混入している場合、印刷データの濃度でカラー画像
を形成すると、これはマゼンタが濃く印刷される。この
ような場合、上述のようにマゼンタの混色は検出される
ので、この混色に対応してマゼンタトナーの印刷濃度を
低下させる補正信号がマイクロコンピュータ45から混
色補正処理部202に出力される。
、マゼンタ濃度1.3 、シアン濃度1.1 、ブラック濃度
0.0 、の場合、混色が発生していない場合は、上述した
濃度で各カラーのトナーを印刷すれば良好なカラー画像
が形成される。しかし、イエロートナーにマゼンタトナ
ーが混入している場合、印刷データの濃度でカラー画像
を形成すると、これはマゼンタが濃く印刷される。この
ような場合、上述のようにマゼンタの混色は検出される
ので、この混色に対応してマゼンタトナーの印刷濃度を
低下させる補正信号がマイクロコンピュータ45から混
色補正処理部202に出力される。
【0124】この混色補正処理部202では、混色が発
生していない場合、マイクロコンピュータ45から受信
する3ビットの補正信号“0”に対応して全部の補正処
理回路204〜207の各々が基本のルックアップテー
ブル208を選択しており、このルックアップテーブル
208により8ビットのYMCKの印刷データを補正す
ることなく転送する。
生していない場合、マイクロコンピュータ45から受信
する3ビットの補正信号“0”に対応して全部の補正処
理回路204〜207の各々が基本のルックアップテー
ブル208を選択しており、このルックアップテーブル
208により8ビットのYMCKの印刷データを補正す
ることなく転送する。
【0125】しかし、上述のようにイエロートナーにマ
ゼンタトナーが混入した場合、検出されたマゼンタトナ
ーの混色の度合に対応した補正信号がマイクロコンピュ
ータ45からマゼンタの補正処理回路205に出力され
る。この補正処理回路205は、例えば、補正信号
“2”に対応してルックアップテーブル210を選択す
るので、このルックアップテーブル210によりマゼン
タの印刷データの印刷濃度が二段階に低下されることに
なる。この場合、YMCKの印刷データはマゼンタの印
刷濃度が混色に対応して補正されるので、カラー画像は
マゼンタが濃く印刷されることなく良好なカラーバラン
スで印刷される。
ゼンタトナーが混入した場合、検出されたマゼンタトナ
ーの混色の度合に対応した補正信号がマイクロコンピュ
ータ45からマゼンタの補正処理回路205に出力され
る。この補正処理回路205は、例えば、補正信号
“2”に対応してルックアップテーブル210を選択す
るので、このルックアップテーブル210によりマゼン
タの印刷データの印刷濃度が二段階に低下されることに
なる。この場合、YMCKの印刷データはマゼンタの印
刷濃度が混色に対応して補正されるので、カラー画像は
マゼンタが濃く印刷されることなく良好なカラーバラン
スで印刷される。
【0126】つまり、本実施例のカラー複写機では、カ
ラートナーに混色が発生しても、これがカラートナーの
印刷濃度により補正されるので、印刷画像のカラーバラ
ンスが良好に維持される。しかも、このような混色の解
消が、他のカラートナーに混入したカラートナーの印刷
濃度の低下により実現されるので、印刷画像のカラーバ
ランスが簡易な処理で良好に補正される。
ラートナーに混色が発生しても、これがカラートナーの
印刷濃度により補正されるので、印刷画像のカラーバラ
ンスが良好に維持される。しかも、このような混色の解
消が、他のカラートナーに混入したカラートナーの印刷
濃度の低下により実現されるので、印刷画像のカラーバ
ランスが簡易な処理で良好に補正される。
【0127】なお、本実施例のカラー複写機では、上述
のようにカラーセンサ102によりパッチ画像67〜7
8を読み取ってカラートナーの混色を検出するが、カラ
ーセンサ102は経時変化や環境変化により出力レベル
が変動する。しかし、本実施例のカラー複写機は、カラ
ーセンサ102の出力レベルを、その出力変動に対応し
て補正することもできるので、カラートナーの混色を常
時良好に検出することができる。
のようにカラーセンサ102によりパッチ画像67〜7
8を読み取ってカラートナーの混色を検出するが、カラ
ーセンサ102は経時変化や環境変化により出力レベル
が変動する。しかし、本実施例のカラー複写機は、カラ
ーセンサ102の出力レベルを、その出力変動に対応し
て補正することもできるので、カラートナーの混色を常
時良好に検出することができる。
【0128】このようなカラー複写機の処理動作を以下
に順次説明する。まず、上述のようにカラートナーの混
色を検出するためにカラーセンサ102によりパッチ画
像67〜78が読み取られる場合、これに先行してカラ
ーセンサ102により転写ベルト9が読み取られる。こ
の場合、パッチ画像67〜78の読取時と同様に、全部
のLED103〜105が順番に点灯され、これに対応
してフォトトランジスタ106の出力信号が順番に読み
取られる。カラーセンサ102に出力変動が発生してい
ない場合の出力信号はマイクロコンピュータ45に予め
記憶されているので、これらの出力信号の比較によりカ
ラーセンサ102の出力変動が検出される。
に順次説明する。まず、上述のようにカラートナーの混
色を検出するためにカラーセンサ102によりパッチ画
像67〜78が読み取られる場合、これに先行してカラ
ーセンサ102により転写ベルト9が読み取られる。こ
の場合、パッチ画像67〜78の読取時と同様に、全部
のLED103〜105が順番に点灯され、これに対応
してフォトトランジスタ106の出力信号が順番に読み
取られる。カラーセンサ102に出力変動が発生してい
ない場合の出力信号はマイクロコンピュータ45に予め
記憶されているので、これらの出力信号の比較によりカ
ラーセンサ102の出力変動が検出される。
【0129】上述のようにカラーセンサ102の出力変
動が検出された場合、これに対応してカラーセンサ10
2でパッチ画像67〜78を読み取った出力信号が補正
されるので、パッチ画像67〜78は常時良好なカラー
バランスで読み取られることになり、カラートナーの混
色も常時良好に検出される。
動が検出された場合、これに対応してカラーセンサ10
2でパッチ画像67〜78を読み取った出力信号が補正
されるので、パッチ画像67〜78は常時良好なカラー
バランスで読み取られることになり、カラートナーの混
色も常時良好に検出される。
【0130】なお、本実施例のカラー複写機では、YM
CKのカラートナーの各々の混色を検出して補正するこ
とを例示したが、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、印刷順序が一番目のカラートナーで
あるイエロートナーには他のカラートナーが混入するこ
とは少ないので、このイエロートナーに対しては混色の
検出と補正とを省略し、カラー複写機の構造を簡略化し
て処理の負担を軽減することも可能である。また、ブラ
ックトナーは他のカラートナーが混入しても印刷品質の
低下が微少であるので、このブラックトナーに対しても
混色の検出と補正とを省略し、カラー複写機の構造を簡
略化して処理の負担を軽減することも可能である。
CKのカラートナーの各々の混色を検出して補正するこ
とを例示したが、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、印刷順序が一番目のカラートナーで
あるイエロートナーには他のカラートナーが混入するこ
とは少ないので、このイエロートナーに対しては混色の
検出と補正とを省略し、カラー複写機の構造を簡略化し
て処理の負担を軽減することも可能である。また、ブラ
ックトナーは他のカラートナーが混入しても印刷品質の
低下が微少であるので、このブラックトナーに対しても
混色の検出と補正とを省略し、カラー複写機の構造を簡
略化して処理の負担を軽減することも可能である。
【0131】また、本実施例のカラー複写機では、三個
のLED103〜105と一個のフォトトランジスタ1
06とからなるカラーセンサ102によりパッチ画像6
7〜78を読み取ってカラートナーの混色を検出するこ
とを例示したが、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、一個の白色光源56が組み合わされた三個の
受光素子58〜60からなるカラーセンサ57によりパ
ッチ画像67〜78を読み取ってカラートナーの混色を
検出することも可能である。この場合、パッチ画像67
〜78の各々をカラーセンサ57の三個の受光素子58
〜60の全部で読み取り、この出力信号からカラートナ
ーの混色を検出する。
のLED103〜105と一個のフォトトランジスタ1
06とからなるカラーセンサ102によりパッチ画像6
7〜78を読み取ってカラートナーの混色を検出するこ
とを例示したが、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、一個の白色光源56が組み合わされた三個の
受光素子58〜60からなるカラーセンサ57によりパ
ッチ画像67〜78を読み取ってカラートナーの混色を
検出することも可能である。この場合、パッチ画像67
〜78の各々をカラーセンサ57の三個の受光素子58
〜60の全部で読み取り、この出力信号からカラートナ
ーの混色を検出する。
【0132】また、このようなカラーセンサ57に対し
てカラーセンサ102と同様に出力変動を補正すること
も可能である。この場合、カラーセンサ57の出力強度
を増幅器62の増幅度により同一に補正しておき、この
ようなカラーセンサ57により転写ベルト9を読み取っ
た出力信号をマイクロコンピュータ45に記憶してお
く。カラートナーの混色を検出するためにカラーセンサ
57でパッチ画像67〜78を読み取る場合に、カラー
センサ57で転写ベルト9を読み取ってマイクロコンピ
ュータ45に記憶された本来の出力信号と比較し、この
比較結果に対応してパッチ画像67〜78を読み取った
出力信号を補正する。
てカラーセンサ102と同様に出力変動を補正すること
も可能である。この場合、カラーセンサ57の出力強度
を増幅器62の増幅度により同一に補正しておき、この
ようなカラーセンサ57により転写ベルト9を読み取っ
た出力信号をマイクロコンピュータ45に記憶してお
く。カラートナーの混色を検出するためにカラーセンサ
57でパッチ画像67〜78を読み取る場合に、カラー
センサ57で転写ベルト9を読み取ってマイクロコンピ
ュータ45に記憶された本来の出力信号と比較し、この
比較結果に対応してパッチ画像67〜78を読み取った
出力信号を補正する。
【0133】さらに、上述した実施例等では、カラーセ
ンサ57,102の出力レベルを補正する場合、転写ベ
ルト9を無彩色の媒体として読み取ることを例示した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、こ
のような無彩色の媒体はカラートナーの印刷濃度とは無
関係にカラーセンサ57,102により読み取ることが
できれば良いので、例えば、転写ベルト9に予め固定的
に印刷されたグレースケール(図示せず)、印刷用紙
8、予め用意されたチャート用紙(図示せず)、などが
利用可能である。
ンサ57,102の出力レベルを補正する場合、転写ベ
ルト9を無彩色の媒体として読み取ることを例示した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、こ
のような無彩色の媒体はカラートナーの印刷濃度とは無
関係にカラーセンサ57,102により読み取ることが
できれば良いので、例えば、転写ベルト9に予め固定的
に印刷されたグレースケール(図示せず)、印刷用紙
8、予め用意されたチャート用紙(図示せず)、などが
利用可能である。
【0134】
【0135】
【0136】
【0137】
【0138】
【0139】
【0140】
【0141】
【0142】
【0143】
【0144】
【0145】
【0146】
【発明の効果】請求項1記載の画像形成装置は、カラー
トナーの各々でテストパターンを印刷するパターン印刷
手段を設け、このパターン印刷手段で印刷されて順次移
動するテストパターンを読み取る位置にカラーセンサを
配置し、このカラーセンサの出力信号に基づいてカラー
トナーの混色を検出する混色検出手段を設け、この混色
検出手段が検出した混色に対応して他のカラートナーに
混入したカラートナーの印刷濃度を低下させる混色補正
手段を設けたことにより、カラートナーの混色を検出し
て解消することができるので、単純な処理でカラートナ
ーの混色を良好に解消することができる。
トナーの各々でテストパターンを印刷するパターン印刷
手段を設け、このパターン印刷手段で印刷されて順次移
動するテストパターンを読み取る位置にカラーセンサを
配置し、このカラーセンサの出力信号に基づいてカラー
トナーの混色を検出する混色検出手段を設け、この混色
検出手段が検出した混色に対応して他のカラートナーに
混入したカラートナーの印刷濃度を低下させる混色補正
手段を設けたことにより、カラートナーの混色を検出し
て解消することができるので、単純な処理でカラートナ
ーの混色を良好に解消することができる。
【0147】
【0148】
【0149】
【0150】
【0151】
【0152】請求項2記載の画像形成装置では、パター
ン印刷手段は、カラートナーであるイエロートナーとマ
ゼンタトナーとシアントナーとによりテストパターンと
してイエローパターンとマゼンタパターンとシアンパタ
ーンとを順次移動する無彩色の媒体に印刷し、カラーセ
ンサによるテストパターンの読取時に、イエローパター
ンに対しては第一の発光素子を点灯し、マゼンタパター
ンに対しては第二の発光素子を点灯し、シアンパターン
に対しては第三の発光素子を点灯するセンサ制御手段を
設け、無彩色の媒体を第一の発光素子により照明した場
合の受光素子の出力強度と第二の発光素子や第三の発光
素子により照明した場合の受光素子の出力強度とが同一
になるよう、センサ制御手段が第二の発光素子と第三の
発光素子とに印加する電力を設定し、この設定された電
力により第一の発光素子と第二の発光素子と第三の発光
素子とを個々に点灯させて無彩色の媒体を照明した場合
の受光素子の出力強度を各々記憶した出力記憶手段を設
け、混色検出手段は、カラーセンサにより各カラーのテ
ストパターンを読み取ってカラートナーの混色を検出す
る場合に、センサ制御手段に設定された電力により第一
の発光素子と第二の発光素子と第三の発光素子とを各々
点灯させて無彩色の媒体を照明し、受光素子の出力強度
を出力記憶手段に記憶された出力強度と比較し、この比
較結果に基づいてカラーセンサの出力信号を補正するこ
とにより、カラーセンサの出力レベルが変動しても、こ
れが検出されて出力信号が補正されるので、カラートナ
ーの混色が常時良好に検出される。
ン印刷手段は、カラートナーであるイエロートナーとマ
ゼンタトナーとシアントナーとによりテストパターンと
してイエローパターンとマゼンタパターンとシアンパタ
ーンとを順次移動する無彩色の媒体に印刷し、カラーセ
ンサによるテストパターンの読取時に、イエローパター
ンに対しては第一の発光素子を点灯し、マゼンタパター
ンに対しては第二の発光素子を点灯し、シアンパターン
に対しては第三の発光素子を点灯するセンサ制御手段を
設け、無彩色の媒体を第一の発光素子により照明した場
合の受光素子の出力強度と第二の発光素子や第三の発光
素子により照明した場合の受光素子の出力強度とが同一
になるよう、センサ制御手段が第二の発光素子と第三の
発光素子とに印加する電力を設定し、この設定された電
力により第一の発光素子と第二の発光素子と第三の発光
素子とを個々に点灯させて無彩色の媒体を照明した場合
の受光素子の出力強度を各々記憶した出力記憶手段を設
け、混色検出手段は、カラーセンサにより各カラーのテ
ストパターンを読み取ってカラートナーの混色を検出す
る場合に、センサ制御手段に設定された電力により第一
の発光素子と第二の発光素子と第三の発光素子とを各々
点灯させて無彩色の媒体を照明し、受光素子の出力強度
を出力記憶手段に記憶された出力強度と比較し、この比
較結果に基づいてカラーセンサの出力信号を補正するこ
とにより、カラーセンサの出力レベルが変動しても、こ
れが検出されて出力信号が補正されるので、カラートナ
ーの混色が常時良好に検出される。
【0153】請求項3記載の画像形成装置では、パター
ン印刷手段は、カラートナーであるイエロートナーとマ
ゼンタトナーとシアントナーとによりテストパターンと
してイエローパターンとマゼンタパターンとシアンパタ
ーンとを順次移動する無彩色の媒体に印刷し、カラーセ
ンサによるテストパターンの読取時に、イエローパター
ンの移動位置に対応してブルー光に感度が高い第一の受
光素子の出力信号を読み取り、マゼンタパターンの移動
位置に対応してグリーン光に感度が高い第二の受光素子
の出力信号を読み取り、シアンパターンの移動位置に対
応してレッド光に感度が高い第三の受光素子の出力信号
を読み取る読取制御手段を設け、無彩色の媒体を第一の
受光素子により読み取った出力強度と第二の受光素子や
第三の受光素子により読み取った出力強度とを同一に補
正する出力補正手段を設け、カーセンサの第一の受光素
子と第二の受光素子と第三の受光素子とにより無彩色の
媒体を読み取って出力補正手段により補正した出力強度
を各々記憶した出力記憶手段を設け、混色検出手段は、
カラーセンサにより各カラーのテストパターンを読み取
ってカラートナーの混色を検出する場合に、カラーセン
サにより無彩色の媒体を読み取って第一の受光素子と第
二の受光素子と第三の受光素子との出力強度を出力記憶
手段に記憶された出力強度と各々比較し、これらの比較
結果に基づいてカラーセンサの出力信号を補正すること
により、カラーセンサの出力レベルが変動しても、これ
が検出されて出力信号が補正されるので、カラートナー
の混色が常時良好に検出される。
ン印刷手段は、カラートナーであるイエロートナーとマ
ゼンタトナーとシアントナーとによりテストパターンと
してイエローパターンとマゼンタパターンとシアンパタ
ーンとを順次移動する無彩色の媒体に印刷し、カラーセ
ンサによるテストパターンの読取時に、イエローパター
ンの移動位置に対応してブルー光に感度が高い第一の受
光素子の出力信号を読み取り、マゼンタパターンの移動
位置に対応してグリーン光に感度が高い第二の受光素子
の出力信号を読み取り、シアンパターンの移動位置に対
応してレッド光に感度が高い第三の受光素子の出力信号
を読み取る読取制御手段を設け、無彩色の媒体を第一の
受光素子により読み取った出力強度と第二の受光素子や
第三の受光素子により読み取った出力強度とを同一に補
正する出力補正手段を設け、カーセンサの第一の受光素
子と第二の受光素子と第三の受光素子とにより無彩色の
媒体を読み取って出力補正手段により補正した出力強度
を各々記憶した出力記憶手段を設け、混色検出手段は、
カラーセンサにより各カラーのテストパターンを読み取
ってカラートナーの混色を検出する場合に、カラーセン
サにより無彩色の媒体を読み取って第一の受光素子と第
二の受光素子と第三の受光素子との出力強度を出力記憶
手段に記憶された出力強度と各々比較し、これらの比較
結果に基づいてカラーセンサの出力信号を補正すること
により、カラーセンサの出力レベルが変動しても、これ
が検出されて出力信号が補正されるので、カラートナー
の混色が常時良好に検出される。
【0154】請求項4記載の画像形成装置では、出力補
正手段は、カラーセンサの受光素子に接続された増幅器
の増幅度により出力強度を同一に補正することにより、
専用のハードウェアなどを要することなく単純な構造で
カラーセンサの出力強度を同一に補正することができ
る。
正手段は、カラーセンサの受光素子に接続された増幅器
の増幅度により出力強度を同一に補正することにより、
専用のハードウェアなどを要することなく単純な構造で
カラーセンサの出力強度を同一に補正することができ
る。
【図1】本発明の画像形成装置の第一の実施例であるカ
ラー複写機のプリンタ部の機械構造を示す斜視図であ
る。
ラー複写機のプリンタ部の機械構造を示す斜視図であ
る。
【図2】カラー複写機の回路構造を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】画像処理部の回路構造を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】プリンタ部や本体制御部の回路構造を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図5】センサ部等の回路構造を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】カラーセンサの出力電圧比を示す特性図であ
る。
る。
【図7】カラー複写機がテストパターンとして印刷する
パッチ画像を読み取って印刷濃度を補正する処理動作の
前半部を示すフローチャートである。
パッチ画像を読み取って印刷濃度を補正する処理動作の
前半部を示すフローチャートである。
【図8】パッチ画像を読み取って印刷濃度を補正する処
理動作の後半部を示すフローチャートである。
理動作の後半部を示すフローチャートである。
【図9】第二の実施例のカラー複写機のプリンタ部の機
械構造を示す斜視図である。
械構造を示す斜視図である。
【図10】カラー複写機の回路構造を示すブロック図で
ある。
ある。
【図11】プリンタ部や本体制御部の回路構造を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図12】カラーセンサ等の回路構造を示すブロック図
である。
である。
【図13】カラーセンサの出力電圧比を示す特性図であ
る。
る。
【図14】第三の実施例のカラー複写機の画像処理部を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図15】混色補正処理部を示すブロック図である。
【図16】ルックアップテーブルを示す模式図である。
【図17】ルックアップテーブルを示す模式図である。
【図18】ルックアップテーブルを示す模式図である。
【図19】ルックアップテーブルを示す模式図である。
【図20】カラー複写機がイエローパターンのパッチ画
像を読み取ってイエロートナーの混色を検出する処理動
作を示すフローチャートである。
像を読み取ってイエロートナーの混色を検出する処理動
作を示すフローチャートである。
【図21】マゼンタパターンのパッチ画像を読み取って
マゼンタトナーの混色を検出する処理動作を示すフロー
チャートである。
マゼンタトナーの混色を検出する処理動作を示すフロー
チャートである。
【図22】シアンパターンのパッチ画像を読み取ってシ
アントナーの混色を検出する処理動作を示すフローチャ
ートである。
アントナーの混色を検出する処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図23】ブラックパターンのパッチ画像を読み取って
ブラックトナーの混色を検出する処理動作を示すフロー
チャートである。
ブラックトナーの混色を検出する処理動作を示すフロー
チャートである。
1,101 画像形成装置
8 印刷用紙
9 媒体
57,102 カラーセンサ
58 第一の受光素子
59 第二の受光素子
60 第三の受光素子
62 増幅器
67〜78 テストパターン
67〜69 イエローパターン
70〜72 マゼンタパターン
73〜75 シアンパターン
76〜78 ブラックパターン
103 第一の発光素子
104 第二の発光素子
105 第三の発光素子
106 受光素子
202 混色補正手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
H04N 1/60 H04N 1/46 Z
(56)参考文献 特開 平4−131750(JP,A)
特開 平5−323780(JP,A)
特開 平6−27823(JP,A)
特開 平5−19587(JP,A)
特開 昭61−20959(JP,A)
特開 昭58−76846(JP,A)
実開 平5−45721(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G03G 15/01 - 15/01 117
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の単色のカラートナーを電子写真法
により印刷用紙に順次転写してフルカラーの画像を形成
する画像形成装置において、カラートナーの各々でテス
トパターンを印刷するパターン印刷手段を設け、このパ
ターン印刷手段により印刷されて順次移動するテストパ
ターンを読み取る位置にカラーセンサを配置し、このカ
ラーセンサの出力信号に基づいてカラートナーの混色を
検出する混色検出手段を設け、この混色検出手段が検出
した混色に対応して他のカラートナーに混入したカラー
トナーの印刷濃度を低下させる混色補正手段を設けたこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 カラーセンサは、発光波長のピークが4
00〜500(nm)に位置する第一の発光素子と、発
光波長のピークが500〜600(nm)に位置する第
二の発光素子と、発光波長のピークが600〜700
(nm)に位置する第三の発光素子と、400〜700
(nm)に感度を有する一個の受光素子と、を有し、 パターン印刷手段は、カラートナーであるイエロートナ
ーとマゼンタトナーとシアントナーとによりテストパタ
ーンとしてイエローパターンとマゼンタパターンとシア
ンパターンとを順次移動する無彩色の媒体に印刷し、 カラーセンサによるテストパターンの読取時に、イエロ
ーパターンに対しては第一の発光素子を点灯し、マゼン
タパターンに対しては第二の発光素子を点灯し、シアン
パターンに対しては第三の発光素子を点灯するセンサ制
御手段を設け、 無彩色の媒体を前記第一の発光素子により照明した場合
の前記受光素子の出力強度と前記第二の発光素子や前記
第三の発光素子により照明した場合の前記受光素子の出
力強度とが同一になるよう、前記センサ制御手段が前記
第二の発光素子と前記第三の発光素子とに印加する電力
を設定し、 この設定された電力により前記第一の発光素子と前記第
二の発光素子と前記第三の発光素子とを個々に点灯させ
て無彩色の媒体を照明した場合の前記受光素子の出力強
度を各々記憶した出力記憶手段を設け、 混色検出手段は、前記カラーセンサにより各カラーのテ
ストパターンを読み取ってカラートナーの混色を検出す
る場合に、前記センサ制御手段に設定された電力により
前記第一の発光素子と前記第二の発光素子と前記第三の
発光素子とを各々点灯させて無彩色の媒体を照明し、前
記受光素子の出力強度を前記出力記憶手段に記憶された
出力強度と比較し、この比較結果に基づいて前記カラー
センサの出力信号を補正することを特徴とする請求項1
記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 カラーセンサは、ブルー光に感度が高い
第一の受光素子と、グリーン光に感度が高い第二の受光
素子と、レッド光に感度が高い第三の受光素子と、を有
し、 パターン印刷手段は、カラートナーであるイエロートナ
ーとマゼンタトナーとシアントナーとによりテストパタ
ーンとしてイエローパターンとマゼンタパターンとシア
ンパターンとを順次移動する無彩色の媒体に印刷し、 カラーセンサによるテストパターンの読取時に、イエロ
ーパターンの移動位置に対応してブルー光に感度が高い
第一の受光素子の出力信号を読み取り、マゼンタパター
ンの移動位置に対応してグリーン光に感度が高い第二の
受光素子の出力信号を読み取り、シアンパターンの移動
位置に対応してレッド光に感度が高い第三の受光素子の
出力信号を読み取る読取制御手段を設け、 無彩色の媒体を前記第一の受光素子により読み取った出
力強度と前記第二の受光素子や前記第三の受光素子によ
り読み取った出力強度とを同一に補正する出力補正手段
を設け、 前記カラーセンサの前記第一の受光素子と前記第二の受
光素子と前記第三の受光素子とにより無彩色の媒体を読
み取って前記出力補正手段により補正した出力強度を各
々記憶した出力記憶手段を設け、 混色検出手段は、前記カラーセンサにより各カラーのテ
ストパターンを読み取ってカラートナーの混色を検出す
る場合に、前記カラーセンサにより無彩色の媒体を読み
取って前記第一の受光素子と前記第二の受光素子と前記
第三の受光素子との出力強度を前記出力記憶手段に記憶
された出力強度と各々比較し、これらの比較結果に基づ
いて前記カラーセンサの出力信号を補正することを特徴
とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 出力補正手段は、カラーセンサの受光素
子に接続された増幅器の増幅度により出力強度を同一に
補正することを特徴とする請求項3記載の画像形成装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11810695A JP3533007B2 (ja) | 1994-07-22 | 1995-05-17 | カラーセンサ及び画像形成装置 |
US08/746,995 US5805314A (en) | 1994-07-22 | 1996-11-19 | Color image forming apparatus separately correcting each color component image |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17074594 | 1994-07-22 | ||
JP27870494 | 1994-11-14 | ||
JP6-170745 | 1994-11-14 | ||
JP6-278704 | 1994-11-14 | ||
JP11810695A JP3533007B2 (ja) | 1994-07-22 | 1995-05-17 | カラーセンサ及び画像形成装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003373957A Division JP3772169B2 (ja) | 1994-07-22 | 2003-11-04 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08194358A JPH08194358A (ja) | 1996-07-30 |
JP3533007B2 true JP3533007B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=27313502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11810695A Expired - Fee Related JP3533007B2 (ja) | 1994-07-22 | 1995-05-17 | カラーセンサ及び画像形成装置 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US5805314A (ja) |
JP (1) | JP3533007B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US6035103A (en) * | 1995-08-07 | 2000-03-07 | T/R Systems | Color correction for multiple print engine system with half tone and bi-level printing |
US7027187B1 (en) * | 1995-08-07 | 2006-04-11 | Electronics For Imaging, Inc. | Real time calibration of a marking engine in a print system |
US7046391B1 (en) * | 1995-08-07 | 2006-05-16 | Electronics For Imaging, Inc. | Method and apparatus for providing a color-balanced multiple print engine |
US6977752B1 (en) * | 1995-08-07 | 2005-12-20 | Electronics For Imaging, Inc. | Method and apparatus for determining toner level in electrophotographic print engines |
US5987168A (en) * | 1997-03-25 | 1999-11-16 | International Business Machines Corporation | System, method, and program for converting three dimensional colorants to more than three dimensional colorants |
JP4218165B2 (ja) * | 2000-01-19 | 2009-02-04 | ブラザー工業株式会社 | 画像データ変換処理方法及び画像データ変換処理プログラムを記録した記録媒体 |
US6449045B1 (en) * | 2000-05-01 | 2002-09-10 | Xerox Corporation | System and method from reconstruction of spectral curves using measurements for a color sensor and statistical techniques |
US6958835B2 (en) | 2001-09-19 | 2005-10-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image inputting apparatus and image forming apparatus using four-line CCD sensor |
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