JP2003084536A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003084536A
JP2003084536A JP2001276364A JP2001276364A JP2003084536A JP 2003084536 A JP2003084536 A JP 2003084536A JP 2001276364 A JP2001276364 A JP 2001276364A JP 2001276364 A JP2001276364 A JP 2001276364A JP 2003084536 A JP2003084536 A JP 2003084536A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光量差による画像ムラと色味の変化を抑えて
長期間に亘って画像の安定化を図ることができる画像形
成装置を提供すること。 【構成】 感光体と、供給電圧と供給電圧ラインに接続
される抵抗によって駆動される自己走査型LEDアレー
と、供給電圧を発生させる電源部と、感光体にLEDア
レーによって形成された静電潜像を複写物に顕在化する
現像・転写手段と、上記を含む画像形成手段を2つ以上
(2色以上)具備する画像形成装置において、前記LE
Dアレーの動作累積時間を計測する計測手段を設け、画
像形成中にLEDアレーの動作累積時間を計測する計測
手段からの信号に応じて電源部を制御し、供給電圧を所
定値に調整してLEDアレーに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法を用い
た複写機、プリンタ等の画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】4D複写機の装置概略図を図4、リーダ部
のブロック図を図5、プリンタ部のブロック図を図6、
SLEDの内部概略回路を図7、SLEDの駆動概略波
形図を図8、SLEDの駆動概略回路を図9及び図1
0、従来の概略結線図を図11にそれぞれ示す。
【0003】先ず、図4〜図6に示す4D複写機の概略
動作について述べる。
【0004】[カラーリーダ部の構成]101はCC
D、311はCCD101に実装された基板、312は
図5の画像処理部のCCD101を除いた部分及び図6
の201、202〜205の部分を含む画像処理部30
1は原稿台ガラス(プラテン)、302は原稿給紙装置
(DF、尚、この原稿給紙装置302の代わりに不図示
の鏡面圧板を装着する構成もある)、303,304は
原稿を照明する光源(ハロゲンランプ又は蛍光灯)、3
05,306は光源303,304の光を原稿に集光す
る反射傘、307〜309はミラー、310は原稿から
の反射光又は投影光をCCD101上に集光するレン
ズ、314はハロゲンランプ303,304と反射傘3
05,306とミラー307を収容するキャリッジ、3
15はミラー308,309を収容するキャリッジ、3
13は他のIPU等とのインターフェイス(I/F)部
である。尚、キャリッジ314は速度Vで、キャリッジ
315は速度V/2でCCD101の電気的走査(主走
査)方向に対して垂直方向に機械的に移動することによ
って原稿の全面を走査(副走査)する。
【0005】図5はディジタル画像処理部312の詳細
な構成を示すブロック図である。
【0006】原稿台ガラス上の原稿は光源303,30
4からの光を反射し、その反射光はCCD101に導か
れて電気信号に変換される(CCD101はカラーセン
サの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上
にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインC
CDで、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・Bフィルタ
をそれぞれのCCD毎に並べたものでも構わず、フィル
タがオンチップ化又はフィルタがCCDと別構成になっ
たものでも構わない)。
【0007】そして、その電気信号(アナログ画像信
号)は画像処理部312入力されクランプ&Amp.&
S/H&A/D部102でサンプルホールド(S/H)
され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にク
ランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記順と
は限らない)、A/D変換されて例えばRGB各8ビッ
トのディジタル信号に変換される。そして、RGB信号
はシェーディング部103でシェーディング補正及び黒
補正が施された後、つなぎ&MTF補正補正&原稿検知
部104でCCD101が3ラインCCDの場合、つな
ぎ処理はライン間の読取位置が異なるため、読取速度に
応じてライン毎の遅延量を調整し、3ラインの読取位置
が同じになるように信号タイミングを補正し、MTF補
正は読取速度や変倍率によって読取のMTFが変るた
め、その変化を補正し、原稿検知は原稿台ガラス上の原
稿を走査することにより原稿サイズを認識する。
【0008】読取位置タイミングが補正されたデジタル
信号は入力マスキング部105によって、CCD101
の分光特性及び光源303,304及び反射傘305,
306の分光特性を補正する。入力マスキング部105
の出力は外部I/F信号との切り換え可能なセレクタ1
06に入力される。セレクタ106から出力された信号
は色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107と下地除
去部115に入力される。下地除去部115に入力され
た信号は、下地除去された後、原稿中の原稿の黒い文字
か否かを判定する黒文字判定部116に入力され、原稿
から黒文字信号を生成する。
【0009】又、もう1つのセレクタ106の出力が入
力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107で
は、色空間圧縮は読み取った画像信号がプリンタで再現
できる範囲に入っているか否か判断し、入っている場合
はそのまま、入っていない場合は画像信号をプリンタで
再現できる範囲に入るように補正する。そして、下地除
去処理を行い、LOG変換でRGB信号からCMY信号
に変換する。そして、黒文字判定部116で生成された
信号とタイミングを補正するため、色空間圧縮&下地除
去&LOG変換部107の出力信号は遅延108でタイ
ミングを調整される。この2種類の信号はモワレ除去部
109でモワレが除去され、変倍処理部110で主走査
方向に変倍処理される。
【0010】111はUCR&マスキング&黒文字反映
部であり、変倍処理部110で処理された信号のうちC
MY信号はUCR処理でCMYK信号が生成され、マス
キング処理部でプリンタの出力にあった信号に補正され
ると共に黒文字判定部116で生成された判定信号がC
MYK信号にフィードバックされる。UCR&マスキン
グ&黒文字反映部111で処理された信号は、γ補正部
112で濃度調整された後、フィルタ部113でスムー
ジング又はエッジ処理される。
【0011】以上処理された信号は201の2値変換部
で8ビットの多値信号から2値信号に変換される(変換
方法はディザ法・誤差拡散法・誤差拡散の改良したもの
何れでも構わない。) [プリンタ部の構成]図4において、317はM画像形
成部、318はC画像形成部、319はY画像形成部、
320はK画像形成部であり、それぞれの構成は同一で
あるため、M画像形成部317を詳細に説明し、他の画
像形成部318〜320についての説明は省略する。
【0012】M画像形成部317において、342は感
光ドラムで、LEDアレー210からの光によってその
表面に潜像が形成される。321は一次帯電器であり、
感光ドラム342の表面を所定の電位に帯電させ、潜像
形成の準備をする。322は現像器で、感光ドラム34
2上の潜像を現像してトナー画像を形成する。尚、現像
器322には、現像バイアスを印加して現像するための
スリーブ345が含まれている。
【0013】323は転写帯電器であり、転写べルト3
33の背面から放電を行い、感光ドラム342上のトナ
ー画像を転写ベルト333上の記録紙等へ転写する。本
実施の形態は転写効率が良いため、クリーナ部が配置さ
れていない(クリーナ部を装着しても問題ないことは言
うまでもない)。
【0014】次に、記録紙等の上へ画像を形成する手順
を説明する。
【0015】カセット340,341に格納された記録
紙等は、ピックアップローラ339,338により1枚
毎給紙ローラ336,337で転写ベルト333上に供
給される。給紙された記録紙は、吸着帯電器346で帯
電させられる。
【0016】348は転写ベルトローラで、転写ベルト
333を駆動し、且つ、吸着帯電器346と対になって
記録紙等を帯電し、転写ベルト333に記録紙等を吸着
させる。347は紙先端センサで、転写ベルト333上
の記録紙等の先端を検知する。尚、紙先端センサの検出
信号はプリンタ部からカラーリーダ部へ送られて、カラ
ーリーダ部からプリンタ部にビデオ信号を送る際の副走
査同期信号として用いられる。
【0017】この後、記録紙等は、転写ベルト333に
よって搬送され、画像形成部317〜320においてM
CYKの順にその表面にトナー画像が形成される。K画
像形成部320を通過した記録紙等は、転写ベルト33
3からの分離を容易にするため、除電帯電器349で除
電された後、転写ベルト333から分離される。
【0018】350は剥離帯電器で、記録紙等が転写ベ
ルト333から分離する際の剥離放電による画像乱れを
防止するものである。分離された記録紙等は、トナーの
吸着力を補って画像乱れを防止するために、 定着前帯電
器351,352で帯電された後、定着器334でトナ
ー画像が熱定着された後、排紙トレー335に排紙され
る。
【0019】ここで、LED画像記録について説明す
る。
【0020】図4及び図5に示す画像処理部で生成され
た2値のMCYKの画像信号は、紙先端センサ347か
らの紙先端信号に基づいて2値変換部で生成された信号
はそれぞれ遅延部202〜205によって紙先端センサ
とそれぞれの画像形成部との距離の違いを調整すること
により4色を所定の位置に印字することが可能となる。
LED駆動206〜209は、LED210〜213を
駆動するための信号を生成する。
【0021】次に、図7〜図10に示す、感光ドラム3
42〜345上に各々静電潜像を形成するためのSLE
Dと呼ばれるLEDアレーの概略動作及びその駆動回路
について説明する。
【0022】従来、SLED(自己走査型LEDアレ
ー:以後、SLEDと称する)は特開平1−23896
2号、特開平2−208067号、特開平2−2121
70号、特開平3−20457号、特開平3−1949
78号、特開平4−5872号、特開平4−23367
号、特開平4−296579号、特開平5−84971
号公報及びジャパンハードコピー’91(A−17)駆
動回路を集積した光プリンタ用発光素子アレイの提案、
電子情報通信学会(’90.3.5)PNPNサイリス
タ構造を用いた自己走査型発光素子(SLED)の提案
等で紹介されており、記録用発光素子として注目されて
いる。
【0023】図7にこのSLEDの一例を示し、その動
作について説明する。図8はこのSLEDを制御するた
めのコントロール信号及びタイミングを示す図であり、
全素子を点灯する場合の例である。図7のVGAはSL
EDの電源電圧に当たり、図7に示す抵抗を介してφS
にカスケードに接続されているダイオードに図7に示す
ように接続されている。
【0024】SLEDは、図7に示すように、転送用の
サイリスタがアレー状に配列したものと、発光用サイリ
スタがアレー状に配列したものから成り、それぞれのサ
イリスタのゲート信号は接続され、1番目のサイリスタ
はφSの信号入力部に接続される。2番目のサイリスタ
のゲートはφSの端子に接続されたダイオードのカソー
ドに接続されて、3番目は次のダイオードのカソードに
というように構成されている。
【0025】図8のタイミングチャートに従い転送及び
発光について説明する。
【0026】転送のスタートはφSが0Vから3Vに変
化させることにより始まる。φSが3Vになることによ
りVa=3V、Vb=1.7V(ダイオードの順方向電
圧降下を1.3Vとする)、Vc=0.4V、Vd以降
は0Vとなり、転送用のサイリスタ1’と2’のゲート
信号0Vからそれぞれ3V、1.7Vと変化する。この
状態でφ1を3Vから0Vにすることにより転送用のサ
イリスタ1’のそれぞれの電位はアノード:3V、カソ
ード:0V、ゲート:1.7Vとなり、サイリスタのO
N条件となり、転送用のサイリスタ1’がONするその
状態でφSを0Vに変えるてもサイリスタ1’がONし
ているため、Va≒3Vとなる(理由:φSは不図示で
あるが抵抗を介してパルスが印加されている。サイリス
タはONするとアノートとゲート間の電位がほぼ等しく
なる)。このため、φSを0Vにしても1番目のサイリ
スタのON条件が保持され、1番目のシフト動作が完了
する。この状態で発光サイリスタ用のφI信号を3Vか
ら0Vにすると転送用のサイリスタがONした条件と同
じになるため、発光サイリスタ1がONして、1番目の
LEDが点灯することになる。
【0027】1番目のLEDはφIを3Vに戻すことに
より発光サイリスタのアノード・カソード間の電位差が
無くなり、サイリスタの最低保持電流を流せなくなるた
めに発光サイリスタ1はOFFする。
【0028】次に、1’から2’にサイリスタのON条
件の転送について説明すると、発光サイリスタ1がOF
Fしてもφ1が0Vのままであるため、転送用サイリス
タ1’はONのままであり、転送用サイリスタ1’のゲ
ート電圧Va≒3V、Vb=1.7Vである。この状態
でφ2を3Vから0Vに変化させることにより転送用サ
イリスタ2’の電位はアノード:3V、カソード:0
V、ゲート:1.7Vとなることより転送用サイリスタ
2’はONする。
【0029】転送用サイリスタ2’がONした後、φ1
を0Vから3Vに変えることにより転送用サイリスタ
1’は発光サイリスタ1がOFFしたのと同様にOFF
する。こうして、転送用サイリスタのONは1’から
2’に移る。そして、φ1を3Vから0Vにすると発光
用サイリスタ2がONして発光する。尚、転送用サイリ
スタがONしている発光サイリスタのみ発光できる理由
は、転送用サイリスタがONしていない場合、ONして
いるサイリスタの隣のサイリスタを除いてゲート電圧が
0VであるためにサイリスタのON条件とならないため
である。
【0030】隣のサイリスタについても発光用サイリス
タがONすることによりφIの電位は1.4V(発光用
サイリスタの順方向電圧降下分)となるため、隣のサイ
リスタは、ゲート・カソード間の電位差がないためにO
Nすることができない。又、従来のLEDアレーの一般
的なドライブ回路(φI)を図9及び図10に示す(図
9の点線で囲まれた部分の回路が図10の駆動回路内に
構成されている)。
【0031】ここで、Vccは発光用サイリスタを発光
させるためのバイアス電圧、6はパルス発生回路、φI
は図7の発光サイリスタのカソードに接続される。そし
て、パルス発生回路6の信号によりトランジスタ601
が駆動され、抵抗401、容量501を介して発光用サ
イリスタを発光させる。ここで、抵抗401は図10及
び図11に示されているものと同一のものである。そし
て、この抵抗401が発光サイリスタに流れる電流値を
決める電流決定抵抗となり、この電流値によって発光サ
イリスタの光量が決定される。
【0032】図11に従来例の概略結線図を示す。
【0033】図11で中心の点線部より左側部分が4D
複写機の電源部、右側部分がSLED側である。先ず、
電源部より説明する。
【0034】inには電源部で作られた或る所定電圧が
入力される。7は基準電位発生部、8は誤差増幅器であ
る。そして、基準電位発生部7は誤差増幅器8の非反転
入力部へ、誤差増幅器8の出力はトランジスタ602の
ベースヘ、inはトランジスタ602のコレクタヘ、ト
ランジスタ602のエミッタからは抵抗402,403
を介してその中点部から誤差増幅器8の反転入力部へ入
力される。更に、トランジスタ602のエミッタはSL
ED側への電源出力としてSLED側へ所定電圧を供給
している。ここで、基準電位発生部7は電源ラインを所
定の電圧に制御するために対応する電位を発生させる。
誤差増幅器8は反転入力部、非反転入力部に入力された
電位の差分を増幅し、その信号をトランジスタ602の
ベースに出力する。
【0035】トランジスタ602ではそのベース信号に
よってエミッタの電位をコントロールする。つまり、電
源ラインの電圧が基準電位発生部7の電位より低い場合
には、その電位を上げる方向に、その逆ならば下げる方
向にフィードバック制御が行われ、電源ラインの電位を
所定の安定電位に制御することができる。
【0036】次に、SLED部について説明する。
【0037】電源部より電源電圧が駆動回路1に入力さ
れ、 その電圧と抵抗401をもって駆動され、所定の光
量を得る(SLED駆動の詳細説明は図7〜図9によっ
て説明済み)。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】従来のSLED発光ド
ライバーでは抵抗401が発光用サイリスタの電流決定
抵抗となっている。そこで、MCYKの各々のSLED
アレーの光量を均一にするためには、電流決定抵抗の精
度を向上させる方法で対応していた。
【0039】しかしながら、SLEDは耐久が進むに連
れて或る動作時間までは光量が増大していき、その後、
光量が減少していくという特性を持っている。更に、コ
ピーモードとしては、白黒、カラーモードがある。当然
のように、白黒モードではMCYのSLEDは動作しな
いため、複写機の白黒、カラーコピーモードの使用比率
に応じてMCYKのSLEDの動作時間が耐久が進むに
連れて異なるものとなる。その結果、複写機の耐久が進
むに連れてSLEDアレーの光量変化による画像ムラ増
大及びSLEDアレー間の光量差による色味の変化に大
きく影響を及ぼすこととなる。
【0040】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、光量差による画像ムラと色味
の変化を抑えて長期間に亘って画像の安定化を図ること
ができる画像形成装置を提供することにある。
【0041】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、感光体と、供給電圧と供給
電圧ラインに接続される抵抗によって駆動される自己走
査型LEDアレーと、供給電圧を発生させる電源部と、
感光体にLEDアレーによって形成された静電潜像を複
写物に顕在化する現像・転写手段と、上記を含む画像形
成手段を2つ以上(2色以上)具備する画像形成装置に
おいて、前記LEDアレーの動作累積時間を計測する計
測手段を設け、画像形成中にLEDアレーの動作累積時
間を計測する計測手段からの信号に応じて電源部を制御
し、供給電圧を所定値に調整してLEDアレーに供給す
ることを特徴とする。
【0042】又、請求項2記載の発明は、感光体と、供
給電圧と供給電圧ラインに接続される抵抗によって駆動
される自己走査型LEDアレーと、供給電圧を発生させ
る電源部と、感光体にLEDアレーによって形成された
静電潜像を複写物に顕在化する現像・転写手段と、上記
を含む画像形成手段を2つ以上(2色以上)具備する画
像形成装置において、複数画像形成手段の内の2つにL
EDアレーの動作累積時間を計測する計測手段を設け、
画像形成中に第1のLEDアレーの動作累積時間を計測
する第1の計測手段からの信号に応じて第1電源部を制
御し、供給電圧を所定値に調整して第1のLEDアレー
に供給し、第2のLEDアレーの動作累積時間を計測す
る第2の計測手段からの信号に応じて残りの電源部を制
御し、供給電圧を所定値に調整して残りのLEDアレー
に供給することを特徴とする。
【0043】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0044】<実施の形態1>図1は本発明に係る画像
形成装置の結線図、図2はSLEDの動作時間と光量と
の関係を示す図である。
【0045】本実施の形態では、MCYKのSLED部
の内、MのSLED制御部について説明する。
【0046】図1で中心の点線部より左側部分が4D複
写機の電源部、右側部分がSLED側である。先ず、電
源部より説明する。
【0047】inには図示しない電源部で作られた或る
所定電圧が入力される。7は基準電位発生部、8は誤差
増幅器である。そして、基準電位発生部7は誤差増幅器
8の非反転入力部へ、誤差増幅器8の出力はトランジス
タ602のベースヘ、inはトランジスタ602のコレ
クタヘ、トランジスタ602のエミッタからは抵抗40
2,403を介して、その中点部から誤差増幅器8の反
転入力部へ入力される。更に、トランジスタ602のエ
ミッタはSLED側への電源出力としてSLED側へ所
定電圧を供給している。ここで、基準電位発生部7は電
源ラインを所定の電圧に制御するために対応する電位を
発生させる。誤差増幅器8は、反転入力部、非反転入力
部に入力された電位の差分を増幅し、その信号をトラン
ジスタ602のベースに出力する。
【0048】トランジスタ602では、そのベース信号
によってエミッタの電位をコントロールする。つまり、
電源ラインの電圧が基準電位発生部7の電位より低い場
合には、その電位を上げる方向に、その逆ならば下げる
方向にフィードバック制御が行われ、電源ラインの電位
を所定の安定電位に制御することができる。
【0049】次に、画像形成部について説明する。
【0050】電源部より電源電圧が駆動回路1に入力さ
れ、その電圧と抵抗401をもってSLED2が駆動さ
れ、所定の光量を得る(SLED駆動の詳細説明は図7
〜図9によって説明済み)。そして、カラーコピー動作
中にはMCYKの順でSLEDが動作し、白黒コピー中
にはKのSLEDのみ動作し、感光ドラム上に静電潜像
を作り、その後の画像形成工程を進めていく。更に、各
SLEDが動作している期間を累積してカウンタ3で計
測している。その計測値はコントローラ4に送出され
る。
【0051】ここで、図2に基づいてSLED2の動作
時間と光量の関係について説明する。
【0052】図2のX軸がSLED2の動作時間、Y軸
がSLED2の光量である。この図から分かるように、
動作時間が約100時間まではSLED2の光量は増大
していき、その後下がるような特性となっている。そし
て、コントローラ4ではカウンタ3からの計測値に応じ
て基準電圧発生部7に制御信号を送出する。つまり、カ
ウンタ3からの計測値が100時間以内ならばy=ax
(y:補正値、a:定数、x:動作時間)分、SLED
2に供給する電源電圧が下がるように基準電圧発生部7
に制御信号を送出する(図2の(A)の領域)。
【0053】更に、カウンタ3からの計測値が100時
間以上ならば、動作時間100時間時の補正値にz=b
x+c(z:補正値、b、c:定数、x:動作時間)を
加えて、徐々にSLED2に供給する電源電圧が上がっ
ていくように基準電圧発生部7に制御信号を送出する
(図2の(B)の領域)。この制御を、実際の画像形成
時にリアルタイムでMCYK各々について行うものとす
る。
【0054】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2について説明する。
【0055】本実施の形態に係る画像形成装置の結線図
を図2に示す。ここでは、実施の形態1と同様の部分に
関しては説明を省略し、特徴となる部分についてのみ説
明する。
【0056】前記実施の形態1では、MCYKの各々の
SLED部にカウンタを電源部に電源制御部を具備させ
ていたが、本実施の形態ではこれよりも簡易な構成によ
り、実施の形態1と同程度の効果を得ようすのである。
【0057】本実施の形態2では、複写機本体の白黒、
カラーというコピーモードの比率から、MCYとKの画
像形成部に備わるSLEDの動作時間は確実に異なるた
め、KのSLED部と、画像ムラが比較的見え易いM若
しくはCのSLED部にカウンタ3を具備し、前記実施
の形態1と同様の電源制御を行う(本実施の形態では、
MのSLED部にカウンタ3を具備する系について説明
する)。
【0058】先ず、Kについては、前記実施の形態1で
説明済みの制御方法にてKのSLEDに供給する電源出
力を制御する。更に、Mについても、本実施の形態1で
説明済みの制御方法にて、SLEDに供給する電源出力
を制御するとともに、その電源出力を残りのCYの画像
形成部に具備されるSLEDにも供給する。MCYにつ
いては、耐久が進んでも動作時間はほぼ同じであるた
め、本実施の形態でも実施の形態1とほぼ同様の効果が
得られる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、感光体と、供給電圧と供給電圧ラインに接続さ
れる抵抗によって駆動される自己走査型LEDアレー
と、供給電圧を発生させる電源部と、感光体にLEDア
レーによって形成された静電潜像を複写物に顕在化する
現像・転写手段と、上記を含む画像形成手段を2つ以上
(2色以上)具備する画像形成装置において、前記LE
Dアレーの動作累積時間を計測する計測手段を設け、画
像形成中にLEDアレーの動作累積時間を計測する計測
手段からの信号に応じて電源部を制御し、供給電圧を所
定値に調整してLEDアレーに供給するようにしたた
め、光量差による画像ムラと色味の変化を抑えて長期間
に亘って画像の安定化を図ることができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の結
線図である。
【図2】SLEDの動作時間と光量、動作時間と電源出
力との関係を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の結
線図である。
【図4】4D複写機の断面図である。
【図5】リーダ部のブロック図である。
【図6】プリンタ部のブロック図である。
【図7】SLEDの内部回路図である。
【図8】SLEDの駆動概略波形図である。
【図9】SLEDの駆動回路図である。
【図10】SLEDの駆動回路図である。
【図11】従来の画像形成装置の結線図である。
【符号の説明】
1 SLED駆動回路 2 SLED 3 カウンタ 4 コントローラ 6 パルス発生回路 7 基準電圧発生部 8 誤差増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 303 B41J 3/21 L 15/04 111 21/00 398 Fターム(参考) 2C162 AE04 AE05 AE09 AE10 AE12 AE21 AE28 AE47 AF13 AF38 AF40 AF61 AF70 AF89 AF98 FA17 2H027 DA38 EA02 EA15 EB04 EC20 ED06 EE07 EE08 EF09 ZA01 2H030 AA02 AA06 AB02 AD19 BB02 BB13 BB44 2H076 AA58 AB42 DA11 EA01 EA17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と、供給電圧と供給電圧ラインに
    接続される抵抗によって駆動される自己走査型LEDア
    レーと、供給電圧を発生させる電源部と、感光体にLE
    Dアレーによって形成された静電潜像を複写物に顕在化
    する現像・転写手段と、上記を含む画像形成手段を2つ
    以上(2色以上)具備する画像形成装置において、 前記LEDアレーの動作累積時間を計測する計測手段を
    設け、画像形成中にLEDアレーの動作累積時間を計測
    する計測手段からの信号に応じて電源部を制御し、供給
    電圧を所定値に調整してLEDアレーに供給することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 感光体と、供給電圧と供給電圧ラインに
    接続される抵抗によって駆動される自己走査型LEDア
    レーと、供給電圧を発生させる電源部と、感光体にLE
    Dアレーによって形成された静電潜像を複写物に顕在化
    する現像・転写手段と、上記を含む画像形成手段を2つ
    以上(2色以上)具備する画像形成装置において、 複数画像形成手段の内の2つにLEDアレーの動作累積
    時間を計測する計測手段を設け、画像形成中に第1のL
    EDアレーの動作累積時間を計測する第1の計測手段か
    らの信号に応じて第1電源部を制御し、供給電圧を所定
    値に調整して第1のLEDアレーに供給し、第2のLE
    Dアレーの動作累積時間を計測する第2の計測手段から
    の信号に応じて残りの電源部を制御し、供給電圧を所定
    値に調整して残りのLEDアレーに供給することを特徴
    とする画像形成装置。
JP2001276364A 2001-09-12 2001-09-12 画像形成装置 Withdrawn JP2003084536A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005329634A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Seiko Epson Corp ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置
JP2008232494A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫

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JP2005329634A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Seiko Epson Corp ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置
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