JP2001075432A - 画像形成装置およびその光量制御方法 - Google Patents

画像形成装置およびその光量制御方法

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JP2001075432A
JP2001075432A JP24929099A JP24929099A JP2001075432A JP 2001075432 A JP2001075432 A JP 2001075432A JP 24929099 A JP24929099 A JP 24929099A JP 24929099 A JP24929099 A JP 24929099A JP 2001075432 A JP2001075432 A JP 2001075432A
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Shigeo Hatake
茂雄 畠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LEDアレーで電子写真プロセスによる画像
形成を行う画像形成装置およびその光量制御方法に関
し、光量差による画像ムラを抑制する。 【解決手段】 2値変換部601からの画像データが例
えばマゼンタ(M)であれば基準電位制御部15にリア
ルタイムで供給され、他の色ならば、他の基準電位制御
部に供給される。基準電位制御部15では、副走査方向
所定ライン分のマゼンタ2値化画像データを一時保存
し、保存した2値化画像データを基に電源側から見た負
荷電流値を算出する。且つ、電圧制御部11からマゼン
タSLEDアレー610までの電源ラインBLmの長さ
を参照し、電源ライン長と算出した負荷電流値(発光
率)から電源ラインBLmに生じる電圧降下を算出す
る。基準電位制御部15は当該電圧降下に応じた制御信
号を基準電位発生部17に送出し、基準電位発生部17
は当該電圧降下分を補うように出力基準電位を可変す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置および
その光量制御方法に関し、特に、いわゆるLEDアレー
にて感光ドラム上に静電潜像を形成して電子写真ブロセ
スによる画像形成を行う複写機、プリンタ等の画像形成
装置および当該画像形成装置その光量制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図4は一般的に知られる4D複写機(画
像処理装置)全体の概略的な構成図、図5は当該装置内
のリーダ部(ディジタル画像処理部412)の詳細ブロ
ック図、図6は当該装置内のプリンタ部の詳細ブロック
図である。
【0003】図4乃至図6を参照して上記4D複写機の
概略動作について述べる。
【0004】まず、カラーリーダ部の構成について説明
する。
【0005】図4において、400はCCD、411は
CCD400が実装された基板、412は図5中の画像
処理部のCCD400を除いた部分および図6中の2値
変換部601,遅延部602〜605を含む画像処理
部、401は原稿台ガラス(プラテン)、402は原稿
給紙装置(DF)をそれぞれ示す。なお、原稿給紙装置
402の代わりに鏡面圧板(図示せず)を装着する別の
構成の従来装置もある。
【0006】403および404は原稿を照明する光源
(ハロゲンランプ又は蛍光灯)、405および406は
光源403,404からの光を原稿に集光する反射傘、
407〜409はミラー、410は原稿からの反射光又
は投影光をCCD400上に集光するレンズをそれぞれ
示す。光源403,404と反射傘405,406とミ
ラー407は、キャリッジ414に収容され、ミラー4
08,409はキャリッジ415に収容される。
【0007】413は他のIPU(instruction proces
sing unit)等とのインターフェイス(I/F)部であ
る。なお、キャリッジ414が速度Vで、キャリッジ4
15は速度V/2で、CCD400の電気的走査(主走
査)方向に対して垂直方向に機械的に移動することによ
って、原稿の全面を走査(副走査)して画像を読み取
る。
【0008】原稿台ガラス401上の原稿は光源40
3,404からの光を反射し、その反射光はCCD40
0に導かれて電気信号に変換される。なお、CCD40
0にはカラーセンサを用いることもでき、この場合、R
GBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順に
インライン配列されたものでも、それぞれRフィルタ,
Gフィルタ,BフィルタをそれぞれのCCDごとに並列
に配列された3ラインCCDであっても構わない。ま
た、フィルタをオンチップ化したものでも、またはフィ
ルタがCCDと別構成になったものでも構わない。CC
D400の光電変換に吐派得られた電気信号(アナログ
画像信号)は画像処理部412に入力される。 画像処
理部412は図5に示されるクランプ&Amp&S/H
&A/D変換部502以下の要素を備え、CCD400
からのアナログ画像信号はクランプ&Amp&S/H&
A/D変換部502でサンプルホールド(S/H)さ
れ、当該画像信号のダークレベルを基準電位にクランプ
されて、所定レベルに増幅される。上記したサンプルホ
ールド、クランプ、増幅の処理順は表記順とは限らな
い。上記各処理を施された画像信号はA/D変換され、
例えばRGB各8ビットのディジタル信号に変換され
る。
【0009】RGBの各ディジタル信号はシェーディン
グ部503でシェーディング補正および黒補正を施され
た後、つなぎ&MTF補正&原稿検知部504でさらに
別の処理を施される。すなわち、CCD400が3ライ
ンCCDの場合、ライン間の読取位置が異なるため、読
取速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、3ラインの
読取位置が同じになるように信号タイミングを補正する
ためのつなぎ処理と、読取速度や変倍率によって読取の
MTFが変るため、その変化を補正するためのMTF補
正処理と、原稿台ガラス401上の原稿を走査すること
により原稿サイズを認識するための原稿検知処理が行わ
れる。
【0010】読取位置タイミングが補正された各デジタ
ル信号は、入力マスキング部505によって、CCD4
00の分光特性および光源403,404および反射傘
405,406の分光特性を補正される。入力マスキン
グ部505の出力は、外部I/F部514を介した外部
I/F信号と入力切り換え可能なセレクタ506に入力
される。セレクタ506から切り換え出力された信号
は、色空間圧縮&下地除去&LOG変換部507と下地
除去部515に入力される。
【0011】下地除去部515に入力されたセレクタ出
力信号は下地除去された後、原稿中の原稿の黒い文字か
どうかを判定する黒文字判定部516に入力され、原稿
画像から黒文字信号を生成する。
【0012】もう一方のセレクタ出力信号が入力された
色空間圧縮&下地除去&LOG変換部507ではまず色
空間圧縮処理を行い、読み取った画像信号がプリンタで
再現できる範囲に入っているかどうか判断し、入ってい
ない場合は画像信号をプリンタで再現できる範囲に入る
ように補正し、入っている場合はそのまま補正しない。
当該圧縮処理に続いて下地除去処理を行い、さらに、L
OG変換によってRGB信号をCMY信号に変換する。
色空間圧縮&下地除去&LOG変換部507の出力信号
は、黒文字判定部516で生成された黒文字信号とのタ
イミングを補正するため、遅延部508で所定時間遅延
されてタイミングを調整される。
【0013】当該遅延信号と上記黒文字信号はモワレ除
去部509でモワレを除去され、変倍処理部510で主
走査方向に変倍処理される。変倍処理部510で処理さ
れた信号は、UCR&マスキング&黒文字反映部511
においてUCR処理されてCMY信号からCMYK信号
が生成され、マスキング処理されてプリンタの出力にあ
った信号に補正され、さらに黒文字判定部516で生成
された判定信号(黒文字信号)が当該CMYK信号にフ
ィードバックされる。UCR&マスキング&黒文字反映
部511で処理された信号は、γ補正部512で濃度調
整された後、フィルタ部513においてスムージングま
たはエッジ処理される。
【0014】以上の各処理を受けた信号はプリンタ部
(図6参照)へ出力され、2値変換部601で8ビット
の多値信号から2値信号に変換される。なお、2値変換
の方法はディザ法、誤差拡散法、誤差拡散の改良したも
のいずれの方法でも構わない。2値変換された信号は遅
延部602〜605に送られ、後述の通りに処理されて
LEDアレー610〜613が画像信号にしたがい点灯
される。LEDアレー610〜613には、後述のSL
EDと呼ばれるものが用いられる(図7参照)。
【0015】次に、図4に戻ってプリンタ部の構成につ
いて説明する。
【0016】図4において、417はM(マゼンタ)画
像形成部、418はC(シアン)画像形成部、419は
Y(イエロー)画像形成部、420はK(ブラック)画
像形成部である。各画像形成部の構成は同一なので、M
画像形成部417について詳細に説明し、他の画像形成
部の説明はここでは省略する。
【0017】M画像形成部417において、442は感
光ドラムで、画像信号にしたがって点灯されたLEDア
レー610からの光によって、当該ドラム表面に潜像が
形成される。421は一次帯電器で、感光ドラム442
の表面を一様に所定の電位に帯電させ、潜像形成の準備
をする。422は現像器で、感光ドラム442上の潜像
を現像して、トナー画像を形成する。なお、現像器42
2には、現像バイアスを印加して潜像を現像するための
スリーブ455が含まれている。423は転写帯電器
で、転写ベルト433の背面から放電を行い、転写ベル
ト433上を搬送される記録紙などへ感光ドラム442
上のトナー画像を転写する。
【0018】本実施形態で用いる装置は転写効率がよい
ため、各画像形成部はクリーナ部を備えていない。各画
像形成部にクリーナ部を装着しても問題ないことは言う
までもない。
【0019】ここで、記録紙などの上へ画像を形成する
手順を説明する。カセット440,441に格納された
記録紙等はピックアップローラ439,438により1
枚毎給紙ローラ436,437で転写ベルト433上に
供給される。給紙された記録紙は、吸着帯電器446で
帯電させられる。転写ベルトローラ448により転写ベ
ルト433を駆動し、かつ、吸着帯電器446と対にな
って記録紙等を帯電させ、転写ベルト433に記録紙等
を吸着させる。
【0020】447は紙先端センサで、転写ベルト43
3上の記録紙等の先端を検知する。なお、紙先端センサ
447による検出信号はプリンタ部からカラーリーダ部
へ送ら、カラーリーダ部からプリンタ部に画像信号を送
る際の副走査同期信号として用いられる。
【0021】吸着された記録紙等は転写ベルト433に
よって搬送され、画像形成部417〜420においてM
CYKの順にその表面に各色トナー画像を転写される。
最後にK画像形成部420を通過した記録紙等は、転写
ベルト433からの分離を容易にするため除電帯電器4
49で除電された後、転写ベルト433から分離され
る。剥離帯電器450は、記録紙等が転写ベルト433
から分離する際の剥離放電による画像乱れを防止するも
のである。分離された記録紙等は、トナーの吸着力を補
って画像乱れを防止するために定着前帯電器451,4
52で帯電された後、定着器434で各色トナー画像を
熱定着された後、排紙トレー435へと排紙される。
【0022】続いて、各画像形成部417〜420によ
る上記電子写真プロセスにおけるLED画像記録につい
て説明する。
【0023】図4および図5の画像処理部412で生成
され2値変換部601で2値信号に変換されたMCYK
の各色2値画像信号は、紙先端センサ447からの紙先
端信号を基にそれぞれ遅延部602〜605によって所
定時間遅延される。当該遅延により紙先端センサ447
とそれぞれの画像形成部442,425,428,43
1との距離の違いを調整して、4色のトナー像を記録紙
の所定の位置にプリントすることが可能となる。LED
駆動部606〜609は各色LEDアレー610〜61
3を駆動するための信号を生成する。
【0024】次に、図7はLEDアレー610〜613
に用いるSLEDの一例の内部回路を概略的に示す回路
図、図8は当該SLEDを制御するためのコントロール
信号とサイリスタのオン/オフを示すタイミング・チャ
ートである。
【0025】各図を参照し、感光ドラム442〜445
上に各々静電潜像を形成するためのLEDアレー(SL
ED)の概略動作、およびその駆動回路について述べ
る。
【0026】従来、SLED(自己走査型LEDアレ
ー:以後SLEDと呼ぶ)は、特開平1−238962
号公報、特開平2−208067号公報、特開平2−2
12170号公報、特開平3−20457号公報、特開
平3−194978号公報、特開平4−5872号公
報、特開平4−23367号公報、特開平4−2965
79号公報、特開平5−84971号公報、およびジャ
パンハードコピー′91(A−17)駆動回路を集積し
た光プリンタ用発光素子アレイの提案,電子情報通信学
会(′90.3.5)PNPNサイリスタ構造を用いた
自己走査型発光素子(SLED)の提案等で紹介されて
おり,電子写真方式画像形成装置の記録用発光素子とし
て注目されている。
【0027】図7を参照してSLEDの一例の動作につ
いて説明する。
【0028】SLEDは図7に示すように転送用のサイ
リスタST1〜ST5がカスケードに接続されたもの
と、発光用サイリスタSL1〜SL5がカスケードに接
続されたものを備えている。それぞれのサイリスタのゲ
ート信号は図示のように共通とされ、1番目のサイリス
タSL1,ST1のゲートはΦSの信号入力部に接続さ
れる。2番目のサイリスタSL2,ST2のゲートはΦ
Sの端子に接続されたダイオードのカソードに接続され
て、3番目のサイリスタSL3,ST3のゲートは次の
ダイオードのカソードに接続される、と言うように構成
されている。
【0029】図8は上記のSLEDを制御するためのコ
ントロール信号とサイリスタのオン/オフを示すタイミ
ング・チャートであり、全素子を点灯する場合の例を示
す。図8のタイミング・チャートにしたがい転送および
発光について説明する。
【0030】転送は、ΦS(図8(A))を0Vから3
Vに変化させることにより開始する。ΦSが3Vになる
ことにより、Va=3V、Vb=1.7V(ダイオード
の順方向電圧降下を1.3Vとする)、Vc=0.4
V、Vd以降は0Vとなる。転送用サイリスタST1の
ゲート電圧は0Vから3Vに、転送用サイリスタST2
のゲート電圧は0Vから1.7Vに、以下同様にゲート
電圧が変化する。
【0031】この状態でΦ1(図8(B))を3Vから
0Vにすることで転送用サイリスタST1の各端電位は
アノード:3V、カソード:0V、ゲート:1.7Vと
なり、サイリスタのオン条件を満たす。転送用サイリス
タST1がオンすると、この状態でΦSを0Vに変化さ
せてもサイリスタST1はオン状態であり、Va≒3V
に維持される。この理由は、ΦSは抵抗(図示せず)を
介して印加されていることと、サイリスタはオンすると
アノード・ゲート間の電位がほぼ等しくなることによ
る。
【0032】このため、ΦSを0Vにしても1番目のサ
イリスタのオン条件が保持され、1番目のシフト動作が
完了する。この状態で発光用サイリスタ用のΦI信号
(図8(D))を3Vから0Vにすると、転送用サイリ
スタがオンした条件と同じになるため発光用サイリスタ
SL1がオンして、1番目のLEDが点灯することにな
る。1番目のLEDはΦIを3Vに戻すことにより発光
用サイリスタのアノード・カソード間の電位差が無くな
りサイリスタの最低保持電流を流せなくなるため発光用
サイリスタSL1はオフする。
【0033】次に、ST1からST2へのサイリスタの
オン条件転送について説明する。
【0034】発光用サイリスタSL1がオフしてもΦ1
が0Vのままなので、転送用サイリスタST1はオンし
たままで転送用サイリスタST1のゲート電圧はVa≒
3Vであり、Vb=1.7Vである。この状態でΦ2
(図8(C))を3Vから0Vに変化させることによ
り、転送用サイリスタST2の電位はアノード:3V、
カソード:0V、ゲート:1.7Vとなる。これにより
転送用サイリスタST2はオンする。転送用サイリスタ
ST2がオンした後にΦ1を0Vから3Vに変化させる
ことにより、転送用サイリスタは発光用サイリスタSL
1がオフしたのと同様にオフする。
【0035】こうして、転送用サイリスタのオンはST
1からST2にシフトする。そして、ΦIを3Vから0
Vにすると、発光用サイリスタ2がオンし発光する。な
お、オンしている転送用サイリスタに対応する発光用サ
イリスタのみ発光できる理由は、転送用サイリスタがオ
ンしていない場合、オンしているサイリスタの隣のサイ
リスタを除いてゲート電圧が0Vであるためサイリスタ
のオン条件とならないからである。隣のサイリスタにつ
いても発光用サイリスタがオンすることによりΦIの電
位は1.4V(発光用サイリスタの順方向電圧降下分)
となるため、隣のサイリスタは、ゲート・カソード間の
電位差がないためオンすることができない。 また、従
来の一般的なSLEDアレーの駆動部の概略回路構成を
図9に示す。ここでは、1色についての構成(駆動部6
02とSLEDアレー610)を示したが、他の3色に
ついても同様である。
【0036】図10は、図9中の駆動部606のうちΦ
I発生部106を詳細に示す回路図である。他の信号Φ
1,Φ2,ΦSも同様の回路構成の発生部(図示せず)
で発生される。
【0037】図10において、Vccは発光用サイリス
タを発光させるためのバイアス電圧である。100はパ
ルス発生回路であり、所定周波数のパルス信号を発生す
る。当該パルス信号を基に発生されたΦIは、図7に示
した各発光サイリスタのカソードに結合される。上記パ
ルス信号にしたがってトランジスタQ2が駆動され、抵
抗R、容量Cを介して発光用サイリスタを発光させる。
【0038】抵抗Rは図9、および後述図11に示され
るものと同一のものである。抵抗Rは、発光サイリスタ
に流れる電流を制限して当該電流値を決める電流決定抵
抗であり、決定した電流値によって発光サイリスタの発
光光量が決定される。
【0039】図11は、SLED駆動部(SLEDヘッ
ド)と装置電源部の従来の概略結線の一例を示す回路図
である。本明細書中で、SLEDヘッドとはSLEDア
レー(またはLEDアレー)とその駆動手段を含んだも
のを意味する。
【0040】図11において、破線より左側が4D複写
機の電源側であり、ここには単一の電圧制御部110が
備えられる。破線より右側がSLEDヘッド側を示す。
【0041】電源側の電圧制御部110では、端子in
に電源部で作られた所定電圧が入力される。117は基
準電位発生部(ref)、118は誤差増幅器である。
基準電位発生部117からの基準電圧は誤差増幅器11
8の非反転入力部へ、誤差増幅器118の増幅出力はト
ランジスタQ1のベースへ、端子inの入力電圧はトラ
ンジスタQ1のコレクタへ入力される。トランジスタQ
1のエミッタとグランド間には抵抗R12、R13の直
列回路が接続され、その中点部が誤差増幅器118の反
転入力部へ結合される。さらにトランジスタQ1のエミ
ッタ出力電圧が、電源ラインBLを介してSLEDヘッ
ド側へ所定の電源電圧として供給される。
【0042】ここで、基準電位発生部117は電源ライ
ンBLを所定の電圧に制御するために対応する基準電位
を発生する。誤差増幅器118は反転入力部に入力され
た電位と非反転入力部に入力された電位の差分を増幅
し、当該誤差信号をトランジスタQ1のベースに出力す
る。トランジスタQ1は、当該ベース入力信号に応じて
エミッタ出力電位を制御する。
【0043】つまり、電源ラインBLの電圧が基準電位
発生部117の電位より低い場合は電源ラインBLの電
位を上昇させる方向に制御し、逆の場合は低下させる方
向に制御する、いわゆるフィードバック制御が電圧制御
部110によって行われる。当該制御によって、電源ラ
インBLの電位を所定の電位に安定に制御することが出
来る。
【0044】次に、SLEDヘッド側について説明す
る。
【0045】電源側より電源ラインBLを介しての電源
電圧が駆動部606(607,608,609)に入力
されると、当該電源電圧と抵抗Rで制限された電流によ
って各色SLEDアレー610〜613が駆動され、所
定の光量を得る。なお、SLED駆動の詳細は、図7,
図8,図10を参照して既に説明した通りである。
【0046】上記構成とされた従来のSLEDヘッドで
は、抵抗Rが発光用サイリスタの電流決定抵抗となって
いる。そこで、電流決定抵抗の精度を向上させることで
MCYK各々のSLEDアレーの光量を均一にする方法
が採られていた。
【0047】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原稿中
の文字、画像の集中程度(もしくは当該画像濃度、色)
は様々であり、換言すると各SLEDアレー、SLED
間での発光比率は、同一原稿内でも画像形成位置によっ
て様々に異なったものになる。つまり、(SLEDアレ
ーの発光比率)=(供給される電源電流)と置き換えれ
ば、電源側から見た負荷が同一原稿内で様々に変化する
こととなる。
【0048】また、電源の一般的な負荷特性として、電
流値が増大すると出力電圧が低下する傾向にある。さら
に、電源部からMCYK各々のSLEDアレーまで駆動
部を介して接続される電源ラインは長く延ばされる場合
がほとんどであり、且つMCYKによっても延ばされる
電源ライン長は異なる。
【0049】したがって、各色SLEDアレーまでの電
源ラインに因る電圧降下が異なるとともに、各SLED
アレーへ供給される電源電圧自体も同一原稿中で変化す
る。この結果、各色SLEDアレー間で光量差が生じる
とともに、同一SLEDアレー内でも光量差が生じる。
これら光量差を有するSLEDヘッドによって記録媒体
に画像を形成すると、その画像品位に大きな悪影響を及
ぼすことがあった。例えば、各色SLEDアレー間の光
量差は色味に影響し、同一SLEDアレー内の光量差は
副走査方向の画像ムラに特に影響することが知られてい
る。
【0050】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものであって、MCYK間のSLEDアレーの光量
差、および同一SLEDアレーにおける光量差による画
像ムラを抑制することのできる画像形成装置およびその
光量制御方法を提供することを目的とする。
【0051】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明は、電源部からの電圧を入力し、当
該入力電圧から所定レベルに制御した電圧を出力する電
圧制御手段と、複数の発光素子を配列された発光手段
と、前記電圧制御手段と前記発光手段の間の給電経路に
インピーダンス素子と共にあって、前記電圧制御手段か
ら供給される電圧を入力し、画像信号に応じて前記イン
ピーダンス素子で制限した負荷電流により前記発光手段
を駆動する駆動手段と、駆動された前記発光手段からの
光をほぼ回転軸方向に照射されて静電潜像を形成される
回転感光体と、前記回転感光体上の前記静電潜像を現像
して記録媒体に転写することで、前記画像信号に応じた
画像形成を行う像形成手段とを備えた画像形成装置であ
って、前記負荷電流による前記給電経路の電圧降下をリ
アルタイムで算出する電圧降下算出手段と、前記発光手
段に供給される電力量を算出された前記電圧降下に基づ
いて制御し、前記発光手段による発光量が所定量となる
ようにする光量制御手段とを備えた画像形成装置を提供
する。
【0052】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
において、前記電圧降下算出手段は、前記発光手段を駆
動するための前記画像信号を所定量、一時的に保存する
保存手段と、保存した前記画像信号にしたがって前記発
光手段への前記負荷電流を算出し、算出した前記負荷電
流から前記電圧降下を算出する算出手段を備え、前記光
量制御手段は、算出された前記電圧降下に応じた制御信
号を生成して前記電圧制御手段に送出し、前記電圧制御
手段は、前記制御信号にしたがって前記所定レベルを可
変することで、前記発光手段による前記発光量をフィー
ドバック制御する画像形成装置を提供する。
【0053】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
において、前記発光手段と前記駆動手段と前記回転感光
体と前記像形成手段はそれぞれ対応して複数備えられ、
当該複数の像形成手段は、搬送される記録媒体に対して
それぞれ異なる位置において異なる色の画像形成を行
い、各像形成手段に対応した当該複数の発光手段は前記
電圧制御手段からの出力を時間的に別々に供給され、前
記電圧降下算出手段は、前記複数の発光手段を駆動する
ための前記画像信号を所定量、一時的に保存する保存手
段と、保存した前記画像信号にしたがって前記複数の発
光手段への複数の負荷電流を算出し、算出した前記複数
の負荷電流から複数の電圧降下を算出する算出手段とを
備え、前記光量制御手段は、算出された前記複数の電圧
降下に応じた制御信号を前記複数の発光手段について複
数生成し、前記複数の像形成手段が画像形成を行うタイ
ミングに応じたいずれかの制御信号を選択して電圧制御
手段に送出し、前記電圧制御手段は、選択された前記制
御信号にしたがって前記所定レベルを可変することで、
前記複数の発光手段による前記発光量をフィードバック
制御する画像形成装置を提供する。
【0054】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
において、前記電圧降下算出手段は、前記発光手段を駆
動するための前記画像信号を所定量、一時的に保存する
保存手段と、保存した前記画像信号にしたがって前記発
光手段への前記負荷電流を算出し、算出した前記負荷電
流から前記電圧降下を算出する算出手段を備え、前記光
量制御手段は、算出された前記電圧降下に応じた制御信
号を生成して前記駆動制御手段に送出し、前記駆動制御
手段は、前記制御信号にしたがって前記画像信号に応じ
て前記発光手段を駆動する駆動パルスのデューティ比を
可変することで、前記発光手段による前記発光量をフィ
ードバック制御する画像形成装置を提供する。
【0055】また、請求項5に記載の発明は、請求項2
乃至4のいずれかにおいて、前記電圧制御手段と前記発
光手段の間の前記給電経路は、前記インピーダンス素子
の他に当該経路長に応じたインピーダンスを有し、前記
算出手段は、算出した前記負荷電流とさらに前記経路長
から前記電圧降下を算出する画像形成装置を提供する。
また、請求項6に記載の発明は、電源部からの電圧を
入力し、当該入力電圧から所定レベルに制御した電圧を
出力する電圧制御手段と、複数の発光素子を配列された
発光手段と、前記電圧制御手段と前記発光手段の間の給
電経路にインピーダンス素子と共にあって、前記電圧制
御手段から供給される電圧を入力し、画像信号に応じて
前記インピーダンス素子で制限した負荷電流により前記
発光手段を駆動する駆動手段と、駆動された前記発光手
段からの光をほぼ回転軸方向に照射されて静電潜像を形
成される回転感光体と、前記回転感光体上の前記静電潜
像を現像して記録媒体に転写することで、前記画像信号
に応じた画像形成を行う像形成手段とを備えた画像形成
装置の光量制御方法であって、前記負荷電流による前記
給電経路の電圧降下をリアルタイムで算出する電圧降下
算出ステップと、前記発光手段に供給される電力量を算
出された前記電圧降下に基づいて制御し、前記発光手段
による発光量が所定量となるようにする光量制御ステッ
プとを備えた画像形成装置の光量制御方法を提供する。
【0056】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
において、前記電圧降下算出ステップは、前記発光手段
を駆動するための前記画像信号を所定量、一時的に保存
する保存ステップと、保存した前記画像信号にしたがっ
て前記発光手段への前記負荷電流を算出し、算出した前
記負荷電流から前記電圧降下を算出する算出ステップを
備え、前記光量制御ステップにおいて、算出された前記
電圧降下に応じた制御信号を生成して前記電圧制御手段
に送出し、前記電圧制御手段が前記制御信号にしたがっ
て前記所定レベルを可変することで、前記発光手段によ
る前記発光量をフィードバック制御する画像形成装置の
光量制御方法を提供する。
【0057】また、請求項8に記載の発明は、請求項6
において、前記発光手段と前記駆動手段と前記回転感光
体と前記像形成手段はそれぞれ対応して複数備えられ、
当該複数の像形成手段は、搬送される記録媒体に対して
それぞれ異なる位置において異なる色の画像形成を行
い、各像形成手段に対応した当該複数の発光手段は前記
電圧制御手段からの出力を時間的に別々に供給され、前
記電圧降下算出ステップは、前記複数の発光手段を駆動
するための前記画像信号を所定量、一時的に保存する保
存ステップと、保存した前記画像信号にしたがって前記
複数の発光手段への複数の負荷電流を算出し、算出した
前記複数の負荷電流から複数の電圧降下を算出する算出
ステップとを備え、前記光量ステップにおいて、算出さ
れた前記複数の電圧降下に応じた制御信号を前記複数の
発光手段について複数生成し、前記複数の像形成手段が
画像形成を行うタイミングに応じたいずれかの制御信号
を選択して電圧制御手段に送出し、前記電圧制御手段が
選択された前記制御信号にしたがって前記所定レベルを
可変することで、前記複数の発光手段による前記発光量
をフィードバック制御する画像形成装置の光量制御方法
を提供する。
【0058】また、請求項9に記載の発明は、請求項6
において、前記電圧降下算出ステップは、前記発光手段
を駆動するための前記画像信号を所定量、一時的に保存
する保存ステップと、保存した前記画像信号にしたがっ
て前記発光手段への前記負荷電流を算出し、算出した前
記負荷電流から前記電圧降下を算出する算出ステップを
備え、前記光量制御ステップにおいて、算出された前記
電圧降下に応じた制御信号を生成して前記駆動制御手段
に送出し、前記駆動制御手段が前記制御信号にしたがっ
て前記画像信号に応じて前記発光手段を駆動する駆動パ
ルスのデューティ比を可変することで、前記発光手段に
よる前記発光量をフィードバック制御する画像形成装置
の光量制御方法を提供する。
【0059】また、請求項10に記載の発明は、請求項
7乃至9のいずれかにおいて、前記電圧制御手段と前記
発光手段の間の前記給電経路は、前記インピーダンス素
子の他に当該経路長に応じたインピーダンスを有し、前
記算出ステップにおいて、算出した前記負荷電流とさら
に前記経路長から前記電圧降下を算出する画像形成装置
の光量制御方法を提供する。
【0060】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本発明に
係る画像形成装置の第1実施形態におけるSLED駆動
部(SLEDヘッド)と装置電源部の概略結線を示す回
路図である。
【0061】図1中の破線より左側が本実施形態に係る
4D複写機(画像形成装置)の電源側であり、ここには
電圧制御部110と同一構成の電圧制御部11〜14が
各色用に備えられる。すなわち、本実施形態に係る装置
はMCYK各々に電圧制御部が具備される構成となって
いる。破線より右側がSLEDヘッド側を示す。
【0062】電源側の例えば電圧制御部11では、端子
inに電源部で作られた所定電圧が入力される。17は
基準電位発生部(ref)であり、外部からの制御信号
にしたがって出力電位を可変することができる。118
は誤差増幅器である。基準電位発生部17からの基準電
圧は誤差増幅器118の非反転入力部へ、誤差増幅器1
18の増幅出力はトランジスタQ1のベースへ、端子i
nの入力電圧はトランジスタQ1のコレクタへ入力され
る。トランジスタQ1のエミッタとグランド間には抵抗
R12、R13の直列回路が接続され、その中点部が誤
差増幅器118の反転入力部へ結合される。
【0063】トランジスタQ1のエミッタ出力電圧は、
マゼンタ用SLEDヘッドに独立に配設された電源ライ
ンBLmを介してSLEDヘッド側へ所定の電源電圧と
して供給される。
【0064】電源側の例えば電圧制御部11では、基準
電位発生部17は電源ラインBLmを所定の電圧に制御
するために対応する電位を発生する。誤差増幅器118
は反転入力部に入力された電位と非反転入力部に入力さ
れた電位の差分を増幅し、当該誤差信号をトランジスタ
Q1のベースに出力する。トランジスタQ1は、当該ベ
ース入力信号に応じてエミッタ出力の電位を制御する。
【0065】つまり、電源ラインBLmの電圧が基準電
位発生部17の電位より低い場合は電源ラインBLmの
電位を上昇させる方向に制御し、逆の場合は低下させる
方向に制御する、いわゆるフィードバック制御が行われ
る。当該制御によって、電源ラインBLmの電位を所定
の電位に安定に制御することが出来る。
【0066】電源ラインBLmの他に、電源ラインBL
c,BLy,BLkがそれぞれシアン用SLEDヘッ
ド、イエロー用SLEDヘッド、ブラック用SLEDヘ
ッドに独立に配設されており、電源側の他の電圧制御部
も同様に動作して各電源ライン電位をフィードバック制
御する。
【0067】次に、SLEDヘッド側について説明す
る。
【0068】電源側より電源ラインBLm(BLc,B
Ly,BLk)を介しての電源電圧が駆動部606(6
07,608,609)に入力されると、当該電源電圧
と抵抗Rにしたがって各色SLEDアレー610〜61
3が駆動され、所定の光量を得る。なお、SLED駆動
の詳細は、図7,図8,図10を参照して既に説明した
従来のものと同様である。
【0069】本実施形態において、複写機動作時に図6
に示した2値変換部601から供給される画像データが
マゼンタ(M)であれば基準電位制御部15にリアルタ
イムで供給され、ブラック(K)であれば基準電位制御
部18にリアルタイムで供給される。他の色ならば、対
応する他の基準電位制御部(図示せず)に当該画像デー
タがリアルタイムで供給される。
【0070】例えば基準電位制御部15では、副走査方
向所定ライン分(例えば10ライン分)のマゼンタ2値
化画像データを一時的に保存する。そして、保存した2
値化画像データを基に電源側から見た負荷(電流値)を
算出する。さらに、電圧制御部11からマゼンタのSL
EDアレー610までの電源ラインBLmの長さ(予め
メモリに入力しておく)を参照し、当該電源ライン長と
算出した負荷電流値、すなわち発光率から電源ラインB
Lmに生じる電圧降下を算出する。
【0071】基準電位制御部15は当該電圧降下に応じ
た制御信号を基準電位発生部17に送出し、基準電位発
生部17は当該電圧降下分を補うように出力基準電位を
可変する。他の基準電位制御部も同様に動作して、他の
電源ラインBLc,BLy,BLkの長さと各負荷電流
値により生じる各電圧降下分を独立に、リアルタイムで
補うようにそれぞれの出力基準電位が可変される。SL
EDアレーの発光率が所定値以下でSLEDアレー近傍
での電圧降下が少なく、画像に影響の無い発光率の領域
もある。当該発光率領域では、特別な制御は行わない。
【0072】したがって、SLEDアレー610,61
1,612,613の発光率が高ければ電源ラインBL
m,BLc,BLy,BLkへの電源電圧も高めになる
ように動作するので、各色SLEDアレーまでの電源ラ
インに因る電圧降下が異なったり各SLEDアレーへ供
給される電源電圧自体が同一原稿中で変化した場合に
も、MCYK間のSLEDアレーの光量差、および同一
SLEDアレーにおける光量差による画像ムラを抑制す
ることができる。
【0073】なお、副走査方向所定ライン分の画像デー
タからの基準電位制御のタイミングと、実際にSLED
アレー610(611,612,613)で発光される
タイミングとは、当然ながら同期されている。
【0074】(第2実施形態)図2は本発明に係る画像
形成装置の第2実施形態におけるSLED駆動部(SL
EDヘッド)と装置電源部の概略結線を示す回路図であ
る。
【0075】ここでは、第1実施形態と同様の部分に関
しては説明を省略し、本実施形態の特徴的な部分につい
て詳細に説明する。
【0076】第1実施形態では、MCYK各々のSLE
Dアレー610〜613に対して独立に電圧制御部11
〜14を持たせ、複数SLEDアレーが同時に動作する
場合にも電圧降下を補償する構成としていた。
【0077】しかし本実施形態では、コストダウンも考
慮し、SLEDアレーが同時に複数点灯しない複写機を
考慮して電圧制御部を1つとし、MCYK各色SLED
アレー間、および同一SLEDアレー内での画像ムラを
抑制する構成とした。本実施形態に係る装置は、記録紙
として使用するコピー用紙がM画像形成部417からK
画像形成部420まで搬送されていく間に、コピー用紙
等のサイズやプロセススピードによって単一のSLED
アレーだけが同時動作する複写機とする。
【0078】本実施形態において、複写機動作時に図6
に示した2値変換部601から供給される画像データが
マゼンタ(M)であれば基準電位制御部15にリアルタ
イムで供給され、ブラック(K)であれば基準電位制御
部18にリアルタイムで供給される。他の色ならば、対
応する他の基準電位制御部(図示せず)に当該画像デー
タがリアルタイムで供給される。
【0079】例えば基準電位制御部15では、副走査方
向所定ライン分(例えば10ライン分)のマゼンタ2値
化画像データを内部メモリに一時的に保存する。そし
て、保存した2値化画像データを基に電源側から見た負
荷(電流値)を算出する。さらに、電圧制御部11から
マゼンタのSLEDアレー610までの電源ラインBL
の長さ(予めメモリに入力しておく)を参照し、当該電
源ライン長と算出した負荷電流値、すなわち発光率から
電源ラインBLに生じる電圧降下を算出する。
【0080】基準電位制御部15は当該電圧降下に応じ
た制御信号をセレクタ20に送出する。同様にして、基
準電位制御部16〜18はそれぞれ、電源ラインBLの
SLEDアレー610〜613までの長さと当該電源ラ
イン長による電圧降下に応じた制御信号をセレクタ20
に送出する。
【0081】セレクタ20は、上記4色の制御信号のい
ずれかを複写機本体コントローラ(図示せず)からの選
択信号に応じて基準電圧発生部17に出力するように制
御する。当該選択信号は、コピー・ジョブ時に、MCY
KのどのSLEDアレーを駆動しているかを識別してセ
レクタ20に入力される。すなわち、動作しているSL
EDアレーについての制御信号がリアルタイムで基準電
圧発生部17に供給される。
【0082】基準電位発生部17は当該制御信号にした
がった各電圧降下分を補うように出力基準電位を可変す
る。SLEDアレーの発光率が所定値以下でSLEDア
レー近傍での電圧降下が少なく、画像に影響の無い発光
率の領域もある。当該発光率領域では、特別な制御は行
わない。
【0083】したがって、ジョブに応じて順番に動作し
ているSLEDアレー610(611,612,61
3)の発光率が高ければ各色電源ラインBLへの電源電
圧も順次変化させて高めになるように動作するので、各
色SLEDアレーまでの電源ラインに因る電圧降下が異
なったり各SLEDアレーへ供給される電源電圧自体が
同一原稿中で変化した場合にも、簡単でローコストの構
成により、MCYK間のSLEDアレーの光量差、およ
び同一SLEDアレーにおける光量差による画像ムラを
抑制することができる。
【0084】なお、副走査方向所定ライン分の画像デー
タからの基準電位制御のタイミングと、実際にSLED
アレー610,611,612,613で発光されるタ
イミングとは、当然ながら同期されている。
【0085】(第3実施形態)図3は本発明に係る画像
形成装置の第3実施形態におけるSLED駆動部(SL
EDヘッド)と装置電源部の概略結線を示す回路図であ
る。
【0086】ここでは、これまでの実施形態と同様の部
分に関しては説明を省略し、本実施形態の特徴的な部分
について詳細に説明する。
【0087】第1および第2実施形態は、MCYK各色
SLEDアレーの光量を、それらに供給する電源電圧を
制御することで一定化しようとするものであった。本実
施形態に係る画像形成装置は、SLEDアレーを駆動す
る際の駆動デューティを制御することで光量を一定化
し、これにより、さらなるコストダウンを達成しようと
するものである。
【0088】図3において、複写機動作時に図6に示し
た2値変換部601より2値化された画像データがマゼ
ンタ(M)であればデューティ制御部35にリアルタイ
ムで供給され、ブラック(K)であればデューティ制御
部38にリアルタイムで供給される。他の色ならば、対
応する他のデューティ制御部(図示せず)に当該画像デ
ータがリアルタイムで供給される。
【0089】例えばデューティ制御部15では、副走査
方向所定ライン分(例えば10ライン分)のマゼンタ2
値化画像データを一時的に保存する。そして、保存した
2値化画像データを基に電源側から見た負荷(電流
値)、すなわち発光率を算出する。当該発光率が所定値
以上ならさらに、電圧制御部11からマゼンタのSLE
Dアレー610までの電源ラインBLの長さ(予めメモ
リに入力しておく)を参照し、当該電源ライン長と算出
した負荷電流値、すなわち発光率から電源ラインBLに
生じる電圧降下を算出する。
【0090】デューティ制御部15は当該電圧降下に応
じた制御信号を駆動部606に送出し、駆動部606は
当該電圧降下分を補うようにSLEDアレー610の駆
動デューティを大きくするよう動作する。他のデューテ
ィ制御部も同様に動作して、他のSLEDアレーへの電
源ラインBLの各長さと各負荷電流値により生じる各電
圧降下分を独立に、リアルタイムで補うようにそれぞれ
の駆動デューティが可変される。SLEDアレーの発光
率が所定値以下でSLEDアレー近傍での電圧降下が少
なく、画像に影響の無い発光率の領域もある。当該発光
率領域では、特別な制御は行わない。
【0091】したがって、SLEDアレー610(61
1,612,613)の発光率が高ければ各色電源ライ
ンBLへの電源電圧も高めになるように動作するので、
各色SLEDアレーまでの電源ラインに因る電圧降下が
異なったり各SLEDアレーへ供給される電源電圧自体
が同一原稿中で変化した場合にも、より簡単でよりロー
コストの構成により、MCYK間のSLEDアレーの光
量差、および同一SLEDアレーにおける光量差による
画像ムラを抑制することができる。
【0092】すなわち、電圧制御部が1つの構成で、第
2実施形態の装置が備えていたセレクタ20を必要とす
ることなく画像ムラ抑制を実現でき、よりコストダウン
が可能である。
【0093】なお、副走査方向所定ライン分の画像デー
タからのSLED駆動デューティ制御のタイミングと、
実際にSLEDアレー610(611,612,61
3)で発光されるタイミングとは、当然ながら同期され
ている。
【0094】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置およびその光
量制御方法によれば、複数の発光素子を配列された発光
手段への負荷電流による電圧制御手段と発光手段間の給
電経路の電圧降下をリアルタイムで算出し、発光手段に
供給される電力量を算出された電圧降下に基づいて制御
し、発光手段による発光量が所定量となるようにして、
画像信号に応じてインピーダンス素子で制限した負荷電
流により発光手段を駆動する駆動手段を制御するので、
原稿内の画像形成位置によって様々に異なる発光手段の
発光比率、すなわち負荷電流と給電経路長に応じて変化
する電圧降下によって各色発光手段間に生じる光量差、
同一発光手段内に生じる光量差を抑制することができ、
これにより、色味への悪影響や副走査方向の画像ムラの
ない高品位画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の概略結線図であ
る。
【図2】本発明に係る第2実施形態の概略結線図であ
る。
【図3】本発明に係る第3実施形態の概略結線図であ
る。
【図4】一般的に知られる4D複写機(画像処理装置)
全体の概略的な構成図である。
【図5】図4の装置内のリーダ部の詳細ブロック図であ
る。
【図6】図4の装置内のプリンタ部の詳細ブロック図で
ある。
【図7】従来のSLEDの一例の内部回路を概略的に示
す回路図である。
【図8】従来のSLEDを制御するためのコントロール
信号とサイリスタのオン/オフを示すタイミング・チャ
ートである。
【図9】従来の一般的なSLEDアレーの駆動部の概略
構成を示す回路図である。
【図10】図9中の駆動部のうちΦI発生部を詳細に示
す回路図である。
【図11】SLED駆動部(SLEDヘッド)と装置電
源部の従来の概略結線の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
11,14,110 電圧制御部 15〜18 基準電位制御部 17,117 基準電圧発生部 20 セレクタ 36〜38 デューティ制御部 100 パルス発生回路 118 差動増幅器 417 M(マゼンタ)画像形成部 418 C(シアン)画像形成部 419 Y(イエロー)画像形成部 420 K(ブラック)画像形成部 422,425,428,431 現像器 423,426,429,432 転写帯電器 433 転写ベルト 442,443,444,445 感光ドラム 601 2値変換部 606〜609 駆動部 610〜613 SLED BL,BLm,BLc,BLy,BLk 電源ライン
(給電経路) R 抵抗(インピーダンス素子)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源部からの電圧を入力し、当該入力電
    圧から所定レベルに制御した電圧を出力する電圧制御手
    段と、 複数の発光素子を配列された発光手段と、 前記電圧制御手段と前記発光手段の間の給電経路にイン
    ピーダンス素子と共にあって、前記電圧制御手段から供
    給される電圧を入力し、画像信号に応じて前記インピー
    ダンス素子で制限した負荷電流により前記発光手段を駆
    動する駆動手段と、 駆動された前記発光手段からの光をほぼ回転軸方向に照
    射されて静電潜像を形成される回転感光体と、 前記回転感光体上の前記静電潜像を現像して記録媒体に
    転写することで、前記画像信号に応じた画像形成を行う
    像形成手段とを備えた画像形成装置であって、 前記負荷電流による前記給電経路の電圧降下をリアルタ
    イムで算出する電圧降下算出手段と、 前記発光手段に供給される電力量を算出された前記電圧
    降下に基づいて制御し、前記発光手段による発光量が所
    定量となるようにする光量制御手段とを備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記電圧降下算出手段は、前記発光手段を駆動するため
    の前記画像信号を所定量、一時的に保存する保存手段
    と、保存した前記画像信号にしたがって前記発光手段へ
    の前記負荷電流を算出し、算出した前記負荷電流から前
    記電圧降下を算出する算出手段を備え、 前記光量制御手段は、算出された前記電圧降下に応じた
    制御信号を生成して前記電圧制御手段に送出し、 前記電圧制御手段は、前記制御信号にしたがって前記所
    定レベルを可変することで、前記発光手段による前記発
    光量をフィードバック制御することを特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記発光手段と前記駆動手段と前記回転感光体と前記像
    形成手段はそれぞれ対応して複数備えられ、 当該複数の像形成手段は、搬送される記録媒体に対して
    それぞれ異なる位置において異なる色の画像形成を行
    い、各像形成手段に対応した当該複数の発光手段は前記
    電圧制御手段からの出力を時間的に別々に供給され、 前記電圧降下算出手段は、前記複数の発光手段を駆動す
    るための前記画像信号を所定量、一時的に保存する保存
    手段と、保存した前記画像信号にしたがって前記複数の
    発光手段への複数の負荷電流を算出し、算出した前記複
    数の負荷電流から複数の電圧降下を算出する算出手段と
    を備え、 前記光量制御手段は、算出された前記複数の電圧降下に
    応じた制御信号を前記複数の発光手段について複数生成
    し、前記複数の像形成手段が画像形成を行うタイミング
    に応じたいずれかの制御信号を選択して電圧制御手段に
    送出し、 前記電圧制御手段は、選択された前記制御信号にしたが
    って前記所定レベルを可変することで、前記複数の発光
    手段による前記発光量をフィードバック制御することを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記電圧降下算出手段は、前記発光手段を駆動するため
    の前記画像信号を所定量、一時的に保存する保存手段
    と、保存した前記画像信号にしたがって前記発光手段へ
    の前記負荷電流を算出し、算出した前記負荷電流から前
    記電圧降下を算出する算出手段を備え、 前記光量制御手段は、算出された前記電圧降下に応じた
    制御信号を生成して前記駆動制御手段に送出し、 前記駆動制御手段は、前記制御信号にしたがって前記画
    像信号に応じて前記発光手段を駆動する駆動パルスのデ
    ューティ比を可変することで、前記発光手段による前記
    発光量をフィードバック制御することを特徴とする画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれかにおいて、 前記電圧制御手段と前記発光手段の間の前記給電経路
    は、前記インピーダンス素子の他に当該経路長に応じた
    インピーダンスを有し、 前記算出手段は、算出した前記負荷電流とさらに前記経
    路長から前記電圧降下を算出することを特徴とする画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 電源部からの電圧を入力し、当該入力電
    圧から所定レベルに制御した電圧を出力する電圧制御手
    段と、 複数の発光素子を配列された発光手段と、 前記電圧制御手段と前記発光手段の間の給電経路にイン
    ピーダンス素子と共にあって、前記電圧制御手段から供
    給される電圧を入力し、画像信号に応じて前記インピー
    ダンス素子で制限した負荷電流により前記発光手段を駆
    動する駆動手段と、 駆動された前記発光手段からの光をほぼ回転軸方向に照
    射されて静電潜像を形成される回転感光体と、 前記回転感光体上の前記静電潜像を現像して記録媒体に
    転写することで、前記画像信号に応じた画像形成を行う
    像形成手段とを備えた画像形成装置の光量制御方法であ
    って、 前記負荷電流による前記給電経路の電圧降下をリアルタ
    イムで算出する電圧降下算出ステップと、 前記発光手段に供給される電力量を算出された前記電圧
    降下に基づいて制御し、前記発光手段による発光量が所
    定量となるようにする光量制御ステップとを備えたこと
    を特徴とする画像形成装置の光量制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記電圧降下算出ステップは、前記発光手段を駆動する
    ための前記画像信号を所定量、一時的に保存する保存ス
    テップと、保存した前記画像信号にしたがって前記発光
    手段への前記負荷電流を算出し、算出した前記負荷電流
    から前記電圧降下を算出する算出ステップを備え、 前記光量制御ステップにおいて、算出された前記電圧降
    下に応じた制御信号を生成して前記電圧制御手段に送出
    し、前記電圧制御手段が前記制御信号にしたがって前記
    所定レベルを可変することで、前記発光手段による前記
    発光量をフィードバック制御することを特徴とする画像
    形成装置の光量制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 前記発光手段と前記駆動手段と前記回転感光体と前記像
    形成手段はそれぞれ対応して複数備えられ、 当該複数の像形成手段は、搬送される記録媒体に対して
    それぞれ異なる位置において異なる色の画像形成を行
    い、各像形成手段に対応した当該複数の発光手段は前記
    電圧制御手段からの出力を時間的に別々に供給され、 前記電圧降下算出ステップは、前記複数の発光手段を駆
    動するための前記画像信号を所定量、一時的に保存する
    保存ステップと、保存した前記画像信号にしたがって前
    記複数の発光手段への複数の負荷電流を算出し、算出し
    た前記複数の負荷電流から複数の電圧降下を算出する算
    出ステップとを備え、 前記光量ステップにおいて、算出された前記複数の電圧
    降下に応じた制御信号を前記複数の発光手段について複
    数生成し、前記複数の像形成手段が画像形成を行うタイ
    ミングに応じたいずれかの制御信号を選択して電圧制御
    手段に送出し、前記電圧制御手段が選択された前記制御
    信号にしたがって前記所定レベルを可変することで、前
    記複数の発光手段による前記発光量をフィードバック制
    御することを特徴とする画像形成装置の光量制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項6において、 前記電圧降下算出ステップは、前記発光手段を駆動する
    ための前記画像信号を所定量、一時的に保存する保存ス
    テップと、保存した前記画像信号にしたがって前記発光
    手段への前記負荷電流を算出し、算出した前記負荷電流
    から前記電圧降下を算出する算出ステップを備え、 前記光量制御ステップにおいて、算出された前記電圧降
    下に応じた制御信号を生成して前記駆動制御手段に送出
    し、前記駆動制御手段が前記制御信号にしたがって前記
    画像信号に応じて前記発光手段を駆動する駆動パルスの
    デューティ比を可変することで、前記発光手段による前
    記発光量をフィードバック制御することを特徴とする画
    像形成装置の光量制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至9のいずれかにおいて、 前記電圧制御手段と前記発光手段の間の前記給電経路
    は、前記インピーダンス素子の他に当該経路長に応じた
    インピーダンスを有し、 前記算出ステップにおいて、算出した前記負荷電流とさ
    らに前記経路長から前記電圧降下を算出することを特徴
    とする画像形成装置の光量制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015146724A (ja) * 2014-01-06 2015-08-13 キヤノン株式会社 電源装置、画像形成装置及び画像形成装置の電圧制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015146724A (ja) * 2014-01-06 2015-08-13 キヤノン株式会社 電源装置、画像形成装置及び画像形成装置の電圧制御方法

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