JP2000127493A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000127493A
JP2000127493A JP30120198A JP30120198A JP2000127493A JP 2000127493 A JP2000127493 A JP 2000127493A JP 30120198 A JP30120198 A JP 30120198A JP 30120198 A JP30120198 A JP 30120198A JP 2000127493 A JP2000127493 A JP 2000127493A
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led
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JP30120198A
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Tetsushi Saito
哲史 齋藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LED素子の温度変化によって発光量の変動
を防止し、時間経過による画像濃度の変動を回避し、発
光不良チップの存在感を不感とし、感光体の露光不足を
回避することを課題とする。 【解決手段】 LEDアレイの走査光によって感光体を
露光する電子写真方式の画像形成装置において、前記L
EDアレイを暖める位置に配置された少なくとも一つの
ヒーター部と、前記LEDアレイの温度を検知する温度
検知手段と、前記温度検知手段の検知結果に応じて前記
ヒーター部への給電量を制御するヒーター制御部とを備
え、前記LEDアレイの温度を所定の温度範囲に制御す
ることを特徴とする。また、複数のヒーター部が配置さ
れた前記LEDアレイのそれぞれの前記ヒーター部に対
応する温度検知手段と、前記ヒーター制御部とを備え、
前記LEDアレイの部分毎の温度を所定の温度範囲に制
御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LEDアレイを光
源として感光体に静電潜像を形成する電子写真方式の画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1はカラー画像形成装置の全体の概略
構成を示し、まず、カラーリーダー部の構成について説
明する。
【0003】図1において、カラー画像の読み取り装置
部で、101は画像を読み取るCCD、311はCCD
101の実装された基板、312はCCD101の画像
信号を処理するプリンタ処理部、301は原稿台硝子
(プラテン)、302は原稿給紙装置である。なお、こ
の原稿給紙装置302の代わりに不図示の鏡面圧板もし
くは白色圧板を装着する構成も有る。また、303及び
304は原稿を照明するハロゲンランプ又は蛍光灯の光
源、305及び306は光源303,304の光を原稿
に集光する反射傘、307から309は反射ミラー、3
10はプラテン301上の原稿からの反射光又は投影光
をCCD101上に集光するレンズ、314はハロゲン
ランプ303、304と反射傘305、306と反射ミ
ラー307を収容するキャリッジ、315は反射ミラー
308、309を収容するキャリッジ、313は他のI
PU等とのインターフェイス(I/F)部である。
【0004】なお、キャリッジ314は速度Vで、キャ
リッジ315は速度V/2で、CCD101の電気的走
査(主走査)方向(図上、奥行き方向)に対して垂直方
向(図上、左右方向)に機械的に移動することによっ
て、原稿の全面を走査(副走査)する。
【0005】次に、図1におけるプリンタ部の構成を説
明する。図において、317はマゼンタ(M)画像形成
部、318はシアン(C)画像形成部、319はイエロ
ウ(Y)画像形成部、320はブラック(K)画像形成
部で、それぞれの構成は同一なのでM画像形成部317
を詳細に説明し、他の画像形成部の説明は省略する。こ
こで、LEDアレイは符号210〜213に示されてい
る。
【0006】M画像形成部317において、342は感
光ドラムで、LEDアレイ210からの光によって、そ
の表面に潜像が形成される。321は一次帯電器で、感
光ドラム342の表面を所定の電位に帯電させ、潜像形
成の準備をする。322は現像器で感光ドラム342上
の潜像を現像して、トナー画像を形成する。なお、現像
器322には、現像バイアスを印加して現像するための
スリーブ345が含まれている。
【0007】また、323は転写帯電器で転写材搬送ベ
ルト333の背面から放電を行い、感光ドラム342上
のトナー画像を、転写材搬送ベルト333上の記録紙な
どへ転写する。本従来の形態は転写効率がよいため、ク
リーナ部が配置されていないが、クリーナ部を装着して
も問題無いことは言うまでもない。
【0008】次に、記録紙等の転写材上へのトナー画像
を転写する手順を説明する。カセット340・341に
格納された記録紙等の転写材はピックアップローラ33
9・338により1枚毎給紙ローラ336・337で転
写材搬送ベルト333上に供給される。供給された記録
紙は、吸着帯電器346で帯電させられる。348は転
写材搬送ベルトローラで、転写材搬送ベルト333を駆
動し、かつ、吸着帯電器346と対になって記録紙等を
帯電させ、転写材搬送ベルト333に記録紙等を吸着さ
せる。なお、転写材搬送ベルトローラ348を転写材搬
送ベルト333を駆動するための駆動ローラとしても良
く、また反対側に転写材搬送ベルト333を駆動するた
めの駆動ローラを配置するようにしても良い。
【0009】また、347は紙先端センサで、転写材搬
送ベルト333上の記録紙等の先端を検知する。なお、
紙先端センサ347の検出信号はプリンタ部からカラー
リーダ部へ送られて、カラーリーダ部からプリンタ部に
ビデオ信号を送る際の副走査同期信号として用いられ
る。
【0010】この後、記録紙等は、転写材搬送ベルト3
33によって搬送され、画像形成部317〜320にお
いてMCYKの順にその表面にトナー画像が形成され
る。K画像形成部320を通過した記録紙等の転写材
は、転写材搬送ベルト333からの分離を容易にするた
め、除電帯電器349で除電された後、転写材搬送ベル
ト333から分離される。350は剥離帯電器で、記録
紙等が転写材搬送ベルト333から分離する際の剥離放
電による画像乱れを防止するものである。分離された記
録紙等は、トナーの吸着力を補って画像乱れを防止する
ために、定着前帯電器351・352で帯電された後、
定着器334でトナー画像が熱定着された後、335の
排紙トナーに排紙される。
【0011】次に、LEDアレイ210〜213につい
て説明する。
【0012】従来のLEDヘッドは、図5に示すような
構成となっており、LED発光素子803が1列にアレ
イ状に配列されたチップ801が、複数個1列にならべ
られ、1ラインの画像形成が可能となっている。ここ
で、使用されるLEDアレイはLEDチップ801のア
ノードもしくはカソードが共通電極で構成され、片方が
ドライバ806と接続可能なパッド804,805が形
成されているものが一般的で、本従来例ではカソードが
共通電極で説明する。
【0013】図5において、801はLEDチップの1
つであり、803のLED発光部が複数個一列に配列さ
れて、各LED発光部803のカソードは共通電極とし
て接続されている。また、804はLED803のアノ
ードに対応する接続パッドであり、802のLEDチッ
プドライバのそのLED発光部803に対応するドライ
バ部とワイヤーボンディングにより接続される。当然、
LEDチップドライバ側においてもLEDチップ側の接
続パッドに対応するドライバ側の接続パッド805があ
る。ここで、LEDチップ801を複数個一列に並べた
ものをLEDアレイと称している。
【0014】本LEDチップ801の場合、LED発光
部1個に対して1個の発光制御部が必要であり、LED
ドライバ側ではLED発光部803の数だけ画像信号に
よりON・OFF制御できるドライブ制御部806があ
る。また、LEDアレイとして、自己走査型発光素子
(SLED:Self-scanning Light Emitting Diode)を
使用しているものも有り、SLEDは例えば、特開平1
−238962号公報、特開平2−208067号公
報、特開平2−212170号公報、特開平4−587
2号公報、特開平4−23367号公報、特開平4−2
96579号公報、特開平5−84971号公報等に開
示されている。また電子情報通信学会(1990.3.
5)においては、PNPNサイリスタ構造を用いた自己
走査型発光素子、ジャパンハードコピー1991(A−
17)においては、駆動回路を集積化した、光プリンタ
用発光素子アレイが記載されている。
【0015】図6はこのような自己走査機能を有する発
光素子アレイSLEDの等価回路を示した回路図であ
る。図において、発光用サイリスタSR1〜SR5と、
転送用サイリスタSR1’〜SR5’の各ゲートを共通
に接続し、その共通ゲートはそれぞれスタートパルスφ
Sをトリガーとして、電源VGAから負荷抵抗RLを通
して供給されている。また、スタートパルスφSは隣接
するサイリスタ毎にダイオードDが接続されている。ま
た、発光用サイリスタSR1〜SR5のカソードには画
像データφDが供給され、そのアノードには共通電源5
Vが供給されている。また、転送用サイリスタSR1’
〜SR5’のアノードには共通電源5Vを供給され、そ
のカソードには転送パルスφ1,φ2が互いに1個おき
に供給されている。
【0016】図7はこの自己走査機能を有する発光素子
アレイSLEDを制御するため従来のコントロール信号
及びタイミングであり、全素子の発光用サイリスタSR
1〜SR5を点灯する場合の例である。図8には図6に
示すようにドライバとスタートパルスφS、φ1、φD
(φI)、φ2とが抵抗R1〜R4を介して、それぞれ
の信号とにカスケードに接続されたSLEDチップと発
光ドライバとの接続関係を示している。
【0017】自己走査機能を有する発光素子アレイSL
EDは、図6に示すように転送用のサイリスタSR1’
〜SR5’がアレイ状に配列したものと、発光用サイリ
スタSR1〜SR5がアレイ状に配列したものからな
り、それぞれの対応した転送サイリスタSR1’〜SR
5’のゲートと発光部のサイリスタSR1〜SR5のゲ
ート信号は共通接続され、1番目のサイリスタはφSの
信号入力部に接続される。2番目のサイリスタのゲート
はφSの端子に接続されたサイリスタのゲートに接続さ
れたダイオードのカソードに接続され、3番目は次のダ
イオードのカソードにというように構成されている。
【0018】図7のタイミングチャートに従い転送及び
発光について説明する。転送のスタートはφSが0Vか
ら5Vに変化させることにより始まる。Va,Vb,V
c,Vd,Veをそれぞれ図6のa,b,c,d,eの
各点の電圧を示すと、まず、φSのドライバ部が5Vに
なることにより、Va=5V、Vb=3.7V(ダイオ
ードの順方向電圧降下を1.3Vとする)、Vc=2.
4V、Vd=1.1V、Ve以降は0Vとなり、転送用
のサイリスタSR1′とSR2′のゲート信号は0Vか
らそれぞれ5V、3.7Vと変化する。
【0019】この状態では、φ1のドライバ部を5Vか
ら0Vにすることにより、SR1′の転送用のサイリス
タのそれぞれの電位は、アノード:5V、カソード:0
V、ゲート:5VとなりサイリスタのON条件となっ
て、転送用のサイリスタSR1′がONする。その状態
でφSを0Vに変えてもサイリスタSR1′がONして
いるため、Va=5Vとなる(理由:φSは抵抗を介し
てパルスが印加されている。サイリスタはONすると、
アノードとゲート間の電位がほぼ等しくなる。)。
【0020】このため、φSを0Vにしても、1番目の
サイリスタSR1′のON条件が保持され、1番目のシ
フト動作が完了する。この状態で発光サイリスタ用のφ
Iのドライバ信号を5Vから0Vにすると転送用のサイ
リスタがONした条件と同じになるため、発光サイリス
タSR1がONして、1番目のLEDが点灯することに
なる。1番目のLEDはφD(=φI)のドライバ信号
を5Vに戻すことにより、発光サイリスタのアノード・
カソード間の電位差が無くなり、サイリスタの最低保持
電流を流せなくなるため、発光サイリスタ1はOFFす
る。
【0021】つぎに、転送用のサイリスタSR1′から
SR2′にサイリスタのON条件の転送について説明す
ると、SR1がOFFしても、φ1のドライバ部が0V
のままなので、SR1′はONのままなので、SR1′
のゲート電圧Va=5Vであり、Vb=3.7Vであ
る。
【0022】この状態で、φ2のドライバ部を5Vから
0Vに変化させることにより、転送用のサイリスタSR
2′の電位は、アノード:5V、カソード:0V、ゲー
ト:3.7Vとなることより、SR2′はONする。S
R2′がONした後、φ1のドライバ部を0Vから5V
に変えることにより、SR1′はSR1がOFFしたの
と同様にOFFする。こうして、転送用サイリスタのO
NはSR1′からSR2′に移る。そして、φIのドラ
イバ部を5Vから0Vにすると、SR2がONし発光す
る。なお、転送用サイリスタがONしている時、発光サ
イリスタのみ発光できる理由は、転送用サイリスタがO
Nしていない場合、ONしているサイリスタの隣のサイ
リスタを除いて、ゲート電圧が0Vであるため、サイリ
スタのON条件とならない。隣のサイリスタについても
発光用サイリスタがONすることによりφIの電位は
3.4V(発光用サイリスタの順方向電圧降下分)とな
るため、隣のサイリスタは、ゲート・カソード間の電位
差がないためONすることができない。上記を順次繰り
返すことにより発光制御が可能となる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た自己走査機能を有する発光素子アレイSLEDにおい
ては、各発光用サイリスタの駆動による温度変化につい
ては、一切考慮されていない。
【0024】LEDはその性質上、LED素子の温度変
化によって、発光量が変動するが、発光量の変動は、画
像濃度の変動にもつながる。このため、装置が使用され
る環境や、装置が画像形成動作を開始してからの時間経
過に伴うLEDの自己昇温によっても、画像濃度に変動
を及ぼす場合がある。
【0025】また、LEDチップの一部に発光不良のチ
ップが有った場合、発光不良チップの部分のみ露光不良
となり、画像欠けなどの不具合を生じる。
【0026】本発明は、LED素子の温度変化によって
発光量の変動を防止し、時間経過による画像濃度の変動
を回避し、発光不良チップの存在感を不感とし、感光体
の露光不足を回避することを課題とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】こうした問題を解決する
為に、本発明では、LEDアレイにヒーターを配置し、
LEDアレイを予め所定の温度に制御することで、温度
変動によるLEDの発光量の変動を低減させることがで
きる。
【0028】また、LEDアレイの発光点毎にヒーター
温調し、発光不良点周辺の温調温度を高くすることで、
発光不良点の補完をすることができる。
【0029】本発明は、LEDアレイの走査光によって
感光体を露光する電子写真方式の画像形成装置におい
て、前記LEDアレイを暖める位置に配置された少なく
とも一つのヒーター部と、前記LEDアレイの温度を検
知する温度検知手段と、前記温度検知手段の検知結果に
応じて前記ヒーター部への給電量を制御するヒーター制
御部とを備え、前記LEDアレイの温度を所定の温度範
囲に制御することを特徴とする。
【0030】また、上記画像形成装置において、複数の
ヒーター部が配置された前記LEDアレイのそれぞれの
前記ヒーター部に対応する温度検知手段と、前記ヒータ
ー制御部とを備え、前記LEDアレイの部分毎の温度を
所定の温度範囲に制御することを特徴とする。
【0031】また、本発明は、LEDアレイの走査光に
よって感光体を露光する電子写真方式の画像形成装置に
おいて、前記LEDアレイの発光点の一つずつにそれぞ
れ対応する位置に配置されたヒーター部と、前記それぞ
れのヒーター部への給電量を制御するヒーター制御部と
を備え、前記LEDアレイの発光不良の発光点の、周辺
の発光点に対応する前記ヒーター部への給電量を増加す
ることで該両側の発光点の発光量を増加し、前記発光不
良の発光点の画素分を補完することを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明による実施形態について、
図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0033】(第1の実施形態)本発明を用いるカラー
画像形成装置の全体構成上の配置は図1に示すとおりで
あり、装置自体の配置は、従来の技術の項で説明した内
容と同様である。
【0034】図2は本発明の第1の実施形態を示す図で
ある。図2において、LEDチップ801上に複数一列
配置のLED発光部803と、各LED発光部803は
カソードを共通電極として接続されている。また、各L
ED発光部803のアノードに対応する接続パッド80
4と、LEDチップドライバ802上にワイヤーボンデ
ィングにより接続され且つLEDチップ側の接続パッド
804に対応するドライバ側の接続パッド805と、L
EDチップドライバ802のそのLED発光部803に
対応するドライバ部806とがそれぞれ接続されてい
る。
【0035】図2に示すLEDアレイのLEDチップ8
01の裏側に、板状のヒーター807を配置し、ヒータ
ー807の中のLEDチップと接する位置に温度検出用
のサーミスタ808を配置する。ヒーター807は、ニ
クロム線等の抵抗体を板状の絶縁体に埋め込んだり、プ
ラスチック板に所定の抵抗体を埋め込んでおき、電力を
供給されて温度上昇するものであり、装置電源のオンと
ともに、又は予備ヒーティングされているとして、電力
を供給され、所定温度に保持される。
【0036】本装置が使用される環境温度は、概略5℃
から30℃程度であるが、装置の動作によってLEDア
レイは自己昇温し、概略40℃から45℃程度になる。
本発明では、装置が画像形成動作に入る以前から、サー
ミスタ808の検出温度が概略40℃から45℃程度に
なるように温度制御を行う。このため、LEDアレイの
自己昇温による温度上昇が飽和するまで発光量の変動を
なくすことができ、画像形成動作中の温度変動による発
光量の変動をなくすことができる。
【0037】本実施形態に用いるLEDアレイ210−
213は、その裏側に板状のヒーター807を搭載し、
通常の駆動によるLEDアレイ210−213の温度上
昇程度に維持するので、図1による高速のカラープリン
タの感光体342〜345に対してLEDアレイ210
−213の裏側にヒーター807を配置でき、感光体3
42〜345への影響はない。また、ヒーター807に
よる温度上昇時間は、定着部334の温度上昇時間より
も短時間で所定温度にすることができる。
【0038】(第2の実施形態)図3は本発明の第2の
実施形態を示す図である。LEDアレイ801と、LE
Dチップドライバ802の裏側にヒーターアレイ901
を配置する。ヒーターアレイ901には、ヒーターチッ
プ902と、温度検出用のサーミスタ904が配置さ
れ、ヒータードライバ903によって、各ヒーターチッ
プ毎に所定温度に制御される。
【0039】また、LEDアレイ801に発光不良のL
EDチップ、すなわち不良画素が有った場合、その不良
画素周辺の温調温度を、不良画素を中心として段階的に
高く設定して、不良画素の補完を行う。これにより、発
光量のために露光できない画素分を目立たなく補完する
ことができる。
【0040】図4に不良画素を補完する場合の説明図を
示している。図上、左側は補完なしの場合を示し、一括
したヒーティングにより不良画素がある場合、その不良
画素による発光量は0レベルに落ちている。不良画素を
補完する場合は、その不良画素の周辺の温調温度を、不
良画素を中心として段階的に高く設定して、不良画素に
隣接する周辺のLED発光部の発光量を増加することに
より、その不良画素周辺の平均光量が増加して補完を行
う。この場合、不良画素の検出と、不良画素に対応する
ヒーターチップ902の駆動と、温度検出用のサーミス
タ904の動作が成されているものとする。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、L
EDアレイにヒーターを配置し、LEDアレイを予め所
定の温度に制御することで、温度変動によるLEDの発
光量の変動を低減させることができる。
【0042】また、LEDアレイの発光点毎にヒーター
温調し、発光不良点周辺の温調温度を高くすることで、
発光不良点の補完をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明及び従来の電子写真方式のデジタルカラ
ー複写機の全体構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を説明する概念図であ
る。
【図5】従来の感光体露光用LEDヘッド部を示す図で
ある。
【図6】SLEDの動作を説明する等価回路図である。
【図7】SLEDの動作を説明するタイムチャートであ
る。
【図8】SLEDアレイへの接続を示す図である。
【符号の説明】
101 受光部 210〜213 LEDアレイ 301 プラテン 310 集光レンズ 311 受光部ドライブ 313 I/F部 304,305 光源 307〜309 反射ミラー 342〜345 感光体 801 LEDチップ 802 LEDチップドライバ 803 LED発光体 804,805 接続パッド 806 ドライバ 807 板状のヒーター 808 温度検出用のサーミスタ 901 ヒーターアレイ 902 ヒーターチップ 903 ヒータードライバ 904 温度検出用のサーミスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LEDアレイの走査光によって感光体を
    露光する電子写真方式の画像形成装置において、前記L
    EDアレイを暖める位置に配置された少なくとも一つの
    ヒーター部と、前記LEDアレイの温度を検知する温度
    検知手段と、前記温度検知手段の検知結果に応じて前記
    ヒーター部への給電量を制御するヒーター制御部とを備
    え、前記LEDアレイの温度を所定の温度範囲に制御す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 複数のヒーター部が配置された前記LE
    Dアレイのそれぞれの前記ヒーター部に対応する温度検
    知手段と、前記ヒーター制御部とを備え、前記LEDア
    レイの部分毎の温度を所定の温度範囲に制御することを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 LEDアレイの走査光によって感光体を
    露光する電子写真方式の画像形成装置において、前記L
    EDアレイの発光点の一つずつにそれぞれ対応する位置
    に配置されたヒーター部と、前記それぞれのヒーター部
    への給電量を制御するヒーター制御部とを備え、前記L
    EDアレイの発光不良の発光点の、周辺の発光点に対応
    する前記ヒーター部への給電量を増加することで該両側
    の発光点の発光量を増加し、前記発光不良の発光点の画
    素分を補完することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 不良画素に対応する前記ヒーター部を中
    心として、不良画素周辺部に対応する前記ヒーター部の
    温調温度を段階的に高く設定することを特徴とする請求
    項3に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007030250A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Fuji Xerox Co Ltd プリントヘッド及びこれを用いた画像形成装置
JP2008216861A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Fuji Xerox Co Ltd 露光装置および画像形成装置
US7438439B2 (en) 2003-02-13 2008-10-21 Noritsu Koki Co., Ltd. Temperature adjusting device for an LED light source

Cited By (3)

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