JP2638072B2 - カラー画像形成方法 - Google Patents

カラー画像形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー複写機等のカラー画像形成装置に関
し、特に、希望の調子の出力画像を得るための調整が容
易なカラー画像形成方法に関する。
〔従来の技術〕
たとえば、複写機において要求される機能は、基本的
には、原稿の画像の調子をそのまま維持した状態で複写
できることである。現在の技術によれば、白黒の複写機
においては、原稿と殆ど見分けがつかない程度のコピー
を得ることが可能となっている。また、調整が必要であ
るとしても、コピー濃度を調整するだけなので操作は簡
単である。
しかしながら、カラー複写機においては、原稿に忠実
なコピーを得るためには、多くの調整を必要とする。こ
れは原稿の読み取りからコピーの出力までに複雑な経路
を通過するとともに、入力系及び出力系の光学的なスペ
クトラムが理想的でないことが一つの原因である。
すなわち、カラー複写機においては、原稿の画像を
赤,緑,青の3色成分に分解し、その後、この3色成分
をマトリックス演算によりイエロー,マゼンタ,シアン
の色材成分に変換する。更に、この3色の色材成分か
ら、墨入れのための黒の色材成分を生成し、最終的に
は、原稿の画像に応じたイエロー,マゼンタ,シアン,
ブラックの色材を用紙に付着させてカラーコピーを得て
いる。
このようなカラー複写機においては、標準の調整状態
において、原稿の画像に最も近いコピーが得られるよう
に設計されているが、カラーコピーは、白黒コピーに比
べて視覚的に原稿からのずれが目立ちやすく、上述の原
因により、標準状態で原稿の画像をそのまま再現するこ
とは困難である。また、場合によっては、原稿の調子を
意図的に変えてコピーをとる場合もある。このため、実
際のコピーの際には、濃度,彩度,色相等の各調整を繰
り返しながら試験的に1枚ずつコピーをとり、すなわ
ち、試し刷りを行い、最終的に使用者の希望に合う調子
のコピーを得るようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような方法で各項目の調整を行う
と、調整に多大の時間を要するとともに、用紙が大量に
無駄になる。たとえば、濃度,彩度,色相の3項目につ
いてそれぞれ3段階の調整を行う場合には、1枚のコピ
ーを得るために最大27回調整する必要があり、また、用
紙も27枚必要となる。更に、調整の項目及び段階が増え
た場合には調整の手間は指数関数に増加する。
また、コピーの枚数が増えると、どの調整状態のとき
にどの調子のコピーが得られたのかが判らなくなってし
まうという問題もある。
本発明は、前記問題点を解決するために案出されたも
のであって、希望の調子のコピーを得るための調整を容
易にすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のカラー画像形成装置におけるカラー画像形成
方法は、前記目的を達成するため、カラー画像入力装置
により原稿の同一領域を繰り返し読み取り、読み取られ
た原稿の画像信号を調整回路を介してカラー画像出力装
置に供給し、前記読み取りに同期して前記調整回路にお
ける調整量を自動的に段階的に変えながらカラー画像出
力装置から画像を出力することを特徴とする。
前記調整量としては、色相,コピー濃度或いは彩度の
調整量を選択することができる。
また、前記調整量が段階的に変えられた出力画像は、
同一用紙上の異なる位置に順次出力することが望まし
い。
〔作用〕
本発明においては、特定のモードで複写開始が指示さ
れると、原稿の同一領域が繰り返し読み取られるととも
に、画像の質に関係する調整量、たとえば、色相,コピ
ー濃度或いは彩度の調整量が自動的に順次段階的に変化
しながら複写動作が繰り返される。これにより1回の操
作で同一原稿に対して複写条件の異なった複数の画像が
得られる。
このとき、複写条件の異なった枚数の画像を1枚の用
紙上に出力すれば、無駄な用紙の消費がなくなるととも
に、一瞥して画像の調子の変化を確認できる。
たとえば、通常コピーモードにおいては、第1図
(a)に示すように、原稿の画像がそのまま複写される
が、本発明によるカラー画像形成方法では、同図(b)
に示すように、画像の質に関係する調整量、たとえば、
濃度すなわち色の濃さが変えられながら、1枚の用紙上
に原稿の画像の一部分が繰り返し出力される。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら実施例に基づいて本発明の
特徴を具体的に説明する。
第2図は本発明のカラー画像形成方法が適用される熱
転写方式のカラー複写機の概略断面図を示している。
本実施例のカラー複写機は、カラー画像入力部1及び
カラー画像出力部2から構成されている。
カラー画像入力部1においては、プラテンガラス10上
に配置された原稿(図示せず)が赤,緑,青の光源11R,
11G,11Bにより照射され、原稿からの反射光が複数のミ
ラー12及びレンズ13を介して線状のイメージセンサ14上
に結像する。光源11R,11G,11B及びミラー12からなる走
査部Aは、図において実線で示す位置から破線で示す位
置の範囲で、スキャナモータ(図示せず)により左右方
向に移動可能となっている。そして、イメージセンサ14
により原稿の主走査方向、すなわち、図面に直交方向に
画像の1ライン分を読み取りながら、副走査方向すなわ
ち図面の左右方向に原稿の画像を読み取る。このとき、
赤,緑,青の光源11R,11G,11Bは同一ラインの画像に対
して順次点灯し、赤,緑,青の色信号を時分割的に得る
ようにしている。このようにして得られた赤,緑,青の
色信号は、カラー画像出力部2に供給される。
カラー画像出力部2においては、信号処理回路部32に
おいて、前記赤,緑,青の色信号が同時化され、イエロ
ー,マゼンタ,シアン,ブラックの色材信号に変換され
たのち、所定の時間差をもって各色材の記録部23Y,23M,
23C,23Kに供給される。
下段トレイ21a或いは上段トレイ21b内の用紙は、搬入
ローラ22により機内に搬入され、イエロー記録部23Y方
向に送られる。イエロー記録部23Yにおいては、サーマ
ルヘッド(図示せず)とバックローラ25の間に、供給ロ
ール24からのインクドナーフィルム26とトレイ21a,21b
からの用紙を挟んだ状態とし、サーマルヘッドを前記イ
エローの色材信号で駆動することにより、インクドナー
フィルム26のインクを用紙に転写し、用紙上にイエロー
像を形成する。転写後の用紙とインクドナーフィルム26
は分離され、用紙は次段のマゼンタ記録部23Mに送ら
れ、インクドナーフィルム26は巻き上げロール27により
巻き取られる。なお、以下に説明するマゼンタ,シア
ン,ブラックの記録部23M,23C,23Kもイエロー記録部23Y
と同様な構造を有しているので、各部材の説明は省略す
る。
マゼンタ記録部23Mにおいては、上述と同様な動作が
行われ、イエロー像の上にマゼンタ像が転写される。以
下、同様に、シアン記録部23C,ブラック記録部23Kにお
いて、シアン像及びブラック像が順次積層されカラー像
が得られる。このとき、各記録部23Y,23M,23C,23Kにお
ける画像の転写は、カラー画像入力部1における原稿の
走査に同期して行われるが、用紙が各記録部23Y,23M,23
C,23Kを通過する時間はそれぞれ異なるので、マゼン
タ,シアン,ブラックの記録部23M,23C,23Kに対して
は、後述するように、各記録部の間隔に対応した時間差
を持たせて、マゼンタ,シアン,ブラックの色材信号を
供給している。
このようにしてカラー像が転写された用紙は、搬送ロ
ーラ28,29により排出トレイ30に排出される。なお、図
中、31はカラーコピーと白黒コピーの切換を行う用紙経
路切換爪を示しており、図はカラーコピー時の姿勢を示
している。白黒コピーをする場合は、用紙経路切換爪31
が図において若干回りに回転され、上段トレイ21bから
の用紙は、用紙経路切換爪31により上方に掬い上げら
れ、搬送ローラ33により直接ブラック記録部23Kに送ら
れ、黒のインクドナーフィルムのみで転写が行われる。
したがって、カラー画像出力部2内の用紙の搬送経路が
短くなり、複写に要する時間を短縮することができる。
なお、34は各部に動作電圧を供給する電源部である。ま
た、S1〜S5は用紙センサであり、紙詰まりの検出等のた
めに使用される。
なお、前記各記録部及び各ローラは記録部モータ(図
示せず)により駆動される。
次に、上述のカラー複写機の動作を制御する回路のブ
ロック図を第3図に示す。
カラー原稿を読み取るカラー画像入力装置41の出力
は、RGB色分離回路42に供給されて、赤,緑,青信号に
変換され、更に、HVC変換回路43により、色相信号H,明
度信号V,彩度信号Cに変換される。これらの信号H,V,C
はそれぞれ調整部44に設けられた調整回路44a,44b,44c
に供給される。調整部44には操作パネル部45が接続され
ており、この操作パネル部45からの指示により、色相,
明度,彩度信号H,V,Cを調整するようになっている。
この操作パネル部45の一例について、第4図を参照し
て説明する。
操作パネル部45には、コピー濃度調整部61,彩度調整
部62,色調整部63,試し刷り指定部64が設けられている。
コピー濃度調整部61のコピー濃度調整キー65を操作す
ると明度信号Vを調整する調整回路44bが制御されると
ともに、調整の程度がコピー濃度表示ランプ部66により
表示される。
彩度調整部62の彩度調整キー67を操作すると彩度信号
Cを調整する調整回路44cが制御されるとともに、調整
の彩度が彩度表示ランプ部68により表示される。
また、色調整部63には、赤,青,緑の各色毎に調整部
が設けられており、たとえば、赤色相調整キー69を操作
すると色相信号Hを調整する調整回路44aにおいて赤近
辺の色相の信号が制御されるとともに、調整の程度が赤
色相表示ランプ部70により表示される。ここでは、赤色
相調整キー69の操作により、赤色の黄寄り或いは紫寄り
となる。青色相調整キー71,青色相表示ランプ部72,緑色
相調整キー73,緑色相表示ランプ部74についても同様で
ある。
試し刷り指定部64は、自動的に調整を変える項目を指
定するためのもので、本実施例では、項目選択キー75の
操作により、緑の色調整,青の色調整,赤の色調整,コ
ピー濃度,彩度の5項目の何れかが選択できる。選択さ
れた項目は項目表示ランプ部76により表示される。
調整後の色相,明度,彩度信号H,V,Cは、YMCK変換回
路46に供給され,イエロー,マゼンタ,シアン,ブラッ
ク信号に変換されたのち、ディザ処理回路47を介して画
像処理回路48に供給される。この画像処理回路48には、
たとえば、編集回路が内蔵されており、外部からの指示
に基づき、原稿内の指定された一部分の領域に対して抽
出,削除等の編集が可能となっている。
画像処理回路48のイエロー出力は直接カラー画像出力
装置50のイエロー記録部23Yに供給されるが、マゼン
タ,シアン,ブラックの各出力は、それぞれTM,TC,TK
遅延時間(第6図参照)を有する記録部間メモリ49a,49
b,49cを介して、マゼンタ,シアン,ブラックの各記録
部23M,23C,23Kに供給される。
また、CPU51からは、スキャナモータ制御回路52に制
御信号が供給され、前述のカラー画像入力部1の走査部
Aを駆動するスキャナモータの回転が制御されるととも
に、記録部モータ制御回路53に制御信号が供給され、前
述の各記録部及び各ローラを駆動する記録部モータの回
転が制御される。
更に、CPU51からは、画像処理回路48にビデオ有効信
号が供給される。このビデオ有効信号は、カラー画像入
力部1において順方向に走査が行われているときにロー
レベルとなる信号であり、ローレベルの期間中に画像処
理回路48における出力を有効にする。
以下、第3図に示す回路の動作について、第5図のフ
ローチャート及び第6図のタイミングチャートを参照し
て説明する。
操作パネル部45には、複写開始スイッチ(図示せず)
が設けられており、この複写開始スイッチが押されたと
き、それ以前に前記試し刷り指定部64においていずれか
の項目が指定されていなければ、すなわち、試し刷りモ
ードとなっていなければ普通のコピーモードとなる。す
なわち、調整部44は走査パネル部45からの指示に基づい
て制御される(ステップ101〜103)とともに、CPU51か
らスキャナモータ制御回路52へ原稿の全領域の走査を指
示する信号が供給されて、カラー画像入力部1の走査部
Aが、第6図(a)に破線で示すように、原稿の全領域
の走査を行う(ステップ104)。このとき、CPU51から画
像処理回路48に対して第6図(b)に示される波形のビ
デオ有効信号が供給され、順走査期間TFNのみ画像処理
回路48からの出力を有効とし、逆走査期間TBN及び非走
査期間においては、画像処理回路48からの出力を禁止す
る。
順走査期間TFNの画像処理回路48のイエロー,マゼン
タ,シアン,ブラックの各出力は、所定の遅延時間をも
ってカラー画像出力装置50の対応する各色の記録部23Y,
23M,23C,23Kに供給され、各記録部23Y,23M,23C,23Kにお
いて各色の色材が用紙の同一個所に順次多重転写されカ
ラーコピーが出力される。すなわち、第1図(a)に示
すように原稿の全領域の複写が行われたのち、用紙が排
出される(ステップ105,106)。
次に、試し刷りモードについて説明する。
複写回路スイッチをオンとする前に、試し刷り指定部
64の項目選択キー75をオンとすると、通常コピーモード
から試し刷りモードに切り換わり、項目表示ランプ部76
の5個のランプのうち、たとえば、コピー濃度に対応す
るランプが点灯してコピー濃度が選択項目となる。以
後、項目選択キー75をオンするたびに、赤の色調整,青
の色調整,緑の色調整,彩度,コピー濃度と循環的に選
択項目が切り換わる。またこれに対応して項目表示ラン
プ部76のランプの点灯位置も変わる。
試し刷りモードの状態で複写開始スイッチをオンとす
ると、項目選択キー75により選択された項目表示ランプ
部76のうちの最大,標準及び最小の調整位置に対応する
3個のランプが同時に点灯する。たとえば、コピー濃度
を選択した場合、「こく」,「ふつう」,「うすく」に
対応するランプが点灯する。これは、使用者にどのよう
な調整状態でコピーが出力されるのかを容易に判らせる
ためである。また、調整部44はCPU51からの指示に基づ
いて制御され、選択された項目の調整量が先ず最小、す
なわち、「うすく」となる(ステップ107)。なお、以
下の説明においても、コピー濃度を選択した場合を例に
挙げて説明する。
また、CPU51からスキャナモータ制御回路52へ試し刷
りモードの走査を指示する信号が供給されて、カラー画
像入力部1の走査部Aが、第6図(a)に実線で示すよ
うに、原稿の始めの1/3の領域の走査を行なったのち、
ホームポジションに戻る(ステップ108)。このとき、C
PU51から画像処理回路48に対して第6図(c)に示され
る波形のビデオ有効信号が供給され、順走査期間TFT1
み画像処理回路48からの出力を有効とし、逆走査期間T
BT1においては、画像処理回路48からの出力を禁止す
る。
順走査期間TFT1の画像処理回路48のイエロー,マゼン
タ,シアン,ブラックの各出力は、カラー画像出力装置
50に供給され、原稿の始めの1/3の画像が用紙の始めの1
/3に複写される(ステップ109)。このとき、コピー濃
度は「うすく」に設定されているので、コピーの画像の
濃度は薄くなる。
なお、上述のように、逆走査期間TBT1において画像処
理回路48からの出力を禁止するのは、不要な画像がコピ
ー上に出力されないようにするためである。すなわち、
逆走査期間TBT1においても、カラー画像入力装置41の画
像読み取り信号系及びカラー画像出力装置50は、通常コ
ピーモード時と同様に動作しており、逆走査期間TBT1
画像処理回路48の出力をそのままカラー画像出力装置50
に供給すると、逆走査時に読み取られた原稿の画像も出
力されてしまう。
次に、CPU51から調整部44への指示が変更され、コピ
ー濃度が標準すなわち「ふつう」とされる(ステップ11
0)されるとともに、CPU51からスキャナモータ制御回路
52へ原稿の始めの1/3の領域の走査を指示する信号が供
給されて、原稿の始めの1/3の領域の走査を再度行なっ
たのち、ホームポジションに戻る(ステップ111)。こ
のときも順走査期間TFT2のみ画像処理回路48からの出力
が有効であり、逆走査期間TBT2においては、画像処理回
路48からの出力は禁止される。
順走査期間TFT2の画像処理回路48の出力は、カラー画
像出力装置50に供給され、原稿の始めの1/3の画像が用
紙の中間部の1/3に複写される(ステップ112)。このと
き、コピー濃度は「ふつう」に設定されているので、コ
ピーの画像の濃度は標準となる。
次に、コピー濃度が最大すなわち「こく」とされ(ス
テップ113)、原稿の始めの1/3の領域の走査を再再度行
なったのちホームポジションに戻る(ステップ114)。
このときも順走査期間TFT3のみ画像処理回路48からの出
力が有効であり、逆走査期間TBT3においては、画像処理
回路48からの出力は禁止される。
順走査期間TFT3の画像処理回路48の出力は、カラー画
像出力装置50に供給され、原稿の始めの1/3の画像が用
紙の後端部に1/3に複写される(ステップ115)。このと
き、コピー濃度は「こく」に設定されているので、コピ
ーの画像の濃度は濃くなる。
したがって、最終的には、第1図(b)に示すよう
に、原稿の始めの1/3の画像が、濃度を「うすく」,
「ふつう」,「こく」の3段階に切り換えられた状態
で、同一の用紙上に位置を変えて複写されたのち、用紙
が排出される(ステップ116)。
なお、上述の説明においては、コピー濃度の例を挙げ
て説明したが、彩度,色調整についても同様である。
すなわち、本実施例によれば、先ず、調整すべき項目
を項目選択キー75により選択したのち、複写開始スイッ
チをオンとすれば、第1図(b)に示すように、コピー
濃度,彩度或いは色調整の状態が3段階に変えられて用
紙上に複写が行われる。したがって、使用者はコピーを
見ることにより、どの程度の調整をすれば希望の調子を
流するコピーが得られるのかを知ることができる。
〔発明の効果〕
上述のように、本発明によれば、調子の調整が非常に
煩雑なカラー画像の出力に際し、画像の質に関係する調
整量を自動的に順次段階的に変えて出力するようにして
いる。これにより、一回の操作で必要な数の試し刷りを
行うことができ、操作を簡単化することができる。
また、調整量が段階的に変えられた出力画像の一部
を、同一用紙上の異なる位置に順次繰り返して出力する
ようにすれば、用紙の節約となるとともに、調子の差を
一瞥で認識できるので調整が容易となる。更に、調整量
の変化とコピーの調子の変化との対応関係が混乱するこ
とがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は通常コピーにより得られた出力画像と本発明に
より得られた出力画像の例を示す説明図、第2図は本発
明のカラー画像形成方法が適用される熱転写方式のカラ
ー複写機の概略断面図、第3図は同カラー複写機の全体
の構成例を示すブロック図、第4図は操作パネル部の一
例を示す正面図、第5図は通常コピー時及び試し刷り時
の処理の流れを示すフローチャート、第6図は通常コピ
ー時及び試し刷り時の動作を説明するためのタイミング
チャートである。 1:カラー画像入力部、2:カラー画像出力部 10:プラテンガラス、11R,11G,11B:光源 12:ミラー、13:レンズ 14:イメージセンサ、23Y,23M,23C,23K:記録部 21a,21b:トレイ、22:搬送ローラ 24:供給ロール、25:バックローラ 26:インクドナーフィルム 27:巻き上げロール、28,29,33:搬送ローラ 30:排出トレイ、31:用紙経路切換爪 32:信号処理回路部、34:電源部 41:カラー画像入力装置 42:RGB色分離回路、43:HVC変換回路 44:調整部、44a,44b,44c:調整回路 45:操作パネル部、46:YMCK変換回路 47:ディザ処理回路、48:画像処理回路 49a,49b,49c:記録部間メモリ 50:カラー画像出力装置 51:CPU 52:スキャナモータ制御回路 53:記録部モータ制御回路 61:コピー濃度調整部、62:彩度調整部 63:色調整部、64:試し刷り指定部 65:コピー濃度調整キー 66:コピー濃度表示ランプ部 67:彩度調整キー、68:彩度表示ランプ部 69:赤色相調整キー、70:赤色相表示ランプ部 71:青色相調整キー、72:青色相表示ランプ部 73:緑色相調整キー、74:緑色相表示ランプ部 75:項目選択キー、76:項目表示ランプ部 A:走査部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像入力装置により原稿の同一領域
    を繰り返し読み取り、読み取られた原稿の画像信号を調
    整回路を介してカラー画像出力装置に供給し、前記読み
    取りに同期して前記調整回路における調整量を自動的に
    段階的に変えながらカラー画像出力装置から画像を出力
    することを特徴とするカラー画像形成方法。
  2. 【請求項2】前記調整量は、色相,コピー濃度或いは彩
    度の調整量であることを特徴とする請求項1記載のカラ
    ー画像形成方法。
  3. 【請求項3】前記調整量が段階的に変えられた出力画像
    を、同一用紙上の異なる位置に順次出力することを特徴
    とする請求項1記載のカラー画像形成方法。
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US7729016B2 (en) 2005-09-14 2010-06-01 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image processing apparatus, image processing method and image processing program for use therein

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