JP3532350B2 - データトレース装置 - Google Patents

データトレース装置

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JP3532350B2 JP15993296A JP15993296A JP3532350B2 JP 3532350 B2 JP3532350 B2 JP 3532350B2 JP 15993296 A JP15993296 A JP 15993296A JP 15993296 A JP15993296 A JP 15993296A JP 3532350 B2 JP3532350 B2 JP 3532350B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ターゲットシス
テムのプログラムのデバッグ等に用いられるインサーキ
ットエミュレータに係り、特にインサーキットエミュレ
ータのデータトレース装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インサーキットエミュレータはマイクロ
コンピュータを搭載したシステムのプログラム開発に用
いられている。このようなインサーキットエミュレータ
はトレースと呼ばれる機能を有しており、この機能を用
いることでコンピュータバス上の信号等の履歴を所定時
間分だけ記憶させることができる。そしてこの信号履歴
を参照してプログラムのデバッグ等が行われる。
【0003】図5は従来のインサーキットエミュレータ
のトレース機能部分の構成を示すブロック図である。図
において、1はプログラム開発の対象となるターゲット
CPU、2はターゲットCPU1のバス信号等の被トレ
ースデータを格納するスタティックRAM(以下、SR
AMと記す)、3はターゲットCPU1が出力するスト
ローブ信号S1からSRAM2をアクセスするためのア
ドレスを生成するカウンタ、4はターゲットCPU1が
出力するストローブ信号S1からSRAM2にデータを
書き込むためのライト信号W1を生成するライト信号生
成部をそれぞれ示している。
【0004】次に動作について説明する。図6は図5に
示すインサーキットエミュレータの各部の信号のタイミ
ングを示すタイミングチャートである。図において、
(a)はターゲットCPU1が出力するバスサイクル毎
に出力されるストローブ信号S1のタイミング、(b)
はターゲットCPU1のバス上の信号および制御信号等
の被トレース信号T1のタイミング、(c)はカウンタ
3から出力されるSRAM2をアクセスするためのアド
レス信号A1のタイミング、(d)はライト信号生成部
4が出力するライト信号W1のタイミングを示すタイミ
ングチャートである。
【0005】ターゲットCPU1はデバッグ対象である
ユーザのプログラムを処理するためにメモリやI/Oデ
バイスに対してバスサイクルを実行する。ターゲットC
PU1のバスサイクルはストローブ信号S1によって認
識できる。すなわちストローブ信号S1がアクティブに
なる毎にバスサイクルが実行されることがわかる。な
お、ストローブ信号S1はローアクティブである。
【0006】ターゲットCPU1から出力されたストロ
ーブ信号S1はカウンタ3およびライト信号生成部4に
入力される。カウンタ3はストローブ信号S1の立ち下
がりでアドレス信号A1をインクリメントして出力す
る。すなわち、ターゲットCPU1のバスサイクルが実
行される毎にアドレス信号A1がインクリメントされて
SRAM2に供給される。一方、ライト信号生成部4で
はストローブ信号S1に基づいてSRAM2にデータを
書き込む動作を行うためのライト信号W1を生成してS
RAM2に出力する。なお、ターゲットCPU1の状態
を示すアドレスバス信号、データバス信号、その他のコ
ントロール信号は被トレース信号T1としてSRAM2
のデータ信号入力端子に供給される。このため、これら
の被トレース信号T1はSRAM2に逐次格納される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のインサーキット
エミュレータは以上のように構成されているので、被ト
レース信号のデータを格納するSRAMが大型で高価で
あり、このため装置全体が大型で高価になるという課題
があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、小型で安価にトレース機能を実現
できるデータトレース装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るデータトレース装置は、バスサイクル毎のマイクロコ
ンピュータの実行に関するデータを所定の数のバスサイ
クル分格納するための第1の領域および第2の領域を有
するデータ格納手段と、第1の領域と第2の領域とに所
定の数のバスサイクル毎に交互にデータの書き込み動作
を実行するとともに第1の領域と第2の領域のうち現在
書き込み動作が行われていない領域に書き込まれている
データの読み出し動作を書き込み動作よりも高速に実行
するデータ読み書き制御手段と、データ読み書き制御手
段によってデータ格納手段から読み出されたデータを順
次格納するダイナミックメモリと、読み出し動作を実行
後にダイナミックメモリのリフレッシュを実行するリフ
レッシュ手段とを具備するものである。
【0010】請求項2記載の発明に係るデータトレース
装置のデータ格納手段は、第1の領域に対応する第1の
メモリと第2の領域に対応する第2のメモリとを具備
し、データ読み書き制御手段は第1のメモリからの出力
信号と第2のメモリからの出力信号とを入力して、第1
のメモリと前記第2のメモリのうちの、読み出し動作の
行われているメモリの出力信号を選択してダイナミック
メモリに出力するセレクタを有するものである。
【0011】請求項3記載の発明に係るデータトレース
装置は、第1のメモリおよび第2のメモリをスタティッ
クメモリで構成したものである。
【0012】請求項4記載の発明に係るデータトレース
装置は、バスサイクル毎のマイクロコンピュータの実行
に関するデータを格納するためのファーストインファー
ストアウトメモリと、ファーストインファーストアウト
メモリに対してデータの書き込み動作を実行するととも
に所定の数のバスサイクル毎にファーストインファース
トアウトメモリに格納されている所定の数のバスサイク
ル分のデータの読み出し動作を書き込み動作よりも高速
に実行するデータ読み書き制御手段と、データ読み書き
制御手段によってファーストインファーストアウトメモ
リから読み出されたデータを順次格納するダイナミック
メモリと、データ読み書き制御手段が読み出し動作を実
行後にダイナミックメモリのリフレッシュを実行するリ
フレッシュ手段とを具備するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるデ
ータトレース装置の構成を示すブロック図である。図に
おいて、11はデバッグ対象システムのターゲットCP
U(マイクロコンピュータ)、12aはターゲットCP
U11のバス信号、制御信号等の被トレース信号T2の
データをそれぞれn(nは自然数)バスサイクル分格納
する小容量記憶素子(第1の領域、データ格納手段、第
1のメモリ)、12bはターゲットCPU11のバス信
号、制御信号等の被トレース信号T2のデータをそれぞ
れnバスサイクル分格納する小容量記憶素子(第2の領
域、データ格納手段、第2のメモリ)、13は小容量記
憶素子12a,12bから出力されたデータを選択する
セレクタ、14はターゲットCPU11に関する被トレ
ースデータを格納するダイナミックRAM(ダイナミッ
クメモリ、以下、DRAMと記す)、15は小容量記憶
素子12a,12bのデータの書き込み読み出し等を制
御する小容量記憶素子制御回路、16はターゲットCP
U11に対するトレース動作の実行時にDRAM14に
対するアドレス信号を生成するカウンタ、17はDRA
M14へのDRAM入力信号DINのデータの書き込み
動作、リフレッシュ動作などの制御を行うDRAM制御
回路(リフレッシュ手段)、18はDRAM14の書き
込み動作をターゲットCPU11から出力されるストロ
ーブ信号S2に基づいてライト信号W2を生成するライ
ト信号生成部(データ読み書き制御手段)をそれぞれ示
している。なお、小容量記憶素子12a,12bはスタ
ティックメモリ、フリップフロップ等を用いて構成され
る。
【0014】また、19はストローブ信号S2と高速ク
ロックCLKとに基づいて小容量記憶素子12a,12
bのライトアドレスWA、リードアドレスRAを生成す
るアドレス生成部(データ読み書き制御手段)、20は
セレクタ(データ読み書き制御手段)であって、アドレ
ス生成部19から出力されるライトアドレスWA、リー
ドアドレスRAを入力してセレクト信号SELが「H」
のときにはライトアドレスWAを、セレクト信号SEL
が「L」のときにはリードアドレスRAを小容量記憶素
子12aに出力する。21はセレクタ(データ読み書き
制御手段)であって、アドレス生成部19から出力され
るライトアドレスWA、リードアドレスRAを入力して
セレクト信号SELが「H」のときにはリードアドレス
RAを、セレクト信号SELが「L」のときにはライト
アドレスWAを小容量記憶素子12bに出力する。な
お、アドレス生成部19ではライトアドレスWAはスト
ローブ信号S2に同期して生成され、リードアドレスR
Aは高速クロックCLKに同期して生成される。
【0015】なお、ターゲットCPU11のアドレスバ
ス信号、データバス信号、制御信号等の被トレース信号
T2は小容量記憶素子12a,12bのそれぞれに供給
される。また、ターゲットCPU11から出力されるス
トローブ信号S2は小容量記憶素子制御回路15、ライ
ト信号生成部18、アドレス生成部19に供給される。
さらに、小容量記憶素子12a,12b、セレクタ1
3,20,21、およびDRAM制御回路17の制御端
子には小容量記憶素子制御回路15から出力されるセレ
クト信号SELが供給される。なお、小容量記憶素子1
2aの制御端子は入力される信号が反転されるようにな
っている。またストローブ信号S2とは非同期の高速ク
ロックCLKはカウンタ16、DRAM制御回路17お
よびアドレス生成部19にそれぞれ供給される。さら
に、カウンタ16は入力されたクロックに基づいてDR
AM14のアドレス信号ADを生成してDRAM14に
供給する。また、DRAM制御回路17はDRAMを制
御するためのローアドレスストローブ信号RASおよび
コラムアドレスストローブ信号CASをDRAM14に
供給する。
【0016】次に動作について説明する。図2は図1に
示すデータトレース装置各部の信号のタイミングを示す
タイミングチャートである。まず、図2に示す期間P1
の動作について説明する。ターゲットCPU11はデバ
ッグ対象であるユーザのプログラムを実行してメモリや
I/Oデバイス等に対してバスサイクルを実行する。タ
ーゲットCPU11のバスサイクルはストローブ信号S
2によって認識される。すなわち、ストローブ信号S2
がアクティブになる毎に、すなわち、ストローブ信号S
2が立ち下がる毎にターゲットCPU11のバスサイク
ルが実行されたことを示している。小容量記憶素子制御
回路15はn回(nは自然数)のバスサイクルをカウン
トしてnバスサイクル毎に「H」,「L」を繰り返すセ
レクト信号SELを生成して小容量記憶素子12a,1
2b、セレクタ13,20,21およびDRAM制御回
路17の制御端子に供給する。セレクト信号SELが
「H」である間、例えば図2に示す期間P1中はターゲ
ットCPU11の被トレース信号T2のデータは小容量
記憶素子12aにnバスサイクル分格納される。なお、
ライト信号生成部18はストローブ信号S2からライト
信号W2を生成して小容量記憶素子12a,12bに供
給する。ライト信号W2が「L」となる毎にセレクタ2
0から転送されてくるライトアドレスWAが示す小容量
記憶素子12aの領域に被トレース信号T2のデータの
書き込み動作が行われる。
【0017】一方、セレクト信号SELが「L」から
「H」に立ち上がると小容量記憶素子12bに以前に書
き込まれた被トレース信号T2のデータの読み出し動作
が行われる。すなわち、セレクタ21から出力されるリ
ードアドレスRAが示すデータがセレクタ13を介して
順次、DRAM14に転送される。なお、セレクタ13
はセレクト信号SELが「H」のときには小容量記憶素
子12bからの出力信号を選択してDRAM14に供給
し、「L」のときには小容量記憶素子12aからの出力
信号を選択してDRAM14に供給する。アドレス生成
部19が生成するリードアドレスRAは高速クロックC
LKに基づいてストローブ信号S2よりも高速となるよ
うに生成される。このため小容量記憶素子12bのデー
タの読み出しはデータの書き込みに比べてより高速に実
行される。
【0018】一方、DRAM14ではセレクタ13を介
して小容量記憶素子12bから転送されてきたデータの
書き込み動作を行う。このDRAM14の書き込みに際
して、DRAM制御回路17はセレクト信号SELが
「L」から「H」になるとローアドレスストローブ信号
RASを「L」にして、すなわち、アクティブにして、
次にコラムアドレスストローブ信号CASをn回アクテ
ィブに、すなわちn回「H」から「L」に立ち下がるよ
うにする。一方、カウンタ16は高速クロックCLKを
入力として順次インクリメントするアドレス信号ADを
発生させ、DRAM14に供給する。このため、小容量
記憶素子12bから出力された被トレースデータはカウ
ンタ16から出力されるアドレス信号ADが示すDRA
M14のアドレスに順次格納される。
【0019】なお、DRAM制御回路17はコラムアド
レスストローブ信号CASをn回アクティブにした後、
ローアドレスストローブ信号RASを非アクティブ、す
なわち、「H」にしてDRAM14のデータの書き込み
動作を終了する。
【0020】次に、DRAM制御回路17はDRAM1
4にリフレッシュ動作を行わせるようにコラムアドレス
ストローブ信号CASおよびローアドレスストローブ信
号RASを生成する。すなわち、図2に示すように期間
R1のコラムアドレスストローブ信号CASを「H」か
ら「L」にし、次にローアドレスストローブ信号RAS
を「H」から「L」にして「CAS before RAS」リ
フレッシュを実行する。なお、小容量記憶素子12aに
被トレースデータが格納される時間よりも小容量記憶素
子12bから被トレースデータが読み出される時間の方
が短いのでこれらの時間の差を利用してDRAM14の
リフレッシュが実行されるようにしている。なお、この
実施の形態では「CAS before RAS」リフレッシュ
を実行するようにしたが他のリフレッシュ方式を用いて
もよい。
【0021】次に期間P2の動作について説明する。タ
ーゲットCPU11の被トレースデータがnバスサイク
ル分だけ小容量記憶素子12aに格納された後、セレク
ト信号SELは「H」から「L」に変化する。セレクト
信号SELが「L」である間、すなわち、図2の期間P
2中は小容量記憶素子12bにターゲットCPU11の
被トレースデータが格納され、小容量記憶素子12aか
ら以前に格納された被トレースデータが出力される。す
なわち、セレクト信号SELが「L」のときはセレクタ
13は小容量記憶素子12aから出力されたデータをD
RAM14に出力する。さらにセレクタ20は小容量記
憶素子12aにリードアドレスRAを出力し、セレクタ
21は小容量記憶素子12bにライトアドレスWAを出
力して期間P1で説明した小容量記憶素子12bの読み
出し動作と同様にして小容量記憶素子12aの読み出し
動作が行われるとともに期間P1で説明した小容量記憶
素子12aの書き込み動作と同様に小容量記憶素子12
bの書き込みの動作が行われる。したがって、期間P1
に図2の(b)に示す被トレース信号T2のデータD
0,D1,D2,...は期間P2の開始とともに読み
出されてDRAM14にDRAM入力信号DINとして
入力される。
【0022】セレクト信号SELが「H」と「L」を繰
り返すことにより、以上の期間P1と期間P2の動作を
繰り返してDRAM14に被トレース信号T2のデータ
が順次格納される。このため、ターゲットCPU11の
バスサイクルの発生とDRAM14への転送とは時間差
が生じることになるが、DRAM14にはバスサイクル
の発生順に被トレース信号T2のデータが格納される。
さらに、小容量記憶素子12a,12bの読み出しを書
き込みよりも高速に行うことによって得られた余剰時間
にリフレッシュが行われる。このため、安価で小型のD
RAMを被トレースデータを格納するメモリとして使用
することができ、装置全体の小型化、低コスト化を図る
ことができる。
【0023】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるデータトレース装置の構成を示すブロック図
である。なお、図1に示したものと同一の部分および信
号には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図に
おいて、30はDRAM14を制御するDRAM制御回
路(リフレッシュ手段、データ読み書き制御手段)、3
1はターゲットCPU11の被トレース信号T2のデー
タを格納してDRAM14にDRAM入力信号DINと
して出力するファーストインファーストアウトメモリ
(以下、FIFOメモリと記す)、32はFIFOメモ
リ31に対して書き込み動作を行うタイミングを決める
ライトクロックWCを生成するライトクロック生成部
(データ読み書き制御手段)をそれぞれ示している。な
お、DRAM制御回路30は実施の形態1と同様にロー
アドレスストローブ信号RAS、コラムアドレスストロ
ーブ信号CASを生成してDRAM14に供給するとと
もにFIFOメモリ31のデータの読み出しのタイミン
グを決めるリードクロックRCを生成してFIFOメモ
リ31に供給する。
【0024】次に動作について説明する。図4は図3に
示すデータトレース装置各部の信号のタイミングを示す
タイミングチャートである。実施の形態1と同様に、タ
ーゲットCPU11はデバッグ対象であるユーザのプロ
グラムを実行してメモリやI/Oデバイスに対してバス
サイクルを実行する。ライトクロック生成部32はスト
ローブ信号S2に同期してライトクロックWCを生成し
てFIFOメモリ31に供給する。そして、FIFOメ
モリ31にはライトクロックWCが立ち下がる毎に被ト
レース信号T2のデータをFIFOメモリ31に書き込
む。
【0025】DRAM制御回路30はnバスサイクル
(nは自然数)実行される毎にリードクロックRCをn
回立ち下げる。FIFOメモリ31はこの立ち下がりで
格納されているデータを出力し、このデータはDRAM
入力信号DINとしてDRAM14に入力される。な
お、このリードクロックRCはライトクロックWCより
も高速なので余剰期間R1が生じる。この余剰期間R1
で実施の形態1で説明した「CAS before RAS」等
のDRAM14のリフレッシュ動作を実行する。すなわ
ち,この実施の形態ではFIFOメモリ31には書き込
みと読み出しが同時に行われ、読み出しを書き込みに比
べて高速に行って余剰時間を利用してDRAM14のリ
フレッシュを行うようにしている。このため、例えば期
間P1で書き込まれた被トレース信号T2のデータD
0,D1,D2は期間P2でFIFOメモリ31から読
み出されてDRAM入力信号DINとしてDRAM14
に入力されて書き込まれる。このようにして連続する被
トレース信号T2のデータが順番にDRAM14に書き
込まれる。
【0026】なお、ターゲットCPU11のバスサイク
ル毎の被トレース信号T2のデータを取りこぼさずにD
RAM14に格納するためにはバスサイクル数nをFI
FOメモリ31のワード数(深さ)の1/2以下にする
必要がある。
【0027】したがって、この実施の形態では、安価で
小型のDRAMを被トレースデータを格納するメモリと
して使用することができ、装置全体の小型化、低コスト
化を図ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、データ格納手段の第1の領域と第2の領域とに所
定の数のバスサイクル毎に交互にデータの書き込み動作
を実行するとともに第1の領域と第2の領域のうち、現
在書き込み動作が行われていない領域に書き込まれてい
るデータの読み出し動作を書き込み動作よりも高速に実
行し、読み出し動作を実行後にデータ格納手段から出力
されるデータを格納するダイナミックメモリのリフレッ
シュを実行するように構成したので、被トレースデータ
の格納に安価で小型のダイナミックメモリを用いること
ができ装置全体を低コスト化、小型化を行うことができ
る効果がある。
【0029】請求項2記載の発明によれば、データ格納
手段として2つのメモリを用い、2つのメモリのうち
の、読み出し動作の行われているメモリの出力信号を選
択してダイナミックメモリに出力するように構成したの
で、小容量の2つのメモリを一時的なデータ格納手段と
して用いて被トレース信号のデータをダイナミックメモ
リに格納することができる効果がある。
【0030】請求項3記載の発明によれば、第1のメモ
リおよび第2のメモリをスタティックメモリによって構
成したので、データ格納手段として2つのスタティック
メモリを用い、2つのスタティックメモリのうちの、読
み出し動作の行われているメモリの出力信号を選択して
ダイナミックメモリに出力するように構成したので、小
容量の2つのスタティックメモリを一時的なデータ格納
手段として用いて被トレース信号のデータをダイナミッ
クメモリに格納することができる効果がある。
【0031】請求項4記載の発明によれば、ファースト
インファーストアウトメモリに対してデータの書き込み
動作を実行するとともに所定の数のバスサイクル毎にフ
ァーストインファーストアウトメモリに格納されている
所定の数のバスサイクル分のデータの読み出し動作を書
き込み動作よりも高速に実行し、読み出し動作を実行後
にダイナミックメモリのリフレッシュを実行するように
構成したので、被トレースデータの格納に安価で小型の
ダイナミックメモリを用いることができ装置全体を低コ
スト化、小型化を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるデータトレー
ス装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すデータトレース装置各部の信号の
タイミングを示すタイミングチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2によるデータトレー
ス装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 図3に示すデータトレース装置各部の信号の
タイミングを示すタイミングチャートである。
【図5】 従来のインサーキットエミュレータのトレー
ス機能部分の構成を示すブロック図である。
【図6】 図5に示すインサーキットエミュレータの各
部の信号のタイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
11 ターゲットCPU(マイクロコンピュータ)、1
2a 小容量記憶素子(第1の領域、データ格納手段、
第1のメモリ)、12b 小容量記憶素子(第2の領
域、データ格納手段、第2のメモリ)、13 セレク
タ、14 DRAM(ダイナミックメモリ)、17 D
RAM制御回路(リフレッシュ手段)、18ライト信号
生成部(データ読み書き制御手段)、19 アドレス生
成部(データ読み書き制御手段)、20,21 セレク
タ(データ読み書き制御手段)、30 DRAM制御回
路(リフレッシュ手段、データ読み書き制御手段)、3
1ファーストインファーストアウトメモリ、32 ライ
トクロック生成部(データ読み書き制御手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−52013(JP,A) 特開 平5−128847(JP,A) 特開 平4−195372(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/28 - 11/34 G06F 12/00 - 12/06 G11C 11/406

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスサイクル毎のマイクロコンピュータ
    の実行に関するデータを順次格納するデータトレース装
    置において、前記データを所定の数のバスサイクル分格
    納するための第1の領域および第2の領域を有するデー
    タ格納手段と、前記第1の領域と前記第2の領域とに前
    記所定の数のバスサイクル毎に交互に前記データの書き
    込み動作を実行するとともに前記第1の領域と前記第2
    の領域のうち現在書き込み動作が行われていない領域に
    書き込まれているデータの読み出し動作を前記書き込み
    動作よりも高速に実行するデータ読み書き制御手段と、
    前記データ読み書き制御手段によって前記データ格納手
    段から読み出されたデータを順次格納するダイナミック
    メモリと、前記データ読み書き制御手段が前記読み出し
    動作を実行後に前記ダイナミックメモリのリフレッシュ
    を実行するリフレッシュ手段とを具備することを特徴と
    するデータトレース装置。
  2. 【請求項2】 データ格納手段は第1の領域に対応する
    第1のメモリと第2の領域に対応する第2のメモリとを
    具備し、データ読み書き制御手段は前記第1のメモリか
    らの出力信号と前記第2のメモリからの出力信号とを入
    力して、前記第1のメモリと前記第2のメモリのうち
    の、読み出し動作の行われているメモリの出力信号を選
    択してダイナミックメモリに出力するセレクタを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータトレース装置。
  3. 【請求項3】 第1のメモリおよび第2のメモリはスタ
    ティックメモリであることを特徴とする請求項2記載の
    データトレース装置。
  4. 【請求項4】 バスサイクル毎のマイクロコンピュータ
    の実行に関するデータを順次格納するデータトレース装
    置において、前記データを格納するためのファーストイ
    ンファーストアウトメモリと、前記ファーストインファ
    ーストアウトメモリに対して前記データの書き込み動作
    を実行するとともに所定の数のバスサイクル毎に前記フ
    ァーストインファーストアウトメモリに格納されている
    前記所定の数のバスサイクル分のデータの読み出し動作
    を前記書き込み動作よりも高速に実行するデータ読み書
    き制御手段と、前記データ読み書き制御手段によって前
    記ファーストインファーストアウトメモリから読み出さ
    れたデータを順次格納するダイナミックメモリと、前記
    データ読み書き制御手段が前記読み出し動作を実行後に
    前記ダイナミックメモリのリフレッシュを実行するリフ
    レッシュ手段とを具備することを特徴とするデータトレ
    ース装置。
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