JPH05107314A - Ic試験装置 - Google Patents

Ic試験装置

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JPH05107314A
JPH05107314A JP3267689A JP26768991A JPH05107314A JP H05107314 A JPH05107314 A JP H05107314A JP 3267689 A JP3267689 A JP 3267689A JP 26768991 A JP26768991 A JP 26768991A JP H05107314 A JPH05107314 A JP H05107314A
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JP
Japan
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test
pattern data
expected value
refresh
ram
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Application number
JP3267689A
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English (en)
Inventor
Shuji Kikuchi
修司 菊地
Fujio Onishi
富士夫 大西
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コスト・大容量のダイナミックRAMをパ
ターンメモリとして用いICを試験すること。 【構成】 ダイナミックRAM8から基本動作周期より
も短周期で試験・期待値パターン12を読み出し、先入
れ先出しパターンデータ保持手段13に保持せしめる一
方、その手段13からは基本動作周期で試験・期待値パ
ターン16を読み出すようにすれば、RAM8でリフレ
ッシュを行っても、それまでに手段13に蓄えられてい
る試験・期待値パターンが中断されることなく手段13
より得られ、RAM8をリフレッシュしつつ被試験IC
21を試験し得るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるIC全体とし
ての回路機能、即ち、入出力動作が正常に行われている
か否かを確認するためのIC試験装置に係わり、特に、
被試験ICにおける入出力ピンに適用される試験・期待
値パターンデータを予め格納するための手段としてのダ
イナミックRAMを用い、ダイナミックRAMから試験
・期待値パターンデータの読出に際しては、ダイナミッ
クRAMからの試験・期待値パターンデータは、先入れ
先出しパターンデータ保持手段を介し連続的に読み出さ
れるようにしたIC試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にICの入出力動作を確認するため
の試験では、被試験ICの入力ピンに所望の試験パター
ン(1や0のならび)を与える一方では、これに対する
応答として出力ピン得られる出力は期待パターンと比較
されることによって行われるようになっている。一口に
ICの入出力ピンといっても、クロック入力ピン、デー
タ入力/出力ピン、あるいはストローブ入力ピンなどの
種類があり、実際に被試験IC対し各種の入出力動作試
験を行うに際しては、その設計仕様で定められたタイミ
ングで試験パターンを被試験ICに入力ピンを介し与え
るとともに、出力ピンからの応答出力に対する比較判定
も仕様に従ったタイミングで行われる必要があるものと
なっている。また、ディジタルIC一般では、入力およ
び出力の各々についてHレベルとLレベルの許容電圧レ
ベル範囲が定められているが、IC試験装置では、被試
験ICの入力ピンに直接試験パターン波形を与えるドラ
イバのHおよびLの電圧レベルが可変設定可とされてい
る一方では、被試験ICの出力ピンからの電圧レベルが
所望のHおよびLの許容電圧範囲に入っているか否かを
確認すべくコンパレータでの比較基準電圧が可変設定さ
れるようになっている。
【0003】ここで、従来技術に係わるIC試験装置に
ついて説明すれば、図7はその一例での概略構成を示し
たものである。これによる場合、クロック原振1からの
基本クロック2はタイミング発生回路5で分周された
り、さらに遅延処理されるなどして、そのIC試験装置
の動作周期としての動作クロック15や波形出力タイミ
ング信号、(比較)判定信号が生成されるようになって
いる。さて、被試験IC(図示せず)の入力ピンに与え
られる試験パターンや、その出力ピンからの応答出力と
比較される期待値パターンはパターンメモリ25に予め
格納されている必要があるが、このような試験・期待値
パターンのパターンメモリ25への格納や、格納タイミ
ング指定データの設定は通常、そのIC試験装置全体を
制御するコンピュータ(図示せず)から実際のIC試験
に先立って行われるものとなっている。試験・期待値パ
ターンがパターンメモリ25に格納されている状態で
は、タイミング発生回路5からの動作クロック15はパ
ターン発生制御回路6に入力されることで、パターン発
生制御回路6からはパターンメモリ25への読出アドレ
ス7が与えられ、その応答としてパターンメモリ25か
らは試験・期待値パターン16がそれぞれ波形生成回路
17、ディジタルコンパレータ18に対し出力されるよ
うになっている。このうち、波形生成回路17では動作
クロック15、試験パターンおよび波形出力タイミング
信号とから実際の試験波形が生成されるが、これがドラ
イバ19を介し被試験ICの入力ピンに印加されるもの
となっている。その際、ドライバ19では波形生成回路
17からの波形は所定の電圧レベルに変換されているも
のである。一方、ディジタルコンパレータ18ではコン
パレータ20からの論理値(論理1、または論理0の
値)と期待値パターンとが判定タイミング信号のタイミ
ングで比較され、その論理値が期待値パターンに一致す
るか否かが比較判定されるものとなっている。コンパレ
ータ20では被試験ICの出力ピンからの出力電圧波形
が所定の基準電圧レベルと比較され、その出力電圧が論
理1、または論理0の論理値として得られているが、こ
れがディジタルコンパレータ18で期待値パターンと比
較されているものである。ディジタルコンパレータ18
での比較判定結果から、その被試験ICの良否が判断さ
れ得るものである。
【0004】以上のように、これまでのIC試験装置で
は被試験ICの最高動作速度で試験を実施するため、動
作クロック15のサイクル毎に試験・期待値パターンの
読出を行う必要があることから、これまでにあっては、
パターンメモリ25にはもっぱらスタティックRAM
(以下、SRAMと称す)が用いられているのが実情で
ある。これは、パターンメモリにダイナミックRAM
(以下、DRAMと称す)を使用するとすれば、リフレ
ッシュサイクル時には試験・期待値パターンの読出が行
い得ないことから、ダミーサイクルとなってしまい、結
果として試験性能が著しく損われてしまうからである。
叙上の理由からして、これまでにあっては、パターンメ
モリとしてSRAMが用いられており、パターンメモリ
にDRAMを適用することは一般に困難と考えられてい
たのが実情である。
【0005】因みに、SRAMによりテストパターンメ
モリを構成した従来例としては、アイ・イー・イー・イ
ー、インターナショナル・テスト・コンファレンス 1
987、プロシーディングス 第206頁から第213
頁(IEEE International Test
Conference 1987 Proceedi
ngs、P.206−P.213)に亘る論文「“アル
チメイト”ア 500メガヘルツ VLSI テストシ
ステム ウイズ ハイ タイミングアキュラシー」(”
ULTIMATE”:A 500MHz VLSI T
est System with High Timi
ng Accuracy)等が挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来技
術ではIC試験装置の動作クロックが直接にパターン発
生制御回路に入力されているため、パターンメモリをD
RAMで構成する場合を想定すれば、リフレッシュを行
っている間、パターンの読出を行えずダミーサイクルを
発生してしまい、その結果として試験性能が著しく損わ
れていたものである。今後、被試験ICの集積度向上に
伴いより膨大な試験・期待値パターンが必要となること
は想像するに難くないが、その際、試験・期待値パター
ン格納用としてSRAMを採用することには、速度と制
御の容易さにおいてそれなりのメリットがあるが、これ
に対し容量とコストの点ではDRAMがパターンメモリ
として有利となっている。このように、容量とコストの
観点からすれば、DRAMがパターンメモリとして有利
であるが、パターンメモリにDRAMを採用する場合、
IC試験装置の動作周期が長く(低速に)なった場合に
パターンメモリの動作周期もそのまま長くなり、リフレ
ッシュし得ないという問題がある。本発明の目的は、動
作周期可変として、パターンメモリにDRAMを採用し
その動作周期が長くなった場合でも、試験性能を損うこ
となく正常にDRAMをリフレッシュしつつ、被試験I
Cの入出力動作を試験し得るIC試験装置を供するにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
るIC試験装置を構成する要素として、被試験ICにお
ける入出力ピンに適用される試験・期待値パターンデー
タを、更新可として、かつリフレッシュ可として予め格
納するための手段としてのDRAMと、該RAMに対す
るリフレッシュと該RAMからの試験・期待値パターン
データの読み出しを制御するパターンデータリフレッシ
ュ・読出制御手段と、上記DRAMリフレッシュ時以外
に、上記DRAMから読み出される試験・期待値パター
ンデータを先入れ先出し可として、一時的に複数個保持
するパターンデータ保持手段と、該保持手段から連続的
に読み出される試験パターンデータを処理した上、被試
験ICにおける入力ピンに印加する試験パターンデータ
印加手段と、試験パターン印加時に該試験パターンに対
する、出力ピンからの応答出力を上記パターンデータ保
持手段からの期待値パターンデータと比較・判定するパ
ターンデータ比較判定手段とを、少なくとも具備せしめ
ることで達成される。
【0008】
【作用】DRAMからIC試験装置の動作周期よりも短
い周期で試験・期待値パターンを読み出した上、先入れ
先出しパターンデータ保持手段に保持せしめる一方、そ
のパターンデータ保持手段からはIC試験装置の動作周
期で試験・期待値パターンを読み出すようにしたもので
ある。この結果として、DRAMでリフレッシュを行っ
ても、それまでに先入れ先出しパターンデータ保持手段
に蓄えられている試験・期待値パターンが中断されるこ
となくその先入れ先出しパターンデータ保持手段より得
られることから、パターンメモリにDRAMを採用しそ
の動作周期が長くなった場合でも、試験性能を損うこと
なく正常にDRAMをリフレッシュしつつ、被試験IC
の入出力動作を試験し得るものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図1から図6により説明す
る。先ず本発明によるIC試験装置の概要構成について
説明すれば、図1はその一例での全体構成を被試験IC
とともに示したものである。これによる場合、クロック
原振1からの基本クロック2はタイミング発生回路5で
分周、遅延されることによって、IC試験装置の基本動
作周期としての動作クロック15や波形出力タイミング
信号、判定タイミング信号が生成されるものとなってい
る。さて、被試験IC21の入力ピンに与えられる試験
パターンや、その出力ピンからの出力と比較される期待
パターンは試験に先立ってDRAM8に予め格納されて
いる必要があるが、DRAM8への試験・期待値パター
ンの格納や、その際でのタイミング指定データの設定
は、IC試験装置全体の制御を行う制御用コンピュータ
22によって行われるものとなっている。制御用コンピ
ュータ22からのバス信号24がインタフェイス回路2
3を介しIC試験装置に設定されているものであるが、
制御用コンピュータ22にはディスクドライブやテープ
ドライブなどの周辺機器(図示せず)が収容されている
ことから、試験・期待値パターンデータの作成・記憶
や、それら試験・期待値パターンデータのDRAM8へ
の格納は容易に行われるものとなっている。一方、クロ
ック原振1からの基本クロック2はまたタイミング発生
回路5とは別に分周回路3で分周されており、その結果
として動作クロック15よりも周期が小とされた動作ク
ロック4が生成された上、パターン発生制御回路6に与
えられるようになっている。その動作クロック4にもと
づきパターン発生制御回路6からはDRAM8をアクセ
スするのに必要とされるアドレス7および制御信号9が
得られているものである。動作クロック4の周期が動作
クロック15のそれよりも小とされているのは、これ
は、先入れ・先出しメモリ13への書込を動作クロック
15よりも短い周期で行う必要があるからである。パタ
ーン発生制御回路6によるアクセス制御下に、DRAM
パターンメモリ8から読み出されたデータ10は、パタ
ーン発生制御回路6を介しライトクロック11により試
験・期待値パターン12として先入れ・先出しメモリ1
3に一時的に書き込まれ保持されるものとなっている。
このようにして試験・期待値パターン12が書込、保持
されている先入れ・先出しメモリ13ではまた、その試
験・期待値パターン12の書込・保持に並行して、動作
クロック15によりそれまでに保持されているデータが
試験・期待値パターン16として読み出されるものとな
っている。このようにして読み出された試験・期待値パ
ターンのうち、試験パターンは波形生成回路17に、ま
た、期待値パターンはディジタルコンパレータ18に与
えられるものである。この結果として、波形生成回路1
7からは動作クロック15、試験パターンおよび波形出
力タイミングとから実際の波形が生成されるが、これが
ドライバ19を介し被試験IC21の入力ピンに印加さ
れるものである。ドライバ19では波形生成回路17か
らの波形が所定の電圧レベルに変換されているわけであ
る。一方、コンパレータ20では被試験IC21の出力
ピンからの出力電圧波形が所定の電圧レベルと比較され
ることによって、その出力電圧波形は論理1、または論
理0の論理データとしてディジタルコンパレータ18に
与えられるが、ディジタルコンパレータ18ではその論
理データと期待値パターン16との比較判定を判定タイ
ミングで行うことによって、その被試験IC21の回路
動作機能としての良否が判断されているものである。
【0010】ところで、パターン発生制御回路6では、
先入れ・先出しメモリ13における試験・期待値パター
ンの格納状況を常時監視しているが、監視の結果として
オーバフローする可能性がある場合には、先入れ・先出
しメモリ13へのライトクロックを一時的に停止するこ
とによって、オーバフローを防止する必要があるものと
なっている。本実施例では先入れ・先出しメモリ13の
容量のその半分が試験・期待値パターンの格納によって
満杯になったことを示すハーフフル信号14によって、
試験・期待値パターンの先入れ・先出しメモリ13への
書込が停止される構成となっている。これは、本実施例
では、その信号により直接書込動作が停止されていな
く、DRAM8へのアクセスが停止される構成になって
いるため、ハーフフル信号14のパターン発生制御回路
6への入力時点から、書込が実際に停止されるるまでに
時間遅れがあることによる。尤も、ハーフフル信号14
により直接書込動作を停止するように回路構成する場合
は、ハーフフルではなく先入れ・先出しメモリ13での
格納領域が満杯になったことを示すフル信号でもよい。
何れの方式を採用するかは単なる回路の設計上の問題で
あり、本発明の本質とは関係がない。
【0011】ここで、DRAM8に対するリフレッシュ
について説明すれば、パターン発生制御回路6への動作
クロック4は固定周期を持つため、パターン発生制御回
路6内でこれを計数することによって、DRAM8のリ
フレッシュタイミングを制御すればよい。例えば、パタ
ーン発生制御回路6の動作クロック4の周期が20ナノ
秒である場合に、15マイクロ秒に1回の割合でDRA
M8のリフレッシュを行うには、動作クロック4を75
0個計数する度に、1回リフレッシュ動作を起動すれば
よいものである。
【0012】以上、本発明によるIC試験装置の概要構
成について説明したが、図2はパターン発生制御回路6
とその周辺回路の詳細な構成を示したものである。一般
にDRAM8の動作速度はSRAMのそれに比し遅いこ
とから、本実施例では8個のDRAM(8−1〜8−
8)をインタリーブ動作させることで、その遅れが補償
されるようになっている。出力回路6ー6では8個のD
RAM(8−1〜8−8)からの確定出力を順次取り込
んだ上、先入れ・先出しメモリ13に書き込むが、その
際、制御回路6ー5からはDRAM(8−1〜8−8)
各々にアドレス信号40、RAS(ロウアドレスストロ
ーブ)信号41、CAS(カラムアドレスストローブ)
信号42、WE(ライトエネーブル)信号43等を個別
に与えられることによって、試験・期待値パターンデー
タの読出制御が行なわれるものとなっている。
【0013】次に、DRAM(8−1〜8−8)に対す
るリフレッシュについて説明すれば、リフレッシュ要求
回路6ー1では動作クロック4を750個計数する度
に、1回の割合でリフレッシュ要求信号26が制御回路
6ー5に与えられるようになっている。また、リフレッ
シュアドレス発生回路6ー2は基本的にカウンタとして
構成されており、制御回路6ー5から更新信号28があ
った場合での動作クロック4でカウントアップされるも
のとなっている。この更新信号28はリフレッシュ要求
信号26を数サイクル(9サイクル以上)分遅延させて
作成するか、あるいは8個のDRAM(8−1〜8−
8)の全てにおいてリフレッシュが完了したことを検出
して作成してもよい。リフレッシュアドレス発生回路6
ー2からのリフレッシュアドレス27は、制御回路6ー
5にリフレッシュ要求信号26が入力された場合にリフ
レッシュアドレスとして使用されるが、本実施例ではR
ASオンリリフレッシュによりDRAMのリフレッシュ
を行うため、このリフレッシュアドレス27はロウアド
レスに相当するビット幅を持っている。
【0014】読出しアドレス発生回路6ー3ではまた、
DRAM(8−1〜8−8)からの試験・期待値パター
ンの読出を行うためのリードアドレス29が発生される
が、この読出しアドレス発生回路6ー3の基本的な機能
は、制御回路6ー5より更新信号30がある度に動作ク
ロック4に同期して更新後のリードアドレス29を発生
することにある。読出しアドレス発生回路6ー3の具体
的構成は、簡単なものでは単なるカウンタから、複雑な
ものではマイクロプログラム制御回路を利用した複雑な
アドレス発生シーケンスを備えたものまで種々のものが
考えられるが、これはシステムの設計上の問題であり、
発明の本質とは関係がない。単なるカウンタとして構成
されている場合、更新信号30はDRAM8ー8におい
てリードサイクルが開始されたことを検出して作成すれ
ばよいが、マイクロプログラム制御回路を利用し毎サイ
クルアドレスを更新する場合は、8個のDRAM(8−
1〜8−8)各々でリードサイクルが開始したことを示
す信号の論理和をとって作成されるようになっている。
本実施例では単にカウンタとして扱っている。リードア
ドレス29はDRAMのロウアドレスとカラムアドレス
を合わせたビット幅を持っている。
【0015】因みに、CPUアドレスレジスタ6ー4や
インタフェイス回路23、更にはマルチプレクサ6ー7
およびレジスタ6ー8は、図1に示した制御用コンピュ
ータ22からDRAM(8−1〜8−8)にアクセスす
るために用意した回路である。制御用コンピュータ22
からバス信号24を介しインタフェイス回路23にDR
AM(8−1〜8−8)へのアクセス指示があった場
合、インタフェイス回路23ではDRAM(8−1〜8
−8)に対するCPUのアクセスアドレスをCPUアド
レス31として出力するとともに、CPUアドレススト
ローブ32を出力することによって、CPUアドレスレ
ジスタ6ー4にはCPUアドレス33が格納されるよう
になっている。一方、制御回路6ー5に対しては制御信
号35を与え、CPUからのアクセスであることが通知
されるようになっている。これにより制御回路6ー5か
らは該当するDRAMに対し、アドレス40、RAS4
1、CAS42、WE43等が与えられるものである。
CPUからのDRAMに対するアクセスが書込(ライ
ト)であれば、ライトデータ37が該当するDRAMに
書き込まれるものである。また、CPUからのアクセス
が読出(リード)である場合には、DRAM(8−1〜
8−8)から読み出されたデータ(10ー1〜10ー
8)の何れかが、CPUアドレスレジスタ6ー4からの
選択制御信号34による制御下にマルチプレクサ6ー7
によって選択出力され、その選択出力が制御回路6ー5
から出力されるリード終了信号36によってレジスタ6
ー8に取り込まれた上、インタフェイス回路23を介し
バス信号24として制御用コンピュータに取り込まれる
ものである。既述したように、CPUからのアクセスに
使用するインタフェイス回路23やCPUアドレスレジ
スタ6ー4は、IC試験装置の動作に先立って使用され
るものであり、本発明の目的であるDRAMからの試験
・期待値パターンの読出とリフレッシュを両立させるこ
ととは本質的な関係はないため、これ以上の詳細な説明
は行わない。
【0016】以下、更に制御回路6ー5と出力回路6ー
6の詳細な動作と構成について説明すれば、以下のよう
である。即ち、図3(A)は既述の制御回路6ー5がD
RAM(8ー1)に与えるアドレス40、RAS41、
CAS42、WE43、および制御回路6ー5から出力
回路6ー6に与えるデータバリッド39ー1の制御タイ
ミングを、図3(B)はまた、その制御タイミングの状
態遷移示したものである。制御回路6ー5は基本的に順
序回路であり、図示のように、状態0から状態8までの
遷移を繰り返すことによって、DRAM(8ー1)への
読出サイクルが実現されるものとなっている。制御回路
6ー5の具体的構成は図4,図5に示されているが、制
御回路6ー5は8個のDRAM(8ー1〜8ー8)対応
に設けられるようになっている。ここでは、DRAM
(8ー1)対応のものを示すが、残りのDRAM(8ー
2〜8ー8)対応のものも同一構成のものとして設けら
れている。
【0017】さて、図4はDRAM(8ー1)に与えら
れるアドレスの流れに関係する回路部分を、図5はま
た、その他の制御信号発生回路部分を示している。先ず
図4に示すアドレスの流れについて説明する。図4に示
すように、リードアドレス29はロウアドレスおよびカ
ラムアドレスから構成されているが、リフレッシュ時に
はロウアドレスにリフレッシュアドレスを与えるべく、
マルチプレクサ44ではリフレッシュ要求信号26があ
った場合には、マルチプレクサ44からはリフレッシュ
アドレス27が選択出力されるものとなっている。ロウ
アドレスレジスタ45、カラムアドレスレジスタ46各
々にはDRAM(8ー1)をアクセスしている間、一時
的にロウアドレス、カラムアドレスが記憶されるが、こ
れら両レジスタ45,46にはアドレスロードイネーブ
ル信号48が入力されている時に限り、クロック49に
同期して取り込まれるが、アドレスロードイネーブル信
号48が不活性状態にある間は、直前の記憶状態がその
まま保持されるものとなっている。それら両レジスタ4
5,46各々からのアドレスはマルチプレクサ47で何
れかが選択出力されるが、何れが選択出力されるかはロ
ウアドレスセレクト信号50によっている。ロウアドレ
スセレクト信号50が活性状態にある場合は、ロウアド
レスレジスタ45からの出力51としてのロウアドレス
が選択出力される一方、ロウアドレスセレクト信号50
が不活性状態にある場合には、カラムアドレスレジスタ
46からの出力52としてのカラムアドレスが選択出力
された上、DRAM(8ー1)に与えられるものとなっ
ている。
【0018】図5はまた、図3(A)に示した状態0か
ら状態8を実現するための回路を示したものである。D
フリップフロップ53〜57での状態値の組合せによっ
て、図3(B)に示す9通りの状態(ステート0〜8)
が決定されるものとなっている。即ち、図3(B)での
ビット0〜4はそれぞれDフリップフロップ53〜57
の状態値に対応するものである。Dフリップフロップ5
3〜57はリフレッシュ要求信号26、あるいはリード
要求1信号(61ー1)がなければ何れもその状態値は
0とされ状態0にとどまっているが、状態0にある場合
に2ビット構成のレジスタ60にアドレスロードイネー
ブル信号48が与えられれば、レジスタ60には動作ク
ロック4に同期して2ビット入力が取り込まれるが、レ
ジスタ60への2ビット入力はそれぞれリフレッシュサ
イクル、通常のリードサイクルに対応したものとなって
いる。図示のように、回路の構成はリードサイクルより
もリフレッシュサイクルを優先させた構成となってい
る。レジスタ60への2ビット入力のうち、少なくとも
何れか一方が1になると同時に、Dフリップフロップ5
3〜57は状態遷移を開始し状態1に進むが、状態1か
ら状態8までの間、レジスタ60へのアドレスロードイ
ネーブル信号48は不活性状態となることから、レジス
タ60での記憶はそのまま保持されるものである。図4
に示したロウアドレスレジスタ45およびカラムアドレ
スレジスタ46に与えられるアドレスロードイネーブル
信号48も、同様に状態1から状態8までの間は不活性
状態となることから、両レジスタ45,46での記憶も
そのまま保持されるものである。以降は、Dフリップフ
ロップ53〜57における状態値の遷移に伴い、図3
(A)に示したタイミングで各種信号が出力されるもの
である。状態1から状態2にかけてはロウアドレスセレ
クト信号50が出力される結果、図4に示したDRAM
(8ー1)へのアドレス信号40としてはロウアドレス
が出力されるものである。また、状態2から状態6にか
けてはRAS信号41が出力されるが、CAS信号42
はリフレッシュサイクルでない場合に限り状態4から状
態7にかけて出力されるものである。更に、通常のリー
ドサイクルの場合に限り状態6の時にデータバリッド1
信号39ー1が出力され、データバリッド1信号39ー
1はリフレッシュサイクルでは出力されないものとなっ
ている。
【0019】既述したように、レジスタ60に入力が取
り込まれるのは、Dフリップフロップ53〜57での状
態遷移が状態0にあるときだけである。したがって、リ
ードサイクル、あるいはリフレッシュサイクルの途中で
リフレッシュ要求やリード要求が入力されてもレジスタ
60には取り込まれず、Dフリップフロップ58,59
各々にそれら要求は保持されて処理を待たされるもので
ある。しかしながら、実行中のサイクルを終了し再びD
フリップフロップ53〜57が状態0に戻ると、レジス
タ60は再びロード可能状態におかれることから、Dフ
リップフロップ58,59各々に保持されていた要求信
号はレジスタ60に取り込まれるものとなっている。そ
の際、Dフリップフロップ58に保持され、処理を待た
されていたリフレッシュ要求信号がレジスタ60に取り
込まれた場合には、同時にリード要求があったか否かに
拘らず即にDフリップフロップ58はリセットされるも
のとなっている。これは、リフレッシュを優先するよう
に回路を構成しているためである。リフレッシュの要求
がなく、通常のリード要求だけの場合は、状態1におい
てDフリップフロップ59のD入力には1がセットアッ
プされた上、次の動作クロック4でDフリップフロップ
59は0に戻される。この場合、状態1ではリード要求
2信号(61ー2)が出力されるが、このリード要求2
信号(61ー2)は次のDRAM(8ー2)に対応した
同様の制御回路にリード要求として入力されるものとな
っている。このようにして、8個のDRAM(8ー1〜
8ー8)の何れかでリードサイクルが開始されると、次
のDRAMへリード要求が伝達される、といった形で次
々とリードサイクルが開始されていくものである。した
がって、DRAM(8ー1)に対するリード要求1信号
(61ー1)は、これは、とりもなおさずDRAM(8
ー8)においてリードサイクルを開始した時に出力され
るリード要求信号である。しかしながら、初期状態にお
いては、リード要求信号は何れのDRAM制御回路にも
入力されていないため、IC試験装置の起動に際して、
制御用コンピュータ22からの指示に従ってインタフェ
ース回路23から出力される制御信号35の中の1つと
して、図5に示すスタート信号62を用意しておき、D
RAM(8ー1)に対応した制御回路にだけ与えるよう
にすればよい。なお、先入れ・先出しメモリ13からハ
ーフフル信号14があった場合には、リード要求1信号
61ー1があってもレジスタ60には受け付けられず、
Dフリップフロップ59に一旦保持された上、ハーフフ
ル信号14が解除されるまで処理を待たされる。ハーフ
フル信号14は予め動作クロック4で同期しておく。
【0020】図6は図2における出力回路6ー6の詳細
な内部構成を示したものである。DRAM(8ー1〜8
ー8)各々からは試験・期待値パターンとしてのデータ
(10ー1〜10ー8)と、そのデータが確定している
ことを示すデータバリッド信号(39ー1〜39ー8)
が制御回路6ー5より得られるが、出力回路6ー6では
それらのデータ(10ー1〜10ー8)およびデータバ
リッド信号(39ー1〜39ー8)は各々レジスタ(6
4ー1〜64ー8)およびDフリップフロップ(63ー
1〜63ー8)に対として取り込まれるものとなってい
る。取込されたデータ(10ー1〜10ー8)はマルチ
プレクサ65を介し順次選択的に出力された上、先入れ
・先出しメモリ13に格納されるわけであるが、その際
でのマルチプレクサ65の選択先はカウンタ67でのカ
ウント値によって制御されるものとなっている。初期状
態においてはカウンタ67の値は0であり、したがっ
て、マルチプレクサ65ではDRAM(8ー1)対応の
レジスタ64ー1、Dフリップフロップ63ー1各々か
らの出力を選択している。このような状態で、データバ
リッド1(39ー1)が制御回路6ー5からあった場合
にはDフリップフロップ63ー1の値が1になる結果、
マルチプレクサ65を介しカウンタ67にはカウントイ
ネーブル(CE)信号が入力されカウントアップモード
になる。同時に、3入力8出力のデコーダ68にもイネ
ーブル信号が与えられ、デコード信号69ー1が0の状
態になる。続く動作クロック4でDフリップフロップ6
3ー1の値は0に戻り、カウンタ67でのカウント値は
カウントアップにより1になる。これにより、マルチプ
レクサ65は次のDRAM(8ー2)に係る出力を選択
する状態におかれるものである。これと同時に、レジス
タ66には先のDRAM(8ー1)からのデータ1(1
0ー1)が取り込まれ試験・パターン12として出力さ
れるとともに、ライトクロック11が出力されるもので
ある。この場合でのライトクロック11は、若干遅延さ
れた動作クロック4とデータバリッド1(39ー1)と
の論理積結果として得られるものである。さて、カウン
タ67では次のDRAM(8ー2)に係るデータバリッ
ド信号が得られるまで、そのカウントアップ動作が停止
されることから、マルチプレクサ65における選択順序
が入れ違うことなく、所定順に確定した試験・期待値パ
ターンを先入れ・先出しメモリ13に格納し得るもので
ある。因みに、DRAMでリフレッシュが行なわれてい
る場合には、制御回路6ー5よりデータバリッド信号が
出力されることはなく、誤って不確定データを選択され
ることはない。
【0021】ここで、DRAMでリフレッシュを行って
いてもダミーサイクルを発生することなく、連続して試
験パターンによる波形生成や期待値パターンとの比較を
行なえる理由について考察すれば、既述のように、本実
施例では動作クロック4の周期は20ナノ秒とされ、ま
た、DRAMの動作サイクルを図3(A)に示したよう
に9クロック分で構成したことから、DRAM各々にお
ける動作周期は180ナノ秒となる。図2に示した制御
回路6ー5では8個のDRAMに対し順次リードサイク
ルを起動をする。したがって、180ナノ秒の間に8つ
のデータが順次読み出される。平均すれば、22.5ナ
ノ秒の周期で1つのデータが読み出されていることにな
る。ところが、リフレッシュ要求回路6ー1が動作クロ
ック4を計数し750個毎に1回ずつ(15マイクロ秒
に1回)リフレッシュを要求してくる。1回のリフレッ
シュにも、やはり180ナノ秒要されるのでこれを考慮
すると、15マイクロ秒の間に実質動作しているのは1
5マイクロ秒から180ナノ秒を引いた時間であるか
ら、平均およそ22.77ナノ秒の周期で先入れ・先出
しメモリに試験・期待値パターンを書き込んでいること
になる。以上より、本実施例では、IC試験装置の動作
が23ナノ秒、あるいはそれよりも長い周期であれば、
DRAMでリフレッシュを行っていてもダミーサイクル
を発生することなく、連続して試験パターンによる波形
生成や期待値パターンとの比較を行ない得るものであ
る。
【0022】なお、本実施例ではタイミング発生回路5
と分周回路3では同一のクロック原振1から基本クロッ
ク2を用いているが、これに限定されることはない。本
実施例のように、同一のクロック原振を用いれば、クロ
ック原振そのものの誤差を考慮にいれる必要がなくその
分設計が簡単になるが、要は先入れ・先出しメモリ13
が空にならないような周期でDRAMを動作させ得るこ
とが可能であればよいのであって、タイミング発生回路
5と分周回路3で別のクロック原振からのクロックを用
いてもよいものである。ただし、各々のクロック原振の
ばらつきを考慮した上で、なおかつ先入れ・先出しメモ
リ13が空にならないようにマージンを持たせる必要が
ある。また、本実施例では動作クロック4を作成するの
に分周回路3を用いたが、これに限ることなく、PLL
回路等を使用してより細かい周期の制御を行ってもよ
い。更に、本実施例では動作クロック4を計数すること
によりDRAMのリフレッシュ周期が管理されていた
が、これに限らず別の非同期のクロックでリフレッシュ
周期を管理してもよい。要はDRAMでの記憶が失われ
ないようにすればよいのである。更にまた、本実施例で
の先入れ・先出しメモリ13は標準的に市販されている
FIFOメモリを用いてもよいし、または複数個のレジ
スタで構成してもよい。
【0023】ところで、本実施例ではIC試験装置の代
表として、ディジタルICの試験装置を想定して具体的
な説明を行ったが、これに限らず波形生成回路17をD
/A変換器に、また、コンパレータ20をA/D変換器
に置換すれば、アナログICを試験する場合にも適用可
能である。その場合には、DRAM8にはアナログ量を
表すデータが格納されることになる。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、動作周期可変として、パターンメモリにDRAMを
採用しその動作周期が長くなった場合でも、試験性能を
損うことなく正常にDRAMをリフレッシュしつつ、被
試験ICの入出力動作を試験し得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるIC試験装置の一例での
概略構成を示す図
【図2】図2は、本発明に係るパターン発生制御回路と
その周辺の一例での構成を示す図
【図3】図3(A),(B)は、それぞれ本発明に係る
一例でのDRAM制御タイミングと、その制御タイミン
グの状態遷移を説明するための図
【図4】図4は、本発明に係るパターン発生制御回路で
のDRAMのアドレス制御部分の詳細を示す図
【図5】図5は、本発明に係るパターン発生制御回路で
の一部詳細を示す図
【図6】図6は、本発明に係る一例でのDRAM出力制
御回路の詳細を示す図
【図7】図7は、従来技術に係るIC試験装置の概略構
成例を示す図
【符号の説明】
1…クロック原振、2…基本クロック、3…分周回路、
5…タイミング発生回路、6…パターン発生制御回路、
8…DRAM、13…先入れ・先出しメモリ、17…波
形生成回路、18…ディジタルコンパレータ、19…ド
ライバ、20…コンパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 11/406 8320−5L G11C 11/34 363 N

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICの動作を試験するためのIC試験装
    置であって、被試験ICにおける入出力ピンに適用され
    る試験・期待値パターンデータを、更新可として、かつ
    リフレッシュ可として予め格納するための手段としての
    ダイナミックRAMと、該RAMに対するリフレッシュ
    と該RAMからの試験・期待値パターンデータの読み出
    しを制御するパターンデータリフレッシュ・読出制御手
    段と、上記ダイナミックRAMリフレッシュ時以外に、
    上記ダイナミックRAMから読み出される試験・期待値
    パターンデータを先入れ先出し可として、一時的に複数
    個保持するパターンデータ保持手段と、該保持手段から
    連続的に読み出される試験パターンデータを処理した
    上、被試験ICにおける入力ピンに印加する試験パター
    ンデータ印加手段と、試験パターン印加時に該試験パタ
    ーンに対する、出力ピンからの応答出力を上記パターン
    データ保持手段からの期待値パターンデータと比較・判
    定するパターンデータ比較判定手段とを、少なくとも具
    備してなる構成のIC試験装置。
  2. 【請求項2】 ICの動作を試験するためのIC試験装
    置であって、被試験ICにおける入出力ピンに適用され
    る試験・期待値パターンデータを、更新可として、かつ
    リフレッシュ可として予め格納するための手段としての
    ダイナミックRAMと、該RAMに対するリフレッシュ
    と該RAMからの試験・期待値パターンデータの読み出
    しを制御するパターンデータリフレッシュ・読出制御手
    段と、上記ダイナミックRAMリフレッシュ時以外に、
    上記ダイナミックRAMから読み出される試験・期待値
    パターンデータを先入れ先出し可として、一時的に複数
    個保持するパターンデータ保持手段としての先入れ先出
    しメモリと、該保持手段から連続的に読み出される試験
    パターンデータを処理した上、被試験ICにおける入力
    ピンに印加する試験パターンデータ印加手段と、試験パ
    ターン印加時に該試験パターンに対する、出力ピンから
    の応答出力を上記パターンデータ保持手段からの期待値
    パターンデータと比較・判定するパターンデータ比較判
    定手段とを、少なくとも具備してなる構成のIC試験装
    置。
  3. 【請求項3】 ICの動作を試験するためのIC試験装
    置であって、被試験ICにおける入出力ピンに適用され
    る試験・期待値パターンデータとしての、被試験ICの
    ピンの論理値、あるいは被試験ICのピンに適用される
    波形の種類を表すデータを、更新可として、かつリフレ
    ッシュ可として予め格納するための手段としてのダイナ
    ミックRAMと、該RAMに対するリフレッシュと該R
    AMからの試験・期待値パターンデータの読み出しを制
    御するパターンデータリフレッシュ・読出制御手段と、
    上記ダイナミックRAMリフレッシュ時以外に、上記ダ
    イナミックRAMから読み出される試験・期待値パター
    ンデータを先入れ先出し可として、一時的に複数個保持
    するパターンデータ保持手段と、該保持手段から連続的
    に読み出される試験パターンデータを処理した上、被試
    験ICにおける入力ピンに印加する試験パターンデータ
    印加手段と、試験パターン印加時に該試験パターンに対
    する、出力ピンからの応答出力を上記パターンデータ保
    持手段からの期待値パターンデータと比較・判定するパ
    ターンデータ比較判定手段とを、少なくとも具備してな
    る構成のIC試験装置。
  4. 【請求項4】 ICの動作を試験するためのIC試験装
    置であって、被試験ICにおける入出力ピンに適用され
    る試験・期待値パターンデータとしての、アナログ値を
    表すデータを、更新可として、かつリフレッシュ可とし
    て予め格納するための手段としてのダイナミックRAM
    と、該RAMに対するリフレッシュと該RAMからの試
    験・期待値パターンデータの読み出しを制御するパター
    ンデータリフレッシュ・読出制御手段と、上記ダイナミ
    ックRAMリフレッシュ時以外に、上記ダイナミックR
    AMから読み出される試験・期待値パターンデータを先
    入れ先出し可として、一時的に複数個保持するパターン
    データ保持手段と、該保持手段から連続的に読み出され
    る試験パターンデータを処理した上、被試験ICにおけ
    る入力ピンに印加する試験パターンデータ印加手段と、
    試験パターン印加時に該試験パターンに対する、出力ピ
    ンからの応答出力を上記パターンデータ保持手段からの
    期待値パターンデータと比較・判定するパターンデータ
    比較判定手段とを、少なくとも具備してなる構成のIC
    試験装置。
  5. 【請求項5】 ICの動作を試験するためのIC試験装
    置であって、被試験ICにおける入出力ピンに適用され
    る試験・期待値パターンデータを、更新可として、かつ
    リフレッシュ可として予め格納するための手段としての
    ダイナミックRAMと、該RAMに対するリフレッシュ
    と該RAMからの試験・期待値パターンデータの読み出
    しを制御するパターンデータリフレッシュ・読出制御手
    段と、上記ダイナミックRAMリフレッシュ時以外に、
    上記ダイナミックRAMから読み出される試験・期待値
    パターンデータを先入れ先出し可として、一時的に複数
    個保持するパターンデータ保持手段と、該保持手段から
    連続的に読み出される試験パターンデータを処理した
    上、被試験ICにおける入力ピンに印加する試験パター
    ンデータ印加手段と、試験パターン印加時に該試験パタ
    ーンに対する、出力ピンからの応答出力を上記パターン
    データ保持手段からの期待値パターンデータと比較・判
    定するパターンデータ比較判定手段とを、上記パターン
    データ保持手段に現に保持されている試験・期待値パタ
    ーンデータ量を監視・検出するパターンデータ保持量監
    視手段とを少なくとも具備してなり、パターンデータ保
    持量監視手段からのパターンデータ量監視検出結果にも
    とづき、パターンデータリフレッシュ・読出制御手段で
    の、RAMからの読出停止を含む試験・期待値パターン
    データ読出制御が行なわれるべくなした構成のIC試験
    装置。
  6. 【請求項6】 ICの動作を試験するためのIC試験装
    置であって、被試験ICにおける入出力ピンに適用され
    る試験・期待値パターンデータを、更新可として、かつ
    リフレッシュ可として予め格納するための手段としての
    ダイナミックRAMと、該RAMに対するリフレッシュ
    と該RAMからの試験・期待値パターンデータの読み出
    しを制御するパターンデータリフレッシュ・読出制御手
    段と、上記ダイナミックRAMリフレッシュ時以外に、
    上記ダイナミックRAMから読み出される試験・期待値
    パターンデータを先入れ先出し可として、一時的に複数
    個保持するパターンデータ保持手段と、該保持手段から
    連続的に読み出される試験パターンデータを処理した
    上、被試験ICにおける入力ピンに印加する試験パター
    ンデータ印加手段と、試験パターン印加時に該試験パタ
    ーンに対する、出力ピンからの応答出力を上記パターン
    データ保持手段からの期待値パターンデータと比較・判
    定するパターンデータ比較判定手段とを少なくとも具備
    してなり、パターンデータ保持手段への試験・期待値パ
    ターンデータの格納周期に比し、該保持手段からの試験
    ・期待値パターンデータの読出周期は大とされた構成の
    IC試験装置。
  7. 【請求項7】 ICの動作を試験するためのIC試験装
    置であって、被試験ICにおける入出力ピンに適用され
    る試験・期待値パターンデータを、更新可として、かつ
    リフレッシュ可として予め格納するための手段としての
    ダイナミックRAMと、該RAMに対するリフレッシュ
    と該RAMからの試験・期待値パターンデータの読み出
    しを制御するパターンデータリフレッシュ・読出制御手
    段と、上記ダイナミックRAMリフレッシュ時以外に、
    上記ダイナミックRAMから読み出される試験・期待値
    パターンデータを先入れ先出し可として、一時的に複数
    個保持するパターンデータ保持手段と、該保持手段から
    連続的に読み出される試験パターンデータを処理した
    上、被試験ICにおける入力ピンに印加する試験パター
    ンデータ印加手段と、試験パターン印加時に該試験パタ
    ーンに対する、出力ピンからの応答出力を上記パターン
    データ保持手段からの期待値パターンデータと比較・判
    定するパターンデータ比較判定手段とを少なくとも具備
    してなり、パターンデータリフレッシュ・読出制御手段
    には、ダイナミックRAMに与えるリフレッシュアドレ
    スを順次発生する手段と、該RAMにおいてリフレッシ
    ュが必要な場合にリフレッシュ要求信号を発生する手段
    と、該要求信号が発生されている場合に、該RAMへの
    アドレスを上記リフレッシュアドレスに切り替えるとと
    もに、リフレッシュに必要な制御信号を出力する手段と
    が備えられているる構成のIC試験装置。
JP3267689A 1991-10-16 1991-10-16 Ic試験装置 Pending JPH05107314A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744414A (ja) * 1993-08-02 1995-02-14 Nec Corp 半導体集積回路試験装置
JP2008232857A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Advantest Corp 波形発生器および試験装置
JP2010032507A (ja) * 2008-07-24 2010-02-12 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 標準バウンダリ・アーキテクチャ・セルを用いる非同期通信
JP2010032503A (ja) * 2008-07-24 2010-02-12 Internatl Business Mach Corp <Ibm> Jtagテスト・データ・レジスタを用いる非同期通信装置

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JP2008232857A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Advantest Corp 波形発生器および試験装置
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JP2010032503A (ja) * 2008-07-24 2010-02-12 Internatl Business Mach Corp <Ibm> Jtagテスト・データ・レジスタを用いる非同期通信装置

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