JP3523446B2 - めっき装置における治具傾斜機構 - Google Patents

めっき装置における治具傾斜機構

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JP3523446B2
JP3523446B2 JP08811097A JP8811097A JP3523446B2 JP 3523446 B2 JP3523446 B2 JP 3523446B2 JP 08811097 A JP08811097 A JP 08811097A JP 8811097 A JP8811097 A JP 8811097A JP 3523446 B2 JP3523446 B2 JP 3523446B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ式のめ
っき装置における治具傾斜機構に関するものである。 【0002】 【従来の技術】昇降自在なハンガーを備えたエレベータ
式のめっき装置において、めっき糟から持ち上げられた
治具の液切りを行うためには、図4に示すように、めっ
き槽21の上部側面にシリンダー22を取り付け、ハンガー
23によりめっき槽21から持ち上げられた治具24の下部を
側面から押し、治具24を傾斜させて液切りを行う方法が
普通であった。しかしこのような従来の治具傾斜装置
は、液切りの必要なキャリア25の各停止位置にそれぞれ
シリンダー22を設置しなければならず、また多数のシリ
ンダー22の駆動を制御する必要があるため、制御系も複
雑となって設備費用が高価となるという問題があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、キャリアの各停止位置にシリンダ
ーを設置する必要がなく、また制御系を複雑化すること
なくキャリアの各停止位置において治具を傾斜させて液
切りを行うことができるエレベータ式のめっき装置にお
ける治具傾斜機構を提供するためになされたものであ
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のめっき装置における治具傾斜機構
は、走行キャリアに昇降自在に設けられたハンガーの先
端に軸受を設け、この軸受に上部を屈曲させた治具保持
アームを揺動自在に支持させるとともに、走行キャリア
の停止位置のフレーム上部には、ハンガーが上昇したと
きにこの治具保持アームの上端を押さえて治具保持アー
ムとともに治具を傾斜させる当て板を設置したことを特
徴とするものである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態を詳細に説明する。図1は本発明の実施形態を示す正
面図、図2はその左側面図である。これらの図におい
て、1はめっき槽、2はこのめっき槽1の側方に設けら
れたフレームである。3はフレーム2の上下のレール
4、4に案内されて一定距離ずつ間欠的に走行する走行
キャリアであり、各走行キャリア3にはハンガー5が昇
降自在に設けられている。各ハンガー5は背面にローラ
6を備え、走行キャリア3の停止中にフレーム2の内部
の昇降レール7を上昇させることによって、ローラ6と
ともに多数のハンガー5を一斉に持ち上げることができ
るようになっている。 【0006】また各ハンガー5はめっき槽1の方向に水
平に延びるハンガーアーム8を備えており、その先端に
設けられた軸受9に治具保持アーム10が揺動自在に支持
されている。治具保持アーム10は軸受9より上部をフレ
ーム2の方向に屈曲させた形状をしており、その上端に
はローラ11が設けられている。また治具保持アーム10の
下部にはワークがセットされた治具12が保持されてい
る。 【0007】一方、フレーム2の上部には図示の通りの
当て板13が設けられている。この当て板13は走行キャリ
アの停止位置のうち、液切りを行う必要のある位置だけ
に設けられている。当て板13は昇降レール7によりハン
ガー5が上限付近まで持ち上げられたとき、治具保持ア
ーム10のローラ11に当たるようになっている。このた
め、ローラ11が当て板13の下面に当たった位置から更に
ハンガー5が上昇すると、治具保持アーム10は図3に示
されるように当て板13に押されて回転し、治具12が傾斜
して液切りが行われる。 【0008】なお、14はハンガーアーム8の下面に設け
られた通電体である。図1に示すように治具保持アーム
10のローラ11が当て板13に当たらない状態では通電体14
は治具12側の通電体15と接触し、めっきに必要な電流を
治具12に流すことができる。 【0009】このように構成された本発明の治具傾斜機
構は、走行キャリアの停止位置のうち、液切りを行う必
要のある位置に当て板13を設けておけば、その位置に停
止したハンガー5が上限付近まで持ち上げられたとき、
治具保持アーム10の上端を当て板13で押さえて治具12を
自動的に傾斜させることができる。このように本発明の
治具傾斜機構は、エレベータ式のめっき装置の昇降動力
を利用して治具12を傾斜させるものであるから、図4に
示した従来のもののように、液切りの必要な各位置にそ
れぞれ傾斜用のシリンダーを設置する必要がない。また
従来のようにこれらの多数のシリンダーの駆動を制御す
る必要もなく、設備費用を削減することができる。 【0010】 【発明の効果】以上に説明したように本発明の治具傾斜
機構は、ハンガーの先端に揺動自在に支持させた治具保
持アームの先端を、当て板を利用して押さえて治具保持
アームとともに治具を傾斜させるようにしたものであ
る。このため、エレベータ式のめっき装置の昇降動力を
利用して治具を傾斜させることができ、従来のように各
停止位置にシリンダーを設置する必要がなく、また治具
傾斜のために特別な制御を行う必要もない。しかも当て
板を設置するだけでどの停止位置でも治具を簡便に傾斜
させることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態を示す正面図である。 【図2】本発明の実施形態を示す左側面図である。 【図3】治具を傾斜させた状態を示す正面図である。 【図4】従来例を示す正面図である。 【符号の説明】 1 めっき槽 2 フレーム 3 走行キャリア 4 フレームの上下のレール 5 ハンガー 6 ハンガーのローラ 7 昇降レール 8 ハンガーのハンガーアーム 9 軸受 10 治具保持アーム 11 ローラ 12 治具 13 当て板 14 ハンガーアーム側の通電体 15 治具側の通電体

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 走行キャリアに昇降自在に設けられたハ
    ンガーの先端に軸受を設け、この軸受に上部を屈曲させ
    た治具保持アームを揺動自在に支持させるとともに、走
    行キャリアの停止位置のフレーム上部には、ハンガーが
    上昇したときにこの治具保持アームの上端を押さえて治
    具保持アームとともに治具を傾斜させる当て板を設置し
    たことを特徴とするめっき装置における治具傾斜機構。
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