JPH027873Y2 - - Google Patents

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JPH027873Y2
JPH027873Y2 JP266085U JP266085U JPH027873Y2 JP H027873 Y2 JPH027873 Y2 JP H027873Y2 JP 266085 U JP266085 U JP 266085U JP 266085 U JP266085 U JP 266085U JP H027873 Y2 JPH027873 Y2 JP H027873Y2
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JP
Japan
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plating tank
workpiece
guide frame
hanger
plating
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JP266085U
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JPS61120768U (ja
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  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はメツキ槽から引上げられた被処理物を
傾動させることにより被処理物の表面に残留する
メツキ液の液切りを容易に行わせることができる
メツキ装置における被処理物の液切り装置の改良
に関するものである。
(従来の技術) メツキ槽から引上げられた被処理物の液切り装
置としては、被処理物支承用のハンガーの基部に
水平な枢軸を設けておき、ハンガーをメツキ槽の
上方に引上げたうえでハンガーの主体部をシリン
ダーによつて該枢軸を中心としてメツキ槽上で傾
斜させるようにしたもの(例えば、特開昭57−
151530号公報)や、メツキ槽の上部にシリンダー
を設けておき、ハンガーによりメツキ槽から引上
げられた被処理物の下端を該シリンダーによつて
押して被処理物のみを傾動させるようにしたもの
(例えば、特開昭58−42800号公報)が知られてい
る。ところがこのような従来の液切り装置は被処
理物の下端がメツキ槽の上端を越えるまでハンガ
ーを垂直に持上げたうえ引上げ位置から更に被処
理物を上方へ傾動させるので被処理物の上端の高
さが(引上げ高さ)+(傾動高さ)となつて高い天
井高さを必要とするうえ、被処理物の一端がメツ
キ槽よりも外側へ出てしまう欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記のような従来の問題点を解決し
て、従来よりも全高を低くすることができ、また
被処理物がメツキ槽から外側へ出ることのないメ
ツキ装置における被処理物の液切り装置を目的と
して完成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、メツキ槽に沿つて走行するキヤリア
のメツキ槽側に上部をメツキ槽と反対側に向つて
傾斜させたガイドフレームを垂直に立設するとと
もに、該ガイドフレームには被処理物支承用のハ
ンガーをその垂直ブラケツト部の上下に設けられ
た上部ガイドローラー及び下部ガイドローラーを
前記ガイドフレームに係合させて昇降自在に取付
けたことを特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例について詳細に説明
すると、第1図乃至第3図に示す第1の実施例に
おいて1はメツキ槽、2は該メツキ槽1の側方に
延設された枠体、3及び4は枠体2の側面に設け
られた2本のレール、5はこれらのレール3,4
に案内されつつ走行用モータ6により駆動される
走行輪7によつて枠体2上をメツキ槽1に沿つて
間歇的に走行するキヤリアである。このキヤリア
5のメツキ槽1の側の側面には、上部をメツキ槽
1とは反対側に向つて傾斜させた一対のガイドフ
レーム8がメツキ槽1の長手方向に離隔した状態
で垂直に立設されている。これら一対のガイドフ
レーム8は本実施例では断面がコ字状の溝型鋼か
らなるもので、その上端部、屈曲部の内外、下端
部にはそれぞれ一対のスプロケツト9,10,1
1,12が設けられ、これらの各スプロケツト間
にモータ13により駆動される一対の無端チエー
ン14が張設されている。一方、15は被処理物
支承用のハンガーであり、その基部の垂直ブラケ
ツト部16の上下両側に設けられた上部ガイドロ
ーラー17と下部ガイドローラー18とをガイド
フレーム8の溝内に係合させてガイドフレーム8
に取付けられている。ハンガー15はその上端を
前記無端チエーン14,14間に架設された吊下
軸19に連結してあるので、無端チエーン14が
駆動されるとガイドフレーム8に沿つて昇降動す
ることとなる。なお、20はハンガー15のアー
ム先端に設けられた吊下腕部であり、その下面の
両側に垂設されたクランプ爪21をモータ22に
よつて互いに反対方向へ移動させることにより被
処理物50の上部のハンガーフツク51をクラン
プすることができ、被処理物50をクランプした
ままメツキ槽1に対して昇降させることができる
ものである。
次に第4図乃至第6図に示す第2の実施例につ
いて説明すると、本実施例ではガイドフレーム8
がハンガー15の垂直ブラケツト部16の上部ガ
イドローラー17を案内するメツキ槽側のガイド
フレーム8aと、下部ガイドローラー18を案内
するメツキ槽とは反対側のガイドフレーム8bと
からなるものとされているほかは第1の実施例と
同様であり、ガイドフレーム8bの屈曲点は当然
にガイドフレーム8aの屈曲点よりも下方に位置
するものである。その他の部分はほとんど変ると
ころはないので対応する部分に同一の番号を付し
て説明を省略する。
(作用) このように構成されたものは、先ずメツキ槽1
に沿つて走行するキヤリア5の側面のガイドフレ
ーム8に取付けられたハンガー15を下降させて
第1図に示すように被処理物50をクランプさせ
る。次にモータ13によつて無端チエーン14を
駆動すれば、ハンガー15は上昇して被処理物5
0をメツキ槽1から次第に持上げるが、ハンガー
15は垂直ブラケツト部16の上部ガイドローラ
ー17がガイドフレーム8の上部のメツキ槽とは
反対側に向つて傾斜した部分に入ると、ハンガー
15は第2図に示すように斜上向きに傾動され、
これとともにハンガー15はわずかにメツキ槽と
は反対側へ移動することとなるので、被処理物5
0はその最下端部がメツキ槽1から外側へ出るこ
となく傾斜してその表面に残留しているメツキ液
を確実にメツキ槽1中へ落下させる。また、第2
の実施例においては上部ガイドローラー17と下
部ガイドローラー18とがガイドフレーム8aと
8bとによつて別個に案内されつつ第5図のよう
にハンガー15と被処理物50とを傾動させるこ
ととなる。
いずれの場合においても、ガイドフレーム8の
上部をメツキ槽とは反対側に傾斜させたことによ
り被処理物50の下端がメツキ槽1の上端を越え
る前からハンガー15と被処理物50との傾動を
開始させることができる。これをメツキ槽1の高
さを誇張した第7図により説明すると、従来は被
処理物の下端がメツキ槽の上端を越えたCの位置
から円弧CDの軌跡を描くようにDの位置まで傾
動させていたのに対し、本考案の場合には被処理
物の下端がメツキ槽の上端を越える前のAの位置
から円弧に近い曲線ABを描いて傾動させること
ができる。このため、図示のように傾動終了時の
被処理物の傾斜角度を同一とした場合、点Dと点
Bとの高さはSだけ異なることとなる。従つて、
被処理物の最高点の高さもSだけ異なることが明
らかである。
このように、本考案では傾動の中心点をガイド
フレーム8の全体を垂直としたものよりも大きく
下方へ移動させることができ、これに伴い傾動さ
れた被処理物50の最高高さを低くすることがで
きるから、従来のものに比較して天井高さの低い
場所にも設置することができる利点がある。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、被
処理物の最下端部がメツキ槽から外側へ出ないよ
うにして傾動させて被処理物の表面に残存するメ
ツキ液の液切りを確実に行せることができるもの
であり、しかも従来のものに比較して全高を低く
することができるものであるから、従来のこの種
装置の問題点を解消したものとしてその実用的価
値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す一部切欠
正面図、第2図は被処理物を上昇させた状態を示
す一部切欠正面図、第3図はその右側面図、第4
図は本考案の第2の実施例を示す一部切欠正面
図、第5図は被処理物を上昇させた状態を示す一
部切欠正面図、第6図はその右側面図、第7図は
本考案の作用効果を説明する線図である。 1……メツキ槽、5……キヤリア、8……ガイ
ドフレーム、8a……メツキ槽側のガイドフレー
ム、8b……メツキ槽と反対側のガイドフレー
ム、15……ハンガー、16……垂直ブラケツト
部、17……上部ガイドローラー、18……下部
ガイドローラー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 メツキ槽1に沿つて走行するキヤリア5のメ
    ツキ槽側に上部をメツキ槽と反対側に向つて傾
    斜させたガイドフレーム8を垂直に立設すると
    ともに、該ガイドフレーム8には被処理物支承
    用のハンガー15をその垂直ブラケツト部16
    の上下に設けられた上部ガイドローラー17及
    び下部ガイドローラー18を前記ガイドフレー
    ム8に係合させて昇降自在に取付けたことを特
    徴とするメツキ装置における被処理物の液切り
    装置。 2 ガイドフレーム8が上部ガイドローラー17
    を案内するメツキ槽側のガイドフレーム8a
    と、下部ガイドローラー18を案内するメツキ
    槽とは反対側のガイトフレーム8bとからなる
    ものとした実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のメツキ装置における被処理物の液切り装置。
JP266085U 1985-01-12 1985-01-12 Expired JPH027873Y2 (ja)

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JP266085U JPH027873Y2 (ja) 1985-01-12 1985-01-12

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JP266085U JPH027873Y2 (ja) 1985-01-12 1985-01-12

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JPS61120768U JPS61120768U (ja) 1986-07-30
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