JP3520804B2 - 半導体装置の試験方法 - Google Patents

半導体装置の試験方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板上に低
電圧系回路部と高電圧系回路部とを一体に有する構成の
半導体装置の試験方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】論理系の低電圧系の回
路素子と高耐圧系のnチャンネル形FETを一体に備え
た集積回路などにおいては、高耐圧系のnチャンネル形
FETをソース接地で用いる場合には、そのソース・ゲ
ート間に高電圧を印加してスクリーニングを行なう場合
に、論理系の回路素子にも同時に高電圧が印加されるた
め、そのままそのようなスクリーニング試験を行なうこ
とはできない。
【0003】図4は、そのような構成の集積回路の一例
を示すもので、論理回路1と高圧回路2とが一体に設け
られる構成である。論理回路1は、低圧電源VDDから
給電されるバッファ回路3,4が設けられ、それぞれに
は相補的な入力信号Pin,Pinxが与えられるよう
になっている。高圧回路2は、高圧電源VDDHとグラ
ンド端子間にプッシュプル形に接続されたpチャンネル
形MOSFET5,nチャンネル形MOSFET6と、
このpチャンネルMOSFET5を駆動するためのバイ
アス抵抗7および駆動用のnチャンネルMOSFET8
から構成されている。
【0004】pチャンネル形MOSFET5は、バッフ
ァ回路3から駆動用のnチャンネル形MOSFET8に
ハイレベルの信号Pinが与えられるとバイアス抵抗7
を介してゲートバイアスが与えられてオンする。このと
き、バッファ回路4にはロウレベルの信号Pinxが与
えられるのでnチャンネル形MOSFET6はオフ状態
に保持される。これにより出力端子Qは高圧電源VDD
HがpチャンネルMOSFET5を介して給電される。
また、バッファ回路3にロウレベルの信号Pin,バッ
ファ回路4にハイレベルの信号Pinxが与えられる
と、pチャンネルMOSFET5はオフし、nチャンネ
ルMOSFET6はオンし、出力端子Qはグランド端子
に導通された状態となる。
【0005】このような構成において、製作された集積
回路のスクリーニング試験を行なう場合に、高圧回路2
のnチャンネル形MOSFET6は、低電圧系の論理回
路1からゲート信号を与えられる構成となっているの
で、ゲートに、例えば7V以上の高電圧を印加するスク
リーニング試験を行なうことができない構造となってい
る。これは、論理回路1と高圧回路2との各グランド端
子は半導体基板(図示せず)を共通にして接続された状
態となっているからであり、高電圧が論理回路にも印加
されるため、論理回路を構成する素子が破壊されてしま
うためである。
【0006】そこで、このような構成においてもnチャ
ンネル形MOSFETに対してゲートに高電圧を印加で
きるようにする構成とするために、例えば、論理回路と
nチャンネル形MOSFETのゲートとの間にスイッチ
素子を設け、スクリーニング試験ではスイッチ素子をオ
フした状態でゲートに高電圧を印加する構成が考えられ
ている。しかし、この場合には、スイッチ素子を別途に
設けるためその分の回路面積が増大することに加え、ス
イッチ素子自体にどのように高電圧を印加するかという
構成についても問題となり、実用上の点で採用すること
が困難となるものである。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、チップ内での回路面積の増大を招くこ
となく、低電圧系の素子とは独立して高耐圧系の素子に
対して高電圧印加を行なうことができるようにした半導
体装置の試験方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、低電圧系回路部(12)の低電圧系グランド端子
(GNDL)を半導体基板(20)の端部に電気的接続
可能に導出すると共に、高電圧系回路部(13)の高電
圧系グランド端子(GNDH)を半導体基板(20)の
端部に電気的接続可能に導出する構成としているので、
高電圧系回路部 (13)を構成する回路素子に対して
スクリーニング試験を行なう場合において、高電圧系グ
ランド端子(GNDH)側に接続される回路素子(1
7)に高電圧を印加する場合でも、低電圧系回路部(1
2)の回路素子(14,15)に過大な電圧を与えない
ように接続することができるようになる。これにより、
特別の回路素子を必要としない構成としてスクリーニン
グ試験を行なうようにすることができるようになる。さ
らに、上述の構成を有する半導体装置を用いて高電圧系
回路部(13)の回路素子(17)と高電圧系グランド
端子(GNDH)との間に高電圧を印加する試験を行な
う場合において、高電圧系グランド端子(GNDH)に
は、低電圧系グランド端子(GNDL)よりも負側の電
圧を印加することにより高電圧を印加するようにしたの
で、高電圧系の回路素子(17)に高電圧を印加する試
験を独立して行なうことができ、その場合でも、低電圧
系の回路素子 (14,15)に対しては、高電圧が印
加されないようにして破壊されるのを防止するようにし
て試験を行なうことができるようになる。
【0009】請求項2の発明によれば、高電圧系回路部
(13)に、回路素子として高耐圧のnチャンネル形F
ET(17)をソース接地で用いる構成としているの
で、そのFET(17)のゲートに高電圧を印加してス
クリーニング試験を行なう場合に適合した構成を得るこ
とができるようになる。
【0010】請求項3の発明によれば、上述の構成を、
半導体基板(20)としてSOI(Semiconductor On I
nsulator)基板を用いる構成とし、低電圧系回路部(1
2)および高電圧系回路部(13)をそれぞれ異なるS
OI層に形成して低電圧系グランド端子(GNDL)お
よび高電圧系グランド端子(GNDH)を導出する構成
としているので、半導体基板(20)自体を共通のグラ
ンド端子とするような構成と異なり、低電圧系回路部
(12)および高電圧系回路部(13)のそれぞれに独
立したグランド端子(GNDL,GNDH)を設ける構
成とすることができる。これにより、前述したスクリー
ニング試験を行なう場合でも、試験用の回路素子を付加
する構成とすることなく行なうことができるようにな
る。
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図1ないし図3を参照しながら説明する。図1は集積
回路チップの内部に多数形成される駆動ユニット11の
一つの電気的構成を示しており、各駆動ユニット11
は、低電圧系回路部12および高電圧系回路部13が設
けられる構成である。
【0014】論理回路部として構成された低電圧系回路
部12には、CMOSからなるバッファ回路14,15
が設けられている。バッファ回路14および15は、入
力端子に相補的な論理レベルの信号Pin、Pinxが
与えられるようになっており、これに応じて出力端子か
ら同じ論理レベルを示す信号を出力する。バッファ回路
14,15は、電源端子の一方が低電圧電源端子VDD
Lに接続され、他方が低電圧系グランド端子GNDLに
接続されている。
【0015】高電圧系回路部13は、高電圧電源端子V
DDHと高電圧系グランド端子GNDHとの間にプッシ
ュプル型に接続されたpチャンネル形MOSFET16
とnチャンネル形MOSFET17とを主体とした構成
とされている。MOSFET16,17は、後述するよ
うに、共にLDMOS(Lateral Double defused MOS)
構造を採用した素子として半導体基板上20(図2参
照)に形成されており、各MOSFET16,17の端
子は独立した状態に設けることができる構成となってい
る。
【0016】これらMOSFET16,17は、それぞ
れソースが高電圧電源端子VDDH、高電圧系グランド
端子GNDHに接続されるソース接地型の回路で、ドレ
インが共通に接続され出力端子Qとされている。nチャ
ンネル形MOSFET17のゲート端子は、低電圧系回
路部12のバッファ回路15の出力端子に接続され、オ
ンオフが制御されるようになっている。pチャンネル形
MOSFET16をオンオフ制御する駆動回路として、
高電圧電源端子VDDHと高電圧系グランド端子GND
Hとの間に、バイアス抵抗18a,18b,18cおよ
び駆動用nチャンネル形MOSFET19が直列に接続
されている。
【0017】nチャンネル形MOSFET19のゲート
端子は、低電圧系回路部12のバッファ回路14の出力
端子に接続され、オンオフが制御されるようになってい
る。バイアス抵抗18a〜18cを分圧して得られる電
圧がpチャンネル形MOSFET16のゲート端子に与
えられるように接続されている。なお、各MOSFET
16,17,19には、構造上作り込まれるダイオード
16a,17a,19aがドレイン・ソース間に接続さ
れた構成となっている。
【0018】図2は、上述した駆動ユニット11を半導
体基板であるシリコン基板20に形成した状態で示す模
式的断面図で、以下、この構成について簡単に説明す
る。シリコン基板20には、全面にSiO2などの絶縁
膜21が形成され、その上に単結晶シリコン膜22が形
成されており、SOI(Silicon On Insulator)構造と
されている。単結晶シリコン膜22は、膜厚が1μm前
後から数μm程度のもので、極少量のn形不純物が導入
されたn−−形として形成されているが、真性半導体に
近い高抵抗に設定されている。
【0019】この単結晶シリコン膜22に、上述した低
電圧系回路部12および高電圧系回路部13が作り込ま
れている。図2には、簡単のために、低電圧系回路部1
2として構成されるCMOS回路部12aと、高電圧系
回路部13として構成されるpチャンネル形MOSFE
T16およびnチャンネル形MOSFET17とを代表
して示している。
【0020】単結晶シリコン膜22は、トレンチにより
各素子の素子形成領域に分離されており、表面部分には
各素子形成領域の境界部分の絶縁性を高めると共に素子
形成領域内の所定領域にLOCOS23が形成されてい
る。CMOS回路部12aの素子形成領域には、nチャ
ンネル形MOSFET24およびpチャンネル形MOS
FET25が形成されており、それぞれに対応して低不
純物濃度のp形ウェル26,低不純物濃度のn形ウェル
27を形成すると共に、高不純物濃度のn形のソース・
ドレイン領域28a,28b、高不純物濃度のp形のソ
ース・ドレイン領域29a,29bが形成されている。
【0021】各ソース・ドレイン領域28a,28b間
および29a,29b間にはゲート酸化膜を形成した上
にポリシリコンからなるゲート電極30,31が所定形
状に形成されると共に、それぞれソース電極32a,3
3a,ドレイン電極32b,33bが形成されている。
nチャンネル形MOSFET24のソース電極32a
は、低電圧系グランド端子GNDLに接続されるように
図示しない電極パターンが配置形成されている。他の電
極32b,33a,33bは回路素子間に接続されるよ
うに図示しない電極パターンが形成されている。
【0022】次に、nチャンネル形MOSFET17の
素子形成領域において、単結晶シリコン膜22には、全
体に低濃度のn形不純物を所定深さまで導入しており、
その中央部のドレイン形成領域には比較的低不純物濃度
のn形領域34を形成しその内側に高不純物濃度のn形
領域35を二重に拡散形成している。そして、周辺部に
はソース形成領域には低不純物濃度のp形ウェル領域3
6,p形チャンネル領域37を形成すると共に、その内
側領域に高不純物濃度のp形領域38および高不純物濃
度のn形領域39が形成されている。
【0023】p形チャンネル領域37の上にはゲート酸
化膜が形成されその上にポリシリコンからなるゲート電
極40が所定形状に形成されている。p形領域38およ
びn形領域39の両者にまたがるようにソース電極41
が形成され、ドレイン形成領域のn形領域35上にはド
レイン電極42が形成され、ゲート電極40上にはゲー
ト引出電極43が形成されている。このnチャンネル形
MOSFET17のソース電極41は、前述のように、
高電圧系グランド端子GNDHに接続されるように図示
しない電極パターンによって配線されている。
【0024】同様にして、pチャンネル形MOSFET
16の素子形成領域においても、n形とp形を入れ替え
た形に形成する各領域が形成されている。すなわち、ド
レイン形成領域にはp形領域44,45が形成され、ソ
ース形成領域にはn形ウェル領域46、n形チャンネル
領域47、n形領域48およびp形領域49が形成さ
れ、さらに、ゲート電極50、ソース電極51、ドレイ
ン電極52、ゲート引出電極53が形成されている。
【0025】上記構成においては、低電圧系回路部12
と高電圧系回路部13とは、それぞれ異なるグランド端
子GNDL,GNDHとして独立して設けられ、半導体
基板20上においても、基板側とは絶縁された状態で設
けられた構成となっているので、従来構成のもののよう
に構造的にグランド端子が共通となるのではなく、外部
で接続することで共通のグランド端子とすることもでき
るし、必要に応じて異なるグランド端子として用いるこ
ともできる構成となっている。また、上記した駆動ユニ
ット11は、多数設けられており、それぞれの低電圧系
グランド端子GNDL間は共通に接続されると共に、高
電圧系グランド端子GNDH間も共通に接続された状態
として構成されている。
【0026】また、実際にこの集積回路チップを使用す
る場合には、前述した低電圧系グランド端子GNDLお
よび高電圧系グランド端子GNDHとは外部端子である
リードとしてパッケージから導出される構成となるが、
これらを共通に接続するようにして配線を行なって使用
することになる。
【0027】なお、上述の回路構成における動作は、各
駆動ユニット11において、入力端子Pin,Pinx
にそれぞれ相補的な入力信号が与えられるようになって
いるので、例えば、PinがハイレベルでPinxがロ
ウレベルの信号である場合には、次のように動作する。
ここで、低電圧電源端子VDDLは例えば5V程度の電
圧が供給されており、高電圧電源端子VDDHは例えば
200V程度の電圧が供給されている。
【0028】まず、入力信号Pinにより、バッファ回
路14を介してハイレベルの信号が出力されるので、高
電圧系回路部13のnチャンネル形MOSFET19が
オンする。これによりバイアス抵抗18a〜18cに高
電圧電源端子VDDHから電流が流れ、出力段のpチャ
ンネル形MOSFET16は、ゲートバイアスが与えら
れるようになってオンする。入力信号Pinxはロウレ
ベルであるから、出力段のnチャンネル形MOSFET
17はオフ状態に保持される。この結果、出力端子Qは
オン状態のMOSFET16を介して高電圧電源端子V
DDHと導通した状態となる。
【0029】一方、入力端子Pin,Pinxのそれぞ
れにロウレベル,ハイレベルの信号が入力される場合に
は、nチャンネル形MOSFET19はオフされ、これ
に伴って出力段のpチャンネル形MOSFET16もオ
フされる。そして、nチャンネル形MOSFET17
は、ゲートバイアスが与えられてオンするようになる。
これにより、出力端子Qはオン状態のMOSFET17
を介して高電圧系グランド端子GNDHと導通した状態
となる。
【0030】次に、上記構成の集積回路チップの駆動ユ
ニット11における出力段のnチャンネル形MOSFE
T17のゲートスクリーニング試験について説明する。
図3は、スクリーニング試験における各端子の接続状態
を示すもので、この試験においては、低電圧系グランド
端子GNDLと高電圧系グランド端子GNDHとは接続
しないで、別々の電位を与える。
【0031】具体的には、nチャンネル形MOSFET
17のゲート・ソース間に50Vの直流電圧を印加する
ために、低電圧系グランド端子GNDLを0V、高電圧
系グランド端子GNDHを−50V、低電圧電源端子V
DDLを5V、高電圧電源端子VDDHをオープン状態
として試験を行なう。このとき、低電圧系回路部12に
対する入力信号Pin,Pinxは、ハイレベル,ロウ
レベルとしてnチャンネル形MOSFET17のゲート
端子にロウレベルすなわち0Vを印加するようにして行
なう。
【0032】これにより、MOSFET17のゲート・
ソース間には相対的に50Vの電圧を印加した状態とす
ることができる。また、このとき、低電圧系グランド端
子GNDLは0Vに保持されているので、低電圧系回路
部12の各回路素子には通常の動作レベル程度の電圧が
印加される状態となっており、高電圧系回路部13の電
圧が作用することがないので、非破壊で確実にスクリー
ニング試験を行なうことができるようになる。また、集
積回路チップ上に形成される多数の駆動ユニット11
は、それぞれが低電圧系グランド端子GNDL間、高電
圧系グランド端子GNDH間が共通に接続されているの
で、スクリーニング試験を行なう場合においては、同時
に行なうことができる。
【0033】このような本実施形態によれば、低電圧系
回路部12と高電圧系回路部13とをSOI構造を採用
した半導体基板20上に絶縁分離した状態に形成し、そ
れぞれのグランド端子を低電圧系グランド端子GNDL
と高電圧系グランド端子GNDHとに分けて外部端子に
導出する構成としたので、高電圧系回路部13のnチャ
ンネル形MOSFET17のゲートスクリーニング試験
で高電圧を印加する場合でも、低電圧系回路部12の回
路素子に悪影響を与えることなく試験を実施することが
でき、しかも、使用する際には外部端子間で導通させる
ようにすることで、支障なく回路動作を行なわせること
ができるようになる。
【0034】本発明は、上記実施形態にのみ限定される
ものではなく、次のように変形また拡張できる。高電圧
系回路部13の回路素子として、MOSFETを用いる
構成の場合について説明したが、バイポーラ形のトラン
ジスタやIGBTを用いる構成としても良い。
【0035】ゲートスクリーニング試験は、低電圧系グ
ランド端子GNDLを0Vとし、高電圧系グランド端子
GNDHを−50Vとして行なう場合について説明した
が、これに限らず、高電圧系グランド端子GNDHの電
位を低電圧系グランド端子GNDLに対して相対的に低
い電位に設定することで同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0036】高電圧系回路部13は、プッシュプル形の
回路に限らず、他の様々な回路に適用することができ、
低電圧系回路部の回路素子と電気的に接続された端子を
有する回路素子に対して高電圧系グランド端子GNDH
との間に高電圧を印加する試験を行なうもの全般に適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す駆動ユニット部分の
電気的構成図
【図2】主要部を示す模式的断面図
【図3】スクリーニング試験における各端子の状態を示
す説明図
【図4】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
11は駆動ユニット、12は低電圧系回路部、13は高
電圧系回路部、14,15はバッファ回路、16はpチ
ャンネル形MOSFET、17はnチャンネル形MOS
FET、18a〜18cはバイアス抵抗、19はnチャ
ンネル形MOSFET、20は半導体基板、GNDLは
低電圧系グランド端子、GNDHは高電圧系グランド端
子、VDDLは低電圧電源端子、VDDHは高電圧電源
端子である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−204130(JP,A) 特開 平6−77314(JP,A) 特開 平5−284024(JP,A) 特開 昭64−81521(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/04 H01L 21/822 H01L 21/8234 H01L 27/088 H01L 29/786

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板(20)上に低電圧系回路部
    (12)と高電圧系回路部(13)とを一体に有する構
    成の半導体装置において、 前記半導体基板(20)の端部に電気的接続可能に導出
    される低電圧系回路部(12)の低電圧系グランド端子
    (GNDL)と、 前記半導体基板(20)の端部に電気的接続可能に導出
    される高電圧系回路部(13)の高電圧系グランド端子
    (GNDH)とをそれぞれ独立に備え 前記高電圧系回路部(13)の回路素子と前記高電圧系
    グランド端子(GNDH)との間に高電圧を印加する耐
    圧試験を行なう場合に、 前記高電圧系グランド端子(GNDH)には、前記低電
    圧系グランド端子(GNDL)よりも負側の電圧を印加
    することにより前記高電圧を印加することを特徴とする
    半導体装置の試験方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置の試験方法
    おいて、 前記高電圧系回路部(13)には、回路素子として高耐
    圧のnチャンネル形FET(17)がソース接地により
    用いられる構成とされていることを特徴とする半導体装
    置の試験方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の半導体装置の
    試験方法において、 前記半導体基板(20)は、SOI(Semiconductor On
    Insulator)基板を用いる構成とされ、 前記低電圧系回路部(12)および高電圧系回路部(1
    3)はそれぞれ異なるSOI層に形成され、各SOI層
    の基板領域が独立に前記低電圧系グランド端子(GND
    L)および高電圧系グランド端子(GNDH)として導
    出された構成としたことを特徴とする半導体装置の試験
    方法。
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