JP3519044B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3519044B2
JP3519044B2 JP2000180484A JP2000180484A JP3519044B2 JP 3519044 B2 JP3519044 B2 JP 3519044B2 JP 2000180484 A JP2000180484 A JP 2000180484A JP 2000180484 A JP2000180484 A JP 2000180484A JP 3519044 B2 JP3519044 B2 JP 3519044B2
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0812Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer regulating means, e.g. structure of doctor blade

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真により画
像形成を行う複写機・プリンタ・ファクシミリ等の画像
形成装置に適用される、特に、1成分現像剤を用いた現
像装置において、トナー層規制ブレードに固着したトナ
ーの除去に関するものである。
【0002】
【従来の技術】キャリアを用いない1成分現像装置は、
キャリアを用いない分、構造が簡単で小型化が可能であ
るばかりか、コスト及び保守の面でも利点を有し、特に
磁性トナーを用いない非磁性1成分トナーは磁石ロ―ラ
を用いないことから、小型、鮮明、安価な現像装置が得
られる。また、トナーが磁性体を含有しないことからカ
ラー化にも適している。この1成分現像装置は、その現
像方法により分類すると、感光体と接触しながら現像を
行う接触現像法と、感光体と非接触で現像を行う非接触
現像法とがあることが知られている。
【0003】一般的に、1成分現像方法は、トナーが磁
性・非磁性を問わず、また、接触方式・非接触方式を問
わず、現像剤担持体上に帯電した一成分トナーの薄層を
形成し、現像剤担持体の回転に伴って、この薄層を潜像
の形成された感光体と対向する現像位置へ搬送すること
により感光体の潜像を顕像化(現像)するものである。
この場合、現像剤担持体上に均一な帯電で均一な層厚の
トナー薄層をいかに安定して形成するかが良好な画像を
得るためには重要になってくる。
【0004】一般的に、この現像剤担持体上のトナー層
の帯電及び薄層形成は、所定圧力で現像剤担持体に押圧
されたトナー層規制ブレードにより行なわれる。このト
ナー層の帯電・薄層形成は、初期においては良好である
が、長期の使用によってトナー層規制ブレードヘのトナ
ー固着が生じ、良好なトナー層が形成できず、画像劣化
を招く場合がある。すなわち、トナー層規制ブレード
は、現像剤担持体に所定圧力で当接し続けることにな
り、摩擦熱やその圧力、或いは機内温度等の環境要因等
によって、トナー層規制ブレードの現像剤担持体と接触
する当接ニップ内やその近傍位置において、トナーがブ
レード表面に付着(固着)してしまう。
【0005】この固着物は、初期的には、表面に薄い膜
を張った様なわずかなものであり、画像形成上も特に問
題とはならないレベルであるが、使用を重ねるに従っ
て、成長していき、やがて画像に悪影響を及ぼすことに
なる。
【0006】すなわち、固着物は、トナー層規制ブレー
ドによるトナーの帯電性を悪化させたり、また、現像剤
担持体との間のトナーの流入開口を塞いでしまったり、
あるいは、現像剤担持体との接触表面に機械的な凹凸を
形成することとなり、全体的或いは局所的なトナー層厚
の低下や局所的なすり抜け(層厚増加)を招き、均一な
トナー層の形成ができなくなってしまう。その結果、画
像上で濃度の低下や、部分的な白筋、或いは、部分的な
黒筋(モノクロの場合)等が発生してしまう。
【0007】この問題点を解決するために、トナー層規
制ブレードのトナー固着物をクリーニングする方法が提
案されている。 例えば、特開平7−163440号公
報には、現像剤担持体とトナー層規制ブレードとの間に
スライド可能な固着トナー除去部材を設け、この除去部
材をスライドさせることでトナーの固着物を除去した
り、トナー層規制ブレードを現像剤担持体に沿つて上下
方向にスライド可能に構成し、トナー層規制ブレードを
上下にスライドすることで固着物の除去を図るようにし
たものが示されている。
【0008】その他に、特開平5−127509号公報
では、トナー層規制ブレードを移動駆動手段に固定し、
この移動駆動手段を駆動することで、トナー層規制ブレ
ードと現像ローラとの当接位置を変化させ、 トナー層
規制ブレードにて固着トナーが発生するのを防止するよ
うにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平7−
163440号公報のように、現像剤担持体とトナー層
規制ブレードとの間に除去部材を挟み、これをスライド
させることは、トナー層規制ブレードの表面を擦るとと
もに現像剤担持体の表面を擦り、両者を傷つけるおそれ
がある。
【0010】一般に、トナー層規制ブレードは現像剤担
持体に対して数十gf/cmから場合によっては数百g
f/cmの線圧で押圧されている。この間に、挿入した
除去部材をトナー層規制ブレードや現像剤担持体に傷を
付けないようにスライドさせることは容易ではない。上
記公報の実施形態では、除去部材の端部を精密に仕上げ
ているが、それには非常にコストがかかる。また、傷を
付けないためには、スライド移動においても引掛リな
く、面倒れのないように、真っ直ぐ移動させるようにす
ることが必要となる。
【0011】すなわち、上記公報記載の手法では、トナ
ー層規制ブレードの固着物は除去できるが、現像剤担持
体あるいはトナー層規制ブレードの表面に損傷を与え易
くコストもかかる。また、両者に接触させながら移動さ
せることは多かれ少なかれ傷を付ける可能性がある。
【0012】また、特開平5−127509号公報の場
合には、 トナー層規制ブレードを固定する移動駆動手
段の新設、及びこの移動駆動手段の制御等による大幅な
コストアップ、及び設置スペースが新たに必要となり、
既存の装置を流用するには限界がある。また、上記公報
の実施例に示されている方法によれば、トナー層規制ブ
レードと現像ローラの当接位置の変更時には、現像ロー
ラを擦りながらトナー層規制ブレードを移動するため、
現像ローラ及びトナー層規制ブレードに損傷を与える恐
れがあり好ましくない。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、クリーニング部材
を現像剤担持体とトナー層規制ブレードとの間に介在す
る手法に代えて、クリーニング部材をトナー層規制ブレ
ードの現像剤担持体との接触面と反対側の面に配置し、
これをトナー層規制ブレードに対して摺擦移動自在とす
る構成を採用すれば、クリーニング部材の摺擦によりト
ナー層規制ブレードの表面や現像剤担持体の規制部材当
接面に傷を付ける危険性が低くなり、トナー層規制ブレ
ードのトナー固着物を除去または固着物の発生を防止で
きることを見出した。
【0014】トナー層規制ブレードにおいて、トナーの
停留が続けば、同一のトナー群がストレスを受け続ける
ことになり、やがて、変性し、固着へ繋がるが、これを
ブレードの現像剤担持体側からではなく、ブレードの背
面からブレードエッジ部をクリーニング部材で摺接した
場合であっても、ブレードエッジ近傍に停留するトナー
を除去し停留状態を解消できる。
【0015】つまり、停留により同じトナーがストレス
を受け続ける状態を解消でき、結果として、固着物の発
生または成長を遅らせることができる。また、既に固着
物の成長が進みブレードエッジから突出するまでに固着
物が成長している場合でも、これを背面から見える部分
を除去していくことで、固着物は当接面側(現像剤担持
体側)と一体となっているため、当接面側の固着物も含
めて固着物全体を除去することができる。
【0016】すなわち、固着物が既にできてしまってい
る場合には、固着の最も強固な当接ニップ位置直近を強
い力で擦らずとも、固着物としては一体ではあり、その
部分においてはブレード表面との接着力が低い。従っ
て、ニップから少し離れた部分あるいはブレード先端
(エッジ)から突出した部分を、ブレードの押圧方向の
力とは異なる方向の力で除去していくことにもなり、低
い力で固着物を除去することができる。その結果、ブレ
ードの固着物に起因する白スジや黒スジ、濃度低下を解
消・防止することができる。
【0017】また、このクリーニング部材によるブレー
ド背面摺接方式は、現像剤担持体とブレードの間にクリ
ーニング部材を挟む介在方式に比べて、上述のごとく、
ブレード当接面や現像剤担持体の傷の発生を防止できる
ばかりか、ブレードの現像剤担持体への押圧に逆らった
力は必要なく、低いエネルギーで摺接移動が可能とな
る。
【0018】クリーニング部材の摺擦移動方向は、ブレ
ード固定端(支持端)側から自由端(当接端)側へ移動
させる幅方向移動方式と、ブレードの長手方向に摺擦移
動させる長手方向移動方式のいずれをも採用可能であ
る。以下、クリーニング部材の構成について、ブレード
幅方向移動方式とブレード長手方向移動方式に分けて説
明する。
【0019】まず、ブレード幅方向移動方式の場合、摺
動方向をブレード固定端(支持端)側から自由端(当接
端)側へすることにより、固着物あるいは付着物を空間
のある開放された方向へ押し出す(或いは、引き出す)
ことができ、効果的に固着物あるいは付着物を除去する
ことができる。また、ブレードの当接方向がリーディン
グ方向である場合には、通常の現像剤担持体の回転によ
り上流から流入してくるトナーにより固着物或いは停留
トナーが受ける圧力の方向と正反対の方向に力が加わる
のでより効果的に除去することができる。
【0020】クリーニング部材の長手方向の寸法は、特
に限定されるものではなく、短冊状の構成や、クリーニ
ング部材の長手方向の長さをブレードと略同一とする構
成が例示できる。短冊状の場合、ブレードの長手方向に
も移動しなければならないが、クリーニング部材をブレ
ードの長さと略同一とする構成を採用すれば、ブレード
の長手方向の全体を同一の動作で効率よくクリーニング
でき、1回(あるいは数回)の少ない上下運動(幅方向
運動)でクリーニングすることができる点で好適であ
る。
【0021】クリーニング部材の形状は、特に限定され
るものではないが、シート状、特に薄板シート状のもの
を採用すれば、非常に簡単に構成できると共にシート状
部材のエッジ部で固着物をより効率良く削ぎ落とすこと
ができる。
【0022】クリーニング部材の長手方向の両端部は、
直線状あるいは曲線状のいずれであってもよいが、その
稜線部(直線状の場合は辺)がクリーニング部材移動方
向(ブレードの固定端側から自由端側への移動方向)と
平行ではなく、傾斜した状態にすれば、クリーニング部
材の移動の際に稜線部が現像剤担持体あるいはブレード
裏面の表面の同一箇所を摺接するのを防止でき、この摺
接による現像ローラ表面或いはブレードエッジ部の損傷
を防止できる。
【0023】また、クリーニング部材の長手方向に直交
する突出方向の幅を変えれば、シート状クリーニング部
材のエッジの稜線方向は摺接移動方向(ブレードの固定
端側から自由端側への移動方向)に対して傾きを持たせ
ることができる。これにより、固着物にクリーニング部
材のエッジの1点(或いは複数点)だけが当接し、クリ
ーニングの加力をその点に集中させることができると共
に、クリーニング部材の移動方向とは異なる方向成分の
力を加えることができ、より効果的に除去することがで
きる。つまり、固着物は互いに繋がっており、全体に一
度に除去の力を加えるのではなく、部分的に集中した力
を加えることでその部分の付着物の除去効果を高くする
ことができる。
【0024】このクリーニング部材のエッジ部とブレー
ド先端部の当接位置(クリーニング部位)はクリーニン
グ部材の移動に伴い順次移動するので、順次、付着物を
除去していくことができる。また、このクリーニング部
位は除去の済んだ側から未除去の方へ移動するので、未
除去部分に対し、除去の済んだ側からの力を加えること
ができ、固着物を効率的に除去することができる。
【0025】この場合、クリーニング部材の突出方向の
幅を左右対称(ここで「左右」とはクリーニング部材の
長手方向をいう)とすることで、クリーニング部材が摺
接クリーニング時に受ける力も左右対称となり、クリー
ニング部材の撓みや歪みを防止でき、あるいは抑制する
ことができる。従って、クリーニング部材として、薄く
また柔らかいシート状のものも使用可能であり、現像剤
担持体やブレードのクリーニング部材による損傷の危険
性をさらに下げることができる。
【0026】また、クリーニング部材の長手方向の長さ
がブレードと略同一の場合には、現像剤担持体の軸方向
に対して、左右対称の除去となり、クリーニング部材の
形状やたわみ等に起因する除去不良による画像不良が生
じたとしても左右対称となり目立ちにくくすることがで
きる。
【0027】さらに、クリーニング部材の突出方向の幅
の変化を直線的にすれば、部分的、かつ順次に固着物を
除去できると共に、幅の変化が直線的であることによ
り、何れの部分においても、同一方向(水平、垂直各成
分)の力を加えることができ、固着物の除去むらをなく
すことができる。
【0028】クリーニング部材の構成としては、トナー
層規制ブレードと摺擦して固着物を除去可能なものなら
ば特に限定されないが、弾性を有する薄板状の支持体に
軟弾性部材やブラシ部材からなるクリーニング部材を取
付けた構成を採用すれば、押圧方向に十分な力を面で加
えることができると共に、現像剤担持体に対して傷を付
ける心配も皆無になる。
【0029】次に、ブレード長手方向移動方式における
クリーニング部材の構成について説明する。長手方向移
動方式の場合、クリーニング部材を幅方向に移動させな
いため、クリーニング部材の幅方向長さは、少なくとも
ブレードの自由端に接する長さが必要であるが、長手方
向においてブレードの長手方向の長さと同一である必要
がなく、短冊状の部材を用いればよい。
【0030】このクリーニング部材の厚みは、特に限定
されるものではなく、上記幅方向移動方式と同様にシー
ト状のものや、弾性を有する薄板状の支持体に軟弾性部
材やブラシ部材を取付けた構成のものが採用可能であ
る。
【0031】長手方向移動方式の場合、特に、クリーニ
ング部材の長手方向両縁部にブレード摺擦部として機能
するが、その断面形状は、ストレートカットで形成され
ていても固着物除去効果が得られるが、両端部で移動方
向側に向かう傾斜を設けると、固着物の除去効果が一層
促進される。傾斜の形成例としては、シート状のクリー
ニング部材を鈍角形状に折曲げあるいは湾曲させる構
成、さらには、ほぼ直角に折曲げる構成も例示できる。
【0032】この傾斜部の先端エッジ形状としては、先
端部を特に加工していない形状以外にも、エッジ部をト
ナー層厚規制ブレードとの接触角に合わせてカットした
ナイフエッジ形状、よリブレードとの接触面積を少なく
してブレードと点接触するナイフエッジ形状、さらに
は、移動方向で外側に向かうほど厚みを薄くした楔形の
エッジ形状が例示できる。上記いずれの場合も、固着物
の除去効果をより促進することができる。
【0033】また、クリーニング部材の両端部を凹凸形
状とすることでも、固着物の除去効果を促進することが
できる。この凸凹形状の形成例としては、鋸歯型形状、
波型状、或いは矩形波状等が例示できる。
【0034】さらに、両端エッジ部に平行する長穴をク
リーニング部材に設けてクリーニング部材の摺擦時にト
ナー層規制ブレードとクリーニング部材との間に介在す
るトナー等を長穴から排出して、よリ固着物除去効果を
促進することもできる。
【0035】上記クリーニング部材の長手方向の移動あ
るいは幅方向の移動は、手動又は各種駆動機構のいずれ
をも採用可能である。また、駆動機構による場合には、
画像形成装置の各種動作に合わせて行うことも可能であ
る。そのクリーニング部材の動作実行は、種々のタイミ
ングで行うことができるが、例えば、画像形成印字枚
数、運転時間、及び現像剤担持体の回転数のうち少なく
とも1つを計数可能な計数手段を具備した画像形成装置
においては、計数手段による計数値が所定値に達したと
きに、クリーニング動作を実行するように制御すること
が好適である。
【0036】このようにトナー層規制ブレードのクリー
ニングを定期的に行うことで、長期にわたり固着物の除
去、及び成長の防止、あるいは固着物自体の生成の防止
を図ることができ、長期にわたり、トナー層規制ブレー
ドヘのトナー固着に伴う、白すじや或いは濃度の高いす
じ(黒スジ)のない画像、あるいは濃度低下のない画像
を得ることができる。
【0037】また、電源投入時、所定印字枚数到達時、
所定時間到達時、省エネモードからの復帰時のいずれか
1以上の動作時に、最適な印字画像が得られるように画
像調整を実施し、画像形成プロセス条件等を制御する制
御部を備えた画像形成装置に適用される現像装置であっ
ては、制御部において、画像調整を行う前又は同時にク
リーニング動作を行うようクリーニング部材を制御すれ
ば、トナー層規制ブレードヘのトナー固着による画像劣
化を取り除いた画像調整を行うことができ、より良好な
画像を得ることができる。また、画像調整のタイミング
で定期的にトナー層規制ブレードのクリーニングを行え
るので、長期にわたり、良好な画像を維持することが可
能である。
【0038】また、現像槽内へ新たなトナーを補給する
ためのトナー収容容器の交換時に、クリーニング部材を
動作させてトナー層規制ブレードの先端をクリーニング
するようにすれば、ほぼ定期的にクリーニングを行うこ
とができる。また、ストレスのかかっていないフレッシ
ュなトナーを補給する際にブレードを清掃するのは、ブ
レードでの帯電性の回復等にも有効である。また、トナ
ー補給時は、即ち、現像槽内のトナーをほぼ使い切った
トナー切れ間近の時点であり、現像槽内のトナー量も比
較的少ない状態(目一杯トナーが詰っていない状態)で
あり、クリーニング部材のクリーニング動作を支障無く
行うことができ、ブレード先端付着物を効果的に除去で
きる。
【0039】このクリーニング部材を新たなトナーを補
給するためのトナー補給容器に一体的に取付け、トナー
補給容器の装着時にクリーニングを行うことで、トナー
容器交換のタイミングで確実かつ、ほぼ定期的なクリー
ニングを行うことができる。また、トナー補給容器にク
リーニング部材を設ければ、現像槽側にクリーニング部
材を設ける必要が無く、現像槽側を特別な構成にする必
要が無くなる。
【0040】現像装置におけるクリーニング部材の配置
としては、装置内の攪拌部材に取付け、クリーニング部
材を攪拌部材の攪拌動作に従ってトナー層規制ブレード
の先端クリーニングを行うようにすれば、クリーニング
部材をミキシング部材と兼用することができ、常にミキ
シングのタイミングでブレード(背面)をクリーニング
できる。また、クリーニングにより除去されたトナー凝
集物あるいは固着物は、そのまま現像槽内に攪拌分散す
ることができ、固着物であつても、再度ブレード当接部
へ流入する確率を低めることもできる。
【0041】なお、上記トナー層規制ブレード及びクリ
ーニング部材は各種トナーを用いた現像装置に適用可能
であるが、特に、非磁性1成分トナー現像方式の現像装
置に適用すれば好適である。
【0042】
【発明の実施の形態】[現像装置の概略構成]図1に本
発明を適用される一成分現像装置の一般的な構成例を示
す概略図である。図示のごとく、現像装置のトナータン
ク(以下、「ホッパ」と略記する)に収められたトナー
は、アジテータ若しくはスクリューによって現像剤担持
体(以下、「現像ローラ」と略記する)100近傍に搬
送される。
【0043】現像ロ―ラ100には、 トナー供給ロ一
ラ200が圧接触されており、 トナー供給ローラ20
0の回転方向としては現像ローラ100と同方向、すな
わち、現像ローラ100との対向部における両ローラの
表面の移動方向が互いに逆方向になるようにしている。
【0044】トナー供給ロ―ラ200には、バイアス電
源210から電圧が印加されていて、その電圧は、電気
的にトナーを現像ローラ100の方へ押す方向、例え
ば、負極性トナーであれば、より負極側に大きなバイア
ス電圧となっている。トナー供給ローラ200によって
摩擦接触帯電されるとともにバイアス電圧によって現像
ローラ100に供給されたトナーは、現像ローラ100
の回転動作によってトナー層規制ブレード(以下、「ブ
レード」と略記する場合もある)300が当接する位置
に搬送される。ブレード300は、板状の金属材で作ら
れており、その先端若しくは先端近傍のブレード腹部が
現像ローラ100に押圧されており、所定の設定圧力や
設定位置によって、現像ローラ100上のトナーは所定
の帯電電荷量と厚みに規制されて現像領域(静電潜像の
形成された感光体51との対向部)に搬送され現像工程
に入っていく。
【0045】現像工程で使用されなかった現像ローラ1
00上の未現像トナーは、現像ローラ100の回転によ
って現像装置に戻っていくが、現像領域後トナー供給ロ
ーラ200の手前に設置された現像ローラ100上トナ
ーの電荷除電装置(手段)400によって帯電電荷が除
去され、トナー供給ローラ200入口の圧接によってホ
ッパ内に剥離回収されて再利用される。
【0046】本発明の適用される現像装畳の一実施形態
の機器構成と諸条件をより具体的に表1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】感光体51は、導電性基材が接地され、表
面電位が−550Vに帯電された直径D3=30mmの
負帯電ドラムであって、図1の矢印方向に周速Va=1
50mm/sで回転している。
【0049】現像ローラ100は、円筒状部材の表面
に、カーボンブラックなどの導電化剤が添加され、体積
抵抗率が約106Ωcm、JIS−A硬度が60〜70
度の導電性ウレタンゴムからなる直径Db=20mmの
導電性弾性ローラであって、図1の失印方向に周速Vb
=225mm/sで回転している。この現像ローラ10
0には、直径Ds=10mmの導電性支持体(ステンレ
ス、導電性樹脂など)のシャフトを介して現像バイアス
電源110によりE1=−300Vの電圧が印加されて
いる。現像ローラ100は、現像ニップ幅が約1.5m
mになるように感光体ドラム51にトナー層を介して接
触している。
【0050】トナー供給ローラ200は、トナー攪拌と
現像後のトナー除去を兼ねた体積抵抗率約105Ωc
m、セル密度が約3個/mmの導電性ウレタンフォーム
からなり、その直径が16mmに設定されたものであっ
て、現像ローラ100と接触深さ0.5〜1mmで接触
し、矢印方向に周速Vc=133mm/sで回転してい
る。このトナー供給ローラ200には、導電性支持体
(ステンレス、導電性樹脂など)のシャフトを介して供
給バイアス電源210によりE2=−400Vの電圧が
印加されている。
【0051】この供給ローラ200により負に予備帯電
され、現像ローラ100の表面に移行した非磁性1成分
トナーは、現像ローラ100の回動によリトナー層規制
ブレード300が当接する位置へ搬送される。
【0052】トナー層規制ブレード300は、厚み0.
1mmの導電性(ステンレス、リン青銅、導電性樹脂な
ど)板状部材で、現像ローラ100の回転方向上流側に
自由端を有する片持ち板バネ構造となっており、現像ロ
ーラに線圧約15〜30gf/cmで当接している。ト
ナー層規制ブレード300には、バイアス電源390に
よりE3=−400Vの電圧が印加されている。
【0053】現像ローラ100上のトナー層は、トナー
層規制ブレード300により、 トナー付着量が約0.
6〜0.8mg/cm2 、トナー帯電量が約−10〜
−15μC/gに規制された後、現像ローラ100の回
動により感光体51と接触対向する現像領域へと搬送さ
れ、接触反転現像を行うようになっている。
【0054】トナー電荷除去手段400は、現像ローラ
100下方からのトナーのもれを防止するためのシール
であると同時に、現像後の現像ローラ100上の未現像
のトナーの帯電を除去するためのものである。このトナ
ー電荷除去手段400は、厚み0.2mmの導電性フィ
ルムから構成されており、現像ローラ100と同電位も
しくはトナー帯電除去手段用バイアス電源410によ
り、現像ローラに対して+50V程度以上の高い電位に
設定し、その導電性の面を現像ローラ100に当接させ
ている。
【0055】トナー帯電除去手段400は、アルミ蒸着
フィルム等の導電性部材でもよく、さらに、 トナー帯
電の除去の必要が無く、下方のシールのためだけの場合
にはマイラーフィルム等であってもよく、この場合には
トナー帯電除去手段用バイアス電源410は必要ない。
【0056】使用されるトナーは、一般に高抵抗トナー
と言われるもので、電気抵抗がペレットにしたトナーの
場合、約1010Ω・cm程度で、ベースレジンにポリエ
ステル樹脂若しくはスチレン−アクリル共重合体80〜
90重量部に、カーボンブラックを4〜10重量部程度
を混入混練し、帯電制御剤(CCA)を0〜5重量部、
加硫制御剤(微少量)を適量配含し、粉砕工程の後に外
添剤としてシリカなどを0 2〜2重量部程度を混合し
てなるものである。
【0057】次に、本発明の実施形態を図面を参照しな
がら説明する。 [第1の実施形態]図2は第1の実施形態を示す現像装
置の概略断面図、図3はトナー層規制ブレードの裏面方
向からみた概略図である。
【0058】本実施形態は、クリーニング部をブレード
300の固定端から自由端側に摺擦移動する幅方向移動
方式に関するもので、図示のごとく、クリーニング部7
00は、厚さ0. 2mm、1辺が数十mm程度の長方
形のPET(ポリエチレンテレフタレート)マイラーか
らなるクリーニング部材701が、十分な剛性のある厚
さ1mmの樹脂製の支持体702におけるブレード側の
面に、その先端を突出するように貼り付けられたもの
で、支持体702の上部には取っ手703が設けられて
いる。
【0059】このクリーニング部700は、現像槽1に
形成された縦方向のスリット730を通して現像槽内部
に挿入されており、取っ手703を上下することで上下
に移動させることができるようになっており、傾斜して
配置されたトナー層規制ブレード300の背面部分に摺
接できるようになっている。
【0060】次に、クリーニング部700の動作につい
て説明する。クリーニング部700を下げていくと、そ
の先端部700aは、やがてブレード300の裏面に突
き当たる。さらに下がると、自らの弾性によリブレード
300の裏面に沿つて摺動しながら下がっていく。さら
には、ブレード300の現像剤担持体100との当接位
置直近でもある、ブレード先端部300aを越えて下が
る。
【0061】このとき、クリーニング部700の先端7
00aは、ブレードエッジ部300aをブレード支持端
側から削ぎ落とすようにクリーニングする。このクリー
ニング動作を順次ブレード長手方向全体にわたり実施
し、ブレード全体をクリーニングする。
【0062】現像剤担持体100の回動方向の上流で、
トナー供給ローラ200により供給されたトナーは、ブ
レードエッジ部分で層厚規制され、余分なトナーは現像
槽内へ戻つていく。ブレードエッジ部には、経時の使用
により、トナーが付着しており、この付着トナーは順次
入れ替われば問題無いが、長期にわたり同一トナーが停
留する場合が生じる。一旦停留したトナーはなかなか入
れ替わりが起きず、いつまでも停留したままとなりやす
い。この停留トナーは、上流から次々とブレードにより
規制を受けるトナーが流入してくるので、 トナーの粉
圧を受け続けており、かなり押し固まった状態で付着し
ている。逆に、押し固まってしまうと入れ替わりが生じ
なくなる。
【0063】そこで、クリーニング部700の下降動作
により、これを除去し、再び他のトナーの中へ戻すよう
にする。この際、除去したトナーはかなり押し固まった
ものであり、ブレード当接面側に付着し、同様に押し詰
まったトナーとも一体となっているが、ブレードエッジ
裏面を摺接し、ブレード裏面側のトナー付着物を除去し
ていくことで、当接面側のトナーも一体となって除去す
ることができるようになる。
【0064】このとき、停留トナーの押し詰まりがそれ
ほど強固でもなく、従つて、ブレード当接面側付着物と
の一体性が得られず、ブレード裏面の付着トナーだけが
除去されて、当接面側の付着物が除去できなかったとし
ても、押し詰まりが低いので、即画像劣化には繋がるレ
ベルではなく、次回のクリーニングで除去できれば問題
無い。
【0065】一方、ブレード当接面に単にトナーが押し
固まっただけではなく、熱や圧力等により変成して強固
に付着している固着物が発生し、成長してしまっている
場合も生じる。この場合においては、ブレードエッジ部
から突出す形で固着物は成長しており、ブレードエッジ
裏面からも固着物の一部が見えている(実際には固着し
ていないトナ上に埋もれているので直接見える分けでは
ない)。これをクリーニング部700によリブレード裏
面から除去すれば、一体となっている固着物全体を除去
することができる。
【0066】特に、本実施形態の場合には、ブレード3
00はリーディング方向の構成であり、前記固着物は通
常、現像剤担持体の回動方向により上流側からの圧力を
受け続けている。これを下流から上流へ向かう方向でク
リーニング部材を摺接移動させるので、固着物全体が一
体で除去され易い。勿論、トレーリング構成の場合であ
っても固着物の一体除去の効果は得られる。
【0067】このように、固着が進行した場合でもクリ
ーニングの効果は得られるが、好ましくは、固着が進行
する前に、停留トナーを除去し、固着の発生自体を遅ら
せるほうがよい。
【0068】表2に本実施形態のクリーニング方法によ
リクリーニングを実施した場合、クリーニングを一切し
ない場合、及び、本実施形態と同一のクリーニング部材
を現像ローラ100とトナー層規制ブレード300の間
に挿入し、現像ローラ軸方向へ往復させることによリク
リーニングを行った場合について、印字テストした結果
を示す。表中の単位「k」は印字枚数1000枚を表
し、「1k毎」とは、印字枚数1000枚毎にクリーニ
ングした場合、「5k毎」とは5000枚毎にクリーニ
ングした場合を表し、これらの場合に、5k(5000
枚)、10k(10000枚)、15k(15000
枚)、20k(20000枚)において白抜けスジの発
生が見られるか否か、また、クリーニング前後(前/
後)において白スジが解消したか否かを示している。
【0069】
【表2】
【0070】表2に示すように、本実施形態を用いれ
ば、長期にわたり、白スジのない良好な画像を得られ
た。また、定期的にクリーニングを実施することが有効
である。今回、比較のために、同一のクリーニング部材
(厚さ0.2mm、幅20mmのPETフィルム)を現
像剤担持体とトナー層規制ブレードの当接側面の間には
さみ、現像剤担持体の軸方向に手動で一往復させるクリ
ーニング方法を実施した。
【0071】この方法では、現像剤担持体とこれに押圧
しているトナー層規制ブレードと間にクリーニング部材
を挟んでスライドさせるのは容易ではなかった。また、
クリーニング部材のスライドにより、どうしても現像剤
担持体の表面に損傷を与えてしまった。クリーニング頻
度を高めれば、 トナー固着による画像劣化は防げる
が、現像ローラの損傷確率が高くなってしまう。また、
マイラーからなるクリーニング部材を使用したためでも
あるが、固着が進行した状況では固着物を完全にクリー
ニングするのは困難であった。
【0072】一方、本実施形態の場合には、比較的容易
に摺接可能であり、ブレードの裏面を摺接することで固
着トナーの除去にも効果があった。また、現像ローラ表
面への損傷による画像汚れは発生しなかった。
【0073】本実施形態のクリーニング部材は、ブレー
ド長手方向の長さが、ブレードに比べ短いものを使用し
たが、これよりもさらに長いものを使用してもよい。こ
の場合には一度のクリーニング動作で、広い範囲をクリ
ーニングできるので、効率がよい。さらには、ブレード
の長さと略同一の長さにするのが良いのは言うまでもな
い。
【0074】また、本実施形態のクリーニング部材70
1は、厚さ0.2mmのPETマイラーを使用したが、
厚さ、材質等はこれに限るものではなく、ばね弾性(可
撓性)のあるものであれば、種々の厚さ、種々の材質が
使用可能である。例えば、ステンレスやリン青銅等の金
属でもよいし、ゴムあるいは樹脂などの可撓性材料を使
用してもよい。また、これらを組み合わせたもの、例え
ば、金属板の先端部にゴムを貼り付けたものであっても
よい。
【0075】クリーニング部材701の形状としては、
本実施形態では図4(a)のごとく長方形を用いたが、
図4(b)〜(f)に示すような異方形のものを使用し
てもよい。すなわち、同図(b)のごとく、自由端側中
央が突出した五角形、同図(c)のごとく自由端701
cの一端側が他端側よりも長く設定された四角形、同図
(d)のごとく自由端側の中央が円弧状に突出した形状
のもの、同図(e)のごとく、自由端側がジグザグ形状
のもの、さらには、同図(f)のごとく自由端側が波形
形状のもののいずれを採用してもよい。
【0076】この場合には、クリーニング部材701の
先端がブレードの先端に同時に当らないので、当ってい
る部分に加えている力を集中することができ、効率よく
付着物を除去できる。また、クリーニング部材の下降動
作によリブレードエッジと当っている部分は順次移動し
ていくので、付着物の除去も順に行われていく。この
際、付着物に対して除去の済んだ側から力がかかるので
付着物を除去しやすい。また、この場合も、ブレード長
手方向に長いものでもよいし、ブレードの長さと略同一
のものでも良いのは言うまでもない。
【0077】また、図5に示すように、クリーニング部
材701の長手方向の両端のエッジ部稜線701bはク
リーニング部材移動方向に対して傾きを持たせる構成が
好適である。このように構成することで、クリーニング
部材の上下移動の際に、前記エッジ部稜線が同一点を摺
接することが避けられ、現像ローラ及びブレードエッジ
部へ損傷を与えることを回避できる。
【0078】一方、トナー層規制ブレード300の先端
形状としては、図6(a)に示すように先端部を特に加
工していないものを始めとして、同図(b)〜(e)に
示したような先端部に傾斜部301を設けたブレード3
00であれば本クリーニング方法は有効である。すなわ
ち、直線状の傾斜部(同図(b))、円弧状の傾斜部
(同図(c))、外側に折曲された傾斜部(同図
(d))、外側に湾曲した傾斜部(同図(e)など、種
々の形状が採用可能である。このような板状の層厚規制
ブレード300をその先端エッジもしくはエッジ近傍で
現像ローラ表面に当接する構成において、本実施形態の
クリーニング部材を使用すれば有効に固着トナーの除去
が可能となる。
【0079】[第2の実施形態]図7(a)〜(d)
は、クリーニング部材701の他の実施形状を示す概略
図である。これらのクリーニング部材701の長さはブ
レード300の長手方向の長さと略同一の長さであつ
て、突出し方向の幅が現像ローラ軸方向に左右対称にな
るようにされている。本実施形態のクリーニング部材7
01の形状は、図5の両端エッジ部稜線に傾斜部701
bを備え、自由端701cが図4の(a)(b)(d)
(f)に対応した形状とされたものである。
【0080】上記構成により、ブレード300のクリー
ニング効果も左右対称となる。また、クリーニング部材
701がブレードエッジ部との摺接により受ける力も軸
方向に対象となるため、この力による歪を相殺して抑え
ることができ、良好に摺接、クリーニングできる。ま
た、クリーニング効果も左右対称であり、万―、クリー
ニングむらが生じても、画像上では目立ちにくい。
【0081】[第3の実施形態]図8はクリーニング部
700の第3の実施形態を示す概略図である。クリーニ
ング部700は、厚さ0. 2mmで長さはブレード長
手方向と略同一のマイラーシート701を先端に貼り付
けた樹脂製の第1支持体702から構成されており、第
1支持体702は現像槽1に設けられたスリット730
を通して現像槽外部の第2支持体710に取付けられて
いる。
【0082】第2支持体710の両端はブレードの長さ
方向に延設され、その延設部が図9に示すように現像槽
の両サイドのリンク機構720により支持され、図示し
ない駆動手段により回動するカム721にリンクしてい
る。
【0083】リンク機構720は、中央部を支点720
dとして回動する直杆状のリンク720aと、このリン
クの一端側に形成され第2支持体710の延設部を嵌合
する長穴720bと、リンクの他端側に連結されリンク
720を上方に付勢するばね720cを備え、リンク7
20aの他端側にカム721のカム面に接触している。
【0084】上記カム721及びリンク機構720を使
用したクリーニング部700の移動機構においては、カ
ムの回動により、クリーニング部701は上下運動す
る。クリーニング部材701がカム機構及びリンク機構
の動作により下ってていくと、クリーニング部材701
の先端部700aは、やがてブレードの裏面に突き当た
る。さらに下がると自らの弾性(可撓性)によリブレー
ド300裏面に沿いながら下がっていく。さらに、ブレ
ード300の現像剤担持体100との当接位置直近でも
ある、ブレード先端部700aを越えて下がる。
【0085】このとき、クリーニング部材701の先端
700aは、ブレードエッジ部300aをブレード支持
端側から削ぎ落とすようにクリーニングされる。クリー
ニング部材701は、通常、カム720aの位置により
十分上方に待避した位置にいる。
【0086】[第4の実施形態]図10は、本発明のク
リーニング部の他の実施形態を示す概略図である。クリ
ーニング部700は、図10(a)に示すように、金
属、樹脂等のばね弾性のある支持体702に、フェルト
等のパッド状のクリーニング部材701を固着したもの
である。このクリーニング部700は、第1の実施形態
や第2の実施形態における現像装置に適用される。
【0087】支持体702は現像槽1に設けたスリット
730を介して、現像槽内部へ伸びており、先端に取付
けたパッド状のクリーニング部材701は、ブレード先
端部を裏面から押圧する。手動操作または、カム機構等
の駆動機構により、クリーニング部材を摺動させ、ブレ
ード当接端部の付着物の除去を行う。
【0088】クリーニング部700は、現像槽の所定位
置で取外し可能に構成してもよいし、現像槽の端部にお
いてブレード端部への圧接を解除する方向および非画像
領域に待避する構成でもよい。
【0089】上記パッド状のクリーニング部材701の
代わりに、図10(b)に示すようなブラシ状の部材に
してもよい。ブラシの材質は、ナイロン、レーヨン等化
学繊維が使用可能である。径は0.1〜0.5mm程度
が好適である。また、フェルトパッド701の代わり
に、ウレタンゴムやシリコンゴム等のゴム板部材でもよ
い。
【0090】[第5の実施形態]図11は第5の実施形
態を示す現像装置の概略図である。この現像装置は、現
像槽1内のトナー残量が減少した場合に、新しい卜ナー
の入ったトナー収容容器750を上方から装着し、 ト
ナー収容容器の下部シール760を引抜いて取り除くこ
とにより新しいトナーを補給するタイプの現像装置であ
る。
【0091】このトナー収容容器750には、厚さ0.
2mmのPETシートからなるクリーニング部材70
0が下方へ突出している。 トナー収容容器750を上
方から現像槽1へ装着する際にクリーニング部材700
が、ブレード300の裏面に沿って入って行き、ブレー
ド裏面を摺接クリーニングしながら、ブレード先端より
さらに下方まで到達するようになっている。
【0092】クリーニング部700は、トナー収容容器
750の下面開口をシールする下方シール部材760と
一体となっており、シール部材760を引抜くときに一
緒に引抜かれ、新しいトナーが補給される。
【0093】[第6の実施形態]図12は第6の実施形
態を示す現像装置の概略断面図である。現像槽1内のト
ナーは攪拌羽根800の回転により、定期的あるいは不
定期的に攪拌されている。そこで、厚さ0.5mmのウ
レタンゴムからなるクリーニング部材701は攪拌羽根
800の先端部に取り付けられており、攪拌羽根800
の回転に伴ってブレード先端部に摺擦しクリーニングす
るようになっている。
【0094】攪拌羽根800に取り付けることにより、
簡単な構成で、ブレードをクリーニングすることができ
る。また、攪拌のタイミングでクリーニングしていくの
で、比較的短い周期でクリーニングを行うことができ、
固着物の発生を未然に防ぐことができる。
【0095】なお、本例のクリーニング部材701で
は、厚さ0.5mmのウレタンゴムを使用したが、厚
さ、材質などはこれに限ったものではなく、適宜効果の
あるものを用いることができる。
【0096】[第7の実施形態]図13は第7の実施形
態を示す現像装置の概略断面図、図14はそのトナー層
規制ブレードの裏面からみた概略斜視図である。本実施
形態は、上記第1〜第6実施形態と異なり、ブレードの
長さ方向に摺擦移動してクリーニングする長手方向移動
方式に関するものである。
【0097】クリーニング部700は、厚さ0.2m
m、1辺が数十mm程度の長方形のPETマイラーから
なるクリーニング部材701を十分な剛性のある厚さ1
mm程度の樹脂製の支持部材702に、その先端がブレ
ード300の自由端からブレード外方向に突出するよう
に貼り付けたもので、支持部材702の上部には取っ手
703が設けられている。
【0098】このクリーニング部700は、現像槽1に
設けられたスリット730を通して、現像槽1内部に挿
入されており、取っ手703を介して長手方向にスライ
ド可能な構成とされている。その駆動機構としては、両
端プーリ間に掛巻されたタイミングベルトをモータによ
り往復動させる構成や、シリンダ等によって往復動させ
る構成、さらにはこれらにクリーニング部材701を振
動させる公知構造の振動発生源を付加した構成等が採用
可能である。
【0099】上記構成においては、クリーニング部材7
01がトナー層規制ブレード300の先端部300aを
裏面側より摺擦することとなり、これは現像ローラ10
0への損傷は勿論のこと、トナー層規制ブレード300
の表面へも損傷を与えることがなくなり、安全に、かつ
トナー層規制ブレード300上の固着トナーの除去を行
うことができる。しかも、クリーニング部700は、図
13及び図14のごとく、実際に固着トナーを剥ぎ取る
箇所を、薄いクリーニング部材701とすることで、固
着トナーの剥ぎ取り効率を高めることができる。ここ
で、トナー層規制ブレード300の裏・表面とは、現像
ローラ100に対向する面が、表であることを前提とし
ている。
【0100】なお、本実施形態では、クリーニング部7
00を、薄い板状のクリーニング部材701に支持部材
702や取っ手703の二部材を貼り付けることで構成
しているが、ブレードの長手方向へのスライド動作によ
る剛性を確保したした上で、クリーニング部材701と
支持部材702、及び取っ手703を一部材として構成
することもでき、この場合、部品点数を削減でき、安価
に実現することができる。
【0101】表2に、本実施形態のクリーニング方法に
よリクリーニングを実施した場合と、クリーニングを一
切しない場合、及び本実施形態と同一のマイラー部材を
現像ローラ100とトナー層規制ブレード300の間に
挿入し、現像ローラ100の軸方向へ往復動させること
によリクリーニングを行った場合について、印字テスト
を行った結果を示す。本実施形態の場合、第1の実施形
態と同様の結果となり、長期にわたり、白スジのない良
好な画像を得られた。
【0102】[第8の実施形態]図15〜図21はクリ
ーニング部材701のその他の形状を示す図である。ま
ず、図15〜図17は支持部材702の下端部に貼り付
けるクリーニング部材701の長手方向両端部に傾斜部
705を設けた例であり、図中、斜線部は貼り付け部を
示す。
【0103】クリーニング部材701の断面形状は、図
14に示すように、ストレートカット形状に形成されて
いても、固着物の除去効果が得られるが、ブレード長手
方向両端部に移動方向側に向かう傾斜を設けて、その両
端縁をブレード300の背面に摺擦するように構成すれ
ば、固着物の除去効果が一層促進される。
【0104】傾斜の形成例としては、図15のごとく、
シート状のクリーニング部材701の長手方向両端部を
鈍角形状に折り曲げて傾斜部705を形成する構成や、
図16のごとく湾曲させたR形状の傾斜部705を形成
する構成が採用できる。さらに、図20及び図21
(a)のごとく、両端部をほぼ直角に折曲げて傾斜部
(折曲部)705を形成する構成も採用できる。
【0105】このような構成によれば、クリーニング部
材701の強度・剛性の向上に伴って、固着物の除去効
果を促進することができる。なお、本実施形態の「傾斜
部」は、図20のごとく、直角に折り曲げた場合も含む
概念である。
【0106】この傾斜部705の先端エッジ形状として
は、先端部を特に加工していない形状以外にも、図17
(a)のごとく、エッジ部706をトナー層規制ブレー
ド300との接触角に合わせてカットしたナイフエッジ
形状、あるいは同図(b)のごとく、よリブレードとの
接触面積を少なくしてトナー層規制プレード300と点
接触させるナイフエッジ形状とするのが好適である。さ
らに、クリーニング部材701の直角曲げの場合は、図
17(c)のごとく、移動方向で外側に先端が徐々に薄
くなる楔形のエッジ部706を形成する構成が採用可能
である。上記いずれの場合も、固着物の除去効果をより
促進することができる。
【0107】図18は薄板シート状のクリーニング部材
701の両端部に凹凸部707を形成した場合の斜視図
であり、このような凹凸部707を形成することでも、
固着物の除去効果を促進することができる。
【0108】ここで、凸凹部707の形状としては、薄
板シート状のクリーニング部材707の往復移動方向の
両端エッジ部を、図18(a)のごとく鋸歯型形状とす
る場合、同図(b)のごとく波型状とする場合、或いは
同図(c)のごとく矩形波状等とする場合を意味する。
【0109】図19(a)は図18に示す凹凸部707
の構成に加えて、両端エッジ部に平行する複数の長穴7
08をクリーニング部材701中に設けた例を、同図
(b)は長穴の長辺側に凸凹部707aを形成した例を
夫々示す。
【0110】いずれの実施形態においても、クリーニン
グ部材701中に長穴708を設けることで、クリーニ
ング部材701をスライド中に、トナー層規制ブレード
300とクリーニング部材701との間に介在するトナ
ー等がこの長穴708から排出され、よリトナー層規制
ブレード300上の固着物の除去効果を促進することが
できる。
【0111】図20及び図21はクリーニング部材70
1の断面形状に傾斜を設けた場合の斜視図である。クリ
ーニング部材701の両端部に傾斜部705を設けた場
合には、上記薄板シート状のクリーニング部材701の
場合と異なり、そのままの形状では長穴708を設けて
も殆ど効果が得られない。
【0112】長穴708による固着物除去効果を発揮さ
せるには、図20及び図21のごとく、長穴708の長
辺側のエッジ部を折り返して折り返し部709を形成す
ることにより、この問題を解消することができる。この
場合、同図(b)のごとく、長穴708の折り返し部分
709の先端にも凸凹部707aを形成すれば、さらに
固着物の除去効果を促進することができる。
【0113】[第9の実施形態]図22は第9の実施形
態におけるクリーニング部材の動作を示す概略フローチ
ャートであり、クリーニングの実施時期に関するもので
ある。
【0114】本現像装置は、印字枚数を計数する計数手
段を持った画像形成装置に適用されており、計数手段に
よる計数値が所定値に達したときにクリーニング動作を
行うよう制御されるものである。
【0115】クリーニング動作は、ブレード幅方向移動
方式の場合は、ブレード幅方向移動及びブレード長手方
向移動の両方を含み、ブレード長手方向移動方式の場合
はブレード長手方向移動を意味する。幅方向移動方式の
使用するクリーニング部移動機構は、第3の実施形態に
おけるカム721及びリンク機構720を使用した機
構、あるいはシリンダ等による移動機構、又はモータに
よるタイミングベルトの移動機構を採用すればよい。長
手方向移動方式は、シリンダ等による移動機構、あるい
はモータによるタイミングベルトの移動機構等を採用す
ればよい。いずれの場合も取っ手703などが図示しな
い関連部材と連結され、クリーニング部材起動信号を制
御部から受信することで、トナー層記載ブレード300
のクリーニングを行うようになっている。
【0116】クリーニング動作を制御する制御部は、C
PU、ROM、RAMなどを備えたマイクロコンピュー
タから構成され、クリーニング動作の要おなるデータ
(クリーニング制御用印字枚数カウンタ)を書き換え可
能な記憶装置(例えば、EEPROMなどの電気的に書
き換え可能なメモリ)や、印字枚数を計数する計数手段
を備えており、これらの信号を入力して演算し、所定の
クリーニング動作を実行するようになっている。
【0117】上記構成において、図22のごとく、画像
形成装置において、READY状態からコピーランプの点灯
により(step1)、印字工程に入り、その印字動作が終
了すると(step2)、前回のクリーニング以後の印字枚
数、すなわちクリーニング制御用印字枚数カウンタの数
値を1加算する(step3)。次に、そのカウンタの数値
が予め決められた所定の枚数に到達したか否かを比較判
断する(step4)。その結果、所定枚数に到達したこと
を判断すると、トナー層規制ブレードのクリーニング
作信号を出力し、ブレードのクリーニング動作を行う
(step5)。クリーニングがすめば、クリーニング制御
用印字枚数カウンタを0にクリアし(step6)、READY
状態へ戻る。
【0118】このような動作を繰り返すことにより、所
定の印字枚数毎にブレードのクリーニングを行うことが
でき、長期にわたり良好な画像を維持することができ
る。
【0119】本例では、印字枚数によリクリーニング動
作を行ったが、装置の可動時間や、現像ローラの回転時
間を計数し、クリーニング動作を行ってもよいし、ま
た、これらを組み合わせて行ってもよい。例えば、何れ
かが所定値に達したときにクリーニングをするようにす
ることも可能であるし、逆に、複数の計数値が所定値に
達したときにクリーニングするようにしてもよい。ま
た、クリーニングの実施回数を計数し、これに応じて前
記所定値を異なるものにしてもよい。これらは、適宜、
最適な方法を取るのがよい。
【0120】[第10の実施形態]図23は第10の実
施形態におけるクリーニング部材の動作を示す概略フロ
ーチャートである。本例は、クリーニングを実施する時
期に関し、第9の実施形態の他の例を示すもので、環境
変化や長期の使用においても最適な画像が得られるよう
に画像調整機能を有する画像形成装置に適用されてい
る。
【0121】すなわち、本実施形態では、電源投入時
に、最適な印字画像が得られるように画像調整を実施
し、画像形成プロセス条件等を制御する制御部を備え、
制御部は、前記画像調整を行う前又は同時に、クリーニ
ング動作を行うようクリーニング部材を制御するように
している。
【0122】このクリーニング部材700の移動機構
は、第9の実施形態と同様に、クリーニング部700の
取っ手703などが図示しない関連部材に連結され、ク
リーニング部材起動信号を受信することで、トナー層規
制ブレード300のクリーニングを行うようにしてい
る。制御部は、CPU、ROM、RAMなどを備えたマ
イクロコンピュータから構成され、上記クリーニング動
作、画像調整動作を実行するようになっている。
【0123】上記構成においては、図23のごとく、画
像形成装置本体の主電源スイッチの投入(step1)後、
ブレードのクリーニング動作(step2)を行う。その
後、画像調整を実施する(step3)。ここで言う画像調
整とは、例えば、テストパターンを現像し、現像画像を
濃度センサーによリセンシングし、基準の濃度からのず
れ量を判断し、その判断に基づいて、画像形成条件を基
準値に近付ける方へ変化させ制御することをいう。
【0124】すなわち、本実施形態では、画像形成装置
本体の電源投入時に画像調整を行う装置に適用した例で
あり、画像調整を行う前にブレードのクリーニングを行
うようにしたものである。
【0125】画像調整は電源投入時に限ったものでは無
く、例えば、印字枚数が所定枚数に達した時や、運転時
間が所定時間に達した時、省エネモードからの復帰時等
に行う画像装置にも適用可能である。つまり、画像調整
を実施する前に、ブレードのクリーニングを実施するこ
とにより、ブレードの清掃された状態で画像調整を行う
ことができ、環境変動や長期の使用においても、良好な
画像調整を行うことができ、良好な印字を維持すること
ができる。
【0126】なお、クリーニング動作は、画像調整前に
限らず、画像調整と同時に行うように制御してもよい。
【0127】[その他の実施形態]本発明は、上記実施
形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多く
の修正・変更を加えることができるのは勿論である。例
えば、図10に示す軟弾性部材やブラシ状部材からなる
クーリング部材は、ブレードの固定端から自由端側に移
動させる幅方向移動方式に適用した例を示したが、これ
に限らず、これらの軟弾性部材やブラシ状部材を長手方
向移動方式にも適用できるのは勿論である。
【0128】また、第1の実施形態や第7の実施形態の
他の例として、板状のクリーニング部材の長手方向両端
部を移動方向に沿って厚みが減少する構成として、固着
物除去効果を増大させる構成も採用可能である。
【0129】さらに、図8に示す現像装置において、図
9に示すクリーニング部材700の移動機構を設け、こ
のクリーニング部材700の動作を制御する制御部を設
け、この制御部は、現像槽内へ新たなトナーを補給する
ためのトナー収容容器の交換時に、クリーニング部材7
00を動作させてトナー層規制ブレード300の先端を
クリーニングするよう制御する構成も採用可能である。
【0130】この場合、トナー収容容器の交換時の検出
は、現像槽に設けられたタッチセンサー(圧力セン
サ)、あるいは光学センサ等からの信号により行い、制
御部では、これらセンサからの信号を受けてトナー収容
容器の装着の有無を判断し、クリーニング部材700の
移動機構を駆動制御するようにすればよい。
【0131】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、クリーニング部材をトナー層規制ブレードの現
像剤担持体との接触面と反対側の面に配置し、これをト
ナー層規制ブレードの背面において摺擦移動自在とした
ので、クリーニング部材の摺擦によりトナー層規制ブレ
ードの表面や現像剤担持体の規制部材当接面に傷を付け
る危険性が低くなり、トナー層規制ブレードのトナー固
着物を除去または固着物の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像装置の概略構成図
【図2】第1の実施形態であるクリーニング部を備えた
現像装置の概略断面図
【図3】同じくクリーニング部の概略図
【図4】(a)〜(f)はクリーニング部材の実施形状
を示す図
【図5】同じくクリーニング部材の他の実施形状を示す
【図6】(a)〜(e)はトナー層規制ブレードの先端
断面形状を示す断面図
【図7】(a)〜(d)は第2の実施形態であるクリー
ニング部材の実施形状を示す概略図
【図8】第3の実施形態を示す現像装置の概略図
【図9】同じくクリーニング部駆動機構を示す図
【図10】(a)(b)は夫々第4の実施形態を示すク
リーニング部の斜視図
【図11】第5の実施形態を示す現像装置の概略断面図
【図12】第6の実施形態を示す現像装置の概略断面図
【図13】第7の実施形態を示す現像装置の概略断面図
【図14】同じくクリーニング部をトナー層規制ブレー
ドの裏面側からみた斜視図
【図15】第8の実施形態であるクリーニング部材の両
端に傾斜部を設けた例を示す斜視図
【図16】同じく傾斜部の別の例を示す斜視図
【図17】(a)(b)(c)は同じく傾斜部の先端エ
ッジ形状を示す図
【図18】(a)(b)(c)は同じくクリーニング部
材の両端凹凸形状を示す斜視図
【図19】(a)(b)は同じくクリーニング部材に長
穴を設けた例を示す斜視図
【図20】は同じく傾斜部及び長穴を設けたクリーニン
グ部材をブレード裏面側からみた斜視図
【図21】(a)(b)は同じくクリーニング部材に長
穴及び凹凸部を設けた例を示す斜視図
【図22】第9の実施形態におけるクリーニング動作を
示す概略フローチャート
【図23】第10の実施形態におけるクリーニングタイ
ミングを示すフローチャート
【符号の説明】
1 現像ユニット(現像槽) 51 感光体ドラム 100 現像剤担持体 110 現像バイアス電源 200 供給ローラ 210 供給ローラバイアス電源 300 トナー層規制ブレード 390 トナー層規制ブレードバイアス電源 400 現像終了後トナー電荷除去手段 410 トナー電荷除去手段用バイアス電源 700 クリーニング部 701 クリーニング部材 703 支持部材 705 傾斜部 706 先端エッジ部 707 凹凸部 708 長穴 709 折り返し部 800 攪拌部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 三紀恵 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社 内 (72)発明者 若田 茂之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社 内 (72)発明者 増田 実男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社 内 (72)発明者 大越 俊秀 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社 内 (72)発明者 巽 洋 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社 内 (72)発明者 酒井 正博 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭62−39885(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 G03G 15/00

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像剤担持体の表面に押圧当接して現像剤
    担持体の表面のトナー層の厚みを規制するトナー層規制
    ブレードと、該トナー層規制ブレードの現像剤担持体と
    の当接端近傍のトナー固着物を除去するクリーニング部
    材とを備え、 前記クリーニング部材は、前記トナー層規制ブレードの
    現像剤担持体との接触面と反対側の面に配置されると共
    に、前記トナー層規制ブレードの固定端側から自由端側
    にかけて摺擦移動自在とされた現像装置。
  2. 【請求項2】前記クリーニング部材の長手方向の長さ
    は、前記トナー層規制ブレードの長手方向の長さと略同
    一に設定された請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】前記クリーニング部材がシート状に形成さ
    れた請求項1又は2記載の現像装置。
  4. 【請求項4】前記クリーニング部材の長手方向の両端部
    は、その稜線がクリーニング部材の移動方向に対して傾
    斜するように設定された請求項1、2又は3記載の現像
    装置。
  5. 【請求項5】前記クリーニング部材はシート状に形成さ
    れ、前記トナー層規制ブレードの長手方向に対して突出
    し方向の幅が変化するように設定された請求項1〜4の
    いずれかに記載の現像装置。
  6. 【請求項6】前記クリーニング部材の突出し方向の幅
    は、クリーニング部材の長手方向の中心位置に関して左
    右対称に設定された請求項5記載の現像装置。
  7. 【請求項7】前記クリーニング部材の突出し方向の幅
    は、直線的に変化するように設定された請求項5又は6
    記載の現像装置。
  8. 【請求項8】現像剤担持体の表面に押圧当接して現像剤
    担持体の表面のトナー層の厚みを規制するトナー層規制
    ブレードと、該トナー層規制ブレードの現像剤担持体と
    の当接端近傍のトナー固着物を除去するクリーニング部
    とを備え、 前記クリーニング部は、弾性を有する薄板状支持体に軟
    弾性部材からなるクリーニング部材を貼り合わせて構成
    され、前記トナー層規制ブレードの現像剤担持体との接
    触面と反対側の面に配置されると共に、前記トナー層規
    制ブレードの固定端側から自由端側にかけて摺擦移動自
    在とされた現像装置。
  9. 【請求項9】現像剤担持体の表面に押圧当接して現像剤
    担持体の表面のトナー層の厚みを規制するトナー層規制
    ブレードと、該トナー層規制ブレードの現像剤担持体と
    の当接端近傍のトナー固着物を除去するクリーニング部
    とを備え、 前記クリーニング部は、弾性を有する薄板状支持体にブ
    ラシ部材からなるクリーニング部材を貼り合わせて構成
    され、前記トナー層規制ブレードの現像剤担持体との接
    触面と反対側の面に配置されると共に、前記トナー層規
    制ブレードの固定端側から自由端側にかけて摺擦移動自
    在とされた現像装置。
  10. 【請求項10】 前記クリーニング部材は新たなトナー
    を補給するためのトナー収容容器に一体的に取付けられ
    ている請求項1〜9のいずれかに記載の現像装置。
  11. 【請求項11】前記クリーニング部材は、現像装置内の
    攪拌部材に取付けられ、前記攪拌部材の攪拌動作に従っ
    て前記トナー層規制ブレードの先端クリーニングを行う
    ようにした請求項1〜9のいずれかに記載の現像装置。
  12. 【請求項12】現像剤担持体の表面に弾接して現像剤担
    持体の表面のトナー層の厚みを規制するトナー層規制ブ
    レードと、該トナー層規制ブレードの現像剤担持体との
    接触端近傍のトナー固着物を除去するクリーニング部材
    とを備え、 前記クリーニング部材は、前記トナー層規制ブレードの
    現像剤担持体との接触面と反対側の面に配置されると共
    に、前記トナー層規制ブレードの長手方向に摺擦移動自
    在とされた現像装置。
  13. 【請求項13】前記クリーニング部材は、前記トナー層
    規制ブレードの長手方向に沿って、往復運動又は振動可
    能とされた請求項12記載の現像装置。
  14. 【請求項14】現像剤担持体の表面に弾接して現像剤担
    持体の表面のトナー層の厚みを規制するトナー層規制ブ
    レードと、該トナー層規制ブレードの現像剤担持体との
    接触端近傍のトナー固着物を除去するクリーニング部材
    とを備え、 前記クリーニング部材はシート状に形成され、前記トナ
    ー層規制ブレードの現像剤担持体との接触面と反対側の
    面に配置されると共に、前記トナー層規制ブレードの長
    手方向に摺擦移動自在とされた現像装置。
  15. 【請求項15】前記シート状クリーニング部材の移動方
    向両端部に傾斜部が形成され、該傾斜部の端縁が前記ト
    ナー層規制ブレードに摺擦移動自在とされた請求項14
    記載の現像装置。
  16. 【請求項16】前記シート状クリーニング部材の両縁部
    が、移動方向に沿って厚みが減少するエッジ形状で形成
    された請求項14又は15記載の現像装置。
  17. 【請求項17】前記シート状クリーニング部材の移動す
    る方向での両縁部に凹凸形状が形成された請求項14記
    載の現像装置。
  18. 【請求項18】前記シート状クリーニング部材の往復移
    動する方向での両端部に波形状の凹凸部が形成された請
    求項17記載の現像装置。
  19. 【請求項19】前記シート状クリーニング部材の往復移
    動する方向での両端部に鋸歯型の凹凸部が形成された請
    求項17記載の現像装置。
  20. 【請求項20】前記シート状クリーニング部材の往復移
    動する方向での両端部に矩形波状の凹凸部が形成された
    請求項17記載の現像装置。
  21. 【請求項21】前記シート状クリーニング部材に、その
    往復移動する方向での両端部に平行する長穴が形成され
    た請求項14記載の現像装置。
  22. 【請求項22】前記シート状クリーニング部材に、その
    往復移動する方向での両端部に平行する長穴が形成さ
    れ、該長穴の長辺側のエッジ部が折り返されて折り返し
    部が形成された請求項17記載の現像装置。
  23. 【請求項23】前記長穴の長辺側エッジ部が折り返さ
    れ、該折り返し部に凹凸部が形成された請求項22記載
    の現像装置。
  24. 【請求項24】現像剤担持体の表面に弾接して現像剤担
    持体の表面のトナー層の厚みを規制するトナー層規制ブ
    レードと、該トナー層規制ブレードの現像剤担持体との
    接触端近傍のトナー固着物を除去するクリーニング部と
    を備え、 前記クリーニング部は、薄板状支持体に軟弾性部材から
    なるクリーニング部材を貼合わせて構成され、前記トナ
    ー層規制ブレードの現像剤担持体との接触面と反対側の
    面に配置されると共に、前記トナー層規制ブレードの長
    手方向に摺擦移動自在とされた現像装置。
  25. 【請求項25】現像剤担持体の表面に弾接して現像剤担
    持体の表面のトナー層の厚みを規制するトナー層規制ブ
    レードと、該トナー層規制ブレードの現像剤担持体との
    接触端近傍のトナー固着物を除去するクリーニング部と
    を備え、 前記クリーニング部は、薄板状支持体にブラシ部材から
    なるクリーニング部材を貼合わせて構成され、前記トナ
    ー層規制ブレードの現像剤担持体との接触面と反対側の
    面に配置されると共に、前記トナー層規制ブレードの長
    手方向に摺擦移動自在とされた現像装置。
  26. 【請求項26】印字枚数、運転時間、及び現像剤担持体
    の回転数のうち少なくとも1つを計数可能な計数手段を
    具備した画像形成装置に適用される現像装置であって、
    前記計数手段による計数値が所定値に達したときに、前
    記クリーニング動作を行うよう制御された請求項1〜2
    5のいずれかに記載の現像装置。
  27. 【請求項27】電源投入時、所定印字枚数到達時、所定
    時間到達時、省エネモードからの復帰時のいずれか1以
    上の動作時に、最適な印字画像が得られるように画像調
    整を実施し、画像形成プロセス条件等を制御する制御部
    を備えた画像形成装置に適用される現像装置であって、
    前記制御部は、前記画像調整を行う前又は同時に、前記
    クリーニング動作を行うよう前記クリーニング部材を制
    御するようにした請求項1〜25のいずれかに記載の現
    像装置。
  28. 【請求項28】前記クリーニング部材の動作を制御する
    制御部が設けられ、該制御部は、現像槽内へ新たなトナ
    ーを補給するためのトナー収容容器の交換時、前記クリ
    ーニング部材を動作させてトナー層規制ブレードの先端
    をクリーニングする制御を行うようにした請求項1〜2
    5のいずれかに記載の現像装置。
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