JP3518097B2 - 荷電粒子線転写装置,パターン分割方法,マスクおよび荷電粒子線転写方法 - Google Patents

荷電粒子線転写装置,パターン分割方法,マスクおよび荷電粒子線転写方法

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  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスクに形成され
た複数の領域のパターンを荷電粒子線によってそれぞれ
試料に転写することにより、所定のパターンを試料に転
写する荷電粒子線転写装置、パターン分割方法,マスク
および荷電粒子線転写方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハに集積回路パターンを形成
するリソグラフィー装置の一つとして、所定のパターン
が形成されたマスクに電子線等の荷電粒子線を照射し、
その照射範囲のパターンを投影レンズによりウエハに縮
小転写する荷電粒子線転写装置が知られている。この種
の装置では、マスクの全範囲に一括して荷電粒子線を照
射することができないので、光学系の視野を多数の小領
域に分割してパターン像の転写を行っている(例えば、
米国特許第5260151号参照)。
【0003】図5は転写時のマスク1のパターンとウエ
ハ2上に転写されたパターンとの関係を模式的に示した
ものであり、(b)はウエハ2の外観形状を示す斜視図
で、(a)は(b)のVa部分の領域を拡大して示した
ものと、マスク1の対応する部分とを示したものであ
る。図5(a)に示すように、マスク1は複数の矩形状
の小領域1aとこれらを格子状に区切る境界領域1bと
を有する。小領域1aのそれぞれには、ウエハ2の1チ
ップ(1個の半導体)分の領域2aに転写すべきパター
ン(後述する)が分割して形成されている。境界領域1
bは荷電粒子を遮断しあるいは大きく散乱させる材料に
より一様に構成される。荷電粒子線は小領域1aと同様
の断面形状(矩形)に成形され、不図示の視野選択偏向
器によってマスク1の小領域1aの一つに導かれる。小
領域1aを透過した荷電粒子線Bは、不図示の投影レン
ズにより光軸AX上のクロスオーバCOを通過してウエ
ハ2のチップ領域2a内の単位領域2bに導かれる。こ
のようにして、マスク1の小領域1aに形成されたパタ
ーンの像が、ウエハ2の単位領域2bに縮小転写され
る。
【0004】図6(a)はウエハ2に転写すべき転写パ
ターン3の一部を、図6(b)はマスク1の各小領域1
aに形成されるマスクパターンの一部をそれぞれ示した
ものである。転写パターン3は要素パターンP11,P
12…から構成されており、破線で示した分割線d1に
よって複数の分割転写パターン3aa,3ab…に分割
される。一方、マスク1の小領域1aa,1ab…は図
5の小領域1aと同一のものである。分割転写パターン
3aaに含まれる要素パターンはマスク1の小領域1a
aに、分割転写パターン3abに含まれる要素パターン
は小領域1abにそれぞれ形成される。ところが、従
来、転写パターン3を分割転写パターンに分割するとき
には、図6のように転写パターン3を構成する要素パタ
ーンP11,P12…の形状にほとんど関係なく、機械
的に矩形状の分割転写パターン3aa,3ab…に分割
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように転写パターン3を機械的に分割しているため、
図の要素パターンP22のように転写パターン3の分割
線d1と交差して分割転写パターン3aaおよび分割転
写パターン3abの両方に含まれるものは、マスク1の
小領域1aaおよび1abに分割してそれぞれ要素パタ
ーンP22a,P22bとして形成される。この要素パ
ターンP22aと要素パターンP22bとが各々転写さ
れることによって要素パターンP22がウエハ2に転写
されるので、ウエハ2における要素パターンP22aと
要素パターンP22bとの接続部分でのつなぎ誤差の発
生が避けられない。例えば、要素パターンP22がMO
Sトランジスタのドレイン層に対応するパターンであっ
た場合、MOSトランジスタの特性が変化してデバイス
の歩留り悪化の原因となる。
【0006】本発明の目的は、パターンを複数の領域に
分割して試料に転写するものにおいて、転写されたパタ
ーンのつなぎ誤差の発生を低減することができる荷電粒
子線転写装置、パターン分割方法,マスクおよび荷電粒
子線転写方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明の実施の形態を示す
図1〜図4に対応付けて説明する。図1および2に対応
付けて説明すると、請求項1の発明は、試料2上に転写
すべき転写パターン3を複数の分割転写パターン3b
a,3bb…に分割してマスク1上の複数の領域1a
a,1ab…にそれぞれ形成し、荷電粒子線を複数の領
域1aa,1ab…に順次に照射して試料2に分割転写
パターン3ba,3bb…をそれぞれ順次に転写するこ
とにより転写パターン3を試料2上に形成する荷電粒子
線転写装置のパターン分割方法に適用され、荷電粒子線
で試料2上に転写される分割転写パターン3ba,3b
b…を決定する際、転写パターン3を構成する要素パタ
ーンP11,P12…に応じて転写パターン3を凹凸分
割線d2で分割することによって上述の目的を達成す
る。請求項2の発明によるパターン分割方法では、凹凸
分割線d2で分割された分割転写パターン3ba,3b
b…の各々に島状の要素パターンP11,P12…が点
在するように転写パターン3を分割する。図3に対応付
けて説明すると、請求項3の発明によるパターン分割方
法では、凹凸分割線d4上に転写パターン13に含まれ
る要素パターンP1,P2…の輪郭線f1,f2…の特
異点5が重なるように転写パターン13を分割する。図
1および2に対応付けて説明すると、請求項4の発明
は、荷電粒子線のビームの大きさに対応した大きさの領
域1aa,1ab…が複数形成され、試料2上に転写す
べき転写パターン3を複数に分割した分割転写パターン
13da,13db…が領域1aa,1ab…のそれぞ
れ対応する領域に形成されるとともにその分割転写パタ
ーン13da,13db…に島状の要素パターンP1
1,P12…を有するマスク1であって、荷電粒子線を
複数の領域1aa,1ab…に順次に照射して転写パタ
ーン3を試料2上に形成する荷電粒子線転写装置のマス
クに適用され、転写パターン3を分割する際の分割線d
2と島状の要素パターンP11,P12…とが交差しな
いように転写パターン3を分割して領域内1aa,1a
b…に形成したことによって上述の目的を達成する。請
求項5の発明は、請求項4に記載のマスクを使用して試
料上に所定の転写パターンを形成する荷電粒子線転写方
法に適用され、島状の要素パターンP11,P12…に
対応する転写パターン3のそれぞれが試料2上では所定
のピッチで並設されるように、順次の荷電粒子線の照射
に際してその荷電粒子線を偏向させて位置決めする。図
3および4に対応付けて説明すると、請求項6の発明
は、荷電粒子線のビームの大きさに対応した大きさの領
域1aa,1ab…が複数形成され、試料2上に転写す
べき転写パターン13を複数に分割した分割転写パター
ン13da,13db…が領域1aa,1ab…のそれ
ぞれ対応する領域に形成され、分割転写パターン13d
a,13db…は凹凸輪郭線f1,f2…で囲まれた形
状であるマスク1であって、荷電粒子線を複数の領域1
aa,1ab…に順次に照射して試料2に分割転写パタ
ーン13da,13db…をそれぞれ順次に転写するこ
とにより、隣接する領域に形成された分割転写パターン
13da,13db…同志が接続されて転写パターン1
3を形成する荷電粒子線転写装置のマスクに適用され、
輪郭線f2の特異点5を含む輪郭線f2が転写パターン
13を分割する際の分割線d4と重なるように転写パタ
ーン13を分割して領域1aa,1ab内に形成したこ
とにより上述の目的を達成する。図1に対応付けて説明
すると、請求項7の発明は、請求項4または請求項6に
記載のマスク1を使用して試料上に所定の転写パターン
3を形成する電粒子線転写装置に適用され、荷電粒子線
の強度が一様なビームの大きさを領域1aa,1ab…
よりも大きくしたことにより上述の目的を達成する。
【0008】請求項1の発明によるパターン分割方法で
は、転写パターン3は転写パターン3を構成する要素パ
ターンP11,P12…に応じて凹凸分割線d2で分割
される。請求項2の発明によるパターン分割方法では、
転写パターン3は、分割転写パターン3ba,3bb…
の各々に島状の要素パターンP11,P12…が点在す
るように凹凸分割線d2で分割される。請求項3の発明
によるパターン分割方法では、転写パターン13は、転
写パターン13に含まれる要素パターンP1,P2…の
輪郭線f1,f2…の特異点5と凹凸分割線d4とが重
なるように分割される。請求項6の発明によるマスクで
は、転写パターン13は、転写パターン13を構成する
要素パターンP2の輪郭線f2の特異点5を含む輪郭線
f2と分割線d4とが重なるように分割されマスク1の
小領域1aa,1abに形成される。小領域1aa,1
abに形成された要素パターンP2は、各要素パターン
P2が接続されるように試料2上に転写される。請求項
7の発明による荷電粒子線転写装置では、マスク1の領
域1aa,1ab…は、荷電粒子線の強度が一様なビー
ム大きさが領域1aa,1ab…よりも大きな荷電粒子
線によって照射される。
【0009】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が発明の実施の形態に限定されるものではない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して本発
明の実施の形態を説明する。 −第1の実施の形態− 図1は本発明に係る荷電粒子線転写装置のマスクの第1
の実施の形態を説明する図であり、(a)は転写パター
ン3の一部を、(b)はマスク1の一部を示す図であ
る。転写パターン3は図6(a)と同様のパターン形状
を有しており、同一の部分は同一の符号を付した。転写
パターン3は分割線d2により複数の分割転写パターン
3ba,3bb…に分割されており、この分割線d2は
要素パターンP11,P12…と交差しないように凹凸
形状に形成される。マスク1の小領域1aaには分割転
写パターン3baの要素パターンP11,P12,P2
1,P31,P32が、小領域1abには分割転写パタ
ーン3bbの要素パターンP13,P22,P23,P
33,P42およびP43がそれぞれ形成される。
【0011】図1(b)の一点鎖線4a,4bは荷電粒
子線の強度が一様な照射領域を示しており、照射領域4
a,4bの境界はマスク1の小領域1aa,1abの境
界よりも所定の寸法xだけ外側になるように設定され
る。ただし、寸法xはマスク1の境界領域1bの幅より
小さく設定される。
【0012】図2は、ウエハ2に照射される荷電粒子線
の照射領域を説明する図である。図1(b)のように照
射領域4aに照射された荷電粒子線は、その一部がマス
ク1を透過した後に不図示の投影レンズおよび偏向器等
によってウエハ2の照射領域41aに導かれ、小領域1
aaの要素パターンP11〜P41の像がウエハ2に縮
小転写される。照射領域41bについても同様である。
このとき、ウエハ2に転写されたパターン像が転写パタ
ーン3のパターン形状と同一となるように、照射領域4
1aの一部と照射領域41bの一部とがオーバーラップ
して照射される。例えば縮小率が1/4の場合、ウエハ
2上の照射領域41aおよび41b間のピッチはマスク
1の小領域1aaおよび1ab間のピッチの1/4より
小さくなる。そのため、ウエハ2に照射されるビーム位
置を調整する偏向器を設けて、照射領域41aおよび4
1bが所定のピッチとなるように調整される。
【0013】上述した第1の実施の形態では、分割線d
2は分割転写パターン3ba,3bb…に含まれる要素
パターンと交差しないように設定されるため、パターン
P11,P12…がマスク1の各小領域1aa,1ab
…に分割して形成されることがない。そのため、ウエハ
2に転写されたパターンP11,P12…に転写時のつ
なぎが発生せず、パターンのつなぎ誤差に起因するデバ
イスの不良発生を防ぐことができる。また、荷電粒子線
の強度が一様な照射領域をマスク1の小領域1aa,1
ab…より大きく設定しているので、小領域1aa,1
ab…の境界付近のパターンも一様な強度でウエハ2に
転写され、転写されたパターンの均一性が向上する。
【0014】−第2の実施の形態− 図3および4は本発明のマスクの第2の実施の形態を説
明する図である。図3において、13は転写パターンで
あって、図3(a)は転写パターン13の従来の分割例
を示し、図3(b)は本発明による分割例を示したもの
である。転写パターン13は凹凸輪郭線を有する要素パ
ターンP1,P2,P3…から構成されており、それぞ
れの要素パターンP1,P2…は荷電粒子線の照射領域
の範囲より広い範囲にわたって形成されている。図3
(a)のように転写パターン13を機械的に矩形状の分
割転写パターン13ca,13cb…に分割したもので
は、例えば要素パターンP2のA部のように分割線d3
によって分割された部分において、ウエハ2に転写され
たパターン像に第1の実施の形態で述べたつなぎ誤差が
発生する。
【0015】一方、図3(b)では、分割線d4が各要
素パターンP1,P2…の幅が変化する部分(例えば要
素パターンP1のB部分)の輪郭線と重なるように分割
されている。要素パターンP1,P2…の輪郭線f1,
f2…の特異点、すなわち符号5で示すような部分で
は、転写されたパターン像は近接効果等によってエッジ
が丸くなってしまう。したがって、図3(b)のように
この部分でパターンを分割して転写した場合には、上述
したつなぎ誤差の影響は近接効果の影響にかくれて目立
たなくなるという利点がある。
【0016】図4(a)は図1(b)に対応する図であ
り、分割転写パターン13da,13db(ハッチング
で示す)の要素パターンはマスク1の小領域1aa,1
abに形成される。さらに、第1の実施の形態と同様
に、荷電粒子線の強度が一様な照射領域4aおよび4b
は小領域1aaおよび1abよりも大きく設定されてい
る。図4(b)は図2と同様にウエハ2に照射される荷
電粒子線の照射領域を説明する図であり、図のように照
射領域41aおよび41bは一部がオーバーラップする
ように照射される。その結果、ウエハ2に転写された小
領域1aaの要素パターンP1と小領域1abの要素パ
ターンP1とが接続部S1で接続される。同様に、転写
された小領域1aaの要素パターンP2と小領域1ab
の要素パターンP2とが接続部S2で接続される。
【0017】上述した発明の実施の形態と特許請求の範
囲との対応において、ウエハ2は試料を構成する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写パターンはそれを構成する要素パターンに応じて凹
凸分割線で分割転写パターンに分割されてマスク上の各
領域に形成され、それらが試料上に各々接続して転写さ
れるため、隣接する分割転写パターン像の接続の影響を
低減することができる。請求項2,4および5の発明で
は、島状の要素パターンは分割線と交差しないので、試
料上に転写したときに要素パターンの接続が生じないた
めつなぎ誤差が発生しない。請求項3および6の発明で
は、転写パターンは、それに含まれる要素パターンの輪
郭線の特異点と凹凸分割線とが重なるように分割されの
で、分割された要素パターンが試料上に転写されて接続
されたときに、つなぎ誤差の影響は特異点に起因する近
接効果の影響にかくれて目立たなくなる。請求項7の発
明では、荷電粒子線の強度が一様な照射領域をマスクの
領域より所定の値だけ大きくしたので、領域の境界付近
の要素パターンも一様な強度で試料に転写され、転写さ
れたパターンの均一性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明する図であ
り、(a)はパターン3の一部を、(b)はマスク1の
一部をそれぞれ示す。
【図2】ウエハ2に照射される荷電粒子線の照射領域4
1a,41bを説明する図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を説明する図であ
り、(a)従来の分割例を説明する図、(b)本発明に
よる分割例を説明する図である。
【図4】(a)は図3(b)の分割例によるマスク1の
一部を示す図であり、(b)は(a)のマスク1を用い
たときのウエハ2に照射される荷電粒子線の照射領域4
1a,41bを説明する図である。
【図5】(a)は転写時のマスク1のパターンとウエハ
2上に転写されたパターンとの関係を示す図であり、
(b)はウエハ2の外観形状を示す斜視図。
【図6】従来の分割例を説明する図であり、(a)はパ
ターン3の一部を、(b)はマスク1の一部をそれぞれ
示す。
【符号の説明】
1 マスク 1a,1aa,1ab 小領域 1b 境界領域 2 ウエハ 3,13 転写パターン 3ba,3bb,13ca,13cb,13da,13
db 分割転写パターン 4a,4b,41a,41b 照射領域 5 特異点 d1〜d4 分割線 f1,f2,f3 輪郭線 P1〜P3,P11〜P43 要素パターン S1,S2 接続部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 1/16 G03F 7/20 504

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料上に転写すべき転写パターンを複数
    の分割転写パターンに分割してマスク上の複数の領域に
    それぞれ形成し、荷電粒子線を前記複数の領域に順次に
    照射して前記試料に前記分割転写パターンをそれぞれ順
    次に転写することにより前記転写パターンを前記試料上
    に形成する荷電粒子線転写装置のパターン分割方法にお
    いて、 前記荷電粒子線で前記試料上に転写される前記分割転写
    パターンを決定する際、前記転写パターンを構成する要
    素パターンに応じて前記転写パターンを凹凸分割線で分
    割することを特徴とする荷電粒子線転写装置のパターン
    分割方法。
  2. 【請求項2】 前記凹凸分割線で分割された前記分割転
    写パターンの各々に島状の要素パターンが点在するよう
    に前記転写パターンを分割することを特徴とする請求項
    1に記載の荷電粒子線転写装置のパターン分割方法。
  3. 【請求項3】 前記凹凸分割線上に前記転写パターンに
    含まれる要素パターンの輪郭線の特異点が重なるように
    前記転写パターンを分割することを特徴とする請求項1
    に記載の荷電粒子線転写装置のパターン分割方法。
  4. 【請求項4】 荷電粒子線のビームの大きさに対応した
    大きさの領域が複数形成され、試料上に転写すべき転写
    パターンを複数に分割した分割転写パターンが前記領域
    のそれぞれ対応する領域に形成されるとともにその分割
    転写パターンに島状の要素パターンを有するマスクであ
    って、前記荷電粒子線を前記複数の領域に順次に照射し
    て前記転写パターンを試料上に形成する荷電粒子線転写
    装置のマスクにおいて、 前記転写パターンを分割する際の分割線と前記島状の要
    素パターンとが交差しないように前記転写パターンを分
    割して前記領域内に形成したことを特徴とする荷電粒子
    線転写装置のマスク。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のマスクを使用して試料
    上に所定の転写パターンを形成する荷電粒子線転写方法
    において、 前記島状の要素パターンに対応する転写パターンのそれ
    ぞれが前記試料上では所定のピッチで並設されるよう
    に、順次の荷電粒子線の照射に際してその荷電粒子線を
    偏向させて位置決めすることを特徴とする荷電粒子線転
    写方法。
  6. 【請求項6】 荷電粒子線のビームの大きさに対応した
    大きさの領域が複数形成され、試料上に転写すべき転写
    パターンを複数に分割した分割転写パターンが前記領域
    のそれぞれ対応する領域に形成され、前記分割転写パタ
    ーンは凹凸輪郭線で囲まれた形状であるマスクであっ
    て、前記荷電粒子線を前記複数の領域に順次に照射して
    前記試料に前記分割転写パターンをそれぞれ順次に転写
    することにより、隣接する領域に形成された分割転写パ
    ターン同志が接続されて前記転写パターンを形成する荷
    電粒子線転写装置のマスクにおいて、 前記輪郭線の特異点が前記転写パターンを分割する際の
    分割線と重なるように前記転写パターンを分割して前記
    領域内に形成したことを特徴とする荷電粒子線転写装置
    のマスク。
  7. 【請求項7】 請求項4または請求項6に記載のマスク
    を使用して試料上に所定の転写パターンを形成する電粒
    子線転写装置において、 前記荷電粒子線の強度が一様なビームの大きさを前記領
    域よりも大きくしたことを特徴とする荷電粒子線転写装
    置。
JP25390795A 1995-09-29 1995-09-29 荷電粒子線転写装置,パターン分割方法,マスクおよび荷電粒子線転写方法 Expired - Fee Related JP3518097B2 (ja)

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