JP3246611B2 - 荷電粒子ビーム露光方法と露光装置 - Google Patents
荷電粒子ビーム露光方法と露光装置Info
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Description
に関し、特に近接効果を補正した荷電粒子ビーム露光方
法に関する。
としての役割が期待されているICは、2〜3年で約4
倍の高集積化を達成している。たとえば、DRAMで
は、1M、4M、16M、64M、256M、1Gとそ
の集積化が進んでいる。
術の進歩によっている。光技術は、0.5μmの微細加
工が可能になるように進歩を続けている。しかし、光技
術の限界は約0.3μm程度にある。また、コンタクト
ホールの窓開けや下層のパターンとの位置合わせ等にお
いて、精度を確保することが次第に困難になりつつあ
る。
下の微細加工が、0.05μm以下の位置合わせ精度で
実現できる。また、近年、本発明者らによるブロック露
光やブランキングアパーチャアレイ方式の露光により、
1cm2 /1sec程度のスループットが期待できるよ
うになった。
ックターンアラウンド、信頼性、ソフトの向上による将
来性のどれをとっても、電子ビーム露光は他のリソグラ
フィ技術と比較して卓越した利点がある。
ム、可変矩形ビーム、ブロックパターンビーム等を用い
て行われる。いずれの場合にも、ウエハ上の所望の領域
を露光するためには、電子ビームを偏向し、位置決めす
ることが必要である。
子ビーム露光装置の説明を行なう。露光装置は、露光部
10と制御部50とに大きく分けられる。露光部10
は、電子ビームを発生し、スポット状もしくはパターン
状に整形し、露光対象物の所望位置に露光する部分であ
る。制御部50は、露光部10を制御する信号を形成す
る部分である。なお、露光部10の下には露光対象物W
を載置するステージ35がある。
ード電極11から発生した電子は、グリッド電極12お
よびアノード電極13によって引出される。これらの電
極11、12、13が荷電粒子ビーム発生源14を構成
する。
子ビームは、たとえば矩形状開口を有する第1のスリッ
ト15によって整形され、電子ビームを集束する第1の
電子レンズ16を通過し、透過マスク20上のビーム照
射位置を修正変更するためのスリットデフレクタ17に
入射する。スリットデフレクタ17は、修正変更信号S
1によって制御される。
めに、矩形開口や所定パターンのブロックパターン開口
等の複数の透過孔を有する透過マスク(ステンシルマス
ク)20を用いる。スリットデフレクタ17を通過した
電子ビームは、対向して設けられた第2の電子レンズ1
8、第3の電子レンズ19、これらの電子レンズ間に水
平方向に移動可能に装着された透過マスク20、透過マ
スク20の上および下に配置され、それぞれ位置情報P
1〜P4に応じて、電子ビームを偏向し、透過マスク2
0上の透過孔の1つを選択する第1〜第4の偏向器(マ
スクデフレクタ)21〜24を含む電子ビーム整形部を
通って所望パターンに整形される。
号SBを印加されるブランキング電極25によて遮断、
もしくは通過される。ブランキング電極25を通過した
電子ビームは、第4の電子レンズ26、アパーチャ2
7、リフォーカスコイル28、第5の電子レンズ29に
よって調整され、ダイナミックフォーカスコイル30に
入射する。ダイナミックフォーカスコイル30は、電子
ビームを露光対象面上にフォーカスさせる機能を有す
る。また、スティグコイル31は、非点収差を修正す
る。
2、露光位置決定信号S2、S3に応じて露光対象物W
上の位置決めを行なうメインデフレクタ33、および静
電偏向器であるサブデフレクタ34によってその位置を
制御され、露光対象物W上の所望位置に照射される。
能なステージ35に載置され、移動される。また、露光
部10には、さらに第1〜第4のアラインメントコイル
36、37、38、39が設けられている。
有する。集積回路装置の設計データは、メモリ51に記
憶され、CPU52によって読み出され、処理される。
CPU52は、その他荷電粒子ビーム露光装置全体を制
御する。
って取り込まれた描画情報、たとえばパターンを描画す
べきウエハW上の描画位置情報、および透過マスク20
のマスク情報等の各種情報等を転送する。データメモリ
54は、インターフェイス53から転送された描画パタ
ーン情報およびマスク情報を記憶保持する。
メモリ54から描画パターン情報およびマスク情報を受
け、それらに従って透過マスクの透過孔の1つを指定
し、その指定透過孔の透過マスク上での位置を示す位置
信号P1〜P4を発生すると共に、描画すべきパターン
形状と指定透過孔形状との形状差に応じた補正値Hを演
算する処理を含む各種処理を行なう指定手段、保持手
段、演算手段および出力手段を有する。
器機能を有するアンプ部56は、補正値Hを受け、修正
偏向信号S1を生成する。マスク移動機構57は、パタ
ーン制御コントローラ55からの信号に従い、必要に応
じて透過マスク20を移動させる。
御コントローラ55からの信号に応じて、デジタル・ア
ナログ変換器機能、および増幅器機能を有するアンプ部
59を制御し、ブランキング信号SBを発生させる。
フェイス53から描画位置情報を受け、描画処理シーケ
ンスを制御する。ステージ移動機構61は、シーケンス
コントローラ60からの信号に応じて、必要に応じてス
テージ35を移動させる。
62によって検出され、偏向制御回路63に供給され
る。偏向制御回路63は、ウエハW上の露光位置を演算
し、露光位置決定信号S2、S3を発生するアンプ部6
4、65に信号を供給すると共に、シーケンスコントロ
ーラ60にも信号を供給する。なお、アンプ部64、6
5は、それぞれデジタル・アナログ変換器機能、および
増幅器機能を有する。
向器であるメインデフレクタ33によって2〜10mm
□の偏向フィールドをビーム偏向し、静電偏向器である
サブデフレクタ34によって、100μm□程度のサブ
フィールドを偏向する。
モリ51から読み出され、データメモリ54に転送さ
れ、ここに蓄積される。データメモリ54から読み出さ
れたパターンデータによって、パターン制御コントロー
ラ55はパターンを各ショットごとに分解する。
は、メインデフレクタ33用のデータ、サブデフレクタ
34用のデータ、スリットデフレクタ17用のデータ、
ブランキング信号SB等に分離され、電子ビームを偏向
制御する。このようにして可変矩形ビーム露光やブロッ
クパターン露光が行なわれる。
成されたレジスト層に荷電粒子が注入され、レジストが
露光される。レジストに入射した荷電粒子は、進行しつ
つ多重散乱を受ける。
電粒子ビーム露光を行なう場合、レジスト層に入射した
荷電粒子はレジスト層内で進行しつつ前方散乱を受け、
レジスト層からシリコン基板内にまで進行する。多重散
乱によって基板から戻り、レジスト層に再入射した荷電
粒子は、さらにレジスト層内で散乱を受け、後方散乱を
形成する。
望の露光パターンの周囲に散乱による付随パターンが形
成される。露光すべきパターンが密集していると、各パ
ターンからの散乱による付随パターンが重なり合い、露
光強度が現像の閾値を越えてしまう。
きなパターンが描画されるという現象が起こる。この現
象は、パターンが密集している場合により顕著に表れる
ので近接効果と呼ばれる。
6(A)は、シリコン基板71の上にPMMAで形成さ
れたレジスト層72を配置し、上方より電子を照射した
ときの電子の飛跡を示すグラフである。図6(A)の左
側の図は、10kVの加速エネルギで電子を照射した場
合の飛跡を示し、図6(A)の右側の図は加速エネルギ
を20kVにした場合の電子の飛跡を示す。
ロ法によるシミュレーションによって求めたものであ
る。グラフの横軸はレジスト層2の電子照射位置からの
距離をミクロンで表し、縦軸はレジスト層2表面からの
深さをミクロンで示す。
射された電子は、前方散乱および後方散乱によって加速
エネルギが10kVの場合、約2μmの範囲に広がり、
加速エネルギが20kVの場合には約4μm以上にまで
広がっている。実際観察される近接効果は、3〜5μm
程度の幅を持つ。
によって生じる露光強度の分布を概略的に示すグラフで
ある。露光パターンP1、P2、P3の部分において、
露光強度が高く、さらにその周辺に前方散乱、後方散乱
によるテール部分、T1、T2、T3が形成されてい
る。テール部分Tの強度は、パターンの面積に依存し、
パターンが広ければ高く、パターンが狭ければ低い。
れば、散乱によるテールパターンTの広がりはほぼ一定
である。各パターンPから周辺に広がるテールTは、パ
ターンからの距離が大きくなるにしたがってその強度が
低くなる。
間のテール部分T1とT2は互いに重なっており、レジ
ストに与える影響はその和となる。したがって、パター
ンが密集している部分においては、各部分からのテール
部分が重なり、現像閾値を越えてしまうこともある。
ール部分の重なりによって生じる近接効果を概略的に説
明する図である。図6(C)左側に示すように、平行な
矩形型のパターンP5とP6を露光する場合、所望のパ
ターンに合わせて設計パターンを作成し、設計パターン
にしたがって荷電粒子ビーム露光を行なうと、露光後の
パターンは右側に示すパターンP5a、P6aのように
なってしまう。
の中央部においては、パターン各部分からのテール部分
の重なりが強く、パターン幅が設計値よりも広がってし
まう。このように、近接効果が生じると所望形状のパタ
ーンが得られなくなってしまう。
のパターンを得るための手法を近接効果補正という。図
7は、従来の技術による近接効果の補正方法を説明する
ための図である。
ず、図形間で近接効果が生じてしまう場合を概略的に示
す。矩形パターンP5とP6を露光しようとした場合、
図7(A)右側に示すように中央部でパターンが広が
り、広がったパターンP5aとP6aとが中央部P7に
おいて接続してしまっている。このような近接効果を補
正するための方法を以下に説明する。
を変更することにより、近接効果を補正する方法を示
す。パターンP5とP6を露光する場合、パターン内の
全面積を同一強度で露光すると、図7(A)に示すよう
に近接効果が発生してしまう。
においては荷電粒子ビームの照射強度を低減することに
より、近接効果を補正する。たとえば、図に示すように
パターンP5およびP6の対向辺の中央部にサンプル点
Xをとり、これらのサンプル点において周囲のパターン
が及ぼす散乱を含めた荷電粒子ビーム照射量を算出し、
所望の照射量になるように近接部P8およびP9の照射
量を調整する。
射量を低減することにより、パターン間の領域P7にお
ける荷電粒子ビーム散乱量が低減し、近接効果を補正す
ることができる。
る図形削除法を説明するための図である。パターンP5
およびP6を設計通り露光すると、各パターンが設計値
以上に大きくなり、図7(A)に示すような近接効果が
生じてしまう。そこで、予めパターンを設計値以下に減
少し、露光後のパターンが散乱を含めて所望の値になる
ように調整する。
辺の中央部にサンプル点Xをとり、これらの点における
散乱を含めた荷電粒子ビーム照射量を算出し、所望のパ
ターンサイズになるように対向辺の近接領域P10およ
びP11を賛助する。この結果、近接効果で太くなった
パターンが所望の幅のパターンP5およびP6を形成す
るようになる。
存在する全てのパターン毎に補正を行なうので、補正処
理に要する時間がパターンの増大につれて急速に増大す
る。また、両補正方法共、パターン毎に代表点を設定
し、それらの点における露光強度値を基に補正を行なう
ため、代表点の数が少ないと間接効果によるパターンの
歪みが補正しきれない。代表点の数を増やすと、処理時
間の増大を招く。
しパターンを一括転写するブロック露光法については、
パターン毎に補正を行なう図形削除方法や照射強度変更
方法は実際上、実施するのに極めて困難である。
るゴースト露光法を示す。ゴースト露光法は、露光パタ
ーンを形成するための主パターンと、主パターンの白黒
反転パターンである補助露光パターンを用いる。補助露
光は通常主パターンを露光する実露光の30〜50%程
度の強度で行なう。
後、主パターンの露光により付随的に形成される散乱パ
ターンの強度に対応した強度で補助露光パターンの露光
を行なう。このような重ね露光を行なえば、主パターン
以外について全面でほぼ均一な露光が行なわれ、現像レ
ベルを調整することにより、主パターンのみを現像する
ことが可能になる。
に制御しつつ露光を行なうブランキングアパーチャアレ
イ露光方式を提案した。図8に、ブランキングアパーチ
ャアレイを概略的に示す。図8(A)は、ブランキング
アパーチャアレイの概略平面図を示す。遮光性基板80
内に多数の開口81が形成されている。
は、開口81が64個並べられ、次の行LB1には千鳥
状にずれた位置に64個の開口81が並べられている。
また、2列の開口列LA1とLB1を合わせて1組とし
た時、図中縦方向には8組の開口列が配置されている。
いて1/500に縮小される。マスク上においては、各
開口81は、25μm□の大きさを有し、横方向に50
μmピッチで並べられ、縦方向ピッチは100μmに設
定されている。ただし、縦方向に関しては100μmピ
ッチの中間に千鳥状にずれた他の1行の開口列が配置さ
れる。
は、図中横方向に約3200μm、図中縦方向に約80
0μmの寸法となる。なお、25μm□の開口は、対象
物上では0.05μm□の大きさとなる。
を図中縦方向に移動させつつ、開口81を通して荷電粒
子ビームを照射すれば、1組の開口列LA1、LB1に
よって対象物上の全面積を露光できる。8組の開口列に
よれば全面を8重に多重露光することができる。
極82a、82bが形成されており、これらの電極82
a、82bに印加する電圧によって開口81を通過する
電子ビームを対象物外の領域に偏向させることができ
る。
を通過する電子ビームに対してシャッタの役目を果たす
ことができる。開口81およびその両側辺に形成された
電極82a、82bによって1つのブランキングアパー
チャBAが形成される。
ランキングアパーチャBAが形成される。縦方向に見る
と、8個のブランキングアパーチャBAが同一横位置に
配置されるため、対象物上の同一位置を8重に露光する
ことができる。
ランキングアパーチャアレイを用いて試料面上に露光を
行なう場合の露光方式を説明するグラフである。図8
(B)において、横軸は時間をnsecで示し、縦軸は
試料面上の距離をμmで示す。
試料は0.5μm/50nsecで等速度に移動してい
るものとする。LA1で示した曲線は、図8(A)に示
す列LA1に属する1つのブランキングアパーチャBA
の露光対象を示す。
位置から0.05μmまでの位置を露光し、5nsec
から10nsecまでの時間に、試料面上の0.05μ
mから0.1μmの間の領域を露光する。
ンキングアパーチャの下に露出される領域を露光するこ
とにより、試料面上に1列の露光ストライプを形成する
ことができる。
方から下方に移動しているとした場合、試料面上の同一
縦位置が、10nsec後には千鳥状にずれた他のブラ
ンキングアパーチャの下に現れる。
列LA1で露光できる面積は、0.05μm幅ピッチ
0.1μmの領域であり、露光後形成されるのは等ピッ
チのラインアンドスペースである。
キングアパーチャ列LA1と相補的に配置された次段の
ブランキングアパーチャ列LB1で露光する必要があ
る。この2段目のブランキングアパーチャ列LB1の下
に現れる領域を破線LB1で示した。
ブランキングアパーチャ列LA1下に露出された領域が
第3列目のブランキングアパーチャ列LA2下に露出さ
れる。同様に、40nsec、60nsec、…にも、
同一位置が引き続く位置に配置されたブランキングアパ
ーチャBA下に露出される。それぞれの時点において露
光を行なうことにより、同一位置が多重露光される。
域の露光が、たとえば8段に分割される。電流のオン/
オフの単位が小さくなり、全体としても電子ビームが徐
々に増大し、徐々に減少することになる。すなわち、露
光電流の急激な変化が防止され、クーロン相互作用を補
償するためのリフォーカスが容易になる。
よる露光を説明するための概略図である。なお、簡単な
ため、対象とするパターンが1回露光のみによって露光
される場合を説明する。多重露光の場合には、同様の露
光を繰り返せばよい。
パーチャBA1〜BA5が2列に亘って千鳥状に配置さ
れているとする。露光すべきパターンは図9(B)に示
すような図形であるとする。すなわち、対象物の上に図
9(B)に示すような領域を露光することを考える。こ
こで、対象物は図9(A)に示すブランキングアパーチ
ャの上方から下方に向かって移動するとする。
ングアパーチャBA1とBA2の下に露光すべき領域の
下端が到達する。ここで、ブランキングアパーチャBA
1とBA2をオンとし、対応する領域を露光する。
示すように、上段の3つのブランキングアパーチャBA
1、BA2、BA3の下に露光すべき領域が現れる。そ
こでこれらの領域を露光する。
示すように上段のブランキングアパーチャBA1、BA
2の下に露光すべき領域が現れる。そこで、これらの領
域を露光する。
A1、BA2に隣接する領域に露光すべき領域が配置さ
れるが、これらに対応する領域にはブランキングアパー
チャが存在しないため、露光は行なわれない。
BAの下を対象となる試料が下方に順次移動するのにし
たがい、ブランキングアパーチャ下に露出される領域が
選択的に露光される。
図9(G)に進むと図9(E)で露光されなかった2つ
の領域がブランキングアパーチャBA4、BA5の下に
配置される。そこでこの段階において、これらの領域は
ブランキングアパーチャBA4、BA5によって露光さ
れる。
5列は図9(A)の上段に示すブランキングアパーチャ
BA1、BA2、BA3を用いて露光され、第2列、第
4列に対応する領域は、タイミングをずらしてブランキ
ングアパーチャBA4、BA5によって露光される。
(J)と順次対象物が移動するにつれ、露光できる領域
が露光され、図9(B)に示すパターンが形成される。
このように、ブランキングアパーチャアレイによれば、
任意の図形を露光することができる。
ロック露光と対立するものではなく、両立するものであ
る。すなわち、ステンシルマスク上にブロックパターン
とブランキングアパーチャアレイとを共に設け、出現頻
度の多いパターンはブロック露光によって露光し、出現
頻度の少ないパターンはブランキングアパーチャアレイ
によって露光すればよい。
ブランキングアパーチャアレイによれば、試料上の所定
領域に荷電粒子ビームを照射しつつ、ブランキングアパ
ーチャ各々を制御することにより、任意のパターンを露
光することができる。
ては、近接効果を補正するための補助露光が必要であ
る。ところで、ブランキングアパーチャアレイ露光を行
なう場合、補助露光を実行する方式は未だ確立していな
い。
アレイ方式のような、複数の荷電粒子ビームを独立にオ
ン/オフ制御して対象面上にパターンを露光する露光技
術において、近接効果を補正することのできる技術を提
供することである。
露光方法は、各々がオン/オフ制御可能な多数の開口部
を有し、所定方向に移動させた時、対象面上の任意の点
を複数回荷電粒子ビームで照射できるように前記多数の
開口部が配置されたブランキングアパーチャアレイ(B
AA)と、前記ブランキングアパーチャアレイ(BA
A)近傍に配置され、前記多数の開口部の各々より著し
く大きい開口面積を有し、それ自身はオン/オフ制御機
能を有さない補助露光用開口部(GEA)とを有する荷
電粒子ビーム露光装置を用いる荷電粒子ビーム露光方法
であって、露光情報にしたがって、ブランキングアパー
チャアレイの多数の開口部を独立にオン/オフ制御して
対象面上に荷電粒子ビームを照射して所望パターンの露
光を行なう実露光工程と、補助露光用開口部を用いて単
一の荷電粒子ビームを整形し、前記実露光における散乱
荷電粒子強度の低い領域に実露光より強度の弱い露光を
焦点をぼかした状態で行なう補助露光工程とを含む。
することにより対象面上に所望のパターンを露光するこ
とができる。しかし、このままでは近接効果が生じてし
まう。ところで、近接効果補正用の補助露光は高い分解
能を必要としない。
所望パターンを露光するための実露光よりも強度の弱い
補助露光を散乱荷電粒子強度の低い領域に行なえば、近
接効果を補正するための補助露光を行なうことができ
る。
ビーム露光方法を示す。図1(A)は、所望のパターン
を露光するための実露光を概略的に示す。所望のパター
ンを露光する実露光は、多数のブランキングアパーチャ
BAを有するブランキングアパーチャアレイBAAを用
いて行なう。
BAAはx方向に128、y方向に8のブランキングア
パーチャBAを含み、対象物上を相対的にy方向に移動
させつつ、8重露光を行なう。各ブランキングアパーチ
ャBAは、独立に制御され、選択された位置に複数の荷
電粒子ビームを照射する。
にオン/オフ制御することにより、対象面上に任意のパ
ターンを露光することができる。図1(B)は、補助露
光を説明するための概略図である。ブランキングアパー
チャアレイBAAと同等程度の面積を有する補助露光ア
パーチャGEAがブランキングアパーチャアレイBAA
の近傍に設けられている。この補助露光アパーチャGE
Aに、電子ビームEBを照射し、その断面積を適当に整
形した後、対象物上に照射する。
かいパターンを露光するには露光回数が増大し、露光時
間が長くなるが、近接効果補正のための補助露光は高い
分解能を必要としないため、実露光における各単位露光
領域と比較し、著しく広い領域を一度に露光しつつ、補
助露光を行なうことにより、速やかに近接効果補正を行
なうことができる。
なうためのブランキングアパーチャアレイBAAと、図
1(B)に示すように補助露光を行なうための補助露光
アパーチャGEAとを同一ステンシルマスク上に近接し
て配置することにより、実露光と補助露光とを連続して
行なうこともできる。
ように行なわれるかを示す。横軸は時間を示し、縦軸は
荷電粒子ビームの焦合状態であるフォーカスを示す。実
露光5aを行なっている間、荷電粒子ビームのフォーカ
スは合っており、次に補助露光6aを行なう際にはフォ
ーカスは外れている。再び実露光5bを行なうときには
フォーカスは合わせられ、続いて補助露光6bを行なう
ときにはフォーカスは外される。
状態で行ない、補助露光をフォーカスが外れた状態で行
なう。なお、実露光と補助露光の時間がほぼ等しいよう
に図示したが、実際上、補助露光の時間はもっと短くな
る。
る電子ビーム露光装置の構成を示すブロック図である。
電子ビーム露光装置の露光系10は、マスクデフレクタ
21、ステンシルマスク20、ブランキング電極25、
アパーチャ27、リフォーカスコイル28、電子レンズ
29を含む。
説明した露光系と同等である。ステンシルマスク20上
には、ブランキングアパーチャアレイBAAと、補助露
光アパーチャGEAが形成されている。
を介してステンシルマスク20上の所望領域に照射さ
れ、ステンシルマスク20の開口によって整形されてブ
ランキング電極25に入射する。ブランキング電極25
は所望の期間入射する電子ビームをブランキングする。
ムはアパーチャ27に入射し、不要部分を遮蔽されてリ
フォーカスコイル28に入射し、リフォーカスが実行さ
れた後、電子レンズ29に入射する。マスクデフレクタ
21、22、ブランキング電極25、リフォーカスコイ
ル28は、CPU52によって制御系80を介して制御
される。
向した場合、その偏向情報によって予め決められた補助
露光の露光量を設定し、リフォーカスに流す電流を変え
てビームがぼけた状態に自動的にセットされる。
ングアパーチャアレイBAAを用いて所望パターンの露
光を行なう場合を説明する。所望パターンを露光する実
露光においては、ブランキングアパーチャアレイBAA
の各ブランキングアパーチャBAに遅延回路Dを介して
パターンデータが供給される。すなわち、ブランキング
アパーチャアレイの8列の開口には、同一データがタイ
ミングをずらせて供給される。
するため、遅延回路Dには2組のシフトレジスタSR
1、SR2が接続されている。一方のシフトレジスタを
使用している間、他方のシフトレジスタはデータの準備
を行なえる。これら2組のシフトレジスタSR1、SR
2には、たとえば16組のスクローラS1、S2、…S
16が接続され、シフトレジスタSR1、SR2に交互
に1組のデータを供給する事ができる。
スタ1と同様の構成を有する回路である。スクローラS
にパターンデータを供給するために、各スクローラにそ
れぞれ4組のパターンデータ展開装置PDとSRAM等
のメモリSMとの組み合わせが接続されている。すなわ
ち、パターンデータ展開装置PDとスタティックRAM
の組み合わせは全部で4×16=64組設けられてい
る。
メモリからパターンデータを受け取り、露光すべき1単
位のパターンデータを作成し、SRAMで形成されたメ
モリSMにパターンデータを蓄積する。4組のメモリS
M1〜SM4は、交互に対応するスクローラSにパター
ンデータを供給する。
8で示したように、128×8のブランキングアパーチ
ャを有するものである場合、ブランキングアパーチャア
レイBAAに供給するパターンデータは128×nを単
位とするものとなる。ここで、nはパターンデータの単
位ストリップ領域の長さを規定する数であり、たとえば
2000である。
ターンデータを高速に伝達することのできるスクローラ
の構成例を示す。図3(A)はスクローラの回路構成を
示すブロック図である。128個のパターンデータIN
0〜IN127を並列に受け、直列に2000収容する
ことのできるスクローラは、128×2000のシフト
レジスタsrを図示のように接続したものである。
rの直列接続が並列に128組配置されている。128
個の入力信号IN0〜IN127を並列に受け、128
個の出力信号EX0〜EX127を並列に供給すること
ができる。
成例を示す回路図である。トランジスタTr1の出力信
号は、トランジスタTrAで形成されたゲートを介して
2段目のトランジスタTr2のゲート電極に印加され
る。
圧がハイであれば、トランジスタTr1の出力はローと
なり、ゲートTrAが開いた時、この信号を受けたトラ
ンジスタTr2はオフとなり、その出力はハイとなる。
このように、2つのトランジスタTr1、Tr2によっ
て1段のシフトレジスタが形成される。なお、トランジ
スタTr1、Tr2の出力信号は、それぞれゲートTr
A、TrBによって出力側に選択的に伝えられる。
よる露光を実用速度で行なうための動作例を簡単に説明
する。1つの電子ビームの寸法が0.05μm□である
として、1cm2 /secで露光を行なう場合を考え
る。1cm2 の面積の中には、0.05μm□のビーム
が4×1010個含まれることになる。1秒間に4×10
10の露光を行なうために、ビームの数はたとえば128
×8本を用いる。
0mm/secで進行するとし、メインデフレクタによ
り電子ビームは全体としてX方向に2mm/2nsec
で移動できる。
移動を5μsecに5回行なう。このとき、走査速度と
しては100μm/5μsecであり、1μm当たりの
走査に必要な時間は50nsecとなる。この値は、ビ
ーム1つ当たりの長さである0.05μmに対して2.
5nsecの長さとなり、1ショットを2.5nsec
で処理する必要がある。
ャアレイが八重に配置された前述の構成の場合、1つの
点を露光するのに8ショットが行なわれる。同一位置に
対して露光が完了するまでには8ショット、すなわち2
0nsecの時間がかかる。したがって、電子ビーム強
度に対してリフォーカスをかける場合、リフォーカスに
必要な時間は2.5nsecではなく、20nsecと
なる。
場合は、ステージ移動速度を半分にすることができ、サ
ブデフレクタは前述と同一の面積を露光するのに5μs
ecの2倍の10μsecを使用することができるよう
になる。この場合、1ショットに必要な時間も2倍の5
μsecとなる。図2、図3に示した構成によれば、こ
のような高速度の露光を行なうことが可能となる。
置の制御系80をCPU52が制御し、ステンシルマス
ク20上の補助露光アパーチャGEAを用いて行なわれ
る。図4は、実露光に続いて行なわれる補助露光を説明
する。この補助露光は一定の実露光単位毎に行い、実露
光と補助露光を交互に行なう。図4(A)は、電子ビー
ム露光装置におけるステンシルマスク20の部分を拡大
して示す。ステンシルマスク20には、多数の開口部を
備えたブランキングアパーチャアレイBAAが形成され
ており、その近傍に補助露光を行なうための補助露光ア
パーチャGEAも形成されている。
ーチャアレイBAAと等しい面積を有する1つの補助露
光アパーチャGEAを例示する。スリットデフレクタ1
7から入射する電子ビームが、補助露光アパーチャGE
Aと同一寸法を有し、補助露光アパーチャGEA全面に
入射したときには、GEAと等しい断面積を有する電子
ビームが対象物上に照射される。電子ビームを照射する
時間を制御することにより、パターンを露光する主露光
に対し、補助露光の強度を30〜50%程度に制御す
る。
形ビームのみでは精度が粗くなる。そのような場合は、
電子ビームEBを図4(A)破線で示すように補助露光
アパーチャGEAの中心からずらすことにより、補助露
光アパーチャGEAを透過する電子ビームの断面積を任
意に減少することができる。
態で実現することができる。図4(B)は、図4(A)
に示したようにブランキングアパーチャアレイBAAの
近傍に、ブランキングアパーチャアレイBAAの形状と
同一形状の1つの補助露光用アパーチャGEAを形成し
た場合を概略的に示す。
レイBAAの4辺に近接して補助露光アパーチャGEA
1〜GEA4を形成した場合を示す。このように、複数
の補助露光アパーチャを形成し、その形状、方向を変化
させることにより、露光したパターンの形状に合わせて
より効果的な補助露光を行なうことが可能となる。
ランキングアパーチャアレイBAAの4つの辺に近接し
て、ブランキングアパーチャアレイBAA側に尖った三
角形状の補助露光アパーチャGEA5〜GEA8が形成
されている。
のパターン密度が高いところほど低く、実露光が行なわ
れなかった領域ほど高い。したがって、一定面積の領域
を実露光した場合、その周辺における望ましい補助露光
強度は実露光に近い部分で低く、実露光から離れるにし
たがって高くなる。
を有する補助露光アパーチャGEAを用いると、このよ
うな露光強度の変化を容易に実現することができる。し
たがって、複数回の露光を行なわなくても、露光強度の
変化を実現できるため、補助露光に必要な時間を短縮す
ることができる。
の形状は、図示のものに限らない。種々の寸法の矩形や
三角形やその他の形状の補助露光開口を用いてもよい。
このように、ブランキングアパーチャを用いた実露光
と、可変断面ビームを用いた補助露光とを組み合わせる
ことにより、任意のパターンを高精度に露光することが
可能となる。
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
複数の荷電粒子ビームを露光情報にしたがって独立にオ
ン/オフ制御して露光を行なう方式においても、近接効
果補正を効率的に行なうことができる。
を用いることにより、任意のパターンを高速で露光で
き、かつ近接効果補正を行なうことにより、精度の高い
露光が行なえる。
である。
ロック図である。
示す概略平面図および回路図である。
の図である。
ク図である。
る。
の概略平面図およびグラフである。
明するための概略平面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 各々がオン/オフ制御可能な多数の開口
部を有し、所定方向に移動させた時、対象面上の任意の
点を複数回荷電粒子ビームで照射できるように前記多数
の開口部が配置されたブランキングアパーチャアレイ
(BAA)と、前記ブランキングアパーチャアレイ(B
AA)近傍に配置され、前記多数の開口部の各々より著
しく大きい開口面積を有し、それ自身はオン/オフ制御
機能を有さない補助露光用開口部(GEA)とを有する
荷電粒子ビーム露光装置を用いる荷電粒子ビーム露光方
法であって、 露光情報にしたがって、ブランキングアパーチャアレイ
の多数の開口部を独立にオン/オフ制御して対象面上に
荷電粒子ビームを照射して所望パターンの露光を行なう
実露光工程と、 補助露光用開口部を用いて単一の荷電粒子ビームを整形
し、前記実露光における散乱荷電粒子強度の低い領域に
実露光より強度の弱い露光を焦点をぼかした状態で行な
う補助露光工程とを含む荷電粒子ビーム露光方法。 - 【請求項2】 前記補助露光工程は、所定断面形状の荷
電粒子ビームを補助露光用開口部の開口面積の任意の位
置に照射することによって単一の荷電粒子ビームを整形
することを含む請求項1記載の荷電粒子ビーム露光方
法。 - 【請求項3】 前記補助露光工程は、予め定められた露
光量で、かつリフォーカスコイルに流れる電流をビーム
をぼかす状態に設定して行なわれる請求項1ないし2記
載の荷電粒子ビーム露光方法。 - 【請求項4】 前記実露光工程と前記補助露光工程とは
予め決められた露光単位面積毎に交互に行なわれる請求
項1〜3のいずれかに記載の荷電粒子ビーム露光方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01142992A JP3246611B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 荷電粒子ビーム露光方法と露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01142992A JP3246611B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 荷電粒子ビーム露光方法と露光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05206016A JPH05206016A (ja) | 1993-08-13 |
JP3246611B2 true JP3246611B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=11777834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01142992A Expired - Fee Related JP3246611B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 荷電粒子ビーム露光方法と露光装置 |
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Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3394237B2 (ja) | 2000-08-10 | 2003-04-07 | 株式会社日立製作所 | 荷電粒子ビーム露光方法及び装置 |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP01142992A patent/JP3246611B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH05206016A (ja) | 1993-08-13 |
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