JP3517395B2 - 包装巻き寿司 - Google Patents

包装巻き寿司

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JP3517395B2
JP3517395B2 JP2000329809A JP2000329809A JP3517395B2 JP 3517395 B2 JP3517395 B2 JP 3517395B2 JP 2000329809 A JP2000329809 A JP 2000329809A JP 2000329809 A JP2000329809 A JP 2000329809A JP 3517395 B2 JP3517395 B2 JP 3517395B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、外フィルムと内フィル
ムとの間にシート状食品を挟んだ包装シートによって包
装した包装巻き寿司に関するものである。
【0002】
【従来の技術】外フィルムと内フィルムとの間にシート
状食品を挟んで構成された包装シートによって巻き寿司
を包装した包装巻き寿司が実施されている。従来の斯種
包装シートには、巻き寿司の端面の乾燥防止と塵の侵入
を防止するために、巻き寿司の端面を覆う端面覆いフィ
ルムを具えたものがある。この場合、矩形の包装シート
から該端面覆いフィルムが突出することになり、包装シ
ートの製作に手間が掛かる。又、端面覆いフィルムにて
巻き寿司の端面を覆う作業は自動化が困難で、包装作業
全体が手作業となってしまい包装能率が上がらない。
又、不慣れな者が包装すると、包装シートの巻き付けが
弱くてシートに皺が生じて美観を損なう。本発明は、上
記問題を解決できる包装巻き寿司を明らかにするもので
ある。
【課題を解決する手段】
【0003】本発明の包装巻き寿司は、熱収縮性であり
幅方向の略中央部にて長手方向に分断可能な分断可能部
(21)を有している外フィルム(2)と、2枚のフィルム片
(31)(31)を外フィルム(2)の幅方向の略中央部で対向辺
を重ね合わせて形成された内フィルム(3)との間にシー
ト状食品(4)を挟んで構成された包装シート(1)を、内
フィルム(3)上に巻き寿司(5)を包装シートの長手方向
に沿わせて載せて巻き、外フィルム(2)を加熱熱収縮さ
せて構成され、巻き寿司(5)は締め付けられる様に包装
シート(1)にて包まれ、巻き寿司(5)からはみ出た包装
シートの耳部(11)(11)は熱収縮により閉じている。
【0004】
【作用及び効果】包装シート(1)に、従来の様に巻き寿
司(5)の端面覆いフィルムを突設する必要がなく、包装
シート(1)は矩形とすることができ、シートの製作が簡
単であり、又、余分の突出片の存在しない矩形のシート
は自動包装の際に扱い易い。包装シート(1)に巻き寿司
(5)を載せて巻き付け、加熱するだけでよいから包装の
自動化が容易となる。包装シート(1)は、外フィルム
(2)の熱収縮によって巻き寿司(5)を締め付ける様に美
しく包むことができる。包装シート(1)の両端耳部(11)
(11)は熱収縮で閉じているため、該耳部(11)を無理に開
いて異物を混入すれば、その痕跡が明らかとなるので、
異物混入防止に大いに効果がある。
【0005】包装を解くには、外フィルム(2)の分断可
能部(21)で該外フィルム(2)を分断して外フィルム(2)
を剥がし、シート状食品(4)を一旦剥がし気味にしてシ
ート状食品(4)と巻き寿司(5)から内フィルム(3)を抜
き剥がす。内フィルム(3)は予め2分されているため、
容易にフィルム片(31)(31)を抜き出すことができる。シ
ート状食品(4)を巻き寿司(5)に直接に被せて食する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1に示す如く、包装シート(1)
は、外フィルム(2)と内フィルム(3)との間にシート状
食品(4)を挟んで構成されている。
【0007】外フィルム(2)は熱収縮性のフィルム(シ
ュリンクフィルム)であって長さ約225mm、幅約14
5mmの長方形に形成されている。外フィルム(2)の幅方
向の略中央部には、長手方向の全長に亘って所謂ミシン
目と呼ばれる断続的な切込み(21a)を施して分断可能部
(21)を形成している。断続的な切込み(21a)(21a)は、5
〜10mmの間隔を存して平行に2列に施されている。
【0008】外フィルム(2)には、両端寄りに外フィル
ム(2)の分断可能部(21)と直交して断続的な切込み(12)
(12)が施されている。上記断続的な切込み(12)(12)間の
長さは、巻き寿司(5)の長さに対応しており、断続的な
切込み(12)(12)から外側へのフィルムの突出長さは、外
フィルム(2)が熱収縮しても巻き寿司(5)の端面を完全
に覆うだけの長さがあれば可い。
【0009】内フィルム(3)は、巻き寿司との滑りのよ
い2枚の略同形の略矩形のフィルム片(31)(31)を、互い
に長手方向に沿う内縁どうしを10〜15mm幅で重ね合
わせて形成され、内フィルム(3)の全体の輪郭は外フィ
ルム(2)のそれと同じである。
【0010】内フィルム(3)にも、前記外フィルム(2)
の断続的な切込み(12)(12)との対応位置に断続的な切込
み(32)(32)が施されている。
【0011】シート状食品(4)は、実施例ではシート状
海苔であり、外フィルム(2)の断続的な切込み(12)(12)
間に納まる矩形を呈している。
【0012】図2に示す如く、外フィルム(2)と内フィ
ルム(3)との間にシート状食品(4)を挟み、外フィルム
(2)の断続的な切込み(12)(12)の外側或いは内側にて、
シート状食品(4)に掛からぬ様に、且つシート状食品
(4)を囲む様に内外両フィルム(3)(2)を細線状に溶着
(10)して包装シート(1)を構成する。
【0013】上記包装シート(1)の内フィルム(3)上に
巻き寿司(5)を、シートの長手方向に沿わせ、且つ内フ
ィルム(3)の断続的な切込み(32)(32)間に位置して載
せ、図3に示す如く、包装シート(1)を巻き寿司(5)に
巻き付ける。包装シート(1)を巻き寿司(5)に巻き付け
た状態で、外フィルム(2)全体を加熱する。
【0014】図4に示す如く、外フィルム(2)は熱収縮
して、巻き寿司(5)を締め付ける様に包むと共に、包装
シート(1)の巻き寿司(5)からはみ出た両耳部(11)(11)
は、外フィルム(2)の熱収縮によって閉じる。このシー
トの耳部(11)(11)にはシート状食品(4)ははみ出ていな
いので、外フィルム(2)の熱収縮に支障はない。
【0015】包装を解くには、図5に示す如く、外フィ
ルム(2)の断続的な切込み(12)(12)間で分断可能部(21)
によって外フィルム(2)を分断する。次に断続的な切込
み(12)(12)に沿って外フィルム(2)を分断し剥がす。包
装シート(1)の両端耳部(11)(11)を引っ張って内フィル
ム(3)をその断続的な切込み(32)(32)から分断する。
【0016】図7に示す如く、シート状食品(4)を一旦
剥がし気味にしてシート状食品(4)と巻き寿司(5)から
内フィルム(3)を抜き剥がす。内フィルム(3)は予め2
分されているため、容易にフィルム片(31)(31)を抜き出
すことができる。シート状食品(4)を巻き寿司(5)に直
接に被せて食する。
【0017】上記の如く、包装シート(1)に、従来の様
に巻き寿司(5)の端面覆いフィルムを突設する必要がな
く、包装シート(1)は矩形とすることができ、包装シー
ト(1)の製作が簡単であり、又、矩形の包装シート(1)
は、自動包装の際に扱い易い。包装シート(1)に巻き寿
司(5)を載せて巻き付け、加熱するだけでよいから包装
の自動化が容易となる。
【0018】包装シート(1)は、外フィルム(2)の熱収
縮によって巻き寿司(5)を締め付ける様に美しく包むこ
とができる。包装シート(1)の両端耳部(11)(11)は、熱
収縮で閉じているため、該耳部(11)を無理に開いて異物
を混入すれば、その痕跡が明らかとなるので、異物混入
防止に大いに効果がある。
【0019】外フィルム(2)の分断可能部(21)は、上記
断続的な切込み(21a)に限定されることはなく、外フィ
ルム(2)長手方向に分断することができれば手段を問わ
ない。又、外フィルム(2)の断続的な切込み(21a)(12)
及び内フィルム(3)の断続的な切込み(32)は、フィルム
(2)の表裏に貫通させず、フィルムの肉厚の中途まで切
り込んで、薄肉部でフィルムを連続させても可い。
【0020】尚、外フィルム(2)は、巻き寿司(5)の長
手方向及び巻き方向の両方向に熱収縮するものでも、巻
き方向にのみ熱周収縮する方向性熱収縮フィルムでも実
施できる。
【0021】本発明は上記実施例の構成に限定されるこ
とはなく、特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装シートの分解斜面図である。
【図2】包装シートの斜面図である。
【図3】包装シートを巻き寿司に巻き付けた状態の斜面
図である。
【図4】巻き寿司に巻き付けた包装シートの両端をフィ
ルムの熱収縮によって閉じた状態の斜面図である。
【図5】外フィルムを分断可能部から分断する状態の斜
面図である。
【図6】外フィルムを剥がす手順の説明図である。
【図7】内フィルムを剥がす手順の説明図である。
【符号の説明】
(1) 包装シート (11) 耳部 (2) 外フィルム (21) 分断可能部 (3) 内フィルム (4) シート状食品 (5) 巻き寿司
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−173068(JP,A) 特開2000−125789(JP,A) 特開2000−296870(JP,A) 実開 昭63−49386(JP,U) 実開 昭63−28385(JP,U) 実開 昭51−60980(JP,U) 実開 昭61−95290(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 65/10 B65D 65/18 B65D 85/50 A23L 1/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱収縮性であり幅方向の略中央部にて長
    手方向に分断可能な分断可能部(21)を有している外フィ
    ルム(2)と、2枚のフィルム片(31)(31)を外フィルム
    (2)の幅方向の略中央部で対向辺を重ね合わせて形成さ
    れた内フィルム(3)との間にシート状食品(4)を挟んで
    構成された包装シート(1)を、内フィルム(3)上に巻き
    寿司(5)を包装シートの長手方向に沿わせて載せて巻
    き、外フィルム(2)を加熱熱収縮させて構成され、巻き
    寿司(5)は締め付けられる様に包装シート(1)にて包ま
    れ、巻き寿司(5)からはみ出た包装シートの耳部(11)(1
    1)は熱収縮により閉じている包装巻き寿司。
  2. 【請求項2】 シート状食品(4)の長さは巻き寿司(5)
    の長さとほぼ同じであり、包装シート(1)両端の耳部(1
    1)(11)にシート状食品(4)ははみ出していない請求項1
    に記載の包装巻き寿司。
  3. 【請求項3】 外フィルム(2)と内フィルム(3)には、
    巻き寿司(5)の両端部近傍位置にシートの巻き方向の全
    長に亘って断続的な切込み(12)(12)、(32)(32)が施され
    ている請求項1又は2に記載の包装巻き寿司。
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