JP3512643B2 - 遊星歯車装置 - Google Patents

遊星歯車装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用自動変速機な
どに用いられる遊星歯車装置、特にラビニヨウ型遊星歯
車装置において、遊星ギヤを回転自在に支持するシャフ
トのキャリヤに対する取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊星歯車機構を用いた自動変速機
の場合、遊星ギヤを回転自在に支持するためにキャリヤ
と呼ばれる部品が用いられる。一般に、キャリヤには、
遊星ギヤを回転自在に支持するシャフトの両端部を嵌合
支持する軸受部が設けられるが、シャフトをキャリヤに
対して回転しないように回り止めするとともに、シャフ
トの軸方向移動を規制する必要がある。
【0003】そのため、従来では、実開平2−5055
1号公報に記載のように、キャリヤの軸受部に、半径方
向外周側よりシャフトを貫通するネジ穴を設け、このネ
ジ穴にネジを螺着することにより、シャフトの回り止め
と軸方向の動きを規制したものが知られている。また、
ネジに代えてローラピンを用い、ローラピンをキャリヤ
の外径方向より挿入するとともに、ローラピンの抜け止
めのために、キャリヤの一部をカシメたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネジを
用いる場合には、ネジ穴の加工に手間がかかるととも
に、ネジの緩み防止のために格別の工夫が必要であっ
た。また、ローラピンを用いる場合には、カシメによっ
てキャリヤに歪みが発生しやすく、摩耗の原因となると
ともに、一旦組み付けると、分解できなくなるという欠
点があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、ピンを確実に抜
け止めして信頼性を向上させるとともに、キャリヤに歪
みを発生させず、かつ分解性にも優れた遊星歯車装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、互いに噛み合う第1,第2遊星ギヤをキ
ャリヤで支持し、両遊星ギヤをそれぞれ第1,第2のサ
ンギヤに噛み合わせるとともに、第1遊星ギヤをリング
ギヤに噛み合わせた遊星歯車装置において、上記キャリ
ヤに第1,第2遊星ギヤを回転自在に支持する第1,第
2シャフトの両端部を嵌合支持する軸受穴を有する軸受
部を設け、上記第1シャフトの一端部を支持するキャリ
ヤの一方の軸受部に、軸受穴と直交し、かつ外周側に開
口した半径方向の第1のピン穴を設け、上記第1シャフ
トの一端部に上記第1のピン穴に対応する半径方向の第
2のピン穴を設け、上記第1と第2のピン穴にピンを挿
入して第1シャフトをキャリヤに対して軸方向および回
転方向に固定するとともに、上記キャリヤの外周部に、
第1,第2遊星ギヤの外周部を覆うドラム状のキャリヤ
カバーを配置し、上記キャリヤカバーの軸方向一端部の
内周面に上記ピンの外周端部に当接してピンを外周方向
へ抜け止めする第1の当接面を設け、上記キャリヤカバ
ーの軸方向一端部の内周であって、上記第1の当接面と
周方向にずれた位置に軸方向のネジ挿通穴を有する側壁
部を設け、ネジを上記ネジ挿通穴を介してキャリヤに螺
着することにより、上記キャリヤの軸方向一端部にキャ
リヤカバーを固定し、上記キャリヤカバーの側壁部の内
側面に、上記第2シャフトの一端面に当接して第2シャ
フトを軸方向に抜け止めする第2の当接面を設け、上記
第2シャフトの他端部に異形断面部を設け、上記第1,
第2遊星ギヤとキャリヤとの間に、上記第1,第2シャ
フトの他端部に嵌合する2個の嵌合穴を有するスラスト
ワッシャを配置し、上記第2シャフトの異形断面部と嵌
合するスラストワッシャの嵌合穴を異形穴としたことを
特徴とする遊星歯車装置を提供する。
【0007】第1シャフトの一端部をキャリヤの軸受部
に挿入し、キャリヤの外径側よりピンをキャリヤの第1
ピン穴および第1シャフトの第2のピン穴に挿入す
る。ピンを挿入した後、キャリヤの一端部にネジを用い
キャリヤカバーを取り付けると、キャリヤカバーの
1の当接面がピンの外周端部を覆うことになる。キャリ
ヤが回転すると、ピン穴に挿入されたピンには遠心力に
よって外径方向へ抜けようとするが、キャリヤカバーの
第1の当接面がピンの外周端部に当接しているので、ピ
ンを確実に抜け止めできる。ピンはキャリヤの第1の
ン穴および第1シャフトの第2のピン穴に挿入するだけ
であるから、カシメのような無理な荷重がキャリヤや第
1シャフトに作用せず、歪みを発生させない。また、
ジを緩めてキャリヤカバーをキャリヤから取り外せば、
ピンを外径方向へ抜き取ることができるので、第1シャ
フトをキャリヤから容易に分解することができる。
た、第2シャフトも第1シャフトと同様にピンを用いて
固定してもよいが、ピン穴を別に加工しなければならな
い。そこで、第1,第2シャフトに嵌合する2個の嵌合
穴を有するスラストワッシャを用いて第2シャフトを回
り止めするとともに、このスラストワッシャで第2シャ
フトの一方への軸方向移動を規制し、他方への軸方向移
動はキャリヤカバーの側壁部の内側面で行うようにした
ものである。これにより、ピン穴などを設けずに第2シ
ャフトを位置決めでき、かつカシメをなくすことができ
る。
【0008】請求項2のように、キャリヤカバーの外周
面に、ブレーキのスプラインハブとワンウエイクラッチ
の内輪部とを一体に設けるのがよい。キャリヤカバー
が、ブレーキのスプラインハブとワンウエイクラッチの
内輪部とを兼ねることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかる遊星歯車装
置を用いた自動変速機の概略構成を示す。この自動変速
機は、トルクコンバータ1、トルクコンバータ1を介し
てエンジン動力が伝達される入力軸2、3個のクラッチ
C1〜C3、2個のブレーキB1,B2、ワンウエイク
ラッチF、ラビニヨウ型遊星歯車装置4、出力ギヤ5、
出力軸7、差動装置8などを備えている。
【0010】遊星歯車装置4のフォワードサンギヤ4a
と入力軸2とはC1クラッチを介して連結されており、
リヤサンギヤ4bと入力軸2とはC2クラッチを介して
連結されている。キャリヤ4cは中間軸3と連結され、
中間軸3はC3クラッチを介して入力軸2と連結されて
いる。また、キャリヤ4cはB2ブレーキとキャリヤ4
cの正転(エンジン回転方向)のみを許容するワンウェ
イクラッチFとを介して変速機ケース6に連結されてい
る。キャリヤ4cは2種類のピニオンギヤ4d,4eを
支持しており、フォワードサンギヤ4aは軸長の長いロ
ングピニオン(第1遊星ギヤ)4dと噛み合い、リヤサ
ンギヤ4bは軸長の短いショートピニオン(第2遊星ギ
ヤ)4eを介してロングピニオン4dと噛み合ってい
る。ロングピニオン4dのみと噛み合うリングギヤ4f
は出力ギヤ5に結合されている。出力ギヤ5は出力軸7
を介して差動装置8と接続されている。上記自動変速機
は、クラッチC1,C2,C3、ブレーキB1,B2お
よびワンウェイクラッチFの作動によって前進4段、後
退1段の変速段を実現している。
【0011】図2〜図6は遊星歯車装置4の具体的構造
を示す。ロングピニオン4dは第1シャフト10により
ニードルベアリング11を介して回転自在に支持されて
おり、ショートピニオン4eも第2シャフト12により
ニードルベアリング13を介して回転自在に支持されて
いる。キャリヤ4cには、図3,図6に示すように、第
1シャフト10の両端部および第2シャフト12の両端
部を嵌合支持する軸受穴14a,14bおよび15a,
15bが設けられている。
【0012】第1シャフト10の一端部を支持するキャ
リヤ4cの軸受穴14aには、外周側に開口した半径方
向のピン穴16が直交方向に形成されている。そして、
第1シャフト10の一端部にも上記ピン穴16に対応す
るピン穴10aが形成され、これらピン穴16,10a
に外周方向よりローラピン17を挿入することで、第1
シャフト10はキャリヤ4cに対して軸方向および回転
方向に固定されている。
【0013】キャリヤ4cの軸方向一端部(図3の右端
部)にはキャリヤカバー20が取り付けられている。キ
ャリヤカバー20は、キャリヤ4の外周部を覆うようド
ラム状に形成されており、B2ブレーキのクラッチ板が
係合するスプラインハブ21と、ワンウエイクラッチF
の内輪を構成する内輪部22とを備えている。また、キ
ャリヤカバー20の側壁部27にはネジ挿通穴23が設
けられ、このネジ挿通穴23に挿通された皿ネジ24を
キャリヤ4cのネジ穴18(図3参照)に螺着すること
により、キャリヤカバー20はキャリヤ4cに一体的に
固定される。キャリヤカバー20の一端部内周面には、
上記ローラピン17の外周端部を位置決めして、ローラ
ピン17を抜け止めする当接面25が形成されている。
【0014】第2シャフト12の他端部(図3の左端
部)には、外周面の一部を切り欠いた異形断面部12a
が形成されており、この異形断面部12aに対応する異
形穴30aを有するスラストワッシャ30(図5参照)
がキャリヤ4cの内面に配置されている。なお、異形断
面部12aの形状は、円形以外であれば、いかなる形状
でもよい。第2シャフト12の異形断面部12aをスラ
ストワッシャ30の異形孔30aに嵌合することによ
り、第2シャフト12の回転方向および軸方向左方への
動きが規制される。なお、スラストワッシャ30には第
1シャフト10の端部と嵌合する円穴30bも形成され
ている。また、第2シャフト12の軸方向右方への動き
は、キャリヤカバー20の一端部に設けた側壁部27の
内側面26によって規制されている。そのため、第2シ
ャフト12は回転方向および軸方向に固定される。
【0015】上記スラストワッシャ30はロングピニオ
ン4dおよびショートピニオン4eの一端面を摺動自在
に支持している。ロングピニオン4dの他端面はスラス
トワッシャ31によって、またショートピニオン4eの
他端面はスラストワッシャ32によってそれぞれ摺動自
在に支持されている。
【0016】キャリヤ4cの外側面には、オイルカバー
33が嵌着されている。このオイルカバー33は、キャ
リヤ4cの外面に沿って外径方向へ流れる油を受け止
め、第1シャフト10の軸心潤滑穴10bに供給してい
る。軸心潤滑穴10bに入り込んだ油は、第1シャフト
10とロングピニオン4dとの間に配置されたニードル
ベアリング11を潤滑している。
【0017】上記遊星歯車装置4を組み立てるには、ま
ず内径部にニードルベアリング11,13を挿入したロ
ングピニオン4dおよびショートピニオン4eをキャリ
ヤ4c内に配置し、第1シャフト10および第2シャフ
ト12を軸受穴14a,14bおよび15a,15bを
介してロングピニオン4dおよびショートピニオン4e
に挿通する。なお、事前にキャリヤ4cの内側にスラス
トワッシャ30〜32を配置しておく。そして、キャリ
ヤ4cのピン穴16と第1シャフト10のピン穴10a
とにローラピン17を挿入することで、第1シャフト1
0をキャリヤ4cに対して軸方向および回転方向に固定
する。一方、第2シャフト12の一端部の異形断面部1
2aをスラストワッシャ30の異形穴30aに嵌合させ
ることで、回転方向および軸方向に位置決めする。
【0018】上記のようにロングピニオン4dおよびシ
ョートピニオン4eをキャリヤ4cに組み付けた後、キ
ャリヤ4cにキャリヤカバー20を装着する。すなわ
ち、キャリヤ4cの外側にキャリヤカバー20を嵌合さ
せ、皿ネジ24をネジ挿通穴23を介してキャリヤ4c
のネジ穴18に螺着する。その後、皿ネジ24の頭部外
周をカシメることにより、皿ネジ24を緩み止めする。
このようにしてキャリヤ4cとキャリヤカバー20とが
一体化される。この状態で、ローラピン17の外周端部
がキャリヤカバー20の当接面25によって抜け止めさ
れるので、第1シャフト10は回転方向および軸方向に
固定される。また、第2シャフト12の他端部もキャリ
ヤカバー20の内側面26で位置決めされるので、第2
シャフト12も回転方向および軸方向に固定される。そ
の後、ロングピニオン4dにリングギヤ4fを噛み合わ
せ、キャリヤ4cおよびキャリヤカバー20の中心部に
中間軸3を挿入し、フォワードサンギヤ4aをロングピ
ニオン4dに噛み合わせ、リヤサンギヤ4bをショート
ピニオン4eに噛み合わせることで、組付を完了する。
【0019】上記遊星歯車装置4を構成する部品に何ら
かの故障が発生した場合には、皿ネジ24を緩めるだけ
で、キャリヤ4cとキャリヤカバー20とを分解でき
る。そのため、第2シャフト12をキャリヤ4cから簡
単に抜き取ることができ、ショートピニオン4eを容易
に分解できる。また、ローラピン17をピン穴16,1
0aから抜き取れば、第1シャフト10も容易に分解で
きるので、ロングピニオン4dも容易に分解できる。し
たがって、分解性に優れた遊星歯車装置4とすることが
できる。
【0020】上記構造の遊星歯車装置4において、キャ
リヤ4cとキャリヤカバー20とが一体に回転すると、
その遠心力によってピン穴16,10aに挿入されたロ
ーラピン17には外径方向への抜け力が作用するが、キ
ャリヤカバー20に設けられた当接面25がローラピン
17を抜け止めしているので、第1シャフト10はキャ
リヤ4cおよびキャリヤカバー20に対して回転方向お
よび軸方向に確実に固定される。
【0021】上記実施例では、ローラピン17が第1シ
ャフト10を貫通し、キャリヤ4aの軸受部に架け渡し
て挿通された例について説明したが、ローラピン17は
少なくとも第1シャフト10の回転方向および軸方向の
動きを規制できればよく、ローラピン17の長さは実施
例より短くてもよい。したがって、第1シャフト10の
ピン穴10aは必ずしも貫通している必要はない。
【0022】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、キャリヤに第1,第2遊星ギヤを回転自在に支
持する第1,第2シャフトの両端部を嵌合支持する軸受
部を設け、第1シャフトの一端部を支持するキャリヤの
軸受部に外周側に開口した半径方向のピン穴を設け、第
1シャフトの一端部に上記ピン穴に対応するピン穴を設
け、上記ピン穴にピンを挿入して第1シャフトをキャリ
ヤに対して軸方向および回転方向に固定するとともに、
キャリヤの軸方向一端部にキャリヤカバーを取り付け、
上記ピンの外周端部を位置決めしてピンを抜け止めする
当接面を上記キャリヤカバーに設けたので、遠心力によ
るピンへの抜け力をキャリヤカバーの当接面で支え、ピ
ンを確実に抜け止めできる。ピンはキャリヤのピン穴お
よび第1シャフトのピン穴に挿入するだけであるから、
カシメのような無理な荷重がキャリヤや第1シャフトに
作用せず、歪みを発生させない。そのため、摩耗の発生
を防止できる。また、キャリヤカバーをキャリヤから取
り外せば、ピンを外径方向へ抜き取ることができるの
で、第1シャフトをキャリヤから容易に分解することが
でき、分解性を向上させることができる。さらに、第
1,第2シャフトに嵌合する2個の嵌合穴を有するスラ
ストワッシャを用いて第2シャフトを回り止めするとと
もに、このスラストワッシャで第2シャフトの一方への
軸方向移動を規制し、他方への軸方向移動はキャリヤカ
バーの側壁部の内側面で規制するようにしたので、ピン
を用いずに第2シャフトを回転方向および軸方向に固定
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における車両用自動変速機の一例の概略
機構図である。
【図2】図1の自動変速機の遊星歯車装置部分の詳細断
面図である。
【図3】図2の遊星歯車装置のみの断面図である。
【図4】図3に示す遊星歯車装置の右側面図である。
【図5】図3のV−V線断面図である。
【図6】図3に示す遊星歯車装置の分解断面図である。
【符号の説明】
4 遊星歯車装置 4c キャリヤ 4d 第1遊星ギヤ 4e 第2遊星ギヤ 10 第1シャフト 10a ピン穴 12 第2シャフト 16 ピン穴 17 ピン 20 キャリヤカバー 25 当接面 30 スラストワッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 57/00 - 57/12 F16H 1/00 - 1/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに噛み合う第1,第2遊星ギヤをキャ
    リヤで支持し、両遊星ギヤをそれぞれ第1,第2のサン
    ギヤに噛み合わせるとともに、第1遊星ギヤをリングギ
    ヤに噛み合わせた遊星歯車装置において、上記キャリヤ(4c)に第1,第2遊星ギヤ(4d,4
    e)を回転自在に支持する第1,第2シャフト(10,
    12)の両端部を嵌合支持する軸受穴を有する軸受部を
    設け、 上記第1シャフト(10)の一端部を支持するキャリヤ
    (4c)の一方の軸受部に、軸受穴(14a)と直交
    し、かつ外周側に開口した半径方向の第1のピン穴(1
    6)を設け、 上記第1シャフト(10)の一端部に上記第1のピン穴
    (16)に対応する半径方向の第2のピン穴(10a)
    を設け、 上記第1と第2のピン穴(16,10a)にピン(1
    7)を挿入して第1シャフト(10)をキャリヤ(4
    c)に対して軸方向および回転方向に固定するととも
    に、 上記キャリヤ(4c)の外周部に、第1,第2遊星ギヤ
    (4d,4e)の外周部を覆うドラム状のキャリヤカバ
    ー(20)を配置し、 上記キャリヤカバー(20)の軸方向一端部の内周面に
    上記ピン(17)の外周端部に当接してピン(17)を
    外周方向へ抜け止めする第1の当接面(25)を設け、 上記キャリヤカバー(20)の軸方向一端部の内周であ
    って、上記第1の当接面(25)と周方向にずれた位置
    に軸方向のネジ挿通穴(23)を有する側壁部(27)
    を設け、ネジ(24)を上記ネジ挿通穴(23)を介し
    てキャリヤ(4c)に螺着することにより、上記キャリ
    ヤ(4c)の軸方向一端部にキャリヤカバー(20)を
    固定し、 上記キャリヤカバー(20)の側壁部(27)の内側面
    に、上記第2シャフト(12)の一端面に当接して第2
    シャフト(12)を軸方向に抜け止めする第2の当接面
    (26)を設け、 上記第2シャフト(12)の他端部に異形断面部(12
    a)を設け、 上記第1,第2遊星ギヤ(4d,4e)とキャリヤ(4
    c)との間に、上記第1,第2シャフト(10,12)
    の他端部に嵌合する2個の嵌合穴を有するスラストワッ
    シャ(30)を配置し、 上記第2シャフト(12)の異形断面部(12a)と嵌
    合するスラストワッシャ(30)の嵌合穴(30a)を
    異形穴とした ことを特徴とする遊星歯車装置。
  2. 【請求項2】上記キャリヤカバー(20)の外周面に
    は、ブレーキ(B2)のスプラインハブ(21)とワン
    ウエイクラッチ(F)の内輪部(22)とが一体に設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載の遊星歯車
    装置。
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