JP3511752B2 - モータブラシの支持構造 - Google Patents

モータブラシの支持構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータブラシの支持
構造に関し、特に支持アームの振動を防止する構造の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モータフレームF内には、図13に示す
ように、電機子コイルM1に通電するためのコミュテー
タM2がシャフトM3と一体に設けられており、このコ
ミュテータM2の外周にモータブラシ1が接触導通して
いる。シャフトM2を取り去った状態でのモータブラシ
1の外観を図14に示す。
【0003】図において、モータフレームFのフレーム
エンド3内壁には、筒内周の一部に矩形のブラシ保持部
32が形成されており、これの保持溝321内にブラシ
1の基端が挿入固定されている。図に示すブラシ1は板
バネによりブラシアーム部12がブラシ本体部11と同
一形状に連続的に成形されており、コミュテータM2と
の接触を確実にするために、板バネの大部分は上下に三
つに分離されている。
【0004】ブラシ設置構造の詳細を図15に示す。図
において、フレームエンド3は最外側(図の下側)が鋼
板33で構成され、これに所定形状の内側樹脂体34が
熱かしめにより固着してある。上記ブラシ保持部32は
内側樹脂体34の一部に形成されており、その保持溝3
21には、鋼板33を貫通した取付け孔322が開口し
ている。上記ブラシ1のブラシアーム部12基端にはこ
れに直交するターミナル板13がかしめ固定され(図1
5)、ターミナル板13の先端は上記取付け孔322内
に圧入されてフレームエンド3から突出している(図1
6、図13参照)。
【0005】ところで、コミュテータM2を構成する各
整流子片の間には通常微小な段差があり、また、整流子
片の表面に疵が生じたりすることにより、これら整流子
片に接するブラシ1が起振されることがある。このブラ
シ振動は発明者の解析(レーザードップラー振動計を用
いた振動モード解析)によると、図17に示すように、
コミュテータM2に対する接触部(図16の破線)と固
定部とを節とする湾曲振動であり、この振動は共振域に
おいて非常に大きくなって、モータ騒音や火花放電によ
る電源ラインノイズの原因となる。
【0006】そこで、このようなブラシ振動を防止する
ために種々の対策が講じられている。例えば実公昭47
−32401号公報にはゴムブロックのような防振部材
をブラシアームの板面に貼り付けたものが、また、実開
平2−14257号公報にはブラシアームの板面にリブ
を形成して剛性向上を図ったものが、それぞれ示されて
いる。
【0007】しかし、ブラシアームにゴムブロックのよ
うな異物を付加すると、その重量増のためにコミュテー
タ表面の微小な凹凸に対するブラシの追従性が悪化し
て、通電性能が損なわれるという問題がある。また、ブ
ラシアームにリブを形成するものでは、アーム形状が複
雑化して製造コストが上がるという問題がある。これに
対して、実公昭47−32401号公報には、L形のブ
ラシアームの屈曲部に、モータフレームの支柱に取り付
けたゴム体を当接させて、当該ゴム体の弾性変形により
防振を図ったものが示され、また、実開昭62−177
263号公報には、ブラシアームの一部を防振片として
切り起こして、その先端を、モータフレームに立設した
プレートに当接させ、防振片の弾性変形により振動を抑
えるものが示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような構造によれ
ば、ブラシアームに異物を付加したり、アーム形状を複
雑に加工する必要はないが、ゴム体等の弾性変形を利用
して防振を図るものであるため、コミュテータに対する
適正な接触圧を維持しつつ良好な防振作用を実現するた
めには、ブラシアームと上記ゴム体、あるいは上記防振
片とプレートとの相対位置を正確に設定する必要があっ
て、工業用ロボット等を使用した簡易な組付けにはなじ
まないという問題がある。
【0009】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するもので、工業用ロボット等を使用した簡易な組付け
によっても、常に良好なブラシ防振作用を発揮するモー
タブラシの支持構造を提供することを目的とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の概要】 本発明は、モータのコミュテータに接
触するブラシ(1A、1B)を支持するアーム(2)
に、当該アーム(2)と共に移動し、アーム(2)の振
動時に静止部材(31)との間の摩擦による振動減衰力
を生じる振動減衰部材(21)を設ける。この振動減衰
部材は、前記アーム(2)の一部から延出して前記静止
部材たるモータフレームの内壁(31)に摩擦接触する
摩擦片(21)とすることができる。
【0013】このような構造によれば、振動減衰部材は
アームと共に移動するから、取付け誤差等がある状態で
コミュテータの押し込みに伴ってアームが変位しても、
アームに新たな荷重が印加されることはなく、コンミュ
テータに対するブラシの適正な接触圧が維持される。そ
して、この状態でブラシに振動が入力すると、振動減衰
部材は静止部材との間の摩擦による振動減衰力を生じて
振動を速やかに低減する。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1には、本発明を利用した支持構造
の一例を示し、従来例を示す図14に対応するものであ
る。図において、板バネ製のブラシ1には板面の2か所
に、先端から中間位置へ至る切り込みが形成されて、上
下方向へ3つの接触片に分離されている。このブラシ1
は、フレームエンド3に形成したブラシ保持部32にブ
ラシアーム部12の基端が保持固定され、3つの接触片
からなるブラシ本体部11が、フレームエンド3のモー
タシャフト支持穴35近傍へ延びている。
【0015】また、上記ブラシ1のブラシアーム部12
は中間位置にて、その下辺がフレームエンド3内壁に設
けた振動減衰部材としてのブチルゴム製防振体4内に埋
設されている(図2)。すなわち、ブチルゴムをノズル
から押し出して、図3に示すように、フレームエンド3
の内壁上に山形のブチルゴム製防振体4を形成してお
く。そして、ブラシ1基端のターミナル板13を、ブラ
シ保持部32の取付け孔322内に上方から圧入する
と、ブラシアーム部12の下辺に形成した矩形の凸部1
21がブチルゴム製防振体4内に押し込まれ結合され
る。
【0016】ブチルゴム製防振体4の形成は、シャフト
支持穴35を挟んだ両側のフレームエンド3内壁上の適
宜位置に、ブチルゴムをノズルから押し出して盛りつけ
ることにより行う(図4(A))。そして、これらブチ
ルゴム製防振体4に、ブラシ保持部32に圧入固定され
た各ブラシ1A、1Bの、ブラシアーム部12の下辺凸
部121をそれぞれ押し込む(同図)。なお、図中、M
3はモータシャフトである。
【0017】左右のブラシ1A、1Bの間にコミュテー
タM2を位置させるには、上記ブラシ1A、1Bを外部
装置によって上記コュテータM2の外径よりもやや大き
い程度に押し拡げ、上記ブラシ1A、1B間に上記コミ
ュテータM2を位置させる。その後に、外部装置をリリ
ースさせると、図4(B)に示すように、左右のブラシ
1A、1Bのブラシ部11はコミュテータM2と接触
し、ブラシアーム部12は互いに外方へ拡がり湾曲す
る。
【0018】このブラシアーム部12の湾曲変形に伴
い、これらの下辺が押し込まれたブチルゴム製防振体4
も変形するが、ブチルゴムは既述のように低弾性である
から、ブチルゴム製防振体4は殆ど弾性力を生じること
なく自由に変形する。したがって、図4(B)の状態に
湾曲変形した各ブラシ1A、1Bは、殆ど自己の変形弾
性力のみでコミュテータM2外周面に接触し、適正な接
触力が保証される。
【0019】この状態でコミュテータM2が回転し、そ
の外周面の凹凸等による周期的な起振力がブラシ本体部
11に入力しても、ブラシアーム部12の振動に対して
これが押し込まれたブチルゴム製防振体4は自身の内部
抵抗による大きな減衰力を生じて、振動を速やかに低減
する。特に、本実施形態においては、ブチルゴム製防振
体4が振動の腹になるブラシアーム部の中間位置に粘着
結合されているから、最も振動防止効果が大きい。な
お、本実施形態に限らず節に近い部分にブチルゴム製防
振体4を配しても、十分効果がある。
【0020】この効果を図5(A)に示し、図はモータ
フレームF(図13)の外表面に加速度ピックアップを
取り付け、その出力をチャージアンプを介してFFTア
ナライザに入力して解析したものである。図から明らか
なように、本発明の防振構造がない場合に現れるブラシ
振動のピーク(図5(B)のX矢印)はほぼ完全に解消
されている。発明者の実験によると、ブチルゴム製防振
体をブラシアームの板面に貼り付けて防振を図る従来技
術に比しても、15dB以上も振動レベルが低下する。
【0021】このように、本実施形態においては、ブラ
シのブラシアーム部とブチルゴム製防振体を高精度に位
置決めすることなく、コミュテータ外周面に対する適度
なブラシ接触圧を維持できるとともに、ブラシの振動も
良好に防止することができる。このようなブラシの組付
けには工業用ロボットの使用が可能であるから、製造コ
ストの大幅な低減を図ることができる。
【0022】なお、本実施形態において、ブラシアーム
部の下辺に形成する凸部は、ブチルゴム製防振体との確
実な結合に有効であるが、特には必要としない。 (第2実施形態)図6において、モータのフレームエン
ド3内壁には、ブラシ1のブラシアーム部12下辺近く
へ至る突壁36が形成されており、この突壁36側面と
ブラシアーム部12側面間にブチルゴムの防振体5が介
設してある(図7)。ブチルゴム製防振体5はその粘着
力により両端が突壁36とブラシアーム部12のそれぞ
れに粘着している。
【0023】すなわち、図8、図9に示すように、ブラ
シアーム部12の下辺凸部121側面にブチルゴムをノ
ズルから押し出して盛りつけ、上記ブチルゴム製防振体
5としておく。この状態で、ブラシアーム部12基端の
ターミナル板13をブラシ保持部32の取付け孔322
内に圧入すると、ブチルゴム製防振体5は上記突壁36
との間に挟まれて自身の粘着力で突壁36に接着する。
【0024】このような構造において、大径のコミュテ
ータM2を位置させると、第1実施形態で説明したよう
にブラシ1のブラシアーム部12が外方へ拡がり湾曲し
て突壁36に接近し、ブチルゴム製防振体5が圧縮変形
する。ところで、このブチルゴム製防振体5は、第1実
施形態において説明したように、殆ど弾性力を生じるこ
となく自在に圧縮変形し、ブラシ1の本体部11は、ブ
ラシアーム部12の変形弾性力でのみコミュテータM2
外周面に接触して適正な接触力が保証される。
【0025】この状態でコミュテータM2が回転し、そ
の外周面の凹凸等による周期的な起振力がブラシ本体部
11に入力しても、ブラシアーム部12と突壁36の間
に介在する防振体5が、自身の内部抵抗による大きな減
衰力を生じて振動を速やかに低減し、第1実施形態と同
様の効果が得られる。 (第3実施形態)図10にはモータのフレームエンド部
の横断面を、図11にはフレームエンド部の縦断面をそ
れぞれ示す。図において、モータシャフトM3と一体に
回転するコミュテータM2の外周面には左右位置に、矩
形ブロック状のカーボン製ブラシ1A、1Bの先端面が
それぞれ接触しており、これらブラシ1A、1Bは背面
部を板バネ製のアーム2A、2Bで保持されている。
【0026】このアーム2は図12に示すように、一定
幅の板バネを弧状に湾曲成形したもので、その先端部2
2でブラシ1を屈曲抱持するとともに、アーム2の基端
23はフレームエンド3の樹脂基板37に固定されたタ
ーミナル板38に巻回固定されている。また、上記アー
ム2は中間位置で側縁の一部が屈曲延出して摩擦片21
となっている。
【0027】一方、金属製フレームエンド3には左右の
一部領域に絶縁材による接触面部31が設けられ(図1
0、図11)、これら接触面部31に上記各摩擦片21
の先端面が弾性接触している。このような構造におい
て、アーム2に支持されたブラシ1A、1Bを設置した
後、これらブラシ1A、1B間に大径のコミュテータM
2を位置させると(図示の状態)、第1実施形態で説明
したようにアーム2は互いに外方へ拡がり湾曲する。こ
の時の湾曲変形に伴うアーム2の移動に対しては、摩擦
片21と接触面部31が接触することによって生じる弾
性力は、アーム2の変形弾性力に較べて十分に小さいた
め、接触による摩擦抵抗は小さく、アーム2先端のブラ
シ1A、1Bは、殆どアーム2の変形弾性力でのみコミ
ュテータM2外周面に接触する。これにより、コミュテ
ータM2に対するブラシ1A、1Bの適正な接触力が保
証される。
【0028】この状態でコミュテータM2が回転して周
期的な起振力がブラシ1A、1Bに入力すると、アーム
2は湾曲振動しようとするが、このアーム2の振動移動
に対しては、互いに接する上記摩擦片21と接触面部3
1により小さいながらも振動を減衰させるには十分な摩
擦抵抗が生じて、振動は速やかに減衰低減される。とこ
ろで、上記カーボン製ブラシ1A、1Bはコミュテータ
M2との長時間の接触により磨耗し、これに伴ってアー
ム2は次第に内方へ戻り変形する。しかし、上記接触面
部31をアーム2の変形移動領域を十分カバーする広さ
に形成しておけば、内方へ移動した位置においても、ア
ーム2への振動入力に対して摩擦片21と接触面部31
の接触による効果的な振動減衰作用が発揮される。
【0029】なお、本実施形態においてはアーム2の下
辺から一体的に摩擦片21を延出させたが、これに代え
て、アームの下辺に別体の帯状樹脂フィルムを接着して
その先端を接触面部に接触させるようにしても良い。な
お、発明者の実験によると、樹脂フィルム以外に帯状の
紙片を使用することもでき、また、適当長さの、たこ糸
のような糸片をフレームエンド内壁上へ垂らすことも有
効である。また、絶縁材の接触面部を特に設けることな
く、アーム2とフレームエンド3との絶縁が図れるので
あれば、フレームエンド3の一般面に摩擦片21が直接
接触するようにしても良い。
【0030】上記第1および第2実施形態と、第3実施
形態とではブラシの構造が異なっているが、いずれの実
施形態におけるブラシ支持構造も、互いに他の実施形態
におけるブラシ構造に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における、モータのフレ
ームエンド部の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態における、ブラシの部分
断面正面図で、断面部は図1のII−II線に沿ったもので
ある。
【図3】本発明の第1実施形態における、ブラシの全体
側面図とフレームエンド部の部分断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態における、モータのフレ
ームエンド部の概略正面図である。
【図5】本発明の第1実施形態における効果を示す、振
動レベルの周波数分析図である。
【図6】本発明の第2実施形態における、モータのフレ
ームエンド部の斜視図である。
【図7】本発明の第2実施形態における、ブラシの部分
断面正面図で、断面部は図6のVII −VII 線に沿ったも
のである。
【図8】本発明の第2実施形態における、ブラシの全体
側面図とフレームエンド部の部分断面図である。
【図9】本発明の第2実施形態における、ブラシの正面
図である。
【図10】本発明の第3実施形態における、モータのフ
レームエンド部の横面図である。
【図11】本発明の第3実施形態における、モータのフ
レームエンド部の縦面図である。
【図12】本発明の第3実施形態における、ブラシおよ
びアームの全体斜視図である。
【図13】モータの全体概略側面図である。
【図14】従来例における、モータのフレームエンド部
の斜視図である。
【図15】従来例における、ブラシの全体側面図とフレ
ームエンド部の部分断面図である。
【図16】従来例における、ブラシを組付けた状態での
モータのフレームエンド部の断面図である。
【図17】従来例における、ブラシの振動状態を示す概
略平面図である。
【符号の説明】 1、1A、1B…ブラシ、11…ブラシ本体部、12…
ブラシアーム部、2…アーム、21…摩擦片、3…フレ
ームエンド、31…接触面部、36…突壁、4…ブチル
ゴム製防振体、5…ブチルゴム製防振体。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−107602(JP,U) 実開 昭62−177268(JP,U) 実開 昭57−47855(JP,U) 実開 昭52−148307(JP,U) 実開 昭57−163179(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 13/00 H01R 39/24 H02K 5/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータのコミュテータに接触するブラシ
    (1A、1B)を支持するアーム(2)に、当該アーム
    (2)と共に移動し、アーム(2)の振動時に静止部材
    (31)との間の摩擦による振動減衰力を生じる振動減
    衰部材(21)を設けたモータブラシの支持構造であっ
    て、 前記静止部材は、前記アーム(2)が振動移動する方向
    と平行になっているモータフレームの内壁(31)であ
    り、 前記振動減衰部材は、前記アーム(2)の一部から延出
    して先端面が前記モータフレームの内壁(31)に摩擦
    接触する摩擦片(21)である ことを特徴とするモータ
    ブラシの支持構造。
  2. 【請求項2】 前記摩擦片と摩擦接触するモータフレー
    ムの内壁は、絶縁材により設けられた接触面部(31)
    であり、前記接触面部(31)は、前記アームの変形移
    動領域をカバーする広さのものであることを特徴とする
    請求項1に記載のモータブラシの支持構造。
  3. 【請求項3】 前記摩擦片と摩擦接触するモータフレー
    ムの内壁は、絶縁材により設けられた接触面部(31)
    であり、前記摩擦片(21)と前記接触面部(31)が
    接触することによって生じる弾性力は、前記アーム
    (2)の変形弾性力に較べて小さいものであることを特
    徴とする請求項1に記載のモータブラシの支持構造。
  4. 【請求項4】 前記アーム(2)は板バネを弧状に湾曲
    成形したもので、その先端部で前記ブラシ(1A、1
    B)を保持しており、前記摩擦片(21)は前記アーム
    (2)の下辺から一体的に延出していることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか1つに記載のモータブラ
    シの支持構造。
  5. 【請求項5】 前記摩擦片(21)は、前記アーム
    (2)の下辺に接着された帯状樹脂フィルムあるいは帯
    状の紙片であることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれか1つに記載のモータブラシの支持構造。
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