JP3510671B2 - 車両用ドア組付体 - Google Patents
車両用ドア組付体Info
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- Japan
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- outside
- door assembly
- vehicle door
- inside panel
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
- B60J5/04—Doors arranged at the vehicle sides
- B60J5/0468—Fixation or mounting means specific for door components
- B60J5/0469—Fixation or mounting means specific for door components for door panels, e.g. hemming
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
- B60J5/04—Doors arranged at the vehicle sides
- B60J5/0412—Lower door structure
- B60J5/0415—Outer panel
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/16—Two dimensionally sectional layer
- Y10T428/169—Sections connected flexibly with external fastener
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインサイドパネルと取り
外しが容易なアウトサイドパネルとで成る車両用ドア組
付体に関するものである。
外しが容易なアウトサイドパネルとで成る車両用ドア組
付体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インサイドパネルとアウトサイドパネル
より成る車両ドアは従来から知られており、従来技術を
用いこれらパネルは接着あるいは溶接されている。つま
り、この二枚のパネルが単一構造となり、アウトサイド
パネルがインサイドパネルから取り外しできなくなって
いる。このような状態では、2つのパネル間に形成され
るスペースへの連絡は制限され、一般にはインサイドパ
ネルに形成された連絡穴を介して行なわれる。このこと
はドアロックや窓などの機構を組み付けたり、メンテナ
ンスする場合に非常に面倒である。さらに、アウトサイ
ドパネルが傷ついた場合などは、ドア組付体全部を交換
しなければならないかもしれない。加えて、このパネル
は熱膨張率が異なる場合が多々あり、そのためパネルが
曲がったり、変形してしまったり、溶接や接着による影
響でドアにガタが生じたりしてしまう。
より成る車両ドアは従来から知られており、従来技術を
用いこれらパネルは接着あるいは溶接されている。つま
り、この二枚のパネルが単一構造となり、アウトサイド
パネルがインサイドパネルから取り外しできなくなって
いる。このような状態では、2つのパネル間に形成され
るスペースへの連絡は制限され、一般にはインサイドパ
ネルに形成された連絡穴を介して行なわれる。このこと
はドアロックや窓などの機構を組み付けたり、メンテナ
ンスする場合に非常に面倒である。さらに、アウトサイ
ドパネルが傷ついた場合などは、ドア組付体全部を交換
しなければならないかもしれない。加えて、このパネル
は熱膨張率が異なる場合が多々あり、そのためパネルが
曲がったり、変形してしまったり、溶接や接着による影
響でドアにガタが生じたりしてしまう。
【0003】また、インナサイドパネルをアウトサイド
パネルにネジにより取り付ける技術が知られているが、
これによっては熱膨張率の問題は以然として解決されな
い。更に、ネジによる接続は補強材をネジを受ける側の
パネルのネジ穴に取り付けねばならず高価なものにな
る。合成樹脂でパネルを作った場合、表面に塗装が必要
なひけが生じるかも知れない。最後に、複数のネジ留め
具の取り付け、取り外しは時間がかかる作業である。
パネルにネジにより取り付ける技術が知られているが、
これによっては熱膨張率の問題は以然として解決されな
い。更に、ネジによる接続は補強材をネジを受ける側の
パネルのネジ穴に取り付けねばならず高価なものにな
る。合成樹脂でパネルを作った場合、表面に塗装が必要
なひけが生じるかも知れない。最後に、複数のネジ留め
具の取り付け、取り外しは時間がかかる作業である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第5,05
0,351号に取り外し可能なアウトサイドパネルを持
つ車両用ドア組付体が開示されており、この車両用ドア
組付体はアウトサイドパネルが取り外し可能であって、
シールとして機能しかつ熱膨張の違いを吸収するPRO
FILE STRIP(異形材片)を備えている。
0,351号に取り外し可能なアウトサイドパネルを持
つ車両用ドア組付体が開示されており、この車両用ドア
組付体はアウトサイドパネルが取り外し可能であって、
シールとして機能しかつ熱膨張の違いを吸収するPRO
FILE STRIP(異形材片)を備えている。
【0005】しかしながら、この発明はアウトサイドパ
ネルに取り付けられてインサイドパネルとの接続に使わ
れる別のカバー部材が必要になる欠点がある。このカバ
ーを取り外して窓が作動できるようにする必要があるか
ら、このカバーは長方形あるいは長円形とする必要があ
る。したがって、アウトサイドパネルの重量がカバー部
材の側端部に集中して加わることになり、その結果、そ
のカバー部材の側端部が変形したり、破損してしまう。
更には前述のプロフィルストリップは何の構造的な支持
機能もせず、単に種々の構造物間のシール材として機能
するだけである。
ネルに取り付けられてインサイドパネルとの接続に使わ
れる別のカバー部材が必要になる欠点がある。このカバ
ーを取り外して窓が作動できるようにする必要があるか
ら、このカバーは長方形あるいは長円形とする必要があ
る。したがって、アウトサイドパネルの重量がカバー部
材の側端部に集中して加わることになり、その結果、そ
のカバー部材の側端部が変形したり、破損してしまう。
更には前述のプロフィルストリップは何の構造的な支持
機能もせず、単に種々の構造物間のシール材として機能
するだけである。
【0006】ここで、代表的な従来技術について 具体
的に、図1、2によって説明する。図1には、第2イン
ナーパネル(5)と、これに恒久的に接続された第1ア
ウターパネル(1)とから成り、その間に空間(10)
が形成されている公知の車両用ドア組付体が示されてい
る。空間(10)には通常のロック機構、窓歯車装置お
よび窓ガラス(示されていない)が配設されている。こ
のロック機構や窓歯車装置との連絡は、第2インナーパ
ネル(5)に形成された連絡穴(示されていない)を介
してでなければ行なえない。
的に、図1、2によって説明する。図1には、第2イン
ナーパネル(5)と、これに恒久的に接続された第1ア
ウターパネル(1)とから成り、その間に空間(10)
が形成されている公知の車両用ドア組付体が示されてい
る。空間(10)には通常のロック機構、窓歯車装置お
よび窓ガラス(示されていない)が配設されている。こ
のロック機構や窓歯車装置との連絡は、第2インナーパ
ネル(5)に形成された連絡穴(示されていない)を介
してでなければ行なえない。
【0007】したがって、先に述べた構成要素を補修や
組付けする場合に作業空間が制限されるという問題を生
じる。更に、第1アウターパネル(1)が破損して交換
する必要がある場合には、第2インナーパネル(5)か
ら取り外すことができないことから、両パネルを交換し
なければならず、交換の費用が重むことになってしま
う。
組付けする場合に作業空間が制限されるという問題を生
じる。更に、第1アウターパネル(1)が破損して交換
する必要がある場合には、第2インナーパネル(5)か
ら取り外すことができないことから、両パネルを交換し
なければならず、交換の費用が重むことになってしま
う。
【0008】図2には、第1アウターパネル(1)と第
2インナーパネル(5)との公知の固定方法が示されて
いる。第1アウターパネル(1)の突出端(15)は第
2インナーパネル(5)の突出端(20)に溶接あるい
は接着されている。
2インナーパネル(5)との公知の固定方法が示されて
いる。第1アウターパネル(1)の突出端(15)は第
2インナーパネル(5)の突出端(20)に溶接あるい
は接着されている。
【0009】しかし、第2インナーパネル(5)は第1
アウターパネル(1)と異なる温度条件下にさらされる
かもしれず、この二つのパネルは異なる熱膨張率を示す
かもしれない。つまり、第2インナーパネル(5)と第
1アウターパネル(1)が温度変化により伸縮する際
に、パネルは熱膨張増加の比として増加する変形を克服
するであろう。しかし、もし変形が臨界点に達した場合
には、溶接あるいは接着部(25)が壊れるような応力
が生じるかもしれない。そして、第2インナーパネル
(5)の突出端(20)が第1アウターパネル(1)の
突出端(15)から分離してしまう虞れもある。したが
って、両者が取り外し可能に固定され、固定された状態
では熱伸縮に対しても分離する虞れがないようにしなけ
ればならない。
アウターパネル(1)と異なる温度条件下にさらされる
かもしれず、この二つのパネルは異なる熱膨張率を示す
かもしれない。つまり、第2インナーパネル(5)と第
1アウターパネル(1)が温度変化により伸縮する際
に、パネルは熱膨張増加の比として増加する変形を克服
するであろう。しかし、もし変形が臨界点に達した場合
には、溶接あるいは接着部(25)が壊れるような応力
が生じるかもしれない。そして、第2インナーパネル
(5)の突出端(20)が第1アウターパネル(1)の
突出端(15)から分離してしまう虞れもある。したが
って、両者が取り外し可能に固定され、固定された状態
では熱伸縮に対しても分離する虞れがないようにしなけ
ればならない。
【0010】そこで、この発明の目的は、車両用ドア組
付体の内部との連絡が可能なように、インサイドパネル
と、取り外し可能なアウトサイドパネルとで構成された
車両用ドア組付体を提供することである。
付体の内部との連絡が可能なように、インサイドパネル
と、取り外し可能なアウトサイドパネルとで構成された
車両用ドア組付体を提供することである。
【0011】また、この発明の他の目的は、インサイド
パネルにアウトサイドパネルを、すばやく、かつ安価に
取り付け、取り外しできる車両用ドア組付体を提供する
ことである。
パネルにアウトサイドパネルを、すばやく、かつ安価に
取り付け、取り外しできる車両用ドア組付体を提供する
ことである。
【0012】更に、この発明の別の目的は、分解でき
て、なおかつ組付状態では強度剛性の高い車両用ドア組
付体を提供することである。
て、なおかつ組付状態では強度剛性の高い車両用ドア組
付体を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】底端部を有するインサイ
ドパネルと、このインサイドパネルに取り外し可能に接
続されたアウトサイドパネルとを有し、上記アウトサイ
ドパネルは底端部と少なくともその底端部に沿って延び
るフランジとを有しており、かつ上記アウトサイドパネ
ルは上記インサイドパネルに向かって折り曲げられ、上
記インサイドパネルの底端部が取り外し可能に嵌合され
る上方に開いた略V字溝を有している。
ドパネルと、このインサイドパネルに取り外し可能に接
続されたアウトサイドパネルとを有し、上記アウトサイ
ドパネルは底端部と少なくともその底端部に沿って延び
るフランジとを有しており、かつ上記アウトサイドパネ
ルは上記インサイドパネルに向かって折り曲げられ、上
記インサイドパネルの底端部が取り外し可能に嵌合され
る上方に開いた略V字溝を有している。
【0014】
【作用】アウトサイドパネルの底端部の上のフランジは
インサイドパネル側に折り曲げられて上方に開口したV
字状の溝を形成し、この溝にインサイドパネルの底端部
は取り外し可能な方法で嵌合する。アウトサイドパネル
の重量は底端部の長手方向に渡って分配されている。さ
らに、これらのパネルはベースに沿って取り付けられて
いるのでアウトサイドパネルを取り付けるためのカバー
部材を必要としない。
インサイドパネル側に折り曲げられて上方に開口したV
字状の溝を形成し、この溝にインサイドパネルの底端部
は取り外し可能な方法で嵌合する。アウトサイドパネル
の重量は底端部の長手方向に渡って分配されている。さ
らに、これらのパネルはベースに沿って取り付けられて
いるのでアウトサイドパネルを取り付けるためのカバー
部材を必要としない。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に説明す
る。
る。
【0016】図3は組付状態にあるこの発明に係る車両
用ドア組付体(65)の上面図である。車両用ドア組付
体(65)はアウトサイドパネル(30)とインサイド
パネル(35)とで構成され、両者はアウトサイドパネ
ル底端部(40)とインサイドパネル底端部(45)と
によって取り外し可能に接続されている。インサイドパ
ネル(35)とインサイドパネル底端部(45)とは隠
線で描かれている。窓枠(37)は、インサイドパネル
(35)、アウトサイドパネル(30)あるいはその両
方に、取り付けられたり、あるいは形成されるようにな
っている。
用ドア組付体(65)の上面図である。車両用ドア組付
体(65)はアウトサイドパネル(30)とインサイド
パネル(35)とで構成され、両者はアウトサイドパネ
ル底端部(40)とインサイドパネル底端部(45)と
によって取り外し可能に接続されている。インサイドパ
ネル(35)とインサイドパネル底端部(45)とは隠
線で描かれている。窓枠(37)は、インサイドパネル
(35)、アウトサイドパネル(30)あるいはその両
方に、取り付けられたり、あるいは形成されるようにな
っている。
【0017】図4,5は、この発明に係わるインサイド
パネル(35)とアウトサイドパネル(30)との取り
外し可能な接続状態を示したものである。インサイドパ
ネル(35)とアウトサイドパネル(30)とが車両用
ドア組付体(65)を形成するために接続される際、内
部空間(55)がこれらの間に形成される。
パネル(35)とアウトサイドパネル(30)との取り
外し可能な接続状態を示したものである。インサイドパ
ネル(35)とアウトサイドパネル(30)とが車両用
ドア組付体(65)を形成するために接続される際、内
部空間(55)がこれらの間に形成される。
【0018】アウトサイドパネル(30)はアウトサイ
ドパネル底端部(40)の長手方向に沿って延び、さら
にインサイドパネル(35)の方に折り曲げられたアウ
トサイドパネル底端部フランジ(50)を有している。
ドパネル底端部(40)の長手方向に沿って延び、さら
にインサイドパネル(35)の方に折り曲げられたアウ
トサイドパネル底端部フランジ(50)を有している。
【0019】アウトサイドパネル底端部フランジ(5
0)はインサイドパネル(35)に向って開口してお
り、略上方に開いたV字状溝(60)を有している。
0)はインサイドパネル(35)に向って開口してお
り、略上方に開いたV字状溝(60)を有している。
【0020】インサイドパネル(35)はインサイドパ
ネル底端部(45)の長手方向に沿って延びるインサイ
ドパネルフランジ(70)を有する。
ネル底端部(45)の長手方向に沿って延びるインサイ
ドパネルフランジ(70)を有する。
【0021】インサイドパネルフランジ(70)は内部
空間(55)から開いている略J字状溝(80)を形成
している。インサイドパネルフランジ(70)は自由端
(75)とベース(85)とを有することを特徴として
いる。ベース(85)はインサイドパネルフランジ(7
0)がインサイドパネル底端部(45)と接続するよう
形成されている。
空間(55)から開いている略J字状溝(80)を形成
している。インサイドパネルフランジ(70)は自由端
(75)とベース(85)とを有することを特徴として
いる。ベース(85)はインサイドパネルフランジ(7
0)がインサイドパネル底端部(45)と接続するよう
形成されている。
【0022】ある好ましい実施例では、アウトサイドパ
ネル底端部フランジ(50)はひとつないしはそれ以上
のタブ(90)を備えており、インサイドパネル(3
5)にはタブ(90)の位置に対応して開口部(95)
が設けられている。タブ(90)はV字状溝(60)の
開口部を形成するアウトサイドパネル底端部フランジ
(50)の端部に設けられ、アウトサイドパネル(3
0)からインサイドパネル(35)の方に突出してい
る。図6,7は各々V字状溝(60)を有するアウトサ
イドパネル(30)と、J字状溝(80)を有するイン
サイドパネル(35)の底部周辺を示す斜視断面図であ
る。
ネル底端部フランジ(50)はひとつないしはそれ以上
のタブ(90)を備えており、インサイドパネル(3
5)にはタブ(90)の位置に対応して開口部(95)
が設けられている。タブ(90)はV字状溝(60)の
開口部を形成するアウトサイドパネル底端部フランジ
(50)の端部に設けられ、アウトサイドパネル(3
0)からインサイドパネル(35)の方に突出してい
る。図6,7は各々V字状溝(60)を有するアウトサ
イドパネル(30)と、J字状溝(80)を有するイン
サイドパネル(35)の底部周辺を示す斜視断面図であ
る。
【0023】図4,5に示すように、車両用ドア組付体
(65)を形成するためにアウトサイドパネル(30)
がインサイドパネル(35)に接続される際に、タブ
(90)は対応する開口部(95)に取り外し可能に嵌
合される。
(65)を形成するためにアウトサイドパネル(30)
がインサイドパネル(35)に接続される際に、タブ
(90)は対応する開口部(95)に取り外し可能に嵌
合される。
【0024】図5はインサイドパネル(35)のJ字状
溝(80)とアウトサイドパネル(30)のV字状溝
(60)が嵌合される前の状態を示している。図6は車
両用ドア組付体(65)が形成された際に、アウトサイ
ドパネル(30)のV字状溝(60)とJ字状溝(8
0)が取り外し可能に嵌合した状態を示している。
溝(80)とアウトサイドパネル(30)のV字状溝
(60)が嵌合される前の状態を示している。図6は車
両用ドア組付体(65)が形成された際に、アウトサイ
ドパネル(30)のV字状溝(60)とJ字状溝(8
0)が取り外し可能に嵌合した状態を示している。
【0025】アウトサイドパネル(30)をインサイド
パネル(35)へ組み付ける際には、図5に示すよう
に、アウトサイドパネル(30)は、タブ(90)が略
上方に突出するようにしながら、インサイドパネル(3
5)に斜めの角度で近付くように扱われる。インサイド
パネル(35)は車両用ドア組付体(65)が車両(示
されていない)に取り付けられる際の位置にあることが
好ましい。アウトサイドパネル(30)はタブ(90)
が対応する開口部(95)の真下にくるよう位置合わせ
される。この時点で、アウトサイドパネル(30)は矢
印1で示されるように上方に移動させて良い。タブ(9
0)と開口部(95)とがアウトサイドパネル(30)
をインサイドパネル(35)と正しい位置になるよう導
き、配置させることで、タブ(90)は開口部(95)
から突出することになる。このタブ(90)の開口部
(95)への突出とほぼ同時に、アウトサイドパネル
(30)は矢印2で示されるようにインサイドパネル
(35)の方へ回転する。この動きでタブ(90)は完
全に開口部(95)と嵌合し、図4で示されるように車
両用ドア組付体(65)の底端部に沿って取り外し可能
な連結接続が形成される。タブ(90)が完全に開口部
(95)と嵌合した際に、インサイドパネルフランジ
(70)の自由端(75)はアウトサイドパネル底端部
フランジ(50)を押圧しており、ベース(85)はア
ウトサイドパネル(30)を反対方向に押圧している。
この方法により、インサイドパネル(35)はアウトサ
イドパネル(30)と弾性的な接触状態になる。この弾
性的接触によりインサイドパネル(35)はアウトサイ
ドパネル(30)との間でスプリング的な連結状態にな
る。結果として、アウトサイドパネル(30)はインサ
イドパネル(35)と共に摩擦的嵌合状態となり、取り
外し可能な状態で2つのパネルが互いに確実に保持され
るのである。
パネル(35)へ組み付ける際には、図5に示すよう
に、アウトサイドパネル(30)は、タブ(90)が略
上方に突出するようにしながら、インサイドパネル(3
5)に斜めの角度で近付くように扱われる。インサイド
パネル(35)は車両用ドア組付体(65)が車両(示
されていない)に取り付けられる際の位置にあることが
好ましい。アウトサイドパネル(30)はタブ(90)
が対応する開口部(95)の真下にくるよう位置合わせ
される。この時点で、アウトサイドパネル(30)は矢
印1で示されるように上方に移動させて良い。タブ(9
0)と開口部(95)とがアウトサイドパネル(30)
をインサイドパネル(35)と正しい位置になるよう導
き、配置させることで、タブ(90)は開口部(95)
から突出することになる。このタブ(90)の開口部
(95)への突出とほぼ同時に、アウトサイドパネル
(30)は矢印2で示されるようにインサイドパネル
(35)の方へ回転する。この動きでタブ(90)は完
全に開口部(95)と嵌合し、図4で示されるように車
両用ドア組付体(65)の底端部に沿って取り外し可能
な連結接続が形成される。タブ(90)が完全に開口部
(95)と嵌合した際に、インサイドパネルフランジ
(70)の自由端(75)はアウトサイドパネル底端部
フランジ(50)を押圧しており、ベース(85)はア
ウトサイドパネル(30)を反対方向に押圧している。
この方法により、インサイドパネル(35)はアウトサ
イドパネル(30)と弾性的な接触状態になる。この弾
性的接触によりインサイドパネル(35)はアウトサイ
ドパネル(30)との間でスプリング的な連結状態にな
る。結果として、アウトサイドパネル(30)はインサ
イドパネル(35)と共に摩擦的嵌合状態となり、取り
外し可能な状態で2つのパネルが互いに確実に保持され
るのである。
【0026】図15はタブ(90)(示されていない)
とそれに対応する開口部(95)(示されていない)の
近傍にあるアウトサイドパネル、インサイドパネル底端
部(40,45)の断面図を示す。補強リブ(82)が
J字状溝(80)内に形成されたものである。
とそれに対応する開口部(95)(示されていない)の
近傍にあるアウトサイドパネル、インサイドパネル底端
部(40,45)の断面図を示す。補強リブ(82)が
J字状溝(80)内に形成されたものである。
【0027】図16は補強リブ(82)を有するインサ
イドパネル(35)端部の断面図である。
イドパネル(35)端部の断面図である。
【0028】図9はインサイドパネル(35)の方向か
ら見た車両用ドア組付体(65)の実施例を示してい
る。インサイドパネル側端部(100)はH形状断面を
有する棒体(スプライン)をしたコネクタ(110)を
介してアウトサイドパネル側端部(105)と接続して
いる。図10は図3のA−A線に沿う断面図であり、上
記H形状断面のコネクタ(110)で接続されているイ
ンサイドパネル(35)とアウトサイドパネル(30)
の側端部を示している。図11は図10のB部の部分拡
大図であり、より詳しくコネクタ(110)を示してい
る。アウトサイドパネル側端部(105)はインサイド
パネル側端部(100)の方へ突き出る側端部フランジ
(115)を有し、アウトサイドパネル側端部(10
5)に沿って延びるJ字状溝(120)を形成してい
る。コネクタ(110)は略H形状断面をしており、側
端部フランジ(115)とインサイドパネル側端部(1
00)とがそれと縦方向で嵌合している。インサイドパ
ネル(35)がアウトサイドパネル(30)に取り外し
可能に接続されて車両用ドア組付体(65)を形成する
際には、インサイドパネル側端部(100)は対応する
側端部フランジ(115)と同一面にある。
ら見た車両用ドア組付体(65)の実施例を示してい
る。インサイドパネル側端部(100)はH形状断面を
有する棒体(スプライン)をしたコネクタ(110)を
介してアウトサイドパネル側端部(105)と接続して
いる。図10は図3のA−A線に沿う断面図であり、上
記H形状断面のコネクタ(110)で接続されているイ
ンサイドパネル(35)とアウトサイドパネル(30)
の側端部を示している。図11は図10のB部の部分拡
大図であり、より詳しくコネクタ(110)を示してい
る。アウトサイドパネル側端部(105)はインサイド
パネル側端部(100)の方へ突き出る側端部フランジ
(115)を有し、アウトサイドパネル側端部(10
5)に沿って延びるJ字状溝(120)を形成してい
る。コネクタ(110)は略H形状断面をしており、側
端部フランジ(115)とインサイドパネル側端部(1
00)とがそれと縦方向で嵌合している。インサイドパ
ネル(35)がアウトサイドパネル(30)に取り外し
可能に接続されて車両用ドア組付体(65)を形成する
際には、インサイドパネル側端部(100)は対応する
側端部フランジ(115)と同一面にある。
【0029】再度図9について説明する。側端部フラン
ジ(115)はJ字型形状のために、対面する側端部が
その間に小さなすき間(125)を形成して近接するよ
うに、インサイドパネル側端部(100)に面してい
る。インサイドパネル側端部(100)を側端部フラン
ジ(115)と接続させるために、コネクタ(110)
が矢印3の方向にすき間(125)にさし込まれる。あ
るいは、コネクタ(110)をすき間(125)に矢印
と反対方向からさし込んでも良い。コネクタ(110)
は好ましくはすき間(125)から湿気や汚れが内部空
間に入り込むのを防止できるように弾性的な材料で形成
さしても良い。このすき間(125)が存在することに
よって、インサイドパネル(35)はアウトサイドパネ
ル(30)と異なる比率で熱的膨張あるいは収縮をして
もかまわず、また何の構造的損傷もコネクタ(110)
に与えるものではない。コネクタ(110)はまたアウ
トサイドパネル(30)とインサイドパネル(35)間
のガタつきを吸収するようにも機能する。
ジ(115)はJ字型形状のために、対面する側端部が
その間に小さなすき間(125)を形成して近接するよ
うに、インサイドパネル側端部(100)に面してい
る。インサイドパネル側端部(100)を側端部フラン
ジ(115)と接続させるために、コネクタ(110)
が矢印3の方向にすき間(125)にさし込まれる。あ
るいは、コネクタ(110)をすき間(125)に矢印
と反対方向からさし込んでも良い。コネクタ(110)
は好ましくはすき間(125)から湿気や汚れが内部空
間に入り込むのを防止できるように弾性的な材料で形成
さしても良い。このすき間(125)が存在することに
よって、インサイドパネル(35)はアウトサイドパネ
ル(30)と異なる比率で熱的膨張あるいは収縮をして
もかまわず、また何の構造的損傷もコネクタ(110)
に与えるものではない。コネクタ(110)はまたアウ
トサイドパネル(30)とインサイドパネル(35)間
のガタつきを吸収するようにも機能する。
【0030】コネクタ(110)は、図12に示される
ように、補強芯(130)を有する構成としても良い。
この実施例では、補強芯(130)はコネクタ(11
0)の弾性材料内に埋め込まれている。補強芯(13
0)は基本的にはコネクタと同ような形状をしており、
コネクタ(110)の長手方向に延びている。この実施
例では、コネクタ(110)は上述のすべての効果を発
揮する、つまりシール性、インサイドパネル(35)と
アウトサイドパネル(30)間の熱的膨張、収縮を補う
機能、そしてガタを吸収する機能等を有する。この実施
例は車両用ドア組付体(65)の補強材として機能する
点でも役立つ。補強芯(130)はコネクタ(110)
がインサイドパネル側端部(100)と側端部フランジ
(115)とをより強固に保持できるようにし、かつ芯
なしの場合に較べ、より一層高いせん断応力に耐えうる
ものにしている。
ように、補強芯(130)を有する構成としても良い。
この実施例では、補強芯(130)はコネクタ(11
0)の弾性材料内に埋め込まれている。補強芯(13
0)は基本的にはコネクタと同ような形状をしており、
コネクタ(110)の長手方向に延びている。この実施
例では、コネクタ(110)は上述のすべての効果を発
揮する、つまりシール性、インサイドパネル(35)と
アウトサイドパネル(30)間の熱的膨張、収縮を補う
機能、そしてガタを吸収する機能等を有する。この実施
例は車両用ドア組付体(65)の補強材として機能する
点でも役立つ。補強芯(130)はコネクタ(110)
がインサイドパネル側端部(100)と側端部フランジ
(115)とをより強固に保持できるようにし、かつ芯
なしの場合に較べ、より一層高いせん断応力に耐えうる
ものにしている。
【0031】図13はインサイドパネル側端部(10
0′)とアウトサイドパネル側端部(105)との接続
についての修正された実施例を示す。この実施例では第
1溝(135)がインサイドパネル側端部(100′)
の長手方向に延び、第2溝(140)が側端部フランジ
(115′)の長手方向に延びている。コネクタ(11
0′)は図12に示される実施例のように補強芯を設け
ても良く、すぐれた挾持力をもって第1および第2溝
(135,140)に嵌合している。
0′)とアウトサイドパネル側端部(105)との接続
についての修正された実施例を示す。この実施例では第
1溝(135)がインサイドパネル側端部(100′)
の長手方向に延び、第2溝(140)が側端部フランジ
(115′)の長手方向に延びている。コネクタ(11
0′)は図12に示される実施例のように補強芯を設け
ても良く、すぐれた挾持力をもって第1および第2溝
(135,140)に嵌合している。
【0032】図14はインサイドパネル側端部(10
0)とアウトサイドパネル側端部(105)との接続に
関する別の変形実施例を示している。この実施例では第
1溝(135′)が端部(100″)の外側に形成さ
れ、第2溝(140′)が側端部フランジ(115″)
の外側に形成されている。補強芯(130′)を備えた
コネクタ(110″)は第1および第2溝(135′,
140′)と嵌合している。
0)とアウトサイドパネル側端部(105)との接続に
関する別の変形実施例を示している。この実施例では第
1溝(135′)が端部(100″)の外側に形成さ
れ、第2溝(140′)が側端部フランジ(115″)
の外側に形成されている。補強芯(130′)を備えた
コネクタ(110″)は第1および第2溝(135′,
140′)と嵌合している。
【0033】また別な実施例では、図8に示されるよう
にアウトサイドパネル(30)は前述したように側端部
フランジ(115)とアウトサイドパネル底端部フラン
ジ(50)とを備えている。インサイドパネル(3
5′)はインサイドパネル側端部(100′)とインサ
イドパネル底端部(45′)とを備えている。
にアウトサイドパネル(30)は前述したように側端部
フランジ(115)とアウトサイドパネル底端部フラン
ジ(50)とを備えている。インサイドパネル(3
5′)はインサイドパネル側端部(100′)とインサ
イドパネル底端部(45′)とを備えている。
【0034】インサイドパネル側端部(100′)は側
端部フランジ(115)によって形成されたJ字状溝
(120)に対応し、嵌合している。そして、インサイ
ドパネル底端部(45′)はアウトサイドパネル底端部
フランジ(50)によって形成されたV字状溝(60)
に対応し、嵌合している。この実施例では、アウトサイ
ドパネル(30)はインサイドパネル(35′)上をス
ライドし、同時にインサイドパネル側端部(100′)
が弾性的にJ字状溝(120)に嵌合し、そして、イン
サイドパネル底端部(45′)はV字状溝(60)に弾
性的に嵌合する。
端部フランジ(115)によって形成されたJ字状溝
(120)に対応し、嵌合している。そして、インサイ
ドパネル底端部(45′)はアウトサイドパネル底端部
フランジ(50)によって形成されたV字状溝(60)
に対応し、嵌合している。この実施例では、アウトサイ
ドパネル(30)はインサイドパネル(35′)上をス
ライドし、同時にインサイドパネル側端部(100′)
が弾性的にJ字状溝(120)に嵌合し、そして、イン
サイドパネル底端部(45′)はV字状溝(60)に弾
性的に嵌合する。
【0035】もし必要であったり望むなら、図3,8に
示すように取り外し可能な機械的な留め具(127)を
用いて、アウトドアパネル(30)をインサイドパネル
(35′)に固定接続しても良い。この留めはドアハン
ドル機構(示されていない)のところで簡便に実施され
ても良いし、及び、又はドアミラー(示されていない)
のところで実施されても良い。
示すように取り外し可能な機械的な留め具(127)を
用いて、アウトドアパネル(30)をインサイドパネル
(35′)に固定接続しても良い。この留めはドアハン
ドル機構(示されていない)のところで簡便に実施され
ても良いし、及び、又はドアミラー(示されていない)
のところで実施されても良い。
【0036】今までに述べた実施例ではインサイドパネ
ル(35)かアウトドアパネル(30)、あるいはその
両方が適当な材料で製造されても良いが、できれば軽量
合成樹脂で製造されることが望ましい。
ル(35)かアウトドアパネル(30)、あるいはその
両方が適当な材料で製造されても良いが、できれば軽量
合成樹脂で製造されることが望ましい。
【0037】尚、この発明は上記実施例に限られるもの
ではなく、上記実施例以外の種々の態様が採用可能であ
る。
ではなく、上記実施例以外の種々の態様が採用可能であ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、この出願の発
明によれば、車両用ドア組付体の内部との連絡を可能に
しつつ、インサイドパネルとアウトサイドパネルとを取
り外し可能にすることができると共に両者をすばやく、
かつ安価に取り付け、取り外しできる。
明によれば、車両用ドア組付体の内部との連絡を可能に
しつつ、インサイドパネルとアウトサイドパネルとを取
り外し可能にすることができると共に両者をすばやく、
かつ安価に取り付け、取り外しできる。
【0039】また、インサイドパネルとアウトサイドパ
ネルとは、簡単に分解でき、かつ組付状態では高い強度
剛性を得られる。
ネルとは、簡単に分解でき、かつ組付状態では高い強度
剛性を得られる。
【図1】インサイドパネルとアウトサイドパネルが恒久
的に接続された従来技術のドア組付体の斜視図。
的に接続された従来技術のドア組付体の斜視図。
【図2】図1のC−C線に沿う部分拡大断面図。
【図3】この発明の実施例の車両用ドア組付体の正面
図。
図。
【図4】図3のD−D線に沿う部分断面図。
【図5】嵌合前のパネル底端部の位置を示す図4と類似
した図。
した図。
【図6】図4、5で示されるアウトサイドパネル底端部
の断面斜視図。
の断面斜視図。
【図7】図4、5で示されるインサイドパネル底端部の
断面斜視図。
断面斜視図。
【図8】パネル側端部の嵌合の一実施例を示す本願に係
わる車両用ドア組付体の斜視図。
わる車両用ドア組付体の斜視図。
【図9】パネル側端部の嵌合の別な実施例を示すこの発
明に係わる車両用ドア組付体の斜視図。
明に係わる車両用ドア組付体の斜視図。
【図10】図9の実施例の図3のA−A線に沿う断面
図。
図。
【図11】図10のB部拡大断面図。
【図12】図11のH字形状留め具の別の実施例の断面
図。
図。
【図13】パネル側端部の嵌合に関するこの発明の別な
実施例の断面図。
実施例の断面図。
【図14】パネル側端部に嵌合に関するこの発明の更に
別な実施例の断面図。
別な実施例の断面図。
【図15】リブを有する実施例のパネル底端部の嵌合部
の図面。
の図面。
【図16】リブを有する実施例のインサイドパネル端部
の断面図。
の断面図。
30…アウトサイドパネル
35…インサイドパネル
40…アウトサイドパネル底端部
45…インサイドパネル底端部
50…アウトサイドパネル底端部フランジ
60…V字状溝
65…車両用ドア組付体
75…自由端
85…ベース
80…J字状溝
90…タブ
95…開口部
100…インサイドパネル側端部
105…アウトサイドパネル側端部
110…コネクタ
115…側端部フランジ
127…機械的留め具
130…補強芯
フロントページの続き
(72)発明者 レイモンド エフ.コルバーグ
アメリカ合衆国,ミシガン,ロチェスタ
ー ヒルズ,プリムロウズ ドライブ
3200
(56)参考文献 特開 平2−11414(JP,A)
実開 昭57−45421(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B60J 5/04
F16B 5/07
Claims (9)
- 【請求項1】 底端部を有するインサイドパネルと、こ
のインサイドパネルに取り外し可能に接続されたアウト
サイドパネルとを有し、上記アウトサイドパネルは底端
部と少なくともその底端部に沿って延びるフランジとを
有しており、かつ上記アウトサイドパネルは上記インサ
イドパネルに向かって折り曲げられ、上記インサイドパ
ネルの底端部が取り外し可能に嵌合される上方に開いた
略V字状の溝を有しており、 上記インサイドパネルはインサイドパネル底端部に沿っ
て延び、かつアウトドアパネルから離れて折り曲げら
れ、自由端のあるJ字状断面をもつインサイドパネル底
端部周辺を形成し、上記J字状断面の自由端とJ字状断
面の底部とが、上記アウトサイドパネル底端部のV字状
溝の対向する表面に対して弾性的に嵌合しており、 上記アウトサイドパネルあるいはインサイドパネルの少
なくとも一方に、少なくとも一つのタブが設けられ、他
方にはこのタブを受け止めるための少なくとも一つの対
応する開口部が設けられ、上記タブとこれに対応する開
口部とにより、上記アウトサイドパネルとインサイドパ
ネルとが、互いにガイドし、位置決めし、取りはずし可
能に固定されている ことを特徴とする車両用ドア組付
体。ていることを特徴とする車両用ドア組付体。 - 【請求項2】 上記アウトサイドパネル及びインサイド
パネルは対応する側端部を有し、更に対応する側端部同
士を互いに接続するための接続手段を含むことを特徴と
する請求項1記載の車両用ドア組付体。 - 【請求項3】 上記接続手段は、アウトサイドパネルと
インサイドパネルの一方の側端部に沿って延びるJ字状
溝を有し、かつ内方向にかつ他方に向かって突出する側
端部フランジと、そのひとつのパネルの側端部フランジ
と他のパネルの側端部とを接続するための留め具とを含
むことを特徴とする請求項2記載の車両用ドア組付体。 - 【請求項4】 上記留め具は弾性材料でできたH字状ス
プラインであり、かつ上記一方の側端部フランジと他方
の側端部とに沿って各々延びている第1溝と第2溝とを
含んでおり、上記H字状スプラインは、第1溝と第2溝
に嵌合することによって、アウトサイドパネルとインサ
イドパネルの両者をシールした状態で嵌合支持している
ことを特徴とする請求項3記載の車両用ドア組付体。 - 【請求項5】 上記H字状スプラインは補強芯を有する
ことを特徴とする請求項4記載の車両用ドア組付体。 - 【請求項6】 上記補強芯は金属でできていることを特
徴とする請求項5記載の車両用ドア組付体。 - 【請求項7】 上記パネルは合成樹脂から成形されてい
ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の車
両用ドア組付体。 - 【請求項8】 上記アウトサイドパネルを上記インサイ
ドパネルに固定接続するための取り外し可能な機械的留
め具を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか
に記載の車両用ドア組付体。 - 【請求項9】 上記アウトサイドパネルあるいはインサ
イドパネルは対応する側端部を有し、上記アウトサイド
パネルの側端部のフランジは、上記アウトサイドパネル
側端部に沿って延出し、上記インサイドパネルの上記対
応側端部が上記アウトサイドパネルのフランジによって
形成されるV字状溝に滑動可能に嵌合していることを特
徴とする請求項1記載の車両用ドア組付体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US084,038 | 1993-06-28 | ||
US08/084,038 US5446999A (en) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | Vehicle door assembly having an easily removable outside panel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07149151A JPH07149151A (ja) | 1995-06-13 |
JP3510671B2 true JP3510671B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=22182489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14521594A Expired - Fee Related JP3510671B2 (ja) | 1993-06-28 | 1994-06-28 | 車両用ドア組付体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5446999A (ja) |
JP (1) | JP3510671B2 (ja) |
DE (1) | DE4408287B4 (ja) |
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DE19509282A1 (de) * | 1995-03-15 | 1996-11-14 | Brose Fahrzeugteile | Fahrzeugtür |
CN1073515C (zh) * | 1995-03-15 | 2001-10-24 | 布罗斯尔汽车零件两合公司 | 汽车门 |
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DE19810643C1 (de) | 1998-03-12 | 1999-08-19 | Daimler Chrysler Ag | Karosserieabschnitt für eine Kraftfahrzeugkarosserie |
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DE102021131706A1 (de) | 2021-12-02 | 2023-06-07 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Kraftfahrzeug mit einer Seitentür |
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1993
- 1993-06-28 US US08/084,038 patent/US5446999A/en not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-03-11 DE DE4408287A patent/DE4408287B4/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-06-28 JP JP14521594A patent/JP3510671B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4408287B4 (de) | 2005-11-24 |
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US5446999A (en) | 1995-09-05 |
DE4408287A1 (de) | 1995-01-05 |
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