JPH027730Y2 - - Google Patents

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JPH027730Y2
JPH027730Y2 JP1980155504U JP15550480U JPH027730Y2 JP H027730 Y2 JPH027730 Y2 JP H027730Y2 JP 1980155504 U JP1980155504 U JP 1980155504U JP 15550480 U JP15550480 U JP 15550480U JP H027730 Y2 JPH027730 Y2 JP H027730Y2
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clip
molding
fitting
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waist
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JP1980155504U
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JPS5777012U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車用モールデイング取付構造
に関する。
第1図及び第2図には、実開昭55−63208号公
報等にて知られる従来の自動車用モールデイング
取付構造の一例として、リヤサイドウインド1に
於けるウエストモールデイング2の取付構造を示
す。このウエストモールデイング2は、リヤサイ
ドウインド1の下縁3位置で、且つ接着材4を介
して接合したリヤサイドウインドガラス5及び車
体パネル6の両接合端部7,8付近を、外部9に
対して覆うもので、複数(具体的には3個)のク
リツプ10を介して車体パネル6に固定される。
具体的には、ウエストモールデイング2の長手方
向にわたつて形成した上下両対向曲折部11,1
2と、各クリツプ10のベース部13に形成した
嵌合溝14,15とを嵌合自在にする。また各ク
リツプ10はベース部13より突出させた係止部
16を有し、この係止部16を車体パネル6に形
成した複数(具体的には3個)の取付孔17へ嵌
着自在にしている。そして、取付時には、車体パ
ネル6の取付孔17と相応するウエストモールデ
イング2の上下両対向曲折部11,12位置へ、
上記ベース部13の嵌合溝14,15を介して、
クリツプ10を嵌合・固定した後、クリツプ10
の係止部16を車体パネル6の取付孔17へ嵌着
させることで、車体パネル6へウエストモールデ
イング2を固定するようにしている。尚、図中1
8はウエストモールデイング2の全周に一体形成
したシールリツプ、19はクリツプ10のベース
部13と車体パネル6との間に介在させたパツキ
ング、20はドア、21なドアウエストモールデ
イング、そして22はドリツプモールデイングで
ある。
しかしながら、このような従来の自動車用モー
ルデイング取付構造にあつては、ウエストモール
デイング2の上下両対向曲折部11,12とクリ
ツプ10のベース部13に形成した嵌合溝14,
15とを容易に離脱せぬように嵌合させ、且つク
リツプ10の係止部16も車体パネル6の取付孔
17に対して容易に離脱せぬように嵌着させるこ
ととなつていたため、リヤサイドウインドガラス
5の補修やウエストモールデイング2の交換その
他ウエストモールデイング2を取外す必要のある
ときに、ウエストモールデイング2やクリツプ1
0の取外しにかなりの力が必要で、取外しが困難
である上に無理に取外そうとすると、ウエストモ
ールデイング2やクリツプ10を破損させたりあ
るいは車体パネル6の取付孔17を変形させてし
まうという問題点があつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、クリツプと、該クリツプを介
して車体に取付けられるモールデイングの長手方
向にわたつて曲折形成した上下両対向曲折部の少
なくとも上下いずれか一方自体と、に各々嵌合部
位を形成すると共に、前記モールデイングをクリ
ツプに対し車体に沿つてスライド自在とし、且つ
前記嵌合部位を形成した対向曲折部自体又はクリ
ツプのいずれかには、モールデイングのスライド
方向に於ける嵌合部位の隣接位置に、位置決め用
の突起と嵌合解除部が形成されていることにより
上記従来の問題点を解決することを目的としてい
る。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
尚、以下では従来と同様の部分は同一符号を以つ
て示し、重複する説明を省略する。
第3図〜第8図には、この考案の一実施例を示
す。このウエストモールデイング2はクリツプ1
0に対し、車体パネル6に沿つて前後方向(図中
A及びB方向)でスライド自在とされる。またウ
エストモールデイング2の上対向曲折部11には
嵌合部位23が形成され、クリツプ10のベース
部13には対応する「嵌合部位」としての嵌合溝
14が設けてある。そして嵌合部位23の隣接す
る位置へ嵌合解除部としての凹部24を形成し、
そこよりクリツプ10を係入・離脱自在としてい
る。この嵌合解除部としての凹部24は、嵌合部
位23の後方向(図中B方向)側隣接位置に形成
され、ウエストモールデイング2を後方向(図中
B方向)にスライドさせたときにクリツプ10と
ウエストモールデイング2とを嵌合自在とし、且
つ前方向(図中A方向)にスライドさせたときに
嵌合解除するようにされている。更に上記ウエス
トモールデイング2の嵌合部位23には、その両
側に突起25,26を形成し、これら突起25,
26を介してクリツプ10を位置決め自在として
いる。しかし、この凹部24及び突起25,26
の形成位置は上記の例に限らず、モールデイング
の取付位置によつて適宜決定されるものである
が、少なくともモールデイングのスライド方向に
於ける嵌合部位との隣接位置に形成する必要があ
る。この場合凹部24側の突起25を他の突起2
6よりも若干小さめに形成し、クリツプ10の通
過を容易にしておくと良い。また突起25,26
は両端の2ケ所の嵌合部位23のみでもよい。
尚、この実施例では、嵌合解除部としての凹部2
4及び突起25,26をウエストモールデイング
2の上対向曲折部11に形成しているが、これに
限らず、下対向曲折部12に形成しても良く、あ
るいは上下両対向曲折部11,12の双方に形成
するようにしても良い。
次に作用を説明する。まず、取付時には、ウエ
ストモールデイング2の上対向曲折部11に形成
した凹部24よりクリツプ10を係入させ且つこ
のクリツプ10を前方向(図中A方向)に押付け
る。するとクリツプ10は凹部24より突起25
を乗り越えて、嵌合部位23側に移動し、クリツ
プ10のベース部13に形成した嵌合溝14が上
対向曲折部11の嵌合部位23と係合すると共
に、他の嵌合溝15は上記嵌合部位23に相応す
る下対向曲折部12と係合する。この場合クリツ
プ10は嵌合部位23の両突起25,26を介し
て確実にウエストモールデイング2へ固定・位置
決めされる。そして、この状態でクリツプ10の
係止部16を車体パネル6の取付孔17へ挿入・
嵌着すれば、車体パネル6に対してウエストモー
ルデイング2を取付け、固定することができる。
また、この取付状態に於いて、ウエストモールデ
イング2は、上述の如く突起25,26によつて
位置決めされており、しかもドア20を閉じると
ウエストモールデイング2の前方向(図中A方
向)位置にドアウエストモールデイング21が存
することとなるため、スライドして外れることは
ない(第4図)。次いで、ウエストモールデイン
グ2の取外し時には、ドア20を開放してウエス
トモールデイング2を前方向(図中A方向)にス
ライドさせる。この場合ドア20の開放によつて
ウエストモールデイング2の前方向(図中A方
向)位置にドアウエストモールデイング21が存
在しなくなるため前方向(図中A方向)へのスラ
イドが可能となる。そして突起25がクリツプ1
0を乗り越えて凹部24がクリツプ10の位置ま
で移動すると、クリツプ10とウエストモールデ
イング2との嵌合が解除され、容易にウエストモ
ールデイング2を取外すことができるものであ
る。
第9図には、他の実施例を示す。この実施例で
は、ウエストモールデイング2の上対向曲折部1
1に、クリツプ10との嵌合部位27を残して他
の部位28全体を嵌合部位27よりも短く形成し
ている。即ち、嵌合部位27を他の部位28に対
して突出した状態とし、その両端には突起40を
一体に形成して他の部位28ではクリツプ10と
嵌合しないようにしている。従つて、嵌合部位2
7に隣接する位置の他の部位28を嵌合解除部と
して用いるようにしている。
第10図には、更に他の実施例を示す。この実
施例では、ウエストモールデイング2の上対向曲
折部11に形成した突出状態の嵌合部位29を受
け入れ自在にする嵌合部位としてのスリツト30
と、このスリツト30の隣接位置でスリツト30
に連続する嵌合解除部としての切欠部31と、突
起41とを、クリツプ10に形成するようにして
いる。
以上説明してきたように、この考案によれば、
その構成を、クリツプと、クリツプを介して車体
に取付けられるモールデイングとに各々嵌合部位
を形成して、前記モールデイングをクリツプに対
し車体に沿つてスライド自在とし、且つモールデ
イング及びクリツプのいずれか一方には、モール
デイングのスライド方向に於ける嵌合部位との隣
接位置に、位置決め用の突起と嵌合解除部を形成
することとしたため、嵌合解除部を介してモール
デイングを車体側から容易に取外すことができ、
ウインドガラスの補修やモールデイングの交換を
極めて容易になすことができる上に、モールデイ
ングの取外しがそれほどの力を要せずになし得、
モールデイングやクリツプあるいは車体の取付孔
に無理な力を加えずに済むためモールデイングや
クリツプの破損あるいは取付孔の変形を防止する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車用モールデイング取付構
造の一例を示す自動車の部分側面図、第2図は第
1図−線に沿う拡大断面図、第3図はこの考
案の一実施例を示す自動車の部分側面図、第4図
は第3図部の拡大図、第5図はドアを開けてモ
ールデイングを前方向にスライドさせた状態に於
ける第4図と同様の拡大図、第6図は室内側より
見たクリツプとモールデイングとの関係を示す拡
大斜視図、第7図は第4図−線に沿う拡大断
面図、第8図は第5図−線に沿う拡大断面
図、第9図はこの考案の他の実施例を示す部分斜
視図、そして第10図はこの考案の更に他の実施
例を示す部分斜視図、そして第11図は第10図
XI−XI線に沿う拡大断面図である。 2……ウエストモールデイング、6……車体パ
ネル、10……クリツプ、17……取付孔、2
3,27,29……嵌合部位、24……嵌合解除
部としての凹部、31……嵌合解除部としての切
欠部、25,26,40,41……位置決め用突
起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 クリツプと、該クリツプを介して車体に取付け
    られるモールデイングの長手方向にわたつて曲折
    形成した上下両対向曲折部の少なくとも上下いず
    れか一方自体と、に各々嵌合部位を形成すると共
    に、 前記モールデイングをクリツプに対し車体に沿
    つてスライド自在とし、 且つ前記嵌合部位を形成した対向曲折部自体又
    はクリツプのいずれかには、モールデイングのス
    ライド方向に於ける嵌合部位の隣接位置に、位置
    決め用の突起と嵌合解除部が形成されていること
    を特徴とする自動車用モールデイング取付構造。
JP1980155504U 1980-10-30 1980-10-30 Expired JPH027730Y2 (ja)

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JP1980155504U JPH027730Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30

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JP1980155504U JPH027730Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30

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Publication Number Publication Date
JPS5777012U JPS5777012U (ja) 1982-05-12
JPH027730Y2 true JPH027730Y2 (ja) 1990-02-23

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MA45273A (fr) * 2016-05-30 2019-04-10 Saint Gobain Vitrage a joint profile et enjoliveur et procede de fabrication du vitrage

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JPS5110359U (ja) * 1974-07-15 1976-01-26

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JPS5848166Y2 (ja) * 1978-10-27 1983-11-02 日産自動車株式会社 自動車用装飾部品の取付構造
JPS5919639Y2 (ja) * 1980-10-09 1984-06-07 橋本フォ−ミング工業株式会社 モ−ルデイング

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JPS5777012U (ja) 1982-05-12

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