JP3508303B2 - 埋込み式加熱調理器 - Google Patents

埋込み式加熱調理器

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JP3508303B2
JP3508303B2 JP15431295A JP15431295A JP3508303B2 JP 3508303 B2 JP3508303 B2 JP 3508303B2 JP 15431295 A JP15431295 A JP 15431295A JP 15431295 A JP15431295 A JP 15431295A JP 3508303 B2 JP3508303 B2 JP 3508303B2
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保 泉谷
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は一般家庭で使用する埋込
み式加熱調理器とくにその遮熱構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の技術を埋込み式誘導加熱調理器を
例に説明する。 【0003】従来、この種埋込み式誘導加熱調理器は図
7〜図8に示すような構造になっていた。すなわち、1
は流し台2の上面開口部に落とし込まれる上ユニット部
で、箱状の上ユニットケース3の内部には加熱コイル4
やその中央部に取りつけられた温度検知用センサー5、
発振用トランジスタやその他の電子部品を備えた回路基
板6、それらを冷却するファンモーター7を有し、上面
をセラミックプレート8で覆っている。 【0004】9は下ユニット部で、金属製の下ユニット
ケース10の内部には、加熱ヒーター11を有するロー
スターケースなどの加熱調理ユニット12、ポケット式
の操作部13などを有しており、流し台2の前方より挿
入されて上ユニット部1と電気的に結合し固定されてい
る。14は流し台2の内部に設けられているコンセント
に接続される電源プラグである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】一般に、流し台2のシ
ンク底面15は、図7に示すように仕切りがなく開放さ
れている。従って、下方の扉16を開き収納物を出し入
れする際、ロースターなど加熱調理ユニット使用時の熱
伝達により高温になっている下ユニット部9の金属製の
下ユニットケース10の下面17に触れる恐れがあり、
好ましくないという課題があった。 【0006】そこで本発明はかかる従来の課題を解決す
るもので、使用者が金属製の下ユニットケース10の高
温部に直接触れないようにすることを目的としている。 【0007】また、本体を設置する流し台の形状(横幅
寸法)の差に適応できるようにすることを目的としてい
る。 【0008】また、樹脂製保護板の取り付け後の安定性
を向上することを目的としている。 【0009】また、樹脂製保護板取り付け時の誤をなく
すことを目的としている。 【0010】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1記載に係る発明は、上ユニット部に加熱部を
有し、上ユニット部とその下方に位置する下ユニット部
に加熱調理ユニットを有する構成において、下ユニット
部の外郭下面に、樹脂製保護板を設ける構成とし、前記
樹脂製保護板の取付穴を長穴にし、本加熱調理器を埋め
込む流し台との横幅寸法に差があっても、高温になって
いる下ユニットケースの側面に使用者の指などが直接触
れることを防止するべく、そ れに合わせて前記樹脂製保
護板を左右に移動して取り付け可能にしたものである。 【0011】 【作用】本発明の埋込み式加熱調理器は上記構成におい
て、使用者が流し台の下方に設けられた扉を開き、収納
されている調理備品などを取り出そうとして、誤って金
属製の下ユニットケースの下面に触れても、ロースター
部などの加熱調理ユニットからの熱伝達で高温になって
いる部分には樹脂製保護板が取り付けられているため、
高温部分に直接触れることなく樹脂製保護板に触れるこ
とになる。 【0012】えて樹脂製保護板の取付穴を長穴にした
ことにより、本加熱調理器を埋め込む流し台の形状(横
幅寸法)に差があってもそれに合わせて樹脂製保護板を
左右に移動して取り付けることができる。 【0013】 【実施例】(参考例1) 以下本発明に係わる参考例1について、埋込み式誘導加
熱調理器を例に図面を基に説明する。 【0014】なお、本参考例における外観は、従来例を
示す図8とほぼ同様であるため省略する。 【0015】図1〜図2において、21は流し台22の
上面開口部に落とし込まれる上ユニット部で、箱状の上
ユニットケース23の内部には加熱コイル24やその中
央部に取りつけられた温度検知用センサー25、発振用
トランジスタやその他の電子部品を備えた回路基板2
6、それらを冷却するファンモーター27を有し、上面
をセラミックプレート28で覆っている。 【0016】29は下ユニット部で、金属製の下ユニッ
トケース30の内部には、加熱ヒーター31を有する加
熱調理ユニット32、ポケット式の操作部33などを有
しており、流し台22の前方より挿入し上ユニット部2
1と電気的に結合し固定している。34は流し台22内
部に設けられているコンセントに接続される電源プラグ
である。35は、フェノール樹脂で造った樹脂製保護板
で下ユニットケース30の下面の加熱調理ユニット32
を投影する部分を覆うように、ビス36にて固定されて
いる。 【0017】次に、参考例1の構成における作用を説明
する。 【0018】使用者が加熱調理ユニット32としてのロ
ースター使用時(加熱ヒーター31に通電している。)
に、流し台22の扉37を開き、調理用備品などを取り
出そうとして誤って下ユニットケース30の下面に触れ
ても加熱調理ユニット32としてのロースターからの熱
伝達により高温になった下ユニットケース30の下面は
フェノール樹脂で造った樹脂製保護板35により覆われ
ているため、高温の下ユニットケース30に直接触れる
ことなく、下ユニットケース30よりも温度の低い樹脂
製保護板35に触れるため安全である。 【0019】(実施例1) 以下本発明の実施例1について、図面を基に説明する。 【0020】図3において、41はフェノール樹脂で造
った樹脂製保護板で、取り付け用の長穴42を4カ所設
けてある。 【0021】次に、実施例の構成における作用を説明
する。 【0022】一般的に、流し台の下ユニット部43を前
方より挿入する間口寸法は、図4の[A]に示すように
内寸600mmか、もしくは図4の[B]に示すように
内寸550mm程度になっているものがほとんどであ
る。したがって、製品本体の下ユニット部43は、
[A]、[B]どちらの流し台にも挿入設置できるよう
に、下ユニットケース44の幅を550mm以下に製作
している。従って間口寸法600mmの流し台に組み込
むと、下ユニットケース44の側面に片側25mmの空
間ができる。これに対し、樹脂製保護板41の取り付け
を長穴を活用し図3の矢印[イ]の方向に空間をなくす
るよう調整し、図4[A]の如く取り付け設置すること
により、加熱調理ユニット32としてのロースターの使
用時に下面同様高温になっている下ユニットケース44
の側面にも使用者の指などが直接触れることを防止する
ことができる。 【0023】(参考例2) 以下本発明の参考例2について、図面を基に説明する。 【0024】図5において、51は可とう性のある樹脂
製保護板で、下ユニットケース52にビス53で取り付
けられている。そして樹脂製保護板51の後部は、下ユ
ニットケース52の下面部の取り付け位置より後方に設
け、取り付け面より寸法[ロ]だけ高い凸部54に当接
して、下ユニットケース52の下面に対したわむ状態に
なる。 【0025】従って樹脂製保護板51は常に下ユニット
ケース52の下面に設けた凸部54により下方にたわん
でいる状態となり、長期にわたる使用においても中央部
などの湾曲や変形を防止することができ、樹脂性保護板
の安定性が図れる。 【0026】(参考例3) 以下本発明の参考例3について、図面に基いて説明す
る。 【0027】図6の参考例では、61は樹脂製保護板
で、4カ所の取り付け穴62のうち、1カ所を一点鎖線
で示す正四角形の頂点からずらしたものである。 【0028】次に、実施例4の構成における作用を説明
する。 【0029】この構成により、取り付け方向、取り付け
面は一方向に決まり、樹脂製保護板61の取り付け時の
誤りを防止することができ、確実に安全性を得ることが
出来る。 【0030】 【発明の効果】以上のように、請求項1記載に係る発明
は、上ユニット部に加熱部を有し、上ユニット部とその
下方に位置する下ユニット部に加熱調理ユニットを有す
る構成において、下ユニット部の外郭下面に、樹脂製保
護板を設けたことにより、使用者が流し台の下方に設け
られた扉を開き、収納されている調理備品などを取り出
そうとして、誤って下ユニットケースの下面に直接ふれ
ることなく、下ユニットケースよりも温度の低い樹脂製
保護板に触れるので安全である。 【0031】そして、樹脂製保護板の取付穴を長穴にし
たことにより、前記請求項1記載に係る発明の効果に加
えて、流し台の形状(横幅寸法)の差に対してもそれに
合わせて樹脂製保護板を左右に移動させることができ、
加熱調理ユニットの影響で下面同様高温になっている下
ユニットケースの側面に使用者の指などが直接触れるこ
とを防止することができ、安全性の確保が図れるもので
ある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の参考例1における埋込み式加熱調理器
の要部横断面図 【図2】同要部斜視図 【図3】本発明の実施例1における下ユニット部と樹脂
製保護板の分解斜視図 【図4】本発明の実施例における埋込み式加熱調理器
の要部を示す平面断面図 【図5】本発明の参考例2における埋込み式加熱調理器
の要部横断面図 【図6】本発明の参考例3における樹脂製保護板の平面
図 【図7】従来例における埋込み式加熱調理器の要部横断
面図 【図8】従来例における埋込み式加熱調理器の全体斜視
図 【符号の説明】 1、21 上ユニット部 9、29、43 下ユニット部 12、32 加熱調理ユニット 30、44、52 下ユニットケース 35、41、51、61 樹脂製保護板 42 長穴 54 凸部 62 取り付け穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−42764(JP,A) 実開 平6−64015(JP,U) 実開 平1−140416(JP,U) 実開 昭52−52138(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 37/06 A47B 77/08 A47J 36/00 F24C 7/04 F24C 15/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 上ユニット部に加熱部を有し、上ユニッ
    ト部とその下方に位置する下ユニット部に加熱調理ユニ
    ットを有する構成において、下ユニット部の外郭下面
    に、樹脂製保護板を設け、前記樹脂製保護板の取付穴を
    長穴にし、本加熱調理器を埋め込む流し台との横幅寸法
    に差があっても、高温になっている下ユニットケースの
    側面に使用者の指などが直接触れることを防止するべ
    く、それに合わせて前記樹脂製保護板を左右に移動して
    取り付け可能にした埋込み式加熱調理器。
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JP4889372B2 (ja) * 2006-05-22 2012-03-07 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器
JP5103269B2 (ja) * 2008-05-14 2012-12-19 パナソニック株式会社 キッチンキャビネットの遮熱体

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