JP3508032B2 - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JP3508032B2 JP3508032B2 JP21660094A JP21660094A JP3508032B2 JP 3508032 B2 JP3508032 B2 JP 3508032B2 JP 21660094 A JP21660094 A JP 21660094A JP 21660094 A JP21660094 A JP 21660094A JP 3508032 B2 JP3508032 B2 JP 3508032B2
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- Japan
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- fluidity
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- component
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は経日によって粉体の沈
降,ゲル化等の変化を引き起こす事がなく良好な流動性
を保ち、使用時にシリカの持つ光学的特性を利用してし
わ,毛穴を隠ぺいする効果を有する化粧料に関する。
降,ゲル化等の変化を引き起こす事がなく良好な流動性
を保ち、使用時にシリカの持つ光学的特性を利用してし
わ,毛穴を隠ぺいする効果を有する化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧料特にメーキャップ化粧料に
おいて伸展性や付着性を向上させることを目的として、
シリカを配合することが提案されている。例えば、微細
な球状無水ケイ酸(特開昭54−55739号)や、シ
リカビーズ(特公昭62−14525号)、さらには、
無孔質球状シリカ(特開平4−83712号)の配合等
が知られていた。一方、光学的特性を有する特定のシリ
カを配合し光を乱反射させて、下地の輪郭をぼかす効
果、いわゆるソフトフォーカス効果を期待した固型化粧
料も開発されていた。
おいて伸展性や付着性を向上させることを目的として、
シリカを配合することが提案されている。例えば、微細
な球状無水ケイ酸(特開昭54−55739号)や、シ
リカビーズ(特公昭62−14525号)、さらには、
無孔質球状シリカ(特開平4−83712号)の配合等
が知られていた。一方、光学的特性を有する特定のシリ
カを配合し光を乱反射させて、下地の輪郭をぼかす効
果、いわゆるソフトフォーカス効果を期待した固型化粧
料も開発されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来用
いられてきた球状無水ケイ酸やシリカビーズ,無孔質シ
リカを単に配合しただけではそのソフトフォーカス効果
の発現が充分ではなかった。また、球状無水ケイ酸やシ
リカビーズは多孔質であることから高い吸油性を有し、
化粧料中に配合されている油脂等の成分を吸収するた
め、乳液状組成物等においては経日的にゲル化を引き起
こし、安定な流動性を保つことが困難であった。従っ
て、ソフトフォーカス効果を目的とした化粧料の形態と
しては固型化粧料に限定されていた。
いられてきた球状無水ケイ酸やシリカビーズ,無孔質シ
リカを単に配合しただけではそのソフトフォーカス効果
の発現が充分ではなかった。また、球状無水ケイ酸やシ
リカビーズは多孔質であることから高い吸油性を有し、
化粧料中に配合されている油脂等の成分を吸収するた
め、乳液状組成物等においては経日的にゲル化を引き起
こし、安定な流動性を保つことが困難であった。従っ
て、ソフトフォーカス効果を目的とした化粧料の形態と
しては固型化粧料に限定されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者等は鋭意研究を行った結果、上記の問題を解決す
るためには、特定の平均粒子径及び吸油量を有するシリ
カ粉末、カルボキシビニルポリマー及び油剤の三成分を
各々特定量配合することによって伸展性が高く、充分な
ソフトフォーカス効果を持ち、更には経日によるゲル
化、沈降がなく、適度な粘性を持ち流動性を損なわない
化粧料が得られることを見いだし、本発明を完成するに
至った。
発明者等は鋭意研究を行った結果、上記の問題を解決す
るためには、特定の平均粒子径及び吸油量を有するシリ
カ粉末、カルボキシビニルポリマー及び油剤の三成分を
各々特定量配合することによって伸展性が高く、充分な
ソフトフォーカス効果を持ち、更には経日によるゲル
化、沈降がなく、適度な粘性を持ち流動性を損なわない
化粧料が得られることを見いだし、本発明を完成するに
至った。
【0005】すなわち、本発明は(A)平均粒子径5〜
20μm、吸油量20〜50ml/100gである球状
シリカ粉末を3〜30重量%、(B)カルボキシビニル
ポリマーを0.05〜0.3重量%(C)油剤0.3〜
15重量%を配合し、かつ、(A)成分と(C)成分の
配合比が(A):(C)=1:0.1〜5.0であるこ
とを特徴とする流動性を有する化粧料を提供するもので
ある。以下、本発明について詳述する。
20μm、吸油量20〜50ml/100gである球状
シリカ粉末を3〜30重量%、(B)カルボキシビニル
ポリマーを0.05〜0.3重量%(C)油剤0.3〜
15重量%を配合し、かつ、(A)成分と(C)成分の
配合比が(A):(C)=1:0.1〜5.0であるこ
とを特徴とする流動性を有する化粧料を提供するもので
ある。以下、本発明について詳述する。
【0006】本発明に用いられる(A)成分のシリカは
平均粒子径が5〜20μm、吸油量が20〜50ml/
100gであるシリカ粉末である。吸油量の測定はJI
SK5101によって定められた方法による(以下、同
様)。平均粒子径が5μm以下の場合にはソフトフォー
カス効果が充分に発現せず、また平均粒子径が20μm
以上の場合にはソフトフォーカス効果が充分に発現しな
い上に塗布時にざらつき等の違和感をあたえてしまう。
吸油量については50ml/100g以上では化粧料中
の油脂等を吸収したり、カルボキシビニルポリマーとの
静電的な相互作用によって経日によってゲル化や沈降を
引き起こしてしまう。
平均粒子径が5〜20μm、吸油量が20〜50ml/
100gであるシリカ粉末である。吸油量の測定はJI
SK5101によって定められた方法による(以下、同
様)。平均粒子径が5μm以下の場合にはソフトフォー
カス効果が充分に発現せず、また平均粒子径が20μm
以上の場合にはソフトフォーカス効果が充分に発現しな
い上に塗布時にざらつき等の違和感をあたえてしまう。
吸油量については50ml/100g以上では化粧料中
の油脂等を吸収したり、カルボキシビニルポリマーとの
静電的な相互作用によって経日によってゲル化や沈降を
引き起こしてしまう。
【0007】シリカの形状については伸展性等の使用
感、及びソフトフォーカス効果を充分に発現させるため
に球状が好ましい。本発明で用いられるシリカとして
は、上記要件を満足していれば特に限定されないが、例
えばシリカマイクロビードN−1505(触媒化成社
製)の名称で販売されているものがあげられる。化粧料
中へのシリカの配合量は3〜30重量%(以下、単に
「%」で示す)であり、3%未満では伸展性、ソフトフ
ォーカス効果共に発揮されない。また、30%を超える
と沈降を引き起こしやすくなったり、塗布時に粉っぽさ
を感じてしまい使用感が損なわれてしまう。
感、及びソフトフォーカス効果を充分に発現させるため
に球状が好ましい。本発明で用いられるシリカとして
は、上記要件を満足していれば特に限定されないが、例
えばシリカマイクロビードN−1505(触媒化成社
製)の名称で販売されているものがあげられる。化粧料
中へのシリカの配合量は3〜30重量%(以下、単に
「%」で示す)であり、3%未満では伸展性、ソフトフ
ォーカス効果共に発揮されない。また、30%を超える
と沈降を引き起こしやすくなったり、塗布時に粉っぽさ
を感じてしまい使用感が損なわれてしまう。
【0008】また、本発明で用いられる(B)成分のカ
ルボキシビニルポリマーは、主としてアクリル酸の共重
合体であり、水溶性であってもアルキル変性したもので
あっても良く、例えば、カーボポール940、941、
1342、ペミュレンTR−1、TR−2(以上B.
F.グッドリッチ社製)、ハイビスワコーK−100、
K−200(和光純薬社製)等が挙げられる。本発明中
のカルボキシビニルポリマーの配合量は0.05〜0.
3%であり、この範囲内であればシリカの沈降を防止
し、良好な使用感を与えるために適度な粘性を持つこと
ができ、流動性を損なわない安定性の優れた粘性化粧料
を得ることができる。より好ましくは、化粧料の粘度が
5000〜20000cpsとなるように配合量を決定
すると良い。
ルボキシビニルポリマーは、主としてアクリル酸の共重
合体であり、水溶性であってもアルキル変性したもので
あっても良く、例えば、カーボポール940、941、
1342、ペミュレンTR−1、TR−2(以上B.
F.グッドリッチ社製)、ハイビスワコーK−100、
K−200(和光純薬社製)等が挙げられる。本発明中
のカルボキシビニルポリマーの配合量は0.05〜0.
3%であり、この範囲内であればシリカの沈降を防止
し、良好な使用感を与えるために適度な粘性を持つこと
ができ、流動性を損なわない安定性の優れた粘性化粧料
を得ることができる。より好ましくは、化粧料の粘度が
5000〜20000cpsとなるように配合量を決定
すると良い。
【0009】更に、(C)成分の油剤については種類は
特に限定されず、液状、ペースト状、固形状いずれであ
っても構わないが、配合量は0.3〜15%で、かつ、
(A)成分と(C)成分の配合比が(A):(C)=
1:0.1〜5.0である。0.3%よりも少ない場合
は良好な伸展性、流動性が得られず、また、15%より
も多い場合は、シリカが油剤により湿潤してしまいシリ
カの有するソフトフォーカス効果が発現されない。
特に限定されず、液状、ペースト状、固形状いずれであ
っても構わないが、配合量は0.3〜15%で、かつ、
(A)成分と(C)成分の配合比が(A):(C)=
1:0.1〜5.0である。0.3%よりも少ない場合
は良好な伸展性、流動性が得られず、また、15%より
も多い場合は、シリカが油剤により湿潤してしまいシリ
カの有するソフトフォーカス効果が発現されない。
【0010】本発明の化粧料には、上記必須成分に加
え、通常化粧料用原料として用いられる水性成分や油性
成分並びに粉体成分、例えば、保湿剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、キレート剤、着色剤、香料、防腐剤、低級
アルコール、界面活性剤、水溶性高分子、各種美容成
分、体質顔料、着色顔料、光輝性顔料、有機粉体及びこ
れらの撥水・撥油処理顔料等を本発明の効果を損なわな
い範囲で配合することができる。
え、通常化粧料用原料として用いられる水性成分や油性
成分並びに粉体成分、例えば、保湿剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、キレート剤、着色剤、香料、防腐剤、低級
アルコール、界面活性剤、水溶性高分子、各種美容成
分、体質顔料、着色顔料、光輝性顔料、有機粉体及びこ
れらの撥水・撥油処理顔料等を本発明の効果を損なわな
い範囲で配合することができる。
【0011】本発明の化粧料は、流動性を有する形状で
あれば使用形態は問わず、例えば、粘性液状、W/Oま
たはO/W等の乳化タイプ等、いずれのものでも良く、
ファンデーション、マスカラ、アイブロウ、下地クリー
ム、粉体入りローション等が挙げられる。
あれば使用形態は問わず、例えば、粘性液状、W/Oま
たはO/W等の乳化タイプ等、いずれのものでも良く、
ファンデーション、マスカラ、アイブロウ、下地クリー
ム、粉体入りローション等が挙げられる。
【0012】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれによって何ら限定されるものではな
い。
が、本発明はこれによって何ら限定されるものではな
い。
【0013】実施例1〜2及び比較例1〜7 乳液
下記表1に示す組成の乳液を調製し、経時安定性、ソフ
トフォーカス効果、官能特性及び粘性について評価し
た。
トフォーカス効果、官能特性及び粘性について評価し
た。
【0014】
【表1】
【0015】(製造方法)
A:成分1〜4を加熱溶解する。
B:成分5〜7を加熱混合し、Aに添加して乳化混合す
る。 C:Bを冷却し、成分8〜11及び12を添加混合して
乳液を得る。
る。 C:Bを冷却し、成分8〜11及び12を添加混合して
乳液を得る。
【0016】(評価方法)
1.経時安定性試験
各乳液を50℃の恒温槽に一週間放置し、ゲル化及び分
離・沈降の状態を肉眼にて観察した。各評価基準を以下
に示す。 a)ゲル化 ○:ゲル化せず、流動性が保たれている。 △:やや流動性が失われ、ゲル化傾向にある。 ×:流動性がなく、ゲル化している。 b)分離・沈降 ○:分離・沈降がみられず、変化なし。 △:やや分離又は粉の沈降がある。 ×:明らかに分離又は粉の沈降がある。
離・沈降の状態を肉眼にて観察した。各評価基準を以下
に示す。 a)ゲル化 ○:ゲル化せず、流動性が保たれている。 △:やや流動性が失われ、ゲル化傾向にある。 ×:流動性がなく、ゲル化している。 b)分離・沈降 ○:分離・沈降がみられず、変化なし。 △:やや分離又は粉の沈降がある。 ×:明らかに分離又は粉の沈降がある。
【0017】2.ソフトフォーカス試験
透明なガラス板状にドクターブレードを用いて各乳液の
薄膜を作成する。黒紙に1mm幅の白線を引いたものの
上に、上記ガラス板を載せて目視にて白線の見え方を観
察した。評価基準を以下に示す。 ○:白線の輪郭がぼやけて見える。 △:白線の輪郭がややぼやけて見える。 ×:白線の輪郭が鮮明に見える。
薄膜を作成する。黒紙に1mm幅の白線を引いたものの
上に、上記ガラス板を載せて目視にて白線の見え方を観
察した。評価基準を以下に示す。 ○:白線の輪郭がぼやけて見える。 △:白線の輪郭がややぼやけて見える。 ×:白線の輪郭が鮮明に見える。
【0018】3.官能評価試験
評価パネル20名にて各乳液を実際に肌に塗布した際の
伸展性及び付着性について官能評価を行い、5段階評価
の平均点に基づいて下記基準で判定した。 (評価基準) 5点:非常に良好 4点:良好 3点:普通 2点:やや不良 1点:不良 (判定基準) ◎:4.5点以上 ○:4.0点以上4.5点未満 △:3.0点以上4.0点未満 ×:3.0点未満
伸展性及び付着性について官能評価を行い、5段階評価
の平均点に基づいて下記基準で判定した。 (評価基準) 5点:非常に良好 4点:良好 3点:普通 2点:やや不良 1点:不良 (判定基準) ◎:4.5点以上 ○:4.0点以上4.5点未満 △:3.0点以上4.0点未満 ×:3.0点未満
【0019】4.粘性測定
各乳液を20℃の恒温槽に1日放置し、単一円筒型回転
粘度計(東芝システム社製)を用いて粘度を測定した。 上記各評価方法によって得られた結果を表2に示す。
粘度計(東芝システム社製)を用いて粘度を測定した。 上記各評価方法によって得られた結果を表2に示す。
【0020】
【表2】
【0021】上記結果からも明らかなように、本発明に
係わる乳液はゲル化や分離・沈降を生ずることなく安定
で、優れたソフトフォーカス効果を有し、伸展性、付着
感も良好であった。
係わる乳液はゲル化や分離・沈降を生ずることなく安定
で、優れたソフトフォーカス効果を有し、伸展性、付着
感も良好であった。
【0022】
実施例3 水系化粧料
(成分) (%)
1.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5
2.流動パラフィン 0.5
3.エタノール 8.0
4.香料 適量
5.カルボキシビニルポリマー 0.2
6.トリエタノールアミン 0.2
7.精製水 残量
8.シリカ(注1) 10.0
(注1)前記表1と同様
【0023】(製造方法)
A:成分1〜4を均一に混合する。
B:成分5〜7を均一に混合後、Aを添加して均一に混
合攪拌する。 C:Bに成分8を添加し、混合して水系化粧料を得た。 実施例3は流動性が良好かつ経日的に安定で、ソフトフ
ォーカス効果のある水系化粧料であった。
合攪拌する。 C:Bに成分8を添加し、混合して水系化粧料を得た。 実施例3は流動性が良好かつ経日的に安定で、ソフトフ
ォーカス効果のある水系化粧料であった。
【0024】
実施例4 下地用乳液
(成分) (%)
1.ステアリン酸 1.0
2.セタノール 0.5
3.モノオレイン酸ポリオキシエチレン 0.5
ソルビタン(20E.O.)
4.セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
5.流動パラフィン 5.0
6.トリオクタン酸グリセリル 3.0
7.1,3−ブチレングリコール 10.0
8.グリセリン 5.0
9.カルボキシビニルポリマー 0.15
10.トリエタノールアミン 0.15
11.防腐剤 適量
12.精製水 残量
13.シリカ(注1) 5.0
14.酸化チタン 1.0
15.香料 適量
(注1)前記表1と同様
【0025】(製造方法)
A:成分1〜6を加熱溶解する。
B:成分7〜12を加熱溶解してAに添加し、乳化混合
して冷却する。 C:Bに成分13〜14を混合したもの及び成分15を
添加混合して下地用乳液を得た。 実施例4はソフトフォーカス効果に優れ、経時的に流動
性が変化しない安定性に優れた下地用乳液であった。
して冷却する。 C:Bに成分13〜14を混合したもの及び成分15を
添加混合して下地用乳液を得た。 実施例4はソフトフォーカス効果に優れ、経時的に流動
性が変化しない安定性に優れた下地用乳液であった。
【0026】
実施例5 リキッドファンデーション
1.ステアリン酸 1.0
2.セタノール 1.0
3.モノオレイン酸ポリオキシエチレン 0.5
ソルビタン(20E.O.)
4.セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
5.流動パラフィン 4.0
6.ワセリン 4.0
7.ポリオキシエチレンアルキルエーテル 0.5
リン酸(8E.O.)
8.1,3−ブチレングリコール 10.0
9.カルボキシビニルポリマー 0.1
10.トリエタノールアミン 0.6
11.防腐剤 適量
12.精製水 残量
13.ベンガラ 0.3
14.黄酸化鉄 1.2
15.黒酸化鉄 0.2
16.酸化チタン 8.0
17.シリカ(注1) 15.0
(注1)前記表1と同様
【0027】(製造方法)
A:成分1〜7を加熱溶解する。
B:成分8〜12を加熱混合後、Aに添加して乳化混合
する。 C:Bを冷却後、成分13〜16を混合して添加し、更
に成分17を添加して均一に混合し、リキッドファンデ
ーションを得た。 実施例5はつき、伸びが良好で、ソフトフォーカス効果
に優れたリキッドファンデーションであった。
する。 C:Bを冷却後、成分13〜16を混合して添加し、更
に成分17を添加して均一に混合し、リキッドファンデ
ーションを得た。 実施例5はつき、伸びが良好で、ソフトフォーカス効果
に優れたリキッドファンデーションであった。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係わる化粧
料は、経時安定性が良好でゲル化や分離・沈降を生ずる
ことなく、優れたソフトフォーカス効果を有するもので
ある。
料は、経時安定性が良好でゲル化や分離・沈降を生ずる
ことなく、優れたソフトフォーカス効果を有するもので
ある。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平5−201826(JP,A)
特開 平4−230207(JP,A)
特開 昭63−182212(JP,A)
特開 平2−19310(JP,A)
特開 昭62−263111(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A61K 7/00 - 7/50
Claims (3)
- 【請求項1】次の成分(A)、(B)及び(C): (A)平均粒子径5〜20μm、吸油量20〜50ml
/100gであるシリカ粉末3〜30重量% (B)カルボキシビニルポリマー0.05〜0.3重量
% (C)油剤0.3〜15重量%を含有し、かつ、(A)
成分と(C)成分の配合比が(A):(C)=1:0.
1〜5.0であることを特徴とする流動性を有する化粧
料。 - 【請求項2】 粘度が5000〜20000cpsであ
ることを特徴とする請求項1記載の流動性を有する化粧
料。 - 【請求項3】シリカが球状であることを特徴とする請求
項1又は2に記載の流動性を有する化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21660094A JP3508032B2 (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21660094A JP3508032B2 (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | 化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0859436A JPH0859436A (ja) | 1996-03-05 |
JP3508032B2 true JP3508032B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=16690972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21660094A Expired - Lifetime JP3508032B2 (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3508032B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3487390B2 (ja) * | 1995-06-01 | 2004-01-19 | 株式会社資生堂 | 乳液状パウダー化粧料 |
FR2800989B1 (fr) * | 1999-11-12 | 2003-05-30 | Oreal | Composition comprenant une substance fluorescente et une charge particuliere, utilisations |
EP2519214A4 (en) | 2009-12-29 | 2016-01-20 | Grace W R & Co | COMPOSITIONS FOR THE PREPARATION OF FILMS WITH DESIRED DEGREE OF DEGREE AND METHOD FOR THE PRODUCTION AND USE THEREOF |
WO2011081905A1 (en) * | 2009-12-29 | 2011-07-07 | W. R. Grace & Co.-Conn. | Compositions for forming obscuration films and methods of making and using the same |
KR101634938B1 (ko) | 2012-09-26 | 2016-06-30 | 세키스이가세이힝코교가부시키가이샤 | 다공질 수지 입자, 다공질 수지 입자의 제조 방법 및 그 용도 |
JP6214387B2 (ja) * | 2013-12-24 | 2017-10-18 | 花王株式会社 | 油中水型乳化化粧料 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62263111A (ja) * | 1986-05-09 | 1987-11-16 | Shiseido Co Ltd | 粘性組成物 |
JPS63182212A (ja) * | 1987-01-20 | 1988-07-27 | Mizusawa Ind Chem Ltd | 非晶質シリカ乃至シリカアルミナ球状粒子及びその製法 |
JP2670812B2 (ja) * | 1988-07-08 | 1997-10-29 | 株式会社コーセー | 液状化粧料 |
ATE132736T1 (de) * | 1990-06-21 | 1996-01-15 | Revlon Consumer Prod Corp | Kosmetische zubereitungen |
FR2673372B1 (fr) * | 1991-02-28 | 1993-10-01 | Oreal | Composition cosmetique capable d'estomper les defauts de la peau. |
-
1994
- 1994-08-18 JP JP21660094A patent/JP3508032B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0859436A (ja) | 1996-03-05 |
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