JP2007269678A - 凹凸補正用化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】
塗布時ののびが良く、肌への付着性が良好で、毛穴やしわ(小じわ)等の肌の好ましくない欠点を見え難くする効果があり、かつ経時での化粧持ちにも優れている凹凸補正用組成物を提供すること。
【解決手段】
次の成分(A)〜(D);
(A)1,1,3,5,5−ペンタフェニル−1,3,5−トリメチルトリシロキサン
(B)屈折率が1.35〜1.50の球状粉体
(C)トリイソステアリン酸ポリグリセリル及び/またはジイソステアリン酸ポリグリセリル
(D)25℃でペースト状の油剤
を配合することを特徴とする凹凸補正用化粧料

Description

一般に、凹凸補正用化粧料とは小じわや毛穴等の肌上の微小な凹凸を自然にぼかし、目立たなくさせる効果に優れた化粧料である。本発明は、1,1,3,5,5−ペンタフェニル−1,3,5−トリメチルトリシロキサン、屈折率が1.35〜1.50の球状粉体、トリイソステアリン酸ポリグリセリル及び/またはジイソステアリン酸ポリグリセリル、25℃でペースト状の油剤とを配合する凹凸補正用化粧料に関するものであり、より詳細には、凹凸補正効果に優れ、かつ凹凸補正効果の持続性に優れた凹凸補正用化粧料に関するものである。
近年の働く女性の増加に加え、高齢化社会となった現代では、女性の化粧料への要望に毛穴、小じわ対策といった需要が高く、ファンデーション、コンシーラー、下地、アイクリームといった従来の化粧料に凹凸補正効果を付与した化粧料を得るための技術が開発されている。
従来より、小じわや毛穴の開き、黒ずみ等の女性の悩みに対応する化粧料としては、レチノイド類等の抗シワ効果のある薬剤を配合した化粧料や、粉体や特定の油剤を配合してハリ効果やツヤ感で凹凸補正する化粧料とがある。このような薬剤を用いた抗シワ効果の化粧料は、使う人によって肌への刺激が生じる場合や、即効的な作用が得られないといった場合があった。また、凹凸補正効果の化粧料としては、光輝性を有さない複合粉体と板状硫酸バリウムとを配合する技術(例えば、特許文献1参照)、シリカと高粘度シリコーン油とを配合する技術(例えば、特許文献2、3参照)等が開発されていた。一方、肌にツヤを付与させ、さらに化粧もちを向上を目的に、メチルフェニルポリシロキサンと非水系ポリマーディスパージョンとを配合する技術(例えば、特許文献4参照)等が検討されている。
特許第3747369号公報(第1頁−第11頁) 特開平11−60445号公報(第1頁−第8頁) 特開平11−349442号公報(第1頁−第6頁) 特開2001−294515号公報(第1頁−第15頁)
しかしながら、特許文献1の技術では、経時的に皮脂等の油脂が過剰に分泌されると凹凸補正効果が持続できない場合があった。また、特許文献2や特許文献3の技術では、高粘度シリコーンが肌との親和性が低いために凹凸補正効果は長時間持続できなかった。さらに特許文献4の技術は、塗布時の肌にツヤを付与させ、化粧もちを向上させる技術であり、肌上の微小な凹凸を自然にぼかし、目立たなくさせる効果については、何の記載も示唆もなかった。
このため、肌上の微小な凹凸を自然にぼかし、目立たなくさせる効果、すなわち凹凸の補正効果に優れており、かつ経時での凹凸補正効果の持続性に優れた凹凸補正化粧料の開発が望まれていた。
かかる実情に鑑み、本発明者らは鋭意検討した結果、高屈折率を有する1,1,3,5,5−ペンタフェニル−1,3,5−トリメチルトリシロキサンが肌にツヤを与え、肌上の微小の凹凸部の陰影を明るくし、屈折率が1.35〜1.50の球状粉体が過剰なツヤを抑え、さらに25℃でペースト状の油が、肌との付着性を高めるために凹凸補正効果の持続性を向上させることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、次の成分(A)〜(D);
(A)1,1,3,5,5−ペンタフェニル−1,3,5−トリメチルトリシロキサン
(B)屈折率が1.35〜1.50の球状粉体
(C)トリイソステアリン酸ポリグリセリル及び/またはジイソステアリン酸ポリグリセリル
(D)25℃でペースト状の油剤
を配合することを特徴とする凹凸補正用化粧料を提供するものである。
また、成分(A)の配合量が3.5〜12質量%であることを特徴とする前記凹凸補正用化粧料を提供するものである。
さらに、全配合油剤中に成分(D)を12.5〜30質量%含有することを特徴とする前記何れかの凹凸補正用化粧料を提供するものである。
また、成分(A)と成分(B)の配合質量割合比率(A)/(B)が1〜6であることを特徴とする前記何れかの凹凸補正用化粧料、成分(C)と成分(B)の配合質量割合(C)/(B)が0.1〜1であることを特徴とする前記何れかの凹凸補正用化粧料を提供するものである。
また、成分(B)が無水ケイ酸であることを特徴とする前記何れかの凹凸補正用化粧料を提供するものである。
本発明の凹凸補正化粧料は、肌上の小じわや毛穴等の凹凸を自然にぼかす効果に優れ、かつ経時の凹凸補正効果の持続性に優れたものである。
本発明について詳しく説明を記載する。
本発明に用いられる成分(A)1,1,3,5,5−ペンタフェニル−1,3,5−トリメチルトリシロキサンは、屈折率1.55〜1.60の油剤であり、肌にツヤを与え肌上の凹凸部の陰影を明るくすることで、凹凸を目立たなくさせる成分である。このような成分(A)は市販品として、PH1555 HRI Cosmetic Fluid(株式会社東レ・ダウコーニング社製)等を用いることができる。尚、本発明で規定する屈折率とは粧原基一般試験法を用いており、25℃での屈折率を指す。
本発明の凹凸補正用化粧料における成分(A)の配合量は、特に限定されないが、3.5〜12質量%(以下、単に「%」と略す)が好ましい。成分(A)をこの範囲で用いると凹凸補正効果がより良好となる凹凸補正用化粧料を得ることができる。
本発明に用いられる成分(B)屈折率1.35〜1.50の球状粉体は、成分(A)と併用することで過剰のツヤを抑制し、肌上の微小な凹凸を自然にぼかす成分である。このような成分(B)は、一般に化粧料に配合される球状粉体であり、無水ケイ酸等の無機粉体、ナイロンパウダー、シリコーン樹脂パウダー、シルクパウダー、ポリスチレン、ポリエチレンパウダー、結晶セルロース、N−アシルリジン等の有機粉体が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。これらの中でも、成分(B)として、無水ケイ酸を選択すると、凹凸補正効果がより良好となる凹凸補正用化粧料を得ることができる。
成分(B)として、屈折率が1.35未満の球状粉体を用いた場合は、凹凸補正効果が十分に得られず、屈折率が1.50を超えた球状粉体を用いると、隠蔽性が高くなり、不自然な仕上がりになり、それぞれ好ましくない。また、成分(B)の粒子径は特に限定されないが、光散乱効果によるツヤを制御する観点より、1〜7μmであり、さらに3〜5μmであることが補正効果上特に好ましい。
本発明の凹凸補正用化粧料における成分(B)の配合量は、特に限定されないが、1.5〜9%が好ましい。成分(B)をこの範囲で用いると凹凸補正効果がより良好となる凹凸補正用化粧料を得ることができる。
また、本発明の凹凸補正用化粧料において、成分(A)と成分(B)の配合質量比率(A)/(B)は、1〜6が好ましく、2〜4がより好ましい。成分(A)及び(B)をこの範囲で配合すると、凹凸補正効果がより良好となる凹凸補正用化粧料を得ることができる。
本発明に用いられる成分(C)トリイソステアリン酸ポリグリセリル及び/またはジイソステアリン酸ポリグリセリルは、凹凸補正化粧料中で成分(B)の分散性を向上させる成分である。このような成分(C)のポリグリセリンは、ジグリセリン、トリグリセリンが好ましく、HLB値は2〜5、水酸基価は10〜100が好ましい。市販品としては、コスモール43、42(何れも日清オイリオグループ社製)等が挙げられる。
本発明の凹凸補正用化粧料における成分(C)の配合量は、特に限定されないが、0.5〜3%が好ましい。成分(C)をこの範囲で用いると凹凸補正効果がより良好となる凹凸補正用化粧料を得ることができる。
また、本発明の凹凸補正用化粧料において、成分(C)と成分(B)の配合質量比率(C)/(B)は、0.1〜1が好ましい。成分(C)及び(B)をこの範囲で配合すると、凹凸補正効果がより良好となる凹凸補正用化粧料を得ることができる。
本発明に用いられる成分(D)25℃でペースト状の油剤は、肌との付着性を向上させ凹凸補正効果を高める成分である。このような成分(D)は、一般に化粧料に配合されるものであれば何れでよく、動物油、植物油、合成油等の起源を問わず、炭化水素類、油脂類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等いずれのものも用いることができる。具体的には、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ワセリン、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・2−オクチルドデシル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、N−ラウロイル−サルコシンイソプロピル等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。尚、これらの中より、成分(D)としてヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ヒドロキシステアリン酸コレステリルを選択すると凹凸補正効果の持続性がより良好となる凹凸補正用化粧料を得ることができる。このような成分(D)は、市販品としてコスモール168ARNV(日清オイリオグループ社製)等が挙げられる。
本発明の凹凸補正用化粧料における成分(D)の配合量は、特に限定されないが、2〜6%が好ましい。成分(D)をこの範囲で用いると凹凸補正効果の持続性がより良好となる凹凸補正用化粧料を得ることができる。
本発明の凹凸補正用化粧料において、全配合油剤中に成分(D)を12.5〜30質量%含有することが好ましい。成分(D)をこの範囲で全油剤中に含有すると全配合油剤の粘性を高くすることができ、凹凸補正効果の持続性を著しく向上させることができる。本発明の凹凸補正用化粧料の全配合油剤の粘度は、25℃で5000〜8000mpa・sが好ましい。
本発明の凹凸補正用化粧料における油剤の総配合量は、特に限定されないが、11〜20%が好ましい。油剤をこの範囲で用いると凹凸補正効果、また凹凸補正効果の持続性ともに良好となる凹凸補正用化粧料を得ることができる。
本発明の凹凸補正化粧料には、上記成分の他に、通常、化粧料に使用される成分、例えば、本発明の球状粉体以外の粉体、界面活性剤、油ゲル化剤、水性成分、紫外線吸収剤、水溶性高分子、トリメチルシロキシケイ酸等の油溶性被膜形成剤、パラオキシ安息香酸誘導体、フェノキシエタノール等の防腐剤、ビタミン類、美容成分、香料等を本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
本発明の凹凸補正化粧料は、凹凸補正用化粧料だけでなく、ファンデーション、白粉、頬紅、コンシーラー、下地料等のメーキャップ化粧料や美容液、デイクリーム、日焼け止め等のスキンケア化粧料等に凹凸補正効果を付与した化粧料等に適用可能である。
また、本発明の凹凸補正化粧料の剤型は、水中油型や油中水型等の乳化型、油性型、等の何れでも良い。また、その形態も液状、乳液状、クリーム状、固形状の何れでも良い。
以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
発明品1〜9及び比較品1〜6:水中油型乳化クリーム状凹凸補正化粧料
表1〜表3に示す組成の水中油型乳化クリームを下記製造方法により調製し、凹凸補正効果として(1)パネルによる官能評価、(2)機器測定による毛穴の減少率、さらに(3)機器測定による凹凸補正効果の持続性の各項目について、以下に示す評価方法及び判定基準により評価判定し、結果を併せて表1〜表3に示した。
(製造方法)
A:成分1〜6を均一に混合分散させる。
B:成分7〜14を均一に混合分散させる。
C:成分16〜17を均一に混合分散させる。
D:成分18〜19を均一に混合溶解させる。
E:成分20〜25を均一に混合し、26に分散させる。
F:A、Bを70℃に加熱し、BにCを添加・混合する。
G:Fに70℃に加熱した15を添加する。
H:Gを50℃に冷却し、Cを添加混合する。
I:HにD、Eを添加混合し、水中油型乳化クリームを得た。
〔評価方法1:凹凸補正効果(パネル官能評価)〕
25〜35才の化粧料評価専門パネル20名に、発明品及び比較品の水中油型乳化クリーム約2gを頬部に塗布してもらい、塗布前後における「凹凸補正効果(官能評価)」の項目について、各自が以下の評価基準に従って5段階評価しクリーム状水中油乳化物毎に評点を付し、更に全パネルの評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。
評価基準:
[評価結果] :[評 点]
凹凸補正効果を非常に感じる : 5点
凹凸補正効果を感じる : 4点
凹凸補正効果をやや感じる : 3点
凹凸補正効果をあまり感じない : 2点
凹凸補正効果を感じない : 1点
判定基準:
[評点の平均点] :[判 定]
4.5以上 : ◎
3.5以上〜4.5未満 : ○
1.5以上〜3.5未満 : △
1.5未満 : ×
〔評価方法2:毛穴の減少率および凹凸補正効果の持続性(機器測定)〕
25〜35才の化粧料評価専門パネル20名に、前記発明品及び比較品の水中油型クリーム2gを全顔に塗布し、塗布前後と経時(7時間後)において撮影されたデジタル写真を画像解析することで、開きの目立つ毛穴数をカウントした。なお、測定にはSkinAnalyzer Clinical Suite RSA100(インフォワード社製)を用いて行った。なお毛穴数の減少率とは化粧料未塗布時と化粧料塗布直後との毛穴数の比較であり、持続性の評価は化粧料塗布後、日常生活を7時間した後の毛穴数の測定評価である。
判定基準:
(毛穴の減少率) :[評点]
開きの目立つ毛穴数の減少率が40%以上 :5点
開きの目立つ毛穴数の減少率が30%以上40%未満 :4点
開きの目立つ毛穴数の減少率が20%以上30%未満 :3点
開きの目立つ毛穴数の減少率が10%以上20%未満 :2点
開きの目立つ毛穴数の減少率が10%未満 :1点
判定基準:
(凹凸補正効果の持続性) :[評点]
塗布直後と比較して毛穴数が100%未満 :5点
塗布直後と比較して毛穴数が100%以上150%未満 :4点
塗布直後と比較して毛穴数が150%以上200%未満 :3点
塗布直後と比較して毛穴数が200%以上250%未満 :2点
塗布直後と比較して毛穴数が250%以上 :1点
判定基準:
[評点の平均点] :[判定]
4.5以上 : ◎
3.5以上〜4.5未満 : ○
1.5以上〜3.5未満 : △
1.5未満 : ×
表1及び表2の結果から明らかなように、本発明の発明品1〜9の水中油型クリームは、「凹凸補正効果(官能評価)、(毛穴の減少率)」、「凹凸補正効果の持続性」の全ての項目に優れた凹凸補正化粧料であった。これに対して、成分(A)1,1,3,5,5−ペンタフェニル−1,3,5−トリメチルトリシロキサンを配合しない比較例1では、「凹凸補正効果(官能評価)、(毛穴の減少率)」の項目において特に良好でなかった。また成分(A)1,1,3,5,5−ペンタフェニル−1,3,5−トリメチルトリシロキサンの代わりに屈折率が1.55〜1.60未満の油剤を配合した比較例2、比較例3では全体的に効果が劣っていた。成分(B)球状粉体の代わりに、屈折率は同程度の板状粉体を用いた比較例4、では「凹凸補正効果の持続性」が良好でなく、代わりに高屈折率の板状粉体を用いた比較例5では全ての項目において劣っていた。成分(C)トリイソステアリン酸ジグリセリルを配合しない比較例6、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチルを配合しない比較例7では、特に「凹凸補正効果の持続性」において良好でなかった。
図1に示されるように、本発明の凹凸補正用化粧料を塗布することで、塗布前後および7時間経過後においてもその効果が持続している結果であった。
水中油型下地化粧料
(成分) (%)
1.セタノール 2.0
2.ステアリン酸 1.0
3.モノステアリン酸グリセリン 0.5
4.流動パラフィン 5.0
5.パラメトキシケイ皮酸―2−エチルヘキシル(注12) 5.0
6.1,1,3,5,5−ペンタフェニル−
1,3,5−トリメチルトリシロキサン(注7) 4.0
7.トリイソステアリン酸ジグリセリル(注8) 1.0
8.ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)
ジペンタエリスリチル(注意5) 3.0
9.シリカ(注10) 3.0
10.ベンガラ 0.1
11.黄色酸化鉄 0.4
12.黒色酸化鉄 0.05
13.モノオレイン酸ポリオキシエチレン
ソルビタン(20E.O.)(注13) 1.0
14.カルボキシルビニルポリマー 0.1
15.1,3−ブチレングリコール 10.0
16.防腐剤 0.2
17.精製水 残量
18.トリエタノールアミン 0.2
(注意12):ユビナールMC80(BASFジャパン社製)
(注意13):レオドールTW−O120V(花王社製)
(製造方法)
A:成分1〜8を加熱混合する。
B:Aに9〜13を加えて均一に混合する。
C:14〜17に18を加えて中和して、Bに添加して乳化し、水中油型下地化粧料を得た。
実施例2の水中油型下地化粧料は、「凹凸補正効果(官能評価)、(毛穴の減少率)」、「凹凸補正効果の持続性」の全ての項目に優れた凹凸補正用化粧料であった。
凹凸補正用化粧料を塗布前後における開きが目立つ毛穴数の経時変化

Claims (6)

  1. 次の成分(A)〜(D);
    (A)1,1,3,5,5−ペンタフェニル−1,3,5−トリメチルトリシロキサン
    (B)屈折率が1.35〜1.50の球状粉体
    (C)トリイソステアリン酸ポリグリセリル及び/またはジイソステアリン酸ポリグリセリル
    (D)25℃でペースト状の油剤
    を配合することを特徴とする凹凸補正用化粧料。
  2. 成分(A)の配合量が3.5〜12質量%であることを特徴とする請求項1記載の凹凸補正用化粧料。
  3. 全配合油剤中に成分(D)を12.5〜30質量%含有することを特徴とする請求項1又は2記載の凹凸補正用化粧料。
  4. 成分(A)と成分(B)の配合質量割合(A)/(B)が1〜6であることを特徴とする請求項1〜3の何れかの項記載の凹凸補正用化粧料。
  5. 成分(B)が無水ケイ酸であることを特徴とする請求項1〜4の何れかの項記載の凹凸補正用化粧料。
  6. 成分(C)と成分(B)の配合質量割合(C)/(B)が0.1〜1であることを特徴とする請求項1〜5の何れかの項記載の凹凸補正用化粧料。
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