JP3507782B2 - ロールコータ及びそれを用いた塗布方法 - Google Patents

ロールコータ及びそれを用いた塗布方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロールを用いてペ
ーストを基板面上に塗布するためのロールコータ及びそ
のロールコータを使用した塗布方法に関するもので、特
に、ペーストを貯溜するペーストダムを備えたロールコ
ータ及びそれを用いた塗布方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス基板やセラミック基板など
の平面上にペーストを均一に塗布する際に、ペーストを
転写させたロールを介して基板上にペーストを塗布する
ロールコータが用いられている。この従来のロールコー
タの要部について、図5の斜視図を用いて説明する。
【0003】図5に示すように、ペースト4を貯溜するペ
ーストダム6は、平行して近接する2本のロール、すな
わちAロール1とコンマロール2と、この両ロールの両
端部に渡された一対の仕切板(サイドダムスポンジ5)
とで構成され、このAロール1とコンマロール2と一対の
サイドダムスポンジ5とで形成される凹部にペースト4を
貯溜する。そして、Aロール1を矢印方向に回転させて
ペースト4をAロール1とコンマロール2の間からスリッ
ティングさせて同方向に回転するCロール3に転写し、
さらに、Cロール3の下部に矢印方向から送り込まれる
基板9にCロール3からペースト4を塗布する構成とな
っている。
【0004】このような構成を有する従来のロールコー
タを使用したペースト塗布においては、ペーストダム6
内のペーストを清浄かつ均質な状態にしておくことが、
基板上に形成される塗布面の品質を維持する上で重要な
要素の一つとなっている。
【0005】従来のロールコータにおいては、塗布に使
用するペーストを供給するために、Aロール1とコンマ
ロール2との間にペースト4を貯溜しておくことが必要
である。この要求のために、通常、Aロール1とコンマ
ロール2との間の両ロール端部に一対の仕切板(サイド
ダムスポンジ5)を渡すことによって、ペースト4が2本
のロールの両サイドから流れ落ちることを防止するため
の手法が採用されている。
【0006】このような状態のもとで、ペーストダム6
内のペースト4の大半はAロール1が回転することによっ
てローリングし混練が行われるが、サイドダムスポンジ
5の近傍のペースト4は、このサイドダムスポンジ5に
接触したりすることによってローリングが制限されてし
まい、ペーストダム6の中央部にあるペースト4とは挙
動が異なってしまう。そのため、ペーストダム6内のペ
ーストの均質性が悪化し、塗布面にスジ等の不具合が発
生していた。
【0007】また、サイドダムスポンジ5のみでペース
ト4をせき止めようとしているために、サイドダムスポ
ンジ5をAロール1及びコンマロール2に強く押しつけ
なくてはならず、その結果、ゴミが発生してペーストを
汚染し、塗布面への異物混入という不具合が発生してい
た。さらに、サイドダムスポンジ5を強く押しつけたと
しても完全にせき止めることは困難であり、そのためペ
ーストが少量ずつ染み出して来てロール端部から落下
し、装置や床を汚染するという不具合が発生していた。
【0008】このように従来のロールコータは、ペース
トダム6内のペーストを清浄かつ均質な状態で確実にペ
ーストダムとして成り立たせる(漏れがない)という要
求に対しては、十分とは言えない。そこで、例えば特開
平10−57862号公報にあるように、Aロールの下
部にステンレス製のケースを設置してペーストダムを形
成し、このケースにペーストを供給し、Aロールの一部
をそのケースに浸漬する方法が提案されている。
【0009】この方法は、ペーストがロール端部から落
下するという不具合に対しては一応の効果を奏してい
る。しかしながら、ペーストダム内のペーストの均質性
という点においては、逆にペーストダムがロール上にな
いために混練が行われず、その効果が期待できない。さ
らに、ペーストダム内にAロールを浸漬するためにはペ
ーストダムをAロールの下方に設ける必要があり、その
結果、ペーストダムとCロールとの干渉を避けるために
Cロールの下方にさらに別のロールを追加して転写する
等の手段が必要となり、装置構造の複雑化を伴うという
問題をもたらしている。また、ペーストダムへペースト
を供給する際にも、ペーストダムがロールの下方にある
ために、ペーストを供給する装置構造が複雑になるとい
う問題をもたらしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ロールコー
タにおいて上記のようなペーストダムの構造に起因する
問題点、特に、サイドダムスポンジの影響による問題点
を解消するためになされたもので、ペーストダム内のペ
ーストがロールのローリングによって混練される際に、
サイドダムスポンジの影響を受けることなく均質化なら
びに清浄化されたペーストを供給できるようにすること
を目的とし、さらに、サイドダムスポンジからペースト
が漏れて、床や装置等が汚染されるのを防止することを
他の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のロールコータ
は、平行するAロールとコンマロールとの間にペースト
を載せ、このペーストを溜めておくための一対のサイド
ダムスポンジを前記両ロールの両端部に渡してペースト
ダムを形成し、Aロールを回転させてペーストをAロー
ルの下部に設けたCロールに転写し、Cロールの下部に
基板を送り込んで基板面にペーストを塗布するロールコ
ータにおいて、前記ペーストダム内のペーストのサイド
ダムスポンジと接触する部分をAロール面から除去する
ための一対のスクレーパを、Aロールの両端部外周面に
設置したことを特徴としている。
【0012】また、前記一対のスクレーパは、その間隔
幅がCロールの塗布幅とペーストダムを形成する一対の
サイドダムスポンジの間隔幅との間にあることを特徴と
している。
【0013】また、前記Aロールの長手方向の側面に沿
ってペースト受けを設け、Aロール面のペーストをこの
ペースト受けに掻き落とすための掻き捨てスクレーパを
備えたことを特徴とし、この掻き捨てスクレーパのAロ
ールと接触する部分には、Aロール面から掻き落とすペ
ーストを集めるV字型の切り込みが設けられていること
を特徴としている。
【0014】また、前記スクレーパのAロールと接触す
る部分はAロール軸心に対し角度を持たせ、Aローラ面
のペーストをペーストダム内に掻き戻すための掻き戻し
スクレーパを備えたことを特徴としている。
【0015】本発明のロールコータを用いた塗布方法
は、前記ペーストダム内でAロールの回転によってサイ
ドダムスポンジに接触する部分のペーストをスクレーパ
で除去し、ペーストダム内の中央部の均質なペーストを
Cロールに転写することを特徴とし、また、前記サイド
ダムスポンジから漏れ出したペーストをスクレーパでペ
ーストダム内に戻し、漏れ出したペーストによる装置汚
染を防止することを特徴としている。
【0016】また、前記サイドダムスポンジのAロール
に対する押圧力をAロールの回転によってゴミが発生し
ない程度の圧力に設定し、この圧力のもとで漏れ出した
ペーストをペーストダムに戻すことを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明のロールコータおよ
びそれを用いた塗布方法における一実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。図1は、一実施の
形態におけるロールコータの要部を示す斜視図である。
なお、従来例と同じ部品は、同じ符号を用いて説明す
る。
【0018】図1に示すように、ペースト4を貯溜する
ペーストダム6は、平行して近接する2本のロール、す
なわちAロール1とコンマロール2と、この両ロールの
両端部の間に渡された一対の仕切板(サイドダムスポン
ジ5)とで構成され、このAロール1とコンマロール2と
サイドダムスポンジ5とで形成される凹部にペースト4を
貯溜する。そして、Aロール1を矢印方向に回転させて
ペースト4をAロール1とコンマロール2の間からスリッ
ティングさせて同方向に回転するCロール3に転写し、
さらに、Cロール3の下部に矢印方向から送り込まれた
基板9にCロール3からペースト4を塗布する構成とな
っている。
【0019】そして、本発明では、このような構成を有
するロールコータに下記のような部品を付加している。
すなわち、Aロール1の両端の外周部に、Aロール1と
接触するスクレーパ(掻き捨てスクレーパ7a)を取り
付けている。この掻き捨てスクレーパ7aは、例えばウ
レタンゴムなどの弾性材料で構成され、Aロール1が回
転することによってAロール1の両端外周部に付着して
いるペーストを掻き落とす役目を果たしている。そし
て、掻き落としを確実に行うために、掻き捨てスクレー
パ7aのAロール1に接触する部分には、掻き落とすペー
ストを集めるためのV字型の切り込みを設けている。
【0020】このAロール1の両端外周面に付着してい
るペーストは、サイドダムスポンジ5の影響を受けて混
練が不十分であったり汚染物質が混入したりしている不
均質なペーストであり、この不均質なペーストを掻き捨
てスクレーパ7aで掻き落とすことによって、不均質な
ペーストが繰り返しペーストダム6に戻ることを防止し
ている。そして、掻き捨てスクレーパ7aの下方には掻
き落とされたペーストを収容するペースト受け8を設け
ている。
【0021】次に、掻き捨てスクレーパ7aの作用につ
いて図2を参照して説明する。図2は、Aロール1とCロ
ール3とサイドダムスポンジ5と掻き捨てスクレーパ7
aとのセッティング位置関係を示す説明図である。
【0022】まず、塗布幅は、基板6に要求される実
際の塗布幅であって、Cロール3のストレート部分に一
致している。また、掻き捨てスクレーパ7aによる掻き
捨て幅は、サイドダムスポンジ5によるペーストダム
幅と塗布幅との間に位置するように配置されてい
る。
【0023】かかる構成のもとで、掻き捨てスクレーパ
7aはAロール1上のペーストを連続的に掻き取ってい
る。ここで、掻き捨て幅を塗布幅よりも広く設定し
ているため塗布面に掻き取りの影響は及ばない。また、
ペーストダム端部の不均質なペーストを連続的に消費す
ることによって、ペーストダム中央部の清浄なペースト
がペーストダム全体に行き渡る構造となっている。な
お、掻き落とされて消費されたペーストは、常に同量が
補充される。
【0024】次に、本発明のロールコータにおける他の
実施の形態について、図面を用いて説明する。図3は他
の実施の形態の要部を示す斜視図である。なお、本実施
の形態では、スクレーパとして上述の掻き捨てスクレー
パ7aの代りに掻き戻しスクレーパ7bを用いたことを
特徴としている。
【0025】すなわち、前記一実施の形態では、ペース
トを掻き捨てることによってペーストダム内のペースト
を連続的に消費する塗布方法を適用してきたが、本実施
の形態では、サイドダムスポンジから漏れ出したペース
トを再びペーストダム内に戻すことによってペーストが
ロール端部に回り込むのを防ぐとともにペーストの消費
を押さえる塗布方法を適用している。
【0026】図3に示すように、本実施の形態では、A
ロール1の両端外周部に掻き戻しスクレーパ7bを取り
つけている。この掻き戻しスクレーパ7b以外は図1と
同様であるのでその構成の説明は省略する。掻き戻しス
クレーパ7bのAロール1と接触する部分は、Aロール
1のロール軸心に対し傾斜させて角度をつけて取り付け
られ、サイドダムスポンジ5から漏れ出したロール端部
のペーストを再びペーストダム6の中心方向に掻き戻す
ようになっている。
【0027】次に、掻き戻しスクレーパ7bの作用につ
いて図4を参照して説明する。図4は、Aロール1とC
ロール3とサイドダムスポンジ5と掻き戻しスクレーパ
7bとのセッティング位置関係を示す説明図である。
【0028】まず、塗布幅は、基板6に要求される実
際の塗布幅であって、Cロール3のストレート部分に一
致している。また、掻き戻しスクレーパ7bによる掻き
戻し幅は、サイドダムスポンジ5によるペーストダム
幅と塗布幅との間に位置するように配置されてい
る。
【0029】図4に示すように、掻き戻し幅を塗布幅
より広く設定しているので掻き戻しの影響が塗布面に
及ぶことはない。また、サイドダムスポンジのAロール
に対する押圧力をAロールの回転によってゴミが発生し
ない程度の圧力に設定し、この圧力のもとで漏れ出した
ペーストをペーストダムに戻すようにすれば、ゴミの混
入を防止することができる。このようにして、サイドダ
ムスポンジから漏れ出したペーストを連続的にペースト
ダム内に戻すことができるため、ペーストがロール端部
に回り込み、床や装置を汚すことを防止することができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれ
ば、ロールコータにおいてペーストダムを形成している
Aロールに以下のスクレーパを具備したことによって、
次のような効果が得られる。
【0031】まず、掻き捨てスクレーパを具備した場合
には、ペーストダム内のペーストがサイドダムスポンジ
の影響を受けて混練が不完全な部分が発生しても、この
部分を掻き捨てることによって塗布面にスジ状のむらが
形成されるのを防止することができる。また、サイドダ
ムスポンジからの発塵により汚染されたペースト部分
も、同様に掻き捨てることによってこの汚染部分を連続
的に除去することができる。また、サイドダムスポンジ
より漏れ出したペーストがロール端部に回り込んできて
も、同様に掻き捨てることによって床や装置を汚すこと
を防止できる。
【0032】さらに、掻き戻しスクレーパを具備した場
合には、サイドダムスポンジよりペーストが漏れ出して
もこれをペーストダムに連続的に戻すことができるので
サイドダムスポンジをロールに強く押しつける必要がな
くなり、ゴミの発生を押さえるとともにペーストの消費
量を軽減でき、同時に、漏れ出したペーストによって床
や装置を汚すことも防止できる。
【0033】このように、本発明によってペーストダム
内に均質で清浄なペーストを供給することができ、か
つ、サイドダムスポンジから漏れ出したペーストによる
床や装置の汚染を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の要部を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態におけるセッティング位
置関係を示す説明図である。
【図3】本発明の他の実施の形態の要部を示す斜視図で
ある。
【図4】本発明の他の実施の形態におけるセッティング
位置関係を示す説明図である。
【図5】従来のロールコータの要部を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 Aロール 2 コンマロール 3 Cロール 4 ペースト 5 サイドダムスポンジ 6 ペーストダム 7a 掻き捨てスクレーパ 7b 掻き戻しスクレーパ 8 ペースト受け 9 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05C 1/00 - 21/00 B05D 1/28

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行するAロールとコンマロールとの間
    にペーストを載せ、このペーストを溜めておくための一
    対のサイドダムスポンジを前記両ロールの両端部に渡し
    てペーストダムを形成し、Aロールを回転させてペース
    トをAロールの下部に設けたCロールに転写し、Cロー
    ルの下部に基板を送り込んで基板面にペーストを塗布す
    るロールコータにおいて、前記ペーストダム内のペース
    トのサイドダムスポンジと接触する部分をAロール面か
    ら除去するための一対のスクレーパを、Aロールの両端
    部外周面に設置し、前記一対のスクレーパは、その間隔
    幅がCロールの塗布幅とペーストダムを形成する一対の
    サイドダムスポンジの間隔幅との間にあることを特徴と
    するロールコータ。
  2. 【請求項2】 前記Aロールの長手方向の側面に沿って
    ペースト受けを設け、Aロール面のペーストをこのペー
    スト受けに掻き落とすための掻き捨てスクレーパを備え
    たことを特徴とする請求項1記載のロールコータ。
  3. 【請求項3】 前記スクレーパのAロールと接触する部
    分はAロール軸心に対し角度を持たせ、Aロール面のペ
    ーストをペーストダム内に掻き戻すための掻き戻しスク
    レーパを備えたことを特徴とする請求項1記載のロール
    コータ。
  4. 【請求項4】 平行するAロールとコンマロールとの間
    にペーストを載せ、このペーストを溜めておくための一
    対のサイドダムスポンジを前記両ロールの両端部に渡し
    てペーストダムを形成し、Aロールを回転させてペース
    トをAロールの下部に設けたCロールに転写し、Cロー
    ルの下部に基板を送り込んで基板面にペーストを塗布す
    るロールコータにおいて、前記ペーストダム内のペース
    トのサイドダムスポンジと接触する部分をAロール面か
    ら除去するための一対のスクレーパを、Aロールの両端
    部外周面に設置し、前記Aロールの長手方向の側面に沿
    ってペースト受けを設け、Aロール面のペーストをこの
    ペースト受けに掻き落とすための掻き捨てスクレーパを
    備え、前記掻き捨てスクレーパのAロールと接触する部
    分には、Aロール面から掻き落とすペーストを集めるV
    字型の切り込みが設けられていることを特徴とするロー
    ルコータ。
  5. 【請求項5】 平行するAロールとコンマロールとの間
    にペーストを載せ、このペーストを溜めておくための一
    対のサイドダムスポンジを前記両ロールの両端部に渡し
    てペーストダムを形成し、Aロールを回転させてペース
    トをAロールの下部に設けたCロールに転写し、Cロー
    ルの下部に基板を送り込んで基板面にペーストを塗布す
    るロールコータを用いた塗布方法において、前記ペース
    トダム内のペーストのサイドダムスポンジと接触する部
    分をAロール面から除去するための一対のスクレーパ
    を、Aロールの両端部外周面に設置し、前記一対のスク
    レーパは、その間隔幅がCロールの塗布幅とペーストダ
    ムを形成する一対のサイドダムスポンジの間隔幅との間
    にあることを特徴とするロールコータを用いた塗布方
    法。
  6. 【請求項6】 前記ペーストダム内でAロールの回転に
    よってサイドダムスポンジに接触する部分のペーストを
    前記スクレーパで除去し、ペーストダム内の中央部の均
    質なペーストをCロールに転写することを特徴とする
    求項5記載のロールコータを用いた塗布方法。
  7. 【請求項7】 前記サイドダムスポンジから漏れ出した
    ペーストを前記スクレーパでペーストダム内に戻し、漏
    れ出したペーストによる装置汚染を防止することを特徴
    とする請求項6記載のロールコータを用いた塗布方法。
  8. 【請求項8】 前記サイドダムスポンジのAロールに対
    する押圧力をAロールの回転によってゴミが発生しない
    程度の圧力に設定し、この圧力のもとで漏れ出したペー
    ストをペーストダムに戻すことを特徴とする請求項7記
    載のロールコータを用いた塗布方法。
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