JP3507725B2 - 搬送穴あけ装置 - Google Patents

搬送穴あけ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生タイヤ成形行程
においてタイヤゴム部材間に発生しやすい空気溜まりを
排気するために、タイヤゴム部に空気抜き用の貫通孔を
形成する搬送穴あけ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生タイヤ成形工程においては、インナー
ライナゴム、カーカス、ビードゴム、サイドウォールゴ
ム、ブレーカ、トレッドゴムなどの帯状のタイヤゴム部
材を重ね合わせて貼着することによって形成している。
従って、内外に重なるタイヤゴム部材間には、空気溜ま
りが発生しやすく、完成タイヤの耐久性やユニフォミテ
ィーを低下させる原因となっている。
【0003】従って、図10に示すように、空気溜まり
が特に発生しやすい、例えば、カーカス、サイドウォー
ルゴム、トレッドゴムなどの広巾のタイヤゴム部材Gに
は、一般に、空気抜き用の貫通孔Hを形成している。
【0004】この貫通孔Hは、従来、図11に示すよう
に、複数の針体a1を周囲に植設してなる回転針aを用
い、連続的に搬送されるタイヤゴム部材Gにつられて前
記回転針aが回転することによって、タイヤゴム部材G
に順次貫通孔Hを形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな回転針aでは、針体a1が直角に入り込まないた
め、折れや曲がりが発生しやすく、しかも針体a1の長
さが制限されるため孔が完全に貫通され難いという不具
合がある。なお、折れ等の防止のために針体a1を太く
設定すると、回転により貫通孔Hが楕円状に広がるた
め、タイヤ外面にベアとして痕が残るなど外観品質の低
下を招く。さらに回転針aは、搬送の抵抗となるため、
タイヤゴム部材Gに惰行や斜め送りが生じやすく、また
タイヤゴム部材Gの搬送詰まりの原因ともなりやすい。
【0006】そこで本発明は、タイヤゴム部材を間欠的
に搬送する一方、搬送が停止している間に、受けプレー
トと押えプレートとの間でタイヤゴム部材を押え付けつ
つ針体を降ろしてタイヤゴム部材を直角に貫通させるこ
とを基本として、針体の小径化や長寸化を図りながら、
針体の折れや曲がりを抑制でき、貫通孔の貫通精度およ
び外観品質を向上しうるとともに、搬送詰まりや斜め送
り等の発生を防止しうる搬送穴あけ装置の提供を目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本件請求項1に係る発明は、未加硫の帯状のタイヤ
ゴム部材を搬送しかつ空気抜き用の貫通孔を形成する搬
送穴あけ装置であって、前記タイヤゴム部材を間欠的に
搬送する搬送手段と穴あけ手段とを具え、この穴あけ手
段は、固定フレームと、この固定フレームに取り付けら
れる横移動調整手段に支持され前記タイヤゴム部材の巾
方向に横移動しうる横移動調整フレームとを具え、かつ
該横移動調整フレームに、前記タイヤゴム部材の下面を
受ける受け面を有する受けプレートと、昇降移動可能に
保持された昇降台と、この昇降台に設けられ、前記搬送
手段が停止の間この昇降台の下降に際して前記タイヤゴ
ム部材の表面と当接しこのタイヤゴム部材を前記受けプ
レートに押し付ける押し付け面を有しかつ傾斜しうる押
えプレートと、前記下降に際して針先部が受け面よりも
下方に突出してタイヤゴム部材を貫通する穴あけ用の複
数の針体とを設けた穴あけ具とを設けるとともに、前記
受けプレートの受け面、及び前記押えプレートの押し付
け面には、タイヤゴム部材との粘着を防止するディンプ
ル状の複数の凹部を形成したことを特徴としている。
【0008】また請求項2の搬送穴あけ装置の発明で
は、前記凹部は、球面状をなしかつ半径を2〜10m
m、凹み深さを1.0mm以上としたことを特徴として
いる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例とともに説明する。図1は、本発明の搬送穴あけ装
置の一実施例を示す側面図、図2はその主要部の斜視図
である。
【0010】図において、搬送穴あけ装置1は、タイヤ
ゴム部材Gを間欠的に搬送する搬送手段2と、このタイ
ヤゴム部材Gに空気抜き用の貫通孔Hを形成する針体1
9を有する穴あけ手段3とを具え、この穴開け手段3に
は、受けプレート4と穴あけ具5とを設けている。
【0011】なおタイヤゴム部材Gは、前記図10に示
す如く、例えばカーカス、サイドウォールゴム、トレッ
ドゴムなどの生タイヤ成形用の未加硫かつ帯状のゴム部
材であって、本例では、搬送穴あけ装置1がサイドウォ
ールゴムに貫通孔Hを形成する場合を例示している。
【0012】前記搬送手段2は、本例では、前記タイヤ
ゴム部材Gを剥離用ライナを介在しつつ巻戻し自在に巻
回したロール体6から、前記タイヤゴム部材Gを引出し
て穴あけ手段3へ間欠的に搬入する搬入部2Aと、穴あ
け手段3からのタイヤゴム部材Gを間欠的に搬出する搬
出部2Bとを具える。なお前記搬出部2Bは、本例で
は、コンベアであって、例えば周知のフェスツーン7を
介して生タイヤ成形用のフォーマ(図示しない)に連続
的に供給する。また図中の符号9は案内ロール、符号1
0はライナ巻取りロールである。
【0013】次に前記穴あけ手段3は、本例では、図2
の如く、左右の側フレーム11L、11Rを有する固定
フレーム11と、この固定フレーム11に取付く横移動
調整手段12に支持されて前記タイヤゴム部材Gの巾方
向Fに横移動しうる横移動調整フレーム13とを具え
る。
【0014】前記横移動調整手段12は、前記側フレー
ム11L、11R間に架け渡される一対の横のガイド軸
14と、一方の側フレーム11Rに枢支されかつ前記横
のガイド軸14とは平行にのびるハンドル軸15とを具
える。このハンドル軸15は、内端側に前記横移動調整
フレーム13と螺合するねじ部15Aを有し、かつ外端
側には手操作可能なハンドル部15Bを形成している。
また前記横移動調整フレーム13は、側板16、16間
を上、中、下の支持部材17A、17B、17Cで連結
した枠組み状をなし、各側板16には、前記横のガイド
14を案内して通す案内孔を、また一方の側板16には
前記ハンドル軸15が螺合するねじ孔を設けている。
【0015】従って、前記横移動調整フレーム13は、
ハンドル軸15へのハンドル操作によって、横のガイド
軸14に沿って自在に横移動しうる。
【0016】そしてこの横移動調整フレーム13に、前
記受けプレート4と、針体19を有する穴あけ具5とを
設けている。
【0017】前記受けプレート4は、タイヤゴム部材G
の下面を受ける受け面4Sを有する板状体であって、前
記下の支持部材17Cとして前記横移動調整フレーム1
3に取付く場合を例示している。この受けプレート4に
は、前記針体19との衝合を避ける複数の逃げ孔20・・
・ を形成している。
【0018】ここで、本例では、前記搬入部2Aは、前
記横移動調整フレーム13に枢着され、かつ前記受け面
4Sとは同高さの搬入面(外周面)を有する案内ロール
9Aを含む。また搬出部2Bは、前記横移動調整フレー
ム13に枢着され、かつ前記受け面4Sとは同高さの搬
出面にタイヤゴム部材Gを圧接する押し付けローラ34
を含んで構成される。
【0019】このように、前記案内ロール9Aと押し付
けローラ34とを、横移動調整フレーム13に一体に取
付けることによって、高精度を維持しながら、タイヤゴ
ム部材Gの取替え作業や装置の保守点検作業を能率よく
行いうる。
【0020】次に前記穴あけ具5は、昇降手段21によ
って昇降移動可能に保持された昇降台22に、本例で
は、押えプレート23と針体19とを設けている。
【0021】この昇降手段21は、前記上の支持部材1
7Aに支持されかつ下方にのびるロッド端に前記昇降台
22を取付けた例えばシリンダである進退移動具24
と、前記昇降台22から立上がるとともに前記中の支持
部材17Bの案内孔を通って上方にのびる一対の縦のガ
イド軸25とを具える。また前記進退移動具24は、本
例では、上下のシリンダ24A、24Bを一連に連結し
てなり、通常時は、下のシリンダ24Bにより、前記昇
降台22が上昇位置Y1(図3)と下降位置Y2(図
4)との間で昇降移動することによって、タイヤゴム部
材Gに貫通孔Hを形成する。なお上のシリンダ24A
は、例えばタイヤゴム部材Gの取替えなどの非通常時に
おいてのみ、例えば手動によるバルブ操作によって縮小
し、前記昇降台22をさらに上方の保守位置(図示しな
い)まで上昇させる。
【0022】また前記押えプレート23は、本例では、
図3、4に示すように、前記昇降台22に設けた案内孔
23Aを通るスライドピン26の下端に固定される。こ
のスライドピン26の上端には、抜け止め用の頭部26
Aを形成している。
【0023】従って、前記押えプレート23は、昇降台
22との間の距離Lを変化可能に、すなわち昇降台22
に対して上下動可能に支持される。また前記押えプレー
ト23と昇降台22との間には、この押えプレート23
を下方に向かって付勢する例えばコイルバネであるバネ
手段27が配されている。
【0024】従って、前記昇降台22の下降に際して、
前記押えプレート23の下面である押し付け面23S
は、タイヤゴム部材Gの表面にいったん当接する。しか
る後、昇降台22が、引き続いて前記下降位置Y2まで
下降することによって前記距離Lが減少し、この距離L
の減少に伴う前記バネ手段27の力によって、押えプレ
ート23は、タイヤゴム部材Gを前記受けプレート4に
押し付けうる。なお、本例では、前記スライドピン26
が案内孔23Aに遊挿することによって、押えプレート
23は、タイヤゴム部材G表面の輪郭形状に追従して、
ある程度傾斜することもできる。
【0025】また前記針体19は、本例では、図5に示
すように、一つの針ユニット29として形成され、この
針ユニット29は、略一列に配列する複数の針体19・・
・ と、この針体19・・・ を内向き面30S、30S間で
挟み込んで保持する分離可能な一対のブロック状の取付
け金具30、30とから構成される。
【0026】前記針体19は、針先部19A1を下方に
向けた針主部19Aの上端に、係止用の折曲げ部19B
を設けたL字状に形成している。この針体19は、排気
が確実にでき、かつ加硫後のタイヤ表面に痕が残らない
ようにするために、その太さ(直径)を2.0〜4.0
mmの範囲とするのが好ましい。
【0027】また各取付け金具30は、夫々の内向き面
30Sに、前記針主部19Aの周囲を囲む断面半円弧状
の保持溝31を有するとともに、一方の内向き面30S
には、前記折曲げ部19Bを挿入することにより針体1
9を係止する係止孔32を設けている。なお各取付け金
具30は、内向き面30Sを互いに突合わせてボルト連
結されるとともに、少なくとも一方の取付け金具30
を、前記昇降台22にボルト連結することによって、針
ユニット29を昇降台22の下面に固定している。これ
によって、針体19の交換、或いは針ユニット29の交
換を容易としている。
【0028】なお前記押えプレート23には、前記針体
19との衝合を避ける逃げ孔33を形成している。この
逃げ孔33として、本例では、全ての針体19を挿通す
る矩形孔状に形成しているが、各針体19に対応した複
数の小孔状に形成することもできる。
【0029】従って、前記昇降台22の下降に際し、タ
イヤゴム部材Gを受けプレート4に押付けしっかりと保
持した後、前記針体19がさらに下降し、その針先部1
9A1が受け面4Sよりも下方に突出して前記タイヤゴ
ム部材Gを貫通することによって、前記貫通孔Hを形成
できる。なお前記針体19がタイヤゴム部材Gから確実
に抜け出るまでは、タイヤゴム部材Gは、押えプレート
23と受けプレート4との間で保持され、これによって
針体19をスムーズに抜き出せる。
【0030】ここで、前記受けプレート4の受け面4、
及び前記押えプレート23の押し付け面23Sを、前記
タイヤゴム部材Gと粘着させないことが、前記搬送穴あ
け装置1が円滑、かつ確実に作動するために不可欠であ
る。すなわちタイヤゴム部材Gが受け面4に粘着する場
合には、タイヤゴム部材Gの搬送が難しくなる。またタ
イヤゴム部材Gが押し付け面23Sに粘着する場合に
は、タイヤゴム部材Gが穴あけ具5に付着して一旦浮き
上がるため、位置ずれ、或いは貫通孔やタイヤゴム部材
G自体の変形等を招くこととなる。
【0031】そのために、本例では、図6〜8に示すよ
うに、前記受け面4および押し付け面23Sに、夫々デ
ィンプル状の複数の凹部36を、その略全面に亘って形
成している。これによって、タイヤゴム部材Gとの接触
面積を、65〜85%程度(図6、7では約73%)に
減じ、粘着を防止している。
【0032】なお前記凹部36は、球面状をなしかつ半
径Rを2.0〜10.0mm、凹み深さhを1.0mm
以上とすることが、粘着防止効果を発揮する上で好まし
い。前記半径Rが10.0mmを越えると、タイヤゴム
部材Gが凹部36内に入り込んでタイヤゴム部材Gに変
形や傷を招きやすく、かつ搬送抵抗が増大して円滑な送
りが難しくなる。また前記深さhが1.0mm未満の
時、凹部36の内面がタイヤゴム部材Gと接触する恐れ
が生じ、また半径Rが2.0mm未満の時、接触面積を
減じるための凹部36の形成数が過大となってエッジ成
分が増加するなど、いずれも搬送抵抗を増大する。
【0033】本例では、タイヤゴム部材Gとの粘着をさ
らに防止するため、前記受け面4および押し付け面23
Sには、アドロン処理やテフロンコーテイング処理など
の非粘着表面処理を施している。
【0034】次に、前記搬送穴あけ装置1の動作を、図
9(A)〜(C)に示す。図9(A)に示す如く、昇降
台22すなわち穴あけ具5が上昇位置Y1で待機してい
る間、搬送手段2が間欠送りして、受けプレート4上に
タイヤゴム部材Gを供給する。
【0035】そして搬送手段2が停止している間、図9
(B)の如く、下のシリンダ24Bの作動によって昇降
台22が前記上昇位置Y1から下降位置Y2まで下降す
る。このとき前記図4に示すように、受けプレート4と
押さえプレート23との間でタイヤゴム部材Gを挟み込
んで保持した状態で、針体19を下降させてタイヤゴム
部材Gに貫通孔Hを形成するとともに、上昇により針体
19が完全に抜け出るまで保持は維持される。
【0036】従って、前記針体19に折れや曲がりの発
生がなく、かつ貫通や抜き出しをスムーズに行うことが
できるため、細くかつ長い針体19の使用が可能とな
る。これによって、厚さが異なる種々のタイヤゴム部材
Gに対しても確実に貫通させることができ、しかも貫通
孔Hの痕を最小限に止めて外観品質の低下を抑制でき
る。また一度に例えば10個以上の多数の貫通孔Hを形
成できるため、形成効率に優れ、また巾広のタイヤゴム
部材Gに対して、空気溜まりをより効果的に防止でき
る。しかも、搬送が停止している間に穴あけが行われる
ため、搬送詰まりや斜め送り等の発生を防止しうる。
【0037】また図9(C)の如く、貫通孔Hが形成さ
れ、前記昇降台22が上昇位置Y1間で帰還した後、搬
送手段2が作動し、タイヤゴム部材Gを間欠送りする。
このとき、タイヤゴム部材Gは受けプレート4上を滑り
ながら移動するが、前記受け面4Sに粘着防止用の凹部
36を設けているため、円滑な移動(搬送)が保証され
る。
【0038】
【実施例】図1に示す装置を用い、サイドウォールゴム
に貫通孔を形成し、その時の不良品の発生率を、図11
に示す従来の装置を用いた時の不良品の発生率と比較し
た。従来における不良品の発生率が、生産数198、3
83本に対して1.23%であるのに対して、実施例の
装置では、生産数230、454本に対する不良品の発
生率が0.42と、大巾に減じているのが確認できた。
【0039】
【発明の効果】叙上の如く本発明は、タイヤゴム部材を
間欠的に搬送する一方、搬送が停止している間に、受け
プレートと押えプレートとの間でタイヤゴム部材を押え
付けつつ針体を降ろしてタイヤゴム部材を直角に貫通さ
せている。従って、針体の小径化や長寸化を図りなが
ら、針体の折れや曲がりを抑制でき、貫通孔の貫通精度
および外観品質を向上しうるとともに、搬送詰まりや斜
め送り等の発生を防止しうる。また受け面や押し付け面
に、タイヤゴム部材との粘着を防止する凹部を形成して
いるため、前記タイヤゴム部材の搬送を確実に行いう
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の搬送穴あけ装置の断面図で
ある。
【図2】穴あけ手段を示す斜視図である。
【図3】上昇位置における穴あけ具を示す断面図であ
る。
【図4】下降位置における穴あけ具を示す断面図であ
る。
【図5】針体の取付け状態を説明する展開斜視図であ
る。
【図6】押しつけ面を示す底面図である。
【図7】受け面を示す底面図である。
【図8】凹部を示す断面図である。
【図9】(A)〜(C)は装置の動作を説明する線図で
ある。
【図10】タイヤゴム部部材の一例を示す斜視図であ
る。
【図11】従来技術を説明する断面図である。
【符号の説明】
2 搬送手段 3 穴あけ手段 4 受けプレート 4S 受け面 5 穴あけ具 19 針体 19A1 針先部 22 昇降台 23 押えプレート 23S 押し付け面 36 凹部 G タイヤゴム部材 H 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−61034(JP,A) 特開 平8−25515(JP,A) 特開 昭55−81139(JP,A) 実開 昭50−50868(JP,U) 特公 昭36−15638(JP,B1) 特公 昭35−13176(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 30/08 B26F 1/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】未加硫の帯状のタイヤゴム部材を搬送しか
    つ空気抜き用の貫通孔を形成する搬送穴あけ装置であっ
    て、前記タイヤゴム部材を間欠的に搬送する搬送手段と
    穴あけ手段とを具え、 この穴あけ手段は、固定フレームと、この固定フレーム
    に取り付けられる横移動調整手段に支持され前記タイヤ
    ゴム部材の巾方向に横移動しうる横移動調整フレームと
    を具え、 かつ該横移動調整フレームに、 前記タイヤゴム部材の下面を受ける受け面を有する受け
    プレートと、 昇降移動可能に保持された昇降台と、 この昇降台に設けられ、前記搬送手段が停止の間この昇
    降台の下降に際して前記タイヤゴム部材の表面と当接し
    このタイヤゴム部材を前記受けプレートに押し付ける押
    し付け面を有しかつ傾斜しうる押えプレートと、 前記下降に際して針先部が受け面よりも下方に突出して
    タイヤゴム部材を貫通する穴あけ用の複数の針体とを設
    けた穴あけ具とを設けるとともに、 前記受けプレートの受け面、及び前記押えプレートの押
    し付け面には、タイヤゴム部材との粘着を防止するディ
    ンプル状の複数の凹部を形成したことを特徴とする搬送
    穴あけ装置。
  2. 【請求項2】前記凹部は、球面状をなしかつ半径を2〜
    10mm、凹み深さを1.0mm以上としたことを特徴
    とする請求項1記載の搬送穴あけ装置。
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