JPWO2008099473A1 - タイヤ構成部材の孔あけ装置 - Google Patents

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哲夫 多田羅
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Abstract

本発明は、タイヤ構成部材の必要個所に効率よくエア抜き用の孔を明けることができ、しかも孔あけ位置の設定、変更も容易で、タイヤ構成部材のサイズ変更にも容易に対応できる孔あけ装置を提供するものであり、1回の搬送毎に孔あけ動作を行う孔あけ手段10として、タイヤ構成部材用の帯状材料Bの送りテーブル5の上下一方側にあって、該送りテーブル5上の帯状材料Bに対して垂直に突き刺し可能な多数の針体11が、帯状材料Bの搬送方向及び幅方向に並列して、かつ、該針体11の一個もしくは複数個を一組にして、あるいは該針体の幅方向の針列の一列もしくは複数列を一組にして、各組単位で個別に上下動を制御するように設ける。

Description

本発明は、主としてタイヤのカーカスプライ材等のタイヤ構成部材の孔あけ装置に関するものである。
空気入りラジアルタイヤのタイヤ構成部材の一つであるカーカス層は、ゴム材中に埋設されている主として繊維製の補強コードの方向がタイヤのラジアル方向、すなわち幅方向をなすカーカスプライ材の層よりなるものであり、通常、幅を異にする複数のカーカスプライ材が積層されてなるものである。
かかるカーカスプライ材は、多数本の前記補強コードを並列してゴム材により被覆し該ゴム材中に埋設させてなるプライ用帯状材料を、カーカスプライ材の幅に対応する長さに切断し、切断された短冊状のプライ材片を、切断端が幅方向両側端になるように揃えて非切断縁で順次接合することにより作製される。
近年、長尺のプライ用帯状材料を長手方向に間欠的に搬送しながら、タイヤの種別やサイズに応じて設定されるカーカスプライ材の幅に相当する所定の長さに切断し、この切断片をコンベア上で前記非切断縁で突き合わせ接合してカーカスプライ材を作製し、該カーカスプライ材を直接タイヤ成型工程の成型ドラム上に供給してタイヤを成型することが提案されている(例えば、特開2000−141510号公報)。
ところで、タイヤ成型工程において、前記のカーカスプライ材等のタイヤ構成部材の層間には、エア溜まりが発生し易く、仮に、前記エアが排出されずに成型されタイヤが完成されると、タイヤの耐久性やユニフォミティ等の性能に影響を与え、不良品となる。そのため、タイヤ成型工程に供給される前記カーカスプライ材等のタイヤ構成部材にはエア抜き用の孔が形成される。
例えば、特開2000−301626号公報には、カーカスプライ材等のタイヤ構成部材をタイヤ成型工程に搬送する途中において、該タイヤ構成部材を間欠的に搬送しながら、搬送停止時に孔あけ具を備える昇降台が下降し、前記孔あけ具に有する下方向きの針体により前記タイヤ構成部材に貫通した空気抜き用の孔をあける装置が提案されている。
前記提案の装置の場合、前記孔あけ具の針体がタイヤ構成部材の搬送方向に対し直交する幅方向に一定間隔で並列して設けられており、全ての針体が一斉に孔あけ動作するものであり、タイヤ構成部材には長手方向に間欠的な搬送長さに応じた間隔をおいて貫通孔が横一列に形成されるものである。
そのため、タイヤ成型ドラム上の周方向であるタイヤ構成部材の長手方向での孔あけのピッチに応じて間欠的な搬送及び停止を頻繁に行う必要があり、孔あけのピッチが小さくなるほど作業能率が低下する。
しかも、前記孔あけ具の針体は、一定間隔に並設されて一斉に上下動するものであるため、孔あけ対象のタイヤ構成部材の種類や幅に応じて、幅方向で孔あけ位置を変更、調整することができず、サイズ変更等のために孔あけ位置を変更する場合には、前記針体の配置を異にした別の孔あけ具と取り換える必要がある。
例えば、タイヤ構成部材がカーカスプライ材である場合において、成型タイヤにおける幅方向センター部付近に相当する領域と、両側のショルダー部付近に相当する領域とに、前記のエア抜き用の孔を形成することが求められているとき、タイヤサイズの変更に伴って前記カーカスプライ材の幅が変更されると、前記の求められる各領域に孔を形成するためには、針体の配置を異にした別の孔あけ具が必要になる。
特開2004−268457号公報 特開2000−301626号公報
本発明は、上記の問題を解決し、主として、カーカスプライ材等のタイヤ構成部材に使用する帯状材料を長手方向に間欠的に搬送しながら、該帯状材料よりなるタイヤ構成部材として求められる所定の領域に、効率よく確実にエア抜き用の孔を明けることができ、しかも前記タイヤ構成部材のサイズ変更にも容易に対応できる孔あけ装置を提供するものである。さらには、前記タイヤ構成部材用の帯状材料を間欠的に搬送しながら、タイヤ構成部材の幅に応じた所定長さに切断し、該切断片を順次非切断縁で接合してタイヤ構成部材を作製する場合において、切断される前記帯状材料の所定長さの範囲内の必要な領域に孔あけすることができるタイヤ構成部材の孔あけ装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するものであり、タイヤ構成部材用の帯状材料を長手方向に所定長さずつ間欠的に搬送する搬送装置と、該搬送装置により搬送される前記帯状材料を受ける送りテーブルと、前記帯状材料の1回の搬送毎に、搬送停止中の前記帯状材料に対して針体の突き刺しにより孔を明ける孔あけ手段とを備えてなる、タイヤ構成部材の孔あけ装置において、前記孔あけ手段は、前記送りテーブルの上下一方側にあって、該送りテーブル上の前記帯状材料に対して垂直に突き刺し可能な多数の針体が、該帯状材料の搬送方向及び幅方向に並列して、かつ、該針体の一個もしくは複数個を一組にして各組単位でそれぞれ上下動可能に支持されるとともに、前記各組毎に上下動させる手段を備えてなり、前記上下動させる手段を介して前記針体の突き刺し動作のための上下動が前記各組単位で制御されるように構成されていることを特徴とする。
前記孔あけ手段の針体は、幅方向の一列もしくは複数列の針列を一組にして各組単位で上下動可能に支持して、該組単位で突き刺し動作のための上下動を制御するように設けることもできる。
前記発明のタイヤ構成部材の孔あけ装置によれば、タイヤ構成部材用の帯状材料を長手方向に所定長さずつ間欠的に搬送しながら、該帯状材料の1回の搬送毎に、前記帯状材料の前記所定長さの範囲内において前記孔あけ手段の針体の突き刺しによりエア抜き用の複数の孔を同時に明けることができる。
特に、前記孔あけ手段の針体は、前記帯状材料の搬送方向及び幅方向に並列して、かつ一個もしくは複数個を一組とする組単位で、あるいは幅方向の1列もしくは複数列の針列を一組とする組単位で、孔あけ動作のための上下動を制御できるので、前記帯状材料の搬送長さ等に応じて、前記針体を前記各組単位で選択的に上下動させて孔あけ動作を行わせることにより、孔あけ位置や間隔を適宜設定あるいは変更でき、タイヤ構成部材として求められる所定の領域にエア抜き用の孔を確実に形成することができる。
例えば、孔あけ動作させる針体の選択により、タイヤ幅方向のセンター部付近に相当する領域と両側ショルダー部付近に相当する領域等の限られた範囲内にエア抜き用の孔を明けることができる。しかも、タイヤ構成部材のサイズ変更等により前記帯状材料を間欠的に搬送する長さが変更された場合には、その長さに応じて、前記組単位で上下動させる前記針体の選択を変更することにより、孔あけ位置をタイヤ構成部材の最適な範囲に設定するように変更でき、前記タイヤ構成部材のサイズ変更等にも容易に対応できる。
前記のタイヤ構成部材の孔あけ装置において、前記搬送装置が、前記送りテーブル上の前記タイヤ構成部材用の帯状材料を、その先端側を保持して該タイヤ構成部材の幅寸法に応じて設定される所定長さずつを間欠的に搬送するものであり、該搬送装置による前記帯状材料の1回の搬送毎に、搬送された該帯状材料の先端側の前記所定長さ分を切断する切断装置を備えるとともに、切断された前記所定長さの切断片をタイヤ構成部材の作製部に搬出可能に設けられている、前記帯状材料の切断工程において、前記孔あけ手段が、前記送りテーブル上の切断のための位置に搬送されるまで前記帯状材料の前記所定長さ分の停止位置において孔あけ可能に設けられてなるものとすることができる。
この場合、タイヤ構成部材用の帯状材料を、タイヤ構成部材の幅寸法に応じて設定される所定長さに切断するのに併せて、前記帯状材料の前記所定長さ分が送りテーブル上の切断のための位置に搬送されるまでの停止位置において、前記所定長さ分の領域内にエア抜き用の孔をあけることができる。そのため、前記のように切断した帯状材料の切断片を非切断縁で接合してカーカスプライ材等のタイヤ構成部材を構成する場合に好適に利用できる。
前記の孔あけ装置において、前記搬送装置は、前記帯状材料における先端側の部分を上面側から保持して前記送りテーブル上の切断のための位置に搬送可能であり、前記孔あけ手段は、前記搬送装置による前記帯状材料の搬送のための保持位置の下方にあって、前記搬送装置が前記帯状材料を上面側から保持している間に前記針体が孔あけ動作を行うように設けられてなるものとするのが好ましい。これにより、前記帯状材料を保持した状態において前記針体の下方からの突き刺しにより確実に孔あけすることができる。
また、前記搬送装置は、前記送りテーブルに沿って前記帯状材料の搬送のための保持位置と搬送先の前記切断のための位置との間で往復移動する移動体と、前記移動体に上下動可能に支持された保持手段とを備え、前記保持手段は、下降時に前記送りテーブル上の前記帯状材料に接する押さえ板を有し、該押さえ板の下面に前記帯状材料の所定長さ分を保持できるように設けられており、該押さえ板には前記搬送のための保持位置で前記帯状材料を保持したときに前記針体が貫通し得る貫通孔が設けられてなるものが好ましい。これにより、前記保持手段により前記帯状材料を押さえるように保持した状態においても、前記帯状材料に対し前記孔あけ手段の針体による突き刺しにより問題なく孔あけできることになる。
また、前記孔あけ手段と対向する送りテーブルには、前記針体の配列と対応する位置に、該針体が貫通できる貫通孔が並列して設けられてなるものとし、これにより、上下動する針体を前記送りテーブル上の帯状材料に対して問題なく突き刺すことができる。
前記の孔あけ装置において、前記孔あけ手段の前記針体としては、尖端を落とした丸みのある針先を有する針体であるものが好ましい。すなわち、仮に前記帯状材料がゴム材中に繊維製の補強コードが埋設されているカーカスプライ材等に使用する帯状材料であっても、前記針体の突き刺しによって補強コードが損傷したり切断する虞がなく、孔あけ加工を良好に行うことができる。
さらに、前記孔あけ手段の針体は、幅方向の1列毎に幅方向に交互に位置をずらせた千鳥状配列をなすものが好ましい。この場合、前記帯状材料に対して千鳥状の配置で孔あけすることができるとともに、前記帯状材料の搬送方向で見た前記針体の配列間隔、つまりは孔あけ間隔をより小さく設定できる。
本発明のタイヤ構成部材の孔あけ装置によれば、タイヤ構成部材用の帯状材料を所定長さずつ間欠的に搬送しながら、該帯状材料の前記所定長さの範囲内の必要な領域に複数のエア抜き用の孔を同時に明けることができる。特に、一個もしくは複数個の組単位あるいは幅方向の1列もしくは複数列の針列の組単位で必要個所の針体を選択的に孔あけ動作を行わせることにより、孔あけ位置を適宜設定あるいは変更できるため、タイヤ構成部材の使用上において必要とされる領域内の個所にエア抜き用の孔を確実に形成することができ、また、前記タイヤ構成部材のサイズ変更による前記帯状材料を間欠的に搬送する長さの変更にも容易に対応できる。
また、本発明の孔あけ装置は、タイヤ構成部材用の帯状材料をタイヤ構成部材の幅に応じた所定長さに切断し、この切断片を、カーカスプライ材等のタイヤ構成部材の作製部に搬出する工程において、前記帯状材料の切断装置と組み合わせて構成することにより、前記のように切断される所定長さ範囲内の必要個所、すなわち作製されるタイヤ構成部材の使用上において求められる範囲に確実に孔あけすることができる。
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本発明のタイヤ構成部材の孔あけ装置全体の概略を示す略示平面図、図2は同上の略示正面図、図3は同上の帯状材料の供給部側からの側面図である。図示する実施例の場合は、タイヤ構成部材を帯状材料から作製する場合において、該帯状材料を所定長さに切断する切断装置と組み合わせて構成した孔あけ装置を示している。
タイヤ構成部材の一種であるカーカスプライ材Cは、図11に示すように、プライ用の帯状材料Bをタイヤ成型工程の成型ドラム上でのカーカスプライ材Cの幅Wに相当する長さに切断し、切断された短冊状の切断片bを、切断端が幅方向両側端になるように揃えて、非切断縁で順次接合することにより得られるものである。このカーカスプライ材Cの作製に用いるプライ用の帯状材料Bは、主として繊維製の補強コ−ドを多数本並列してゴム材により被覆してなる長尺の帯状をなすものであり、所定幅の帯状、例えば5〜30cm幅、好ましくは10〜30cm幅の帯状をなすものよりなる。もちろん前記範囲外の幅の帯状材料の使用も可能である。
本発明の孔あけ装置Aは、前記プライ用の帯状材料B(以下、単に帯状材料という)を、間欠的に搬送しながら所定長さに切断して、タイヤ構成部材である前記カーカスプライ材Cの作製部50に搬出するための切断工程の一部に設けられており、後述するように、カーカスプライ材Cの幅寸法Wに応じて設定される所定長さに切断する切断装置30と組み合わせて、切断される所定長さに相当する部分に対し孔あけするように構成されている。
前記孔あけ装置Aは、長尺の前記帯状材料Bを引き出し可能に保持する供給部1と、該供給部1から引き出される前記帯状材料Bの送行部を形成する送りテーブル5と、該送りテーブル5上に引き出された帯状材料Bを該送りテーブルに沿って長手方向に前記カーカスプライ材Cの幅寸法Wに応じて設定される所定長さ、すなわち該幅寸法Wに相当する所定長さずつを間欠的に搬送する搬送装置20と、前記所定長さ分が搬送停止しているときに該帯状材料Bに対して孔をあける孔あけ手段10とが設けられている。図示する実施例の場合、さらに間欠的に搬送される前記帯状材料Bの先端側の所定長さ分を短冊状に切断する切断装置30が設けられている。図中の符号bは切断された短冊状の切断片を示す。
前記帯状材料Bの供給部1は、詳しい説明は省略するが、通常、ロール状に巻回した前記帯状材料Bの巻回体を支持する台車2が前記帯状材料Bを引き出せるようにセットされる。前記送りテーブル5は、基台フレーム6上に略水平に設置されてなり、その供給側の端部には前記帯状材料Bの受け入れのために下方に屈曲したガイド7が設けられている。前記送りテーブル5は、供給側の第1のテーブル5aと、その送り方向前方に延びる第2のテーブル5bとに分離構成され、両テーブル5a,5b間の分離部分において、後述するように切断装置30により前記帯状材料Bを切断できるように設けられている。
前記搬送装置20は、前記送りテーブル5上に引き出される前記帯状材料Bの先端側の部分を前記第1のテーブル5a上の位置で上面側から保持して、前記のようにタイヤ構成部材であるカーカスプライ材Cの幅寸法Wに応じて設定される所定長さずつを前記第2のテーブル5b上に間欠的に搬送するものであり、例えば、次のような構成よりなる。
図1〜図3に示すように、前記送りテーブル5に沿ってサーボモータにより回転駆動されるボールネジ機構等の移動手段21が配され、該移動手段21により前記送りテーブル5に沿って移動する移動体22を備えている。さらに、前記移動体22には前記送りテーブル5上の前記帯状材料Bの先端側の前記所定長さに相当する部分を保持自在な保持手段23がシリンダー装置24を介して上下動可能に支持されており、該保持手段23により前記第1のテーブル5a上の前記帯状材料Bの先端側の前記所定長さ分を保持した状態で前記移動体22の移動により、前記所定長さ分を前記第2のテーブル5b上に搬送し、その後、帯状材料Bの保持を解除して元の位置に復帰するように構成されている。
前記保持手段23としては、前記送りテーブル5上の前記帯状材料Bの先端側部分を保持できるものであればよいが、図示する実施例の場合は、図4及び図5のように吸引手段を利用するように構成されている。この保持手段23は、前記シリンダー装置24による下降時に前記送りテーブル5上の前記帯状材料Bに当接する下板部25aと、該下板部25aとの間に多数の吸引用ノズル体26を縦横に並列させて支持する上板部25bとよりなり、前記ノズル体26の先端に前記下板部25aの下面に臨出する吸着部27が設けられている。そして、前記各ノズル体26が一つにまとめられて可撓管28を介して真空装置等の吸引手段29に接続されており、前記下板部25aの下面に前記帯状材料Bを吸引保持できるように構成されている。前記吸引手段29の作動は、前記帯状材料Bの搬送及び元の位置への復帰動作に合わせて制御される。
前記孔あけ手段10は、前記送りテーブル5の前記第1のテーブル5a上における前記搬送装置20による前記帯状材料Bの搬送のための保持位置と、搬送先になる前記第2のテーブル5b上の切断のための位置のいずれか一方、好ましくは図示する実施例のように前記第1のテーブル5a上の保持位置、すなわち前記切断のための前記第2のテーブル5b上の位置に搬送される前に前記帯状材料Bの前記所定長さ分が停止する位置の下方に設けられている。
この孔あけ手段10は、図4及び図5のように前記搬送装置20の保持手段23により前記帯状材料Bの前記所定長さ分を前記第1のテーブル5a上で押さえるように保持した状態において、前記第1のテーブル5aの前記針体11との対応位置に設けられた貫通孔8を通して該第1のテーブル5a上方に突出して該帯状材料Bに対し垂直に突き刺し得る多数の針体11が、前記所定長さに対応する範囲内で該帯状材料Bの搬送方向(長手方向)及び幅方向に所要の間隔をおいて図6のように千鳥状配列をなすように並列して上下動可能に支持されており、前記のように切断される前記帯状材料Bの前記所定長さの範囲内に多数のエア抜き用の孔を形成できるようになっている。
前記貫通孔8は、前記針体11の上方への突出時のガイドの役目をするように設けられているが、該貫通孔8を複数の針体11が同時に通すことができる長孔にしておくこともできる。また、前記搬送装置20の前記保持手段23にも、前記第1のテーブル5a上で前記帯状材料Bを保持したときに下方の孔あけ手段10の各針体11と対応する位置に、前記針体11が貫通し得る孔9を設けておき、前記のように保持手段23により帯状材料Bを押さえた状態での前記針体11による孔あけを可能にするように構成される。
そして、本発明の場合、前記孔あけ手段10の各針体11は、一個もしくは複数個を一組にして各組単位で、特に好ましくは幅方向の一列もしくは複数列、例えば図のように2列の針列を一組にして各組単位で上下動可能に支持されるとともに、前記各組毎に上下動させる手段を備え、前記上下動させる手段を介して前記針体11の突き刺し動作のための上下動が前記各組単位で制御されるように構成されている。すなわち、孔あけ対象の帯状材料Bの前記所定長さ分の長さに応じて、前記カーカスプライ材Cとしての使用において求められる部位、例えば図10のようにカーカスプライ材Cの幅方向のセンター部付近に相当する領域C1と、ショルダー部付近(ショルダー部からサイド部にわたる部分を含む)に相当する領域C2等の必要領域に対応する位置の針体11を個別に上下動させることができるように設けられている。
前記針体11を前記組単位で個別に上下動させる手段として、図示する実施例の場合、図4〜図6に示すように、前記針体11は、前記送りテーブル5の長手方向(帯状材料の搬送方向)に間隔をおいて幅方向に並列する1列もしくは複数列の針列(図の場合2列の針列)を一組にして、各組単位でそれぞれ支持基板12に前記送りテーブル5の上面(前記帯状材料の受け面)に対し垂直方向をなすように固定されて直立状態に支持されるともに、前記各組毎の支持基板12がそれぞれ上下動のための1もしくは複数のシリンダー装置13に連結されて基台フレーム6上に設置されており、前記各組毎のシリンダー装置13の作動により前記針体11を前記各組単位で上下動させることができるように設けられている。
前記針体11を上下動させる前記シリンダー装置13は、図示しない制御部からの信号によって前記各組毎に選択的に作動制御されることにより、前記針体11を前記各組単位で上下動させるように設けられており、これにより前記針体11の孔あけ動作のための上下動が、孔あけ対象の前記帯状材料Bの搬送長さ(タイヤ構成部材の幅寸法に応じて設定される長さ)や孔あけ位置の設定に応じて適宜選択的に制御されるように構成されている。
前記針体11の1個もしくは複数個を一組にして組単位で上下動させる場合についても、前記と同様に、各組単位の1個の針体11あるいは複数の針体11を一組にして、それぞれ支持基板に直立状態に固定して支持するとともに、該支持基板をシリンダー装置の作動により上下動させるように設け、該シリンダー装置の作動を制御部からの信号により各組毎に個別に制御することにより、前記各組毎の針体11の上下動を制御できるように構成される。特に、この場合、前記幅方向に並列する複数の針体11の1個又は複数個ずつ一組にして上下動を制御することもできる。
前記の孔あけ手段10における各針体11は、その直径や長さは、強度や耐久性及び孔あけ作用等を考慮して適宜設定できるが、あまり細くて長いものになると、強度上の問題が生じるので、例えば直径1.0〜4.0mm、長さ50〜100mm程度に設定する。特には、図8に拡大して示すように、尖端を落として丸みをつけた針先11aを有する針体であるものが好ましく、これにより、カーカスプラ材Cに使用する前記帯状材料B等のように内部に繊維製の補強コードを有するものであっても、該補強コードを傷つけたり切断する虞なく孔あけできることになる。
前記針体11を前記支持基板12に直立状態に支持する固定手段としては、例えば図8のように、該支持基板12を2枚構成とし、その上側板12aに有する貫通孔に前記針体11を下方から上向きに貫通させて、該針体11の基部に有するフランジ状部11bを下側板12bとの間に挟んで直立状態に固定し、前記上側板12aと下側板12bとを分離することにより前記針体11を交換できるように設けることができる。もちろん、他の固定手段により固定して実施することもできる。
また、前記孔あけ手段10の前記針体11は、図6のように、平面より見て幅方向の1列毎に交互に幅方向に位置をずらせた千鳥状配列にするほか、前記幅方向の各列を位置をずらさない直線状配列で並列させておくこともできる。図6のように千鳥状配列にしておくのが、前記帯状材料Bの搬送方向で見た前記針体11の配列間隔、つまりは孔あけ間隔をより小さく設定できるとともに、孔あけ位置や間隔の設定や変更調整の自由度が拡がることになり、より好ましい。すなわち、前記針体11の幅方向の配置間隔が、例えば20〜60mmの場合、幅方向の一つの列の針体11と次の列の針体11との搬送方向で見た間隔は、前記配置間隔の1/2になる。
前記切断装置30は、前記送りテーブル5の第1のテーブル5aと第2のテーブル5bとの分離部分において、前記搬送装置20による前記帯状材料の1回の搬送毎の搬送停止中に、前記第2のテーブル5b上の位置に搬送された前記帯状材料Bの先端側の前記所定長さ分を長手方向に対し直交方向に切断するものである。この切断装置30は、前記のように帯状材料Bを切断できるものであれば、種々の構造を採用できるが、図示する実施例の場合は、図4に示すように、前記基台フレーム6上に、ボールネジ機構等の適宜移動手段32により前記送りテーブル5の長手方向に対し直交方向に移動可能な移動台33が設けられるとともに、該移動台33に立設された支持部材34に、円形の切断刃31が前記送りテーブル5の長手方向の軸心を中心に回転自在に支持されており、前記移動台33の移動により第1と第2の両テーブル5a,5bの分離部分に上方に突出状態で進入して、前記送りテーブル5上の前記帯状材料Bを切断し、先端側の所定長さ分を短冊状の切断片bとして切離するように構成されている。なお、この切断装置30による切断の際には、前記搬送装置20は、前記保持手段23が前記第1のテーブル5a上において前記帯状材料Bを保持するか、あるいは押さえた状態を保持するように制御される。
符号40は、前記のように切断された短冊状の切断片bを、上述した搬送装置20と同様の吸着手段を利用して保持する搬出手段であり、該搬出手段40により前記切断片bをカーカスプライ材C等のタイヤ構成部材の作製部50のコンベア51上に搬出するように設けられている。この搬出手段40は、前記帯状材料Bの切断の際に、図7に鎖線で示すように、前記第2のテーブル5b上において前記帯状材料Bの先端側の部分を保持するようにしておくのが、帯状材料Bの動きを規制して切断でき好ましい。
上記した実施例の孔あけ装置Aを用いて、プライ用の帯状材料Bをタイヤ構成部材の一種であるカーカスプライ材Cの幅寸法Wに応じた所定長さずつを搬送しながら、該帯状材料Bの1回の搬送毎の搬送停止中に、先端側の前記所定長さ分を切断し、切断された短冊状の切断片bを前記カーカスプライ材Cの作製部50に搬出する切断工程において、前記のように切断される前記帯状材料Bの所定長さの範囲内にエア逃し用の孔Hを明ける動作状態について説明する。
運転開始の予備作業として、長尺のプライ用帯状材料Bを供給部1から送りテーブル5上に引き出し、その先端側の部分を供給側の第1のテーブル5a上あるいは切断のための第2のテーブル5b上の所定位置にセットして運転を開始し、前記帯状材料Bの前記所定長さずつの間欠的な搬送、孔あけ及び切断、搬出を行う。なお、孔あけ不良や長さ不良となる最初の1枚もしくは数枚分の切断片は取り除くものとする。
まず、前記送りテーブル5の第1のテーブル5a上の前記帯状材料Bの前記所定長さ分の停止位置においては、搬送先の位置から復帰して上方に位置している搬送装置20の保持手段23を降下させて、該第1のテーブル5a上の前記帯状材料Bの所定長さ分b1を前記保持手段23により例えば吸着手段により保持する(図4及び図9)。この状態で、前記第1のテーブル5aの下方に備える孔あけ手段10における針体11を、一個もしくは複数個を一組として、あるいは幅方向の一列もしくは複数列の針列を一組として各組単位で、シリンダー装置13の作動制御により必要な個所の針体11のみを選択的に上下動させるように制御して孔あけ動作を行わせ、送りテーブル5に有する貫通孔8を通して前記帯状材料Bに対し該針体11を垂直に突き刺し(図7)、前記カーカスプライ材Cとしての使用において求められる領域内に孔あけを施す。
例えば、タイヤ構成部材がカーカスプライ材Cであって、図10のように、成型後のタイヤにおける幅方向センター部付近に相当する領域C1と、両側のショルダー部付近に相当する領域C2とにそれぞれ前記エア抜き用の孔Hを形成する場合、前記センター部付近と両ショルダー部付近との三つの領域C1,C2に相当する部分の針体11を前記組単位で選択して上下動させて孔あけ動作を行わせることにより、前記各領域のそれぞれに所定の間隔、ピッチで孔Hをあけることができる。
前記の孔あけの際、前記搬送装置20の保持手段23により前記第1のテーブル5a上で前記帯状材料Bを保持することで、前記針体11の突き刺しによる孔あけを良好に行える。特に、前記保持手段23で前記帯状材料Bを保持すれば、該帯状材料Bを第1のテーブル5a上に強く押圧しなくても孔あけできることになる。
この孔あけが完了すると同時に、前記送りテーブル5の第1のテーブル5aと第2のテーブル5bの分離部分に備える切断装置30が作動し、該切断装置30の切断刃31が回転しながら、前記送りテーブル5の第1のテーブル5aと第2のテーブル5bの分離部分に進入することにより、先に前記第2のテーブル5b上に搬送されている前記帯状材料Bの先端側の前記所定長さ分b1を長手方向に対し直交方向に切断する。
この切断が完了すると、切断された短冊状の切断片bは、搬出手段40により保持されて前記カーカスプライ材Cの作製部50のコンベア51上に搬出される。これと同時に、前記第1のテーブル5a4上の搬送装置20は、前記帯状材料Bの先端側の部分を保持手段23により保持したまま持ち上げ、前記搬送装置20に備える移動手段21の作動により前記所定長さ分b1を前記第2のテーブル5b上の切断のための位置に搬送する(図9)。その後、前記保持手段23が前記帯状材料Bの保持を解除して、前記搬送装置20が元の第1のテーブル5a上の位置に復帰し、前記同様に、前記帯状材料Bの次の前記所定長さ分b1を保持し、さらに第2のテーブル5b上の切断のための位置に搬送された先端側の部分は、前記同様に搬出手段40により第2のテーブル5b上に保持される。
こうして、前記と同様にして、孔あけ手段10の針体11が、一個もしくは複数個を一組として、あるいは幅方向の一列もしくは複数列の針列を一組として各組単位で選択的に孔あけ動作を行うことにより所望の領域内に孔あけを施し、さらに切断装置30の作動より、第2のテーブル5b上の先端側の前記所定長さ分b1を切離するように切断し、切離された切断片bを搬出手段40により前記作製部50のコンベア51上に搬出する。以後、前記と同じ作用を繰り返す。また、前記コンベア51上では、切断されて搬出されてくる前記切断片bが、切断端を揃えるように順次整列されて、非切断縁同士が突き合わせ接合されることにより、カーカスプライ材Cが作製される。
すなわち、前記のように前記帯状材料Bの所定長さずつを間欠的に搬送しながら、孔あけ、切断、搬出を繰り返すことにより、前記のように搬送され切断される所定長さの範囲に対する孔あけを行いながら、タイヤ構成部材を作製することができる。
そして、成型タイヤの段替え等により、作製対象のタイヤ構成部材である前記カーカスプライ材Cの幅等のサイズが変更され、これに伴って、前記帯状材料Bの切断長さ、つまりは間欠的に搬送する長さが変更されることになるため、その長さの変更に応じて、これに形成されるエア抜き用の孔の位置も、カーカスプライ材として最適な領域、例えばタイヤ幅方向のセンター部付近に相当する領域と両側のショルダー部付近に相当する領域に位置するように変更し調整する必要がある。この際、前記孔あけ手段10の針体11について、前記組単位で選択的に上下動させる前記針体11を変更することにより、該針体11による孔あけ位置をカーカスプライ材Cとして求められる領域内に設定するように容易に変更できる。
なお、本発明の孔あけ装置は、上記した実施例のように、プライ用の帯状材料Bを所定長さずつ間欠的に搬送しながら、前記所定長さに切断して、切断した短冊状の切断片bを、カーカスプライ材Cの作製部50に搬出する工程において、前記所定長さの範囲内に孔あけするように構成して実施する場合のほか、カーカスプライ材以外の他のタイヤ構成部材用の帯状材料を所定長さずつ間欠的に搬送する工程においても同様に実施でき、また、切断装置と組み合わせずに、タイヤ構成部材を間欠的に搬送しながらタイヤ成型部に直接供給する場合においても、その間欠搬送の工程に上記同様の孔あけ装置を装備して実施することができる。
本発明は、カーカスプライ材のほか、ベルト、チェーファー、インナーライナー、サイドウォール、トレッドゴム等の各種のタイヤ構成部材の帯状材料にエア抜き用の孔をあける場合に利用できる。
本発明のタイヤ構成部材の孔あけ装置の概略を示す略示正面図である。 同上の略示平面図である。 同上の帯状材料の供給部側からの側面図である。 帯状材料の搬送装置と孔あけ手段の部分の拡大断面図である。 同上のV−V線の断面図である。 孔あけ装置の送りテーブルの一部を切欠して示す略示平面図である。 孔あけ時の拡大断面図である。 針体部分の拡大断面図である。 同上の孔あけ及び切断後の帯状材料の搬送状態の断面図説明図である。 孔あけ位置の説明図である。 カーカスプライ材の作製状態の略示説明図である。
符号の説明
A…孔あけ装置、B…帯状材料、b…切断片、b1…所定長さ分、C…カーカスプライ材、D…成型ドラム、H…エア抜き用の孔、1…供給部、2…台車、5…送りテーブル、5a…第1のテーブル、5b…第2のテーブル、6…基台フレーム、7…ガイド、8…貫通孔、9…孔、10…孔あけ手段、11…針体、11a…針先、11b…フランジ状部、12…支持基板、12a…上側板、12b…下側板、13…シリンダー装置、20…搬送装置、21…移動手段、22…移動体、23…保持手段、24…シリンダー装置、25a…下板部、25b…上板部、26…吸引用ノズル体、27…吸着部、28…可撓管、29…吸引手段、30…切断装置、31…切断刃、32…移動手段、33…移動台、34…支持部材、40…搬出手段、50…タイヤ構成部材の作製部、51…コンベア。

Claims (8)

  1. タイヤ構成部材用の帯状材料を長手方向に所定長さずつ間欠的に搬送する搬送装置と、該搬送装置により搬送される前記帯状材料を受ける送りテーブルと、前記帯状材料の1回の搬送毎に、搬送停止中の前記帯状材料に対して針体の突き刺しにより孔を明ける孔あけ手段とを備えてなる、タイヤ構成部材の孔あけ装置において、
    前記孔あけ手段は、前記送りテーブルの上下一方側にあって、該送りテーブル上の前記帯状材料に対して垂直に突き刺し可能な多数の針体が、該帯状材料の搬送方向及び幅方向に並列して、かつ、該針体の一個もしくは複数個を一組にして各組単位でそれぞれ上下動可能に支持されるとともに、前記各組毎に上下動させる手段を備えてなり、前記上下動させる手段を介して前記針体の突き刺し動作のための上下動が前記各組単位で制御されるように構成されていることを特徴とするタイヤ構成部材の孔あけ装置。
  2. 前記孔あけ手段の針体は、幅方向の一列もしくは複数列の針列を一組にして各組単位で上下動可能に支持されて、該各組単位で突き刺し動作のための上下動が制御されるように設けられてなる請求項1に記載のタイヤ構成部材の孔あけ装置。
  3. 前記搬送装置が、前記送りテーブル上の前記タイヤ構成部材用の帯状材料を、その先端側を保持して該タイヤ構成部材の幅寸法に応じて設定される所定長さずつを間欠的に搬送するものであり、該搬送装置による前記帯状材料の1回の搬送毎に、搬送された該帯状材料の先端側の前記所定長さ分を切断する切断装置を備え、切断された前記所定長さの切断片をタイヤ構成部材の作製部に搬出可能に設けられている、前記帯状材料の切断工程において、前記孔あけ手段が、前記送りテーブル上の切断のための位置に搬送されるまでの前記帯状材料の前記所定長さ分の停止位置において孔あけ可能に設けられてなる請求項2に記載のタイヤ構成部材の孔あけ装置。
  4. 前記搬送装置は、前記帯状材料における先端側の部分を上面側から保持して前記送りテーブル上の切断のための位置に搬送可能であり、前記孔あけ手段は、前記搬送装置による前記帯状材料の搬送のための保持位置の下方にあって、前記搬送装置が前記帯状材料を上面側から保持している間に前記針体が孔あけ動作を行うように設けられてなる請求項3に記載のタイヤ構成部材の孔あけ装置。
  5. 前記搬送装置は、前記送りテーブルに沿って前記帯状材料の搬送のための保持位置と搬送先の切断のための位置との間で往復移動する移動体と、前記移動体に上下動可能に支持された保持手段とを備え、前記保持手段は、下降時に前記送りテーブル上の前記帯状材料に接する押さえ板を有し、該押さえ板の下面に前記帯状材料の所定長さ分を保持できるように設けられており、該押さえ板には前記搬送のための保持位置で前記帯状材料を保持したときに前記針体が貫通し得る貫通孔が設けられてなる請求項4に記載のタイヤ構成部材の孔あけ装置。
  6. 前記孔あけ手段と対向する送りテーブルには、前記針体の配列と対応する位置に、該針体が貫通できる貫通孔が並列して設けられてなる請求項1〜5のいずれか1項に記載のタイヤ構成部材の孔あけ装置。
  7. 前記針体が、尖端を落とした丸みのある針先を有する針体である請求項1〜5のいずれか1項に記載のタイヤ構成部材の孔あけ装置。
  8. 前記針体が、幅方向の1列毎に幅方向に交互に位置をずらせた千鳥状配列をなしている請求項1〜5のいずれか1項に記載のタイヤ構成部材の孔あけ装置。
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