JP3502942B2 - 紙葉類繰出し装置 - Google Patents

紙葉類繰出し装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙幣等の紙葉類
を一枚ずつ繰出し動作する紙葉類の繰出し装置に関し、
さらに詳しくは最適な繰出し状態に調整して紙葉類の繰
出し性能を高めた紙葉類繰出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の紙葉類繰出し装置は、
紙葉類収納部の紙葉類に接して紙葉類を繰出すピックア
ップローラと、このローラの接触圧を調整する接触圧調
整機構と、繰出された紙葉類を一枚出し規制する一枚出
し規制部とを備えて紙葉類を一枚ずつ繰出し動作してい
る(例えば先行出願の特願平2ー308392号参
照)。
【0003】またこの場合、安定した繰出し性能を発揮
するために、ピックアップローラのON/OFFタイミ
ング等の各種の繰出し設定条件を調整している。
【0004】ところが、(1)新紙葉類、皺、折れ、濡
れ等の紙葉類の紙質状態、(2)温度、湿度等の環境変
化、(3)装置毎に異なる機差、等の繰出し変動要素が
一定値として取扱われているため、繰出し変動要素が大
きく異なった場合には繰出し性能が低下して信頼性に乏
しく、この繰出し性能が不安定で紙葉類の繰出し時に、
スキュ、早出し、遅出し、連出し、空出し等の繰出し不
良を誘起する恐れがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、紙
葉類の最適な繰出し状態の基準データを設定し、これと
繰出し時のデータを照合して調整操作することにより最
適な繰出し条件下で安定した繰出しを実行する紙葉類繰
出し装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
紙葉類を一枚ずつ繰出し動作する繰出し手段を備えた紙
葉類繰出し装置であって、上記繰出し手段により繰出さ
れる紙葉類の最適な繰出し動作の基準波形と、この基準
波形と紙葉類繰出し時に発生する振動波形とを比較する
比較手段と、この比較手段の比較結果に基づいて上記繰
出し手段の繰出し動作を調整する調整手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、紙葉類繰出し時に
発生する振動波形を繰出し手段の機械的振動から捉えた
ことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、紙葉類繰出し時に
発生する振動波形を繰出し手段の振動音から捉えたこと
を特徴とする。
【0009】
【作用】この発明によれば、紙葉類を一枚ずつ繰出し動
作するとき、繰出し手段により繰出される紙葉類の最適
な繰出し動作の基準波形と、紙葉類繰出し時に発生する
振動波形とを比較手段が比較し、この比較結果に基づい
て調整手段が繰出し手段の繰出し動作を調整する。
【0010】また、繰出し手段の機械的振動から得られ
る振動波形を捉えて、調整手段が繰出し手段の繰出し動
作を調整する。
【0011】さらに、繰出し手段の振動音から得られる
振動波形を捉えて、調整手段が繰出し手段の繰出し動作
を調整する。
【0012】
【発明の効果】この結果、紙葉類の繰出し時に発生する
機械的振動や振動音等の振動波形から紙葉類の繰出し変
動要素を正確に捉えて繰出し調整するため、そのときの
紙葉類の紙質状態、環境変化、装置毎に異なる機差等を
正確に加味した繰出し条件で繰出すことができる。した
がって、繰出し毎に最適な繰出し条件で紙葉類を繰出す
ことができるため、一枚ずつ繰出される紙葉類の繰出し
性能が向上し、信頼性の高い安定した繰出しができる。
【0013】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1および図2は紙幣繰出し機構に装備される
紙幣の繰出し制御装置11を示し、この紙幣の繰出し制
御装置11はスタッカ12から繰出される紙幣13の繰
出し経路14に沿って配設される初期繰出し用の左右の
ピックアップローラR1 ,R2 と、左右のフィードロー
ラR3 ,R4 と、左右のゲートローラR5 ,R6 と、左
右の繰出し検知センサS1 ,S2 と、紙幣の上限検知セ
ンサS3 と、タイミング検知センサS4 と、左右の押圧
力調整機構15,16と、左右の隙間調整機構17,1
8とから構成される。
【0014】上述のスタッカ12は、紙幣昇降モータM
1 により上下動する紙幣押圧板19で積層された紙幣1
3を下方より上方に押圧付勢し、この押圧付勢された上
方対向位置には、紙幣13の繰出しに適した上限位置を
検知するための上限検知センサS3 と左右に分割された
ピックアップローラR1 ,R2 とを配設し、この両ピッ
クアップローラR1 ,R2 に上述した紙幣13が押圧付
勢されて受止められ、受止められた最上面の紙幣13
が、これらローラR1 ,R2 により繰出し可能に待機さ
れている。
【0015】これら左右のピックアップローラR1 ,R
2 の駆動に際しては、クラッチを内蔵したピックアップ
モータM2 からの回転伝達力を、繰出し幅方向に架設し
た横架軸20および両伝達ベルトB1 ,B2 を介して該
両ローラR1 ,R2 に駆動伝達し、これら両ローラR1
,R2 を回転駆動することにより、スタッカ12の最
上面から紙幣13を一枚ずつ初期繰出し動作する。
【0016】また、これら左右のピックアップローラR
1 ,R2 に対しては、左右の押圧力調整機構15,16
により該両ローラR1 ,R2 の押圧接触力を個々に独立
して調整操作できるように設けている。
【0017】上述の押圧力調整機構15,16は、左右
の押圧モータM3 ,M4 からの回転伝達力を、左右の押
圧力伝達ベルトB3 ,B4 を介して横架軸20上に軸支
した左右の押圧アーム21,22に伝達し、この回転伝
達力を受けた押圧アーム21,22は横架軸20を回動
支点に、該アーム21,22の先端部に枢着した左右の
各ピックアップローラR1 ,R2 を下向きに個々に独立
して押圧調整する。
【0018】そして、繰出し経路14の繰出し位置に
は、周面の一部に一回転で一枚出しするためのゴム材等
の高摩擦部材23を装着した左右のフィードローラR3
,R4と、繰出し方向の回転を規制した一枚出し制御用
の左右のゲートローラR5 ,R6 とを分離促進用に凹凸
対応させたオーバラップ形に対設させ、またフィードロ
ーラR3 にはタイミング検知センサS4 を配設して、フ
ィードローラの一回転動作を検知し、これにより紙幣1
3の一枚出しタイミングを制御して、紙幣13を定ピッ
チで繰出す。
【0019】左右の隙間調整機構17,18は同機構を
左右に有し、このうち左側の隙間調整機構17を例にと
って説明すると、ゲートローラR5 を傾動許容して支持
する傾動レバー24と、この傾動レバー24の傾動状態
を検知する歪ゲージ検知センサS5 …と、その傾動量を
調節してゲートローラR5 とフィードローラR3 間のオ
ーバラップ量を調整する隙間調整モータM5 とから構成
される。
【0020】上述の傾動レバー24はト形状を有し、こ
の中間部のト形突片25に既述したゲートローラR5 を
枢着しており、このゲートローラR5 は傾動レバー24
の上端枢支部26を傾動支点に傾動許容され、該傾動レ
バー24の下端に接続した付勢バネ27の付勢作用によ
り、ゲートローラR5 をフィードローラR3 側に付勢支
持している。
【0021】また、傾動レバー24の下部には、パルス
出力によって前後進するリードスクリュー28を装備し
た隙間調整モータM5 を対設しており、このモータM5
のリードスクリュー28を前進させることで、傾動レバ
ー24の下部を逆付勢方向に押してゲートローラR5 を
微量変位させ、この微量変位により該ゲートローラR5
とフィードローラR3 との対向隙間を広げる方向に微調
整する。
【0022】逆に、リードスクリュー28を後退させる
ことで、傾動レバー24の下部を付勢方向に押してゲー
トローラR5 を微量変位させ、この微量変位により該ゲ
ートローラR5 とフィードローラR3 との対向隙間を狭
める方向に微調整する。
【0023】この場合、左右の隙間調整機構17,18
は左右の独立した隙間調整モータM5 ,M6 の駆動に連
動して左右に独立するゲートローラR5 ,R6 が個々に
所定量だけ微調整される。
【0024】また、これらローラR3 〜R6 の後段位置
には、搬送幅方向に左右の繰出し検知センサS1 ,S2
を配設して、繰出される紙幣13の繰出しタイミングや
スキュの発生状態等を検知する。
【0025】そして、これらの検知データに基づいて、
左右のピックアップローラR1 ,R2 の押圧力を最適な
繰出し押圧状態に個々に調整する。これにより、繰出さ
れる紙幣13は繰出しタイミングが適正化し、またスキ
ュを解消した適正な繰出し状態で繰出される。
【0026】図3は紙幣の繰出し制御装置11の制御回
路ブロック図を示し、CPU31は変動パラメータ検出
部32と制御データ出力部33との両信号をそれぞれア
ンプ34,35で増幅して比較し、この比較結果から決
定される調整データを制御データ入力部36とコントロ
ーラボード37を介して紙幣の繰出し制御装置11に制
御指令する。
【0027】この場合、変動パラメータ検出部32は紙
幣繰出し時に、紙幣の繰出し制御装置11から得られた
紙幣の紙質状態、環境変化、機差等の変動パラメータを
検出するものであって、歪ゲージ検知センサ、繰出し振
動検知センサ、繰出し振動音検知センサ、トルク検知セ
ンサを用いて検出し、この検出した変動パラメータのア
ナログ信号の波形からCPU31はそのときの振動波形
の特徴を抽出して、紙幣繰出し時の最適な基準波形を求
める。
【0028】制御データ出力部33は紙幣繰出し時に、
紙幣の繰出し制御装置11から出力される繰出し検知セ
ンサS1 ,S2 とタイミング検知センサS4 との検知デ
ータを検出し、この検知データのディジタル信号の波形
からCPU31はそのときの振動波形を抽出し、この振
動波形と既述した基準波形とを比較して紙幣の繰出し制
御装置11の繰出し制御動作に適した調整データを決定
する。
【0029】制御データ入力部36は、CPU31で決
定された調整データに基づいて繰出し系の各モータM1
〜M6 を駆動制御し、コントローラボード37を介して
紙幣の繰出し制御装置11に指令する。
【0030】このように、紙幣繰出し時に発生する機械
的振動や振動音等の振動波形から紙幣の繰出し変動要素
を正確に捉えて繰出し調整するため、そのときの紙幣の
紙質状態、環境変化、機差を正確に加味した繰出し条件
で繰出すことができ、特に一枚ずつ繰出される毎に最適
な条件で紙幣を繰出すことができるため、紙幣の繰出し
性能が向上する。
【0031】この場合、紙幣繰出し時の機械的振動とし
ては、例えばゲートローラR5 ,R6 の機械的振動から
振動波形を求める。このときは繰出される紙幣にゲート
ローラが接して一枚出し規制するゲートローラの機械的
振動によりその一枚出し状態を表す正確な振動波形が得
られる。また、紙幣繰出し時の振動音としては、例えば
繰出される紙幣の振動音を捉えて振動波形を求める。こ
のときは繰出される紙幣の新札、皺、折れ、濡れ状態、
異物付着等の様々な紙質状態を表す振動波形が得られ
る。
【0032】図4は変動パラメータ検出部32に用いら
れる歪ゲージ検知センサS5 の測定例を示し、これは紙
幣を一枚繰出したときの歪検知状態から変動パラメータ
を求めるものであって、図中、二点鎖線(想像線)で示
すように最適化された実測波形41から実線で示すよう
に基準波形42を抽出する。このとき、X1 〜X19は実
測波形特徴量を示し、Xm1〜Xm19 は基準波形特徴量を
示す。参考までに最適化される前の実測波形43を破線
で示す。
【0033】このようにして紙幣の繰出し制御装置11
の各変動パラメータの最適値を遺伝的アルゴリズムを用
いて自動的に決定する。例えば、ピックアップローラの
OFFタイミングを決定する場合、変動パラメータ検出
部32でピックアップローラのOFFタイミングの最適
値を求め、そのときに得られた最適状態の波形からリア
ルタイムで得られる実測波形を基準波形に収束させるよ
うに目的関数を導出する。
【0034】この目的関数Eは、 α:パラメータ X1 〜X19:実測波形特徴量 Xm1〜Xm19 :基準波形特徴量 とすると、 E=α1 (X1 −Xm1)2 +α2 (X2 −Xm2)2 +…
αn (Xn −Xmn)2 で求められる。
【0035】また、このときに用いられる基準波形特徴
量だけでなく、通過時間、空出し、連出し、スキュ等の
ディジタル量の評価量もパラメータ決定用のデータに用
いて正確性を高める。
【0036】図5は目的関数導出時の処理動作を示すフ
ローチャートであって、先ず、各特徴量の重み付けパラ
メータを決定し(ステップn1 )、続いて紙幣繰出し波
形の実測値から波形特徴量を抽出し(ステップn2 )、
これらの値から目的関数Eを演算して求める(ステップ
n3 )。
【0037】図6はピックアップローラを例にとって示
すピックアップローラOFFタイミングの最適化処理時
のフローチャートを示し、先ずピックアップローラの初
期制御パラメータを検出し、この制御パラメータの適応
度を計算する(ステップn11〜n12)。
【0038】この適応度から制御パラメータの淘汰およ
び増殖を実行し、また制御パラメータ遺伝子型の交差の
実行と制御パラメータ突然変異の実行を行い、最後に繰
出し性能の評価基準を満たしているかを判定し、満たし
ていれば最適なピックアップローラのOFFタイミング
が得られたと判定し、満たしていなければCPU31の
再手順処理により最適なピックアップローラのOFFタ
イミングが得られるまで制御する(ステップn13〜n1
6)。
【0039】図7はピックアップローラをOFF操作す
るタイミング調整時のタイムチャートを表し、このOF
Fタイミングの時間を決定することによって最適な繰出
し制御を実行する。
【0040】次に、このピックアップローラOFFタイ
ミングの決定動作をファジィルールを用いて求めた処理
動作を図8のフローチャートを参照して説明する。{ル
ール1}先ず、ピックアップローラOFFタイミングの
実測波形特徴量と基準波形特徴量とを比較し、この比較
結果から、もし繰出し時間が早く(正)、目的関数Eが
かなり大きければ、ピックアップローラOFFタイミン
グをかなり遅くして適正な繰出しタイミングになるよう
にする。
【0041】{ルール2}ピックアップローラOFFタ
イミングの実測波形特徴量と基準波形特徴量とを比較
し、この比較結果から、もし繰出し時間が早く(正)、
目的関数Eが大きければ、ピックアップローラOFFタ
イミングを遅くして適正な繰出しタイミングになるよう
にする。
【0042】{ルール3}ピックアップローラのOFF
タイミングの実測波形特徴量と基準波形特徴量とを比較
し、この比較結果から、もし繰出し時間が早く(正)、
目的関数Eが小さければ、ピックアップローラOFFタ
イミングを少し遅くして適正な繰出しタイミングになる
ようにする。
【0043】{ルール4}ピックアップローラのOFF
タイミングの実測波形特徴量と基準波形特徴量とを比較
し、この比較結果から、もし繰出し時間が遅く(負)、
目的関数Eがかなり大きければ、ピックアップローラO
FFタイミングをかなり早くして適正な繰出しタイミン
グになるようにする。
【0044】{ルール5}ピックアップローラのOFF
タイミングの実測波形特徴量と基準波形特徴量とを比較
し、この比較結果から、もし繰出し時間が遅く(負)、
目的関数Eが大きければ、ピックアップローラOFFタ
イミングを早くして適正な繰出しタイミングになるよう
にする。
【0045】{ルール6}ピックアップローラのOFF
タイミングの実測波形特徴量と基準波形特徴量とを比較
し、この比較結果から、もし繰出し時間が遅く(負)、
目的関数Eが小さければ、ピックアップローラOFFタ
イミングを少し早くして適正な繰出しタイミングになる
ようにする。このような設定条件のいずれかを適用して
ピックアップローラの最適なOFFタイミングを決定す
る(ステップn21)。
【0046】上述のように、紙幣の繰出し時に発生する
機械的振動や振動音等の振動波形から紙幣の繰出し変動
要素を正確に捉えて繰出し調整するため、そのときの紙
幣の紙質状態、環境変化、機差等を正確に加味した繰出
し条件で繰出すことができる。したがって、繰出し毎に
最適な繰出し条件で紙幣を繰出すことができるため、一
枚ずつ繰出される紙幣の繰出し性能が向上し、信頼性の
高い安定した繰出しができる。
【0047】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の紙葉類繰出し装置は、実施例の
紙幣の繰出し制御装置11に対応し、以下同様に、紙葉
類は、紙幣13に対応し、繰出し手段は、左右のピック
アップローラR1 ,R2 と、左右のフィードローラR3
,R4 と、左右のゲートローラR5 ,R6 に対応し、
振動波形は、実測波形41に対応し、比較手段は、CP
U31に対応し、調整手段は、左右の押圧力調整機構1
5,16と、左右の隙間調整機構17,18に対応し、
機械的振動は、左右のゲートローラR5 ,R6 の振動に
対応し、振動音は、一枚ずつ繰出される紙幣の繰出し振
動音に対応するも、この発明は上述の一実施例の構成の
みに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の紙幣の繰出し制御装置を示す側面
図。
【図2】この発明の紙幣の繰出し制御装置を示す平面
図。
【図3】この発明の繰出し制御装置の制御回路ブロック
図。
【図4】この発明の歪ゲージ検知センサの測定波形から
求めた基準波形図。
【図5】この発明の目的関数導出時の処理動作を示すフ
ローチャート。
【図6】この発明のピックアップローラOFFタイミン
グの最適化処理動作を示すフローチャート。
【図7】この発明のピックアップローラOFFタイミン
グ調整時のタイムチャート。
【図8】この発明のピックアップローラOFFタイミン
グをファジィルールを用いて決定したフローチャート。
【符号の説明】
11…紙幣の繰出し制御装置 13…紙 幣 15,16…押圧力調整機構 17,18…隙間調整機構 31…CPU 41…実測波形 42…基準波形 S5 …歪ゲージ検知センサ R1 ,R2 …ピックアップローラ R3 ,R4 …フィードローラ R5 ,R6 …ゲートローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−137858(JP,A) 特開 平8−26506(JP,A) 特開 平1−313235(JP,A) 特開 平6−103438(JP,A) 特開 平3−239197(JP,A) 特開 昭61−51429(JP,A) 実開 昭57−49850(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 3/06 350 B65H 7/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類を一枚ずつ繰出し動作する繰出し手
    段を備えた紙葉類繰出し装置であって、上記繰出し手段
    により繰出される紙葉類の最適な繰出し動作の基準波形
    と、上記基準波形と、紙葉類繰出し時に発生する振動波
    形とを比較する比較手段と、上記比較手段の比較結果に
    基づいて上記繰出し手段の繰出し動作を調整する調整手
    段とを備えた紙葉類繰出し装置。
  2. 【請求項2】振動波形は繰出し手段の機械的振動である
    ことを特徴とする請求項1記載の紙葉類繰出し装置。
  3. 【請求項3】振動波形は繰出し手段の振動音であること
    を特徴とする請求項1記載の紙葉類繰出し装置。
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