JPH05745A - 紙葉類の繰出し操作量調整装置 - Google Patents

紙葉類の繰出し操作量調整装置

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JPH05745A
JPH05745A JP3161098A JP16109891A JPH05745A JP H05745 A JPH05745 A JP H05745A JP 3161098 A JP3161098 A JP 3161098A JP 16109891 A JP16109891 A JP 16109891A JP H05745 A JPH05745 A JP H05745A
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JP
Japan
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feeding
pressing
sheet
gap
feed
Prior art date
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JP3161098A
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Atsushi Mizoguchi
敦士 溝口
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】突発的に調整限界を超えるような特異な不良紙
葉類が繰出される時であっても、その不良紙葉類の形状
を考慮して、安定して繰出すことができる点。 【構成】紙葉類繰出し時の繰出し状態を検知する繰出し
状態検知センサと、この繰出し状態検知センサの検知信
号に基づいて送りローラの適正な押圧値を求める適正押
圧値演算手段と、この適正押圧値演算手段で求めた適正
押圧値で押圧力調整機構を押圧動作させる押圧力調整制
御手段と、前記適正押圧値と予め設定された基準押圧値
との押圧差を求め、この押圧差が予め設定した押圧調整
の上・下限値を超えるか否かを判定する判定手段と、こ
の判定手段が押圧差の上限を判定したとき一枚出し規制
部の対向隙間を調整範囲の上限になるように、また下限
を判定したとき一枚出し規制部の対向隙間を調整範囲の
下限になるように、隙間調整機構を調整操作する隙間調
整制御手段とを備えた紙葉類の繰出し操作量調整装置で
あることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば紙幣等の紙葉
類を取扱う自動取引機に内部構成されるような紙葉類の
繰出し装置に関し、さらに詳しくは紙葉類の繰出し隙間
調整性能を高めた紙葉類の繰出し操作量調整装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の紙葉類の繰出し装置
は、紙葉類収納部に収納された紙葉類の繰出し側に押圧
接触して紙葉類を送り出す送りローラを繰出し幅方向の
両側位置に配設し、その両側の送りローラの押圧力を個
々に独立して調整する押圧力調整機構と、送り出された
紙葉類を一枚出し規制する一枚出し規制部と、この一枚
出し規制部の対向隙間を設定された一枚出し範囲で隙間
調整する隙間調整機構とを備えて、紙葉類の繰出し時
に、繰出し検知データに基づいて押圧力調整機構で押圧
調整し、その後段の隙間調整機構で隙間調整して、スキ
ュ、連出し、空出し等の繰出し不良のない安定した繰出
しを実行している。(例えば先行出願の特願平2ー31
3714号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、隙間調整機構
の隙間を狭く調整した場合は、紙葉類の厚さや硬さにも
依存するが、ここに導かれた紙葉類が座屈したり、紙面
傷等の発生率が高くなり、逆に隙間調整機構の隙間を広
く調整した場合は、一枚出し規制能力が低下して連出し
等の発生率が高くなる。それゆえ、調整範囲が自ずと限
定されているが、一枚ずつの紙面条件が極端に異なった
場合、例えば流通紙幣のように、曲り癖、折れ癖のみな
らず腰が極端に弱い場合、またテープや糊等の異物が付
着した特異な不良紙幣の場合には、突発的に調整限界を
超えるため十分に対処できず、繰出し不良を誘起しやす
くなる。そこでこの発明は、突発的に調整限界を超える
ような特異な不良紙葉類の繰出し時であっても、安定し
て繰出すことができる紙葉類の繰出し操作量調整装置の
提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、紙葉類収納
部に収納された紙葉類の繰出し側に押圧接触して紙葉類
を送り出す送りローラを繰出し幅方向の両側位置に配設
し、前記両側の送りローラの押圧力を個々に独立して調
整する押圧力調整機構と、送り出された紙葉類を一枚出
し規制する一枚出し規制部と、この一枚出し規制部の対
向隙間を設定された一枚出し範囲で調整する隙間調整機
構とを備えた紙葉類の繰出し操作量調整装置であって、
前記紙葉類繰出し時の繰出し状態を検知する繰出し状態
検知センサと、この繰出し状態検知センサの検知信号に
基づいて前記送りローラの適正な押圧値を求める適正押
圧値演算手段と、前記適正押圧値演算手段で求めた適正
押圧値で前記押圧力調整機構を押圧動作させる押圧力調
整制御手段と、前記適正押圧値と予め設定された基準押
圧値との押圧差を求め、この押圧差が予め設定した押圧
調整の上・下限値を超えるか否かを判定する判定手段
と、前記判定手段が押圧差の上限を判定したとき一枚出
し規制部の対向隙間を調整範囲の上限になるように、ま
た下限を判定したとき一枚出し規制部の対向隙間を調整
範囲の下限になるように、前記隙間調整機構を調整操作
する隙間調整制御手段とを備えた紙葉類の繰出し操作量
調整装置であることを特徴としている。
【0005】
【作用】この発明によれば、紙葉類の繰出し時に、適正
押圧値演算手段が、繰出し状態検知センサの検知信号に
基づいて送りローラの適正な押圧値を求め、押圧力調整
制御手段が、求められた適正押圧値で押圧力調整機構を
押圧動作させ、この適正押圧値に基づいて繰出し不良傾
向を修正しつつ繰出し操作し、このとき判定手段が、適
正押圧値と予め設定された基準押圧値との押圧差を求
め、この押圧差が予め設定した押圧調整時の上・下限値
を超えるか否かを判定し、この判定結果に基づいて隙間
調整制御手段が、例えば特異な不良紙葉類のために押え
過ぎとなった押圧差の上限を判定したときは、一枚出し
規制部の対向隙間を最大開口させる調整範囲の上限にな
るように、また特異な不良紙葉類のために押え不足とな
った下限を判定したときは、一枚出し規制部の対向隙間
を最小開口させる調整範囲の下限になるように隙間調整
機構を調整操作する。
【0006】
【発明の効果】このように、紙葉類の繰出し時は、適正
な押圧値に基づいて押圧力調整機構および隙間調整機構
が紙葉類の繰出し不良傾向を修正しつつ繰出し操作し、
また突発的に隙間調整機構の調整限界を超えるような特
異な不良紙葉類が繰出される時であっても、直ちに隙間
調整機構を一枚出し調整範囲の上・下限に設定して繰出
し許容するため、様々な不安定要素を有する不良紙葉類
の紙面条件等に拘らず、スキュ、空出し、連出しを未然
に解消した安定した繰出しを実行することができる。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1および図2は紙幣の繰出し操作量調整装置
を示し、この紙幣の繰出し操作量調整装置11は、スタ
ッカ12から繰出される紙幣13の繰出し経路14に沿
って配設される左右の初期繰出しローラR1 ,R2 と、
左右のフィードローラR3,R4 と、左右のゲートロー
ラR5 ,R6 と、左右の繰出し検知センサS1 ,S2
と、紙幣の上限検知スイッチS3 と、タイミング検知セ
ンサS4 と、左右の押圧力調整機構15,16と、左右
の隙間調整機構22,23とから構成される。
【0008】上述のスタッカ12は、紙幣付勢モータM
1 により上下動する紙幣押圧板17で、積層された紙幣
13を下方より上方に押圧付勢し、この押圧付勢された
上方対向位置には、紙幣13の繰出しに適した上限位置
を検知するための上限検知スイッチS3 と左右に分割さ
れた初期繰出しローラR1,R2 とを配設し、この両初
期繰出しローラR1 ,R2 に上述した紙幣13が押圧付
勢されて受止められ、受止められた最上面の紙幣13
が、これらローラR1 ,R2 により繰出し可能な接触対
応状態で待機されている。これら左右の初期繰出しロー
ラR1 ,R2 の駆動に際しては、クラッチを内蔵した初
期繰出しモータM2 からの回転伝達力を、繰出し幅方向
に架設した横架軸18および両伝達ベルトB1 ,B2 を
介して該両ローラR1 ,R2 に駆動伝達し、これら両ロ
ーラR1 ,R2 を回転駆動することにより、スタッカ1
2から順次上面の紙幣13を初期繰出し動作する。ま
た、これら左右の初期繰出しローラR1 ,R2 に対して
は、左右の押圧力調整機構15,16により該両ローラ
R1 ,R2 の押圧接触力を個々に独立して調整操作でき
るように設けている。上述の押圧力調整機構15,16
は、左右の押圧モータM3 ,M4 からの回転伝達力を、
左右の押圧力伝達ベルトB3 ,B4 を介して横架軸18
上に軸支した左右の押圧アーム19,20に伝達し、こ
の回転伝達力を受けた押圧アーム19,20は横架軸1
8を回動支点に、該アーム19,20の先端部に枢着し
た左右の各初期繰出しローラR1 ,R2 を下向きに個々
に独立して押圧調整できるようにしている。そして、繰
出し経路14の繰出し位置には、周面の一部に一回転で
一枚出しを実行するためのゴム材等の高摩擦部材21を
装着した左右のフィードローラR3,R4 と、繰出し方
向の回転を規制した一枚出し制御用の左右のゲートロー
ラR5 ,R6 とを分離促進用に凹凸対応させた所謂オー
バラップ形に対設させ、またフィードローラR3 にはタ
イミング検知センサS4 を配設して、フィードローラの
一回転動作を検知し、これにより紙幣13の一枚出しタ
イミングを制御して、紙幣13を定ピッチで繰出すよう
にしている。上述の左右の隙間調整機構22,23は、
左右同機構を有し、一側の隙間調整機構22を例にとっ
て説明すると、ゲートローラR5 を傾動許容して支持す
る傾動レバー24と、この傾動レバー24の傾動量を調
節してゲートローラR5 とフィードローラR3 間のオー
バラップ量を調整する隙間調整モータM5 とから構成さ
れる。上述の傾動レバー24は、ト形状を有し、この中
間部のト形突片25に既述したゲートローラR5 を枢着
しており、該ゲートローラR5 は傾動レバー24の上端
枢支部26を傾動支点に傾動許容され、該傾動レバー2
4の下端に接続した付勢バネ27の付勢作用により、ゲ
ートローラR5をフィードローラR3 側に付勢支持して
いる。また、この傾動レバー24の下部に、パルス出力
によって前後進するリードスクリュー28を装備した隙
間調整モータM5 を対設しており、このモータM5 のリ
ードスクリュー28を前進させることで、傾動レバー2
4の下部を逆付勢方向に押してゲートローラR5 を微量
変位させ、該ゲートローラR5 とフィードローラR3 と
の対向隙間を広げる方向に微調整する。逆に、リードス
クリュー28を後退させることで、付勢バネ27の付勢
力が働く方向に傾動レバー24の下部を傾動させてゲー
トローラR5 を微量変位させ、該ゲートローラR5 とフ
ィードローラR3 との対向隙間を狭める方向に微調整す
る。この場合、左右の隙間調整機構22,23は、左右
の独立した隙間調整モータM5 ,M6 によって個々に駆
動され、これに連動して左右に独立されたゲートローラ
R5 ,R6 が個別に所定量だけ微調整される。また、こ
れらローラR3 〜R6 の後段位置には、搬送幅方向に左
右の繰出し検知センサS1 ,S2 を配設して、繰出され
る紙幣13の繰出しタイミング状態やスキュ状態、送り
ピッチ状態、紙幣長さ状態等を検知するようにしてい
る。そして、これら検知データに基づいて、左右の初期
繰出しローラR1 ,R2 の押圧力を個々に独立調整して
最適な繰出し押圧状態に調整操作し、この押圧調整操作
を施したときに、異常紙幣等によって修正余地が生じた
場合は、その後段に位置する隙間調整機構22,23で
再修正操作を施しながら繰出し制御する。これにより、
繰出される紙幣13は、繰出しタイミング度合いやスキ
ュ度合いのズレが解消された適正な繰出し状態に修正さ
れて繰出される。図3は紙幣の繰出し操作量調整装置の
制御回路ブロック図を示し、適正押圧値演算回路31
は、最適な繰出し操作量を演算するためのファジィデー
タ等の様々な制御出力時のデータを記憶管理し、制御出
力時には該データを読出すと共に、左右の繰出し検知セ
ンサS1 ,S2 を介して繰出しスキュ度合い、繰出しタ
イミング度合い、送りピッチ度合い、紙幣長さ度合い等
の紙幣の繰出し状態検知データが入力され、ここで検知
データに基づいた最適な左右の押圧モータM3 ,M4に
対する左右の適正押圧値PRn,PLnをそれぞれ演算
して求める。この演算して求められた左右の適正押圧値
PRn,PLnを、左右の電流制御回路32,33にそ
れぞれ出力し、ここで左右の適正押圧値PRn,PLn
に応じた左右の駆動電流値IR,ILが左右の押圧モー
タM3 ,M4 に供給される。この結果、両モータM3 ,
M4 と対応する左右の初期繰出しローラR1 ,R2 の押
圧力は、そのときの繰出し条件に応じた最適な繰出し押
圧力に個々に調整されて押圧する。さらに、この適正押
圧値演算回路31は、上述の適正押圧値PRn,PLn
と、予め設定された基準押圧値Poとの押圧差を紙幣の
繰出し毎に求め、この押圧差を順次加算して、この押圧
差が予め設定した上・下限値を超えたか否かを判定す
る。そして、押圧差の上限(押え過ぎ)を判定したと
き、フィードローラR3,R4 とゲートローラR5 ,R6
との対向隙間を調整範囲の上限(最大開口隙間)にな
るように、また下限(押え不足)を判定したとき、フィ
ードローラR3 ,R4 とゲートローラR5 ,R6 との対
向隙間を調整範囲の下限(最小開口隙間)になるように
左右の隙間操作量演算回路34,35を介して調整操作
する。上述の左右の隙間操作量演算回路34,35は、
そのときの隙間調整に必要な左右の隙間調整モータの駆
動パルス数CR,CLを求め、これを左右のモータドラ
イバ回路36,37を介して左右の隙間調整モータM5
,M6 に出力して、両ローラR3 ,R5 ・R4 ,R6
間の対向隙間を調整する。
【0009】このように構成された紙幣の繰出し操作量
調整装置の処理動作を図4のフローチャートを参照して
次に説明する。この紙幣の繰出し操作量調整装置11は
紙幣13の繰出し時に、左右の繰出し検知センサS1 ,
S2 からの繰出し検知信号に基づいてスキュ度合い、タ
イミング度合い、送りピッチ度合い、紙幣長さ度合い等
の紙幣の繰出し状態が検知され、この繰出し時の検知デ
ータは、その都度、適正押圧値演算回路31に入力され
て、ここで検知データに基づいた左右の押圧モータM3
,M4 に対する左右の適正押圧値PRn,PLnを演
算して求め、この求められた適正押圧値PRn,PLn
で左右の押圧力調整機構15,16を押圧動作させて、
繰出し不良傾向を修正しつつ繰出し操作する。このと
き、適正押圧値演算回路31が、例えば左側の調整を例
にとって、左側の適正押圧値PLnと、予め設定された
基準押圧値Poとの押圧差を紙幣の繰出し操作毎に演算
して求め、この押圧差を順次加算して、この押圧差が予
め設定した上・下限値を超えたか否かを判定し(ステッ
プn1 〜n2 )、この場合、極端に腰の弱い特異な不良
紙幣のために突発的に強送りを要して押え過ぎとなった
押圧差の上限を判定したときは、フィードローラR3 と
ゲートローラR5 との対向隙間を調整範囲の最大開口隙
間となる上限に設定すべく、左隙間操作量演算回路34
が、左隙間調整に必要な左隙間調整モータM5 の駆動パ
ルス数CLを求め、このパルス数CLを左モータドライ
バ回路36を介して左隙間調整モータM5 に出力して、
左側のローラR3 ,R5 間の対向隙間を十分に大きく開
口する。これにより、紙幣は一枚出し規制部分を容易に
通過許容して、座屈することなく確実に繰出される(ス
テップn3 〜n4 )。また、異物が付着したような特異
な不良紙幣のために突発的に弱い送りを要して押え不足
となった押圧差の下限を判定したときは、フィードロー
ラR3 とゲートローラR5 との対向隙間を調整範囲の最
小開口隙間となる下限に設定すべく、左隙間操作量演算
回路34が、左隙間調整に必要な左隙間調整モータM5
の駆動パルス数CLを求め、このパルス数CLを左モー
タドライバ回路36を介して左隙間調整モータM5 に出
力して、左側のローラR3 ,R5 間の対向隙間を極力小
さく開口する。これにより、紙幣は連出されようとして
も一枚出し規制部分で確実に分離され、連出されること
なく確実に分離されて一枚ずつ繰出される(ステップn
5 〜n7 )。
【0010】このような調整操作を順次繰り返して紙幣
を繰出し処理し、紙幣を所定枚数繰出すと、繰出し処理
動作が終了する(ステップn8 〜n9 )。
【0011】上述のように、紙幣の繰出し時は、適正押
圧値に基づいて押圧力調整機構および隙間調整機構が紙
幣の繰出し不良傾向を修正しつつ繰出し操作し、また突
発的に隙間調整機構の調整限界を超えるような特異な不
良紙幣が繰出される時であっても、直ちに隙間調整機構
を一枚出し調整範囲の上・下限に設定して繰出し許容す
るため、様々な不安定要素を有する不良紙幣の紙面条件
等に拘らず、スキュ、空出し、連出しを未然に解消した
安定した繰出しを実行することができる。
【0012】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の紙葉類の繰出し操作量調整装置
は、実施例の紙幣の繰出し操作量調整装置11に対応
し、以下同様に、紙葉類収納部は、スタッカ12に対応
し、紙葉類は、紙幣13に対応し、送りローラは、左右
の初期繰出しローラR1 ,R2 に対応し、繰出し状態検
知センサは、左右の繰出し検知センサS1 ,S2 に対応
し、適正押圧値演算手段および判定手段は、適正押圧値
演算回路31に対応し、押圧力調整制御手段は、左右の
電流制御回路32,33および左右の押圧モータM3 ,
M4 に対応し、隙間調整制御手段は、左右の隙間操作量
演算回路34,35と、左右のモータドライバ回路3
6,37と、左右の隙間調整モータM5 ,M6 とに対応
するも、この発明は上述の一実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の紙幣の繰出し操作量調整装置を示す
要部側面図。
【図2】この発明の紙幣の繰出し操作量調整装置を示す
要部平面図。
【図3】この発明の紙幣の繰出し操作量調整装置の制御
回路ブロック図。
【図4】この発明の紙幣の繰出し操作量調整装置の処理
動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…紙幣の繰出し操作量調整装置 12…スタッカ 13…紙 幣 15,16…左右の押圧力調整機構 22,23…隙間調整機構 31…適正押圧値演算回路 32,33…左右の電流制御回路 34,35…左右の隙間操作量演算回路 36,37…左右のモータドライバ回路 R1 ,R2 …左右の初期繰出しローラ R3 ,R4 …左右のフィードローラ R5 ,R6 …左右のゲートローラ S1 ,S2 …左右の繰出し検知センサ M3 ,M4 …左右の押圧モータ M5 ,M6 …左右の隙間調整モータ PRn,PLn…左右の適正押圧値

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】紙葉類収納部に収納された紙葉類の繰出し
    側に押圧接触して紙葉類を送り出す送りローラを繰出し
    幅方向の両側位置に配設し、前記両側の送りローラの押
    圧力を個々に独立して調整する押圧力調整機構と、送り
    出された紙葉類を一枚出し規制する一枚出し規制部と、
    この一枚出し規制部の対向隙間を設定された一枚出し範
    囲で調整する隙間調整機構とを備えた紙葉類の繰出し操
    作量調整装置であって、前記紙葉類繰出し時の繰出し状
    態を検知する繰出し状態検知センサと、この繰出し状態
    検知センサの検知信号に基づいて前記送りローラの適正
    な押圧値を求める適正押圧値演算手段と、前記適正押圧
    値演算手段で求めた適正押圧値で前記押圧力調整機構を
    押圧動作させる押圧力調整制御手段と、前記適正押圧値
    と予め設定された基準押圧値との押圧差を求め、この押
    圧差が予め設定した押圧調整の上・下限値を超えるか否
    かを判定する判定手段と、前記判定手段が押圧差の上限
    を判定したとき一枚出し規制部の対向隙間を調整範囲の
    上限になるように、また下限を判定したとき一枚出し規
    制部の対向隙間を調整範囲の下限になるように、前記隙
    間調整機構を調整操作する隙間調整制御手段とを備えた
    紙葉類の繰出し操作量調整装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009263140A (ja) * 2009-07-09 2009-11-12 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット記録装置
WO2014192450A1 (ja) * 2013-05-31 2014-12-04 沖電気工業株式会社 媒体繰出装置及び媒体処理装置
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