JPH09150990A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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Publication number
JPH09150990A
JPH09150990A JP31303995A JP31303995A JPH09150990A JP H09150990 A JPH09150990 A JP H09150990A JP 31303995 A JP31303995 A JP 31303995A JP 31303995 A JP31303995 A JP 31303995A JP H09150990 A JPH09150990 A JP H09150990A
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JP
Japan
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paper
force
sheet
pressing force
roller
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Pending
Application number
JP31303995A
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English (en)
Inventor
Seiya Aisaka
晴也 逢坂
Yasunori Nakakura
康典 仲倉
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】本給紙装置では、載置板12上の用紙を繰
り出すピックアップローラ20を上下に移動可能に設
け、形状記憶合金からなるワイヤ62と連結した。ワイ
ヤ62への通電を制御して、発熱量、変形量を制御し、
ピックアップローラ20の押圧力を調整する。さばきロ
ーラ21の分離力も同様に、ワイヤ72の通電を制御し
て調整する。さばきローラ21から送り出された用紙
は、速度検知機構40によって、搬送速度を検知され
る。この検知結果が所定値となるように、押圧力を大き
くし、分離力を小さく調整する。また、撓み検知機構5
0が用紙の撓み量を検知する。この撓み量から紙質を判
断し、押圧力及び分離力を補正する。 【効果】押圧力及び分離力が適切に設定され、用紙を安
定して搬送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ等の原稿や用紙を自動的に一枚ずつ送り出す給紙装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に上記の給紙装置では、用紙に接触
されたローラ等を回転させることにより、用紙を送り出
している。用紙の安定した送出には、ローラ等が用紙に
及ぼす押圧力を調整する必要がある。そのために、以下
の技術が知られている。すなわち、 特開平6─92482号公報に記載された給紙装置で
は、シート載置部を上方に移動させて、用紙をその上方
から接触して送り出すローラに押圧することによって、
押圧力を調整している。押圧力は、用紙の紙厚に基づい
て調整され、紙厚は、キー設定されていた。
【0003】特開平5─116779号公報に記載さ
れた複写機では、用紙に自重による押圧力を作用させつ
つ用紙を送り出すピックアップロールを複数設けてい
る。所定のピックアップロールを持ち上げてその押圧を
解除することによって、用紙に対する押圧力を調整する
ようにしている。また、重送防止の為のフィードロール
と分離ロールとの間隔を調整することによって、両ロー
ル間に作用する押圧力を調整できるようにしている。こ
れらの押圧力は、用紙の紙厚に基づいて調整され、紙厚
は、キー設定されていた。
【0004】上記には、さらに、ピックアップロー
ルの上流側に、用紙の速度を検知するアイドラローラを
設け、検知結果に応じて持ち上げるピックアップロール
の数を制御するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
及びの技術では、紙厚の判断が使用者によって一定で
ないので、用紙の紙厚に関するキー設定もばらつき、必
ずしも安定した送出を実現できない。また、用紙の紙厚
と同様に、紙質も用紙の安定した送出に影響するが、紙
質に関するキー設定もばらつく虞があり、さらに、セン
サ等による紙質の検知は困難であった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、用紙の紙厚、紙質に関わらずに安定した送
出をすることのできる給紙装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係る給紙装置は、用紙を載置するための
載置部と、載置部上の用紙に接して、用紙を繰り出す送
出手段とを備えた給紙装置において、繰り出される用紙
の移動速度を検知する速度検知手段と、速度検知手段の
検知結果に基づき、送出手段が用紙に作用する給紙力を
変化させる給紙力調整手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0008】一般に、上記の給紙力の大きさが不適正で
あれば、複数の用紙が重なって送られる(重送)、用紙
が送られない(無給紙)等の不適正な搬送状態が生じ
る。一方、給紙力が適正な範囲では、送出手段は用紙を
適正な速度で繰り出すことができる。従って、上記構成
によれば、給紙力調整手段によって、検知した用紙の移
動速度に基づいて、給紙力を適正な範囲に調整すること
ができるので、適正な搬送状態で、用紙を繰り出すこと
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の一実施形態の給紙装置について説明する。図1は上
記の給紙装置の概略構成図である。この給紙装置は、用
紙の一枚宛の供給を伴う機械、例えば、複写機等の給紙
装置として用いられる。以下で説明する各部は、固定部
材として設けられた部材、例えば複写機のハウジング等
に取り付けられている。
【0010】給紙装置は、搬送する用紙を収納するトレ
イ10と、トレイ10から用紙を繰り出す送出手段とし
てのピックアップローラ20と、ピックアップローラ2
0によって繰り出された用紙を一枚宛送り出す分離手段
としてのさばきローラ21と、さばきローラ21から送
り出された用紙を所定の搬送路に案内する案内板22
と、搬送路内で用紙を送るためのローラ対23とを備え
ている。トレイ10の用紙は、ピックアップローラ2
0、さばきローラ21、ローラ対23等によって送ら
れ、案内板22によって案内されて、図1の紙面右から
左に向かって搬送される。
【0011】トレイ10は、用紙を所定位置にセットす
るためのトレイ容器11と、積層して整列させた用紙
(用紙のまとまりが、図1にKで図示されている)を載
置する載置板12と、載置板12を上方に付勢する弾性
部材、例えばコイルばね13とを備えている。コイルば
ね13は、用紙の搬送方向の下流側となる載置板12の
部分の下方に配置されている。載置板12の搬送方向の
上流側の端部はトレイ容器11に回転自在に取り付けら
れている。従って、載置板12は、搬送方向の下流側の
部分をコイルばね13の弾性力によって持ち上げられ、
載置された用紙をトレイ10から繰り出し易くされてい
る。また、積層された用紙の重さによるコイルばね13
の変形量と、この用紙のまとまりの厚みとが略等しくな
るように、コイルばね13の弾性力は設定され、載置板
12上の用紙の最上部の位置は略一定に保たれている。
よって、後述するピックアップローラ20の押圧力の調
整を容易にすることができる。
【0012】ピックアップローラ20は、載置板12上
の用紙に接することによって、所定の搬送方向に用紙を
繰り出すことのできるローラであり、モータ(図示せ
ず)によって所定の回転速度、タイミングで駆動され
る。ピックアップローラ20は、図1の紙面垂直方向に
伸びる回転軸を中心として、回転自在に支持アーム21
の下端部に取り付けられている。
【0013】支持アーム21は、中央部でピックアップ
ローラ20の回転軸と平行な軸24を中心として回動自
在に支持されている。このように、支持アーム21を介
して支持されたピックアップローラ20は、軸24を中
心として位置調整が可能であり、用紙の積層された方向
に移動することができる。従って、ピックアップローラ
20が用紙に対して及ぼす力である押圧力を、調整する
ことができる。
【0014】この押圧力が小さ過ぎると、用紙を繰り出
すことができず(無給紙)、押圧力が強過ぎると、ピッ
クアップローラ20によって複数の用紙が、同時に繰り
出される(重送)。この複数の用紙を一枚とするために
さばきローラ21が設けられている。さばきローラ21
は、図1の紙面垂直方向に伸びる回転軸を中心として回
転自在なローラであり、モータ(図示せず)によって所
定の回転速度、タイミングで駆動される。さばきローラ
21の周面に対向して、所定の位置関係で、対向部材2
5が配置されている。この所定の位置関係は、さばきロ
ーラ21の周面と、対向部材25のさばきローラ21の
周面と対向する部分との間を、2枚以上重なった状態の
用紙が通過出来ないように設定されている。従って、ピ
ックアップローラ20によって繰り出される用紙は、回
転するさばきローラ21の周面に接する一枚だけが、さ
らに下流側へ送りだされることとなる。
【0015】対向部材25は、上記のようにさばきロー
ラ21の周面に対向して配置され、その対向する部分
と、さばきローラ21の周面との間隔を可変することが
できるように設けられている。すなわち、対向部材25
は、一様な厚さの部材であり、回動可能な支持アーム2
6の上端面に取り付けられている。支持アーム26の中
央部は、さばきローラ21と平行な軸27を中心とし
て、回動自在に支持されている。支持アーム26の上端
面において、搬送方向の下流側となる部分が、上流側と
なる部分よりも、軸27の中心からの距離が長くなるよ
うな曲面で形成されている。なお、支持アーム26の上
端面の形状は、平面状でも構わない。従って、支持アー
ム26が、後述するようにして回動されると、対向部材
25はさばきローラ21の周面に接近したり、遠ざかる
ことができ、両者の間の所定の位置関係を調整すること
ができる。この位置関係を調整することによって、さば
きローラ21の周面が用紙を押圧する分離力を調整する
ことができる。この分離力が小さ過ぎると、さばきロー
ラ21から送り出される用紙の搬送速度は大きくなり、
分離力が大き過ぎると用紙の搬送速度は小さく、また用
紙にしわが発生したりすることがある。
【0016】上記ローラ対23は、用紙の紙面に平行
で、且つ用紙搬送方向に直交する回転軸28を中心とし
て回動自在に支持され、用紙の向き等を補正することが
できる、いわゆるスキュー補正用のものである。ローラ
対23は、モータ(図示せず)によって所定の回転速
度、タイミングで駆動される。停止しているローラ対2
3に、送り出された用紙の先端が当たると、用紙はロー
ラ対23に一旦受け止められ、用紙の先端の端縁がロー
ラ対23の周面と平行にされることによって、用紙は搬
送方向に対する斜め送りを矯正される。
【0017】上記案内板22は、用紙の搬送路に沿って
配置された板材であり、その板面に沿って用紙が送られ
る。上記のように、この給紙装置では、ピックアップロ
ーラ20の押圧力と、さばきローラ21の分離力は調整
可能に構成されている。上記のようにこの押圧力及び分
離力が適切でないと、安定した搬送ができない。このよ
うな不適正な搬送状態では、用紙は適正な所定の搬送速
度で送られないことが知られている。例えば、押圧力が
小さく無給紙状態となると搬送速度は殆ど生じない。ま
た、分離力が大きく用紙にしわが生じたりするような状
態では搬送速度が小さくなる。また、分離力が小さく重
送が生じる状態では搬送速度が大きくなる。そこで、本
発明では、押圧力及び分離力を適切に調整できるよう
に、以下の構成が備えられている。
【0018】すなわち、搬送路内に送り出された用紙の
搬送速度を検知する速度検知機構40と、用紙の紙質を
撓み量の検知によって検知する撓み検知機構50と、支
持アーム21を回動させることによって押圧力を調整す
る押圧力調整機構60と、支持アーム26を回動させる
ことによって分離力を調整する分離力調整機構70と、
上記各部を制御する制御部80とが備えられている。
【0019】速度検知機構40は、用紙搬送方向に見
て、上記さばきローラ21の近傍であって、下流側に設
けられており、さばきローラ21から送り出された用紙
の搬送速度を精度良く検知することができる。そのため
に、回転自在の検知ローラ41と、検知ローラ41の回
転角を検知する検知手段としてのロータリーエンコーダ
42とが備えられている。検知ローラ41の周面は搬送
される用紙に接触される。従って、用紙の移動を検知ロ
ーラ41の回転として検知することができ、検知ローラ
41の単位時間の回転角及び検知ローラ41の直径か
ら、用紙の搬送速度を検知することができる。
【0020】検知ローラ41は、用紙の搬送速度を精度
良く検知することができるように、回転中心に対する慣
性モーメントや回転抵抗を低くされ、例えばスポンジで
幅も狭く形成されている。また、検知ローラ41は、用
紙に軽く接するように配置され、用紙の搬送速度を低下
させないようにされている。それゆえ、検知ローラ41
は、用紙の搬送速度にほぼ合わせて回転することができ
る。
【0021】ロータリーエンコーダ42は、検知ローラ
41と同軸に取り付けられたスリット円板の外周に沿っ
て一定間隔で配置された開口部を、発光素子から発せら
れた光が透過できるか否かを受光素子によって検知し
て、その結果を出力するものである。スリット円板が回
転すると、開口部の位置も変化し、それに伴い光の透過
と遮光は繰り返されるので、連続したパルス状の出力が
得られる。この出力パルスの個数と、上記の開口部の間
隔から、スリット円板、すなわち、検知ローラ41の回
転角を求めることができる。なお、ロータリーエンコー
ダ42は上記の構成に限定されず、公知の各種のものが
使用できる。
【0022】このように、速度検知機構40は、ピック
アップローラ20よりも下流側に設けられたので、ピッ
クアップローラ20の回転にかかわりなく、用紙の移動
速度を正確に検知することができる。上記のように、押
圧力等の、用紙に作用する圧力が適正であれば、用紙の
移動速度は所定値になるので、検知した移動速度に基づ
いて押圧力等を適正に調整することができる。従って、
この用紙の移動速度を正確に検知することによって、押
圧力等をより一層適正に調整することができる。特に、
さばきローラ21よりも用紙搬送方向の下流側に設けら
れたので、より一層正確に検知することができ、押圧力
等の調整もより一層適正に行うことができる。また、さ
ばきローラ21の近傍に設けられたので、より一層正確
に検知することができ、押圧力等の調整もより一層適正
に行うことができる。
【0023】なお、速度検知機構40としては、上記構
成に限定されない。例えば、搬送方向に所定距離を空け
て配置された、搬送される用紙の通過を検知できる2個
のセンサ、例えば、フォトセンサ、マイクロスイッチ等
によって、搬送される用紙の通過時間の差を検知し、そ
の差と上記所定距離とから用紙の搬送速度を検知しても
よい。この場合には、このセンサをジャム検知用のセン
サと兼用することができるので、構成を簡単にすること
ができる。また、速度検知機構40に、光ドップラー効
果を利用した速度センサ等を用いても構わない。
【0024】上記撓み検知機構50は、上記ローラ対2
3と、用紙の撓み量を検知する撓み検知スイッチ51
と、ローラ対23と所定間隔を空けた上流側にあって用
紙を定速で送る送りローラ52とを備えている。撓み検
知スイッチ51は、送りローラ52とローラ対23との
間の略中間位置に、検知部を搬送路側に向けて配置した
マイクロスイッチであり、搬送路を挟んで対向する案内
板22と所定距離を空けて配置されている。検知部は、
後述するようにして用紙の撓む部分に接触して、用紙の
撓んだ部分が検知部の位置に至ったことを検知すること
ができる。なお、撓み検知スイッチ51は、マイクロス
イッチに限定されないが、動作する際の力は小さいほう
が好ましい。
【0025】送りローラ52とローラ対23とは、協働
して、搬送される用紙を所定条件で撓ませることができ
る。すなわち、ローラ対23は、所定のタイミングで駆
動され、駆動されるまでは、停止している。この状態で
送りローラ52によって用紙が搬送されると、用紙はロ
ーラ対23に当たり停止する。さらに、送りローラ52
が回転を続けると、用紙によっては、撓みが生じ、送り
ローラ52とローラ対23との間の略中央部に位置する
用紙の部分が、案内板22の配置されていない側に膨ら
むように突出して移動する(この状態の用紙を図1に破
線K1で示している)。従って、この移動量が所定値と
なる位置に上記撓み検知スイッチ51の検知部を配置す
れば、撓み量が所定値になったか否かを検知することが
できる。なお、送りローラ52は、撓み検知スイッチ5
1の出力があると、回転を停止する。
【0026】ここで、送りローラ52とローラ対23と
の間隔、及び撓み検知スイッチ51との案内板22との
間隔は、所定の用紙の所定の撓み量を検知できるように
設定されている。ところで、上記の撓み量は、用紙の紙
質に応じて変化することが判明している。例えば、剛性
の高い紙質の用紙ほど、撓み量も少なくなる。従って、
以下のようにして、撓み量に基づいて用紙の紙質を判断
することができる。
【0027】すなわち、紙質の基準とする用紙を予め定
めておき、この用紙における送りローラ52とローラ対
23による上記の撓み量を検知できるように、撓み検知
スイッチ51を配置する。撓み検知スイッチ51が撓み
量を検知できる場合には、基準とする用紙よりも撓み量
の多い、例えば柔らかい紙質であると判断することがで
きる。逆に、撓み検知スイッチ51が撓み量を検知でき
ない場合には、基準とする用紙よりも撓み量の少ない紙
質であると判断することができる。
【0028】なお、撓み量に基づく用紙の紙質の判断
は、上記の方法に限定されない。例えば、用紙を撓ませ
始めてから、撓み検知スイッチ51が信号を検知するま
での時間(撓み時間)を測定し、この撓み時間に基づい
て紙質を判断することもできる。この場合、用紙が撓み
易い紙質であるほど、所定の撓み量に速く到達するの
で、撓み時間も短くなる。従って、撓み時間と紙質との
関係を予め測定しておくことによって、撓み時間から紙
質を判断することができる。また、撓み時間は、容易に
精度良く測定できるので、紙質の判断もより適切に行う
ことができ、後述するように、押圧力等の調整もより一
層適正に行うことができる。ここで、用紙を撓ませ始め
るタイミングは、上記の速度検知機構40の出力に基づ
いて検知することができる。速度検知機構40の検知の
所定時間経過後に、用紙はローラ対23に到達するから
である。
【0029】このように、紙質を判断することができる
ので、紙質に応じて押圧力等を調整することができ、適
切な搬送を行うことができる。また、用紙の撓み量から
紙質を判断するので、用紙との接触を検知するマイクロ
スイッチ等のセンサを使用することができ、簡単な構造
とすることができる。なお、撓み検知機構50は、上記
構成に限定されず、例えば、撓み検知スイッチ51に代
えて、用紙の接近量を検知できる位置センサを設けても
よい。この場合には、撓み量をより詳細に検知できるの
で、後述するようにして押圧力や分離力をより適切に設
定することができる。
【0030】上記押圧力調整機構60は、一端を支持ア
ーム21のピックアップローラ20の設けられた部分と
反対側の部分に取り付けられた伸縮可能なワイヤ62
と、ワイヤ62へ電流を供給する給電回路61とを備え
ている。ワイヤ62は、その途中部をコイルバネ状に形
成された形状記憶合金からなる線材であり、温度が高く
なると所定の形状に変形するように形成されている。例
えば、温度が高くなると、ワイヤ62のコイルバネ状の
部分が、ばねが圧縮されるように変形し、温度が低くな
ると、ばねが伸びるように変形する。従って、温度によ
ってワイヤ62の両端部の間の長さも変化する。この線
材には、制御部80によって給電回路61を通じて所定
の電流が通電される。この電流値を変えると、線材の発
熱量が異なる結果、線材の温度も変化し、上記のように
ワイヤ62の長さを変えることができる。その結果、支
持アーム21を介してピックアップローラ20を用紙に
対して移動させることができるので、上述のように、押
圧力を調整することができる。
【0031】例えば、電流値を増やすと、線材の温度も
上昇し、ワイヤ62の長さは短くなる。その結果、支持
アーム21は図1で時計回りに回転し、ピックアップロ
ーラ20は用紙を押圧するように移動し、押圧力は強く
なる。このように、ピックアップローラ20の押圧力を
ワイヤ62に通電する電流によって制御することができ
る。
【0032】また、ワイヤ62は、コイルバネ状の部分
によって、弾性部材としても機能することができるの
で、変形量から弾性力が判り、ピックアップローラ20
による押圧力の設定が容易になる。なお、押圧力調整機
構60は、上記構成に限定されず、例えば、支持アーム
21を回転させる機構としては、形状記憶合金からなる
ワイヤ62に代えて、カム、歯車等の組合せにより実現
してもよい。
【0033】分離力調整機構70は、一端を支持アーム
26の対向部材25の設けられた部分と反対側の部分に
取り付けられた伸縮可能なワイヤ72と、ワイヤ72へ
電流を供給する給電回路71とを備えている。ワイヤ7
2は、その途中部をコイルバネ状に形成された形状記憶
合金からなる線材であり、上記ワイヤ62と同様に、制
御部80による通電量を変化させることによって、両端
部の間の長さを変化させることができる。従って、支持
アーム26を介して、対向部材25をさばきローラ21
の周面に接近させたり、遠ざけることができる。よっ
て、上述のように、さばきローラ21の分離力を調整す
ることができる。
【0034】このように、さばきローラ21の分離力を
ワイヤ72に通電する電流によって制御することができ
る。さばきローラ21の分離力及びピックアップローラ
20の押圧力(まとめて給紙力という)は、制御部80
によって以下のようにして適正に調整される。上記制御
部80は、マイクロコンピュータを含み、RAM、RO
M等に記憶されたプログラム及びデータテーブルに従っ
て上記各部の制御を司る。なお、この制御部80は、複
写機全体の制御を司る制御部等と共用して設けられてい
ても構わない。この制御部80には、ロータリーエンコ
ーダ42、撓み検知スイッチ51等が接続され、それら
の検出信号が入力される。また、マイクロコンピュータ
に、各ワイヤ62、72へ電流を供給する給電回路6
1,71が接続されており、各ワイヤ62、72への電
流値を検知することができる。また、制御部80は、ピ
ックアップローラ20、さばきローラ21等の用紙を搬
送するための各部を回転駆動するための制御も行う。
【0035】上記のデータテーブルとしては、各ワイヤ
62、72への電流値と押圧力及び分離力との関係が、
予め実験等により求められて記憶されている。また、後
述するようにして設定される押圧力及び分離力の一次設
定値に余裕度として演算処理される値も、押圧力及び分
離力の一次設定値に対応して、予め実験等により求めら
れて記憶されている。
【0036】次に、図2のフローチャートに従って、制
御部80による、給紙力調整制御について説明する。な
お、この給紙力調整制御は、用紙の搬送動作毎に行わ
れ、給紙装置を複写機等と連動して動作させる場合に
は、複写機等からの指令によって、動作が開始されるこ
ととなる。まず、ピックアップローラ20の押圧力、及
びさばきローラ21の分離力の初期値が設定される。具
体的には、電源投入時のように、最初に動作する場合に
は、ピックアップローラ20は、用紙上に非常に軽く接
する状態に、また、さばきローラ21は、対向部材25
と強く押圧された状態に設定される。このように設定さ
れた初期値に対応する各ワイヤ62、72への電流値が
データテーブルから読み出され、各ワイヤ62、72に
通電されて、所定の押圧力P及び分離力Qが用紙に及ぼ
される(ステップS1)。
【0037】次いで、ピックアップローラ20、さばき
ローラ21等の用紙を搬送するための各部が所定条件で
回転駆動され、用紙の搬送が開始される(ステップS
2)。なお、最初に動作する場合には、ピックアップロ
ーラ20は、用紙上に非常に軽く接する状態であるの
で、用紙によっては、搬送が開始されないこともある。
ステップS3では、速度検知機構40によって、用紙の
搬送速度が検知され、その検知結果が予め設定された所
定値と比較される。ここで、所定値は、ピックアップロ
ーラ20、さばきローラ21の回転速度から求められる
用紙の移動速度に設定されている。
【0038】搬送速度が所定値よりも小さければ、押圧
力P及び分離力Qの設定値が修正される。すなわち、押
圧力Pの設定値が所定値P1だけ大きくされ、また、分
離力Qの設定値が所定値Q1だけ小さくされる(ステッ
プS4)。次いで、この修正された押圧力P及び分離力
Qに従って、各ワイヤ62、72に通電されて、修正さ
れた押圧力P及び分離力Qが用紙に加圧される(ステッ
プS5)。そして、ステップS3〜5の処理は、用紙の
搬送速度が所定値に達するまで繰り返されて、押圧力P
及び分離力Qが調整される。
【0039】この間に、ピックアップローラ20は用紙
を送り始め、さばきローラ21からの用紙の搬送速度は
徐々に速くなる。そして、ステップS3で、用紙の搬送
速度が所定値に達すると、このときの押圧力P及び分離
力Qの値が一次設定値として記憶され(ステップS
6)、次のステップS7の処理が行われる。なお、押圧
力Pには上限値が、分離力Qには下限値が設定されてい
る。
【0040】ところで、ステップS3で、用紙の搬送速
度が所定値に達した状態で、用紙は所定速度で搬送され
るので、このときの押圧力P及び分離力Qの一次設定値
で以降、給紙装置を継続して動作させても、ステップS
3〜5を繰り返すことで、問題なく使用することができ
る。この給紙装置では、下記の理由及び早期に安定した
搬送を実現するために、以下のようにして一次設定値に
余裕度の値を加算または減算して補正した値を用いてい
る。
【0041】すなわち、上記の一次設定値は、押圧力P
及び分離力Qを徐々に変化させて得られる値であり、所
定の搬送速度の得られる条件の範囲の限界の値、例えば
押圧力Pは下限値として得られる。従って、より安定し
た搬送を行うためには、所定の搬送速度の得られる条件
の範囲の中央値を設定するほうが好ましい。そこで、一
次設定値に余裕度の値を加算または減算することによっ
て、中央値を求めるようにしている。さらに、より安定
した搬送のために、以下のように紙質に応じて補正した
余裕度の値をデータテーブルとして記憶しておき、この
余裕度の値を用いて、より安定した搬送をすることがで
きるものである。
【0042】図2に戻って、ステップS7では、押圧力
P及び分離力Qの一次設定値を補正する。すなわち、押
圧力P及び分離力Qの一次設定値に、上記の中央値を求
めるための所定の余裕度の値P2、Q2が演算処理さ
れ、押圧力Pに値P2が加算され、分離力Qに値Q2が
減算処理される。ステップS8では、撓み検知機構50
によって、用紙の紙質が検知される。
【0043】ステップS8で検知信号があれば、撓み量
が所定値に達しているので、所定の紙質よりも、剛性の
低い紙質、または柔らかい紙質であると判断することが
できる。従って、このような紙質に対応して押圧力P及
び分離力Qの設定値をさらに補正する。すなわち、ステ
ップS7で求めた押圧力P及び分離力Qの設定値に、上
記の紙質に対応した所定の余裕度の値P3、Q3が演算
処理、例えば、減算処理される(ステップS9)。
【0044】ステップS8で検知信号がなければ、撓み
量が所定値に達していないので、所定の紙質よりも、剛
性の高い紙質、または硬い紙質であると判断することが
できる。従って、このような紙質に対応する押圧力P及
び分離力Qの設定値の補正を行う。すなわち、ステップ
S7で求めた押圧力P及び分離力Qの設定値に、上記の
紙質に対応した所定の余裕度の値P4、Q4が演算処
理、例えば、加算処理される(ステップS10)。
【0045】ステップS9,10で補正された押圧力P
及び分離力Qの設定値が二次設定値として記憶される
(ステップS11)。以降、繰り返して動作する場合に
は、上記ステップS1の初回の初期値に対応する値に代
えて、二次設定値が用いられる。従って、上記ステップ
S3〜5の繰り返しが少なくて済み、早期に安定した搬
送が実現できる。
【0046】なお、上記のステップS1〜11の給紙力
調整制御は、用紙の搬送動作毎に繰り返していたが、こ
れには限定されない。例えば、一枚目の搬送時にだけ行
ない、以降は同じ二次設定値で搬送を行っても構わな
い。また、給紙力調整制御は、一定枚数の搬送毎、一定
期間毎、メンテナンス毎、用紙補給時毎等の所定のタイ
ミングで行われてもよい。この場合には、制御部80の
負担を軽減することができる。
【0047】また、上記所定のタイミングは、複写機等
で設定されてもよい。この場合には、図3のフローチャ
ートに示すようにして、給紙力調整制御が行われる。す
なわち、まず電源投入時等の最初の動作時に、上記の給
紙力調整制御が行われる(ステップS21)。複写機等
での複写枚数が所定枚数、例えば、100枚になると、
再度上記の給紙力調整制御が行われる(ステップS2
2)。この場合には、複写機内部の温度変化に対応して
適切な給紙力の調整を行うことができる。なお、所定枚
数に限定されず、一定期間毎に調整が行われても同様の
効果が得られる。また、複写機等で、ジャムの発生が検
知されると、次の給紙動作時に、再度上記の給紙力調整
制御が行われる(ステップS23)。この場合には、ジ
ャムに対応して適切な給紙力の調整を行うことができ
る。なお、後述するように、ジャムの頻度や内容に応じ
て、補正する余裕度の値を異ならせればより適切な給紙
力の調整を行うことができる。また、複写機等で、トレ
イ10に用紙が補給された場合に、上記の給紙力調整制
御が行われる(ステップS24)。この場合には、用紙
の変化に対応して適切な給紙力の調整を行うことができ
る。このように、所定のタイミングで給紙力調整制御を
行うので、制御部80の負担を軽減しつつ、複写機内部
の温度変化、用紙の変化、ジャムの発生等のタイミング
間の状態変化にも対応して、適切な給紙力の調整を行う
ことができる。
【0048】上記のように、本実施の形態によれば、用
紙の搬送速度を検知することによって搬送状態を検知
し、分離力及び押圧力を適切に調整することができるの
で、用紙の紙質、紙厚等の状態にかかわらず、安定した
用紙の搬送をすることができる。また、ステップS3〜
5で押圧力が小さい状態から大きくなるように調整する
ことによって、適切な押圧力を容易に調整することがで
き、また、ステップS3〜5で分離力を大きい状態から
小さくなるように調整することによって、用紙の重送を
防止しつつ、速度を大きくすることとなるので、適切な
分離力を容易に調整することができる。
【0049】また、用紙の実際の搬送状態を検知して、
それに応じた押圧力及び分離力を設定することができる
ので、さまざまな紙質の用紙に対応することができる。
また、さばきローラ21、ピックアップローラ20等の
汚れによる搬送状態の変化にも対応することができる。
さらに、温度や湿度の変化等の環境変化による搬送状態
の変化にも対応することができる。
【0050】なお、本発明の実施の形態では、一つの給
紙装置について説明したが、例えば、複写機等によって
は、複数のトレイ10が設けられる構成が採られること
が多い。この場合には、上記の各部、例えば、速度検知
機構40、撓み検知機構50等は、複数のトレイ10か
らの給紙装置間で共用されてもよい。この場合には、部
品点数が少なくなり、より安価にすることができる。ま
た、上記の押圧力P及び分離力Qの二次設定値を、トレ
イ毎に記憶しておいてもよい。この場合には、トレイの
選択によって、押圧力及び分離力の値を、迅速、且つ適
切に設定することができる。
【0051】また、上記の実施の形態では、余裕度の値
は、押圧力及び分離力の一次設定値に対してデータテー
ブルに設定されていたが、これには限定されない。例え
ば、一次設定値の1割等の所定割合を余裕度の値として
計算して求めてもよいし、また、10グラム等の一定値
を定数として記憶していてもよい。この場合には、RA
M、ROM等の記憶素子が少なくて済む。
【0052】また、上記の実施の形態では、紙質に応じ
て補正した余裕度の値をデータテーブルとして記憶して
いたが、これには限定されない。例えば、ジャムの種類
と頻度に応じて補正した余裕度の値とすれば、より安定
した搬送をすることができる。用紙の重送が多発する場
合には、押圧力を所定量低下させ、分離力を所定量増加
させる。また、用紙の搬送されない状態が多発する場合
には、押圧力を所定量増加させ、分離力を所定量低下さ
せる補正を行うこととなる。この補正は、図3のステッ
プS23のように、そのジャムの発生毎に行えば、より
状況に応じた適切な補正を行うことができる。なお、こ
のジャムの種類と頻度は、センサ等によって検知しても
よいが、本発明を適用する給紙装置の傾向として予め判
っていれば、それを考慮して余裕度の値を設定しておい
てもよい。
【0053】また、上記の実施の形態では、電源投入時
等の運転開始時に、初期状態から押圧力及び分離力を求
めていたが、これには限定されない。例えば、事前に用
紙に対する押圧力及び分離力を求めて、記憶しておけ
ば、素早く安定した搬送を実現することができる。これ
は、工場での工程中に、一般的な用紙に対して押圧力及
び分離力を求めておき、電源切断時にも消滅しないよう
に、バッテリーバックアップされた記憶素子に記憶させ
ることで実現することができる。
【0054】また、上記の実施の形態では、押圧力及び
分離力を用紙に作用させる給紙装置を例に説明したが、
これには限定されない。例えば、さばきローラ21が備
えられていない給紙装置や、分離力を調整できない給紙
装置にも、本発明を適用することができ、この場合に
は、上記の速度検知機構40、押圧力調整機構60及び
制御部80を備えることによって、上記給紙力調整制御
で押圧力を適正に調整することができる。また、分離力
調整機構70が備えられていないので、その分、簡単な
構造とすることができる。同様に、ピックアップローラ
20が備えられていない用紙搬送装置に適用することも
できる。このように、押圧力及び分離力の少なくとも何
れか一方を変化させて適切に設定すれば、押圧力及び分
離力の両方が一定の場合に比較して、より安定した搬送
を実現することができる。
【0055】また、上記の実施の形態では、押圧力及び
分離力は、同時に変化させていたが、押圧力及び分離力
を別々に設定してもよい。この場合には、押圧力及び分
離力をより適切に設定することができる。なお、以下の
ように、速度検知機構を押圧力及び分離力のそれぞれに
対して備えればより好ましい。また、本発明の実施の形
態では、速度検知機構40は、さばきローラ21の下流
側にのみ設けられたが、それに加えて、ピックアップロ
ーラ20により送り出される速度を検知するためにピッ
クアップローラ20とさばきローラ21の間にも設けら
れてもよい。この場合には、速度検知機構40の検知結
果によって分離力を、増設された速度検知機構によっ
て、押圧力を別々に設定することができ、押圧力及び分
離力をより適切に設定することができる。
【0056】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
【0057】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、給紙力調
整手段によって、用紙の速度に基づいて、給紙力を適正
な範囲に調整することができるので、用紙の紙質、紙厚
等にかかわらず、安定して用紙を繰り出すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る給紙装置の概略構成
図である。
【図2】上記の制御部のフローチャートである。
【図3】上記の制御部及び複写機のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
12 載置板(載置部) 20 ピックアップローラ(送出手段) 40 速度検知機構(速度検知手段) 60 押圧力調整機構(給紙力調整手段) 80 制御部(給紙力調整手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙を載置するための載置部と、 載置部上の用紙に接して、用紙を繰り出す送出手段と、
    を備えた給紙装置において、 繰り出される用紙の移動速度を検知する速度検知手段
    と、 速度検知手段の検知結果に基づき、送出手段が用紙に作
    用する給紙力を変化させる給紙力調整手段とを備えたこ
    とを特徴とする給紙装置。
JP31303995A 1995-11-30 1995-11-30 給紙装置 Pending JPH09150990A (ja)

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