JP3497829B2 - 検体撹拌搬送コンベア - Google Patents

検体撹拌搬送コンベア

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JP3497829B2 JP2001032727A JP2001032727A JP3497829B2 JP 3497829 B2 JP3497829 B2 JP 3497829B2 JP 2001032727 A JP2001032727 A JP 2001032727A JP 2001032727 A JP2001032727 A JP 2001032727A JP 3497829 B2 JP3497829 B2 JP 3497829B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血液等の検体を例
えば抗凝固材と撹拌しながら搬送する検体撹拌搬送コン
ベアに関する。
【0002】
【従来の技術】血液検査などを目的として採血した血液
を、採血管の中に入れたまま放置すると当該血液が凝固
してしまう。このため通常の場合、採血管の中に予め抗
凝固剤を入れておき、採血管内に入れた血液を上記抗凝
固材と撹拌することにより、血液が凝固するのを防いで
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、採血管内に入
れた血液を上記抗凝固材と撹拌するために、採血管を目
的個所に搬送する前または後において、作業員が撹拌機
を用いたり人手を介して撹拌作業を行なっていた。従っ
てその撹拌作業が煩雑で、ともすれば撹拌が不十分にな
るおそれがある上、撹拌作業のための時間を目的個所ま
での搬送時間とは別に確保しなければならず、次工程の
処理作業を速やかに開始できないという問題があった。
【0004】本発明の目的は下記のような利点を有する
検体撹拌搬送コンベアを提供することにある。
【0005】a.検体と抗凝固剤との撹拌作業が煩わし
くなく、必要かつ十分な撹拌を安定的に行なえる。
【0006】b.撹拌作業のための時間を格別に確保し
なくてもよく、次工程の処理作業を速やかに開始するこ
とが可能となり、トータルの検体処理作業時間を短縮す
ることができる。
【0007】c.搬送経路の長さなどに応じて、撹拌条
件を適切に調整設定することが可能である。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の検体撹拌搬送コンベアは、下
記の如く特徴ある構成になっている。なお下記以外の本
発明の特徴ある構成については実施形態の中で明らかに
する。
【0009】本発明の検体撹拌搬送コンベアは、搬送経
路に沿って、相互間に谷間領域が得られるように、水平
方向に並べて配置された複数の保持ローラからなるロー
ラユニットを有し、上記ローラユニットの谷間領域に検
体入り試験管を横臥した態様で保持可能に設けられた保
持ローラ機構と、この保持ローラ機構における前記ロー
ラユニットの各保持ローラを第1の方向へ同時に回転駆
動することにより、前記谷間領域に横臥した態様で保持
されている前記試験管を、上記第1の方向とは逆向きの
第2の方向へ自転させる回転駆動機構と、前記谷間領域
に横臥した態様で保持されている検体入り試験管を、前
記保持ローラの軸心に沿った方向へスライドさせるスラ
イド駆動機構とを備え、前記保持ローラの外径は、当該
ローラの軸心に沿って漸減及び漸増を交互に繰り返すよ
うに形成されていることを特徴としている。
【0010】上記検体撹拌搬送コンベアにおいては、試
験管の自転等による検体の撹拌が、検体の搬送中におい
て自動的に行なわれ得るので、煩わしさがなく、必要か
つ十分な撹拌を安定的に行なえる。また検体の搬送中に
撹拌が行なわれるため、撹拌作業のための時間を格別に
確保しなくてもよい。このため次工程の処理作業を速や
かに開始することが可能となる。したがってトータルの
検体処理作業時間を短縮することができる。そして上記
検体撹拌搬送コンベアにおいては、検体入り試験管が保
持ローラの軸心に沿ってスライドするのに伴い、当該試
験管が起伏動作を繰り返すことになる。このため試験管
の自転と揺動とが複合された複雑な動きによって、検体
の撹拌が極めて効率よく行なわれる。
【0011】
【発明の実施の形態】「構成」図1の(a)(b)は本
発明の一実施形態に係る検体撹拌搬送コンベアの構成を
示す図で、(a)は上面図であり、(b)は側面図であ
る。また図2は同実施形態に係る検体撹拌搬送コンベア
の駆動機構部周辺の構成を示す図で、(a)は側面図で
あり、(b)は搬送開始端側の端面図である。
【0012】図1の(a)(b)に示すように、本実施
形態の検体撹拌搬送コンベアは、保持ローラ機構10
と、回転駆動機構20と、スライド駆動機構30と、コ
ントローラ40とからなっている。
【0013】保持ローラ機構10は、搬送経路1に沿っ
て、相互間に谷間領域2が得られるように、水平面内で
平行に配設された対をなす保持ローラ11,12を有し
ている。かくしてこの保持ローラ機構10は、ローラユ
ニット10Uを構成するところの対をなす保持ローラ1
1,12の上記谷間領域2に、検体入り試験管3を横臥
した態様で保持可能となっている。なお本実施形態にお
ける保持ローラ機構10は、複数のローラユニット10
Uすなわち複数の対をなすローラ(11a,12a),
(11b,12b)〜(11i,12i)〜(11n,
12n)を連続的につなげたものとなっている。これら
複数の対をなすローラ(11a,12a),(11b,
12b)〜(11i,12i)〜(11n,12n)の
各保持ローラは、図1の(a)に示されているように、
ローラ外径Dが、軸心に沿って各ローラユニット10U
ごとに漸減と漸増とを交互に繰り返すように形成されて
いる。
【0014】回転駆動機構20は、図2の(a)(b)
に示すように、駆動モータ21の回転力を、ギヤ22,
無端チェーン23,ギヤ24及び25を介して、上記保
持ローラ機構10の対をなす保持ローラ11(11a,
11b,〜),12(12a,12b,〜)の共通のシ
ャフト26、27へ伝達することにより、各保持ローラ
11,12を、図2の(b)に示すように第1の方向A
へ全て同時に回転駆動する。こうすることにより、前記
谷間領域2に横臥した態様で保持されている前記試験管
3は第2の方向Bへ自転する。
【0015】スライド駆動機構30は、図2の(a)
(b)に示すように、駆動モータ31の回転力を、ギヤ
32,無端チェーン33,ギヤ34,駆動シャフト3
5,一対のギヤ36A及び36Bを介して、コンベア両
側に装備されている一対の搬送用無端チェーン37A,
37Bに対して伝達する。
【0016】搬送用無端チェーン37A,37Bは、図
1の(a)(b)に示すように、ガイドギヤ38a,3
8bを備えた案内機構38により案内され、搬送経路1
に沿って循環移動し得るものとなっている。搬送用無端
チェーン37A,37Bには図2の(a)(b)に示す
ように、複数のスライド操作部材39が搬送経路1の方
向に沿って所定間隔Lをもって取付けられている。各ス
ライド操作部材39は、全体が略短冊状をなし、その中
央部に前記試験管3の底部に接触して同試験管を搬送操
作するための操作用突片39aを有している。そして各
スライド操作部材39は、それぞれの両端を搬送用無端
チェーン37A,37Bに対し、取付け部材を介して取
付けられており、全体が水平な状態に支持されている。
【0017】かくして複数のスライド操作部材39は、
搬送用無端チェーン37A,37Bの動きに伴って移動
する。これにより、保持ローラ機構10の谷間領域2に
横臥した態様で保持されている複数の検体入り試験管3
は、各試験管の底部近傍に位置する各操作用突片39a
によってそれぞれの底部を押圧操作される。その結果、
各検体入り試験管3は保持ローラ11,12の軸心に沿
った方向へ一斉にスライド操作され、目的個所まで搬送
されることになる。
【0018】本実施形態の検体撹拌搬送コンベアは、図
1の(a)(b)に示すように、CPUからなるコント
ローラ40を備えている。このコントローラ40は、前
記回転駆動機構20とスライド駆動機構30とを、それ
ぞれ独立に又は相互に関連付けて正逆速度制御すること
が可能な如く設けられている。
【0019】すなわち上記コントローラ40は、回転駆
動機構20による保持ローラ11,12の回転の方向及
び速度を制御することにより、試験管3の自転の方向及
び速度を制御し得ると共に、スライド駆動機構30によ
る搬送用無端チェーン37A,37Bの移動の方向及び
速度、つまりスライド操作部材39の移動の方向及び速
度を制御することにより、試験管3の搬送の方向及び速
度を制御し得るものとなっている。
【0020】「動作」今、コントローラ40により、回
転駆動機構20及びスライド駆動機構30が所定の動作
状態に制御されているコンベアの搬送開始端に、採血し
た血液と抗凝固剤とが入った試験管3を送り込んだとす
る。そうすると、この試験管3は最初のローラユニット
10U、すなわち対をなす保持ローラ11a,12aの
谷間領域2に横臥した態様で保持され、かつ回転駆動機
構20によりAの方向へ所定速度で回転駆動されている
保持ローラ11a,12bの上でBの方向へ自転を開始
する。同時に上記試験管3は、スライド駆動機構30に
よって循環移動している搬送用無端チェーン37A,3
7Bの移動に伴って移動するスライド操作部材39の操
作突片39aにより、谷間領域2内を保持ローラ11
a,12aの軸心に沿った方向へスライド操作される。
かくして試験管3は自転しながら目的個所まで搬送され
ていく。
【0021】図3の(a)(b)は、上記と同様に複数
の試験管3を次々とコンベアの搬送開始端側から送り込
んだときの様子を示している。各試験管3は、複数のロ
ーラユニット10U(11a,12a),(11b,1
2b)〜(11i,12i)〜(11n,12n)の谷
間領域2を順次移動していくとき、図3の(b)に示す
ように上下に揺動を繰り返す。すなわち各保持ローラの
外形Dの変化に応じて谷間領域2はその深さが深くなっ
たり浅くなったりしている。このため上記谷間領域2内
を順次移動する試験管3は、あたかも連続的に打ち寄せ
る波の上を順次乗り越えるときのような上下の揺動を連
続的に与えられながらスライドしていくことになる。こ
の結果、試験管3の中の血液と抗凝固剤とは、試験管3
の自転と揺動とが複合された複雑な動きによって、極め
て効率よく撹拌される。
【0022】なおコントローラ40によって、回転駆動
機構20とスライド駆動機構30とを、それぞれ独立に
又は相互に関連付けて正逆速度制御することより、さら
に多様な撹拌条件(撹拌の仕方)を設定できる。すなわ
ち回転駆動機構20による保持ローラ11,12の回転
の方向及び速度を制御することにより試験管3の自転の
方向及び速度を任意に制御することができる。又、スラ
イド駆動機構30による搬送用無端チェーン37A,3
7Bの移動の方向及び速度、つまりスライド操作部材3
9の移動の方向及び速度を制御することにより、試験管
3の搬送の方向及び速度を所望の状態に制御することが
できる。したがって、これらの制御を適宜組み合わせれ
ば、多様な撹拌条件(撹拌の仕方)を設定することがで
きる。
【0023】(実施形態における特徴点) [1]実施形態に示された検体撹拌搬送コンベアは、搬
送経路1に沿って、相互間に谷間領域2が得られるよう
に、水平方向に並べて配置された複数の保持ローラ1
1,12からなるローラユニット10Uを有し、上記ロ
ーラユニット10Uの谷間領域2に検体入り試験管3を
横臥した態様で保持可能に設けられた保持ローラ機構1
0と、この保持ローラ機構10における前記ローラユニ
ット10Uの各保持ローラ11,12を第1の方向Aへ
同時に回転駆動することにより、前記谷間領域2に横臥
した態様で保持されている前記試験管3を、上記第1の
方向Aとは逆向きの第2の方向Bへ自転させる回転駆動
機構20と、前記谷間領域2に横臥した態様で保持され
ている検体入り試験管3を、前記保持ローラ11,12
の軸心に沿った方向へスライドさせるスライド駆動機構
30と、を備えたことを特徴としている。
【0024】上記検体撹拌搬送コンベアにおいては、試
験管3の自転による検体の撹拌が、検体の搬送中におい
て自動的に行なわれ得るので、煩わしさがなく、必要か
つ十分な撹拌を安定的に行なえる。また検体の搬送中に
撹拌が行なわれるため、撹拌作業のための時間を格別に
確保しなくてもよい。このため次工程の処理作業を速や
かに開始することが可能となり、トータルの検体処理作
業時間を短縮することができる。
【0025】[2]実施形態に示された検体撹拌搬送コ
ンベアは、前記[1]に記載の検体撹拌搬送コンベアで
あって、前記保持ローラ機構10は、複数のローラユニ
ット10U(11a,12a),(11b,12b)〜
(11i,12i)〜(11n,12n)が前記搬送経
路1に沿って連続設置されていることを特徴としてい
る。
【0026】上記検体撹拌搬送コンベアにおいては、ロ
ーラユニット10U(11a,12a),(11b,1
2b)〜(11i,12i)〜(11n,12n)の数
を増減することによって、搬送コンベアの長さを搬送経
路1の長さに応じて比較的容易に調整設定することがで
きる。
【0027】[3]実施形態に示された検体撹拌搬送コ
ンベアは、前記[1]又は[2]に記載の検体撹拌搬送
コンベアであって、前記保持ローラ11,12の外径D
が、当該ローラの軸心に沿って漸減及び漸増(単一ロー
ラにおける漸減及び漸増を含む)を交互に繰り返すよう
に形成されていることを特徴としている。
【0028】上記検体撹拌搬送コンベアにおいては、検
体入り試験管3が保持ローラ11,12の軸心に沿って
スライドするのに伴い、当該試験管3が起伏動作するこ
とになる。このため検体の撹拌がより効率よく行なわれ
る。
【0029】[4]実施形態に示された検体撹拌搬送コ
ンベアは、前記[2]に記載の検体撹拌搬送コンベアで
あって、前記保持ローラ11,12の外径Dが、当該ロ
ーラの軸心に沿って前記各ローラユニット10U(11
a,12a),(11b,12b)〜(11i,12
i)〜(11n,12n)ごとに漸減と漸増とを交互に
繰り返すように形成されていることを特徴としている。
【0030】上記検体撹拌搬送コンベアにおいては、全
てのローラを一様な截頭円錐形に形成することができる
ため、構成が簡単で安価に製作可能となる。
【0031】[5]実施形態に示された検体撹拌搬送コ
ンベアは、前記[1]ないし[4]のいずれか一つに記
載の検体撹拌搬送コンベアであって、前記回転駆動機構
20と前記スライド駆動機構30とを、それぞれ独立に
又は相互に関連付けて正逆速度制御することが可能なコ
ントローラ40を備えたことを特徴としている。
【0032】上記検体撹拌搬送コンベアにおいては、次
のような動作を行なわせ得る。例えば試験管3の自転速
度とスライド速度との比率を適宜変更することにより、
検体の撹拌条件を最適化することが可能である。また回
転駆動機構20のみを動作させることにより、試験管3
をコンベア上の一定位置で回転のみ行なわせて長さの短
いコンベア上での撹拌促進を図ったり、スライド駆動機
構30のみを動作させることにより、試験管3を全く回
転させずにスライド動作のみ実行させて急搬送させるこ
とができる。さらに試験管3の自転速度とスライド速度
との比率を一定に保った状態で、両者を互いに関連付け
て速度制御することも可能である。さらにまた試験管3
の回転方向を適時(たとえば所定時間ごとに交互に)逆
転して撹拌効率を向上させることが可能である。また、
必要に応じて試験管3を適時逆方向へ搬送して撹拌時間
の延長を図ったりすることもできる。
【0033】(変形例)前述の一実施形態に示された検
体撹拌搬送コンベアは、下記の変形例を含んでいる。
【0034】・単一の保持ローラにおけるローラ外径が
漸減及び漸増を繰り返しているもの。
【0035】・対をなす保持ローラが同一角度で傾斜す
るように配置されたローラユニットを有するもの。
【0036】・3個以上の保持ローラが水平方向へ一列
に又は上下にジグザグして二列に配列されたローラユニ
ットを有するもの。
【0037】・血液以外の検体例えば尿などを所要の処
理剤と混合する場合に適用したもの。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、下記のような利点を有
する作用効果を有する検体撹拌搬送コンベアを提供でき
る。
【0039】a.検体搬送中において、検体入り試験管
の回転や揺動により検体と抗凝固剤との撹拌が自動的に
行なわれるので、煩わしさがなく、必要かつ十分な撹拌
を安定的に行なえる。
【0040】b.撹拌が検体搬送中に行なわれるため、
撹拌作業のための時間を格別に確保しなくてもよい。こ
の結果、次工程の処理作業を速やかに開始することが可
能となり、トータルの検体処理作業時間を短縮すること
ができる。
【0041】c.検体入り試験管の搬送の方向及び速
度、同試験管の回転の方向及び速度等を所望状態に制御
できるため、搬送経路の長さなどに応じて、撹拌条件を
適切に調整設定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る検体撹拌搬送コンベ
アの構成を示す図で、(a)は上面図、(b)は側面
図。
【図2】本発明の一実施形態に係る検体撹拌搬送コンベ
アの駆動機構部周辺の構成を示す図で、(a)は側面
図、(b)は搬送開始端側の端面図。
【図3】本発明の一実施形態に係る検体撹拌搬送コンベ
アの動作説明図で、(a)は部分上面図、(b)は
(a)のb−b線部分で切断して示す部分側断面図。
【符号の説明】
1…搬送経路 2…谷間領域 3…検体入り試験管 10…保持ローラ機構 11,12…保持ローラ (11a,12a),(11b、12b)〜…保持ローラ群 20…回転駆動機構 21…駆動モータ 22、24,25、32,34…ギヤ 23,33…無端チェーン 26、27…保持ローラのシャフト 30…スライド駆動機構 31…駆動モータ 35…駆動シャフト 36A及び36B…一対のギヤ 37A,37B…一対の搬送用無端チェーン 38…案内機構 38a,38b…ガイドギヤ 39…スライド操作部材 39a…操作用突片 40…コントローラ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送経路に沿って、相互間に谷間領域が得
    られるように、水平方向に並べて配置された複数の保持
    ローラからなるローラユニットを有し、上記ローラユニ
    ットの谷間領域に検体入り試験管を横臥した態様で保持
    可能に設けられた保持ローラ機構と、 この保持ローラ機構における前記ローラユニットの各保
    持ローラを第1の方向へ同時に回転駆動することによ
    り、前記谷間領域に横臥した態様で保持されている前記
    試験管を、上記第1の方向とは逆向きの第2の方向へ自
    転させる回転駆動機構と、 前記谷間領域に横臥した態様で保持されている検体入り
    試験管を、前記保持ローラの軸心に沿った方向へスライ
    ドさせるスライド駆動機構と、を備え、前記保持ローラの外径は、当該ローラの軸心に
    沿って漸減及び漸増を交互に繰り返すように形成されて
    いる ことを特徴とする検体撹拌搬送コンベア。
  2. 【請求項2】前記保持ローラの外径は、当該ローラの軸
    心に沿って前記各ローラユニットごとに漸減と漸増とを
    交互に繰り返すように形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の検体撹拌搬送コンベア。
  3. 【請求項3】前記回転駆動機構と前記スライド駆動機構
    とを、それぞれ独立に又は相互に関連付けて正逆速度制
    御することが可能なコントローラを更に備えたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の検体撹拌搬送コンベ
    ア。
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