JP2764249B2 - 中間醗酵機 - Google Patents
中間醗酵機Info
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Description
製品生地を醗酵させる中間醗酵機に関するものである。
は、丸め機19から搬送された生地Mを整形機20で整
形する前に比較的短い時間醗酵させる中間醗酵工程があ
り、この工程を自動化するものとして中間醗酵機21が
ある。該中間醗酵機21の一例としては、等ピッチ毎に
バケット2を架懸した循環チェーン3を、複数のチェー
ンホイール5に巻回し、前記バケット2が、所定の温度
・湿度に設定された下部醗酵室4aにおいて前記丸め機
19に接続した投入シュート19aから生地投入口22
を経て搬送された生地Mを順次乗せて一旦上方へ運行
し、前記下部醗酵室4aに連通して設けた上部醗酵室4
b内で水平方向へ複数回往復運行する間に生地Mを醗酵
させ、更に、生地Mを上部醗酵室4bの下面に開口した
生地排出口23を経て排出シュート24へ排出した後、
再び下方へ運行すると共に下部醗酵室4a内で上下方向
へ複数回往復運行して元の位置まで循環するように構成
されたオーバーヘッド型のものがある。
記丸め機19から生地Mが搬送される時間間隔に比例し
て前記循環チェーン3の運行速度を増減することによ
り、前記下部醗酵室4aの生地投入口22において総て
のバケット2に生地Mが順次投入されるようにしてい
る。これは、生地Mが投入されない空状態のバケット2
が運行されると、前記排出シュート24から醗酵済みの
生地Mが排出される時間間隔が不規側になり、次工程の
整形機20の待ち時間が不要に長くなるので、そのよう
な事態を防止するためである。
時間は生地Mの種類により定まっていることを考慮し
て、前記循環チェーン3の運行速度が増減しても所望の
醗酵時間を確保できるように、生地Mが生地投入口22
から生地排出口23に至るまでの通過時間を調整するこ
とができる。
に直角で反対方向となる関係にある1組のチェーンホイ
ール5c,5dを、それぞれ矢印c,d方向(水平方
向)及び矢印c′,d′方向(上下方向)へ移動自在と
し、これら1組のチェーンホイール5c,5dを、駆動
チェーンホイール25に巻回した移動チェーン26を介
して連結している。そして、循環チェーン3の運行速度
が増加した場合には、駆動チェーンホイール25を正転
して、1組のチェーンホイール5c,5dをそれぞれ矢
印d,d′方向へ移動させることにより、循環チェーン
3の生地投入口22から生地排出口23に至る運行距離
を長くする。逆に、循環チェーン3の運行速度が減少し
た場合には、駆動チェーンホイール25を反転して、1
組のチェーンホイール5c,5dをそれぞれ矢印c,
c′方向へ移動させることにより、循環チェーン3の生
地投入口22から生地排出口23に至る運行距離を短く
する(特公昭57-10705号公報参照) 。
示の中間醗酵機では、1組のチェーンホイール5c,5
dが循環チェーン3に引っ張られて位置ずれするのを防
止するために、1組のチェーンホイール5c,5d又は
前記駆動チェーンホイール25をロックする等しなけれ
ばならず、ロック機構等の付加装置が不可欠である。こ
のため、醗酵時間の調整を行うには、ロック機構等を一
旦解除し、1組のチェーンホイール5c,5dをそれぞ
れ位置決めした後、更にロック機構等を固定しなければ
ならず、操作が複雑であることに加え、構造も複雑であ
るという問題がある。
で且つ構造が簡単な中間醗酵機を提供することである。
は、等ピッチ毎にバケットを架懸した無端状の循環チェ
ーンを、醗酵室内に設けたチェーンホイールに巻回して
往復運行させ、バケットが、醗酵室に投入された生地を
循環チェーンの送り側の運行過程における定位置で順次
受取り、循環チェーンが醗酵室内を運行する間に生地を
醗酵させ、この後に生地を排出して、循環チェーンの戻
り側の運行過程を経て再び定位置へ循環するものであ
る。複数のチェーンホイールのうち循環チェーンの送り
側を巻回した一のチェーンホイールと戻り側を巻回した
他のチェーンホイールとを、それぞれに作用する循環チ
ェーンの張力が相反するように配置し、且つ、これらの
各チェーンホイールをスライダに軸支している。スライ
ダは、回転駆動するねじ棒に循環チェーンの相反する張
力方向に沿って変位自在に螺合している。
駆動させることにより、スライダに軸支された各チェー
ンホイールを、スライダと共に所定方向へ一体的に移動
することができる。また、スライダは、ねじ棒に螺合し
ているので、ねじ棒を回転駆動させない限り変位するこ
とがない。このため、スライダに軸支された各チェーン
ホイールに循環チェーンの張力等の外力が作用しても、
これらの各チェーンホイールが位置ずれすることがな
い。
び図2に示すように、一対の無端状チェーン1の間に複
数のバケット2を等ピッチ毎に架懸してなる循環チェー
ン3を、断面L字形の本体ケース4の内部に形成された
空間で生地Mを醗酵させるのに適切な温度・湿度に保た
れている下部醗酵室4a及び上部醗酵室4bに設けた複
数のチェーンホイール5に巻回し、バケット2が、前記
下部醗酵室4a内のP位置で生地Mを順次受取って一旦
上方へ運行し(区間P〜Q)、前記上部醗酵室4b内を
水平方向で互いに相反する矢印a,b方向に往復運行す
る間に生地Mを醗酵させて(区間Q〜R)、R位置でバ
ケット2を反転して生地Mを排出し、更に上部醗酵室4
b内を矢印a,b方向に往復運行して(区間R〜S)、
再び下部醗酵室4a内を下方へ運行(区間S〜P)する
ものである。
るために、P位置でバケット2の数の半分だけに生地M
を投入し、R位置では下部醗酵室4a及び上部醗酵室4
bを一回半循環した他の半分のバケット2に投入されて
いる生地Mを排出するようにすることもできる。
丸め機6との間を連通する投入シュート6aを設け、該
投入シュート6aを経て前記丸め機6から搬送される生
地Mを、前記下部醗酵室4a内を上昇する空状態のバケ
ット2にP位置において投下するようにしている。前記
上部醗酵室4bは、外壁下方を貫通して排出シュート4
cを設け、バケット2が前記排出シュート4cの上端開
口の真上のR位置に達すると図外の装置によりバケット
2を反転して、生地Mを前記排出シュート4c内へ落下
するようにしている。そして、バケット2から落下した
生地Mは、前記排出シュート4cに案内されて図外の整
形機に達する。
部醗酵室4bにある2組のチェーンホイール5a,5b
は、一方のチェーンホイール5aが循環チェーン3の送
り側を巻回し他方のチェーンホイール5bが循環チェー
ン3の戻り側を巻回し、且つ、それぞれに作用する循環
チェーン3の張力が矢印a,b方向に相反する位置関係
にある。また、これら2組のチェーンホイール5a,5
bは、図2及び図3に示すように、直立姿勢で対面した
板状の一対のスライダ7の間に軸受7aを介して架懸さ
れた4本の支軸8の両端内方に各々固定されている。
7の外側面から突出した両端部に、前記2組のチェーン
ホイール5a,5bに対して独立的に回転自在なガイド
ローラ9を各々設けている。前記一対のスライダ7は、
それぞれの外側面に矢印a,b方向に貫通したねじ穴1
0を有する雌ねじ部材11を固定している。
図4に示すように、矢印a,b方向に延びるガイドレー
ル12が2本ずつ設けられており、これら4本のガイド
レール12によって前記4本の支軸8の両端部に設けた
8個のガイドローラ9をそれぞれ矢印a,b方向へ転動
自在に案内するようにしている。前記4本のガイドレー
ル12は、図2及び図3によく表れているように、それ
ぞれの両端部を前記本体ケース4のフレーム4dにボル
ト13で固定されている。
印a,b方向に延びるねじ棒14a,14bが1本ずつ
設けられており、これら2本のねじ棒14a,14b
に、前記一対のスライダ7の各雌ねじ部材11のねじ穴
10がそれぞれ螺合している。前記各ねじ棒14a,1
4bの一端部は、回転軸15aによって連動する2個の
減速器15bを介して駆動源15に連結され、他端部は
前記ガイドレール12の内側面にボルト16aで固定さ
れたブラケット17に軸受17aを介して回転自在に支
持されている。
ON/OFF操作することにより正反転自在な電動機で
あり、前記減速機15bと共にボルト16bで前記本体
ケース4のフレーム4dに固定されている。また、前記
片方のねじ棒14bの他端には回転角検出器18が連結
され、該回転角検出器18によりねじ棒14bの回転角
を検出して、前記一対のスライダ7の変位を測定できる
ようにしている。
いて説明する。例えば、前記丸め機6から生地Mが投入
される時間間隔が短く循環チェーン3の運行速度を増加
しなければならない場合、或いは生地Mが醗酵するのに
比較的長時間を要する種類のものである場合には、前記
駆動源15により前記ねじ棒14a,14bを正転し
て、前記一対のスライダ7を矢印b方向へ変位させる。
これによって、2組のチェーンホイール5a,5bが矢
印b方向へ移動するので、バケット2がP位置で生地M
を受取って醗酵させた後にR位置で排出するまでの循環
チェーン3の送り側の運行距離延(区間P〜R)が延長
され、同時に、バケット2が生地MをR位置で排出して
再びP位置に循環するまでの循環チェーン3の戻り側の
運行距離(区間R〜P)が短縮されることになる。
る時間間隔が長く循環チェーン3の運行速度を減少しな
ければならない場合、或いは生地Mが比較的短時間で醗
酵する種類のものである場合には、前記ねじ棒14a,
14bを反転して前記一対のスライダ7を矢印a方向へ
変位させる。これによって、2組のチェーンホイール5
a,5bが矢印a方向へ移動するので、循環チェーン3
の送り側の運行距離延(区間P〜R)が短縮され、同時
に、循環チェーン3の戻り側の運行距離(区間R〜P)
が延長されることになる。
ール5a,5bを、前記ねじ棒14a,14bに変位自
在に螺合した一対のスライダ7と共に矢印a,b方向に
一体的に移動するように構成しているので、前記ねじ棒
14a,14bを回転駆動させない限り、2組のチェー
ンホイール5a,5bが移動することはない。このた
め、従来例のようにロック機構等を設けて2組のチェー
ンホイール5a,5bを固定する必要がない。また、前
記ねじ棒14a,14bを回転駆動させるには、前記切
換スイッチをON/OFF操作して前記駆動源15を起
動させるだけで行える。従って、生地Mの醗酵時間の調
整を行う操作が極めて容易であり、しかも構造が簡単で
ある。
7と共に2組のチェーンホイール5a,5bが移動する
ようにしたが、1組又は3組以上であってもよく、ま
た、ねじ棒14a,14bは必ずしも2本必要ではな
く、いずれか1本で前記一対のスライダ7を螺合するよ
うにしてもよい。
における往復運行方向を水平方向である矢印a,b方向
としたが、上下方向に往復運行するようにしてもよく、
更には、前記ねじ棒14a,14bを直立姿勢にして、
前記一対のスライダ7が上下方向へ変位するようにして
もよい。この場合でも、前述したように一対のスライダ
7をねじ棒14a,14bに沿って変位させるには、前
記ねじ棒14a,14bを回転駆動しなければならない
ので、従来例のようなロック機構等を設けなくても、2
組のチェーンホイール5a,5bを一旦位置決めする
と、2組のチェーンホイール5a,5bが自重又は一対
のスライダ7の荷重によって降下することがない。
ダと共に移動する各チェーンホイールに外力が作用して
も、これらの各チェーンホイールが位置ずれすることが
ないので、従来例のようにロック機構等を設ける必要が
なく、またロック機構等の解除及び固定操作を行う必要
がない。従って、生地の醗酵時間の調整を行う操作が極
めて容易であり、しかも構造が簡単である。
概略図。
Claims (1)
- 【請求項1】 等ピッチ毎にバケットを架懸した無端状
の循環チェーンを、醗酵室内に設けたチェーンホイール
に巻回して往復運行させ、前記バケットが、前記醗酵室
に投入された生地を前記循環チェーンの送り側の運行過
程における定位置で順次受取り、前記循環チェーンが前
記醗酵室内を運行する間に前記生地を醗酵させ、この後
に前記生地を排出して、前記循環チェーンの戻り側の運
行過程を経て再び定位置へ循環する中間醗酵機におい
て、 前記複数のチェーンホイールのうち前記循環チェーンの
送り側を巻回した一のチェーンホイールと戻り側を巻回
した他のチェーンホイールとを、それぞれに作用する前
記循環チェーンの張力が相反するように配置し、且つ、
これらの各チェーンホイールを、回転駆動するねじ棒に
前記循環チェーンの相反する張力方向に沿って変位自在
に螺合したスライダに軸支したことを特徴とする中間醗
酵機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10413695A JP2764249B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 中間醗酵機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10413695A JP2764249B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 中間醗酵機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08294351A JPH08294351A (ja) | 1996-11-12 |
JP2764249B2 true JP2764249B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=14372693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10413695A Expired - Fee Related JP2764249B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 中間醗酵機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2764249B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4932277B2 (ja) * | 2006-02-24 | 2012-05-16 | 株式会社オシキリ | コンベア |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10413695A patent/JP2764249B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08294351A (ja) | 1996-11-12 |
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