JP4932277B2 - コンベア - Google Patents

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本発明はコンベアに関し、特に、パン製造などにおいて使用されるのに適したコンベアに関する。
例えば、パン製造においては、パン生地をコンベアに載せ、丸め工程、発酵工程、焼成工程など種々の工程に通して、それぞれの処理を行うようになっている。(特許文献1及び2参照)。
特開平08−294351号公報 特開平09−140319号公報
そのようなコンベアとしては、左右に平行に設定された無端金属チェーンと、該チェーンがかけられるスプロケットと、該金属チェーンの運動方向で一定間隔をあけて左右の金属チェーンの間に設定され連結されたバスケットとを備え、該バスケットにパン生地などの食材を載置して搬送するものが知られている。
しかし、このようなコンベアでは、チェーンとスプロケットの摩擦による金属粉が発生したり、チェーンの潤滑油の油だれが生じたり、更に、この潤滑油に金属粉や食材粉等が混じって当該チェーンやスプロケットに付着して堆積し、それが剥離して搬送する食材などに異物として混入したりするなどの問題を生じる虞があった。
そのような問題を解消するために、金属性のチェーンを使用せずに、通常、タイミングベルト及びタイミングプーリーと呼ばれている樹脂製の歯付無端ベルトと歯付きプーリーを使用するコンベアも考えられる。しかし、タイミングプーリーは、歯と歯の間の溝部分に、食材粉等がたまってしまい、ベルトとプーリーとの適正な噛合いが阻害され、ベルトの歯飛びや脈動が起こり、安定した搬送ができなくなる虞がある。更に、ベルトの歯とプーリーの歯との間の摩擦によると考えられるスティックスリップ(付着・滑り)現象により、ベルトとプーリーの噛み合い時に、不安定な挙動が起こる虞もある。
本発明は上記の事情を鑑みてされたものであり、安定した搬送を可能とすると共に、異物の発生を抑制することができ、特に、パンなどの食品製造工程で用いるのに適したコンベアを提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、
同一の回転中心軸線を中心として回転可能とされ、相互に間隔をあけて設けられた一対の円板状部材、及び、該一対の円板状部材の相互に対向する夫々の面上において、同一の半径の円上に等間隔に配置されて片持ち梁式に支持された複数のローラであって、各ローラが、当該プーリーの回転中心軸線に平行な軸線を中心に回転可能とされている複数のローラを有する一対のプーリーと、
対応するプーリーに掛けられる一対の無端ベルトであって、夫々が、対応するプーリーのローラに係合される複数の歯を有する一対の無端ベルトと、
該一対の無端ベルトの間に配置されて連結され、食品材料等の物品を載置し搬送する物品搬送部材と
を有することを特徴とするコンベアを提供する。
このコンベアでは、プーリーの歯付無端ベルトの歯と係合される部分が、上記の通りの片持ち梁式のローラとされるので、前述したタイミングプーリー(歯付きプーリー)のような歯と歯の間の溝が存在せず、食材粉等が溜まることがない。そのため、タイミングプーリーを用いた場合に生じていたベルトの歯飛びや脈動が起こりにくく、安定した搬送作用が可能となる。また、ベルトの歯と係合するローラは、回転可能とされており、ベルトの歯と係合して摩擦が生じるような場合には回転されるので、前述したスティックスリップ現象を抑制することができる
また、ローラは、前述した本発明に係るプーリーの場合と同様に、それぞれ、該円板状部材の一側面から、該回転中心軸線に平行に突出するように取り付けられた支持シャフトの回りで回転可能に取り付けられた円筒状のローラとすることができ、更に、その軸線方向両端に、該ローラに係合された無端ベルトが外れるのを防ぐフランジを有するようにすることができる。
また、無端ベルトは、その隣り合う歯の間の歯底部分が、該ローラと同じ半径を有するようにすることができる。これにより、がたつきのない安定した操作が可能となる。
更に、無端ベルトの歯先部分から歯底部分までの歯面は、各ローラが、該歯先部分で係合を開始して歯底部分との係合位置に至るまで変位するときに、該ローラが、該歯面との係合により、該ローラの該軸線に周りでの回転を伴いながら変位するようにする輪郭とすることが好ましい。前述のスティックスリップ現象を抑制するためである。
本発明に係るコンベアは、以上のように構成されるものであり、従来技術において生じていた前述のベルトの歯飛びや脈動やスティックスリップ現象の発生を抑制することを可能とする。また、潤滑油や材料粉などによる汚染を抑制することができるので、パン製造などの食品製造工程において食材を衛生的な環境で搬送することが可能となる。
以下、本発明をパン製造におけるプルファー工程で用いる無端コンベアに適用した実施形態につき添付図面に基づき説明する。
図1は、該無端コンベア10の一部分を示し、該無端コンベアにおける歯付無端ベルト12とプーリー14との関係を示す概要説明図、図2は図1の一部拡大図、図3は同プーリーの具体的構成を示す断面側面図である。
図示のように、該コンベア10は、回転中心軸線Aを中心に回転可能とされ、該回転中心軸線方向で相互に間隔をあけて設けられた一対のプーリー14(図1、図3においては一方のプーリーのみを示しているが、他方のプーリーは、図1で見て、回転中心軸線Aの手前側に設けられ、図3で見て、左側に設けられる)と、該プーリーに掛けられる一対の歯付無端ベルト12と、該歯付無端ベルト12の間に配置されて該歯付無端ベルトに取り付けられたパン生地搬送部材20とを有している。
各プーリー14は、回転中心軸線Aを中心として回転可能とされた円板状部材22と、夫々、他方のプーリーに向かう当該円板状部材22の面23上において、同一半径の円B上に等間隔に配置されて支持された複数のローラ24とを有する。各ローラ24は、プーリー14の回転中心軸線Aに平行な軸線Cを中心に回転可能とされている。
図3に詳細に示すように、円板状部材22は、当該コンベア10のフレーム26に取り付けられたベアリング28によって軸受けされた回転シャフト30に固定されており、ローラ24は円筒状とされ、該円板状部材の周縁部分に片持ち梁式に固定された支持シャフト32上に回転可能に取り付けられており、その両端には該ローラに係合したベルト12が外れるのを防止するためのフランジ34が形成されている。
各歯付無端ベルト12は、プーリー14のローラ24に係合される複数の歯42を有している。図1及び図2に示すように、隣り合う歯42の間の歯底部分44は、そこに係合されるローラ24とほぼ同じ半径を有するようにされている。また、歯42の歯先部分46から歯底部分44までの歯面は、ローラ24が、該歯付無端ベルト12の歯先部分46で係合を開始して歯底部分44との係合位置に至るまで変位するときに、該ローラ24が、該歯先部分46から歯底部分44までの歯面との係合により、該ローラ24の該支持シャフト32の周りで、矢印Dで示すように、回転(図2参照)を伴いながら変位するように輪郭が付けられている。
歯付無端ベルト12及びローラ24は、潤滑油の供給なしに円滑に作動することができるような樹脂によって作ることが好ましく、例えば、歯付無端ベルトはウレタン系樹脂とし、ローラ24はナイロン系樹脂とされる。また、これら歯付無端ベルト及びローラ24は、小麦粉などの浮遊物が付着しにくいように、帯電しにくい材料とすることが好ましい。
パン生地搬送部材20は、一対の歯付無端ベルトの間を水平に延びる支持バー50(図3)と、該支持バーによって支持されてパン生地を載置するバスケット52とを有している。支持バー50の両端には係合ピン54が設けられており、歯付無端ベルトに設けられた支持穴56に挿入されて、該支持バー50を該歯付無端ベルト12に支持する。図1に示す例では、支持穴56は、歯付無端ベルト12の2つおきの歯42に形成されており、実際には、それらの支持穴のすべてにパン生地搬送部材20が取り付けられることになるが、図1及び図3では、その一部のみを示している。
図1の例では、無端コンベア12の左側走行部が下方へ動き、右側走行部が上方へ動くようになっており、図2に示すように、該歯付無端ベルト(の左側走行部)の歯42がプーリー14のローラ24に係合され始められると、該ローラ24は左側走行部の歯面との摩擦によって支持シャフト32上で、適宜回転を行いながら、歯付無端ベルト12の歯底部分44に至り、ほぼ180°回転された後、該プーリーの歯との摩擦により支持シャフト32上で適宜回転を行いながら、該プーリーから離れ上方へ移行する。
以上のように、本発明に係るプーリーを用いたコンベアでは、プーリーに小麦粉や油などの堆積を防止することができ、パン生地などの所要物品を円滑に且つ衛生的に搬送することが可能となる。
本発明に係る無端コンベアの一部を示し、歯付無端ベルトとプーリーとの関係を示す概要説明図である。 図2の円IIで囲んだ部分の拡大図である。 図1のプーリーの取り付け状態を示す断面側面図である。
無端コンベア 10;歯付ベルト 12;プーリー 14;回転中心軸線 A;パン生地搬送部材 20;円板状部材 22;面 23;円 B;ローラ 24;フレーム 26;ベアリング 28;回転シャフト 30;支持シャフト 32;フランジ 34;歯 42;歯底部分 44;歯先部分 46;支持バー 50;バスケット 52;係合ピン54;支持穴 56

Claims (5)

  1. 同一の回転中心軸線を中心として回転可能とされ、相互に間隔をあけて設けられた一対の円板状部材、及び、該一対の円板状部材の相互に対向する夫々の面上において、同一の半径の円上に等間隔に配置されて片持ち梁式に支持された複数のローラであって、各ローラが、当該プーリーの回転中心軸線に平行な軸線を中心に回転可能とされている複数のローラを有する一対のプーリーと、
    対応するプーリーに掛けられる一対の無端ベルトであって、夫々が、対応するプーリーのローラに係合される複数の歯を有する一対の無端ベルトと、
    該一対の無端ベルトの間に配置されて該無端ベルトに連結され、食品材料を載置し搬送する物品搬送部材と
    を有することを特徴とするコンベア。
  2. 該ローラは、それぞれ、該円板状部材の該面から、該回転中心軸線に平行に突出するように取り付けられた支持シャフトの回りで回転可能に取り付けられた円筒状のローラとされている、ことを特徴とする請求項に記載のコンベア。
  3. 該ローラは、その軸線方向両端に、該ローラに係合された無端ベルトが外れるのを防ぐフランジを有することを特徴とする請求項又はに記載のコンベア。
  4. 該無端ベルトの隣り合う歯の間の歯底部分が、該ローラと同じ半径を有するようにしたことを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載のコンベア。
  5. 各ローラが、該無端ベルトの歯先部分で係合を開始して歯底部分との係合位置に至るまで変位するときに、該ローラが、該歯先部分から歯底部分までの歯面との係合により、該ローラの該軸線に周りでの回転を伴いながら変位するように、該歯先部分から歯底部分までの歯面が輪郭付けられていることを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載のコンベア。
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