JP4711222B2 - 搬送反転装置 - Google Patents

搬送反転装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4711222B2
JP4711222B2 JP2005164098A JP2005164098A JP4711222B2 JP 4711222 B2 JP4711222 B2 JP 4711222B2 JP 2005164098 A JP2005164098 A JP 2005164098A JP 2005164098 A JP2005164098 A JP 2005164098A JP 4711222 B2 JP4711222 B2 JP 4711222B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
frame
hole
holes
inclined conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005164098A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006335540A (ja
Inventor
賢一 永島
敬一 柿木
優 水谷
一成 大町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
Priority to JP2005164098A priority Critical patent/JP4711222B2/ja
Publication of JP2006335540A publication Critical patent/JP2006335540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4711222B2 publication Critical patent/JP4711222B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Description

本発明は、搬送反転装置に関し、更に詳細には、粉を付けた製品を搬送する間に反転させる搬送反転装置に関する。
従来から、トンカツなどのフライ材料を打ち粉などの粉体の層で上下から挟んで粉体を自動的に付け、フライ材料を搬送する連続したネットコンベヤの間の段差を利用してフライ材料を反転させて、余分な粉体を落す機能を有する粉付機が知られている。この粉付機は、大量のフライ材料に必要な粉体を付着させることが可能である。例えば、かかる粉付機は、フレームと、フレームに対して位置決めされ、粉を付けた製品を供給する主搬送コンベヤと、主搬送コンベヤの下流端の下方から斜め上方に延びる傾斜コンベヤとを有しており、傾斜コンベヤは、その両側に配置されたサイドフレームに回動可能に取付けられている。この粉付機では、粉を付けた製品が主搬送コンベヤによって搬送され、搬送された製品が主搬送コンベヤの下流端から落下し、傾斜コンベヤの上流端部に受け止められるまでの間に上下が反転し、反転された状態で傾斜コンベヤによって下流側に搬送される。大きさ又は長さの異なる製品を確実に反転させるために、傾斜コンベヤをサイドフレームに対して回動させることによって、主搬送コンベヤの下流端から傾斜コンベヤの上流端部までの落下高さが調整され、傾斜コンベヤは、落下高さが調整された状態でサイドフレームに固定される。
特開2001−103948号公報(図1)
粉を付着させるフライ材料の大きさ又は長さに対する粉付機の落下高さが適正でない場合、フライ材料が反転しないことがあり、フライ材料に粉体が良好に付着しないことがある。このため、上述した従来技術の粉付機では、落下高さを調整するために、長孔を有するブラケットをねじ止めすることによって、傾斜コンベヤをサイドフレームに固定していた。従って、製品の大きさ等に応じて落下高さを調整する際、ねじを締めたり緩めたりする必要があり、落下高さの変更に手間がかかっていた。特に、工場においてパート契約のオペレータが落下高さの変更を行うことは困難であった。
そこで、本発明の目的は、主搬送コンベヤの下流端から傾斜コンベヤの上流端部までの落下高さの変更が容易な搬送反転装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明による搬送反転装置は、粉を付けた製品を上流側から下流側に向かう搬送方向に搬送する間に反転させる搬送反転装置であって、フレームと、フレームに対して位置決めされ、粉を付けた製品を供給する主搬送コンベヤと、を有し、この主搬送コンベヤは、供給された製品を落下させるための下流端を有し、更に、主搬送コンベヤの下流端の下方から斜め上方に延びる傾斜コンベヤを有し、この傾斜コンベヤは、主搬送コンベヤの下流端から落下して上下が反転した製品を受け止めるための上流端部を有し、フレームは、傾斜コンベヤの両側に配置されたサイドフレームを有し、傾斜コンベヤは、主搬送コンベヤの下流端から傾斜コンベヤの上流端部までの落下高さが変わるように、サイドフレームに回動可能に取付けられ、搬送方向に対して横方向に貫通するコンベヤ貫通孔を有し、サイドフレームの各々は、複数の落下高さに対応する傾斜コンベヤの各回動位置において、傾斜コンベヤのコンベヤ貫通孔と整列するフレーム貫通孔を有し、コンベヤ貫通孔の少なくとも一部分は、中空シャフトにより構成され、傾斜コンベヤは、コンベヤ貫通孔及びサイドフレームのフレーム貫通孔にシャフトを挿入することによって、フレームに対して位置決めされることを特徴としている。
このように構成された搬送反転装置によれば、粉を付けた製品が主搬送コンベヤによって搬送され、搬送された製品が主搬送コンベヤの下流端から落下しながら反転し、傾斜コンベヤの上流端部に受け止められる。次いで、反転した製品は、傾斜コンベヤによって下流側に搬送される。
主搬送コンベヤの下流端から傾斜コンベヤの上流端部までの落下高さを変えるとき、シャフトをコンベヤ貫通孔及びフレーム貫通孔から引き抜き、傾斜コンベヤを回動させ、所望の落下位置のところで、コンベヤ貫通孔とフレーム貫通孔とを整列させ、それらの中にシャフトを通す。それにより、傾斜コンベヤがフレームに対して固定される。
本発明の搬送反転装置は、コンベヤ貫通孔とフレーム貫通孔とを整列させて、シャフトを出し入れするだけなので、主搬送コンベヤの下流端から傾斜コンベヤの上流端部までの落下高さを容易に変更できる。
また、このように構成された搬送反転装置では、中空シャフトにより構成されるコンベヤ貫通孔とフレーム貫通孔とを整列させた状態で、一方のサイドフレームのフレーム貫通孔に挿入されたシャフトは、中空シャフトに案内されて、自動的に他方のサイドフレームのフレーム貫通孔に導かれそこに挿入される。それにより、落下高さの変更作業が更に容易になる。
本発明の実施形態において、好ましくは、コンベヤ貫通孔は、傾斜コンベヤの回動の中心軸から異なる距離に複数設けられ、複数のフレーム貫通孔は、コンベヤ貫通孔の各々について、円弧状に配列される。
このように構成された搬送反転装置では、コンベヤ貫通孔が複数設けられているので、コンベヤ貫通孔が1つである場合と比べて、落下高さの微調整が可能になる。詳細には、仮に、コンベヤ貫通孔が1つだけ設けられ、複数のフレーム貫通孔を円弧状に設けた場合、落下高さの設定間隔を、シャフトの径よりも小さい値にすることはできない。これに対し、本発明では、コンベヤ貫通孔が複数設けられているので、1つのコンベヤ貫通孔では設定できない落下高さを他のコンベヤ貫通孔により設定することが可能になる。
本発明の実施形態において、好ましくは、傾斜コンベヤは、サイドフレームに回動可能に取付けられる回動部と、この回動部に対して摺動可能な摺動部と、を有し、コンベヤ貫通孔は、摺動部に1つ設けられ、フレーム貫通孔は、回動の中心軸から異なる距離のところに複数設けられる。
このように構成された搬送反転装置では、摺動部が設けられているので、摺動部を設けない場合と比べて、落下高さの微調整が可能になる。詳細には、仮に、コンベヤ貫通孔が1つだけ設けられ、摺動部が設けられていない場合、複数のフレーム貫通孔は円弧状に配列され、落下高さの設定間隔を、シャフトの径よりも小さい値にすることはできない。これに対し、本発明では、摺動部がない場合に設定できない落下高さを、摺動部によりコンベヤ貫通孔を移動させることによって設定することが可能になる。
本発明の実施形態において、好ましくは、傾斜コンベヤは、サイドフレームに回動可能に取付けられる回動部と、この回動部に対して摺動可能な摺動部と、を有し、コンベヤ貫通孔は、摺動部に複数設けられ、フレーム貫通孔は、回動の中心軸から異なる距離のところに複数設けられる。
このように構成された搬送反転装置では、コンベヤ貫通孔が複数設けられ且つ摺動部が設けられることにより、落下高さの微調整が可能になる。また、フレーム貫通孔を設ける位置の自由度が高くなり、落下高さ選択の幅が広くなる。詳細には、仮に、コンベヤ貫通孔が1つだけ設けられ、摺動部が設けられていない場合、複数のフレーム貫通孔は円弧状に配列され、落下高さの設定間隔を、シャフトの径よりも小さい値にすることはできない。これに対し、本発明では、コンベヤ貫通孔が1つだけ設けられ且つ摺動部がない場合に設定できない落下高さを、摺動部によりコンベヤ貫通孔を移動させることによって、及び/又は、追加したコンベヤ貫通孔により設定することが可能になる。
上記実施形態において、更に好ましくは、フレーム貫通孔の少なくともいくつかは、直線的に配列される。
このように構成された搬送反転装置では、摺動と回動の組合せにより、フレーム貫通孔が直線的に配列されているので、落下高さの大小と孔の配置とが整理され、どのフレーム貫通孔にシャフトを挿入すればよいのかが分かりやすくなる。
本発明により、主搬送コンベヤの下流端から傾斜コンベヤの上流端部までの落下高さの変更が容易な搬送装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明による搬送反転装置の実施形態を説明する。図1は、本発明による実施形態である搬送反転装置の概略的な正面図である。
図1に示すように、搬送反転装置1は、粉を付けたフライ製品Pを上流側から下流側に向かう搬送方向1aに搬送する間に反転させる装置であり、フレーム2と、フレームに対して位置決めされ、粉を付けた製品を供給する主搬送コンベヤ4と、その下流側に配置された副搬送コンベヤ6を有している。主搬送コンベヤ4は、供給された製品Pを落下させるための下流端4aを有し、副搬送コンベヤ6は、主搬送コンベヤ4の下流端4aの下方から斜め上方に延びる傾斜コンベヤ6を構成している。傾斜コンベヤ6は、主搬送コンベヤ4の下流端4aから落下して上下が反転した製品Pを受け止めるための上流端部6aを有している。
フレーム2は、主搬送コンベヤ4及び傾斜コンベヤ6を包囲するように設けられており、主搬送コンベヤ4及び傾斜コンベヤ6の両側に配置されたサイドフレーム8と、その上に配置された天井部分10とを有している。天井部分10には、主搬送コンベヤ4の上方から粉体を散布する粉体供給機12が設けられることが好ましい。また、傾斜コンベヤ6の下流側に排出コンベヤ14が設けられることが好ましい。排出コンベヤ14を設ける場合には、傾斜コンベヤの下流端ローラ34(図2参照)よりも下方に配置されることが好ましい。
主搬送コンベヤ4は、無端のネットコンベヤベルト16を有する。ネットコンベヤベルト16は、主搬送コンベヤ4の上流端4bから下流方向に向かって斜め上方に延び、次いで、下流端4aまで水平に延び、次いで、下流端4aの下方に傾斜コンベヤを受入れる空間4cを構成するように上流側斜め下方に延び、ローラ18を介して傾斜コンベヤ6の下方を下流側に水平に延び、最後に、先端駆動ローラ20を介して上流端4bに戻っている。先端駆動ローラ20には、ネットコンベヤを矢印16aの方向に移動させるために、先端駆動ローラ20を回転駆動させる駆動装置22が連結されている。駆動装置22は、例えば、先端駆動ローラ20に固定された第1のスプロケット22a、傾斜コンベヤの下方に設けられた第2のスプロケット22b、モータ及び減速機22cに固定された第3のスプロケット22d及び、これらのスプロケット22a、22b、22dの間で動力を伝達するためのチェーン22e、22fを含んでいる。
次に、図2〜図4を参照して傾斜コンベヤを説明する。図2は、傾斜コンベヤの概略的な正面図である。また、図3は、図2の線III−IIIにおける傾斜コンベヤの断面図であり、図4は、図2の線IV−IVにおける傾斜コンベヤの断面図である。
図2及び図3に示すように、傾斜コンベヤ6は、両側に配置された支持プレート26と、傾斜方向26aに摺動自在に支持プレート26に取付けられ且つ傾斜方向26aに延びるコンベヤフレーム28と、無端のネットコンベヤベルト30とを有している。ネットコンベヤベルト30は、上流端ローラ32からコンベヤフレーム28に沿って下流端ローラ34に延び、次いで、第1のアイドルローラ36、駆動ローラ38及び第2のアイドルローラ40を介して上流端ローラ32に戻っている。本実施形態では、支持プレート26、アイドルローラ36、40及び駆動ローラ38は、傾斜コンベヤ6の傾斜方向長さの略中央に配置されている。アイドルローラ36、40は、支持プレート26に回転可能に固定されている。
傾斜コンベヤ6は、主搬送コンベヤ4の下流端4aから傾斜コンベヤ6の上流端部6aまでの落下高さHが変わるように、サイドフレーム8に回動可能に取付けられている。詳細には、図3に示すように、駆動ローラ38は、駆動シャフト42に固定され、駆動シャフト42は、ベアリング44を介して支持プレート26に回転可能に支持されている。更に、駆動シャフト42は、ベアリング46を介してサイドフレーム8に回動可能に支持されている。かくして、支持プレート26及びアイドルローラ36,40は、サイドフレーム8に回動可能に取付けられる回動部50を構成する。回動の中心軸Aは、駆動シャフト38の軸線と一致している。
また、駆動シャフト42には、例えば、第4のスプロケット22gが固定され、この第4のスプロケット22gは、チェーン22hを介して第2のスプロケット22bに動力伝達可能に連結されている(図1参照)。
上述したように、コンベヤフレーム28は、傾斜方向26aに摺動自在に支持プレート26に取付けられている。詳細には、支持プレート26の上部は、折り曲げ部26bを有し、その下方にそれと間隔を隔ててブラケット52が支持プレート26に固定されている。折り曲げ部26b及びブラケット52は、互いに対向する面26c及び52aを有している。これらの面26c、52aは、傾斜方向26aに延び、これらの面26c、52aの間に、コンベヤフレーム28が傾斜方向26aに摺動自在に支持されている。また、コンベヤフレーム28には、上流端ローラ32及び下流端ローラ34が回転可能に支持されている。
かくして、コンベヤフレーム26、上流端ローラ32及び下流端ローラ34は、回動部50に対して傾斜方向に摺動可能な摺動部54を構成する。
図2及び図4に示すように、傾斜コンベヤ6は、搬送方向1a及び傾斜方向26aに対して横方向に貫通するコンベヤ貫通孔を有し、本実施形態では、2つのコンベヤ貫通孔56a、56bが、傾斜コンベヤ6の回動の中心軸Aから互いに異なる距離のところに、具体的には、傾斜方向26aに間隔をおいて下流端部6aに設けられている。各コンベヤ貫通孔56a、56bは、コンベヤフレーム28に設けられた貫通孔28aと、コンベヤフレーム28間にスパンとして延びる中空シャフト58の貫通孔58aとにより構成されている。
サイドフレーム8の各々は、複数の落下高さHに対応する傾斜コンベヤ6の各回動位置において、傾斜コンベヤ6のコンベヤ貫通孔56a、56bと整列するフレーム貫通孔64を有している。具体的には、サイドフレーム8に切欠き60が設けられ、切欠き60を塞ぐように孔用プレート62が取付けられ、孔用プレートに8つのフレーム貫通孔64a〜64hが設けられている。
図2に示すように、フレーム貫通孔64a、64c、64e、64gは、コンベヤ貫通孔56aと整列可能に且つ直線に配列されている。また、フレーム貫通孔64b、64d、64fは、コンベヤ貫通孔56bと整列可能に且つ直線に配列されている。また、フレーム貫通孔64hは、コンベヤ貫通孔56aと整列可能に且つ上述した2つの直線の間に配置されている。フレーム貫通孔64a〜64hは、その順に落下高さHが小さくなるように配置されている。フレーム貫通孔64a〜64h及びコンベヤ貫通孔56a、56bの径は、それらに挿入されるシャフト66が挿入しやすく且つシャフト66が挿入されたときに傾斜コンベヤ6が不安定にならない程度に、シャフト66の径よりも大きく構成されている。シャフト66の一端は、折り曲げられていることが好ましい。
次に、本発明による搬送反転装置の動作について説明する。
モータ及び減速機22cを作動させると、第1〜第3のスプロケット及びチェーン22a〜22fを介して、主搬送コンベヤ4の先端駆動ローラ20が駆動され、ネットコンベヤベルト16が矢印16aの方向に移動する。それと同時に、第3のスプロケット22d、チェーン22f、第2のスプロケット22b、チェーン22h及び第4のスプロケット22gを介して、傾斜コンベヤ6の駆動ローラ38が駆動され、ネットコンベヤベルト30が傾斜方向26aに移動する。
粉が付けられ且つ主搬送コンベヤ4によって搬送されてきたフライ製品Pは、主搬送コンベヤ4の下流端4aから落下し、上下が反転して、傾斜コンベヤ6の上流端部6aに受け止められる。その際、余分な粉が落され、最終的に良好な製品が得られる。フライ製品Pは、反転した状態で、傾斜コンベヤ6によって搬送される。
次に、本発明による搬送反転装置の落下高さの調整方法について説明する。
先ず、図4に示すシャフト66をコンベヤ貫通孔58a又は58bから引き抜く。この際、傾斜コンベヤ6が回動しないように、傾斜コンベヤ6を手で支えておく。次いで、傾斜コンベヤ6を回動させ且つ又は傾斜コンベヤ6の摺動部54を回動部50に対して摺動させることによって、所望の落下高さHに対応するフレーム貫通孔64a〜64hとコンベヤ貫通孔56a、56bとを整列させ、整列した貫通孔にシャフト66を挿入する。それにより、傾斜コンベヤ6がフレーム1に対して位置決めされる。例えば、製品の長さが90mm、80mm,36mmの場合はそれぞれ、落下高さHは、130〜140mm、100〜110mm、80〜90mmであることが好ましい。
本実施形態では、傾斜コンベヤ6の構成部品のうちで比較的重い支持プレート26、アイドルローラ36、40及び駆動ローラ38が、傾斜コンベヤ6の傾斜方向長さの略中央に配置されているので、小さい力で傾斜コンベヤを回動させることができる。
また、落下高さHを変更するのに、コンベヤ貫通孔56a、56bを所望のフレーム貫通孔64a〜64hに整列させて、そこにシャフト66を挿入すればよいので、例えば、一日の作業の途中で、生産品目がそれと大きさ又は長さの異なる生産品目に変わるとき、パート契約のオペレータでも簡単に落下高さの変更が可能である。この場合、落下高さHの設定は、不連続な値となるが、摺動部54を設けたこと、コンベヤ貫通孔56a、56bを複数設けたことにより、不連続な値の間を補う落下高さHためのフレーム貫通孔64を任意に追加することが可能である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
上記実施形態では、粉供給機12及び搬出コンベヤ14が設けられているが、それらが他の装置で不要であり、又は、他の装置で代替することができれば、それらを省略してもよい。
上記実施形態では、傾斜コンベヤ6に摺動部54を設けたが、摺動部54を設けないで、全体を一体の回動部50として構成してもよい。この場合、フレーム貫通孔64は、1つであってもよいし、複数であってもよい。また、フレーム貫通孔64は、コンベヤ貫通孔56a、56bの各々について、円弧状に配列される。
また、上記実施形態では、傾斜コンベヤ6に摺動部54を設け、2つのコンベヤ貫通孔56a、56bを設けたが、コンベヤ貫通孔は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
コンベヤ貫通孔56aが摺動部54に1つ設けられる場合、フレーム貫通孔64は、回動の中心軸Aから異なる距離のところに複数設けられるのがよい。
コンベヤ貫通孔56a、56bが摺動部54に複数設けられる場合、フレーム貫通孔64は、回動の中心軸Aから異なる距離のところに複数設けられるのがよい。
上記実施形態では、中空シャフト58を採用したが、挿入されたシャフト66を案内することができれば、その一部分、例えば、上側部分が省略されていてもよい。
上記実施形態では、フライ製品を搬送する場合を例として説明したが、粉がついているものであれば、フライ製品に限らず他の製品であってもよい。
本発明による搬送装置を正面から見た概略的な断面図である。 傾斜コンベヤの概略的な正面図である。 図2の線III−IIIにおける傾斜コンベヤの断面図である。 図2の線IV−IVにおける傾斜コンベヤの断面図である。
符号の説明
1 搬送反転装置
2 フレーム
4 主搬送コンベヤ
4a 下流端
6 傾斜コンベヤ
6a 上流端部
8 サイドフレーム
50 回動部
54 摺動部
56a、56bコンベヤ貫通孔
58 中空シャフト
64 フレーム貫通孔
66 シャフト
A 回動の中心軸
P 製品

Claims (5)

  1. 粉を付けた製品を上流側から下流側に向かう搬送方向に搬送する間に反転させる搬送反転装置であって、
    フレームと、
    フレームに対して位置決めされ、粉を付けた製品を供給する主搬送コンベヤと、を有し、この主搬送コンベヤは、供給された製品を落下させるための下流端を有し、
    更に、前記主搬送コンベヤの下流端の下方から斜め上方に延びる傾斜コンベヤを有し、この傾斜コンベヤは、前記主搬送コンベヤの下流端から落下して上下が反転した製品を受け止めるための上流端部を有し、
    前記フレームは、前記傾斜コンベヤの両側に配置されたサイドフレームを有し、
    前記傾斜コンベヤは、前記主搬送コンベヤの下流端から前記傾斜コンベヤの上流端部までの落下高さが変わるように、前記サイドフレームに回動可能に取付けられ、搬送方向に対して横方向に貫通するコンベヤ貫通孔を有し、
    前記サイドフレームの各々は、複数の落下高さに対応する前記傾斜コンベヤの各回動位置において、前記傾斜コンベヤのコンベヤ貫通孔と整列するフレーム貫通孔を有し、
    前記コンベヤ貫通孔の少なくとも一部分は、中空シャフトにより構成され、
    前記傾斜コンベヤは、前記コンベヤ貫通孔及び前記サイドフレームのフレーム貫通孔にシャフトを挿入することによって、フレームに対して位置決めされることを特徴とする搬送反転装置。
  2. 前記コンベヤ貫通孔は、前記傾斜コンベヤの回動の中心軸から異なる距離に複数設けられ、前記複数のフレーム貫通孔は、前記コンベヤ貫通孔の各々について、円弧状に配列されることを特徴とする請求項に記載の搬送反転装置。
  3. 前記傾斜コンベヤは、前記サイドフレームに回動可能に取付けられる回動部と、この回動部に対して摺動可能な摺動部と、を有し、
    前記コンベヤ貫通孔は、前記摺動部に1つ設けられ、
    前記フレーム貫通孔は、前記回動の中心軸から異なる距離のところに複数設けられることを特徴とする請求項に記載の搬送反転装置。
  4. 前記傾斜コンベヤは、前記サイドフレームに回動可能に取付けられる回動部と、この回動部に対して摺動可能な摺動部と、を有し、
    前記コンベヤ貫通孔は、前記摺動部に複数設けられ、
    前記フレーム貫通孔は、前記回動の中心軸から異なる距離のところに複数設けられることを特徴とする請求項に記載の搬送反転装置。
  5. 前記フレーム貫通孔の少なくともいくつかは、直線的に配列されることを特徴とする請求項3又は4に記載の搬送反転装置。
JP2005164098A 2005-06-03 2005-06-03 搬送反転装置 Active JP4711222B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005164098A JP4711222B2 (ja) 2005-06-03 2005-06-03 搬送反転装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005164098A JP4711222B2 (ja) 2005-06-03 2005-06-03 搬送反転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006335540A JP2006335540A (ja) 2006-12-14
JP4711222B2 true JP4711222B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=37556412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005164098A Active JP4711222B2 (ja) 2005-06-03 2005-06-03 搬送反転装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4711222B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109872870B (zh) * 2017-12-04 2022-08-05 许继变压器有限公司 铁芯叠装翻转设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5988014U (ja) * 1982-12-03 1984-06-14 ワイケイケイ株式会社 コンベア装置
JPH04280717A (ja) * 1991-03-08 1992-10-06 Okura Yusoki Co Ltd コンベヤ
JP2001103948A (ja) * 1999-10-12 2001-04-17 Asahi Sousetsu Kk 粉付機におけるレシーブユニットと、それを使用する粉付機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5988014U (ja) * 1982-12-03 1984-06-14 ワイケイケイ株式会社 コンベア装置
JPH04280717A (ja) * 1991-03-08 1992-10-06 Okura Yusoki Co Ltd コンベヤ
JP2001103948A (ja) * 1999-10-12 2001-04-17 Asahi Sousetsu Kk 粉付機におけるレシーブユニットと、それを使用する粉付機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006335540A (ja) 2006-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4711222B2 (ja) 搬送反転装置
US20060000333A1 (en) Sliced bread packaging method and equipment
JPH0858958A (ja) 物品搬送装置
JP4760534B2 (ja) 傾斜搬送装置
US7878335B2 (en) Method and device for sorting irregularly shaped articles
JP2009233581A (ja) 選別装置
US20090090255A1 (en) Agricultural product peeling apparatus
JP5901954B2 (ja) 軸受構成部品搬送装置
JP2002316707A (ja) コンベヤ用シュートの付着原料除去方法及びその付着原料除去装置
JP5439829B2 (ja) 整列搬送装置
JP5346474B2 (ja) 整列搬送装置
KR200345755Y1 (ko) 과일 공급장치
JP3163114U (ja) 多種対応ローラー搬送装置
JP3023839B2 (ja) 搬送装置
JP2005200215A (ja) 果物等の物品の供給装置
JPH11138338A (ja) 形鋼材の搬送装置
JP2003300615A (ja) 搬送装置
JP2900256B1 (ja) チェーンコンベヤにおける渋滞防止装置
JP2000016554A (ja) 搬送装置とこれが具備されたリフロー装置
KR200384720Y1 (ko) 컨베이어
JP2019112188A (ja) 搬送装置
JP6007083B2 (ja) 移載装置及び移載方法
JP2022103506A (ja) 容器の整列方向規正装置およびその方法
JPH1191916A (ja) ローラコンベア
JP2005082351A (ja) 搬送設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4711222

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110313

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140401

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250