JP3163114U - 多種対応ローラー搬送装置 - Google Patents

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【課題】複数種類の大きさ(幅)の違うワークを良好に搬送することができる新規な多種対応ローラー搬送装置を提供する。【解決手段】ワーク1a、1bを搬送するローラー6をワーク1a、1bの搬送方向(E方向)に対し斜めに傾斜角度θで傾けて設けてある。ワーク1a、1bの搬送方向の片側または両側にワーク搬送用ガイドを設ける。【選択図】図2

Description

この考案は、複数種類の大きさ(幅)の異なるワークを搬送する際、搬送用ローラーをワークの搬送方向に対し斜めに設置することで、ワークを同じ位置(箇所)に集める(寄せる)ことができる特長を持った新規な多種対応ローラー搬送装置に関するものである。
ワークを搬送するコンベアには、例えば図6に示すように搬送手段としてチェーン4が用いられるチェーンコンベア装置a、図7に示すように搬送手段として駆動ローラー5及び従動ローラ5を適宜組み合わせて用いられるローラーコンベア装置b、図8に示すように搬送手段として軸部(シャフト)8で回転自在に支持(保持)されるフリーローラー6が用いられるフリーローラーコンベア装置c等がある。図6〜図8において、ワーク1a,1bを矢印Eで示す搬送方向にまっすぐ搬送する為、いずれのコンベア装置a,b,cも、搬送するワーク1a,1bの大きさ(幅)に合わせ、コンベアの上面(搬送面上)にガイド2を設置する構造になっている。3は、図6においてはチェーン4を保持し、図7においてはローラー5を保持し、図8においてはフリーローラー6を保持するフレームで、E方向において左右一対設けられている。7はチェーンコンベア装置aに設けられているスプロケットである。また、図8において、8は、その軸線Gまわりにフリーローラー6を回動可能に支持(保持)する軸部(シャフト)で、フレーム3,3に設けた取付け穴9,9を介してフレーム3,3間に固定状態で取付けられている。そして、その取付け穴9は、後述する図3にも示すように、フレーム3の側面3aで、かつフレーム3の長手方向に沿って一定のピッチMで開いている(一定のピッチMで設けられている)。前記フレーム3として、例えば市販品が用いられている。
さらに、図6において、ガイド幅dの前記ガイド2を、コンベアの搬送面の左右両側において、スキ間Sを介して設けることで、搬送中にワーク1aが傾きガイド3等にひっかかることも無くなる。例えば前記ガイド2は、複数種類の大きさ(幅)の違うワーク1a,1bのうち幅の広いワーク1aの幅Dより数ミリ広くした位置に、前記スキ間Sを介して設けられる。ここで、ガイド幅d及びワーク1aの幅Dとは、E方向に直交する方向(両矢印F’で示す方向)における幅をいう。後述する実施形態についても同じ意味に使っている。図6(B)において、前記スキ間Sは、チェーン4に上載されたワーク1aの一側面mと、これに対向する側のガイド2の対向面n間に形成されている。図7、図8(A)、図8(B)においても同様のスキ間Sが形成されている。
近年、組付けラインは、複数種類のワーク1a,1bを混載し搬送するのが一般的になり、大きさ(幅)の異なる複数種類のワーク1a,1bを搬送するコンベアが必要になる。
そこで、図6及び図7にそれぞれ示すチェーンコンベア装置a及びローラーコンベア装置bは、チェーン4の幅及びローラー5のピッチより狭い(小さい)ワーク1bを搬送する時、幅が広いワーク1aは落下しないが、チェーン4及びローラー5からそれぞれ幅が狭いワーク1bが外れ矢印Rで示す方向に落下するので、幅の異なる種類のワーク1bを搬送することはできない。その為、落下する可能性のあるワーク1bを搭載するパレットLを作成し、ワーク1bをパレットLごと前記装置a,bで搬送している。
しかし、幅の異なる(落下する可能性のある)ワーク1bの種類が増す毎に、パレットLの枚数もそれに伴い増すので、高価な装置構成になってしまうという課題がある。また、パレットLを保管するスペースもたくさん必要になるという課題がある。
また、図8(A)、図8(B)に示しているフリーローラーコンベア装置cは、幅の異なる種類のワークの中で一番幅が広いワーク1aにガイド2,2を合わせることで、全てのワークを搬送することができるが、幅が狭いワーク1bは、搬送中にワーク1bが傾き(回転)ガイド2等に引っかかり、ラインが停止してしまう。
その為、フリーローラーコンベア装置cでは、図8(C)、図8(D)に示すように、搬送するワーク1bの種類に合ったガイド2’、すなわち、幅が狭いワーク1bに合ったガイド2’を、その都度、作業者が取替える(交換)必要がある。また、自動でガイドの位置が変更することができる自動装置もある。
しかし、フリーローラーコンベア装置cにおけるガイド2,2’を交換する方法では、ガイド2,2’を保管するスペースが必要になり、自動装置は、装置自体が高価になり、コンベア装置も高価になってしまうという課題がある。
さらに、図8(C)、図8(D)に示したような、ガイドの交換を必要とするフリーローラーコンベア装置cでは、ワークを混載状態で搬送することができず、一定の間隔同じワーク1bを搬送するロッド生産状態になる為、その間ワーク1aを保管する場所(スペース)が必要になる。
この考案は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、複数種類の大きさ(幅)の異なるワークを良好に搬送することができる新規な多種対応ローラー搬送装置を提供することである。
上記目的を達成するため、この考案は、ワークを搬送するローラーをワークの搬送方向に対し斜めに傾けて設けてあることを特徴とする多種対応ローラー搬送装置を提供する(請求項1)。
この考案において、ローラーをワークの搬送方向に対し斜めに傾けて設けてあるとは、ワークを搬送する前記ローラーを回転自在に支持(保持)する軸部(シャフト)を、周知であるようにワークの搬送方向(E方向)に直交して設けるのではなく、図1(A)、図2(A)に示すように、平面視において、E方向に直交する方向(両矢印F’で示す方向)に対し傾けて設けることを意味する。すなわち、この考案では、例えば図1(A)において、F’方向に沿う(平行な)仮想線Fに対する軸部(シャフト)の軸線Gとのなす反時計回りの角度θ(°)を、−90<θ<0に設定してある。また、仮想線Fと軸線Gとのなす時計回りの角度θ(°)を、0<θ<+90に設定してある。この場合、5<|θ|<30が好ましく、10<|θ|<20がワークのガイドに接触する侵入角度としてより好ましい。Pは、仮想線Fと軸部(シャフト)8の軸線Gの交点である。
さらに、この考案は、ワークの搬送方向の片側または両側にワーク搬送用ガイドを設けてある請求項1に記載の多種対応ローラー搬送装置を提供する(請求項2)。また、この考案は、前記ワーク搬送用ガイドは、前記ローラーを保持するフレームの上部に設けられている請求項2に記載の多種対応ローラー搬送装置を提供する(請求項3)。また、この考案は、前記ローラーがフリーローラーである請求項1〜3のいずれか1項に記載の多種対応ローラー搬送装置を提供する(請求項4)
例えば図8に示した従来装置は、コンベア上を流れるワークの種類〔大きさ(幅)〕により、ワークの搬送方向の両側に設けているワーク搬送用ガイドの取替えを行っていた。すなわち、搬送するワーク1bの種類に合わせるため図8(A)、図8(B)に示すワーク搬送用ガイド2を、図8(C)、図8(D)に示すワーク搬送用ガイド2’に交換する必要があった。しかし、この考案では、ワークを搬送する搬送用ローラーをワークの搬送方向に直交する方向に対し斜めに設置することで、幅の異なるワークを同じ位置に集める(寄せる)ことができる多種対応ローラー搬送装置を提供することができる。
この際、例えば図1に示すように、フリーローラー6を回転自在に支持(保持)する軸部(シャフト)8を介してフリーローラー6を保持するフレーム3,3の長手方向に対しフリーローラー6を斜めに取付け、フリーローラー6を回転させワークを搬送する際、フリーローラー6の回転に伴って、自動的にワークがワークの搬送方向(例えばE方向)の片側に設けたワーク搬送用ガイドに寄っていき、最終的にそのガイドに沿って搬送することができる。
例えば図8に示した従来装置は、図8(A)に示したようにワーク1bが回転しワーク搬送用ガイド2に引っかかりラインが停止したり、搬送姿勢の変化が起こったりしていたが、この考案では、その軸線Gがワークの搬送方向に対し斜めに位置するフリーローラーの回転に伴って、ワークが自動的に片側のワーク搬送用ガイドに寄っていく為、ワークが回転しワーク搬送用ガイドに引っかかる事態が発生したり、また、搬送姿勢が変化する事態が発生することが無くなる。
このことにより、複数種類のワークを混載し搬送する際、ワークの幅が一番広い(大きい)ワークにワーク搬送用ガイドを合わせることで、ガイド幅を変更する(ワーク搬送用ガイドを取替える)ことなく、全てのワークを同じ位置に集めながら(寄せながら)ローラー上を搬送させることができる。
また、(フリー)ローラーのフレームを汎用性にする為、すなわち、図3(B)に示すように、一定のピッチMで(フリー)ローラー取付け穴a9が開いている汎用のフレーム(市販のフレーム)3を使用することで、簡単に(フリー)ローラー6を斜めに取付けることができる。
従来装置では、ワークを傾きなくまっすぐ搬送する為、ワークに合わせワーク搬送用ガイドをコンベア装置のワークの搬送方向の両側に設置していたが、この考案では、ローラーを斜めに設置することで、ワークの搬送方向の片側にワークを寄せられる為、片側だけにワーク搬送用ガイドを設置するだけで、ワークを搬送することができる。
このことにより、ワークとワーク搬送用ガイドのスキ間調整も必要がなくなり、コンベア装置の組付時間の短縮になる。また、この考案では、汎用のフレームを使用することで、低価格のコンベア装置を提供することができる。
(A)は、この考案の一実施形態に係る多種対応フリーローラーコンベア装置を示す平面図である。(B)は、上記実施形態におけるフリーローラー設置状態を示す、図1(A)におけるA−A線矢視図である。 (A)は、上記実施形態において、複数種類の大きさ(幅)の違う(異なる)ワークを混載状態で搬送する搬送動作を示す平面図である。(B)は、上記実施形態におけるワークの搬送方向下流側からみたワーク移動状態を示す構成説明図である。 (A)は、上記実施形態で用いられるフリーローラーを保持するフレームを示す平面図である。(B)は、図3(A)におけるA−A線矢視図である。 この考案の他の実施形態に係る多種対応フリーローラーコンベア装置を示す平面図である。 この考案のさらに他の実施形態に係る多種対応フリーローラーコンベア装置を示す平面図である。 (A)は、複数種類の大きさ(幅)の違う(異なる)ワークを混載状態で搬送する搬送動作を示す従来例のチェーンコンベア装置を示す平面図である。(B)は、上記チェーンコンベア装置におけるワークの搬送方向下流側からみたワーク移動状態を示す構成説明図である。 (A)は、複数種類の大きさ(幅)の違う(異なる)ワークを混載状態で搬送する搬送動作を示す従来例のローラーコンベア装置を示す平面図である。(B)は、上記ローラーコンベア装置におけるワークの搬送方向下流側からみたワーク移動状態を示す構成説明図である。 (A)は、複数種類の大きさ(幅)の違う(異なる)ワークを混載状態で搬送する搬送動作を示す従来例のフリーローラーコンベア装置を示す平面図である。(B)は、上記フリーローラーコンベア装置におけるワークの搬送方向下流側からみたワーク移動状態を示す構成説明図である。(C)は、上記フリーローラーコンベア装置において、搬送するワークの種類に合ったガイドに変更した後のワーク搬送状態を示す平面図である。(D)は、図8(C)に示したフリーローラーコンベア装置におけるワークの搬送方向下流側からみたワーク移動状態を示す構成説明図である。
図1、図2、図3は、フリーローラー6を保持するフレーム3として、市販のものを用い、ワークの搬送方向(E方向)に直交する方向(両矢印F’で示す方向)に対しフリーローラー6を回転自在に支持(保持)する軸部(シャフト)8の軸線Gを反時計回りの角度θ(°)(−90<θ<0)だけ傾けてあるとともに、複数種類の大きさ(幅)の異なるワーク1a,1bを混載した状態でワークの搬送方向(E方向)の両側にワーク搬送用ガイド2を設け、さらに、全てのフリーローラー6を斜めに設置しててあるこの考案の一実施形態を示す。図1〜図3において、図6〜図8に示した符号と同一のものは、同一又は相当物である。なお、図1において、フリーローラー6を保持するフレーム3の上部に設けられているワーク搬送用ガイド2を省略している。
多種対応ローラー搬送装置Tは、ワーク1a,1bを搬送するフリーローラー6をワーク1a,1bの搬送方向(E方向)に対し斜めに傾けて設けてあり、E方向の両側にワーク搬送用ガイド2を設けてあるとともに、ワーク搬送用ガイド2は、フリーローラー6を保持するフレーム3の上部に設けられている。また、フリーローラー6を保持するフレーム3として、図3に示すような市販品を用いている。すなわち、フレーム3の側面3aには、フレーム3の長手方向に沿って、フリーローラー6を回転自在に支持(保持)する軸部(シャフト)8が取付け可能な取付け穴9が一定のピッチMで開いている(一定のピッチMで設けられている)。Nは、取付け穴9の中心線である。また、軸部(シャフト)8をフレーム3に固定設置するため軸部(シャフト)8の一端および他端はそれぞれ一方のフレーム3の取付け穴9および他方のフレーム3の取付け穴9に公知の取り付手段によって取り付けられる。そして、この実施形態では、F’方向に沿う(平行な)仮想線Fに対する軸部(シャフト)8の軸線Gとのなす反時計回りの角度θ(°)を、−90<θ<0に設定してあるので、図2(A)に示すように、フリーローラー6を回転させワーク1a,1bを搬送する際、フリーローラー6の回転に伴って、自動的に幅の異なるワーク1a,1bがE方向の両側に設けたワーク搬送用ガイド2,2のうち一方のワーク搬送用ガイド2に寄っていき、幅の異なるワーク1a,1bを同じ位置に寄せることができ、最終的にそのガイド2に沿って搬送させることができる。例えば、図2(B)において、点線で示す幅の異なるワーク1a,1bはフリーローラー6の回転に伴って、一方のワーク搬送用ガイド2(図示右側のガイド2)に寄っていき、最終的に実線で示すワーク1a,1bのように全てのワーク1a,1bを同じ位置、すなわち一方のワーク搬送用ガイド2に寄せることができ、そのガイド2(図示右側のガイド2)に沿って搬送されていくことによる。このように、複数種類のワーク1a,1bを混載し搬送する際、ワークの幅が一番広い(大きい)ワーク1aにワーク搬送用ガイド2,2を合わせることで、ガイド幅を変更したり、ワーク搬送用ガイドを取替えたりすることなく、全てのワーク1a,1bを搬送することができる。また、汎用のフレーム3を使用することで、簡単にフリーローラー6を斜めに取付ける(設置する)ことができる
なお、E方向の片側だけにワーク搬送用ガイド2を設けてもよい。この場合、図2(A)における図示上側に位置するワーク搬送用ガイド2にワーク1a,1bが移動してくることから、図示下側に位置するワーク搬送用ガイド2を不要にできる。
図4は、上記実施形態のように全てのフリーローラーを斜めに設置するのではなく、多数のフリーローラーのうち一部のみを斜めに設置するように構成したこの考案の他の実施形態を示す。図4において、図1〜図3、図6〜図8に示した符号と同一のものは、同一又は相当物である。なお、図4において、フリーローラー6を保持するフレーム3の上部に設けられているワーク搬送用ガイド2を省略している。
図4において、この実施形態でも図3に示す市販のフレーム3を使用している。6(6a)、6(6b)、6(6e)〜6(6i)は、ワークの搬送方向(E方向)に直交して軸部(シャフト)8が設けられているフリーローラーである。一方、6(6c)、6(6d)は、E方向に直交する方向(両矢印F’で示す方向)に対し角度θだけ傾けて軸部(シャフト)8が設けられているフリーローラーである。すなわち、この実施形態では、E方向に対し斜めに傾けて設けたフリーローラー6(6c)、6(6d)を、E方向に直交して設けたフリーローラー6(6a)、6(6b)とE方向に直交して設けたフリーローラー6(6e)〜6(6i)間に位置させている。そのため、フリーローラー6(6a)、6(6b)からフリーローラー6(6c)、6(6d)に至り、そのフリーローラー6(6c)、6(6d)を通過した幅の異なるワークは全て、自動的にE方向の両側に位置するフレーム3,3の上部に設けたワーク搬送用ガイドのうち一方のワーク搬送用ガイドに寄っていくことになる。
図5は、多数のフリーローラーのうち一部のみを斜めに設置するように構成したこの考案のさらに他の実施形態を示す。図5において、図1〜図4、図6〜図8に示した符号と同一のものは、同一又は相当物である。なお、図5において、フリーローラー6を保持するフレーム3の上部に設けられているワーク搬送用ガイド2を省略している。
図5において、この実施形態でも図3に示す市販のフレーム3を使用している。6(6c)は、ワークの搬送方向(E方向)に直交する方向(両矢印F’で示す方向)に対し角度θだけ傾けて軸部(シャフト)8が設けられているフリーローラーである。6(6a)は、E方向に直交して軸部(シャフト)8が設けられているフリーローラーである。すなわち、この実施形態では、E方向に対し斜めに傾けて設けたフリーローラー6(6c)をE方向における上流側に連続させて複数個配置し、その下流に、E方向に直交して設けたフリーローラー6(6a)を連続させて複数配置してある。この場合も、フリーローラー6(6c)を通過する幅の異なるワークは全て、自動的にE方向の両側に位置するフレーム3,3の上部に設けたワーク搬送用ガイドのうち一方のワーク搬送用ガイドに寄っていくことになる。
なお、多数のフリーローラーのうち一部のみを斜めに設置する形態は、上記二つの実施形態に限られるものではなくワークの種類の数やローラー搬送装置の搬送長さ等に応じてフリーローラー斜め設置形態を適宜変更することができる。すなわち、幅の異なるワークを同じ位置に集める(寄せる)ことができてそれらワークの全てが最終的に特定のガイドに沿って搬送することができるようなフリーローラー斜め設置形態であれば上記二つの実施形態に限られるものではない。
また,この考案は、ワークを搭載した種々の大きさのパレットを搬送する場合にも適用可能であり、この考案でいう「ワーク」は、パレットをも含む概念である。
さらに、軸部(シャフト)8で回転自在に支持(保持)される前記フリーローラー6,6,…は、例えば、チェーン、プーリ、ギアなどの公知の伝動機構を介して、モータで駆動するように構成してある。この場合、適宜の数のモータ(1または複数のモータ)を用いてフリーローラー6,6,…のいくつかを駆動してもよく、また、必要なら全てのフリーローラー6,6,…をそれぞれモータで駆動するようにしてもよい。
1a,1b ワーク
2 ワーク搬送用ガイド
3 フレーム
6 フリーローラー
8 フリーローラーを支持する軸部
T 多種対応ローラー搬送装置
E ワーク搬送方向
F’ ワークの搬送方向に直交する方向
F ワークの搬送方向に直交する方向に沿う仮想線
G 軸部の軸線
θ 仮想線と軸部の軸線とのなす角度(フリーローラーの斜め設置角度)

Claims (4)

  1. ワークを搬送するローラーをワークの搬送方向に対し斜めに傾けて設けてあることを特徴とする多種対応ローラー搬送装置。
  2. ワークの搬送方向の片側または両側にワーク搬送用ガイドを設けてある請求項1に記載の多種対応ローラー搬送装置。
  3. 前記ワーク搬送用ガイドは、前記ローラーを保持するフレームの上部に設けられている請求項2に記載の多種対応ローラー搬送装置。
  4. 前記ローラーがフリーローラーである請求項1〜3のいずれか1項に記載の多種対応ローラー搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014103036A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Nagano Automation Kk 二次電池用の電極積層体を製造するシステムおよび方法

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