JP3488813B2 - 車両のアンチロックブレーキ制御装置 - Google Patents

車両のアンチロックブレーキ制御装置

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JP3488813B2
JP3488813B2 JP25055397A JP25055397A JP3488813B2 JP 3488813 B2 JP3488813 B2 JP 3488813B2 JP 25055397 A JP25055397 A JP 25055397A JP 25055397 A JP25055397 A JP 25055397A JP 3488813 B2 JP3488813 B2 JP 3488813B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車輪速度を検出す
る車輪速度検出手段と、該車輪速度検出手段で検出され
る車輪速度に基づいて車体速度を推定する車体速度推定
手段と、前記車輪速度検出手段で検出される車輪速度な
らびに前記車体速度推定手段で得られる推定車体速度に
基づいてスリップ率を演算するスリップ率演算手段と、
前記車体速度推定手段で得られる推定車体速度に基づい
て目標スリップ率を定める目標スリップ率設定手段と、
目標スリップ率設定手段で設定される目標スリップ率な
らびにスリップ率演算手段で得られるスリップ率の偏差
を算出する偏差算出手段とを備え、該偏差算出手段で得
られる偏差に基づいてブレーキ液圧調整手段の作動を制
御する車両のアンチロックブレーキ制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、かかるアンチロックブレーキ制御
装置は、たとえば特開平4−138958号公報等によ
り既に知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
アンチロックブレーキ制御装置において、アンチロック
ブレーキ制御を実行中に、ブレーキ圧の急減圧に起因し
て懸架装置が伸びると車輪速度が急速に増大し、また車
輪が路面に追従するときには車輪速度が急速に減少する
ので、その車輪速度の振動に応じて懸架装置が共振して
しまうことがある。このような懸架装置の振動が生じる
と、車輪速度検出手段で検出される車輪速度に懸架装置
の振動により影響が出てしまい、推定車体速度を高く認
識してしまうので、懸架装置の振動がない状態よりも目
標スリップ率が高くなり、ブレーキ圧を不必要に減圧し
てしまったり、制御の乱れが生じたりすることがある。 【0004】そこで、懸架装置の振動が生じた場合に
は、車輪速度を補正して不必要な減圧を回避することが
考えられ、上記特開平4−138958号公報で開示さ
れたものでは、懸架装置の振動ではないものの、車輪速
度の振動を検出するために各車輪毎の加速度センサ等の
加速度計測手段を用いて車輪速度の振動を検出するよう
にしている。しかるに、上記特開平4−138958号
公報によるものでは、各車輪毎に加速度計測手段が必要
となり、コスト増大を招くことになる。 【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、車輪速度の加・減速度を直接検出する手段を
不要として懸架装置の振動を判定し、懸架装置の振動に
伴なって不必要な減圧制御が生じたり、制御の乱れが生
じたりすることを防止した車両のアンチロックブレーキ
制御装置を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、発明は、車輪速度を検出する車輪速度検出手段
と、該車輪速度検出手段で検出される車輪速度に基づい
て車体速度を推定する車体速度推定手段と、前記車輪速
度検出手段で検出される車輪速度ならびに前記車体速度
推定手段で得られる推定車体速度に基づいてスリップ率
を演算するスリップ率演算手段と、前記車体速度推定手
段で得られる推定車体速度に基づいて目標スリップ率を
定める目標スリップ率設定手段と、目標スリップ率設定
手段で設定される目標スリップ率ならびにスリップ率演
算手段で得られるスリップ率の偏差を算出する偏差算出
手段とを備え、該偏差算出手段で得られる偏差に基づい
てブレーキ液圧調整手段の作動を制御する車両のアンチ
ロックブレーキ制御装置において、車輪速度検出手段で
検出される車輪速度に基づいて車輪加・減速度を演算す
る車輪加・減速度演算手段と、該車輪加・減速度演算手
段で得られる車輪加・減速度に基づいて高加・減速度お
よび高周波数の車輪速度振動状態を判定するとともにそ
の車輪速度振動状態で前記車輪速度検出手段で得られる
車輪速度が前記車体速度推定手段で得られる推定車体速
度を超えることをもって懸架装置が振動していると判定
する懸架装置振動判定手段と、懸架装置が振動している
と前記懸架装置振動判定手段が判定するのに応じて前記
スリップ率演算手段でのスリップ率演算に用いる車輪速
度を増加側に補正するとともにその補正開始からの時間
経過に応じて車輪速度の補正量を徐々に減少させる補正
手段とを含むことを特徴とする。 【0007】このような構成によれば、懸架装置振動判
定手段により懸架装置の振動が判定されたときには、ス
リップ率演算のための車輪速度が増加側に補正されるの
で、懸架装置の振動に応じて目標スリップ率が高くなっ
ても、スリップ率が低くなるように車輪速度が高くなる
ので、不必要な減圧制御が生じたり、制御の乱れが生じ
ることを防止することができる。しかも懸架装置振動判
定手段での振動判定にあたって用いられる車輪加・減速
度は、アンチロックブレーキ制御装置において車輪毎に
通常装備されている車輪速度検出手段の検出値に基づい
て車輪加・減速度演算手段で演算されるものであり、車
輪速度検出手段の検出値から論理的に懸架装置の振動判
定を行なうことができ、車輪毎に加・減速度を直接検出
する加・減速度検出手段を設けることが不要であってコ
スト増大を招くこともない。また補正手段が、その補正
開始からの時間経過に応じて車輪速度の補正量を徐々に
減少させることにより、懸架装置の振動判定に伴なう車
輪速度の補正状態から車輪速度検出手段で実際に検出さ
れる車輪速度への復帰時に、スリップ率演算用の車輪速
度が急激に低下することに伴ってスリップ率が突然深く
なることを防止し、より円滑なアンチロックブレーキ制
御を実行することができる。 【0008】 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。 【0010】図1ないし図9は本発明を自動二輪車に適
用したときの実施例を示すものであり、図1は自動二輪
車のブレーキ装置の全体構成図、図2は制御ユニットの
構成を示すブロック図、図3は車輪速度に基づく車体速
度演算手順を示すフローチャート、図4は車輪速度に基
づく演算車体速度の演算処理を説明するための図、図5
は前輪制御部の構成を示すブロック図、図6は振動判定
手順および補正手順の一部を示すフローチャート、図7
は振動判定手順および補正手順の一部を示すフローチャ
ート、図8は振動判定手順および補正手順の残部を示す
フローチャート、図9は懸架装置の振動判定および車輪
速度の補正を説明するためのタイミングチャートであ
る。 【0011】先ず図1において、ブレーキレバー1の操
作に応じた液圧を出力するマスタシリンダ2と、自動二
輪車の前輪に装着された左右一対の前輪ブレーキBF1
F2との間には、両前輪ブレーキBF1,BF2のブレーキ
液圧を調整可能なブレーキ液圧調整手段3F が設けられ
る。またブレーキペダル4の操作に応じた液圧を出力す
るマスタシリンダ5と、自動二輪車の後輪に装着された
後輪ブレーキBR との間には、該後輪ブレーキBR の液
圧を調整可能なブレーキ液圧調整手段3R が設けられ
る。 【0012】ブレーキ液圧調整手段3F は、リザーバ6
F と、両前輪ブレーキBF1,BF2およびマスタシリンダ
2間に設けられる常開型電磁弁7F と、リザーバ6F
よび両前輪ブレーキBF1,BF2間に設けられる常閉型電
磁弁8F と、両前輪ブレーキBF1,BF2側からマスタシ
リンダ2側にブレーキ液が流通することを許容して常開
型電磁弁7F に並列に接続されるチェック弁9F と、吸
入口が吸入弁10F を介してリザーバ6F に接続される
とともに吐出口が吐出弁12F を介してマスタシリンダ
2に接続される戻しポンプ11F とを備える。 【0013】またブレーキ液圧調整手段3R は、リザー
バ6R 、常開型電磁弁7R 、常閉型電磁弁8R 、チェッ
ク弁9R 、吸入弁10R 、戻しポンプ11R および吐出
弁12R を備えて、前記ブレーキ液圧調整手段3F と同
様に構成される。 【0014】しかもブレーキ液圧調整手段3F の戻しポ
ンプ11F と、ブレーキ液圧調整手段3R の戻しポンプ
11R とは、共通のモータ13により駆動される。 【0015】ブレーキ液圧調整手段3F における常開型
電磁弁7F および常閉型電磁弁8Fと、ブレーキ液圧調
整手段3R における常開型電磁弁7R および常閉型電磁
弁8 R と、モータ13とは、制御ユニット14により制
御される。この制御ユニット14には、前輪に固着され
たパルサーギア15F の側面に対向して固定配置される
前輪用車輪速度センサ16F 、後輪に固着されたパルサ
ーギア15R の側面に対向して固定配置される後輪用車
輪速度センサ16R 、前輪ブレーキ用ブレーキスイッチ
17F および後輪ブレーキ用ブレーキスイッチ17R
出力信号がそれぞれ入力されており、制御ユニット14
は、それらのセンサ16F ,16R およびスイッチ17
F ,17R の出力に応じて前記常開型電磁弁7F
R 、常閉型電磁弁8F ,8R およびモータ13の作動
を制御する。 【0016】制御ユニット14において、アンチロック
ブレーキ制御に関連する部分の構成について図2を参照
しながら説明すると、制御ユニット14は、前輪用のブ
レーキ液圧調整手段3F に対応して前輪用車輪速度演算
手段20F 、前輪用車輪加・減速度演算手段21F 、前
輪用車体速度演算手段22F および前輪側制御部23 F
を備えるとともに、後輪用のブレーキ液圧調整手段3R
に対応して後輪用車輪速度演算手段20R 、後輪用車輪
加・減速度演算手段21R 、後輪用車体速度演算手段2
R および後輪側制御部23R を備え、さらに両ブレー
キ液圧調整手段3F ,3R に共通にして車体速度推定手
段24を備える。 【0017】而して前輪側制御部23F で定められた制
御量は前輪用ソレノイド駆動手段25F に入力され、こ
の前輪用ソレノイド駆動手段25F により前輪用のブレ
ーキ液圧調整手段3F における常開型電磁弁7F および
常閉型電磁弁8F が開閉駆動され、また後輪側制御部2
R で定められた制御量は後輪用ソレノイド駆動手段2
R に入力され、この後輪用ソレノイド駆動手段25R
により後輪用のブレーキ液圧調整手段3R における常開
型電磁弁7R および常閉型電磁弁8R が開閉駆動され、
さらに両ブレーキ液圧調整手段3F ,3R に共通なモー
タ13は、アンチロックブレーキ制御を実行するための
制御量が前輪側および後輪側制御部23 F ,23R から
モータ駆動手段26に与えられるのに応じて、該モータ
駆動手段26により作動せしめられる。 【0018】前輪用車輪速度演算手段20F は、前輪用
車輪速度センサ16F の出力信号を受けて前輪速度を演
算するものであり、該前輪用車輪速度センサ16F とと
もに前輪用車輪速度検出手段19F を構成する。また後
輪用車輪速度演算手段20Rは、後輪用車輪速度センサ
16R の出力信号を受けて後輪速度を演算するものであ
り、該後輪用車輪速度センサ16R とともに後輪用車輪
速度検出手段19R を構成する。 【0019】ところで、両車輪加・減速度演算手段21
F ,21R 、両車体速度演算手段22F ,22R 、なら
びに前輪側および後輪側制御部23F ,23R は、それ
ぞれ同一の機能を有するものであり、以下、前輪用車輪
加・減速度演算手段21F 、前輪用車体速度演算手段2
F 、前輪側制御部23F についてのみ説明し、後輪用
車輪加・減速度演算手段21R 、後輪用車体速度演算手
段22R および後輪側制御部23R についての説明を省
略する。 【0020】前輪用車輪加・減速度演算手段21F は、
前輪用車輪速度検出手段19F における前輪用車輪速度
演算手段20F で得られた前輪速度を微分して前輪の加
・減速度を得るものである。 【0021】前輪用車体速度演算手段22F は、前輪用
車輪速度検出手段19F で検出された前輪速度、ならび
に前輪用車輪加・減速度演算手段21F で算出された前
輪加・減速度に基づいて前輪用車体速度を演算するもの
であり、図3で示す処理手順に従って車体速度を演算す
る。 【0022】図3のステップS1では、前輪用車輪速度
検出手段19F で検出された前輪速度VW、ならびに前
輪用車輪加・減速度演算手段21F で算出された前輪加
・減速度dVWを読込み、ステップS2では、フラグF
が「0」であるか否かを判断し、F=0であったときに
はステップS3で前輪速度VWを演算車体速度VRとし
た後、ステップS4でフラグFを「1」に設定する。こ
のステップS1〜S4は、車体速度の演算開始時の処理
ステップであり、次の演算処理サイクルでは、F=1で
あるのでステップS2からステップS5に進むことにな
る。 【0023】ステップS5では、今回の車輪速度VW
(n) が前回の演算車体速度VR(n-1)以下であるか否
か、すなわち前輪速度が等速あるいは減速過程にあるか
どうかを判断し、等速あるいは減速過程にあると判断し
たときにはステップS6に進む。ステップS6ではdV
W≦α1であるか否か、すなわち前輪速度の減速度が設
定減速度α1以上の減速度であるか否かを判断する。而
してdVW≦α1であったときには、ステップS7で加
・減速度αを設定減速度α1に設定し、ステップS8に
進む。 【0024】ステップS8では、演算車体速度VRの演
算を行なうものであり、前回の演算車体速度をVR(n-
1) とし、演算処理サイクルの時間をΔT(たとえば3
m秒)としたときに、今回の演算車体速度VR(n) を、 VR(n) =VR(n-1) +α・ΔT として演算する。 【0025】またステップS6でdVW>α1であると
判定したときには、ステップS9で加・減速度αを前輪
加・減速度dVWに定めた後、ステップS8に進むこと
になる。すなわち、前輪速度の減速過程では、前輪加・
減速度dVWが設定減速度α1以上の減速度となったと
きには、設定減速度α1で車体速度が減速しているもの
として演算車体速度VRの演算を行なうことになる。 【0026】ステップS5でVW(n) >VR(n-1) であ
ると判断したとき、すなわち前輪速度が増速過程にある
と判断したときには、ステップS5からステップS10
に進むことになり、ステップS10でdVW≧α2であ
るか否か、すなわち前輪速度の加速度が設定加速度α2
以上であるか否かを判断する。而してdVW≧α2であ
ったときには、ステップS11で加・減速度αを設定加
速度α2に設定した後、ステップS8に進む。またdV
W<α2であったときには、ステップS12で加・減速
度αを前輪加・減速度dVWに定めた後、ステップS8
に進むことになる。すなわち、前輪速度の増速過程で
は、前輪加・減速度dVWが設定加速度α2以上の加速
度となったときには、設定加速度α2で車体速度が増速
しているものとして演算車体速度VRの演算を行なうこ
とになる。 【0027】このような前輪用車体速度演算手段22F
の演算によれば、演算車体速度は図4で示すようにな
り、前輪速度の減速過程では、設定減速度α1以上の減
速度とならないようにして前輪速度の減速度を用いた演
算車体速度VRの演算を行ない、また前輪速度の増速過
程では、設定加速度α2以上の加速度とならないように
して前輪速度の加速度を用いた演算車体速度VRの演算
を行なうことになる。 【0028】而して設定加速度α2は、たとえば+1G
であるが、アンチロックブレーキ制御時にはより大きな
値に設定するようにしてもよく、また車体減速度に応じ
て変化せしめるようにしてもよい。 【0029】車体速度推定手段24は、前輪用車体速度
演算手段22F で演算した前輪用演算車体速度、ならび
に後輪用車体速度演算手段22R で演算した後輪用演算
車体速度に基づいて、前輪および後輪のスリップ率を判
断する基準となる推定車体速度を推定するものであり、
たとえば前輪用車体速度演算手段22F で演算した前輪
用演算車体速度、ならびに後輪用車体速度演算手段22
R で演算した後輪用演算車体速度のハイセレクト値を推
定車体速度として設定する。 【0030】前輪側制御部23F は、前輪用車輪速度検
出手段19F で検出された前輪速度、前輪用車輪加・減
速度演算手段21F で得られた前輪加・減速度、ならび
に車体速度推定手段24で得られた推定車体速度に基づ
いて、前輪ブレーキBF1,B F2のブレーキ液圧制御量を
定めるものであり、図5で示すように構成される。 【0031】図5において、前輪制御部23F は、スリ
ップ率演算手段28と、目標スリップ率設定手段29
と、偏差算出手段30と、制御量演算手段31と、懸架
装置振動判定手段32と、補正手段33とを備える。 【0032】懸架装置振動判定手段32は、前輪用車輪
速度検出手段19F で検出された車輪速度VW、車輪加
・減速度演算手段21F で得られる車輪加・減速度dV
W、ならびに車体速度推定手段24で得られる推定車体
速度SVRに基づいて前輪懸架装置の振動を判定するも
のであり、この懸架装置振動判定手段32で懸架装置が
振動していると判定されたときに、補正手段33は、前
輪用車輪速度検出手段19F で検出された前輪の車輪速
度VWを補正し、該補正手段33で補正された後の車輪
速度VW′がスリップ率演算手段28に入力される。 【0033】而して懸架装置振動判定手段32による振
動判定手順ならびに補正手段33による補正手順は、図
6ないし図8で示すように設定されるものであり、図6
のステップS21では、車輪加・減速度dVWが設定加
速度α3(たとえば+5G)以上となる状態を、第1設
定時間T1内にn1回以上検出したか否かを判定する。
ここで、第1設定時間T1は、たとえば6m秒であり、
回数n1はたとえば2回である。而して図6ないし図8
の演算処理ループがたとえば3m秒毎に実行されるもの
であり、ステップS21では、たとえば6m秒以上継続
してdVW≧α3となったかどうかを判定することにな
る。 【0034】ステップS21でdVW≧α3である状態
を第1設定時間T1内にn1回以上検出したと判定した
ときには、ステップS22でフラグFα3を「1」に設
定した後にステップS23に進み、またステップS21
でdVW≧α3である状態を第1設定時間T1内にn1
回以上検出していないと判定したときには、ステップS
21からステップS23に進む。 【0035】ステップS23では、車輪加・減速度dV
Wが設定減速度α4(たとえば−3G)以下となる状態
を、第2設定時間T2内にn2回以上検出したか否かを
判定する。第2設定時間T2はたとえば3m秒であり、
回数n2はたとえば1回である。したがって、ステップ
S23では、3m秒以上継続してdVW≦α4となった
かどうかを判定することになる。 【0036】ステップS23において、dVW≦α4と
なる状態を第2設定時間T2内にn2回以上検出したと
判定したときには、ステップS24でフラグFα3を
「0」に設定した後、図7のステップS28に進む。ま
たdVW≦α4となる状態を第2設定時間T2内にn2
回以上検出していないとステップS23で判定したとき
には、ステップS25でフラグFα3のセット後に第3
設定時間T3(たとえば60m秒)が経過しているか否
かを判定する。而して第3設定時間T3が経過している
とステップS25で判定したときには、ステップS25
からステップS24に進み、また第3設定時間T3が経
過していないと判定したときには、ステップS25から
ステップS26に進むことになる。 【0037】ステップS26では、前回の演算処理ルー
プで初めてフラグFJがセットされたかどうかを判定
し、前回の演算処理ループで初めてフラグFJがセット
されたのではないときにはステップS26から図7のス
テップS28に進み、前回の演算処理ループで初めてフ
ラグFJがセットされたと判定したときには、ステップ
S27で第3設定時間T3を計時するタイマーをリセッ
トした後、上記ステップS28に進むことになる。とこ
ろで、前記フラグFJは、図7のステップS32でセッ
トされるものであり、懸架装置が振動していると判断し
たときにFJ=1となる。 【0038】図7のステップS28では、当該車輪すな
わち前輪がアンチロックブレーキ制御(ABS)を実行
中であるか否かを判断し、ABS中であったときには、
ステップS29でフラグFJが「0」であるか否かを判
断し、FJ=0であったときにはステップS30でフラ
グFα3が「1」であるか否かを判断し、Fα3=1で
あったときには、ステップS31で前輪の車輪速度VW
が推定車体速度SVRに設定速度V1(たとえば0.5
km/h)を加算した値よりも大きいか否かを判断し、
VW−SVR>V1であると判定したときには、ステッ
プS32でフラグFJを「1」に設定して図8のステッ
プS37に進む。 【0039】またステップS31でVW−SVR≦V1
であると判定したときにはステップS31からステップ
S33に進み、このステップS33では、フラグFα3
をセットする間隔が第3設定時間T3以上であるか否か
を判定し、第3設定時間T3未満であると判定したとき
には、ステップS34で、フラグFJをセットした後に
第3設定時間T3が経過する間にフラグFα3のセット
がないかどうかを確認し、有った場合には図8のステッ
プS37に進む。 【0040】さらにステップS28において、前輪が非
ABS状態であると判定したときには、ステップS35
でフラグFJを「0」とした後に、図8のステップS3
7〜S41による車輪速度のオフセット処理をステップ
S36で終了する。 【0041】またステップS29において、FJ=1で
あると判定したときにはステップS30,S31を迂回
してステップS33に進み、ステップS30でFα3=
0であると判定したときにはステップS31を迂回して
ステップS33に進み、フラグFα3をセットする間隔
が第3設定時間T3以上であるとステップS33で判定
したとき、ならびにフラグFJをセットした後に第3設
定時間T3が経過する間にフラグFα3のセットがない
ことをステップS34で確認したときにには、それぞれ
ステップS35に進むことになる。 【0042】図8のステップS37では、フラグFJの
セット後に第4設定時間T4(たとえば30m秒)が経
過したかどうかを判断し、経過していないと判断したと
きには、ステップS38において、スリップ率演算手段
28に入力する車輪速度VW′を前輪用車輪速度検出手
段19F で検出した車輪速度VWに補正速度V2を加算
した値に定める。すなわち車輪速度VWを補正速度V2
分だけ増加側に補正することになる。而してステップS
37からステップS38に進んだときの前記補正速度V
2は、たとえば3.0km/hである。 【0043】またステップS37でフラグFJのセット
後に第4設定時間T4が経過していると判定したときに
は、ステップS39で補正速度V2を前回の補正速度V
2から減少量V3(たとえば0.3km/h)だけ減算
した値に設定し、その後のステップS40でV2<0か
どうかを判定し、V2<0であったときにはステップS
40からステップS38に進み、またV2≧0であった
ときにはステップS41でV2=0とした後、ステップ
S38に進むことになる。 【0044】このような図6〜図8で示した処理手順に
従えば、懸架装置振動判定手段32は、前輪用車輪加・
減速度演算手段21F で演算される車輪加・減速度dV
Wが、たとえば+5G以上の値である状態をたとえば6
m秒以上継続したときに、高加・減速度および高周波数
の車輪速度振動状態であると判定してフラグFα3をセ
ットすることになり、該フラグFα3は、車輪加・減速
度dVWがたとえば3m秒以上持続してたとえば−3G
以下となったとき、もしくはフラグFα3のセット後に
たとえば60m秒が経過したときにクリアされる。但
し、フラグFα3のセット後にフラグFJがセットされ
たときには、そのフラグFJのセット後からたとえば6
0m秒が経過したときにフラグFα3がクリアされる。 【0045】また懸架装置振動判定手段32では、高加
・減速度および高周波数の車輪速度振動状態であると判
定した状態において、前輪がABS中であり、しかもフ
ラグFJ=0、フラグFα3=1となっているときに、
車輪速度VWが推定車体速度SVRにたとえば0.5k
m/hを加算した値を超えるのに応じて懸架装置が振動
していると判断され、その懸架装置振動判定に応じてフ
ラグFJがセットされることになる。またフラグFJ
は、前輪のABSが終了したとき、フラグFJのセット
後にたとえば30m秒が経過したとき、もしくはフラグ
FJをセットした後にたとえば60m秒が経過する間に
フラグFα3のセットが無かったときに、クリアされ
る。 【0046】一方、補正手段33では、懸架装置振動判
定手段32で懸架装置の振動が判定されるのに応じてた
とえば3.0km/hだけ車輪速度VWが増加側に補正
されることになり、懸架装置が振動していると判断され
てからたとえば30m秒が経過する間は車輪速度VWの
増加側への補正値はたとえば3.0km/h一定に定め
られているが、懸架装置が振動していると判断されてか
らたとえば30m秒が経過した後には、演算処理ループ
毎にたとえば0.3km/hずつ前記補正値が減少せし
められることになる。 【0047】再び図5において、スリップ率演算手段2
8は、補正手段33による補正後の前輪速度VW′と、
車体速度推定手段24で得られた推定車体速度SVRと
に基づいて、前輪のスリップ率を演算するものである。
すなわちスリップ率をSR、推定車体速度をSVR、前
輪速度をVW′としたときに、スリップ率SRは、 SR=(SVR−VW′)/SVR としてスリップ率演算手段28により演算される。 【0048】目標スリップ率設定手段29では、車体速
度推定手段24で得られた推定車体速度SVRに基づい
て、該推定車体速度SVRでの走行時に目標となるスリ
ップ率が目標スリップ率SRobj として設定される。ま
た偏差算出手段30では、目標スリップ率設定手段29
で設定された目標スリップ率SRobj と、スリップ率演
算手段28で演算されたスリップ率SRとの偏差ΔS
(=SRobj −SR)が算出される。 【0049】さらに制御量演算手段31では、前記偏差
ΔSを極力「0」に近付けるための前輪ブレーキBF1
F2のブレーキ圧制御量が演算され、その演算制御量に
基づいて前輪用ソレノイド駆動手段25F が制御され
る。 【0050】次にこの実施例の作用について、図9を参
照しながら説明すると、車輪速度VWに応じて、推定車
体速度SVRならびに推定車体速度SVRに設定速度V
1を加算した値は図9(a)で示すように変化するもの
であり、車輪加・減速度dVWは、図9(a)で示した
車輪速度VWの変化に応じて図9(b)で示すように変
化する。而して車輪加・減速度dVWが設定加速度α3
以上となってから第1設定時間T1が経過するまでdV
W≧α3を持続した時刻t1で、フラグFα3が図9
(c)で示すようにセットされ、また車輪加・減速度d
VWが設定減速度α4以下となってから第2設定時間T
2が経過するまでdVW≦α4を持続した時刻t2でフ
ラグFα3はリセットされる。 【0051】上記フラグFα3のセット状態で、車輪速
度VWが、推定車体速度SVRに設定速度V1を加算し
た値を超えた時刻t3では、懸架装置が振動していると
してフラグFJが図9(d)で示すようにセットされる
とともに、車輪速度の補正量が図9(e)で示すように
V2に定められ、車輪速度VWが補正量V2だけ増加側
に補正されることになる。而して時刻t3から第4設定
時間T4が経過するまでは、前記補正量はV2一定であ
るが、第4設定時間T4の経過後には前記補正量が徐々
に減少せしめられる。 【0052】さらにフラグFJのセット状態で最後にフ
ラグFα3がセットされた時刻t4から第3設定時間T
3が経過するまでフラグFα3のセットがなかったとき
には、その第3設定時間T3が経過した時刻t5で懸架
装置の振動がなくなったとしてフラグFJがクリアされ
ることになる。 【0053】このようにして、懸架装置振動判定手段3
2により懸架装置の振動が判定されたときには、車輪速
度検出手段19F で検出された車輪速度VWが増加側に
補正され、補正後の車輪速度VW′がスリップ率演算に
用いられるので、懸架装置の振動に応じて目標スリップ
率SRobj が高くなっても、車輪速度VW′の増大に応
じてスリップ率SRが低くなるので、懸架装置の振動に
起因して不必要な減圧制御が生じたり、制御の乱れが生
じることを防止することができる。しかも懸架装置振動
判定手段32での振動判定にあたって用いられる車輪加
・減速度dVWは、アンチロックブレーキ制御装置にお
いて車輪毎に通常装備されている車輪速度検出手段19
F の検出値に基づいて車輪加・減速度演算手段21F
演算されるものであり、車輪速度検出手段19F の検出
値から論理的に懸架装置の振動判定を行なうことがで
き、車輪毎に加・減速度を直接検出する加・減速度検出
手段を設けることが不要であってコスト増大を招くこと
もない。 【0054】また補正手段33は、その補正開始からの
時間経過に応じて補正量を徐々に減少させるものである
ので、懸架装置の振動判定に伴なう車輪速度の補正状態
から車輪速度検出手段19F で実際に検出される車輪速
度への復帰時に、スリップ率演算用の車輪速度が急激に
低下することに伴ってスリップ率が突然深くなることを
防止し、より円滑なアンチロックブレーキ制御を実行す
ることができる。 【0055】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。 【0056】たとえば上記実施例では、自動二輪車につ
いて説明したが、本発明は四輪乗用車にも適用可能であ
る。 【0057】 【発明の効果】以上のように発明によれば、車輪速度
検出手段の検出値から論理的に懸架装置の振動判定を行
なうようにし、車輪毎に加・減速度を直接検出すること
を不要としてコストの低減を図りつつ懸架装置の振動を
判定し、懸架装置の振動に伴って不必要な減圧制御が生
じたり、制御の乱れが生じることを防止することができ
る。しかも懸架装置の振動判定に伴なう車輪速度の補正
状態から車輪速度検出手段で実際に検出される車輪速度
への復帰時に、スリップ率が突然深くなることを防止
し、より円滑なアンチロックブレーキ制御を実行するこ
とができる。 【0058】
【図面の簡単な説明】 【図1】自動二輪車のブレーキ装置の全体構成図であ
る。 【図2】制御ユニットの構成を示すブロック図である。 【図3】車輪速度に基づく車体速度演算手順を示すフロ
ーチャートである。 【図4】車輪速度に基づく演算車体速度の演算処理を説
明するための図である。 【図5】前輪制御部の構成を示すブロック図である。 【図6】振動判定手順および補正手順の一部を示すフロ
ーチャートである。 【図7】振動判定手順および補正手順の一部を示すフロ
ーチャートである。 【図8】振動判定手順および補正手順の残部を示すフロ
ーチャートである。 【図9】懸架装置の振動判定および車輪速度の補正を説
明するためのタイミングチャートである。 【符号の説明】 3F ,3R ・・・ブレーキ液圧調整手段 19F ,19R ・・・車輪速度検出手段 21F ,21R ・・・車輪加・減速度演算手段 24・・・車体速度推定手段 28・・・スリップ率演算手段 29・・・目標スリップ率設定手段 30・・・偏差算出手段 32・・・懸架装置振動判定手段 33・・・補正手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 照泰 大阪府大阪市中央区城見一丁目4番24号 日本電気ホームエレクトロニクス株式 会社内 (56)参考文献 特開 平2−70566(JP,A) 特開 平3−273967(JP,A) 特開 平4−138958(JP,A) 特開 平5−8714(JP,A) 特開 平5−105065(JP,A) 特開 平5−124500(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 8/66

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車輪速度を検出する車輪速度検出手段
    (19F ,19R )と、該車輪速度検出手段(19F
    19R )で検出される車輪速度に基づいて車体速度を推
    定する車体速度推定手段(24)と、前記車輪速度検出
    手段(19F ,19R )で検出される車輪速度ならびに
    前記車体速度推定手段(24)で得られる推定車体速度
    に基づいてスリップ率を演算するスリップ率演算手段
    (28)と、前記車体速度推定手段(24)で得られる
    推定車体速度に基づいて目標スリップ率を定める目標ス
    リップ率設定手段(29)と、目標スリップ率設定手段
    (29)で設定される目標スリップ率ならびにスリップ
    率演算手段(28)で得られるスリップ率の偏差を算出
    する偏差算出手段(30)とを備え、該偏差算出手段
    (30)で得られる偏差に基づいてブレーキ液圧調整手
    段(3F ,3R )の作動を制御する車両のアンチロック
    ブレーキ制御装置において、車輪速度検出手段(1
    F ,19R )で検出される車輪速度に基づいて車輪加
    ・減速度を演算する車輪加・減速度演算手段(21F
    21R )と、該車輪加・減速度演算手段(21F ,21
    R )で得られる車輪加・減速度に基づいて高加・減速度
    および高周波数の車輪速度振動状態を判定するとともに
    その車輪速度振動状態で前記車輪速度検出手段(1
    F ,19R )で得られる車輪速度が前記車体速度推定
    手段(24)で得られる推定車体速度を超えることをも
    って懸架装置が振動していると判定する懸架装置振動判
    定手段(32)と、懸架装置が振動していると前記懸架
    装置振動判定手段(32)が判定するのに応じて前記ス
    リップ率演算手段(28)でのスリップ率演算に用いる
    車輪速度を増加側に補正するとともにその補正開始から
    の時間経過に応じて車輪速度の補正量を徐々に減少させ
    補正手段(33)とを含むことを特徴とする車両のア
    ンチロックブレーキ制御装置。
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