JP3488315B2 - 波形発生装置 - Google Patents

波形発生装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は波形発生装置に関し、さ
らに詳しく言えば、電気部品、例えば部品が実装された
回路基板などの電気的特性を測定する際に、複数の異な
る波形の測定信号を所定の順序で発生させる波形発生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】抵抗、コンデンサやコイル、そして半導
体などの電気部品はもとより、それらを組み合わせた回
路はそれ自体固有の特性を備えており、それらの電気的
特性を測定し、もしくはその良否を的確に判別するに
は、それに見合った測定信号を印加する必要がある。
【0003】図7にはこのような要求に応じて種々の測
定信号を発生することができるようにした波形発生装置
の従来例が示されている。すなわち、同波形発生装置
は、複数の任意波形がディジタルデータとして格納され
ている波形データメモリ1と、それらの波形の出力順序
および発生回数などの波形発生制御データが格納された
波形シーケンスデータメモリ2と、同波形シーケンスデ
ータメモリ2により指定されたアドレスを波形データメ
モリ1に与えるアドレスジェネレータ3とを備えてい
る。
【0004】ここで、波形データメモリ1には、図8に
例示されているように、そのアドレス0〜99には正弦
波Aのデータが、また、アドレス100〜199には矩
形波Bのデータが、そしてアドレス200〜299まで
には三角波Cのデータがそれぞれ格納されているものと
して、波形A、B、Cの順にそれぞれ2回、3回、1回
ずつ繰り返して出力させる場合、波形シーケンスデータ
メモリ2には図9に示されているような波形発生制御デ
ータが格納される。
【0005】すなわち、波形シーケンスデータメモリ2
には各波形A、B、Cについて、それぞれ0〜2,3〜
5,6〜8までの3つのアドレスが与えられ、その内の
アドレス0,3,6には各波形の繰り返し発生回数のデ
ータが2,3,1と記憶される。そして、アドレス1,
4,7には各波形のスタートアドレスが0,100,2
00とそれぞれ書き込まれ、また、アドレス2,5,8
には各波形のエンドアドレス99,199,299がそ
れぞれ書き込まれる。
【0006】アドレスジェネレータ3は、この波形シー
ケンスデータメモリ2のデータの順序にしたがって、波
形データメモリ1に読み出しアドレスを出力し、これに
より波形データメモリ1から波形データが順次読み出さ
れ、同波形データが図示しないD/Aコンバータにてア
ナログ信号に変換されて被測定部品もしくは回路に供給
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、波形シー
ケンスデータメモリ2に波形発生制御データを設定する
ことにより、所望とする波形を任意の順序にしたがって
発生させることができるが、例えばこれと同じパターン
の波形(波形Aを2回、波形Bを3回そして波形Cを1
回)を繰り返し発生させるには、同波形シーケンスデー
タメモリ2のメモリ領域を拡張して、そのアドレスに繰
り返して同様なステップを書き込まなければならないた
め、その作業が煩わしいばかりでなく、波形シーケンス
データメモリ2には、より記憶容量が大きい、したがっ
てコスト高のメモリが必要となり好ましくない、という
問題があった。
【0008】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するためになされたもので、その目的は、波形シーケン
スデータメモリの記憶容量を増やすことなく、しかも出
力波形のシーケンスの作成の自由度をより高めることが
できるようにした波形発生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、異なる複数の出力波形のディジタルデー
タが指定されたアドレス範囲ごとに格納されている波形
データメモリと、上記出力波形の繰り返し発生回数と同
出力波形のスタートアドレスおよびエンドアドレスとを
含む波形発生制御データが格納されている波形シーケン
スデータメモリと、同波形シーケンスデータメモリから
の上記波形発生制御データに基づいて上記波形データメ
モリにその出力波形の読み出しアドレスを与える第1ア
ドレスジェネレータとを備え、上記波形シーケンスデー
タメモリの上記波形発生制御データにより、上記波形デ
ータメモリから所定の順序にしたがって上記出力波形の
ディジタルデータを読み出して所望とする出力波形を発
生させる波形発生装置において、上記波形シーケンスデ
ータメモリ内の上記波形発生制御データを任意にグルー
プ化し、その各グループについての繰り返し発生回数と
同グループのスタートアドレスおよびエンドアドレスと
を含むグループ制御データが格納されたグループシーケ
ンスデータメモリと、そのグループ制御データに基づい
て上記波形シーケンスデータメモリにその波形発生制御
データの読み出しアドレスを出力する第2アドレスジェ
ネレータとを備えていることを特徴としている。
【0010】この場合、上記波形シーケンスデータメモ
リ内の上記波形発生制御データをグループ化するにあた
って、その連続した所定のアドレス範囲にわたってグル
ープ化することが好ましい。
【0011】また、上記波形シーケンスデータメモリお
よび上記グループシーケンスデータメモリの各々は、上
記スタートアドレスおよび上記エンドアドレスをそれぞ
れ保持する第1および第2ラッチ回路と、上記繰り返し
発生回数を保持する第3ラッチ回路とを有し、上記第1
および第2アドレスジェネレータは、同アドレスジェネ
レータから発生されるアドレスと上記第2ラッチ回路に
保持されたエンドアドレスとを比較するコンパレータ
と、同コンパレータからの一致出力の回数をカウント
し、そのカウント値が上記第3ラッチ回路の繰り返し発
生回数に達した時点で上記アドレスジェネレータに停止
信号を供給するカウンタ回路とを備え、上記波形シーケ
ンスデータメモリおよび上記第1アドレスジェネレータ
と、上記グループシーケンスデータメモリおよび上記第
2アドレスジェネレータは、その回路構成が同一である
ことが好ましい。
【0012】
【作用】上記構成によれば、まず、グループシーケンス
データメモリから第2アドレスジェネレータを介して各
グループについての繰り返し発生回数とスタートアドレ
スおよびエンドアドレスが波形シーケンスデータメモリ
に出力される。これを受けて、波出し、第1アドレスジ
ェネレータを介して波形データメモリに読み出しアドレ
スを出力する。これにより、波形データメモリから指定
されたアドレスに格納されている波形データが読み出さ
れる。
【0013】ここで、グループシーケンスデータメモリ
において、あるグループについて繰り返し発生回数が例
えば2回とされ、波形シーケンスデータメモリでそのグ
ループに属する波形の繰り返し発生回数が例えば3回に
されているとすると、波形データメモリからは、3×2
=6回連続してその波形データが出力されることにな
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図4を参
照しながら説明する。図1に示されているように、この
波形発生装置は図7に示されている波形データメモリ
1、波形シーケンスデータメモリ2およびアドレスジェ
ネレータ3に加えて、上記波形シーケンスデータメモリ
2内の波形発生制御データを任意にグループ化し、その
各グループについての繰り返し発生回数と同グループの
スタートアドレスおよびエンドアドレスとを含むグルー
プ制御データが格納されたグループシーケンスデータメ
モリ4と、そのグループ制御データに基づいて上記波形
シーケンスデータメモリ2にその波形発生制御データの
読み出しアドレスを出力するアドレスジェネレータ5と
を備えている。なお、アドレスジェネレータ3とアドレ
スジェネレータ5とを区別するため、前者に第1を付
し、後者に第2を付す。
【0015】図2にはこの波形発生装置の具体的な回路
ブロックが示されている。これによると、グループシー
ケンスデータメモリ4の出力側には、同メモリ4から出
力されるスタートアドレスおよびエンドアドレスをそれ
ぞれ一時的に保持する第1および第2ラッチ回路4a,
4bと、同メモリ4から出力される繰り返し発生回数を
一時的に保持する第3ラッチ回路4cとが接続されてい
る。
【0016】また、第2アドレスジェネレータ5に関連
して、同アドレスジェネレータ5から発生されるアドレ
スと第2ラッチ回路4bに保持されたエンドアドレスと
を比較するコンパレータ5aと、同コンパレータ5aか
らの一致出力の回数をカウントし、そのカウント値が第
3ラッチ回路4cの繰り返し発生回数に達した時点で第
2アドレスジェネレータ5に動作停止信号を供給するカ
ウンタ回路5bとが設けられている。
【0017】第2アドレスジェネレータ5は波形シーケ
ンスデータメモリ2の入力側に接続されているが、同波
形シーケンスデータメモリ2の出力側には、グループシ
ーケンスデータメモリ4と同じく、同メモリ2から出力
されるスタートアドレスおよびエンドアドレスをそれぞ
れ一時的に保持する第1および第2ラッチ回路2a,2
bと、同メモリ2から出力される繰り返し発生回数を一
時的に保持する第3ラッチ回路2cとが接続されてい
る。
【0018】また、第1アドレスジェネレータ3に関連
して、同アドレスジェネレータ3から発生されるアドレ
スと第2ラッチ回路2bに保持されたエンドアドレスと
を比較するコンパレータ3aと、同コンパレータ3aか
らの一致出力の回数をカウントし、そのカウント値が第
3ラッチ回路2cの繰り返し発生回数に達した時点で第
1アドレスジェネレータ3に動作停止信号を供給するカ
ウンタ回路3bとが設けられている。
【0019】このように、この実施例においては、グル
ープシーケンスデータメモリ4および第2アドレスジェ
ネレータ5と、波形シーケンスデータメモリ2および第
1アドレスジェネレータ3は同一の構成とされている。
【0020】なお、この実施例においても、波形データ
メモリ1には先に説明したのと同じく図8に示されてい
るように各波形A,B,Cのデータが格納されており、
また、波形シーケンスデータメモリ2にも、図9に示さ
れているように波形A,B,Cについての波形発生制御
データが格納されているものとする。
【0021】ところで、この実施例によると、その波形
発生制御データは図3に示されているようにグループ1
と2にグループ化されている。すなわち、同図(a)に
示されているように、波形Aが単独でグループ1とさ
れ、これに対して波形BとCとがまとめられてグループ
2とされている。
【0022】したがって、波形シーケンスデータメモリ
2のアドレス0〜8の各データが第1アドレスジェネレ
ータ3を介してシーケンシャルに波形データメモリ1に
与えられることにより、図3(b)に示されているよう
に、同波形データメモリ1から波形A,A,B,B,
B,Cの順でその各波形データが出力されるのである
が、上記のようにグループ化されることにより、波形
A,Aがグループ1として、また、波形B,B,B,C
がグループ2として制御される。
【0023】このように、各波形をグループとして制御
するため、グループシーケンスデータメモリ4には、例
えば図4(a)に示されているようなグループ制御デー
タが格納されている。すなわち、各グループについてそ
れぞれ3つのアドレスが割り当てられ、繰り返し発生回
数、スタートアドレスおよびエンドアドレスが設定され
る。
【0024】この例では、グループ1にアドレス0〜2
が割り当てられ、アドレス0に同グループ1の繰り返し
発生回数として「1」が、アドレス1に同グループ1の
スタートアドレスとして「0」が、そしてアドレス2に
同グループ1のエンドアドレスとして「2」がそれぞれ
設定されている。
【0025】また、グループ2にはアドレス3〜5が割
り当てられ、アドレス3に同グループ2の繰り返し発生
回数として「2」が、アドレス4に同グループ2のスタ
ートアドレスとして「3」が、そしてアドレス5に同グ
ループ2のエンドアドレスとして「8」がそれぞれ設定
されている。
【0026】なお、このグループシーケンスデータメモ
リ4により指定されるスタートアドレス、エンドアドレ
スは波形シーケンスデータメモリ2のアドレスであり、
波形シーケンスデータメモリ2により指定されるスター
トアドレス、エンドアドレスは波形データメモリ1のア
ドレスである。
【0027】動作について説明すると、カウンタ6(図
2参照)からのクロックパルスに同期して、まず、グル
ープシーケンスデータメモリ4のグループ1に関するア
ドレス0〜2の各データが読み出され、繰り返し発生回
数「1」が第3ラッチ回路4cに保持されるとともに、
スタートアドレス「0」とエンドアドレス「2」がそれ
ぞれ第1および第2ラッチ回路4a,4bに保持され
る。
【0028】そして、第2アドレスジェネレータ5から
波形シーケンスデータメモリ2に対してスタートアドレ
ス「0」、エンドアドレス「2」とする読み出しアドレ
スが供給され、これにより同波形シーケンスデータメモ
リ2のアドレス0〜2から波形Aについての各データが
読み出され、繰り返し発生回数「2」が第3ラッチ回路
2cに保持されるとともに、スタートアドレス「0」と
エンドアドレス「99」がそれぞれ第1および第2ラッ
チ回路2a,2bに保持される。
【0029】なお、第2アドレスジェネレータ5からエ
ンドアドレス「2」が出力されると、コンパレータ5a
からカウンタ5bに一致出力が出され、カウンタ5bの
計数値が1となる。この場合、繰り返し発生回数が
「1」であるから、カウンタ5bから第2アドレスジェ
ネレータ5に動作停止信号が供給される。
【0030】上記のように、各ラッチ回路2a〜2cに
データが保持されると、第1アドレスジェネレータ3か
ら波形データメモリ1に対してスタートアドレス
「0」、エンドアドレス「99」とする読み出しアドレ
スが供給され、これにより波形データメモリ1から波形
Aのデータが読み出される。
【0031】第1アドレスジェネレータ3からエンドア
ドレス「99」が出力されると、コンパレータ3aから
カウンタ3bに一致出力が出され、カウンタ3bの計数
値は1となるが、この場合、繰り返し発生回数が「2」
であるから、第1アドレスジェネレータ3から波形デー
タメモリ1に対して再度スタートアドレス「0」、エン
ドアドレス「99」とする読み出しアドレスが供給さ
れ、引き続き波形データメモリ1から波形Aのデータが
読み出される。
【0032】このようにして、波形Aのデータが繰り返
し2回読み出されると、次に、グループシーケンスデー
タメモリ4のグループ2に関するアドレス3〜5の各デ
ータが読み出され、繰り返し発生回数「2」が第3ラッ
チ回路4cに保持されるとともに、スタートアドレス
「3」とエンドアドレス「8」がそれぞれ第1および第
2ラッチ回路4a,4bに保持される。
【0033】これにより、第2アドレスジェネレータ5
から波形シーケンスデータメモリ2に対してスタートア
ドレス「3」、エンドアドレス「8」とする読み出しア
ドレスが供給される。これに伴って、まず、同波形シー
ケンスデータメモリ2のアドレス3〜5から波形Bにつ
いての各データ、すなわち繰り返し発生回数「3」、ス
タートアドレス「100」とエンドアドレス「199」
がそれぞれ上記と同様にして各ラッチ回路2c,2a,
2bに保持され、これに基づいて第1アドレスジェネレ
ータ3から出力される読み出しアドレスにしたがって、
波形データメモリ1より波形Bのデータが3回繰り返し
て出力される。
【0034】続いて、波形シーケンスデータメモリ2の
アドレス6〜8から波形Cについての各データ、すなわ
ち繰り返し発生回数「1」、スタートアドレス「20
0」とエンドアドレス「299」がそれぞれ各ラッチ回
路2c,2a,2bに保持され、これに基づいて第1ア
ドレスジェネレータ3から出力される読み出しアドレス
にしたがって、波形データメモリ1より波形Cのデータ
が1回出力される。
【0035】この場合、グループシーケンスデータメモ
リ4のグループ2に関する繰り返し発生回数は「2」で
あるため、再度波形Bのデータが3回、波形Cのデータ
が1回読み出され、図4(b)に示されているように、
グループ1,2,2順で波形データが読み出されること
になる。
【0036】上記実施例では、3つの波形A,B,Cを
例にして、波形Aをグループ1とし、波形B,Cをグル
ープ2としているが、そのグループの組み合わせは任意
であって、例えば波形A,Cをグループ1とし、波形B
をグループ2としてもよい。
【0037】いずれにしても、本発明によれば波形シー
ケンスデータメモリ2の容量を節約することができる。
ちなみに、波形データメモリに波形データ数100のデ
ータが格納されており、波形シーケンスデータメモリの
容量を100として、そのメモリ容量全部に図5に示さ
れているようにデータを書き込み、その読み出しクロッ
ク周波数を100Hz(0.01秒)、繰り返し回数1
として同波形シーケンスデータメモリが1周するとき
に、全波形データが出力されるまでの時間は、 0.01(秒)×100×33=33(秒) である。これに対して、本発明のように、グループシー
ケンスデータメモリを使用し、同メモリに図6のように
波形シーケンスデータメモリに対するデータ(繰り返し
発生回数10、スタートアドレス0、エンドアドレス9
8)を格納して、波形出力を実行すると、それに要する
時間は、 (0.01(秒)×100×33)×10=330(秒) となる。このことは、従来と同じ波形データメモリの内
容で10倍の330秒間、波形を出力することができる
ことを意味する。換言すれば、従来と同じ波形を出力す
る場合、本発明によれば、波形シーケンスデータメモリ
の容量を節約することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
波形シーケンスデータメモリに、出力波形の繰り返し発
生回数と同出力波形のスタートアドレスおよびエンドア
ドレスとを含む波形発生制御データを格納し、その波形
発生制御データに基づいて波形データメモリから所定の
順序にしたがって出力波形のディジタルデータを読み出
して所望とする出力波形を発生させる波形発生装置にお
いて、上記波形シーケンスデータメモリ内の波形発生制
御データを任意にグループ化するとともに、同波形シー
ケンスデータメモリの上位にグループシーケンスデータ
メモリを設け、同グループシーケンスデータメモリに、
グループ化された波形発生制御データの各グループにつ
いての繰り返し発生回数と同グループのスタートアドレ
スおよびエンドアドレスとを含むグループ制御データを
格納し、同グループシーケンスデータメモリにて上記波
形シーケンスデータメモリを制御するようにしたことに
より、波形シーケンスデータメモリの記憶容量を増やす
ことなく、しかも出力波形のシーケンスの作成の自由度
をより高めることができる、という効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による波形発生装置の概略的なブロック
線図。
【図2】同波形発生装置の具体的な回路構成例を示した
ブロック線図。
【図3】同波形発生装置の波形シーケンスデータメモリ
に格納されている波形発生制御データをグループ化する
状態、およびそのグループとしての出力波形を示した説
明図。
【図4】同波形発生装置のグループシーケンスデータメ
モリに格納されているグループ制御データおよびグルー
プ単位で繰り返し出力される波形の順序を模式的に示し
た説明図。
【図5】本発明と対比するうえで、従来方式にしたがっ
て波形シーケンスデータメモリに波形発生制御データを
格納した状態を示した説明図。
【図6】図5の波形シーケンスデータメモリの上位に設
けられる本発明によるグループシーケンスデータメモリ
のデータ格納例を示した説明図。
【図7】波形発生装置の従来例を示した概略的なブロッ
ク線図。
【図8】同従来例の波形データメモリに格納されている
波形データを示した模式図。
【図9】同従来例の波形シーケンスデータメモリに格納
されている波形発生制御データを示した模式図。
【符号の説明】
1 波形データメモリ 2 波形シーケンスデータメモリ 3 第1アドレスジェネレータ 4 グループシーケンスデータメモリ 5 第2アドレスジェネレータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03B 28/00 G06F 1/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる複数の出力波形のディジタルデー
    タが指定されたアドレス範囲ごとに格納されている波形
    データメモリと、上記出力波形の繰り返し発生回数と同
    出力波形のスタートアドレスおよびエンドアドレスとを
    含む波形発生制御データが格納されている波形シーケン
    スデータメモリと、同波形シーケンスデータメモリから
    の上記波形発生制御データに基づいて上記波形データメ
    モリにその出力波形の読み出しアドレスを与える第1ア
    ドレスジェネレータとを備え、上記波形シーケンスデー
    タメモリの上記波形発生制御データにより、上記波形デ
    ータメモリから所定の順序にしたがって上記出力波形の
    ディジタルデータを読み出して所望とする出力波形を発
    生させる波形発生装置において、上記波形シーケンスデ
    ータメモリ内の上記波形発生制御データを任意にグルー
    プ化し、その各グループについての繰り返し発生回数と
    同グループのスタートアドレスおよびエンドアドレスと
    を含むグループ制御データが格納されたグループシーケ
    ンスデータメモリと、そのグループ制御データに基づい
    て上記波形シーケンスデータメモリにその波形発生制御
    データの読み出しアドレスを出力する第2アドレスジェ
    ネレータとを備えていることを特徴とする波形発生装
    置。
  2. 【請求項2】 上記波形シーケンスデータメモリ内の上
    記波形発生制御データは、その連続した所定のアドレス
    範囲にわたってグループ化されることを特徴とする請求
    項1に記載の波形発生装置。
  3. 【請求項3】 上記波形シーケンスデータメモリおよび
    上記グループシーケンスデータメモリの各々は、上記ス
    タートアドレスおよび上記エンドアドレスをそれぞれ保
    持する第1および第2ラッチ回路と、上記繰り返し発生
    回数を保持する第3ラッチ回路とを有し、上記第1およ
    び第2アドレスジェネレータは、同アドレスジェネレー
    タから発生されるアドレスと上記第2ラッチ回路に保持
    されたエンドアドレスとを比較するコンパレータと、同
    コンパレータからの一致出力の回数をカウントし、その
    カウント値が上記第3ラッチ回路の繰り返し発生回数に
    達した時点で上記アドレスジェネレータに動作停止信号
    を供給するカウンタ回路とを備えていることを特徴とす
    る請求項1に記載の波形発生装置。
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