JP3488184B2 - データ履歴制御処理装置 - Google Patents

データ履歴制御処理装置

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JP3488184B2
JP3488184B2 JP2000198250A JP2000198250A JP3488184B2 JP 3488184 B2 JP3488184 B2 JP 3488184B2 JP 2000198250 A JP2000198250 A JP 2000198250A JP 2000198250 A JP2000198250 A JP 2000198250A JP 3488184 B2 JP3488184 B2 JP 3488184B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ履歴制御処理
装置に係り、特にデータが発生した時刻情報が付加され
たデータを履歴管理するとともに、その中から必要とす
るデータを検索・抽出するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、データが発生した時刻情報が付
加されたデータを履歴管理する場合の1例として、図9
によりグループ位置情報管理システムについて説明す
る。グループ位置情報管理とは、グループが現在どこに
位置しているのか、そのグループは過去にどのような位
置を経過して現在位置にいるのか、またこれからどこに
移動する予定なのか等を位置情報と、時刻情報を含めて
管理するものである。そしてグループデータを格納する
テーブルとして、図9に示す如く、予定テーブル30、
最新テーブル31、履歴テーブル32を用意する。
【0003】予定テーブル30は、将来の予定を示すも
のであって、データ項目に発生予定時刻が含まれた予定
データを複数格納できる構造であり、図9に示す如く、
Aグループについては、西暦2000年1月1日00時
00分00秒に位置座標(100、150)に位置する
予定であり、次いで同日の10時00分00秒に位置座
標(100、200)に位置する予定であること、また
Bグループについては、西暦2000年1月1日00時
00分00秒に位置座標(200、200)に位置する
予定であることが格納されている。
【0004】最新テーブル31は、最新の状態を示すも
のであって、データ項目に発生時刻が含まれた最新のデ
ータをグループ毎に1つだけ格納できる構造であり、図
9に示す如く、Aグループについては西暦1999年1
2月1日13時5分7秒に位置座標(100、200)
に位置したことを示し、またBグループについては西暦
1999年12月1日10時00分00秒に位置座標
(300、200)に位置したことを示す。
【0005】また、履歴テーブル32は、過去の履歴デ
ータを示すものであって、データ項目に発生時刻が含ま
れた過去の履歴データを複数格納できる構造であり、図
9に示す如く、Aグループについては、西暦1999年
11月10日17時10分11秒0位置座標(300、
200)に、西暦1999年11月23日9時42分3
7秒に位置座標(150、200)に位置していたこと
を示し、またBグループについては、西暦1999年1
1月5日10時23分10秒に位置座標(350、20
0)に、西暦1999年11月20日12時56分47
秒に位置座標(100、250)に位置していたことを
示す。
【0006】次に図9において、新規のデータが発生
し、登録を行う時の処理、任意の時点に対応するデー
タの検索時の処理、予定データの有効時の処理につい
て説明する。
【0007】.新規のデータが発生し、登録を行う場
合の処理は次のように行う。
【0008】−1.最新テーブル31上の、新規デー
タが発生したグループ名例えばグループ名がAグループ
のデータを履歴テーブル32上に移動する。
【0009】−2.それから最新テーブル31上にA
グループの新規データ(位置座標、発生時刻)を格納す
る。
【0010】.過去の任意の時刻に対応するデータを
検索する場合の処理は次のように行う。
【0011】−1.履歴テーブル32内のデータを検
索し、指定された任意の時刻より前の一番近いデータを
各グループ毎に抽出する処理を行う。
【0012】なお、現在の時刻に対応するデータを検索
する場合は、最新テーブル31を検索すればよい。
【0013】.予定データの有効時の処理すなわち、
予定テーブル30に格納されたデータが有効になる場合
の処理は次のように行う。
【0014】−1.予定テーブル30のデータを定期
的に監視して、予定テーブル内のデータの発生予定時刻
と現在時刻が同じになった時点でそのデータの同じグル
ープの最新テーブル31内のデータを履歴テーブル32
に移動する。
【0015】−2.次に前記、発生予定時刻と現在時
刻が同じになった予定テーブル30のデータを最新テー
ブル31に移動する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
では、過去の任意の時刻に対応するデータの検索を行う
場合、検索時に全てのデータの発生時刻と検索対象の任
意の時刻とを比較する処理を行うため、データの検索・
抽出が効率的でないという問題点があった。
【0017】また最新テーブル31と履歴テーブル32
とは別テーブルであり、従って最新のデータの検索と過
去のデータの検索では違うロジックを用いる必要があ
り、テーブルが違うために処理ロジックが複雑になる要
因となっていた。
【0018】更に従来の技術では、予定のデータについ
てはそのデータが有効になる時点で更新する処理を行う
ため、処理対象のグループ数が多くて同一時刻に有効に
なる予定データが膨大な量の場合には、システム資源を
圧迫するという欠点があった。
【0019】したがって本発明は、不定期に発生するデ
ータの管理において、最新データ、履歴データおよび未
来の予定データを含めて一元的に管理し、データの検索
・抽出を有効に行うことができるデータ履歴制御処理
を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の原理図を図1に
示す。図1において、1は新規データ登録部、2はデー
タ検索部、3は予定データ登録部、4はテーブル部であ
る。テーブル部4には、事象名(この例ではAグルー
プ、Bグループ)としてのグループ名22、位置座標2
3、有効期限開始時刻24、有効期限終了時刻25が格
納されている。なお有効期限終了時刻25において「9
999/99/99 99:99:99」は、有効期限
終了時刻が期限無しであることを示す。
【0021】 本発明の前記目的は下記の(1)〜
(3)により達成される。
【0022】 (1)有効期限開始時刻と、有効期限終
了時刻と、グループを特定するグループ名と、そのグル
ープの位置情報のデータ項目が含まれたデータと、前記
データの集合を格納する1つのテーブルと、データの登
録時にその直前のデータの有効期限終了時刻を設定し、
前記テーブルに格納された前記データの集合が時間的に
継続したデータとなるように登録する新規データ登録手
段を具備し、前記テーブルに前記データを登録する際
に、その直前のデータの有効期限終了時刻を設定し、前
記テーブルに格納された前記データの集合が時間的に継
続したデータとなるようにして、1つのテーブルで複数
のグループの位置情報を管理したことを特徴とする。
【0023】 (2)前記(1)において、指定した時
刻に該当するデータの有無を検索するデータ検索におい
て、前記データのグループ名と有効期限開始時刻と有効
期限終了時刻をもとにして、前記テーブルから、前記指
定した時刻に該当するデータを検索するデータ検索手段
を有することを特徴とする。
【0024】 (3)有効期限開始時刻と、有効期限終
了時刻と、グループを特定するグループ名と、そのグル
ープの位置情報のデータ項目が含まれたデータと、前記
データの集合を格納する1つのテーブルと、データの登
録時に直前のデータの有効期限終了時刻を登録データの
有効期限開始時刻に置き換えた後に、登録データを前記
テーブルに登録するデータ登録手段を具備し、前記テー
ブルに前記データを登録する際に、その直前のデータの
有効期限終了時刻を登録データの有効期限開始時刻に設
定し、前記テーブルに格納された前記データの集合が時
間的に継続したデータとなるようにして、1つのテーブ
ルで複数のグループの位置情報を管理したことを特徴と
する。
【0025】そしてこれにより下記の作用効果を奏す
る。
【0026】(1)各データに有効期限開始時刻と、有
効期限終了時刻を付加し、データ登録時に時間的に継続
したデータとなる処理を行うことにより、任意の時点に
おけるデータを1個のデータテーブルより容易に検索・
抽出できる。
【0027】(2)予定データ、最新データ、履歴デー
タに対して同一のロジック検索処理を行うことができる
ので、処理ロジックを簡素化できる。
【0028】なお、予定データの登録時に時間的に連続
したデータとなる処理を行うことにより、予定データへ
の切り替え時におけるシステムへの負荷の低減をはかる
ことができる。
【0029】(3)1つのデータ登録手段により新規デ
ータと、予定データとを登録することができるので構成
を簡単なものとすることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図2〜図
6にもとづき説明する。図2は本発明の一実施の形態、
図3は本発明の一実施の形態におけるテーブル部説明
図、図4は本発明における新規データ登録動作説明図、
図5は本発明における検索動作説明図、図6は本発明に
おける予定データ登録動作説明図である。
【0031】図中他と同記号は同一部を示し、1は新規
データ登録部、2はデータ検索部、3は予定データ登録
部、4はテーブル部、5はデータ処理部、6は入力部、
7は表示部、8はネットワーク、10は処理装置、11
は入力処理装置である。
【0032】新規データ登録部1は検索対象である、例
えばグループ名の如き事象に対する最新のデータをテー
ブル部4に登録する処理を行うものであり、後述する図
4に示す動作を行うものである。
【0033】データ検索部2は、テーブル部4をアクセ
スしてテーブル部4から検索対象とするデータを検索・
抽出するものであり、後述する図5に示す動作を行うも
のである。
【0034】予定データ登録部3は事象に対する予定さ
れるデータをテーブル部4に登録する処理を行うもので
あり、後述する図6に示す動作を行うものである。
【0035】テーブル部4は事象に対する予定データ、
最新データ、履歴データが格納されるものであり、事象
がグループの場合には、図3に示す如く、グループ名2
2、位置座標23、有効期限開始時刻24、有効期限終
了時刻25等が記入されるグループデータテーブル21
が格納されるものである。
【0036】このグループデータテーブル21により例
えばAグループの第2項に示す如く、Aグループについ
ては、有効期限開始時刻西暦1999年12月15日1
1時50分31秒から、有効期限終了時刻西暦1999
年12月15日12時00分00秒の間は位置座標(5
00、200)に位置していたことを示す。
【0037】データ処理部5は、テーブル部4に対して
予定データ、最新データを登録処理したり、予定デー
タ、最新データ、履歴データを検索処理するものであ
り、前記新規データ登録部1、データ検索部2、予定デ
ータ登録部3等を有するものである。
【0038】入力部6はデータ登録処理やデータ検索処
理に必要なデータを入力するものであり、例えばキーボ
ードやマウス等を具備している。
【0039】表示部7はデータ登録処理やデータ検索処
理に必要な入力データのガイダンスを行ったり、入力デ
ータを表示して確認を求めたり、検索処理結果を表示し
てオペレータに提示する等の表示処理を行うものであ
り、例えばCRTや液晶の如き表示部分を具備してい
る。
【0040】ネットワーク8は、前記入力部6や表示部
7を有する入力処理装置11と、前記データ処理部5や
テーブル部4を具備する処理装置10等を接続するもの
であり、例えばローカルエリアネットワークやワイドエ
リアネットワーク等で構成されている。なお処理装置1
0はサーバで構成することができる。また入力処理装置
11は、例えばパーソナル・コンピュータで構成するこ
とができる。
【0041】本発明の動作について、(1)新規データ
登録時の動作、(2)検索時の動作、(3)予定データ
登録時の動作について図4〜図6を参照して説明する。
【0042】(1)新規データ登録時の動作 S1.オペレータは、入力処理装置11の入力部6よ
り、新規データとしてグループ名A、位置座標x、yを
入力する。
【0043】S2.次にオペレータは、入力部6より有
効期限開始時刻として現在時刻t0を設定する。そして
前記各入力データを入力処理装置11からネットワーク
8を経由して、新規データ登録要求としてコマンドを付
加して処理装置10に送出する。
【0044】S3.処理装置10では、データ処理部5
がこれを解読して、新規データ登録要求であることを認
識し、新規データ登録部1を動作させる。そして前記伝
送されたグループ名A、位置座標x、y、有効期限開始
時刻t0をレジスタに保持するとともに、有効期限終了
時刻として期限無し「9999/99/99 99:9
9:99」をレジスタに設定する。
【0045】S4.それから新規データ登録部1はグル
ープ名がAであり、且つ有効期限終了時刻が「9999
/99/99 99:99:99」であるデータがテー
ブル部4内に存在するか否かを検索する。
【0046】S5.新規データ登録部1がテーブル部4
内にこれに該当するデータの存在を検出すると、この検
出したグループ名がAであり、かつ有効期限終了時刻が
期限無し「9999/99/99 99:99:99」
であるデータの有効期限終了時刻をt0に変更する。
【0047】S6.それから新規データ登録部1が前記
S1〜S3で入力設定された新規データをテーブル部4
に記入する。これにより新規データとしてグループ名
A、位置座標x、y、有効期限開始時刻t0、有効期限
終了時刻「9999/99/99 99:99:99」
が記入される。
【0048】S7.なお前記S4において、前記データ
がテーブル部4内に存在しない場合は、テーブル部4に
初めてデータを記入する場合であるので、新規データ登
録部1が前記新規データをテーブル部4に記入登録する
ことになる。
【0049】なお、前記の新規データを記入したとき、
それまで新規データであったものが履歴データとなる。
【0050】(2)検索時の動作 S1.オペレータは、入力処理装置11の入力部6より
検索条件としてグループ名Aと、検索対象時刻Tを入力
する。これら検索条件を入力処理装置11からネットワ
ーク8を経由して、検索要求としてコマンドを付加して
処理装置10に送出する。
【0051】S2.処理装置10では、データ処理部5
がこれを解読して検索要求であることを認識し、データ
検索部2を動作させる。データ検索部2は、この検索条
件を認識して、テーブル部4内に、グループ名がAであ
り、かつ有効期限開始時刻≦T<有効期限終了時刻とな
るデータが存在するか否かを検索する。
【0052】S3.データ検索部2がテーブル部4を検
索の結果、該当データが存在しない場合、データ検索部
2は該当データがなしであることを検索結果として入力
処理装置11の表示部7に返す。
【0053】S4.これにより表示部7には、この検索
結果が画面上に表示され、オペレータがこれを認識す
る。
【0054】S5.前記S2において検索の結果、該当
データが存在する場合には、データ検索部2は該当する
データを検索結果として入力処理装置11の表示部7に
返す。これにより表示部7には、この検索結果が画面上
に表示され、オペレータがこれを認識する。
【0055】(3)予定データ登録時の動作 S1.オペレータは、入力処理装置11の入力部6よ
り、予定データとしてグループ名A、位置座標x、y、
有効期限開始時刻に予定データの発生予定時刻t1を入
力する。そして前記各入力データを入力処理装置11か
らネットワーク8を経由して、予定データ登録要求とし
てのコマンドを付加して処理装置10に送出する。
【0056】S2.処理装置10では、データ処理部5
がこれを解読して予定データ登録要求であることを認識
し、予定データ登録部3を動作させる。そして予定デー
タ登録部3は、前記伝送されたグループ名A、位置座標
x、y、有効期限開始時刻t1をレジスタに保持すると
ともに、有効期限終了時刻として期限無し「9999/
99/99 99:99:99」をレジスタに設定す
る。
【0057】S3.それから予定データ登録部3は、グ
ループ名がAであり、かつ有効期限終了時刻が期限無し
「9999/99/99 99:99:99」であるデ
ータがテーブル部4内に存在するか否かを検索する。
【0058】S4.予定データ登録部3が、テーブル部
4内にこれに該当するデータの存在を検出すると、この
検出したグループ名がAであり、かつ有効期限終了時刻
が期限無し「9999/99/99 99:99:9
9」であるデータの有効期限終了時刻をt1に変更す
る。
【0059】S5.それから予定データ登録部3が前記
S1、S2で入力設定された予定データをテーブル部4
に記入する。これにより予定データとしてグループ名
A、位置座標x、y、有効期限開始時刻t1、有効期限
終了時刻「9999/99/99 99:99:99」
が記入される。
【0060】S6.なお前記S3において、前記データ
がテーブル部4内に存在しない場合は、テーブル部4に
初めてのデータを記入する場合であるので、予定データ
登録部3が前記予定データをテーブル部4に記入登録す
ることになる。
【0061】本発明の第2の実施の形態を図7、図8に
より説明する。第2の実施の形態では新規データ登録と
予定データ登録を同一の登録部で行うようにしたもので
ある。
【0062】図7に示す如く、第2の実施の形態では、
処理装置15側に設けたデータ処理部14に、新規デー
タの登録と予定データの登録を行うデータ登録部13を
設けたものである。
【0063】データ登録時の動作を説明する。なお第2
の実施の形態において、登録データの発生時刻t2が未
来のものであればそのデータは予定データであり、発生
時刻t2が現在のものであればそのデータは新規データ
である。
【0064】S1.オペレータは、入力処理装置11の
入力部6より登録データとしてグループ名A、位置座標
x、y、有効期限開始時刻に登録データの発生時刻t2
を入力する。そして前記各入力データを入力処理装置1
1からネットワーク8を経由して、データ登録要求とし
てのコマンドを付加して処理装置15に送出する。
【0065】S2.処理装置15では、データ処理部1
4がこれを解読してデータ登録要求であることを認識
し、データ登録部13を動作させる。そしてデータ登録
部13は、前記伝送されたグループ名A、位置座標x、
y、有効期限開始時刻t2をレジスタに保持するととも
に、有効期限終了時刻として期限無し「9999/99
/99 99:99:99」をレジスタに設定する。
【0066】S3.それからデータ登録部13は、グル
ープ名がAであり、かつ有効期限終了時刻が期限無し
「9999/99/99 99:99:99」であるデ
ータがテーブル部4内に存在するか否かを検索する。
【0067】S4.データ登録部13がテーブル部4内
にこれに該当するデータの存在を検出すると、この検出
したグループ名がAであり、かつ有効期限終了時刻が期
限無し「9999/99/99 99:99:99」で
あるデータの有効期限終了時刻をt2に変更する。
【0068】S5.それからデータ登録部13が前記S
1、S2で入力設定された登録データをテーブル部4に
記入する。これにより登録データとしてグループ名A、
位置座標x、y、有効期限開始時刻t2、有効期限終了
時刻「9999/99/9999:99:99」が記入
される。
【0069】S6.なお前記S3において、前記データ
がテーブル部4内に存在しない場合は、テーブル部4に
初めてのデータを記入する場合であるので、データ登録
部13が前記登録部13に前記登録データをテーブル部
4に記入登録することになる。
【0070】なお第2の実施の形態において、図7にお
けるデータ検索部2は、前記第1の実施の形態における
データ検索部2と同一構成であり、同一の動作をするも
のであるから、その動作説明は省略する。
【0071】また、予定データの登録時に時間的に連続
したデータとなる処理を行うことにより、予定データへ
の切り替え時におけるシステムへの負荷の低減をはかる
ことができる。
【0072】ところで先行技術文献である特開平8−1
37950号公報に記載されたものは、データを日付毎
に物理的に分けて管理し、検索時等において、時系列に
継続させる手段を用いているが、本発明は、データを物
理的に一箇所にし、データ格納時に時系列に継続するよ
うにしており、これにより検索時等におけるプログラム
ロジックの複雑さの回避及び処理時間の削減に寄与して
いる。
【0073】また特開平9−160973号公報に記載
されたものは、データを未来、現在、過去に物理的に分
けて管理しており、またデータの精度が日単位までであ
る。本発明はデータを物理的に一箇所にし、データ格納
時に時系列に継続するようにしており、これにより検索
時等におけるプログラムロジックの複雑さの回避及び処
理時間の削減に寄与しているとともに、データの精度を
秒単位までとし、時々刻々と変化する事象に対してのデ
ータ履歴管理を実現している。
【0074】特開平10−124751号公報に記載さ
れたものは、データ登録時に有効期間(開始、終了)を
既に設定し、時系列管理は実施していない。本発明はデ
ータ登録時に有効期間(開始、終了)は設定するが、終
了についてはそれより未来のデータがない場合無限大と
いう値を設定している。これにより順次登録されたデー
タは時系列的に継続して管理することが可能となる。
【0075】なお前記説明はグループの履歴データにつ
いて行われたが本発明は勿論これに限定されるものでは
なく、他の分野でも適用することができる。
【0076】
【発明の効果】本発明により下記の効果を奏することが
できる。
【0077】(1)各データに有効期限開始時刻と、有
効期限終了時刻を付加し、データ登録時に時間的に継続
したデータとなる処理を行うことにより、任意の時点に
おけるデータを1個のデータテーブルより容易に検索・
抽出できる。
【0078】(2)予定データ、最新データ、履歴デー
タに対して同一のロジック検索処理を行うことができる
ので、処理ロジックを簡素化できる。
【0079】(3)1つのデータ登録手段により新規デ
ータと、予定データとを登録することができるので構成
を簡単なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施の形態である。
【図3】本発明の一実施の形態のテーブル部説明図であ
る。
【図4】本発明の新規データ登録動作説明図である。
【図5】本発明の検索動作説明図である。
【図6】本発明の予定データ登録動作説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態である。
【図8】第2の実施の形態におけるデータ登録時の動作
説明図である。
【図9】従来例である。
【符号の説明】
1 新規データ登録部 2 データ検索部 3 予定データ登録部 4 テーブル部 5 データ処理部 6 入力部 7 表示部 8 ネットワーク 10 処理装置 11 入力処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−160973(JP,A) 特開 平7−93363(JP,A) 特開2000−180199(JP,A) 特開2000−181759(JP,A) 特開2000−155757(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 240 G06F 17/30 170 G06F 12/00 517 G06F 12/00 520 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有効期限開始時刻と、有効期限終了時刻
    と、グループを特定するグループ名と、そのグループの
    位置情報のデータ項目が含まれたデータと、 前記データの集合を格納する1つのテーブルと、 データの登録時にその直前のデータの有効期限終了時刻
    を設定し、前記テーブルに格納された前記データの集合
    が時間的に継続したデータとなるように登録する新規デ
    ータ登録手段を具備し、 前記テーブルに前記データを登録する際に、その直前の
    データの有効期限終了時刻を設定し、前記テーブルに格
    納された前記データの集合が時間的に継続したデータと
    なるようにして、1つのテーブルで複数のグループの位
    置情報を管理したことを特徴とするデータ履歴制御処理
    装置。
  2. 【請求項2】指定した時刻に該当するデータの有無を検
    索するデータ検索において、前記データのグループ名と
    有効期限開始時刻と有効期限終了時刻をもとにして、前
    記テーブルから、前記指定した時刻に該当するデータを
    検索するデータ検索手段を有することを特徴とする請求
    項1記載のデータ履歴制御処理装置。
  3. 【請求項3】有効期限開始時刻と、有効期限終了時刻
    と、グループを特定するグループ名と、そのグループの
    位置情報のデータ項目が含まれたデータと、 前記データの集合を格納する1つのテーブルと、 データの登録時に直前のデータの有効期限終了時刻を登
    録データの有効期限開始時刻に置き換えた後に、登録デ
    ータを前記テーブルに登録するデータ登録手段を具備
    し、 前記テーブルに前記データを登録する際に、その直前の
    データの有効期限終了時刻を登録データの有効期限開始
    時刻に設定し、前記テーブルに格納された前記データの
    集合が時間的に継続したデータとなるようにして、1つ
    のテーブルで複数のグループの位置情報を管理したこと
    を特徴とするデータ履歴制御処理装置。
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