JPH11219369A - 情報提示装置 - Google Patents

情報提示装置

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JPH11219369A
JPH11219369A JP2211598A JP2211598A JPH11219369A JP H11219369 A JPH11219369 A JP H11219369A JP 2211598 A JP2211598 A JP 2211598A JP 2211598 A JP2211598 A JP 2211598A JP H11219369 A JPH11219369 A JP H11219369A
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Atsushi Kawai
淳 河合
Koichi Yazaki
孝一 矢崎
Eiji Hasegawa
英司 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報間の関連性による情報の全体像の提示
と、各情報の閲覧を、スムーズに行うことが可能な情報
提示装置を提供すること。 【解決手段】 表示対象となる各々の情報オブジェクト
の間の類似度に関する情報を算出し、前記類似度に関す
る情報に基づいて、類似度の高い情報オブジェクト同士
が情報探索空間において近い位置となるように各々の情
報オブジェクトの配置位置を最適化するオブジェクト配
置決定部1032とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを用
いた情報提示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報提示装置における情報提示方
法としては、例えばオペレーティングシステムの一種で
あるWindows3.1(登録商標)に備えられているファイル
マネージャのように、情報オブジェクトの保存されてい
る媒体内での論理構造に基づいてツリー型に表示する方
法や、WWW(World Wide Web)の閲覧に用いられるブ
ラウザソフトウェアのように情報オブジェクトのリンク
関係をたどって順次表示していく方法、またはサーチエ
ンジンを用いたキーワード検索の結果を表示する場合の
ようにキーワードに適応した情報をリストアップして表
示する方法などがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
ツリー型表示を用いる場合には、ツリーのどこに何が保
管されているかをユーザが知っていなければならないと
いう問題点があった。また、リンク関係をたどっていく
方法では、目的とする情報にたどりつけない場合があっ
たり、不必要な情報を多数見ることになる等の問題点が
あった。また、キーワード検索の後のリストアップ表示
では、検索された情報の周辺を含めた全体像が得られ
ず、どの情報がどういう関係にあるのかわからないとい
う問題点を有していた。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑み、情報間の
関連性による情報の全体像の提示と、各情報の閲覧を、
スムーズに行うことが可能な情報提示装置を提供するこ
とを特徴とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の情報提示装置は、情報オブジェクトを情報
探索空間に配置し、操作者の指示に従って、情報オブジ
ェクトの内容を表示手段に提示する情報提示装置であっ
て、表示対象となる各々の情報オブジェクトについて、
類似度の高い情報オブジェクト同士が情報探索空間にお
いて近い位置となるように情報オブジェクトを配置する
オブジェクト配置手段を含むことを特徴とする。
【0006】ここで、前記情報提示装置は、操作者から
情報検索に用いる検索キーワードの入力を受け付ける検
索キーワード入力手段を有し、前記検索キーワードに適
応する情報オブジェクトのみを表示対象とすることが好
ましい。表示対象となる情報オブジェクト数を減少させ
ることにより、情報オブジェクトの配置の際の処理量を
軽減することができるからである。
【0007】また、前記オブジェクト配置手段は、表示
対象となる各々の情報オブジェクトの間の類似度に関す
る情報を算出する類似度算出手段と、前記類似度算出手
段が算出した類似度に関する情報に基づいて、類似度の
高い情報オブジェクト同士が情報探索空間において近い
位置となるように各々の情報オブジェクトの配置位置を
決定する配置決定手段とを含むことができる。
【0008】また、前記情報提示装置は、情報オブジェ
クトの配置に用いる一又は複数の配置キーワードを決定
する配置キーワード決定手段と、各々の情報オブジェク
トに設定される複数のパラメータについて、各々の情報
オブジェクトと各々のパラメータとの関連に基づいて設
定されるパラメータ値と、前記配置キーワードと各々の
パラメータとの関連に基づいて設定される重み付け値
と、各々の配置キーワードに設定される優先度とを含む
管理情報を記憶する管理情報記憶手段とを有し、前記類
似度算出手段は、前記管理情報記憶手段に記憶されてい
る情報から、前記類似度に関する情報を算出することも
できる。
【0009】また、前記情報提示装置はさらに、操作者
の情報探索空間における挙動に関する履歴情報を保持す
る履歴情報保持手段を有し、前記配置キーワード決定手
段は、履歴情報を参照して配置キーワードを決定するこ
ともできる。このような構成としておくと、操作者が配
置キーワードを入力することなく、適切な配置とするこ
とも可能となる。
【0010】また、前記情報提示装置はさらに、操作者
の情報探索空間における挙動に関する履歴情報を保持す
る履歴情報保持手段と、履歴情報を参照して前記管理情
報記憶手段に記憶されている情報を更新する管理情報更
新手段とを有することもできる。このような構成として
おくと、操作者が管理情報の更新を行う必要がなくな
る。
【0011】また、前記情報提示装置はさらに、情報探
索空間における視点位置を自動的に変更する視点位置自
動変更手段を有することが好ましい。操作者が入力手段
を用いて視点の位置を入力しなくても、あたかも動画を
見ているような間隔で情報探索空間を眺めることができ
るからである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一
実施の形態における情報提示装置の構成を示す機能ブロ
ック図である。同図に示されるように、本実施の形態の
情報提示装置は、キーワード入力部101、視点位置入
力部102、制御部103、出力部104、情報オブジ
ェクト格納部105、管理情報格納部106、履歴情報
格納部107を備える。
【0013】制御部103は、機能的には、情報オブジ
ェクト検索部1031、オブジェクト配置決定部103
2、視点位置決定部1033、情報表示制御部103
4、管理情報更新部1035を備えている。制御部10
3の処理内容については後述する。
【0014】キーワード入力部101は、本実施の形態
の情報提示装置に提示させるべき情報オブジェクトを検
索するための検索用のキーワード(以下、「検索キーワ
ード」という。)、情報オブジェクトの情報探索空間に
おける配置位置の決定に用いられる配置用のキーワード
(以下、「配置キーワード」という。)、及び配置キー
ワードについて、それぞれの情報オブジェクトに設定さ
れているパラメータに対する重み付け値等の入力操作に
使用される。パラメータ、重み付け値の意味については
後述する。キーワード入力部101としては、具体的に
は、キーボード、ソフトウェアキーボード等の入力装置
が利用できる。
【0015】視点位置入力部102は、本実施の形態の
情報提示装置において、情報探索空間におけるユーザの
視点の位置の入力に使用される。視点位置入力部102
としては、具体的にはマウス等のポインティングデバイ
スを用いることができる。また、キーワード入力部10
1と共用して、キーボード等を用いることも可能であ
る。
【0016】制御部103は、本実施の形態の情報提示
装置全体の制御を行う。具体的には、CPUや入出力イ
ンターフェース部分に相当する部分である。制御部10
3において、プログラムが実行されることにより、本実
施の形態の情報提示装置が実現される。
【0017】出力部104には、本実施の形態の情報提
示装置により提示されるべき情報オブジェクトが表示さ
れる。具体的には、ディスプレイ装置等の出力装置が利
用できる。
【0018】情報オブジェクト格納部105には、情報
オブジェクトが格納される。本実施の形態では、情報オ
ブジェクト格納部105には、他のプログラム等により
既に情報オブジェクトが格納されているものとする。こ
こで、情報オブジェクトとしては、例えば新聞記事の内
容等の文書情報の他、音声、静止画、動画等のマルチメ
ディア情報も格納することが可能である。それぞれの情
報オブジェクトには、オブジェクトIDが付与されてい
る。
【0019】管理情報格納部106には、情報オブジェ
クトを管理するための情報が種々格納される。本実施の
形態では、具体的には、情報オブジェクト管理テーブ
ル、パラメータ値管理テーブル、重み付け値管理テーブ
ル、類似度管理テーブルが格納される。以下にそれぞれ
のテーブルの内容について説明する。
【0020】図2は、情報オブジェクトを管理する情報
オブジェクト管理テーブルの内容の一例を示す図であ
る。本実施の形態の情報オブジェクト管理テーブルに
は、オブジェクトIDの他、オブジェクト名、代表パラ
メータ、リンク情報、更新日付、主観評価値が格納され
る。オブジェクト名とは、当該情報オブジェクトのファ
イル名である。代表パラメータとは、その情報オブジェ
クトを代表するパラメータである。パラメータの意味に
ついては後述する。代表パラメータは固定的なものとし
てもよいし、動的に変更するようにすることもできる。
リンク情報は、後述の如く、出力部104にリンクライ
ンを表示する際に用いられる。更新日付は、当該ファイ
ルが更新された日付である。主観評価値は、その情報オ
ブジェクトに対するユーザの関心の高さ等に関する情報
である。主観評価値は、入力手段を介して入力すること
も可能であるが、後述の如く、例えば情報探索空間内に
おける、その情報オブジェクトに対するユーザの接近速
度等に基づいて自動的に設定することもできる。
【0021】図3は、パラメータ値を管理するパラメー
タ値管理テーブルの内容の一例を示す図である。本実施
の形態の情報提示装置では、情報オブジェクトごとに、
その情報オブジェクトの性質や情報量によりパラメータ
値を設定する。パラメータ値とは、情報オブジェクトご
とに、またそれぞれのパラメータごとに、情報オブジェ
クトとパラメータとの関連性に基づいて設定される値を
いう。本実施の形態では、それぞれの情報オブジェクト
の内容を表すものとして適切なパラメータほど大きなパ
ラメータ値が付与される。ここで、もっとも大きいパラ
メータ値を有するパラメータを前述の代表パラメータと
することもできる。
【0022】図4は、パラメータに対する配置キーワー
ドの重み付け値を管理する重み付け値管理テーブルの内
容の一例を示す図である。本実施の形態の情報提示装置
では、配置キーワードごとに、各々のパラメータに対す
る重み付け値を設定する。ここで、重み付け値とは、配
置キーワードと、それぞれの情報オブジェクトのパラメ
ータとの間で、配置キーワードとパラメータとの間の関
連性に基づいて設定される値をいう。重み付け値は、後
に説明する情報オブジェクト間の類似度の算出に用いら
れる。なお、重み付け値の設定は、最初に設計者がまと
めて設定しておくことも可能であり、ユーザがキーワー
ドの入力の際に設定することも可能である。また、後述
する履歴情報を参照して自動的に更新することもでき
る。
【0023】図5は、パラメータ間の類似度を管理する
類似度管理テーブルの内容の一例を示す図である。同図
に示されるように、本実施の形態の情報提示装置では、
同一のパラメータ間の類似度を1とし、類似度が最低の
場合を−1として、各々のパラメータ間の類似度を管理
している。また、本実施の形態では、類似度の設定は設
計者が最初に行うが、重み付け値等と同様、履歴情報を
参照して自動的に更新するようにすることも可能であ
る。例えば、ユーザの情報探索空間における挙動から、
パラメータ間の類似度を推測し、類似度の値を更新する
こともできるからである。
【0024】履歴情報格納部107には、ユーザの情報
探索空間における挙動に関する履歴の情報(以下、「履
歴情報」という。)が格納される。履歴情報には、探索
対象となった情報オブジェクトに関する情報と、情報オ
ブジェクトに対する接近の仕方に関する情報とが含まれ
る。図6は、履歴情報格納部107に格納される履歴情
報の一例を示す図である。同図に示されるように、本実
施の形態の情報提示装置は、ユーザID、オブジェクト
ID、接近日付、接近時刻、及び接近の仕方に関するフ
ラグを含んでいる。
【0025】ここで、フラグがOnとなっているのは、
例えば視点位置入力部102として備えられているマウ
ス等の入力手段を用いた、情報探索空間における当該情
報オブジェクトへの接近操作における速度が所定の速度
を上回っていることを示す。即ち、視点位置決定部10
33において、ユーザの視点の位置を時刻ごとに取得す
ることが可能であるから、一定時刻ごとの移動速度を検
出することにより、前記フラグの設定を行うことができ
る。このフラグがOnとなっているのは、ユーザの当該
情報オブジェクトへの興味の強さを表すと考えることも
できる。
【0026】なお、履歴情報は、後述する如く、管理情
報格納部106に格納されている情報を管理情報更新部
1035が自動更新する際に利用される。ここで、例え
ば、前述のユーザの情報オブジェクトに対する接近速度
に応じて前述した情報オブジェクト管理テーブルに格納
される主観評価値を決定することが可能である。また、
接近速度が所定の値よりも大きかった場合に、接近の対
象となった当該情報オブジェクトの代表パラメータを配
置キーワードとして、情報オブジェクトの再配置を行う
ようにすることもできる。さらに、履歴情報を定期的に
探索し、出現頻度の多い情報オブジェクトの代表パラメ
ータを配置キーワードとすることもできる。
【0027】次に、制御部103の各部の処理内容につ
いて説明する。情報オブジェクト検索部1031は、キ
ーワード入力部101から入力された検索キーワードに
基づいて、情報オブジェクト格納部105に格納されて
いる情報オブジェクトの検索を行う。検索にあたって
は、必要に応じて管理情報格納部106に格納されてい
る情報も参照される。検索された情報オブジェクトは、
本実施の形態の情報提示装置での表示対象となるため、
管理情報とともにオブジェクト配置決定部1032に渡
される。
【0028】オブジェクト配置決定部1032は、表示
対象となる情報オブジェクト相互間の類似度に関する情
報を算出し、算出された情報から、類似度の高い情報オ
ブジェクト同士が情報探索空間において近い位置に配置
されるように各情報オブジェクトの配置を決定する。
【0029】ここで、情報オブジェクト間の類似度につ
いて詳細に説明する。類似度算出の対象として情報オブ
ジェクトRと情報オブジェクトSとが存在し、配置キー
ワードがx個(A,B,・・,x)指定されているもの
とする。情報オブジェクトに対してN個のパラメータが
設定されている場合の、情報オブジェクトRについての
パラメータ値をPr、Pr、・・Prn(0≦Pr
n≦1,n=1〜N)、情報オブジェクトSのパラメー
タ値をPs、Ps、・・Psn(0≦Psn≦1,
n=1〜N)とし、類似度算出の基準となる配置キーワ
ードkに対するn番目のパラメータ(n=1〜N)に対
する重み付け値をCkn(0≦Ckn≦1,n=1〜
N)とする。前記x個の配置キーワードのうちの一つで
ある配置キーワードkに付与された優先度をEk(0≦
Ek≦1)とすると情報オブジェクトRと情報オブジェ
クトSとの間の類似度Srsは、例えば下記に示す(数
1)で表すことができる。
【0030】
【数1】
【0031】ここで、情報オブジェクト間の類似度算出
にあたり、パラメータ間の類似度をも考慮する場合の類
似度をSGrsとすると、当該類似度は、パラメータP
iとPjの間の類似度をGij(−1≦Gij<1,i
=1〜N,j=1〜N)とすることにより、例えば下記
の(数2)で表すことができる。
【0032】
【数2】
【0033】ただし、類似度算出の方法については、こ
れらの数式に限定される性質のものではない。オブジェ
クト配置決定部1032は、上記の如き数式に基づいて
算出された類似度から、情報探索空間における各情報オ
ブジェクトの配置を決定する。次に、情報オブジェクト
の配置の手法について詳細に説明する。
【0034】オブジェクト配置決定部1032は、ま
ず、配置の対象となる情報オブジェクトを、情報探索空
間内に仮配置する。仮配置した後に配置の最適化を行う
ことにより、情報オブジェクトの配置を行うのである
が、まず、仮配置の方法として考えられる手法について
説明することにする。
【0035】仮配置の第1の手法として段階的にグルー
ピングしながら仮配置を行う手法がある。この手法で
は、まず、配置対象となる複数の情報オブジェクトを、
配置キーワードとの関連性に基づいて配置キーワードご
とにグルーピングする。具体的には、配置キーワードに
対する重み付け値を持っているパラメータについてパラ
メータ値が設定されている情報オブジェクトを当該配置
キーワードのグループに分類することによりグルーピン
グする。ここで、この時点では、重み付け値やパラメー
タ値の大小は考慮しないため、複数のグループに分類さ
れる情報オブジェクトが発生する。それを除き、より適
切な位置に情報オブジェクトを仮配置するため、以下の
ようにサブグループ化とマージ処理を行う。
【0036】サブグループ化とは、上位のグルーピング
に用いた配置キーワードよりも優先度の低い配置キーワ
ードを用いて、上位のグループ内の情報オブジェクト
を、さらにそれぞれのグループ内で、より優先度の低い
配置キーワードとの関連性に基づいてグルーピングする
処理をいう。
【0037】上記グルーピング処理及びサブグループ化
処理は、グルーピング処理及びサブグループ化処理を行
いながら、並行して情報オブジェクトを情報探索空間に
仮配置するように行う。具体的には、最も優先度の高い
配置キーワードでグルーピングしたグループについてサ
ブグループ化処理を行った結果を、まず、情報探索空間
に仮配置する。ここでの仮配置の方法としては、後述す
る順次配置を用いることができる。
【0038】次に、前述の処理により情報探索空間に配
置された、例えば2番目に優先度の高いキーワードでサ
ブグループ化されたサブグループと、最初のグルーピン
グ処理において2番目に優先度の高いキーワードでグル
ーピング処理されたグループをマージする。これは、最
初に2番目に優先度の高いキーワードでグルーピングさ
れたグループには含まれていても、上記2番目に優先度
の高いキーワードでサブグループ化されたサブグループ
には含まれていない情報オブジェクトが存在する場合が
あることから、配置対象となる全ての情報オブジェクト
が適切に情報探索空間に配置されるようにするための処
理である。また、ここで、マージ処理を行っていくこと
により、仮配置の時点で類似した情報オブジェクトが近
い位置に配置されることとなるため、後述の最適化処理
が効率的に行えるようになる。
【0039】マージ処理についてより具体的に説明する
と、最初に2番目に優先度の高いキーワードによりグル
ーピングされたグループを一時的に別の空間に、例えば
後述の順次配置の手法を用いて仮配置した後、情報探索
空間に仮配置されている対応するサブグループの位置と
重ね合わせる。重ね合わせる方法としては、例えば、一
時的に別の空間に仮配置した際に当該空間の座標軸の原
点位置に存在する情報オブジェクトを適切な角度で重ね
合わせること等が考えられる。重複して存在する情報オ
ブジェクトについては、どちらか一方を削除するか、両
者の間の適切な位置に配置しなおすことにより、類似度
が高い情報オブジェクト同士を近い位置に仮配置するこ
とができる。
【0040】以上のような処理を全てのサブグループに
ついて行うだけでなく、配置対象となる情報オブジェク
トが適切に情報探索空間に配置されるまで、階層化の段
階を深めていくことによって、より適切な位置に仮配置
を行うようにすることも可能である。
【0041】次に仮配置の第2の手法として、前述の順
次配置について説明する。順次配置とは、単に情報オブ
ジェクトを順に配置していく方法である。この手法で
は、まず、適切な情報オブジェクトを2次元又は3次元
の情報探索空間の原点に配置する。例えば、最も優先度
の高い配置キーワードに対して最も大きい重み付け値が
付与されたパラメータについてより大きいパラメータ値
が設定されている情報オブジェクトを原点に配置する方
法等が考えられる。二つ目以降の情報オブジェクトにつ
いては、例えば原点に仮配置されている情報オブジェク
トとの類似度を算出しながら、類似度に応じた距離に仮
配置する。ここで、類似度を比較する対象として原点に
配置されている情報オブジェクトだけでなく、早く配置
されたいくつかの情報オブジェクトと比較するようにし
たり、配置しようとする位置の一定範囲内の近傍に存在
する情報オブジェクトを比較するようにしてもよいし、
負荷は大きくなるが、理論的には全ての情報オブジェク
トと類似度を比較して仮配置位置を決定することも可能
である。この仮配置の時点で類似度の比較の対象とする
情報オブジェクトを多くすれば後に行う最適化処理の負
荷は軽くなるが、仮配置処理自体の負荷は増加する。
【0042】次に仮配置の第3の手法として、格子仮配
置のついて説明する。格子仮配置とは、3次元情報探索
空間の格子位置に、もっとも優先度の高いキーワードで
並べ替えた情報オブジェクトを原点から外側に向かって
順次仮配置していく方法であり、ここで説明した方法の
中ではもっとも単純かつ負荷の軽い方法である。順次配
置する方法として最も単純なものを図7に示す。同図
は、9個の情報オブジェクトを仮配置した場合の例を示
す図である。
【0043】次に、上記の各手法により仮配置された情
報オブジェクトについての配置位置の最適化処理につい
て説明する。本実施の形態の情報提示装置では、具体的
には、前述の類似度を考慮した評価関数を用いて配置の
調整を行う。仮配置された情報オブジェクトの配置の最
適化を行うための手法としては、例えばシミュレーテッ
ドアニーリングを用いる方法や、遺伝的アルゴリズムを
用いる方法が考えられる。即ち、情報探索空間に仮配置
された情報オブジェクトが、前述の方法により徐々に補
正され、最終的な情報オブジェクトの表示位置が決定さ
れることになるが、本実施の形態では、最適化の対象と
なる評価関数について、いくつか例をあげて説明する。
【0044】第1の評価関数として、各オブジェクト間
の類似度と距離の評価関数について説明する。この方法
では、二つの情報オブジェクトRとSとの間の類似度S
rsを用いて正規化係数Kを下記の(数3)のように定
義する。
【0045】
【数3】
【0046】上記(数3)において、Drsとは、二つ
の情報オブジェクトの間の距離を表し、類似度に従って
二つの情報オブジェクトを配置した場合に上記(数3)
の関係を満たすように正規化関数Kが定義される。
【0047】さらに、配置安定度Bを表す評価関数とし
て、下記の(数4)に示される関数を定義し、配置安定
度Bが最小になるように配置位置を最適化する。
【0048】
【数4】
【0049】次に、第2の各情報オブジェクトの配置位
置の方向を考慮した評価関数について説明する。この方
法では、情報オブジェクトRからみた情報オブジェクト
Sに対する引力ベクトルとして、下記の(数5)又は
(数6)で表されるFrs又はFGrsを定義する。F
Grsは、パラメータ間の類似度を考慮した場合の引力
ベクトルである。また、Vrsは、情報オブジェクトR
から情報オブジェクトSにむけた方向の単位ベクトルを
表す。
【0050】
【数5】
【0051】
【数6】
【0052】さらに、上記の(数5)又は(数6)によ
り定義されたベクトルの総和FA又はFGAを下記の
(数7)のように定義し、総和FA又はFGAを0に近
づけるように配置位置を最適化する。
【0053】
【数7】
【0054】次に、第3の評価関数として、各オブジェ
クト間の類似度と距離と特定条件による評価関数につい
て説明する。この方法では、例えば、情報オブジェクト
間の距離がある一定値より小さくならない等の特定条件
の下で、情報オブジェクト間の引力量の総和が極大にな
るように配置位置を最適化する。ここで、情報オブジェ
クトRと情報オブジェクトSとの間の引力量の総和PA
rs又はPGArsは以下に示す(数8)又は(数9)
により定義される。ここで、PGArsは、パラメータ
間の類似度を考慮した場合の引力量の総和である。
【0055】
【数8】
【0056】
【数9】
【0057】最後に、各オブジェクト間の類似度と距離
と特定条件による評価関数について説明する。この手法
では、引力量Prsを下記の(数10)で定義した場合
に、それぞれの情報オブジェクトについての、他の情報
オブジェクトとの間の引力量の総和が極大で、かつ、そ
れぞれの情報オブジェクト毎に求められた前記引力量の
総和の極大値ができるだけ均等になるように配置を最適
化する。
【0058】
【数10】
【0059】ここで、本実施の形態で説明した手法と異
なり、類似度を表す情報として、例えば類似度が高い程
類似度を表す数値が小さくなるような類似度S´rsを
定義する場合も考えられるが、そのような場合には、引
力量P´rsとして下記の(数11)に示される様な引
力量を定義し、先に説明した場合とは逆に、それぞれの
情報オブジェクトについての、他の情報オブジェクトと
の間の引力量の総和が極小で、かつ、それぞれの情報オ
ブジェクト毎に求められた前記引力量の総和の極小値が
できるだけ均等になるように配置を最適化する。
【0060】
【数11】
【0061】以上に詳細に説明したような処理により、
情報オブジェクトの配置を行う本実施の形態の情報提示
装置において、キーワード入力部101を介して、配置
キーワードの入力が行われた場合や、履歴情報等を参照
して配置キーワードが自動的に決定された場合等には、
情報オブジェクトの再配置が必要となる場合がある。こ
の場合には、オブジェクト配置決定部1032による配
置位置の決定結果に基づき情報オブジェクトを移動させ
る必要があるが、本実施の形態の情報提示装置では、こ
の際の移動速度を変更できるようにすることもできる。
そのような構成としておけば、例えば、情報オブジェク
トを瞬間的に移動させることもできるし、ゆっくり移動
させることもできる。
【0062】視点位置決定部1033は、視点位置入力
部102として設けられたマウス等の入力装置からの入
力を受け、情報探索空間内に配置された情報オブジェク
トを探索するユーザの視点位置を決定する。また、後述
するように、視点の位置を自動的に算出することもでき
る。視点の位置を自動的に算出するようにすれば、ユー
ザはマウス等の操作を行うことなく、情報探索空間内を
移動し情報オブジェクトの種類等を閲覧することが可能
となる。
【0063】情報表示制御部1034は、オブジェクト
配置決定部1032により決定された各情報オブジェク
トの情報探索空間内における配置位置の座標、及び視点
位置決定部1033によって決定された視点位置の座標
に基づいて、出力部104に情報オブジェクトを表示さ
せる。情報表示制御部1034としては、具体的には、
三次元空間表示の機能を有する既存のソフトウェアを利
用することが可能である。本実施の形態では、Java
とVRML(Virtual Reality Modeling Language)と
の組み合わせを用いているが、同等の機能を有するソフ
トウェアであれば、他のソフトウェアも利用することが
できる。
【0064】また、情報表示制御部1034は、視点位
置決定部1033により決定された視点位置と、オブジ
ェクト配置決定部1032により決定されたオブジェク
トの配置位置とが、所定の距離以上に近づくと情報オブ
ジェクトの表示内容を変更する。具体的には、それまで
見出し情報が表示されていたのを、情報オブジェクトの
内容を表示するように変更する。この動作の内容につい
ては後述する。さらに、情報オブジェクト管理テーブル
に保持されている主観評価値に基づいて、情報オブジェ
クトの色、輝度等を変化させるようにしてもよい。
【0065】情報表示制御部1034は、情報オブジェ
クト管理テーブルにリンク情報が保持されている情報オ
ブジェクトについては、後述のようにリンクラインを表
示することもできる。この際、リンクライン自体の色、
輝度等についても、その内容等に基づいて変化させるこ
とが可能である。
【0066】ところで、前述した履歴情報として格納す
べき情報は、オブジェクト配置決定部1032により決
定された情報オブジェクトの配置位置、及び視点位置決
定部1033により決定されたユーザの情報探索空間内
における視点位置の情報から、それぞれ導き出すことが
できるが、本実施の形態の情報提示装置では、履歴情報
に基づいて、パラメータの重み付け等の情報を更新する
機能を備えている。管理情報更新部1035は、履歴情
報格納部107を参照して、管理情報格納部106に格
納されている管理情報を更新する。また、管理情報更新
部1035は、情報オブジェクト格納部105の内容を
も参照し、例えば、情報オブジェクト格納部105の内
容に変更があった場合に、管理情報を自動的に更新する
ようにしてもよい。
【0067】以上のように構成された情報提示装置につ
いて、以下、その動作を説明する。図8は、本実施の形
態の情報提示装置の出力部104に表示される初期画面
の一例を示す図である。同図の例で、「News」「H
obby」等と表示されている楕円は、情報オブジェク
ト群を表す見出し情報である。それぞれの楕円の内部に
表示されている白丸が、各々の情報オブジェクトの見出
し情報である。
【0068】同図のような画面が表示された状態で、キ
ーワード入力部101から、例えば、配置キーワードと
して「天気予報」が、パラメータ「weather」に対する
重み+1、パラメータ「data」に対する重み+0.5と
して入力され、さらに配置キーワード「近畿」が、パラ
メータ「kinki」に対する重み+1、パラメータ「guid
e」に対する重み+0.5、パラメータ「data」に対す
る重み+0.3として入力されたとすると、前述の如き
配置の最適化処理等がなされることにより、出力部10
4に表示される画面が変化する。図9は、変化後の画面
の一例を示す図である。変化後には、配置キーワード及
び重み付け値によって、情報オブジェクトの配置位置が
変化することにより、情報オブジェクト自体が移動して
いるので、もはや情報オブジェクト群に対する見出し情
報は表示されない。
【0069】図9のように、情報オブジェクトの配置が
変化した状態で、情報探索空間内を探索し、情報オブジ
ェクトの見出し情報に対して一定距離に近づくと、当該
情報オブジェクトの見出しの内容が表示されるようにな
る。
【0070】次に、情報オブジェクトの内容が表示され
る場合について説明する。図10は、初期画面から、見
出し「News」を有する情報オブジェクト群に近づいた場
合の出力部104に対する表示の一例を示す図である。
【0071】同図に示されるように、情報探索空間にお
いて、情報オブジェクト群に対して一定距離以内に近づ
いた場合には、情報オブジェクトの見出しが徐々に表示
されるようになる。見出しを表示し始める距離としては
任意の設定が可能である。
【0072】図11は、さらに情報オブジェクトに近づ
いた場合の表示の一例を示す図である。同図に示される
ように、情報オブジェクトに対して一定距離以上に近づ
いた場合には、当該情報オブジェクトの内容が表示され
るようになる。同図は、オブジェクトID「A001」
に近づいた場合の例である。
【0073】次に、視点位置の自動的な移動について説
明する。例えば、視点位置入力部102を用いたユーザ
からの入力が一定時間停止した後、新たに入力があるま
で、視点移動の制御をシステムに引き渡す。即ち、以後
の視点位置の決定は、視点位置決定部1033が自動的
に行うようになる。例えば情報オブジェクトの配置が、
図8に示した初期配置であった場合には、そのままの配
置としてもよいし、それまでのユーザの履歴情報から抽
出された当該ユーザの好みに関する情報や、主観評価値
等から配置キーワードを抽出して情報オブジェクトを再
配置することも可能である。視点位置の決定方法として
は、例えば、予め定められた範囲内(例えば視点方向に
対して30度以内の方向で、一定範囲内の移動速度等)
で、乱数等を用いてランダムに進行方向及び進行速度を
決定すること等が考えられる。
【0074】決定された視点位置に基づいて情報オブジ
ェクトを表示することにより、ユーザは、あたかも動画
を見ているような感覚で情報探索空間内を眺めることが
できる。
【0075】次に、情報オブジェクト間のリンクについ
て説明する。前述の如く、本実施の形態の情報オブジェ
クト管理テーブルには、リンク情報が保持されている。
リンク情報とは、情報オブジェクト間の内容の関連性等
に基づいて張られているものである。本実施の形態の情
報提示装置では、リンク情報に基づいて画面上の情報オ
ブジェクトを結びつけて表示することが可能である。図
12は、情報オブジェクト間のリンクについて説明する
ための図である。同図に示されるように、関連のある情
報オブジェクトの間をリンクラインで接続することによ
り、関連のある情報をより容易に探索することが可能と
なる。尚、本実施の形態では、リンクラインの表示は、
前述したJAVAとVRMLの機能を用いて実現してい
る。
【0076】以上に説明したように、本実施の形態の情
報提示装置を用いることにより、情報間の関連性による
情報の全体像の提示と、各情報の閲覧を、スムーズに行
うことが可能となる。
【0077】本発明の情報提示装置を実現するプログラ
ムを記憶した記録媒体は、図13に示す記録媒体の例に
示すように、CD−ROMやフロッピーディスク等の可
搬型記録媒体だけでなく、通信回線の先に備えられた他
の記憶装置や、コンピュータのハードディスクやRAM
等の記録媒体のいずれでもよく、プログラム実行時に
は、プログラムはローディングされ、主メモリ上で実行
される。
【0078】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る情
報提示装置によれば、情報間の関連性による情報の全体
像の提示と、各情報の閲覧を、スムーズに行うことが可
能な情報提示装置を提供することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る情報提示装置の
構成を示す機能ブロック図である。
【図2】 情報オブジェクト管理テーブルの内容の一例
を示す図である。
【図3】 パラメータ値管理テーブルの内容の一例を示
す図である。
【図4】 重み付け値管理テーブルの内容の一例を示す
図である。
【図5】 類似度管理テーブルの内容の一例を示す図で
ある。
【図6】 履歴情報の内容の一例を示す図である。
【図7】 情報オブジェクトを仮配置した様子の一例を
示す図である。
【図8】 本実施の形態の情報提示装置の出力部に表示
される初期画面の一例を示す図である。
【図9】 情報オブジェクトの配置が変化した状態を示
す図である。
【図10】 見出し「News」を有する情報オブジェクト
群に近づいた場合の出力部に対する表示の一例を示す図
である。
【図11】 さらに情報オブジェクトに近づいた場合の
表示の一例を示す図である。
【図12】 情報オブジェクト間のリンクについて説明
するための図である。
【図13】 記録媒体の例を示す図である。
【符号の説明】
101 キーワード入力部 102 視点位置入力部 103 制御部 1031 情報オブジェクト検索部 1032 オブジェクト配置決定部 1033 視点位置決定部 1034 情報表示制御部 1035 管理情報更新部 104 出力部 105 情報オブジェクト格納部 106 管理情報格納部 107 履歴情報格納部 91 回線先の記憶装置 92 CD−ROMやフロッピーディスク等
の可搬型記録媒体 92−1 CD−ROM 92−2 フロッピーディスク 93 コンピュータ 94 コンピュータ上のRAM/ハードディ
スク等の記録媒体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報オブジェクトを情報探索空間に配置
    し、操作者の指示に従って、情報オブジェクトの内容を
    表示手段に提示する情報提示装置であって、表示対象と
    なる各々の情報オブジェクトについて、類似度の高い情
    報オブジェクト同士が情報探索空間において近い位置と
    なるように情報オブジェクトを配置するオブジェクト配
    置手段を含むことを特徴とする情報提示装置。
  2. 【請求項2】 前記情報提示装置は、操作者から情報検
    索に用いる検索キーワードの入力を受け付ける検索キー
    ワード入力手段を有し、前記検索キーワードに適応する
    情報オブジェクトのみを表示対象とする請求項1に記載
    の情報提示装置。
  3. 【請求項3】 前記オブジェクト配置手段は、表示対象
    となる各々の情報オブジェクトの間の類似度に関する情
    報を算出する類似度算出手段と、前記類似度算出手段が
    算出した類似度に関する情報に基づいて、類似度の高い
    情報オブジェクト同士が情報探索空間において近い位置
    となるように各々の情報オブジェクトの配置位置を決定
    する配置決定手段とを含む請求項1又は2に記載の情報
    提示装置。
  4. 【請求項4】 前記情報提示装置は、情報オブジェクト
    の配置に用いる一又は複数の配置キーワードを決定する
    配置キーワード決定手段と、各々の情報オブジェクトに
    設定される複数のパラメータについて、各々の情報オブ
    ジェクトと各々のパラメータとの関連に基づいて設定さ
    れるパラメータ値と、前記配置キーワードと各々のパラ
    メータとの関連に基づいて設定される重み付け値と、各
    々の配置キーワードに設定される優先度とを含む管理情
    報を記憶する管理情報記憶手段とを有し、前記類似度算
    出手段は、前記管理情報記憶手段に記憶されている情報
    から、前記類似度に関する情報を算出する請求項3に記
    載の情報提示装置。
  5. 【請求項5】 前記情報提示装置はさらに、操作者の情
    報探索空間における挙動に関する履歴情報を保持する履
    歴情報保持手段を有し、前記配置キーワード決定手段
    は、履歴情報を参照して配置キーワードを決定する請求
    項4に記載の情報提示装置。
  6. 【請求項6】 前記情報提示装置はさらに、操作者の情
    報探索空間における挙動に関する履歴情報を保持する履
    歴情報保持手段と、履歴情報を参照して前記管理情報記
    憶手段に記憶されている情報を更新する管理情報更新手
    段とを有する請求項4に記載の情報提示装置。
  7. 【請求項7】 前記情報提示装置はさらに、情報探索空
    間における視点位置を自動的に変更する視点位置自動変
    更手段を有する請求項1から6のいずれかに記載の情報
    提示装置。
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