JP2012118963A - 誘引に基づくデータ可視化 - Google Patents

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Abstract

【課題】大量のヒットを伴う検索結果のセットをナビゲートすることを支援するための解決策を提供する。
【解決手段】複数のデジタル資源がデジタル資源のセットの中で識別される。少なくとも1つの基準をユーザが選択したことを示す指示が受け取られ、ユーザ選択はユーザインターフェイスを通じて受け取られる。複数のデジタル資源の中の各デジタル資源と、各基準との間の相関の度合いが決定される。複数のグラフィカルな資源オブジェクトおよび少なくとも1つのグラフィカルな誘引子オブジェクトを、ユーザインターフェイスのウィンドウ内に表示するのに使うように構成されたデータが送られる。各グラフィカルな資源オブジェクトは、複数のデジタル資源の中のデジタル資源を表し、各グラフィカルな誘引子オブジェクトは、基準のうちの1つを表す。各資源オブジェクトが各誘引子オブジェクトから距離をおいて表示され、その距離は、資源オブジェクトが表すデジタル資源と誘引子オブジェクトが表す基準との間の対応する相関の度合いに、少なくとも一部基づく。
【選択図】図1

Description

本開示はデータ可視化技術に関し、より詳細には、誘引力をモデル化する1つまたは複数のオブジェクトを使用して、デジタル資源のセットを可視化することに関する。
インターネットなどコンピューティングシステムのネットワークを含めて、1つまたは複数のコンピューティングシステムに格納されたデジタル資源を、コンピュータのユーザが見つけ出すことを支援する、検索エンジンが存在する。インターネットの出現とともに、インターネット全体にわたって接続されているコンピューティングシステムに格納された数十億の資源を見つけ出すという要求に応えるために、検索エンジンが速度と機能の面で成長してきた。例えば、ウェブ検索エンジンは、インターネット上の情報を検索するように設計された検索エンジンである。通常、ユーザはあるキーワード、基準、または条件を指定する検索クエリを提出し、検索エンジンはインデックスを参照し、検索エンジンにとって既知の資源のうちどの資源が検索クエリを満たし得るかを判定する。「ヒット」としても知られる検索の結果を、ユーザに返すことができる。場合によっては、ユーザは、ヒットのリストに含まれる資源にリストから直接アクセスし、またはヒットのリストに含まれる資源をリストに直接要求することができる。場合によっては、検索クエリおよび、検索エンジンが使用する検索アルゴリズムによっては、数千、数百万ものヒットが検索に対する応答として返されることがある。ユーザが検索エンジンによって返された検索結果全てをナビゲートすることは滅多にないため、ユーザが大量のヒットを伴う検索結果のセットをナビゲートすることを支援するための解決策が開発されてきた。場合によっては、既存の検索エンジンは、順序付けられた検索結果のリストを返し、そのリストは、検索結果の関連性にしたがって、検索エンジンが決定して順序付けられる。
本開示は、対話式のビューワツールを用いてデジタル資源のセットを可視化するための、様々な実施形態を提供する。少なくとも1つのコンピュータ可読記憶メディアの中に格納されているデジタル資源のセットにおいて、複数のデジタル資源を識別することができる。少なくとも1つの基準をユーザが選択したことを示す指示を受け取ることができ、そのユーザ選択は、コンピューティング機器のユーザインターフェイスを通じて受け取られる。複数のデジタル資源の中の各デジタル資源について、デジタル資源と少なくとも1つの基準の各々との間の相関の度合いを決定することができる。コンピューティング機器のユーザインターフェイスのウィンドウ内に、複数のグラフィカルな資源オブジェクトおよび少なくとも1つのグラフィカルな誘引子オブジェクトを表示するのに使うように構成されたデータを送ることができる。複数のグラフィカルな資源オブジェクトの中の各グラフィカルな資源オブジェクトは、複数のデジタル資源の中のデジタル資源を表し、各グラフィカルな誘引子オブジェクトは、少なくとも1つの基準のうちの1つを表す。各資源オブジェクトは各誘引子オブジェクトからある距離をおいて表示することができ、この距離は、資源オブジェクトが表すデジタル資源と誘引子オブジェクトが表す基準との間の対応する相関の度合いに、少なくとも一部基づく。いくつかの態様では、各誘引子オブジェクトは、誘引子オブジェクトとともに表示される各資源オブジェクトに与えられる誘引力をモデル化することができ、各誘引力は、資源オブジェクトが表すデジタル資源と誘引子オブジェクトが表す基準との間の対応する相関の度合いに少なくとも一部基づく大きさを有する。
全般的には、それぞれのデータを処理し変換する、コンピュータによって実施されるソフトウェアとして説明されるが、態様のいくつかまたは全てはコンピュータによって実施される方法であってもよく、またはさらに、記述されるこの機能を実行するためのそれぞれのシステムまたは他の機器に含まれてもよい。本開示のこれらおよび他の態様ならびに実施形態の詳細が、添付の図面および以下の記述において説明される。本開示の他の特徴、目的、および利点は、記述、図面、および特許請求の範囲から明らかになるだろう。
特許書類または出願書類は、カラーで作成された少なくとも1つの図面を含む。カラーの図面を含む本特許または特許出願の公報の写しは、要求があり必要な手数料の支払われたとき、特許庁から提供される。
デジタル資源のセットのデータ可視化を実現するための例示的なシステムを示す図である。 図1で説明されるシステムのような適切なシステムが使用するための、1つのビジネスオブジェクトアーキテクチャを概略的に表す図である。 1つまたは複数の基準に関連するデジタル資源のセットを可視化したものを生成するための例示的な技術のフローチャートである。 少なくとも1つの誘引子オブジェクトを含む、データ可視化スキームの単純化した例を示す図である。 1つまたは複数の基準と関連するデジタル資源のセットを可視化したものを、少なくとも1つの誘引子オブジェクトを用いて表示するユーザインターフェイスの例示的なスクリーンショットである。 1つまたは複数の基準と関連するデジタル資源のセットを可視化したものを、少なくとも1つの誘引子オブジェクトを用いて表示するユーザインターフェイスの例示的なスクリーンショットである。 1つまたは複数の基準と関連するデジタル資源のセットを可視化したものを、少なくとも1つの誘引子オブジェクトを用いて表示するユーザインターフェイスの例示的なスクリーンショットである。 1つまたは複数の基準と関連するデジタル資源のセットを可視化したものを、少なくとも1つの誘引子オブジェクトを用いて表示するユーザインターフェイスの例示的なスクリーンショットである。 1つまたは複数の基準と関連するデジタル資源のセットを可視化したものを、少なくとも1つの誘引子オブジェクトを用いて表示するユーザインターフェイスの例示的なスクリーンショットである。 誘引子オブジェクトの動きに応答した資源オブジェクトのアニメーションの単純化された例を示す図である。
様々な図面中、同じ参照符号は同じ要素を示す。
本開示は全般的に、ソフトウェア、コンピュータで実施される方法、およびデジタル資源のセットの可視化に関連するシステムを説明する。より詳細には、数ある態様の中でもとりわけ、ユーザがデジタル資源のセットの傾向、関係、および特徴を可視化することを支援するようになされた、データ可視化システムが説明される。デジタル資源のセットは、オブジェクトとしてグラフィカルに表すことができる。デジタル資源は、1つまたは複数の基準および/または基準値に対して比較され、フィルタリングされ、または評価されてよく、ユーザがデジタル資源を互いに見分け、デジタル資源の特徴を分析または識別し、かつセット(例えば、基準のセットを最もよく満たす資源のサブセット)の中の1つまたは複数の特定のデジタル資源を識別できるようにする。デジタル資源と基準との間の関係は、デジタル資源を表すグラフィカルな資源オブジェクトと基準を表すグラフィカルな誘引子オブジェクトとの相互作用を通じてモデル化することができる。誘引子オブジェクトは資源オブジェクトに作用する誘引力または反発力をモデル化することができ、資源オブジェクトと誘引子オブジェクトとの間の誘引/反発のレベルは、資源オブジェクトおよび誘引子オブジェクトによってモデル化される、対応するデジタル資源と基準との間の相関の度合い(または相対的な相関の度合い)を表す。これらの、または同様の原理および/もしくは機能を用いて生成される可視化された表示によって、データのセットを分類し、検索し、またはそれに目を通すときの通常の方法に対して、より直感的で、楽しく、さらに視覚的な代替の方法を実現することができる。
図1の特定の例示的な実装を参照すると、図示されたソフトウェア環境100は、1つまたは複数のクライアント102、104、1つまたは複数の企業システムサーバ105、1つまたは複数のアプリケーションサーバ106、可視化システム108、検索エンジンサーバ110、および1つまたは複数のリポジトリ114、115を含み、あるいは1つまたは複数のネットワーク120を用いて、それらと通信可能に結合される。各サーバ(例えば105、106、110)は、ソフトウェア環境100と関連するデータおよび情報を受け取り、送り、処理し、格納し、または管理するように動作可能な電子的コンピューティング機器を含む。本明細書で使用される場合、用語「コンピュータ」または「コンピューティング機器」は、任意の好適な処理機器を包含することを意図する。例えば、環境100はサーバプールを含むサーバ以外のコンピュータを使用して実装されてもよい。さらに、サーバ(例えば105、106、110)のいずれか、全て、または一部は、Linux、UNIX(登録商標)、Windows(登録商標) Server、または任意の他の好適なオペレーティングシステムを含む任意のオペレーティングシステムを実行するようになされてもよい。
図示される実施形態では、データ可視化スキームを通じてデータのセットを体系化し、フィルタリングし、および/または分類する機能を実現するようになされた可視化システム108を提供することができる。例えば、可視化スキームはデジタル資源(例えばウェブページ、ビジネスオブジェクト、電子ドキュメント、オンラインデータ、および他のファイルもしくはデータ)をグラフィカルなオブジェクトとしてモデル化することに基づいてもよく、データの体系化、フィルタリング、または分類の根拠を形成する1つまたは複数の基準とデジタル資源との間の関係をモデル化することにさらに基づいてもよい。加えて、1つまたは複数の基準はグラフィカルなオブジェクトとしてもモデル化できる。デジタル資源と基準との間の関係は、資源を表すそれぞれのオブジェクトと基準を表すオブジェクトとの間の相互作用にしたがって、さらにモデル化することができる。例えば、資源と基準との間の相関の度合いは、資源を表すオブジェクトおよび基準を表すオブジェクトによってモデル化することができる。いくつかの事例では、特定のデジタル資源および特定の基準との間の関係(例えば相関の度合い)は、クライアント102、104のようなコンピューティング機器のユーザインターフェイス上にオブジェクトを一緒に表示する際に、資源を表す資源オブジェクトおよび特定の基準を表す基準オブジェクトの配置を通じて、モデル化することができる。他の例では、デジタル資源と基準の間の関係は、デジタル資源を表す資源オブジェクトと基準を表す基準オブジェクトとの間の相互作用を通じて、モデル化することができる。例えば、基準オブジェクトは磁力のような誘引力をモデル化することができ、基準オブジェクトがモデル化する基準と、誘引される(または反発される)デジタル資源が表すデジタル資源との間の基本的な関係によって、ある資源オブジェクトを誘引し、または反発する。
可視化システム108の機能は、1つまたは複数の機械可読記憶装置またはメモリに格納される命令を実行する、1つまたは複数のコンピューティング機器により実現できる。いくつかの事例では、可視化システム108の全てまたは一部はクライアント機器で実行されクライアント機器のローカルに存在していてもよく、クライアント機器において、対応する可視化されたものが表示される。いくつかの例では、可視化システム108の機能の少なくとも一部は、可視化されたものを表示するクライアント機器から離れた1つまたは複数のコンピューティング機器によって提供されてもよい。例えば、可視化システム108の少なくとも一部は、検索エンジンサーバ110、企業システムサーバ105、または別のリモートコンピューティング機器のようなリモートサーバによって、ネットワーク120を介して、クライアント102、104に提供されてもよい。実際には、いくつかの実装においては、様々な可視化システムロジックが1つまたは複数のコンピューティング機器により提供される可能性がある。この可視化システムロジックは、可視化ユーザインターフェイスロジック(例えばアニメーションロジック、距離計算ロジック、誘引子オブジェクトロジック、資源オブジェクトロジック、オブジェクト色分けロジック)、資源-基準相関関係ロジック、基準設定識別ロジック、および可視化システム108が用いる他のロジックを含む。
可視化システム108は1つまたは複数の検索エンジン140と関連して使用することができ、1つまたは複数の検索クエリに対して検索エンジンが返す検索結果を可視化することを支援することができる。検索機能は、検索エンジンサーバ110がホストする検索エンジン140を通じて実現でき、検索エンジン140は、他のコンピューティングシステムおよびソフトウェアシステム(例えば106)を含む複数のデータリポジトリ(例えば152、114、115)によってホストされる、またはそこに格納されるデジタル資源118、134、135を検索するようになされる。検索エンジン140は1つまたは複数の検索インデックス119を使用して、1つまたは複数のデータリポジトリによって格納されまたは維持されるデジタル資源のコーパスの検索に関連する検索結果の生成を、支援することができる。いくつかの例では、検索エンジン140は、企業ソフトウェアシステムが提供するサービス118に関連した複数のビジネスオブジェクト112を提供し、管理し、またはそうでなければ利用する企業ソフトウェアシステムと関連して使用することができる。企業システムサーバ105は、クライアント102、104、またはアプリケーションサーバ(例えば106)のような1人または複数の顧客に対して、企業ソフトウェアサービス118を提供するのに使用される、1つまたは複数のコンピューティング機器であってよい。ある例では、ユーザは、ビジネスオブジェクト112の数千または数百万のコーパスの中から、特定のビジネスデータオブジェクトを見つけ出したいことがある。例えば、検索エンジン140を使用してビジネスオブジェクトのコーパス上で検索を実行することができ、検索結果は可視化システム108によって可視化され、ユーザが、どのビジネスオブジェクト112がユーザの目的または計画と最も関連があるかを判定しやすくする。
図2は、環境100における市販のビジネスオブジェクト112の構造を示す。一般的に、ビジネスオブジェクトモデルの全体の構造は、ビジネスオブジェクトモデルから得られたインターフェイスの一貫性を確実にすることができる。ビジネスオブジェクトモデルからインターフェイスを得ることで、同じビジネス関連の題材またはコンセプトを、様々なインターフェイスで同じ方法で表し、構成できることを保証しやすくなる。ビジネスオブジェクトモデルは、数々の商取引での中心的な場におけるビジネス関連のコンセプトを定義することができる。言い換えると、ビジネスオブジェクトモデルは、複数の産業およびビジネス領域にわたる商取引において活動する、実世界の企業体をモデル化することについてなされた決定を反映する。ビジネスオブジェクトモデルは、ビジネスオブジェクトおよび、ビジネスオブジェクトモデル間の互いの関係によって定義できる(全体のネット構造)。
したがって、各ビジネスオブジェクトは内部に階層構造を有するカプセルであり、挙動はその操作および整合性の制約によって表される。一般的に、複数のビジネスオブジェクトは意味的にはまとまりがなく、すなわち同じビジネス情報は1度だけ表される。いくつかの実施形態では、ビジネスオブジェクトは、その存在に関する相互の依存状態にしたがって配置され得るように、順序付けられたフレームワークの中に配置される。例えば、モデリング環境において、カスタマイズ要素はビジネスオブジェクトモデルの左側に配置してもよく、戦略的要素はビジネスオブジェクトモデルの中央に配置してもよく、動作する要素はビジネスオブジェクトモデルの右側に配置してもよい。同様に、ビジネスオブジェクトは、このモデルの中で、定義されたビジネス領域の順番に基づいて上から下に配置することができる。例えば、財務システムをビジネスオブジェクトモデルの最上位に配置し、顧客関係管理(CRM)システムを財務システムの下に配置し、サプライヤ関係管理(SRM)システムをCRMの下に配置してもよい。インターフェイスの一貫性を確実なものにしやすくするため、ビジネスオブジェクトモデルを標準化されたデータタイプとともにパッケージも使用して構築し、関連する要素を一緒にグループ化することができ、またパッケージテンプレートおよびエンティティテンプレートを使用して構築し、構造の中のパッケージおよびエンティティの配置を規定することができる。いくつかの事例では、複数のパッケージ化またはグループ化されたビジネスオブジェクトは、可視化システム108によってグループとして可視化することができ、ある基準を満たす、またはそれに最もよく対応するビジネスオブジェクトを、グループの中で見つけ出すことができる。
ビジネスオブジェクトは、図2の例示的なビジネスオブジェクト112のように複数の層を含むように定義することができる。例示的なビジネスオブジェクト112は、カーネル層210、インテグリティ層220、インターフェイス層230、およびアクセス層240の4層を含む。例示的なビジネスオブジェクトの最も内側の層は、カーネル層210である。カーネル層210はビジネスオブジェクト112の固有データを表し、定義されたビジネスオブジェクトの様々な属性212を含む。ビジネスオブジェクトの属性は、ビジネスオブジェクトを可視化するのに使用するためのある基準にビジネスオブジェクトをマッピングするのに使用できる。実際には、いくつかの例では、可視化システム108はビジネスオブジェクトのセットの中から共通の属性を識別することができ、可視化ツール108を使用して、ビジネスオブジェクトのセットの可視化の際に使用するための基準のセットを識別することができる。
第2の層は、インテグリティ層220を表す。例示的なビジネスオブジェクト112では、インテグリティ層220はオブジェクトのビジネスロジック224を含む。そのようなロジックは、環境100への一貫性のある組み込みのためのビジネスルール222、およびビジネスオブジェクト112に適用する値およびドメインに関する制約226を含んでもよい。ビジネスロジック224は、ビジネスのある態様を定義または制約する記述を含んでもよく、そうした記述はビジネス構造をアサートし、または企業体の挙動を制御しもしくはそれに影響を与えることを意図している。ビジネスロジック224は、データに記録された事実およびそのデータの変更に対する制約に関連してもよい。実際には、ビジネスロジック224は、どのデータがビジネスオブジェクト112aに記録されてもよいか、記録されてはならないかを判定することができる。第3の層であるインターフェイス層230は、ビジネスオブジェクト112にアクセスするための妥当な選択肢を与えて、ビジネスオブジェクトの実装、構造および外界とのインターフェイスを記述してもよい。そのようにするために、インターフェイス層230は方法234、入力イベント制御232、および出力イベント236を含んでもよい。図2のビジネスオブジェクト112の最も外側の第4の層は、アクセス層240である。アクセス層240は、ビジネスオブジェクト112のデータへの外部アクセスのために使用することができる技術を定義する。認められる技術のいくつかの例には、とりわけ、COM/DCOM(Component Object Model/Distributed Component Object Model)、CORBA(Common Object Request Broker Architecture)、RFC(Remote Function Call)、ハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)およびJava(登録商標)を挙げることができる。加えて、本実施形態のビジネスオブジェクト112は、カプセル化、インヘリタンス、および/または多様性のような、標準的なオブジェクト指向技術を実装することができる。
図1に戻ると、検索エンジンサーバ110は、検索エンジン140を含むソフトウェアを実行する1つまたは複数のプロセッサ150を含んでもよい。プロセッサ150は、命令を実行してデータを操作し、検索エンジン140の動作およびタスク(以下で述べる)を実行するとともに、検索エンジンサーバ110から離れたアプリケーション(例えば116)、システム、およびプログラムを含む、複数の検索サービスの利用者に対して、開発成果物検索サービスを提供する。メモリ155に格納される1つまたは複数の検索インデックス119は、検索エンジン140によって生成され、管理され、アクセスされ、そうでなければ使用されてもよく、開発成果物検索サービスを提供する。検索エンジンサーバ110は、ローカルの、私的な、分散型の、企業の、およびクラウドコンピューティングのソフトウェアシステム環境を含む、様々な状況において、利用者に開発成果物の検索を提供するようになされ得る。検索エンジンサーバ110は、単一のプロセッサ105または複数のプロセッサを用いて実装することができる。この複数のプロセッサは、並列処理およびクラウドコンピューティング環境を含む、コンピューティング機器のネットワークまたはプールで動作する、複数のプロセッサを含む。
デジタル資源112、134、135を格納する複数のリポジトリ114、115、152を、検索エンジン140で検索することができる。いくつかの事例では、リポジトリ114、115、152は、デジタル資源112、134、135を作成、修正、提供、および管理する役割をもつシステムおよびアプリケーションのような、コンピューティングデバイスおよびシステムと関連していてもよい。例えば、リポジトリ114および開発成果物134は、特定のアプリケーションサーバ106(ウェブサーバなど)と関連していてもよく、場合によっては、関連するコンピューティングシステムおよび機器は、関連するリポジトリによって維持されるデジタル資源の少なくとも一部を作成および管理することができる。いくつかの事例では、リポジトリ(例えば152)は、企業ソフトウェアシステムのユーザおよび利用者クライアント(例えば102、104、108)を含めて、企業ソフトウェアシステム(例えば105)の一部であっても、他の形で関連していてもよい。企業ソフトウェアシステムまたは検索エンジンサーバ110から離れた、またはそれと直接関連しないリポジトリも検索することができる。そのようなリポジトリは、サードパーティのエンティティによって作成され、提供され、管理されるデジタル資源を維持するリポジトリ、またはクラウドコンピューティング環境内のコンピューティング機器に実装されたリポジトリを含む。
本事例においては、企業システムサーバ105、アプリケーションサーバ106、検索エンジンサーバ110、および可視化システム108に他の形で関連するまたはその一部を提供する他のサーバ機器を含むサーバは、それぞれ少なくとも1つのインターフェイス(例えば142、144、145)、1つまたは複数のプロセッサ(例えば147、149、150)、およびコンピュータ可読メモリ(152、154、155)を含んでもよい。いくつかの事例では、企業システムサーバ105、アプリケーションサーバ106、検索エンジンサーバ110、および可視化システム108のコンピューティング機器のいくつかの組合せは、共通のコンピューティングシステム、サーバ、またはサーバプール、ならびに共有のメモリ、プロセッサ、およびインターフェイスを含む共有のコンピューティング資源でホストされてもよい。インターフェイス(例えば142、144、145)は、ネットワーク120に接続されたクライアント-サーバまたは他の分散型環境(環境100内を含む)の中の他のシステムと、通信するために使用することができる。例えば、1つまたは複数のクライアント102、140、リポジトリ114、115、または任意の他のコンピューティングデバイスが、図1に示されない機器を含むサーバとのインターフェイスをとるようになされる。一般的に、各インターフェイス(例えば142、144、145)は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアの好適な組合せでエンコードされ、ネットワーク120と通信するように動作可能なロジックを含んでもよい。より詳細には、インターフェイスは、ネットワーク120またはハードウェアが図示されたソフトウェア環境100の中および外で物理的な信号を通信するように動作可能となるように、通信に関連する1つまたは複数の通信プロトコルをサポートするソフトウェアを含んでもよい。
例示的なサーバ(例えば105、106、110)の各々とともに、可視化システム108も、1つまたは複数のプロセッサ(例えば147、149、150)を含んでもよい。各プロセッサは命令を実行してデータを操作し、関連するサーバまたはシステムを動作させることができる。また、各プロセッサは、好適な選択肢の中でもとりわけ、例えば中央演算処理装置(CPU)、ブレード、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含むことができる。図1に図示される各プロセッサ147、149、150は単一のプロセッサとして示されているが、関連するサーバの特定の要求に応じて、複数のプロセッサが使用されてもよい。単一のプロセッサ147、149、150への言及は、適切な場合には複数のプロセッサを含むことを意図する。各プロセッサが実行する動作は、その関連するサーバの目的および動作によって決定される。一般的に、プロセッサは命令を実行してデータを操作し、それぞれのサーバならびに、特に、サーバ(例えば105、106、110)がホストするソフトウェアシステム、サービスおよびアプリケーションを動作させる。
全体構成では、各「サーバ」(例えば105、106、110)は、環境100に関連するデータおよび情報を受け取り、送り、処理し、格納し、または管理するように動作可能な1つまたは複数の電子的コンピューティング機器を含む。具体的には、サーバは1つまたは複数のクライアントからの要求を受け取り、要求を送ったクライアントに適切な応答を送る役割をもつ。外部のクライアントからの要求に加えて、内部のユーザ、外部またはサードパーティの顧客、他の自動アプリケーション、さらに任意の他の適切なエンティティ、個人、システム、またはコンピュータからも要求が送られてもよい。例えば、図1は企業システムサーバ105、アプリケーションサーバ106、および検索エンジンサーバ110の各々に対して単一のサーバを示すが、サーバは2つ以上のサーバ、さらにサーバプールを含むサーバ以外のコンピュータを用いて実装することができる。実際には、サーバは、例えばブレードサーバ、一般用途のパーソナルコンピュータ(PC)、マッキントッシュ、ワークステーション、UNIX(登録商標)ベースのワークステーション、または任意の他の好適な機器のような、任意のコンピュータまたは処理機器であってよい。言い換えると、本開示は一般用途のコンピュータ以外のコンピュータとともに、従来のオペレーティングシステムを有さないコンピュータも考慮する。さらに、図示したサーバ102は、Linux、UNIX(登録商標)、Windows(登録商標)、Mac OS、または任意の他の好適なオペレーティングシステムを含む、任意のオペレーティングシステムを実行するようになされてもよい。
アプリケーションサーバ106の場合、プロセッサ149は、クライアントからの要求を受け取り、それに応答するのに必要な機能を実行することができるとともに、クライアントアプリケーションはサーバのホストされたアプリケーション116とインターフェイスをとる。用語「アプリケーションサーバ」(例えば106)は、分散型の、企業の、もしくはクラウドベースのソフトウェアアプリケーションを含むソフトウェアアプリケーションをホストする、および/もしくは提供することができる、任意の好適なソフトウェアコンポーネントもしくはモジュール、またはコンピューティング機器を含んでもよいことが理解されるだろう。特定の実施形態とは関係なく、「ソフトウェア」は、実行された場合には少なくとも本明細書で説明される処理および動作をするように動作可能な、実体のある媒体上の、コンピュータ可読の命令、ファームウェア、有線もしくはプログラムされたハードウェア、またはこれらの任意の組合せを含んでもよい。実際には、各ソフトウェアコンポーネントは、C、C++、Java(登録商標)、Visual Basic、アセンブラ、Perl、4GLの任意の好適なバージョン、およびその他を含む、任意の適切なコンピュータ言語で、全てもしくは一部を書き、または記述することができる。アプリケーションは、様々なオブジェクト、機能、手順、方法、または他の処理を通じた、様々な特徴および機能を実装する個々のモジュールとして実装されてもよく、代わりに、いくつかのサブモジュール、サードパーティのサービス、コンポーネント、ライブラリなどを、必要に応じて含んでもよい。逆に、様々なコンポーネントの特徴および機能は、必要に応じて単一のコンポーネントに結合される。
全体構成では、環境100の中の、図示された1つまたは複数のホストされたアプリケーションおよびサービス(例えば116、118、140)の各々は、図示されるクライアント102、104から受け取った1つまたは複数の要求に特に応答して、またはそれに関連して情報を実行し、作成し、変更し、削除し、生成し、またはそうでなければ管理することができる、本開示による任意のアプリケーション、プログラム、モジュール、処理、または他のソフトウェアを、他のアプリケーション(例えば116)とともに含んでもよい。ある場合には、ホストされたアプリケーションが1つだけ、特定のサーバに置かれていてもよい。他の場合には、複数の関連するおよび/または関連しないホストされたアプリケーションは、単一のサーバに格納されてもよく、または複数の他のサーバにまたがって置かれていてもよい。ある場合には、環境100はホストされた複合アプリケーションを実装することができる。例えば、複合アプリケーションの一部はEnterprise Java(登録商標) Beans(EJB)として実装することができ、またはデザインタイムコンポーネントは、とりわけ、J2EE(Java(登録商標) 2 Platform, Enterprise Edition)、ABAP(Advanced Business Application Programming)オブジェクト、またはマイクロソフトによる.NETなどの、異なるプラットフォームへのランタイム実装を生成する能力を有していてもよい。加えて、アプリケーションは、ネットワーク120を介して(例えばインターネットを通じて、またはイントラネットのような内部ネットワークの中で)アクセスおよび実行される、ウェブベースのアプリケーションを表してもよい。さらに、特定のホストされるアプリケーションまたはサービスに関連する、1つまたは複数のプロセスがリモートで格納され、参照され、または実行されてもよい。例えば、特定のホストされるアプリケーションまたはサービスの一部は、リモートで呼び出されるアプリケーションと関連するウェブサービスであってよく、一方、ホストされるアプリケーションの別の一部は、リモートクライアント(例えば102、104)での処理のためにバンドルされるインターフェイスオブジェクトまたはエージェントであってもよい。さらに、ホストされたアプリケーションおよびソフトウェアサービスのいずれかまたは全ては、本開示の範囲を逸脱することなく、別のソフトウェアモジュールまたは企業アプリケーション(図示せず)の子モジュールまたはサブモジュールであってよい。さらにまた、ホストされたアプリケーションの一部は、アプリケーションをホストするサーバにおいて直接作業するユーザによって実行されてよく、またクライアントにおいてリモートで実行されてもよい。
例示的なサーバ(例えば105、106、110)の各々は、メモリ(それぞれ152、154、155)も含んでよい。さらに、リポジトリ112、114、115は、少なくとも1つの関連するメモリデバイスも有してよい。各メモリは任意のメモリまたはデータベースモジュールを含んでよく、限定はしないが、非一時的な記憶要素、磁気メディア、光学メディア、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、取り外し可能なメディア、もしくは他の任意の好適なローカルもしくはリモートの記憶装置を含む、揮発性または非揮発性のメモリの形態をとることができる。各メモリは、クラス、フレームワーク、アプリケーション、バックアップデータ、ビジネスオブジェクト、ジョブ、ウェブページ、ウェブページテンプレート、およびデータベーステーブルを含む、様々なオブジェクトまたはデータ格納することができる。コンテンツリポジトリは、ビジネスもしくは他の動的な情報、または特定のサーバの目的と関連がある任意のパラメータ、変数、アルゴリズム、命令、ルール、制約、もしくはそれらへの参照を含む、他の情報を格納することができる。各メモリは、ファームウェアログおよびファームウェアポリシー、ファイヤーウォールポリシー、セキュリティログもしくはアクセスログ、印刷もしくは他の報告用ファイル、ならびにその他などの、他の任意の適切なデータも含んでよい。各メモリ(例えば152、154、155)に格納される特定のデータおよび命令は、やはり、ソフトウェア環境100およびそのコンポーネントの図示された実施形態と関連して以下で詳細に説明される。
一般的に、ネットワーク120は、ソフトウェア環境100のコンポーネント間(例えば、検索エンジンサーバ110と開発成果物リポジトリ(例えば112、114、115)との間、可視化システム108と1つまたは複数のクライアント102、104との間、利用者クライアント(例えば102、104)と、検索エンジンサーバ110と、企業システムサーバ105との間、可視化システム108と検索エンジンサーバ110との間、さらに必要に応じて他のコンポーネント間)の、さらに、1つまたは複数のアプリケーション、システム、もしくは外部データソースに関連するような他の任意のローカルまたはリモートのコンピュータとの、無線または有線通信を容易にする。ネットワーク120は、1つまたは複数の個別のネットワークとして実装できる。どのような実施形態においても、ネットワーク120の少なくとも一部が送信者と受信者の間の通信を容易にできる限り、ネットワーク120は、本開示の範囲から逸脱することなく、常時接続または非常時接続のネットワークであってよい。ネットワーク120は、企業ネットワークもしくは保護されたネットワークの全てまたは一部であってよい。例として、図1では、ネットワーク120は企業ネットワークの一部またはインターネットへの接続を表すことができる。いくつかの事例では、ネットワーク120の一部は、仮想プライベートネットワーク(VPN)であってよい。ネットワーク120の全てまたは一部は、有線または無線のリンクのどちらかを含んでもよい。例示的な無線リンクは、802.11a/b/g/n、802.20、WiMax、および/または任意の他の適切な無線リンクを含んでもよい。言い換えると、ネットワーク120は、図示される環境100の内部および外部の様々なコンピューティング要素間の通信を容易にするように動作可能な、任意の内部もしくは外部ネットワーク、ネットワーク群、サブネットワーク、またはこれらの組合せを包含する。例えば、ネットワーク120は、インターネットプロトコル(IP)パケット、フレームリレーのフレーム、非同期転送モード(ATM)のセル、音声、ビデオ、データ、およびネットワークアドレス間の他の好適な情報を通信することができる。ネットワーク120は、1つまたは複数のローカルエリアネットワーク(LAN)、無線アクセスネットワーク(RAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、インターネットの全てもしくは一部、および/または他の任意の通信システムもしくは、1つもしくは複数の場所における通信システムを含んでもよい。
図1の図示された実施形態は、1つもしくは複数のローカルおよび/またはリモートのクライアント102、104を含む。クライアント102、104は、有線または無線接続を用いて、少なくとも1つのサーバ(例えば105、106、110)および/またはネットワーク120と接続し、またはそれらと通信するように動作可能な任意のコンピューティング機器であってよい。各クライアント102、104は、GUI160、161を含む。一般的に、クライアント102、104は、図1のソフトウェア環境と関連した任意の適切なデータを受け取り、送り、処理し、格納するように動作可能な、電子コンピューティング機器を含む。環境100に関連するクライアント102、104の数はいくつでもよく、また環境100の外部のクライアント102、104の数もいくつでもよいことが理解されるだろう。さらに、用語「クライアント」および「ユーザ」は、本開示の範囲から逸脱することなく、必要に応じて交換可能に使用することができる。さらに、各クライアント102、104は1人のユーザによって使われる場合について説明されるが、本開示は、多くのユーザが1つのコンピュータを使用する場合、または1人のユーザが複数のコンピュータを使用する場合を考慮する。本開示で使用される場合、クライアント102、104は、パーソナルコンピュータ、タッチスクリーン端末、ワークステーション、ネットワークコンピュータ、キオスク、無線データポート、携帯用ノート型コンピュータ、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、これらのもしくは他の機器の中の1つもしくは複数のプロセッサ、または他の任意の好適な処理機器を包含することが意図される。例えば、クライアント102、104は、キーパッド、タッチスクリーン、マウス、または情報を受け取ることができる他のデバイスなどの入力デバイスと、デジタルデータ、視覚情報、またはGUI160、161を含む、アプリケーションサーバ(もしくは環境100の中の他のサーバ)またはクライアント102、104自体が格納および/または実行する1つまたは複数のアプリケーションの動作と関連する情報を伝える、出力デバイスとを含む、コンピュータを含んでもよい。入力デバイスと出力デバイスはともに、ディスプレイすなわちGUI160、161を通じてクライアント102、104のユーザからの入力を受け取るとともにそのユーザに出力を与えるための、磁気コンピュータディスク、CD-ROM、もしくは他の好適なメディアなどの固定されたまたは取り外し可能な記憶メディアを含んでもよい。
GUI160、161は、ユーザが1つもしくは複数のソフトウェアアプリケーションまたはシステムと対話できるようにすることを含む任意の好適な目的のために、環境100の少なくとも一部とユーザがインターフェイスをとることができるように動作可能な、グラフィカルユーザインターフェイスを含む。そのようなソフトウェアアプリケーションまたはシステムには、可視化システム108、検索エンジン140、企業サービス118、または他のアプリケーション(例えば116)が含まれる。一般的に、GUI160、161は、システムにより提供された、またはシステム内で通信されたデータを、ユーザに効率的かつユーザにわかりやすいように表示する。用語「グラフィカルユーザインターフェイス」、またはGUIは、1つまたは複数のグラフィカルユーザインターフェイスおよび特定のグラフィカルユーザインターフェイスの表示のそれぞれを説明するために、単数形または複数形で使用されることがある。したがって、GUI160、161は、環境100の中の情報を処理し、結果をユーザに対し効率的に表示する、ネイティブなリッチクライアント、ウェブブラウザ、タッチスクリーン、またはコマンドラインインターフェイス(CLI)のような、任意のグラフィカルユーザインターフェイスであってよい。一般的に、GUI160、161は、クライアント108のユーザによって操作可能な、対話式の欄、プルダウンリスト、メディアプレーヤー、表、図形、仮想マシンインターフェイス、ボタンなどのような、複数のユーザインターフェイス(UI)要素を含んでもよい。これらのUI要素は、クライアントにおいてローカルにホストされるアプリケーションを含む、1つまたは複数のアプリケーション、システム、またはサービス(例えば108、116、118、140)の機能と関連していてもよい。
図1は複数の要素を含む、または複数の要素に関連するものとして記載されているが、本開示の各代替的な実施形態では、図1の環境100に図示される全ての要素が使用されるわけではない。加えて、本明細書で記載される1つまたは複数の要素は環境100の外部に位置してもよく、他の事例においては、ある要素は1つまたは複数の他の記載された要素、さらには図示される実施形態で記載されない他の要素の中に含まれ、またはその一部であってもよい。さらに、図1に示されるある要素は、他の要素と結合してもよく、さらには本明細書で記載される目的に加えて、代替の目的または追加の目的のために使用されてもよい。
ここで図3のフローチャート300に戻ると、1つまたは複数の基準に関連するデジタル資源のセットを可視化したものを生成するための例示的な技術が示される。複数のデジタル資源を、305においてデジタル資源のセットまたはコーパスの中から識別することができる。とりわけ、例えば検索エンジンによる検索(例えばウェブサーバがホストするウェブ資源向けのインターネット検索)を通じて、データベース、フォルダ、もしくは他の資源のリポジトリの識別によって、またはデジタル資源のセットをフィルタリングもしくは分類することによって、305において資源を識別することができる。310において1つまたは複数の基準も識別でき、識別されたデジタル資源を比較または評価する。基準はユーザが選択または特定することができ、あるいは、例えばコンピュータを使用して、識別されたデジタル資源に共通の1つまたは複数の基準を識別することによって、自動的に選択されてもよい。
複数のデジタル資源が305において識別され、1つまたは複数の基準のセットが310において選択されると、各基準と各デジタル資源の間の相関の度合いを決定することができる。315において、与えられた基準と与えられたデジタル資源の間の相関の度合いを決定することには、基準について規定された特定の目標値を有するデジタル資源と関連するか、またはそれに含まれる値を比較することを含んでもよい。例えば、基準はデジタル資源の作成日であってもよく、基準の値は、特定の日付、日付の範囲、または最小値もしくは最大値のような、ある値に設定される。320において、グラフィカルな資源オブジェクトが生成され、可視化に対応するグラフィカルユーザインターフェイスの表示ウィンドウの中の各デジタル資源を、デジタル資源の特徴を含めてモデル化し、表すことができる。グラフィカルな資源オブジェクトは、表されたデジタル資源またはデジタル資源のソースにハイパーリンクされていてもよい。325において追加のグラフィカルなオブジェクトを生成し、識別された基準をモデル化および表すことができる。いくつかの例では、生成された基準オブジェクトは、複数の生成された資源オブジェクトに対する誘引力をモデル化するようになされた誘引子オブジェクトであってもよい。誘引子オブジェクトは、表示ウィンドウの中に誘引子オブジェクトとともに表示された資源オブジェクトを誘引または反発することができ、対応する資源オブジェクトが表す個々のデジタル資源と誘引子オブジェクトが表す基準との間の対応する相関の度合いを表すことができる。基準オブジェクトと資源オブジェクトとの間の相互作用をモデル化することは、可視化された表示のために、各資源オブジェクトと各基準オブジェクトとの間の距離を決定することを含んでもよい。例えば、基準オブジェクトは資源オブジェクトに対して位置を固定されてもよく、ウィンドウ内で基準オブジェクトを配置し、または動かすことが、根拠となるデジタル資源と基準との間の相関の度合いにしたがって、資源オブジェクトの位置に影響を与えてもよい。例えば、特定の基準との相関の度合いがより強いデジタル資源を表す資源オブジェクトは、基準を表す基準オブジェクトに向かってより誘引される(したがって近づく)ようにモデル化されてもよい。逆に、基準との相関の度合いがより弱いデジタル資源は、基準を表す基準誘引子オブジェクトからさらに離れて(または反発して)表示される資源オブジェクトによって表されてもよい。
図4に、1つまたは複数の基準誘引子オブジェクト405、410、415および複数の資源オブジェクト(例えば420、425)を含む、可視化された表示400の、単純化された説明のための例を示す。誘引子オブジェクト405は自動車の走行距離に関連する指定された基準を表すことができ、基準の値は(例えば、最も走行距離が短い自動車を見つけるために)最小の走行距離の数値を指定する。第2の誘引子オブジェクト410は価格に関する基準を表すことができ、値は10,000ドルに設定される。さらに、第3の誘引子オブジェクト415は自動車のエンジンの出力に関する選択された基準を表すことができ、基準の値は80kWという値に設定される。特定の自動車に関連するデジタル資源のセットを、識別することができる。デジタル資源は、電子記録、ウェブページ、ビジネスオブジェクト、または特定の自動車の特徴を記述する別の種類のデジタル資源であってもよい。図4の例では、単純化された2つのデジタル資源のセットが識別され、2つの資源を表す資源オブジェクト420、425が生成される。第1の資源オブジェクト420は、価格が10,000ドル、エンジン出力が55kW、オドメーターの数値が20,000マイルである第1の自動車を記述する第1のデジタル資源を表すことができる。第2の資源オブジェクト425は、価格が11,000ドル、エンジン出力が82kW、110,000マイルである第2の自動車を記述する第2のデジタル資源を表すことができる。走行距離(405)、価格(410)、および出力(415)に対応する3つの誘引子オブジェクトは、第1および第2のグラフィカルな資源オブジェクト420、425を表示するウィンドウに配置することができる。デジタル資源の値と自分自身の値との間に相関が存在する誘引子オブジェクトに対して資源オブジェクトが近づくように、第1および第2の資源オブジェクトは、1つまたは複数の誘引子オブジェクトが導入されるのに応答して自動的に再調整または再配置される。例えば、図4に示されるように、第1および第2のデジタル資源の両方が、第2の誘引子オブジェクト410によって表される第2の基準が指定する目標値の10,000ドルに近い価格を有する自動車を記述するので、資源オブジェクト420、425の両方が価格誘引子オブジェクト410の比較的近くに配置され、価格に関する強い相関の度合いを示す。一方、第1の自動車のエンジン出力は、出力の基準で指定された目標値よりもはるかに弱い。その結果、根拠となるデジタル資源に関連する値と、走行距離および価格の誘引子オブジェクト405、410の根拠となる基準のために指定された目標値との間に比較的強い相関がある、第1の資源オブジェクト420と走行距離および価格の誘引子オブジェクト405、410との間の距離と比べて、資源オブジェクト420は出力の誘引子オブジェクト415からより距離をおいて配置される。同様に、第2の自動車を記述するデジタル資源で記述される自動車の走行距離は長く、誘引子オブジェクト405は短い走行距離を指定する基準を表すので、第2の資源オブジェクト425は走行距離の誘引子オブジェクト405から離れて配置される。しかし、第2の資源オブジェクト425が表す自動車のエンジン出力の値は出力の誘引子オブジェクト415が表す出力の基準の目標値と近いので、第2の資源オブジェクト425は出力の誘引子オブジェクト415の近くに配置される。
図5A〜5Eは、上記で説明および示したものと類似の例示的な可視化システムを用いて生成した、例示的な可視化された表示の実施形態のスクリーンショットを示す。図5A〜5Eで示され、説明される例は、図4と関連して説明された自動車に関する例の続きである。本明細書に記載される、自動車に関連するデジタル資源および基準についての例は説明のみを目的として選択されているが、これらは非限定的な例にすぎないことを理解されたい。実際には、デジタル資源は、実世界の、理論上のおよび仮想的な物体、実体、人、場所、物、ならびに概念、さらには関連する基準を含む、潜在的には無限の種類の題材を表すことができる。
図5Aは、ウィンドウ505内にランダムに分布した複数の資源オブジェクト(例えば510、515、520)を含む、表示ウィンドウ505を示すスクリーンショット500aを示す。各資源オブジェクトは個別のデジタル資源を表すことができる。ユーザは、資源オブジェクトのセットがウィンドウ505内で最初にどのように表示されるべきかを指定することができる。いくつかの事例では、資源オブジェクトは順序付けて表示することができ、表示をもう一段階複雑にすることができる。例えば、資源オブジェクトのセットは最初に、根拠となる資源の値または根拠となる資源の種類にしたがってウィンドウ505の中に配置されてもよい。例えば、第1の資源の種類を表す資源オブジェクトは最初に、ウィンドウの半分に表示されてもよく、第2の資源の種類を表す資源は最初に、ウィンドウのもう一方の半分に表示されてもよく、誘引子オブジェクトがウィンドウ505に導入されると、どの資源がどの種類なのかをユーザが追跡しやすくする。別の例では、資源オブジェクトは最初に、関連性についての事前の値または決定にしたがって、配置および順序付けられてもよい。例えば、ウィンドウ505に最初に表示される検索オブジェクトは、検索に応答して返された検索結果のセットを付随してもよい。多くの現在の検索では一般的なことであるが、検索クエリとの相対的な関連性にしたがって、検索結果を順番に並べることができる。この情報は、例えば、最初の検索結果の順番にしたがって資源オブジェクトの最初の表示を順序付けることによって、可視化された表示の中で保つことができる。他のスキームも適用することができ、ウィンドウ505に表示される資源オブジェクトの少なくともいくつかの最初の位置に影響を与えて位置を変えることができる誘引子オブジェクトが導入される前に、最初に資源オブジェクトを体系化するために使用することができる。例えば、システムがユーザプロファイルデータまたはユーザプリファレンスを参照して、ウィンドウ505に資源オブジェクトを最初に配置することができる。実際には、ユーザプロファイルデータおよびユーザプリファレンスは、ユーザによる選択のために提示される基準、誘引子オブジェクトの機能(例えば、誘引子オブジェクトの重み付け)および資源オブジェクトの機能(例えば、アニメーションのプリファレンス)、ならびに可視化システムの他の態様を含む、可視化システムの他の態様に影響を与えるために使用することができる。
図5Aに示されるように、ユーザによる選択およびウィンドウ505への導入のために、トレイ525を誘引子オブジェクト530、535、540、545のセットとともに表示することができる。表示された誘引子オブジェクト530、535、540、545のうちの1つを選択することによって、ユーザは、可視化ウィンドウ505に表示される複数の資源オブジェクト(例えば510、515、520)が表すデジタル資源のセットを、どの特定の基準で分析すべきかを指定することができる。ユーザが誘引子オブジェクトを選択するのに応答して、誘引子オブジェクトはウィンドウに導入され、資源オブジェクトのセットに作用することができる。例えば、ユーザは特定の誘引子オブジェクトをクリックして、ウィンドウ505の特定の位置にドラッグすることができる。例えば、図5Bに示されるように、ユーザはウィンドウ505の中央の近くに単一の誘引子オブジェクト530を置き、図5Aに示される資源オブジェクトの最初の位置に影響を与えた。例えば、誘引子オブジェクト530の導入によって、資源オブジェクト510はウィンドウ505の端に近い元の位置から、ウィンドウの中央に近い、誘引子オブジェクト530付近の位置に動いた。この動きは、資源オブジェクト510によって表されるデジタル資源の結果であってよく、誘引子オブジェクト530が表す基準と強い相関がある。言い換えると、資源オブジェクト510が誘引子オブジェクト530に向かって誘引された。誘引子オブジェクト530がモデル化する基準との相関がより弱い資源オブジェクトのような、他の資源オブジェクトは、資源オブジェクト515のように、誘引子オブジェクト530の位置から遠ざけられた。
図5Bに示すように、いくつかの例では、誘引子オブジェクトの導入によって、特定の資源オブジェクトの色分けに影響を与えることもできる。いくつかの資源オブジェクトは、根拠となるデジタル資源のある特徴に基づいて、特定の彩色を有してもよい。いくつかの事例では、資源オブジェクトの彩色は、資源オブジェクトのセットに導入された1つまたは複数の誘引子オブジェクトに関連する、根拠となるデジタル資源の相関の度合いまたは値を表してもよい。図5Bの例では、誘引子オブジェクト530は赤色に色分けされる。資源オブジェクトのセットに導入されると、資源オブジェクトは色分けおよび影付けされ、根拠となる資源と、誘引子オブジェクトがモデル化する基準との関係を反映する。例えば、資源オブジェクトは、根拠となるデジタル資源の値にしたがって、明るくまたは暗く影付けされてもよい。他の例では、資源オブジェクトの影の明るさによって、根拠となる資源の、誘引子オブジェクト530が表す基準に対する相関の度合いを、重複して表してもよい。これは、例えば、2つの資源が同様の相関の度合いを有するかどうかをユーザが読み取りやすくする上で、有用である。それは、資源が同じ相関の度合いを有し、しかし誘引子オブジェクトの反対側(ただし、誘引子オブジェクトからは同様の半径距離)に配置されることがあり、ユーザが2つの資源オブジェクトを比較するのがやや難しくなることがあるためである。したがって、資源オブジェクトが基準との相関の度合いにしたがって影付けされる例においては、ユーザは誘引子オブジェクトからの資源オブジェクトの距離だけを比較するのではなく、資源オブジェクトの影も比較して、資源オブジェクトの基準との相対的な相関の度合いを測ることができる。
可視化された表示を用いて、より複雑な可視化についての課題を実現することができる。そのような課題は、複数の異なるデジタル資源を、複数の異なる基準と同時に比較することを含む可視化を含む。例えば、図5Cに示されるように、3つの誘引子オブジェクト530、535、545がウィンドウ505の中に、資源オブジェクトのセットとともに配置されている。異なる誘引子オブジェクトの配置のされ方によって、ユーザは、デジタル資源のセットの中の様々な資源の関係および特徴を可視化することができる。例えば、図5Cに示されるように、ユーザは3つの誘引子オブジェクト530、535、545を、互いにやや近い位置に置いた。資源オブジェクト550のような、誘引子オブジェクト群530、535、545の近くにとどまる資源オブジェクトは、誘引子オブジェクト530、535、545がモデル化する基準の各々との相関が強いと見なすことができる。さらに、1つまたは複数の誘引子オブジェクトの基準と相関がある資源オブジェクト群を、識別することもできる。例えば、資源オブジェクト555のような資源オブジェクトが、誘引子オブジェクト530、535、545の配置に続いて、誘引子オブジェクト535および545と同じ側に配置されるとき、資源オブジェクトが、誘引子オブジェクト535および545に面して誘引子オブジェクト530とは反対側のウィンドウ505の側に移動したので、ユーザは、そのような資源オブジェクトが表すデジタル資源(例えば555)は誘引子オブジェクト535および545の基準とより相関が強く、誘引子オブジェクト530の基準とはより相関が弱いと推測することができる。
色分けは、複数の基準誘引子オブジェクトを用いる可視化において、使用することができる。例えば、資源オブジェクトは、複数の基準とのデジタル資源の相関を反映するために、色分けされてもよい。例えば、デジタル資源を表す資源オブジェクトは、その基準が資源オブジェクトのデジタル資源と最も強い相関がある、誘引子オブジェクトと関連する色の混合を表す色で色分けされてもよい。例として、1つの事例では、誘引子オブジェクト530は赤と関連(および赤に色分け)されてもよく、一方誘引子オブジェクト535は青に色分けされる。誘引子オブジェクト530および535とより強い相関のある資源オブジェクトは紫色(すなわち、誘引オブジェクト530の赤と誘引オブジェクト535の青の混合)に色分けされてよく、根拠となるデジタル資源の内部の特徴および誘引子オブジェクトがモデル化する選択された基準との関係を、ユーザが可視化するのを強化してもよい。資源オブジェクトは他の指標および分類を含んでもよい。例えば、資源オブジェクトは、単語、記号、グラフオブジェクト、相対的なオブジェクトサイズ、および他の視覚的な指標を用いて、名前、種類、値、ランク、スコア、プレビュー、ファイルサイズなどによって分類され、可視化された表示を強化することができる。例えば、棒グラフの指標が誘引子オブジェクトのそれぞれの基準に付随するとき、棒グラフの指標は各資源オブジェクトに含まれ、根拠となるデジタル資源の値または相関の度合いを示すことができる。
図5Dは可視化された表示の別の例を示す。図5Dは、ウィンドウ505の端の近くに配置される2つの誘引子オブジェクトを示す、例示的なスクリーンショット500dを示す。この例では、可視化システムのロジックは、強磁性体を引き込む磁石のような、誘引力を有する物体と同様の挙動を示すような、誘引子オブジェクトを提供することができる。可視化された表示への、視覚的な興味をさらに強くするために、静止している誘引子オブジェクトと影響を受ける資源オブジェクトとの間の相互作用は、強磁性の性質の度合いが変化する可動物体との間に作用する変化する力という、磁石の物理特性をモデル化および模擬してもよい。図5Dに示すように、異なる特性の(資源)オブジェクトにしたがって(資源)オブジェクトを誘引する、2つの誘引力点(誘引子オブジェクト530および535)を配置すると、資源オブジェクトは2つの誘引子オブジェクトで定義される直線状に整列する。さらに、資源オブジェクトは、2つの誘引子オブジェクト530、535の各々への相対的な誘引力にしたがって、整列する。例えば、資源オブジェクト570のデジタル資源は、誘引子オブジェクト535がモデル化する基準よりも、誘引子オブジェクト530の基準に対してはるかに強い相関がある。逆に、資源オブジェクト575は、誘引子オブジェクト530の基準との対応する相関の度合いと比較して、誘引子オブジェクト535の基準に対するより強い相関を表す。そして第3の例では、資源オブジェクト580が誘引子オブジェクト530および535からほぼ等距離に配置され、資源オブジェクト580がモデル化するデジタル資源と、オブジェクト530および535に対応する2つの基準との間の相関の度合いが、ほぼ同じであることを示す。この例では、上記の例のいくつかと同じように、誘引子オブジェクトからの資源オブジェクトの距離は、他の資源との相関に対する相対的な、誘引子オブジェクトの根拠となる基準との相関の強さを表さない。その代わり、資源オブジェクトと誘引子オブジェクトの間の距離は、(第1の誘引子オブジェクトがモデル化する)1つの基準とのデジタル資源の相関を、(第2の誘引子オブジェクトがモデル化する)別の基準とのデジタル資源の相関に対して表す。図5Dにおいて、資源オブジェクト570は資源オブジェクト575よりも誘引子オブジェクト530に非常に近く配置されるが、誘引子オブジェクト530のみを含む可視化の場合(例えば図5B)には、それとは異なるように図示されているが、資源オブジェクト575は資源オブジェクト570よりも誘引子オブジェクト530に近く配置される。このようなことは、この例では、資源オブジェクト575の、誘引子オブジェクト530の基準との相関の関連する度合いが資源オブジェクト570よりもより強い一方で、誘引子オブジェクト535の基準との相関の度合いがさらに強いために、起きる。
異なる特徴の資源オブジェクトに対する誘引力のモデル化に加えて、いくつかの実施形態では、誘引子オブジェクトも変化する大きさの誘引力をモデル化することができる。言い換えると、誘引子オブジェクトを重み付けして、誘引子オブジェクトのそれぞれの基準の異なる重み付けと対応させることができる。より大きな重み付けがされた基準、または所与の比較、分析、もしくは可視化のためにより重要な基準は、他の全てが等しい他の誘引子オブジェクトよりも大きな誘引力をモデル化する誘引子オブジェクトをもたらすことができる。例えば、図5Eに示されるように、4つの誘引子オブジェクト530、535、540、545はウィンドウ505内に配置することができる。誘引子オブジェクト545がモデル化する基準は、ウィンドウ505に配置された残りの誘引子オブジェクト530、535、540の基準よりも重み付けがされている。その結果、誘引子オブジェクト545の基準との相関の度合いが強いデジタル資源の資源オブジェクトは、誘引子オブジェクト545に向かってより大きく引かれる。このような方法を用いることで、ユーザは1つの特定の、大きな重み付けがされた基準と相関のある特定の資源オブジェクト(例えば585)を分離することができ、または別の基準に対する1つの基準のより強い優先度または重要性を示すことができる。より大きな重み付けがされた基準を表す誘引子オブジェクトは、それに対応してより強い誘引力をモデル化できる。例えば、特定の資源オブジェクト590が、誘引子オブジェクト530が表す基準に対して誘引子オブジェクト545が表す基準と同等の(またはより強い)相関の度合いを有してもよい一方で、誘引子オブジェクト545の基準の重み付けによって、誘引子オブジェクト545は誘引子オブジェクト530の誘引力を振り切り、誘引子オブジェクト530よりも誘引子オブジェクト545の近くに、資源オブジェクト590を動かす。実際には、資源オブジェクトをどこに配置するか、およびウィンドウ505にも表示される誘引子オブジェクトからの資源オブジェクトの相対的な距離を決定する場合には、可視化システムのロジックは、根拠となるデジタル資源および基準の間の相関の度合いだけでなく、資源および競合する基準との間の相関の相対的な度合いも決定することができ、さらには基準の重み付けも決定することができる。
いくつかの例では、ユーザは、誘引子オブジェクトが表す特定の基準の重み付けを指定することができる。ユーザは、ユーザインターフェイス上に表示された誘引子オブジェクトと対話することによって、または基準レベルで重み付けを事前に定義することによって、重み付けを定義することができる。1つの例では、ユーザは、誘引子オブジェクトをダブルクリックすることによって、重み付けの値を入力することによって、重み付け制御を操作することによって、または何らかの他の機構によって、特定の誘引子オブジェクトに関連する重み付けを変える(したがって誘引子オブジェクトのモデル化された誘引力を変える)ことができる。実際には、いくつかの実施形態では、誘引子オブジェクトがユーザインターフェイスの表示ウィンドウ505に資源オブジェクトのセットとともに表示されているときに、ユーザは誘引子オブジェクトに関連する重み付けを修正することができる。それに応答して、可視化された表示は動的に変化して、誘引子オブジェクトのモデル化された誘引力が強くなったことを反映する。
加えて、図5Eに示すように、トレイ525の他に、追加的なツール、機能、およびユーティリティを、可視化システムのユーザが使えるようにすることができ、それらはウィンドウ505に関連して表示されてもよい。例えば、ツールバー598を表示して、ユーザが可視化された表示の態様を動的に変えられるようにしてもよい。例えば、ユーザは、表示の特定の詳細部分に注目する、またはその部分を見るために、ウィンドウ505に表示された可視化された表示をズームインもしくはズームアウトまたはパンすることができる。例えば、ユーザは、「シェイク」ボタンを選択することによって、表示に含まれる資源オブジェクトの位置を変えることもできる。携帯型のクライアントコンピュータ上で可視化されたものを表示する可視化システムの実施形態では、携帯型コンピュータに組み込まれたポテンショメーターまたは他の動作を検知するデバイスが、ユーザが携帯型コンピュータを振るのを検知して、可視化システムのシェイク機能を動作させてもよい。シェイク機能は、資源オブジェクトの位置をシャッフルすることができる。例えば、図5Aに示すように、資源オブジェクトはウィンドウ505の中でランダムに配置される。この最初の配置は、その後のウィンドウ内の表示、例えば、1つまたは複数の誘引子オブジェクトの導入によって影響を受けた表示(例えば図5B)において、資源オブジェクトが表示される位置に影響を与えることができる。したがって、ユーザは資源オブジェクトの配置をシャッフルして、例えば、資源オブジェクト群を散らし、画面に表示された資源オブジェクトが表すデジタル資源セットの隠れた特徴、関係、および特性を発見することを望むだろう。図5Eと関連して示され説明されたもの以外の他のツールおよび機能、例えば誘引子オブジェクト検索ツール、誘引子オブジェクト強度/重み付け制御、ウィンドウに表示される資源オブジェクトのセットを減らすためのフィルタリングツール、ならびに他のツールおよび機能が含まれてもよい。
いくつかの実施形態では、可視化された表示の美観をさらに向上させるために、可視化システムのロジックは、アニメーションロジックにしたがってスライドし、漂い、または他の方法で動く資源オブジェクトを提供することができる。例えば、ユーザは、可視化された表示のウィンドウに誘引子オブジェクトをスライドし、動かし、除去し、または加えて、誘引子オブジェクトの位置を操作することができる。例えば、図6に示すように、誘引子オブジェクト605が、誘引子オブジェクト605とともに表示される資源オブジェクト610、615に対して第2の位置620に動くことによって、資源オブジェクト610も、誘引子オブジェクト605を動かす力が反発力として資源オブジェクトに伝わったかのように動く(およびアニメーションされる)。そのような反応およびモデル化されたアニメーションは、ある同じように分極した磁石が、もう一方の同じように分極した磁石に関して、第2の静止した磁石に反発しながら動く際の挙動をモデル化してもよい。さらに、図6に示すように、資源オブジェクトと誘引子オブジェクト605の間の距離x,yを誘引子オブジェクト605が動く前と同じままにするために、資源オブジェクト610、615は誘引子オブジェクト605の動きに応答して反発してもよい。
本開示はある実施形態および一般的に関連のある方法に関して説明されてきたが、これらの実施形態および方法の代替および順序を変えた形態および方法が、当業者には明らかであろう。例えば、本明細書に記載した動作は、記載されたものとは異なる順序で実行されてもよく、それでも所望の結果を達成する。一例として、添付の図面に示された処理は、所望の結果を達成するのに、示された特定の順序、または連続的な順序を必ずしも必要としない。ある実施形態では、マルチタスクおよび並列処理が有利であり得る。他の変形も、以下の特許請求の範囲の範囲内にある。
100 ソフトウェア環境
102 クライアント
105 企業システムサーバ
106 アプリケーションサーバ
108 可視化システム
110 検索エンジンサーバ
112 ビジネスオブジェクト
114 リポジトリ
116 アプリケーション
118 企業サービス
119 インデックス
120 ネットワーク
134 資源
140 検索エンジン
142 インターフェイス
147 プロセッサ
152 メモリ
160 GUI
210 カーネル層
212 属性
220 インテグリティ層
224 ビジネスロジック
230 インターフェイス層
232 入力イベント制御
236 出力イベント制御
240 アクセス層
405 誘引子オブジェクト
420 資源オブジェクト
505 ウィンドウ
510 資源オブジェクト
525 トレイ
530 誘引子オブジェクト
605 誘引子オブジェクト
610 資源オブジェクト

Claims (21)

  1. 少なくとも1つのコンピュータ可読記憶メディアに格納されたデジタル資源のセットの中の、複数のデジタル資源を識別するステップと、
    少なくとも1つの基準をユーザが選択したことを示す指示を受け取るステップであって、前記ユーザ選択がコンピューティング機器のユーザインターフェイスを通じて受け取られる、ステップと、
    前記複数のデジタル資源の中の各デジタル資源について、前記デジタル資源と前記少なくとも1つの基準の各々との間の相関の度合いを決定するステップと、
    複数のグラフィカルな資源オブジェクトおよび少なくとも1つのグラフィカルな誘引子オブジェクトを、前記コンピューティング機器の前記ユーザインターフェイスのウィンドウ内に表示するのに使うように構成されたデータを送るステップであって、前記複数のグラフィカルな資源オブジェクトの中の各グラフィカルな資源オブジェクトは、前記複数のデジタル資源の中のデジタル資源を表し、各グラフィカルな誘引子オブジェクトは、前記少なくとも1つの基準のうちの1つを表す、ステップとを含み、
    各資源オブジェクトが各誘引子オブジェクトから距離をおいて表示され、前記距離は、前記資源オブジェクトが表す前記デジタル資源と前記誘引子オブジェクトが表す前記基準との間の対応する相関の度合いに、少なくとも一部基づく、コンピュータで実施される方法。
  2. 前記コンピューティング機器がリモートクライアントコンピューティング機器である、請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも第1の基準および第2の基準が選択され、前記第1の基準は第1の誘引子オブジェクトで表され、前記第2の基準は第2の誘引子オブジェクトで表され、さらに
    各資源オブジェクトが、前記資源オブジェクトが表す前記デジタル資源と前記第1の基準との間の対応する相関の度合いに基づいて、前記第1の誘引子オブジェクトから第1の距離をおいて表示され、前記資源オブジェクトが表す前記デジタル資源と前記第2の基準との間の対応する相関の度合いに基づいて、前記第2の誘引子オブジェクトから第2の距離をおいて表示される、請求項1に記載の方法。
  4. 各誘引子オブジェクトが、前記誘引子オブジェクトとともに表示される各資源オブジェクトに与えられる誘引力をモデル化し、各誘引力が、前記資源オブジェクトが表す前記デジタル資源と前記誘引子オブジェクトが表す前記基準との間の対応する相関の度合いに少なくとも一部基づく大きさを有する、請求項1に記載の方法。
  5. 誘引子オブジェクトの前記誘引力がさらに、前記誘引子オブジェクトが表す前記基準の重み付けに基づくものであり、特定の基準のより大きな重み付けが、前記特定の基準を表す特定の誘引子オブジェクトの、前記特定の誘引子オブジェクトとともに表示される資源オブジェクトのより大きな誘引力に対応する、請求項4に記載の方法。
  6. 少なくとも第1の基準および第2の基準が選択され、前記資源オブジェクトとともに第1の誘引子オブジェクトおよび第2の誘引子オブジェクトが表示され、前期第1の基準および前記第2の基準が異なる重み付けを有する、請求項5に記載の方法。
  7. 各基準が少なくとも1つの値を含み、前記デジタル資源と各基準との前記相関の度合いが、各々、前記デジタル資源と前記少なくとも1つの値との間の相関に少なくとも一部基づく、請求項1に記載の方法。
  8. 各資源オブジェクトが色分けされ、前記資源オブジェクトが表す前記デジタル資源と、前記資源オブジェクトとともに表示される誘引子オブジェクトが表す基準との間の相関の度合いを表す、請求項1に記載の方法。
  9. 各資源オブジェクトが色分けされて前記資源オブジェクトが表す前記デジタル資源と関連する値を表し、前記値が、前記資源オブジェクトとともに表示される誘引子オブジェクトが表す基準に関連がある、請求項1に記載の方法。
  10. 前記コンピューティング機器の前記ユーザインターフェイスのウィンドウ内に、前記ユーザが選択するのに使用可能な複数の異なる基準に対応する複数の誘引子オブジェクトを、前記複数の資源オブジェクトとともに表示するのに使うように構成されたデータを送るステップをさらに含み、
    少なくとも1つの基準をユーザが選択したことを示す前記受け取られた指示が、前期複数の誘引子オブジェクトからの少なくとも1つの特定の誘引子オブジェクトのユーザ選択に対応し、前記特定の誘引子オブジェクトがユーザ選択された少なくとも1つの基準を表す、請求項1に記載の方法。
  11. 前記識別された複数のデジタル資源に基づいて共通の基準のセットを識別するステップであって、前記共通の基準のセットが、前記複数のデジタル資源の中の少なくとも2つのデジタル資源に関連する少なくとも1つの共通の基準を含む、ステップをさらに含み、
    前記複数の誘引子オブジェクトが、前記共通の基準のセットを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記複数のデジタル資源が複数のビジネスオブジェクトを含み、前記複数のビジネスオブジェクトの中の各ビジネスオブジェクトが少なくとも1つの属性のセットを含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記複数のデジタル資源が、少なくとも1つのウェブページを含む複数のインターネット資源を含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記複数のデジタル資源が、ユーザの検索クエリに応答して識別され、前記複数のデジタル資源が前記検索クエリを満たすものとして識別される、請求項1に記載の方法。
  15. 各誘引子オブジェクトが、前記ユーザインターフェイスの前記ウィンドウの中で、ユーザが前記誘引子オブジェクトの位置を変えられるようになされ、資源オブジェクトが、誘引子オブジェクトの位置が変わったことに応答し、かつ一貫性を保って自動的に再配置するようになされた、請求項1に記載の方法。
  16. 前記ユーザインターフェイスの前記ウィンドウに表示された資源オブジェクトの最初の位置を定義するデータを送るステップをさらに含み、前記複数の資源オブジェクトが、誘引子オブジェクトが前記ウィンドウに表示される前に、前記資源オブジェクトのそれぞれの前記最初の位置にしたがって前記ウィンドウに表示される、請求項1に記載の方法。
  17. 前記最初の位置が、ランダムな最初の位置、前記対応する資源オブジェクトが表す前記デジタル資源の種類に基づいた順序付けられた位置、および前記対応する資源オブジェクトが表す前記デジタル資源の初期スコアに基づく順序付けられて位置のうちの少なくとも1つである、請求項16に記載の方法。
  18. 少なくとも1つのプロセッサに動作をさせるように動作可能な命令を格納する非一時的な機械可読記憶デバイスを含む物品であって、前記動作が、
    少なくとも1つのコンピュータ可読記憶メディアに格納されたデジタル資源のセットの中で複数のデジタル資源を識別するステップと、
    少なくとも1つの基準をユーザが選択したことを示す指示を受け取るステップであって、前記ユーザ選択がコンピューティング機器のユーザインターフェイスを通じて受け取られる、ステップと、
    前記複数のデジタル資源の中の各デジタル資源について、前記デジタル資源と少なくとも1つの基準の各々との間の相関の度合いを決定するステップと、
    複数のグラフィカルな資源オブジェクトおよび少なくとも1つのグラフィカルな誘引子オブジェクトを、前記コンピューティング機器の前記ユーザインターフェイスのウィンドウ内に表示するのに使うように構成されたデータを送るステップであって、前記複数のグラフィカルな資源オブジェクトの中の各グラフィカルな資源オブジェクトは、前記複数のデジタル資源の中のデジタル資源を表し、各グラフィカルな誘引子オブジェクトは、前記少なくとも1つの基準のうちの1つを表す、ステップとを含み、
    各資源オブジェクトが各誘引子オブジェクトから距離をおいて表示され、前記距離は、前記資源オブジェクトが表す前記デジタル資源と前記誘引子オブジェクトが表す前記基準との間の前記対応する相関の度合いに、少なくとも一部基づく、物品。
  19. 1つまたは複数のコンピュータに、
    デジタル資源のコーパスの中の複数のデジタル資源を識別するステップと、
    少なくとも1つの基準をユーザが選択したことを示す指示を受け取るステップであって、前記ユーザ選択がコンピューティング機器のユーザインターフェイスを通じて受け取られる、ステップと、
    前記複数のデジタル資源の各デジタル資源について、前記デジタル資源と少なくとも1つの基準の各々との間の相関の度合いを決定するステップと、
    複数のグラフィカルな資源オブジェクトおよび少なくとも1つのグラフィカルな誘引子オブジェクトを、前記コンピューティング機器の前記ユーザインターフェイスのウィンドウ内に表示するのに使うように構成されたデータを送るステップであって、前記複数のグラフィカルな資源オブジェクトの中の各グラフィカルな資源オブジェクトは、前記複数のデジタル資源の中のデジタル資源を表し、各グラフィカルな誘引子オブジェクトは、前記少なくとも1つの基準のうちの1つを表す、ステップと
    を実行させるための命令を格納する1つまたは複数のコンピュータ記憶デバイスを有する、1つまたは複数のコンピュータを備えるデジタル資源可視化システムを含み、
    各資源オブジェクトが各誘引子オブジェクトから距離をおいて表示され、前記距離は、前記資源オブジェクトが表す前記デジタル資源と前記誘引子オブジェクトが表す前記基準との間の前記対応する相関の度合いに、少なくとも一部基づく、システム。
  20. 複数のデータリポジトリをさらに含み、各リポジトリが少なくとも1つのコンピュータ可読記憶デバイスを備え、前記複数のデータリポジトリが前記デジタル資源のコーパスを格納する、請求項19に記載のシステム。
  21. 前記デジタル資源のコーパスの中の前記複数のデジタル資源を、検索クエリを満たすものとして識別するように動作可能な検索エンジンをさらに含む、請求項20に記載のシステム。
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