JP3482689B2 - 固体撮像装置及びこれを用いたバーコード読取り装置 - Google Patents

固体撮像装置及びこれを用いたバーコード読取り装置

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JP3482689B2 JP13815194A JP13815194A JP3482689B2 JP 3482689 B2 JP3482689 B2 JP 3482689B2 JP 13815194 A JP13815194 A JP 13815194A JP 13815194 A JP13815194 A JP 13815194A JP 3482689 B2 JP3482689 B2 JP 3482689B2
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    • G06K7/1092Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices sensing by means of TV-scanning

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像装置に関し、
特に撮像信号を2値化信号として出力する2値化回路を
具備した固体撮像装置及びこれを用いてバーコードを読
み取って2値化信号に変換して出力するバーコード読取
り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バーコードは、一般に、商品コードなど
の情報を太さの異なる線の組合せで媒体などに表示され
たものであり、物流やPOS(Point Of Sales)などにお
いて、光学的に読み取られることによって商品の売上げ
集計や流通の分析などに利用されている。
【0003】このバーコードを光学的に読み取る手段と
しては、CCDイメージセンサが主に用いられている。
このCCDイメージセンサを用いたバーコード読取り装
置においては、CCDイメージセンサの出力を2値化回
路に供給し、太さの異なる線の組合せを2値化情報とし
て取り出し、この2値化情報をバーコード情報として検
出するようにしている。この2値化処理の場合、コンパ
レータにて撮像信号のレベル(電圧)をスレッショルド
電圧と比較しつつ2値化情報を得る方法が一般的に採ら
れる。
【0004】しかし、CCDイメージセンサからの撮像
信号を2値化する際に、バーコードが印刷されている媒
体面の凹凸や外来光の影響により、バーコードの印刷面
の反射が均一でないために、スレッショルド電圧を一定
に保って2値化処理を行うことは困難である。そのた
め、従来のバーコード読取り装置では、直前の撮像信号
からある一定の絶対値以上、信号レベルが変化した場合
にコンパレータを反転させる回路を、CCDイメージセ
ンサのチップ外に作製して用いている。
【0005】ここで、従来のバーコード読取り装置につ
いて図19に基づいて説明する。先ず、CCDイメージ
センサ100は、入射光をその光量に応じた電荷量の信
号電荷に変換して蓄積する受光部101が一列に多数配
列されてなるセンサ列102と、このセンサ列102の
各受光部101から読出しゲート103によって読み出
された信号電荷を一方向に転送するCCDからなる電荷
転送レジスタ104とを有する構成となっている。
【0006】電荷転送レジスタ104の最終段には、転
送されてきた信号電荷を検出して電圧に変換する例えば
フローティング・ディフュージョンからなる電荷電圧変
換部105が形成されている。電荷電圧変換部105の
後段には、この電荷電圧変換部105の出力を電流増幅
する例えばソースフォロワ回路からなるバッファ106
が設けられている。このバッファ106は、センサ列1
02、読出しゲート103及び電荷転送レジスタ104
と同一基板(チップ)上に形成されている。
【0007】そして、バッファ106の出力は、外部端
子107を介してCCD出力(撮像信号)として外部に
導出され、アンプ108でレベル増幅された後、2値化
回路109に供給される。2値化回路109としては、
ダイオードを用いた浮動2値化回路等が用いられてい
る。この浮動2値化回路は、コンパレータ110と、こ
のコンパレータ110の2つの入力端子間に互いに逆極
性で並列接続されたダイオード111,112とからな
り、直前の撮像信号からある一定の絶対値以上、信号レ
ベルが変化した場合にコンパレータ110を反転させる
構成となっている。
【0008】この2値化回路109の入出力特性は、図
20に示すように、入力電圧Vinが例えば0Vのとき
出力電圧Voutが例えば5V(電源電圧)である場合
において、入力電圧Vinが0Vから0.7V(ダイオ
ードの電圧降下レベル)程度高くなったときに出力電圧
Voutが0Vに反転し、逆に入力電圧Vinが例えば
5Vのとき出力電圧Voutが0Vである場合におい
て、入力電圧Vinが5Vから0.7V程度低くなった
ときに出力電圧Voutが5Vに反転する、というヒス
テリシス特性を有する。
【0009】したがって、今回の撮像信号の信号レベル
が、前回の撮像信号の信号レベルよりも±0.7V以上
変化したときに2値化回路109の出力が反転すること
になり、この反転信号を2値化情報として取り出すこと
ができる。この浮動2値化回路の特徴は、信号の変化を
捕らえて2値化を行う点にあり、よってバーコードの如
き相対的な明暗を2値化できるのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにバーコード読取り装置に適用される、2値化回
路を含む従来の固体撮像装置では、ノイズ対策のために
アンプ108として増幅度の高いアンプを用いる必要が
あるとともに、ダイオード111.112を用いた2値
化回路109が必要であるため、回路構成が複雑にな
り、これらをCCDイメージセンサ100と同一チップ
上に作製すること、即ちオンチップすることは困難であ
った。
【0011】また、たとえ回路等をオンチップできたと
しても、CCDイメージセンサ100の動作電源電圧の
低電圧化(例えば、3V)が進む現状を考えた場合、通
常の接合型ダイオードでは電圧降下レベルに相当する
0.7V程度がヒステリシス特性上の不感帯になるた
め、センサ内部の信号振幅として0.7V以上の2〜3
Vより大きな電圧が必要となり、このような大きな信号
振幅を3V電源のCCDイメージセンサで取り扱うこと
は極めて困難である。
【0012】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、複雑な回路をオンチ
ップ化しなくても2値化情報を取り出すことができ、し
かも動作電源電圧の低電圧化にも対応可能な固体撮像装
置及びこれを用いたバーコード読取り装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による固体撮像装
置は、入射光をその光量に応じた電荷量の信号電荷に変
換して蓄積する受光部が複数個配列されてなるセンサ部
と、このセンサ部の同一の受光部に蓄えられた信号電荷
を少なくとも2系統の信号電荷として各系統間で異なる
転送段数にて転送する電荷転送部と、この電荷転送部に
よって転送された少なくとも2系統の信号電荷を検出し
て電圧に変換する複数の電荷電圧変換部と、この複数の
電荷電圧変換部の各出力電圧のレベル比較を行う比較部
と、この比較部の出力信号のレベル変化点を検出して2
値化信号を生成する検出部とを備えた構成となってい
る。
【0014】
【作用】上記構成の固体撮像装置において、センサ部か
ら読み出された同一の受光部の信号電荷は、電荷転送部
にて少なくとも2系統の信号電荷として各系統間で異な
る転送段数で転送されることで、電荷電圧変換部から出
力される少なくとも2系統の信号電圧間には転送段数の
差分に応じた時間差が生じる。この時間差を持つ少なく
とも2系統の信号電圧が比較部に入力され、その信号電
圧間のレベル変化がある一定レベル以上になると、比較
部出力が変化することになる。そして、この比較部出力
のレベル変化点が検出部で検出されることで、2値化信
号が生成される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の第1実施例を示す構成図
であり、イメージセンサとして例えばリニアセンサを用
いた場合を示す。
【0016】図1において、本実施例に係るCCDイメ
ージセンサ1は、入射光をその光量に応じた電荷量の信
号電荷に変換して蓄積する受光部(画素)2が一列に多
数配列されてなるセンサ列3と、読出しパルスφROG
が印加されることによってセンサ列3の各受光部2に蓄
積されている信号電荷を読み出す読出しゲート4と、こ
の読出しゲート4によってセンサ列3から読み出された
信号電荷を一方向(本例では、図の右方向)に転送する
CCDからなる電荷転送レジスタ5とを有するリニアセ
ンサ(ラインセンサ)構成となっている。
【0017】電荷転送レジスタ5は、センサ列3から読
み出された信号電荷をそのまま画素単位で転送する共通
転送部6と、電荷転送レジスタ5の出力側において例え
ば2本に分岐されて同一画素の信号電荷を2系統に振り
分けて転送する2つの出力側転送部7,8とからなり、
例えば2相の転送クロックφH1,φH2によって2相
駆動される構成となっている。
【0018】この電荷転送レジスタ5の分岐部分の具体
的な構成を図2に示す。同図に示すように、電荷転送レ
ジスタ5においては、2層構造のポリシリコン(1Po
lySi,2PolySi)からなる蓄積ゲート電極9
及び転送ゲート電極10の電極対が繰返し配列されてお
り、これら電極対に転送クロックφH1,φH2が印加
されるようになっている。
【0019】そして、共通転送部6では1本のチャネル
11が、電荷転送レジスタ5の出力側における蓄積ゲー
ト電極9の領域内で二股に分岐されている。すなわち、
チャネル11を分岐する分岐部Aが蓄積ゲート電極9の
領域内に位置している。図3に図2のX1‐X2矢視断
面を、図4にその矢視断面におけるポテンシャルをそれ
ぞれ示す。
【0020】本実施例においては、チャネル11を分岐
する分岐部Aが、チャネル11の幅方向における中間点
に位置するように設定されている。これにより、画素単
位での信号電荷の転送過程において、図4に示すよう
に、分岐部Aが存在する蓄積ゲート電極9の領域内に同
一画素の信号電荷が転送されると、この同一画素の信号
電荷が分岐部Aの存在によってほぼ等しく分配されて各
出力側転送部7,8に供給されることになる。
【0021】再び図1において、2つの出力側転送部
7,8は各々の転送段数が異なる構成となっており、転
送クロックφH1,φH2が印加されることによって互
いに同期して同一画素の信号電荷を転送する。本実施例
の場合には、出力側転送部8の転送段数が、出力側転送
部7のそれよりも例えば2段分(2ビット分)だけ多く
なるように設定されている。これにより、出力側転送部
7,8によって転送された同一画素の信号電荷は、最終
段で互いに2ビット相当の時間差を持つことになる。
【0022】出力側転送部7,8の各最終段には、転送
されてきた信号電荷を検出して電圧に変換する電荷電圧
変換部12,13が設けられている。この電荷電圧変換
部12,13として、本実施例では、フローティング・
ディフュージョン構成のものを用いているが、これに限
定されるものではなく、フローティング・ゲートや増幅
検出等の構成のものであっても良く、要は、信号電荷を
検出して電圧に変換できる構成のものであれば良い。
【0023】電荷電圧変換部12の出力電圧はバッファ
14を介して第1の撮像信号V1として、電荷電圧変換
部13の出力電圧はバッファ15を介して第2の撮像信
号V2としてそれぞれ2値化回路16に供給される。こ
こで、第2の撮像信号V2は、出力側転送部8の転送段
数が出力側転送部7のそれよりも2段分(2ビット分)
だけ多く設定されていることから、第1の撮像信号V1
に対して2ビット分、即ち2転送クロック分相当の時間
だけ遅延された信号となる。
【0024】2値化回路16は、基本的に、2つのコン
パレータ17,18と、各々1つのインバータ19及び
フリップフロップ回路20とから構成されている。本実
施例に係る2値化回路16においては、2つのコンパレ
ータ17,18が共に、バッファ14からの第1の撮像
信号V1が+側入力端子に入力され、バッファ15から
の第2の撮像信号V2が−側入力端子に入力されるよう
に配線されている。なお、2つのコンパレータ17,1
8は、各画素信号の信号区間にのみ働き、リセット期間
は反応しないように構成されているものとする。
【0025】ここで、コンパレータ17では、+側入力
端子と−側入力端子とに同電位の信号が入力されたとき
にその出力電圧VKが“L”レベルとなり、コンパレー
タ18では、+側入力端子と−側入力端子とに同電位の
信号が入力されたときにその出力電圧VJが“H”レベ
ルとなるヒステリシス特性を持つように、コンパレータ
17,18の2つの入力に対してそれぞれ重み付けがな
されている。この重み付けのための具体的な回路構成に
ついては、後で詳細に説明する。
【0026】この重み付けは、2値化の際のノイズマー
ジンとして作用する。すなわち、コンパレータ17にお
いて、第1の撮像信号V1が第2の撮像信号V2よりも
一定電圧Vxだけ上がったときのみに出力電圧VKが
“H”レベルとなり、コンパレータ18において、第1
の撮像信号V1が第2の撮像信号V2よりも一定電圧V
xだけ下がったときのみに出力電圧VJが“L”レベル
となるように、重み(Vx)を設定しておけば、一定電
圧Vx以内の変化(ノイズによる微小変動)でコンパレ
ータ17,18は反応せず、各出力状態を維持できるこ
とになる。
【0027】フリップフロップ回路20としては、クロ
ック端子CLに例えば転送クロックφH1(φH2)が
供給されるJKフリップフロップ回路が用いられてい
る。このJKフリップフロップ20のJ端子にはコンパ
レータ18の出力VJがインバータ19で反転されて入
力され、K端子にはコンパレータ17の出力VKが直接
入力されるように配線されている。そして、このJKフ
リップフロップ回路20の出力端子QN (Qの反転極
性)から、2値化出力Voutが取り出されるようにな
っている。
【0028】JKフリップフロップ回路20は、例えば
CMOSトランジスタを主体として構成することが可能
であり、CCDイメージセンサ1におけるセンサ列3、
読出しゲート4及び電荷転送レジスタ5とともに、同一
基板上に形成(オンチップ)することができる。図5
に、第1,第2の撮像信号V1,V2、コンパレータ1
7,18の各出力電圧VK,VJ及び2値化出力Vou
tの各信号波形を示す。
【0029】次に、上記構成の2値化回路16における
信号処理動作について、図5の信号波形図を参照しつつ
説明する。先ず、図1において、バッファ15を介して
電荷電圧変換部13から取り出される第2の撮像信号V
2の信号波形は、バッファ14を介して電荷電圧変換部
12から取り出される第1の撮像信号V1の信号波形に
対して、2ビット(即ち、2転送クロック)分だけ遅延
された信号波形となっている。これらの撮像信号V1,
V2において、区間Tbが黒情報を示し、区間Twが白
情報を示す。
【0030】そして、コンパレータ18から出力される
出力電圧VJの波形は、コンパレータ18が先述した如
く一定電圧Vxの重み付けされていることから、第1の
撮像信号V1の信号レベルが第2の撮像信号V2の信号
レベルに対して一定電圧Vx以上に降下したときのみに
“L”レベルとなり、同レベルもしくはそれ以上のとき
は“H”レベルとなる。この出力電圧VJは、インバー
タ19で反転されてJKフリップフロップ回路20のJ
端子に入力される。
【0031】一方、コンパレータ17から出力される出
力電圧VKの波形は、コンパレータ17が同様に一定電
圧Vxの重み付けされていることから、第1の撮像信号
V1の信号レベルが第2の撮像信号V2の信号レベルに
対して一定電圧Vx以上に上昇したときのみに“H”レ
ベルとなり、同レベルもしくはそれ以下のときは“L”
レベルとなる。この出力電圧VKは、JKフリップフロ
ップ回路20のJ端子に入力される。
【0032】JKフリップフロップ回路20の出力QN
である2値化出力Voutは、コンパレータ18の出力
電圧VJが“H”レベルで、J端子の入力が“L”レベ
ルの状態において、クロックCLに同期しつつコンパレ
ータ17の出力電圧VKが“H”レベルに立ち上がった
時点で“H”レベルに遷移し、更にコンパレータ18の
出力電圧VJが“L”レベルに立ち下がり、J端子の入
力が“H”レベルに立ち上がった時点で“L”レベルに
遷移する信号波形となる。
【0033】このJKフリップフロップ回路20から出
力される2値化電圧Voutは、図5の波形V1と波形
Voutとの対比から明らかなように、第1の撮像信号
V1が2値化された信号波形となる。したがって、この
2値化電圧Voutに基づいて、CCDイメージセンサ
1のセンサ列3にて読み取った情報に相当する白黒を高
精度に判別できることになる。なお、JKフリップフロ
ップ回路20のQ出力を用いることにより、反転された
2値化電圧VoutN が得られることになる。
【0034】上述したように、第1実施例の構成によれ
ば、電荷転送レジスタ5をその出力側で二股に分岐して
同一画素の信号電荷を振り分け、かつ各分岐先の転送部
7,8において転送段数を異ならしめるようにしたの
で、転送部7,8をパターンレイアウト上多少離れた場
所に作製できる。したがって、バッファ14,15等の
回路系を容易に電荷電圧変換部12,13の横に配置す
ることができ、CCDイメージセンサ1と同一基板への
オンチップ化を実現できる。
【0035】図6は、上記第1実施例の第1変形例を示
す構成図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を
付して示してある。この第1変形例では、CCDイメー
ジセンサにおいて、センサ列3の両側に電荷転送レジス
タ5a,5bを配置し、これらの電荷転送レジスタ5
a,5bにセンサ列3の1画素おきの受光部2に蓄えら
れた信号電荷を読出しゲート4a,4bを介して読み出
す構成となっている。
【0036】電荷転送レジスタ5a,5bは、出力側で
1本にまとめられて共通転送部6aとなっている。これ
により、センサ列3から読出しゲート4a,4bを介し
て読み出されかつ電荷転送レジスタ5a,5bによって
画素単位で転送された信号電荷は、共通転送部6aにお
いて、センサ列3の受光部2の配列に対応した順番で転
送されることになる。
【0037】共通転送部6aの出力側には、第1実施例
の場合と同様に、2本に分岐された出力側転送部7,8
が配置されている。この分岐部分は、第1実施例の場合
と同様に構成されている(図2を参照)。出力側転送部
7,8は各々の転送段数が異なる構成となっており、2
系統に分配された同一画素の信号電荷を互いに同期して
転送する。本変形例の場合には、出力側転送部8の転送
段数が、出力側転送部7のそれよりも例えば2段分(2
ビット分)だけ多くなるように設定されている。
【0038】これにより、出力側転送部7,8によって
転送された同一画素の信号電荷は、最終段で互いに2ビ
ット相当の時間差を持つことになる。出力側転送部7,
8の各最終段には、フローティング・ディフュージョン
等によって構成され、転送されてきた信号電荷を検出し
て電圧に変換する電荷電圧変換部12,13が設けられ
ている。
【0039】この第1変形例の場合にも、第1実施例の
場合と同様に、出力側で電荷転送レジスタを二股に分岐
して同一画素の信号電荷を振り分けて転送するようにし
たことにより、転送部7,8をパターンレイアウト上多
少離れた場所に作製できるため、バッファ14,15等
の回路系を容易に電荷電圧変換部12,13の横に配置
することができる。また、センサ列3の各受光部2の信
号電荷の読出しを両側読出し構成としたことにより、受
光部2の配列ピッチを電荷転送レジスタ5a,5bのビ
ット(転送段)のピッチの1/2に設定でき、画素数を
2倍にできるので、解像度を向上できることにもなる。
【0040】図7は、上記第1実施例の第2変形例を示
す構成図であり、図中、図6と同等部分には同一符号を
付して示してある。この第2変形例では、CCDイメー
ジセンサにおいて、センサ列3の両側に電荷転送レジス
タ5a,5bを配置し、これらの電荷転送レジスタ5
a,5bにセンサ列3の同一画素の受光部2に蓄えられ
た信号電荷を例えばほぼ2等分に振り分けて読出しゲー
ト4a,4bを介して読み出す構成となっている。
【0041】ここで、同一画素の受光部2に蓄えられた
信号電荷を、その読出し時にほぼ2等分に振り分けるに
は、受光部2において、例えば信号電荷を蓄積する領域
のポテンシャルを、読出し方向(図の上下方向)におけ
る中央部分が最も浅くなり、読出しゲート4a,4bに
近づくにつれて徐々に深くなるように設定するなどの工
夫が必要となる。
【0042】電荷転送レジスタ5a,5bは各々の転送
段数が異なる構成となっており、読出しゲート4a,4
bを介して読み出された同一画素の信号電荷を互いに同
期して転送する。本変形例の場合には、電荷転送レジス
タ5bの転送段数が、電荷転送レジスタ5aのそれより
も例えば2段分(2ビット分)だけ多くなるように設定
されている。
【0043】これにより、電荷転送レジスタ5a,5b
によって転送された同一画素の信号電荷は、最終段で互
いに2ビット相当の時間差を持つことになる。電荷転送
レジスタ5a,5bの各最終段には、フローティング・
ディフュージョン等によって構成され、転送されてきた
信号電荷を検出して電圧に変換する電荷電圧変換部1
2,13が設けられている。
【0044】この第2変形例の場合にも、第1実施例の
場合と同様に、同一画素に蓄えられた信号電荷を2系統
の信号電荷に振り分け、各系統間で転送段数の異なる電
荷転送レジスタ5a,5bにて転送する構成となってい
ることにより、電荷転送レジスタ5a,5bをパターン
レイアウト上多少離れた場所に作製できるため、バッフ
ァ14,15等の回路系を容易に電荷電圧変換部12,
13の横に配置することができる。
【0045】また、第2の変形例の場合には、受光部2
から信号電荷を読み出す段階で同一画素の信号電荷を2
系統に振り分けて読み出すことから、センサ列3のピッ
チと電荷転送レジスタ5a,5bのビット(転送段)の
ピッチとは同一である必要があり、画素数を増やすこと
はできないが、第1変形例の場合のように、画素単位で
振り分けた信号電荷を一度まとめ、再度同一画素の信号
電荷を2系統に振り分ける構造を持つ必要がないため、
電荷転送系の構成が第1変形例よりも簡略化できる効果
がある。
【0046】次に、コンパレータ18(17)におい
て、重み付けするための具体的な回路構成のいくつかの
代表例を図8〜図11に基づいて説明する。先ず、第1
の例の場合は、図8に示すように、ドレイン電極が共通
接続された2つのnチャネル形MOSFET(以下、単
に第1,第2のMOSトランジスタTr1,Tr2と記
す)と、各MOSトランジスタTr1,Tr2とそれぞ
れ直列接続された2つのnチャネル形MOSFET(以
下、単に第3,第4のMOSトランジスタTr3,Tr
4と記す)とを有している。
【0047】そして、第1,第3のMOSトランジスタ
Tr1,Tr3の共通接続点a1 がQ端子として導出さ
れると共に、第4のMOSトランジスタTr4のゲート
電極に接続され、第2,第4のMOSトランジスタTr
2,Tr4の共通接続点a2がQN 端子として導出され
ると共に、第3のMOSトランジスタTr3のゲート電
極に接続されたRSフリップフロップ回路を主体として
構成されている。
【0048】第1,第2のMOSトランジスタTr1,
Tr2のドレイン共通接続点と接地間にクロック発生源
21が接続され、第3,第4のMOSトランジスタTr
3,Tr4の各ソース電極は共に接地されている。第
2,第4のMOSトランジスタTr2,Tr4の共通接
続点a2 と接地間にはコンデンサCが接続されている。
そして、第1のMOSトランジスタTr1のゲート電極
が+側入力端子+INとして導出され、第2のMOSト
ランジスタTr2のゲート電極が−側入力端子−INと
して導出された回路構成となっている。
【0049】この第1の例の回路構成においては、第2
のMOSトランジスタTr2のしきい値電圧がコンデン
サCに蓄えられた電荷によって高くなる。これにより、
第1の撮像信号V1が入力される第1のMOSトランジ
スタTr1と第2の撮像信号V2が入力される第2のM
OSトランジスタTr2の各しきい値電圧がアンバラン
スになる。その結果、+側入力端子+INに入力される
信号のレベルに対し、第2のMOSトランジスタTr2
に付加されたしきい値電圧分が等価的に加算されること
になる。
【0050】なお、図示しないが、コンパレータ17の
場合には、第1,第3のMOSトランジスタTr1,T
r1の共通接続点a1 と接地間にコンデンサCを接続す
ることで、第1のMOSトランジスタTr1のしきい値
電圧がコンデンサCに蓄えられた電荷によって高くなる
ため、上記の場合と同じ原理により、−側入力端子−I
Nに入力される信号のレベルに対し、第1のMOSトラ
ンジスタTr1に付加されたしきい値電圧分が等価的に
加算されることになる。
【0051】次に、コンパレータ18の第2の例の場合
は、図9に示すように、基本的には第1の例とほぼ同じ
構成を有するが、第2,第4のMOSトランジスタTr
2,Tr4の共通接続点a2 と接地間に接続されていた
コンデンサCを除去し、代わりに第2のMOSトランジ
スタTr2のソース電極と第4のMOSトランジスタT
r4のドレイン電極の間に抵抗Rを挿入した回路構成と
なっている。
【0052】この第2の例の回路構成においても、抵抗
Rでの電圧降下によって結果的に、第1の撮像信号V1
が入力される第1のMOSトランジスタTr1と第2の
撮像信号V2が入力される第2のMOSトランジスタT
r2の各しきい値電圧がアンバランスになる。したがっ
て、+側入力端子+INに入力される信号のレベルに対
し、第2のMOSトランジスタTr2に付加されたしき
い値電圧分が等価的に加算されることになる。
【0053】なお、図示しないが、コンパレータ17の
場合には、第1のMOSトランジスタTr1のソース電
極と第3のMOSトランジスタTr3のドレイン電極の
間に抵抗Rを挿入することで、結果的に第1の撮像信号
V1が入力される第1のMOSトランジスタTr1と第
2の撮像信号V2が入力される第2のMOSトランジス
タTr2の各しきい値電圧がアンバランスになるため、
−側入力端子−INに入力される信号のレベルに対し、
第1のMOSトランジスタTr1に付加されたしきい値
電圧分が等価的に加算されることになる。
【0054】次に、コンパレータ18の第3の例の場合
は、図10に示すように、第2の例とほぼ同じ構成を有
するが、第2のMOSトランジスタTr2のドレイン側
に抵抗Rを挿入した点で第2の例と異なる。この第3の
例の回路構成においても、結果的に、第1の撮像信号V
1が入力される第1のMOSトランジスタTr1と第2
の撮像信号V2が入力される第2のMOSトランジスタ
Tr2の各しきい値電圧がアンバランスになるため、+
側入力端子+INに入力される信号のレベルに対し、第
2のMOSトランジスタTr2に付加されたしきい値電
圧分が等価的に加算されることになる。
【0055】なお、図示しないが、コンパレータ17の
場合には、第1のMOSトランジスタTr1のドレイン
側に抵抗Rを挿入することで、結果的に、第1の撮像信
号V1が入力される第1のMOSトランジスタTr1と
第2の撮像信号V2が入力される第2のMOSトランジ
スタTr2の各しきい値電圧がアンバランスになるた
め、−側入力端子−INに入力される信号のレベルに対
し、第1のMOSトランジスタTr1に付加されたしき
い値電圧分が等価的に加算されることになる。
【0056】次に、コンパレータ17,18の第4の例
の場合は、図11に示すように、第1の例とほぼ同じ構
成を有するが、第2,第4のMOSトランジスタTr
2,Tr4の共通接続点a2 と接地間に接続されていた
コンデンサCを除去し、代わりに第1のMOSトランジ
スタTr1におけるチャネル幅W1とチャネル長L1の
比W1/L1、及び第2のMOSトランジスタTr2に
おけるチャネル幅W2とチャネル長L2の比W2/L2
を故意に異ならせた構成となっている。
【0057】この第4の例の構成においても、第1の撮
像信号V1が入力される第1のMOSトランジスタTr
1と第2の撮像信号V2が入力される第2のMOSトラ
ンジスタTr2の各しきい値電圧がアンバランスになる
ので、結果的に、+側入力端子+IN又は−側入力端子
−INに入力される信号のレベルに対し、第2のMOS
トランジスタTr2又は第1のMOSトランジスタTr
1に付加されたしきい値電圧分が等価的に加算されるこ
とになる。
【0058】第4の例の変形例として、第3のMOSト
ランジスタTr3におけるチャネル幅W3とチャネル長
L3の比W3/L3、及び第4のMOSトランジスタT
r4におけるチャネル幅W4とチャネル長L4の比W4
/L4を故意に異ならせた構成としても良い。この変形
例においても、第1の撮像信号V1が入力される第1の
MOSトランジスタTr1と第2の撮像信号V2が入力
される第2のMOSトランジスタTr2の各しきい値電
圧がアンバランスになるので、結果的に、+側入力端子
+IN又は−側入力端子−INに入力される信号のレベ
ルに対し、第2のMOSトランジスタTr2又は第1の
MOSトランジスタTr1に付加されたしきい値電圧分
が等価的に加算されることになる。
【0059】図12は、本発明の第2実施例を示す構成
図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付して
示してある。この第2実施例においては、電荷転送レジ
スタ5が、センサ列3から読み出された信号電荷をその
まま画素単位で転送する共通転送部6と、電荷転送レジ
スタ5の出力側において例えば3本に分岐されて同一画
素の信号電荷を3系統に振り分けて転送する3つの出力
側転送部22,23,24とから構成されている。
【0060】3つの出力側転送部22,23,24にお
いて、出力側転送部22と出力側転送部24との転送段
数が同じであり、出力側転送部23の転送段数は出力側
転送部22,24の転送段数よりも例えば2段分(2ビ
ット分)だけ少なくなるように設定されている。出力側
転送部22,23,24の各最終段には、例えばフロー
ティング・ディフュージョン等によって構成され、転送
されてきた信号電荷を検出して電圧に変換する電荷電圧
変換部25,26,27が設けられている。
【0061】電荷電圧変換部25の出力電圧はバッファ
28を介して第1の撮像信号V1として、電荷電圧変換
部26の出力電圧はバッファ29を介して第2の撮像信
号V2として、電荷電圧変換部27の出力電圧はバッフ
ァ30を介して第3の撮像信号V3としてそれぞれ2値
化回路16に供給される。ここで、第1,第3の撮像信
号V1,V3は、出力側転送部23の転送段数が出力側
転送部22,24の転送段数よりも2ビット分だけ少な
く設定されていることから、基準となる第2の撮像信号
V2に対して2ビット分、即ち2転送クロック分相当の
時間だけ遅延された信号となる。
【0062】2値化回路16は、同一の特性を持つ2つ
のコンパレータ17,18と、各々1つのインバータ1
9及びフリップフロップ回路20とから構成されてい
る。本実施例に係る2値化回路16では、バッファ29
からの第2の撮像信号V2がコンパレータ17,18の
+側入力端子に入力され、バッファ28からの第1の撮
像信号V1がコンパレータ17の−側入力端子に入力さ
れ、バッファ30からの第3の撮像信号V3がコンパレ
ータ18の−側入力端子に入力されるように配線されて
いる。なお、2つのコンパレータ17,18は、各画素
信号の信号区間にのみ働き、リセット期間は反応しない
ように構成されているものとする。
【0063】フリップフロップ回路20としては、クロ
ック端子CLに例えば転送クロックφH1(φH2)が
供給されるJKフリップフロップ回路が用いられてい
る。このJKフリップフロップ20のJ端子にはコンパ
レータ18の出力VJがインバータ19で反転されて入
力され、K端子にはコンパレータ17の出力VKが直接
入力されるように配線されている。そして、このJKフ
リップフロップ回路20の出力端子QN (Qの反転極
性)から、2値化出力Voutが取り出されるようにな
っている。
【0064】ところで、この第2実施例では、フローテ
ィング・ディフュージョン構成の電荷電圧変換部25,
26,27において、それぞれのリセットドレインRD
1,RD2,RD3は、互いに異なるリセット電位VRD
1,VRD2,VRD3(VRD1>VRD2>VRD3)に設定
されている。具体的には、リセット電位VRD2を基準と
し、重みをVxとしたとき、VRD1=VRD2+Vx,V
RD3=VRD2−Vxとなるように設定する。この場合の
電荷電圧変換部25,26,27のポテンシャル分布を
図13に示す。これにより、それぞれの出力電圧のオフ
セットレベル(例えば、バッファ後のリセットレベルV
RD1′,VRD2′,VRD3′)が異なるようになるた
め、第1実施例の場合におけるコンパレータ17,18
での重み付けと同等の作用が得られることになる。
【0065】上述したように、第2実施例の構成によれ
ば、同一画素の信号電荷を3系統に振り分けて転送し、
3個の電荷電圧変換部25,26,27で電圧に変換す
るとともに、3個の電荷電圧変換部25,26,27の
それぞれのリセット電位VRD1,VRD2,VRD3のうち
の少なくとも1つのリセット電位を他のリセット電位と
異なる電位としたので、バッファ28〜30を含めコン
パレータ17,18に特にアンバランス性を持たせる必
要がなくなる。これにより、2つのコンパレータ17,
18及び3つのバッファ28〜30として各々同一特性
のものを用いることができるので、回路系全体の特性の
安定化が図れることになる。
【0066】ところで、先述した第1実施例の場合に
は、図8〜図11に基づいて説明したように、コンパレ
ータ17,18の+側入力端子及び−側入力端子から見
た回路の特性を故意にアンバランスにすることによって
重み付けを実現するとしたが、この場合には、ウエハプ
ロセスのバラツキでデバイス間の重みVxが異なってし
まうため、重みVxを正確に設定することが難しい。
【0067】これに対し、第2の実施例においては、3
個の電荷電圧変換部25,26,27のそれぞれのリセ
ット電位VRD1,VRD2,VRD3のうちの少なくとも1
つを異ならしめたことにより、ウエハのプロセス等によ
るバラツキを少なくすることができるので、バラツキが
ほとんど無い重み付けが達成できる。また、リセットド
レインRD1,RD2,RD3の配線をRD外部端子3
1,32,33として導出しておけば、重みVxの値を
外部から容易にコントロールできるため、2値化の感度
調整を行うことができる。
【0068】次に、第2実施例の構成における動作につ
いて、図14の信号波形図を参照しつつ説明する。先
ず、図12において、バッファ29を介して電荷電圧変
換部26から取り出される第2の撮像信号V2の信号波
形は、バッファ28を介して電荷電圧変換部25から取
り出される第1の撮像信号V1及びバッファ30を介し
て電荷電圧変換部27から取り出される第3の撮像信号
V3の各信号波形に対して、2ビット(即ち、2転送ク
ロック)分だけ遅延された信号波形となっている。これ
らの撮像信号V1,V2,V3において、区間Tbが黒
情報を示し、区間Twが白情報を示す。
【0069】ここで、この第2実施例においては、VRD
1(=VRD2+Vx)>VRD2>VRD3(=VRD2−V
x)となるように設定されているため、コンパレータ1
7の出力電圧VKの波形は、第2の撮像信号V2の信号
レベルが第1の撮像信号V1の信号レベルよりも重みV
x以上に下がったときのみに“H”レベルとなり、それ
以上のときは“L”レベルとなる。この出力電圧VK
は、JKフリップフロップ回路20のK端子に入力され
る。
【0070】一方、コンパレータ18の出力電圧VJの
波形は、第2の撮像信号V2の信号レベルが第3の撮像
信号V3の信号レベルよりも重みVx以上に下がったと
きのみに“L”レベルとなり、それ以上のときは“H”
レベルとなる。この出力電圧VJは、インバータ19で
反転されてJKフリップフロップ回路20のJ端子に入
力される。なお、本例では、コンパレータ17,18は
同一の特性を持っているため、+側入力端子及び−側入
力端子が同電位になった場合は出力が不定となる。
【0071】JKフリップフロップ回路20の出力QN
である2値化出力Voutは、コンパレータ18の出力
電圧VJが“H”レベルで、J端子の入力が“L”レベ
ルの状態において、クロックCLに同期しつつコンパレ
ータ17の出力電圧VKが“H”レベルに立ち上がった
時点で“H”レベルに遷移し、更にコンパレータ18の
出力電圧VJが“L”レベルに立ち下がり、J端子の入
力が“H”レベルに立ち上がった時点で“L”レベルに
遷移する信号波形となる。
【0072】このJKフリップフロップ回路20から出
力される2値化電圧Voutは、図14の波形V1,V
3と波形Voutとの対比から明らかなように、第1,
第3の撮像信号V1,V3の2値化された信号波形とな
る。したがって、この2値化電圧Voutに基づいて、
CCDイメージセンサ1のセンサ列3にて読み取った情
報に相当する白黒を高精度に判別できることになる。
【0073】図15は、本発明の第3実施例を示す構成
図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付して
示してある。この第3実施例では、電荷転送レジスタ5
をその出力側で二股に分岐して同一画素の信号電荷を振
り分け、かつ各分岐先の転送部7,8において転送段数
を異ならせた第1実施例の構成において、2つの電荷電
圧変換部12,13に対して3つのバッファ28,2
9,30を設け、電荷電圧変換部12の出力電圧をバッ
ファ29を介して基準となる第2の撮像信号V2として
取り出し、また電荷電圧変換部13の出力電圧をバッフ
ァ28を介して第1の撮像信号V1として取り出すとと
もに、バッファ30を介して第3の撮像信号V3として
取り出すようにしている。
【0074】図16は、バッファ28,29,30の一
例を示す回路図である。同図に示すように、バッファ2
8は電源と接地間に直列接続された2つのnチャネル形
MOSFET(以下、単にMOSトランジスタTr1
1,Tr12と記す)からなるソースフォロワ回路34
を有し、バッファ29は電源と接地間に直列接続された
2つのnチャネル形MOSFET(以下、単にMOSト
ランジスタTr21,Tr22と記す)からなるソース
フォロワ回路35を有し、バッファ30は電源と接地間
に直列接続された2つのnチャネル形MOSFET(以
下、単にMOSトランジスタTr31,Tr32と記
す)からなるソースフォロワ回路36を有している。
【0075】また、これらのソースフォロワ回路34,
35,36の前段に、2つのソースフォロワ回路37,
38が設けられている。ソースフォロワ回路37は、電
源と接地間に直列接続された2つのnチャネル形MOS
FET(以下、単にMOSトランジスタTr41,Tr
42と記す)から構成されている。ソースフォロワ回路
38は、電源と接地間に直列接続された2つのnチャネ
ル形MOSFET(以下、単にMOSトランジスタTr
51,Tr52と記す)から構成されている。
【0076】前段のソースフォロワ回路37のMOSト
ランジスタTr41のゲートは電荷電圧変換部12のF
D(フローティング・ディフュージョン)1に接続さ
れ、ソースフォロワ回路38のMOSトランジスタTr
51のMOSトランジスタTr51のゲートは電荷電圧
変換部13のFD2に接続されている。ソースフォロワ
回路37の出力端は、ソースフォロワ回路35のMOS
トランジスタTr21のゲートに接続されている。ソー
スフォロワ回路38の出力端は、ソースフォロワ回路3
4のMOSトランジスタTr11及びソースフォロワ回
路36のMOSトランジスタTr31の各ゲートに接続
されている。
【0077】ソースフォロワ回路34のMOSトランジ
スタTr12のゲートには、バイアス電圧Vgg1が印
加される。ソースフォロワ回路35のMOSトランジス
タTr22、ソースフォロワ回路37のMOSトランジ
スタTr42及びソースフォロワ回路38のMOSトラ
ンジスタTr52の各ゲートには、バイアス電圧Vgg
2が印加される。ソースフォロワ回路36のMOSトラ
ンジスタTr32のゲートには、バイアス電圧Vgg3
が印加される。そして、ソースフォロワ回路34の出力
信号として第1の撮像信号V1が、ソースフォロワ回路
35の出力信号として第2の撮像信号V2が、ソースフ
ォロワ回路36の出力信号として第3の撮像信号V3が
それぞれ取り出される。
【0078】上記構成のバッファ28,29,30にお
いて、ソースフォロワ回路34,35,36にそれぞれ
異なる値のバイアス電圧Vgg1,Vgg2,Vgg3
を与えることにより、各ソースフォロワ回路34,3
5,36に流れるバイアス電流が異なるため、図17に
示すように、各バッファの入出力特性(動作特性)を変
えることができる。本実施例では、バッファ28,2
9,30の各出力のオフセットレベルをV11,V1
2,V13としたとき、例えばV11>V12>V13
の関係となるように、バイアス電圧Vgg1,Vgg
2,Vgg3を設定するものとする。
【0079】具体的には、オフセットレベルV12を基
準とし、重みをVxとしたとき、V11=V12+V
x、V13=V12−Vxとなるように設定する。この
オフセットレベルをV11,V12,V13の設定によ
り、第1〜第3の撮像信号V1〜V3の各信号レベルを
変えることができるので、第1実施例の場合のようにコ
ンパレータ17,18に、特にアンバランス性を持たせ
る必要がなくなる。
【0080】上述したように、第3実施例の構成によれ
ば、バッファ28〜30の各々の入出力特性を異ならせ
たことにより、コンパレータ17,18にアンバランス
性を持たせる必要がなくなり、コンパレータ17,18
として同一特性のものを用いることができるので、回路
系全体の特性を安定化できる。また、バイアス電圧Vg
g1,Vgg2,Vgg3の調整によってバッファ28
〜30の各入出力特性を変えることができることから、
重みVxの値を外部から容易にコントロールできるた
め、2値化の感度調整を行うこともできる。
【0081】次に、第3実施例の構成における動作につ
いて、図18の信号波形図を参照しつつ説明する。先
ず、図15において、電荷電圧変換部12からバッファ
29を介して取り出される第2の撮像信号V2の信号波
形は、電荷電圧変換部13からバッファ28及びバッフ
ァ30をそれぞれ介して取り出される第1及び第3の撮
像信号V1及V3の各信号波形に対して、2ビット(即
ち、2転送クロック)分だけ遅延された信号波形となっ
ている。これらの撮像信号V1,V2,V3において、
区間Tbが黒情報を示し、区間Twが白情報を示す。
【0082】ここで、この第3実施例では、バッファ2
8,29,30の各出力のオフセットレベルがV11
(=V12+Vx)>V12>V13(=V12−V
x)となるように設定されているので、コンパレータ1
7の出力電圧VKの波形は、第2の撮像信号V2の信号
レベルが第1の撮像信号V1の信号レベルよりも重みV
x以上に下がったときのみに“H”レベルとなり、それ
以上のときは“L”レベルとなる。この出力電圧VK
は、JKフリップフロップ回路20のK端子に入力され
る。
【0083】一方、コンパレータ18の出力電圧VJの
波形は、第2の撮像信号V2の信号レベルが第3の撮像
信号V3の信号レベルよりも重みVx以上に下がったと
きのみに“L”レベルとなり、それ以上のときは“H”
レベルとなる。この出力電圧VJは、インバータ19で
反転されてJKフリップフロップ回路20のJ端子に入
力される。なお、本例では、コンパレータ17,18は
同一の特性を持っているため、+側入力端子及び−側入
力端子が同電位になった場合は出力が不定となる。
【0084】JKフリップフロップ回路20の出力QN
である2値化出力Voutは、コンパレータ18の出力
電圧VJが“H”レベルで、J端子の入力が“L”レベ
ルの状態において、クロックCLに同期しつつコンパレ
ータ17の出力電圧VKが“H”レベルに立ち上がった
時点で“H”レベルに遷移し、更にコンパレータ18の
出力電圧VJが“L”レベルに立ち下がり、J端子の入
力が“H”レベルに立ち上がった時点で“L”レベルに
遷移する信号波形となる。
【0085】このJKフリップフロップ回路20から出
力される2値化電圧Voutは、図14の波形V2と波
形Voutとの対比から明らかなように、第2の撮像信
号V2の2値化された信号波形となる。したがって、こ
の2値化電圧Voutに基づいて、CCDイメージセン
サ1のセンサ列3にて読み取った情報に相当する白黒を
高精度に判別できることになる。
【0086】なお、この第3実施例では、バッファ2
8,29,30において、ソースフォロワ回路34,3
5,36にそれぞれ異なる値のバイアス電圧Vgg1,
Vgg2,Vgg3を与えることによって各バッファの
動作特性を変え、重み付けを行う構成としたが、ソース
フォロワ回路34,35,36におけるMOSトランジ
スタのサイズ(W/L等)を変えたり、バッファ28,
29,30内にアンプを設けて各アンプの動作点を互い
に変えることによっても、同等の重み付けを行うことが
可能である。
【0087】なお、上記各実施例では、リニアセンサに
適用した場合について説明したが、本発明は電荷転送レ
ジスタ、電荷電圧変換部、バッファあるいは2値化回路
のコンパレータについてのものであるため、リニアセン
サに限らずエリアセンサにも適用でき、更には固体撮像
装置に限らず遅延素子を電荷転送装置にも同様に適用可
能である。
【0088】また、上記各実施例では、同一画素の信号
電荷を例えば2系統に振り分ける場合、その分配比を1
対1で行うとしたが、必ずしも均等に分配する必要はな
く、任意の分配比に設定するようにしても良い。遅延の
時間差についても、上記各実施例では2ビット分相当の
時間としたが、1ビット分あるいは3ビット分相当の時
間であっても良い。
【0089】上記各実施例の如く構成された本発明に係
る固体撮像装置は、例えば、商品等の媒体に付されたバ
ーコード情報を読み取って2値化情報として出力するバ
ーコード読取り装置に適用される。このバーコード読取
り装置の構成の一例を図21に示す。同図において、媒
体41に付されたバーコード(図示せず)は、光源42
によって照射され、その反射光がレンズ等の光学系43
を介してイメージセンサ1に入射することによって読み
取られる。
【0090】イメージセンサ1としては、上記各実施例
において説明した構成のものが用いられる。すなわち、
センサ部(センサ列3)の同一の受光部(画素)2に蓄
えられた信号電荷を、少なくとも2系統の信号電荷とし
て各系統間で異なる転送段数にて転送することによって
同一画素の信号電荷間に時間差を持たせ、その少なくと
も2系統の信号電荷を電圧に変換して出力する構成のも
のである。このイメージセンサ1は、駆動回路44によ
って駆動制御される。
【0091】このイメージセンサ1の少なくとも2系統
の出力電圧は、2値化回路16に供給されて2値化され
る。この2値化回路16としても、上記各実施例におい
て説明した構成のものが用いられる。すなわち、イメー
ジセンサ1からの各出力電圧のレベル比較を行う比較部
(コンパレータ17,18及びインバータ19)と、各
比較出力のレベル変化点を検出して2値化信号を生成す
る検出部(JKフリップフロップ20)とからなる構成
のものである。
【0092】この2値化信号は、デコーダ45でデコー
ドされて最終的な読取り情報として出力される。このよ
うに、本発明に係る固体撮像装置を用いることにより、
固体撮像装置自体を簡単な回路構成にて外付け部品が少
なくかつ低消費電力で、しかもノイズに対して強いもの
として構成できるので、小型かつ軽量で、しかもバーコ
ードを正確に読み取ることが可能なバーコード読取り装
置を提供できることになる。
【0093】なお、本発明に係る固体撮像装置は、バー
コード読取り装置への適用に限定されるものではなく、
例えば簡易ファクシミリなどへの適用も可能である。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一画素の信号電荷を少なくとも2系統の信号電荷とし
て各系統間で異なる転送段数にて転送し、各信号電荷を
電荷電圧変換部にて電圧に変換して出力する構成とした
ことにより、各転送系をパターンレイアウト上多少離れ
た場所に作製できるので、電荷電圧変換部以降の回路系
を容易に電荷電圧変換部の横に配置することができ、イ
メージセンサと同一基板へのオンチップ化を実現できる
ことになる。
【0095】また、撮像信号の2値化情報を簡単な回路
構成にて高精度に得ることができるため、部品点数の削
減や低消費電力化が図れ、しかもダイオードを用いなく
てもノイズに対しても十分に強い回路構成であるため、
動作電源電圧の低電圧化にも十分に対応できることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図である。
【図2】電荷転送レジスタの分岐部の周辺の構成を示す
平面パターン図である。
【図3】図2のX1−X2矢視断面図である。
【図4】X1−X2断面のポテンシャル分布を示すポテ
ンシャル図である。
【図5】第1実施例に係る動作説明のための信号波形図
である。
【図6】第1実施例の第1変形例を示す構成図である。
【図7】第1実施例の第2変形例を示す構成図である。
【図8】コンパレータの第1の例を示す回路図である。
【図9】コンパレータの第2の例を示す回路図である。
【図10】コンパレータの第3の例を示す回路図であ
る。
【図11】コンパレータの第4の例を示す回路図であ
る。
【図12】本発明の第2実施例を示す構成図である。
【図13】第2実施例における電荷電圧検出部のポテン
シャル図である。
【図14】第2実施例に係る動作説明のための信号波形
図である。
【図15】本発明の第3実施例を示す構成図である。
【図16】バッファの回路構成の一例を示す回路図であ
る。
【図17】バッファの入出力特性を示す特性図である。
【図18】第3実施例に係る動作説明のための信号波形
図である。
【図19】バーコード読取り装置の従来例を示す構成図
である。
【図20】従来例に係る2値化回路のヒステリシス特性
を示す特性図である。
【図21】本発明に係る固体撮像装置が適用されるバー
コード読取り装置の一例を示す構成図である。
【符号の説明】 1 CCDイメージセンサ 2 受光部(画素) 3 センサ列 5,5a,5b 電荷転送レジスタ 6,6a,22〜24 共通転送部 7,8 出力側転送部 12,13,25〜27 電荷電圧変換部 14,15,28〜30 バッファ 16 2値化回路 17,18 コンパレータ 34〜38 ソースフォロワ回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 7/00 G06K 7/10 H04N 5/335 H01L 27/148

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射光をその光量に応じた電荷量の信号
    電荷に変換して蓄積する受光部が複数個配列されてなる
    センサ部と、 前記センサ部の同一受光部に蓄えられた信号電荷を少な
    くとも2系統の信号電荷として各系統間で異なる転送段
    数にて転送する電荷転送部と、 前記電荷転送部によって転送された少なくとも2系統の
    信号電荷を検出して電圧に変換する複数の電荷電圧変換
    部と、 前記複数の電荷電圧変換部の各出力電圧のレベル比較を
    行う比較部と、 前記比較部の出力信号のレベル変化点を検出して2値化
    信号を生成する検出部とを備えたことを特徴とする固体
    撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記電荷転送部は、前記センサ部から読
    み出された信号電荷をそのまま画素単位で転送する共通
    転送部と、前記共通転送部によって転送された同一画素
    の信号電荷を少なくとも2系統に振り分けて転送する複
    数の転送部とからなり、前記複数の転送部の各々の転送
    段数が互いに異なることを特徴とする請求項1記載の固
    体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記比較部は、ヒステリシス特性を有す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の固体撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 前記複数の電荷電圧変換部は、それぞれ
    のリセット電位のうち少なくとも1つのリセット電位が
    他のリセット電位と異なる電位に設定されていることを
    特徴とする請求項1又は2記載の固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の電荷電圧変換部の各リセット
    電位は個別に調整可能であることを特徴とする請求項4
    記載の固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の電荷電圧変換部の各出力電圧
    を前記比較部に供給する複数のバッファを備え、前記複
    数のバッファは各々異なる入出力特性を有することを特
    徴とする請求項1又は2記載の固体撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のバッファは、それぞれソース
    フォロワ回路によって構成され、各ソースフォロワ回路
    のバイアス電圧が異なる値に設定されていることを特徴
    とする請求項6記載の固体撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記各ソースフォロワ回路のバイアス電
    圧は個別に調整可能であることを特徴とする請求項7記
    載の固体撮像装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のうちのいずれか1記載
    の固体撮像装置を用いて構成されたことを特徴とするバ
    ーコード読取り装置。
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