JP3493781B2 - 信号出力回路及びこれを用いた固体撮像装置 - Google Patents

信号出力回路及びこれを用いた固体撮像装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号出力回路及びこれ
を用いた固体撮像装置に関し、特に所定の入力信号に基
づく信号とそのピーク値の信号とを出力する信号出力回
路及びこれを用いた固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像装置、例えばリニアセンサやエ
リアセンサとして用いられるCCD固体撮像装置におい
て、適正な信号出力レベルを得るオートゲインコントロ
ールのような制御を可能とするために、信号出力のピー
ク値をホールドし、これを出力することが行われる。す
なわち、ある時点で読み出した信号出力のピーク値をホ
ールドし、これを基にして次の撮像時には電子シャッタ
ー等によって蓄積時間を制御することで、適正な信号出
力レベルを得ることができるのである。
【0003】図20に、ピークホールド回路を備えた例
えばCCDリニアセンサの構成の一例を示す。同図にお
いて、CCDリニアセンサ100は、入射光をその光量
に応じた電荷量の信号電荷に変換して蓄積する受光部1
01が一列に多数(例えば、2000画素分)配列され
てなるセンサ列102と、このセンサ列102の各受光
部101から読出しゲート103を介して読み出された
信号電荷を一方向に転送するCCD(Charge Coupled De
vice) からなる電荷転送レジスタ104とを有する構成
となっている。読出しゲート103による信号電荷の読
出しは、ゲートパルスφROGが印加されることによっ
て行われる。また、電荷転送レジスタ104は、転送ク
ロックφH1,φH2によって2相駆動される。
【0004】電荷転送レジスタ104の最終段には、電
荷転送レジスタ104にて転送された信号電荷を検出し
て電圧に変換する例えばフローティング・ディフュージ
ョンからなる電荷電圧変換部105が形成されている。
電荷電圧変換部105の後段には、この電荷電圧変換部
105の出力を電流増幅する例えばソースフォロワ回路
からなるバッファ106が設けられている。このバッフ
ァ106は、センサ列102、読出しゲート103及び
電荷転送レジスタ104と同一基板(チップ)上に作製
されている(オンチップ)。バッファ106の出力は、
出力端子107を介してCCD出力(撮像信号)CCD
outとして外部に導出される。
【0005】このCCD出力CCDoutは、外部回路
であるバッファ111を通して信号出力Voutとなる
とともに、ダイオード112及びコンデンサ113から
なるピーク検出部114にてピーク値がホールドされ、
バッファ115を通してピークホールド出力PHout
となる。この例では、ピーク検出部114がLoレベル
を検出する回路構成となっており、その出力波形を図2
1に示す。同図において、実線で示す信号出力Vout
に対してピークホールド出力PHoutは破線で示すよ
うになる。なお、図21中のVoutレベルとPHou
tレベルとのレベル差Vdは、ダイオード112の順方
向オン電圧(約0.6V)によるものである。
【0006】図22〜図24に、MOSトランジスタを
用いて構成されたピーク検出部を含む信号出力回路の従
来例を示す。これら従来例の信号出力回路は、CCDチ
ップにオンチップ可能である。先ず、図22に示す従来
回路の場合は、入力段を構成するNchMOSトランジ
スタQ51,Q52からなるソースフォロワ回路51の
後段に、PchMOSトランジスタQ53及びコンデン
サCからなるピーク検出部52が配置され、その後段に
バッファとしてNchMOSトランジスタQ54,Q5
5からなるソースフォロワ回路53を設けられた構成と
なっている。そして、前段のソースフォロワ回路51の
出力が信号出力Voutとなり、後段のソースフォロワ
回路53の出力がピークホールド出力PHoutとな
る。
【0007】次に、図23に示す従来回路の場合は、ソ
ースフォロワ回路51の出力を直接信号出力Voutと
して導出している上記従来回路に対し、ソースフォロワ
回路53と同じように、NchMOSトランジスタQ5
6,Q57からなるソースフォロワ回路54を設け、こ
のソースフォロワ回路54を通してソースフォロワ回路
51の出力を信号出力Voutとして導出する構成とな
っている。こうすることにより、信号出力Voutとピ
ークホールド出力PHoutとのレベル差を少なくする
ことができる。
【0008】最後に、図24に示す従来回路の場合は、
入力段としてソースフォロワ回路51に代えてPchM
OSトランジスタQ58及びNchMOSトランジスタ
Q59からなるアナログインバータ55を用いた構成と
なっている。このように、入力段にアナログインバータ
55を設けるのは、信号を増幅させることによって感度
を上げるためである。なお、実際のCCDリニアセンサ
の信号出力回路として用いる場合には、このアナログイ
ンバータ55の前段にもう一段インバータを配して正相
になるようにするのが一般的である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、CC
Dリニアセンサ等の信号出力とともに、そのピーク値を
検出して出力する信号出力回路として、図22〜図24
に示す従来回路を用いた場合には、ピーク検出部52の
後段にバッファとして例えばソースフォロワ回路53を
配する必要があるため、信号出力Voutとピークホー
ルド出力PHoutとの間に直流的なレベル差が生じて
しまう。このレベル差があると、後段の信号処理におい
て、そのレベル差を考慮した処理を行う必要があるため
好ましくない。さらに、このレベル差を考慮に入れて
も、レベル差自体の個体間のバラツキが大きいと、後段
での信号処理が困難になったり、センサチップの歩留り
を落とす要因となる。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、信号出力とピークホ
ールド出力とのレベル差が少なく、しかも個体間のレベ
ル差のバラツキが少ない信号出力回路及びこれを用いた
固体撮像装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の信号出力
回路は、所定の入力信号のピーク値をホールドするピー
クホールド回路と、直流差動アンプとバッファからな
り、前記ピークホールド回路によるホールド出力を入力
とするボルテージフォロワ回路とを備え、入力信号に基
づく出力信号とボルテージフォロワ回路の出力信号とを
それぞれ出力する回路構成となっている。
【0012】請求項3記載の信号出力回路は、所定の入
力信号のピーク値をホールドするピークホールド回路
と、このピークホールド回路でのレベルシフト分を補正
する補正回路とを備え、入力信号に基づく出力信号と補
正回路による補正出力信号とをそれぞれ出力する回路構
成となっている。
【0013】請求項5記載の信号出力回路は、所定の入
力信号のピーク値をホールドするピークホールド回路
と、直流差動アンプとバッファからなり、前記ピークホ
ールド回路によるホールド出力を入力とするボルテージ
フォロワ回路と、入力信号に基づく出力信号とボルテー
ジフォロワ回路の出力信号とを択一的に出力する切換え
スイッチとを備えた回路構成となっている。
【0014】
【作用】請求項1記載の信号出力回路において、所定の
入力信号は、ピークホールド回路にてそのピーク値がホ
ールドされた後、直流差動アンプとバッファからなる
ルテージフォロワ回路を介してピークホールド出力とし
て入力信号に基づく信号出力とともに出力される。ここ
で、ボルテージフォロワ回路は、入力と出力の直流レベ
ルがほぼ同じで利得もほぼ1であるため、ピークホール
ド回路の出力とボルテージフォロワ回路の出力とがほぼ
等しくなる。したがって、信号出力とピークホールド出
力とのレベル差が少ない。さらに、ボルテージフォロワ
回路は、フィードバックをかけた回路であるため、製造
上の閾値電圧VthやMOSトランジスタの諸特性のバ
ラツキや、使用上の電源電圧や温度のバラツキに対して
も、安定した特性を示す。したがって、個体間のレベル
差のバラツキも少ない。
【0015】請求項3記載の信号出力回路において、所
定の入力信号は、ピークホールド回路にてそのピーク値
がホールドされた後、ピークホールド出力として入力信
号に基づく信号出力とともに出力される。このとき、補
正回路では、ピークホールド出力に対してピークホール
ド回路でのレベルシフト分の補正が行われる。この補正
処理により、信号出力とピークホールド出力とのレベル
差が少なくなる。
【0016】請求項5記載の信号出力回路において、所
定の入力信号は、ピークホールド回路にてそのピーク値
がホールドされた後、直流差動アンプとバッファからな
ボルテージフォロワ回路を介してピークホールド出力
となる。このピークホールド出力は、ボルテージフォロ
ワ回路を経たことで、信号出力とのレベル差が抑えられ
る。この信号出力とピークホールド出力は切換えスイッ
チの2入力となる。切換えスイッチは、信号出力とピー
クホールド出力とを択一的に出力する。これにより、出
力系は1系統となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施例を
示す回路図である。図1において、入力端子11には、
ドレイン及びゲートが共通接続されてダイオード動作を
なすPchMOSトランジスタQ11のドレイン・ゲー
ト共通接続点が接続されている。このPchMOSトラ
ンジスタQ11は、そのソースと接地間に接続されたコ
ンデンサCと共にピーク検出部(ピークホールド回路)
12を構成している。このピーク検出部12は、所定の
入力信号Vin(Va)のピーク値を検出し、これをホ
ールドする。また、入力端子11は信号出力端子13に
直接接続されている。
【0018】ピーク検出部12の検出出力Vbは、ボル
テージフォロワ回路14に供給される。このボルテージ
フォロワ回路14は、図2のブロック図に示すように、
前段の直流差動アンプ15と後段のバッファ16とから
構成されている。具体的な回路構成については、図1か
ら明らかなように、前段の直流差動アンプ15は、ソー
スが共通接続されて差動動作をなすNchMOSトラン
ジスタQ12,Q13と、そのソース共通接続点と接地
間に接続されたNchMOSトランジスタQ14と、N
chMOSトランジスタQ12,Q13の各ドレインと
電源Vdd間に接続されたPchMOSトランジスタQ
15,Q16とから構成されている。
【0019】この直流差動アンプ15において、Nch
MOSトランジスタQ14のゲートには、バイアス電圧
Vggが印加されている。また、PchMOSトランジ
スタQ15はそのゲートがドレインに接続され、さらに
PchMOSトランジスタQ16と共にゲートが共通接
続されて電流ミラー回路を構成している。バッファ16
は、ゲートがMOSトランジスタQ13のドレインに、
ドレインが電源Vddにそれぞれ接続され、ソースがM
OSトランジスタQ13のゲート及びピークホールド出
力端子17にそれぞれ接続されたNchMOSトランジ
スタQ17と、このMOSトランジスタQ17のソース
と接地間に接続されかつゲートにバイアス電圧Vggが
印加されたNchMOSトランジスタQ18とからなる
ソースフォロワ構成となっている。
【0020】ここで、図1の回路図と図2のブロック図
との対応関係を見ると、NchMOSトランジスタQ1
2のゲートが直流差動アンプ15の非反転(+)入力
端、NchMOSトランジスタQ13のゲートが直流差
動アンプ15の反転(−)入力端となり、NchMOS
トランジスタQ13のドレインが直流差動アンプ15の
出力端となっている。また、NchMOSトランジスタ
Q17のゲートがバッファ16の入力端、ソースがバッ
ファ16の出力端となっている。そして、バッファ16
の出力端が直流差動アンプ15の反転(−)入力端にフ
ィードバック接続されている。
【0021】次に、上記構成の第1の実施例に係る信号
出力回路の回路動作について説明する。なお、本回路に
は、所定の入力信号Vinとして例えばCCDリニアセ
ンサの出力信号(撮像信号)が入力されるものとする。
この入力信号Vin(Va)は、信号出力Voutとし
て直接信号出力端子13から出力されるとともに、ピー
ク検出部12に供給されてそのピーク値がホールドされ
る。このピーク検出部12の検出出力Vbは、次段のボ
ルテージフォロワ回路14を介してピークホールド出力
PHoutとしてピークホールド出力端子17から出力
される。
【0022】ここで、ボルテージフォロワ回路14は、
図2のブロック図から明らかなように、バッファ16の
出力が直流差動アンプ15の反転(−)入力にフィード
バックがかけられていることから、入力と出力の直流レ
ベルがほぼ同じで、しかも利得がほぼ1であるため、こ
のボルテージフォロワ回路14でのレベルシフトはほと
んどなく、ピークホールド出力PHoutはピーク検出
部12の検出出力Vbとほぼ等しくなる。これにより、
信号出力Voutとピークホールド出力PHoutとの
レベル差が少なく、このレベル差をピーク検出部12に
用いているPchMOSトランジスタQ11の閾値電圧
Vthに起因するレベル差のバラツキのみに抑えること
ができる。
【0023】また、このボルテージフォロワ回路14
は、フィールドバックをかけた回路構成であるため、製
造上の閾値電圧VthやMOS諸特性のバラツキや、使
用上の電源電圧Vddや温度のバラツキに対しても、個
体間の特性差がほとんどなく、安定した特性を示す。し
たがって、信号出力Voutとピークホールド出力PH
outとのレベル差の個体間のバラツキも少なくなる。
ここで、信号出力Vout及びピークホールド出力PH
outの出力波形について、本実施例に係る波形を図3
に、従来例(図22)に係る波形を図4にそれぞれ示
す。
【0024】これら波形図の対比において、本実施例の
場合及び従来例の場合共に、信号入力Va(=信号出力
Vout)に対し、ピーク検出部12の検出出力Vbは
同じであるが、その後のバッファ段の構成の違いによ
り、ピークホールド出力PHoutにレベル差が生ず
る。具体的には、本実施例の場合は、信号入力Vaに対
するピークホールド出力PHoutのレベル差は、ピー
ク検出部12のPchMOSトランジスタQ11のVt
h起因によるゲート電圧とそのゲート下のポテンシャル
とのレベル差Vxだけであるのに対し、従来例の場合
は、バッファとして用いられているソースフォロワ回路
53でのレベルシフトに起因するレベル差Vyが、レベ
ル差Vxに加えられたものとなる。
【0025】図22に示す従来回路において、NchM
OSトランジスタQ54を用いたソースフォロワ回路5
3の場合、その入出力間のレベル差は、MOSトランジ
スタのチャネル幅、チャネル長、閾値電圧Vth、定電
流源MOSトランジスタQ55のゲート電圧Vgg、温
度等により変わる。これにより、従来回路の場合、レベ
ル差Vx,Vy共に独立にばらつくことがあるため、信
号入力Vaとピークホールド出力PHoutとのレベル
差の個体間のバラツキが大きい。これに対し、本実施例
の場合には、バッファとしてボルテージフォロワ回路1
4を用いたことで、信号入力Va(信号出力Vout)
とピークホールド出力PHoutとのレベル差をVth
起因によるレベル差Vxだけに抑えることができ、しか
も個体間のレベル差のバラツキを少なくできる。
【0026】なお、従来回路においては、ピーク検出部
52の前段にソースフォロワ回路51(図22及び図2
3)又はアナログインバータ55(図24)が配されて
いることにより、信号入力Vinとピーク検出部52の
信号入力Vaとの間にも、入力段の回路でのレベルシフ
トに起因してレベル差が生ずることになる。したがっ
て、図5に示すように、入力段としてソースフォロワ回
路51又はアナログインバータ55に代えてボルテージ
フォロワ回路18を設けることにより、当該回路ではレ
ベルシフトがないため、信号入力Vinとピーク検出部
52の信号入力Vaとの間のレベル差をなくすこともで
きる。
【0027】このボルテージフォロワ回路18は、ボル
テージフォロワ回路14と同様に、前段の直流差動アン
プ16及び後段のバッファ17から構成されている。前
段の直流差動アンプ16は、ソースが共通接続されて差
動動作をなすNchMOSトランジスタQ19,Q20
と、そのソース共通接続点と接地間に接続されたNch
MOSトランジスタQ21と、NchMOSトランジス
タQ19,Q20の各ドレインと電源Vdd間に接続さ
れて電流ミラー回路を構成するPchMOSトランジス
タQ22,Q23とからなり、NchMOSトランジス
タQ21のゲートにはバイアス電圧Vggが印加されて
いる。
【0028】バッファ20は、ゲートがMOSトランジ
スタQ20のドレインに、ドレインが電源Vddにそれ
ぞれ接続され、ソースがMOSトランジスタQ20のゲ
ート及びピーク検出部12の入力端にそれぞれ接続され
たNchMOSトランジスタQ24と、このMOSトラ
ンジスタQ24のソースと接地間に接続されかつゲート
にバイアス電圧Vggが印加されたNchMOSトラン
ジスタQ25とからなるソースフォロワ構成となってい
る。
【0029】図6は、本発明の第2の実施例を示す回路
図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付して
示してある。この第2の実施例では、ある電位Vrを発
生する回路(あるいは、電源)とピーク検出部12の出
力端との間に、リセット回路21を設けた構成となって
おり、それ以外は図1の構成と同じである。リセット回
路21は、互いに並列に接続されたNchMOSトラン
ジスタQ26及びPchMOSトランジスタQ27から
なるMOSスイッチ構成となっており、MOSトランジ
スタQ26,Q27の各ゲートにはリセット時に互いに
逆相のリセットパルスφrn,φrpが印加されるよう
になっている。
【0030】ところで、ピーク検出部(ピークホールド
回路)12を含む信号出力回路において、ピーク検出部
12の検出出力Vbが何らかの外乱等により低いレベル
(あるいは、接地レベル近辺)にあると、ダイオード動
作のPchMOSトランジスタQ11が常に逆バイアス
状態になり、ピーク値の検出動作ができないことにな
る。外乱等がなくとも、CCDリニアセンサの1センサ
列(1ライン)の読出しが終わり、次の読出しを行うと
きに、前回読み出した1ラインの信号のピーク値よりも
今回の信号レベルが低い場合は、前回のピーク値がその
ままホールドされてしまうため、今回の1ラインの信号
のピーク値を検出できないことになる。
【0031】そこで、本実施例のように、リセット回路
21を設け、CCDリニアセンサの信号出力回路に適用
した場合にあっては、例えばセンサ列の各受光部に蓄積
された信号電荷を読み出す直前のタイミングで、リセッ
ト回路21のMOSトランジスタQ26,Q27の各ゲ
ートにリセットパルスφrn,φrpを印加し、ピーク
検出部12の検出出力Vbをある電位Vrにリセットす
るようにする。これによれば、各ライン毎に確実にピー
ク値を検出できるとともに、外乱等にも強いものとな
る。
【0032】図7に、信号入力Vin、リセットパルス
φrn,φrp及びピークホールド出力PHoutのタ
イミングチャートを示す。同図から明らかなように、リ
セットパルスφrn,φrpに基づいてリセットを行う
ことで、リセット後の信号入力Vinのレベルがリセッ
ト前の信号入力Vinのピーク値よりも低くても、次の
リセットまでの間の信号入力Vinにおけるピーク値を
確実に検出し、ホールドできることになる。
【0033】図8は、本発明の第3の実施例を示す回路
図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付して
示してある。この第3の実施例では、第1の実施例の回
路構成に対し、ボルテージフォロワ回路14のフィード
バック系に、ピーク検出部12のPchMOSトランジ
スタQ11のVth起因のレベル差を補正するVth補
正回路22を追加挿入した構成となっている。このVt
h補正回路22は、電源Vddと接地間に直列に接続さ
れたPchMOSトランジスタQ28,Q29からな
り、MOSトランジスタQ28のゲートにはバイアス電
圧Vgg2が印加され、MOSトランジスタQ29のゲ
ートにはピークホールド出力PHoutが印加され、M
OSトランジスタQ29のソース(MOSトランジスタ
Q28のドレイン)がボルテージフォロワ回路14のM
OSトランジスタQ13のゲートに接続された構成とな
っている。
【0034】上記構成のVth補正回路22は、ポテン
シャルを電圧に変換するポテンシャル‐電圧変換回路で
ある。このポテンシャル‐電圧変換回路を図9に、その
断面図及びポテンシャル図を図10にそれぞれ示し、以
下にその動作原理について説明する。このポテンシャル
‐電圧変換回路において、負荷側のMOSトランジスタ
Q28のゲートにバイアス電圧Vgg2が印加され、ド
ライブ側のMOSトランジスタQ29のゲートに入力信
号Vinが印加され、MOSトランジスタQ29のソー
スから出力信号Voutが導出されるものとする。
【0035】このとき、入力信号Vinが印加されたM
OSトランジスタQ29のゲート下のポテンシャルVp
は、図10のポテンシャル図から明らかなように、入力
信号Vinに比べてVthの絶対値分の電圧だけ高い方
へシフトしている。例えば、Vth=−1VのPchM
OSトランジスタのゲートに3V印加したときのゲート
下のポテンシャルは、バックゲート効果を無視した場合
約4Vである。更に、このポテンシャル図から明らかな
ように、Vout≒Vpであるため、このポテンシャル
‐電圧変換回路の出力Voutは入力Vinに比べてV
thの絶対値分だけ高くなっている。式で表わすと、概
略次式のようになる。
【数1】Vout=Vin−Vth
【0036】上述したような動作は、図9の回路図にお
いて、負荷側のMOSトランジスタQ28のチャネル幅
W1やチャネル長L1あるいはバイアス電圧Vgg2を
適当な値にしてこの負荷に流れる電流を小さく設定(即
ち、負荷側のMOSトランジスタQ28の相互コンダク
タンスgm を小さく設定)し、更に相対的なドライブ側
のMOSトランジスタQ29の相互コンダクタンスgm
を大きく設定することにより実現できる。このような動
作原理に基づいて、図8に示す回路において、Vth補
正回路22によってピーク検出部12のVth起因のレ
ベルシフト分を補正することにより、図11の出力波形
図から明らかなように、信号出力Vout(Va)とピ
ークホールド出力PHoutとの間のレベル差をほとん
ど無くすことができる。図12に、図8の等価回路を示
す。
【0037】なお、本実施例においては、Vth補正回
路22として用いるポテンシャル‐電圧変換回路を、負
荷としてMOSトランジスタを用いた場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、図13(a)
に示すように抵抗Rを用いても良く、又図13(b)に
示すように定電流源Iを用いても良い。
【0038】また、図8の実施例では、ピーク検出部1
2の後段のバッファとしてボルテージフォロワ回路14
を用いた構成の信号出力回路において、このボルテージ
フォロワ回路14のフィードバック系にVth補正回路
22を追加挿入し、ボルテージフォロワ回路14の出力
信号に対して補正処理を施す構成としたが、図14に示
すように、バッファとしてソースフォロワ回路53を用
いた構成の信号出力回路(図22に示す従来回路に相
当)において、例えばピーク検出部52とソースフォロ
ワ回路53との間にVth補正回路22を挿入してピー
ク検出部52でのVth起因のレベルシフト分を補正す
る構成とすることも可能である。この変形例の構成によ
れば、第3の実施例の場合のようにソースフォロワ回路
53でのレベルシフト分を補償することはできないもの
の、ピーク検出部52のVth起因のレベルシフト分に
ついては補償できるので、従来回路の課題の1つは解消
できることになる。
【0039】更に、図8に示す第3の実施例及び図14
に示すその変形例に対し、図6に示す第2の実施例の場
合と同様に、ピーク検出部12,52の検出出力Vbを
ある電位Vrにリセットするリセット回路21を設ける
ようにしても良い。これにより、特に第3の実施例に適
用した場合には、ピーク検出部12でのレベルシフト分
及びその後段のバッファでのレベルシフト分を補正し、
信号出力Voutに対してほとんどレベル差の無いピー
クホールド出力PHoutを導出できるとともに、正確
なピーク値を把握できることになる。
【0040】なお、上記各実施例においては、信号入力
Vin(Va)のピーク値を検出するピーク検出部12
として、図15(a)に示すように、PchMOSトラ
ンジスタを用いたLoレベル検出型の回路構成のものを
用いたが、これに限定されるものではなく、図15
(b)に示すように、NchMOSトランジスタを用い
たHiレベル検出型の回路構成のものを用いることも可
能である。また、MOSトランジスタに限らず、ダイオ
ード動作をする他の素子を用いてピーク検出部12を構
成することも可能である。
【0041】図16は、本発明の第4の実施例を示すブ
ロック図である。この第4の実施例では、信号出力Vo
utとピークホールド出力PHoutとを別々に出力す
る構成の上記各実施例に対し、信号出力Voutとピー
クホールド出力PHoutとを択一的に出力する構成と
なっている。すなわち、信号出力Voutとピークホー
ルド出力PHoutとを2入力とし、これらを択一的に
出力する切換えスイッチ24と、この切換えスイッチ2
4を制御するスイッチ制御回路25と、切換えスイッチ
24の選択出力を出力端子23に与えるバッファ26と
を備えた構成となっている。
【0042】スイッチ制御回路25は、CCDリニアセ
ンサの駆動系から与えられるタイミング信号に基づいて
センサ列の有効画素期間では切換えスイッチ24を信号
出力Vout側に切り換え、有効画素期間の終了後は切
り換えスイッチ24をピークホールド出力PHout側
に切り換える。その結果、有効画素期間では信号出力V
outが選択されてバッファ26を経て出力端子23か
ら出力され、有効画素期間以外ではピークホールド出力
PHoutが選択されてバッファ26を経て出力端子2
3から出力される。
【0043】このように、信号出力Voutとピークホ
ールド出力PHoutとを択一的に出力する切り換えス
イッチ24を設けたことにより、出力端子23が1個で
済むため、ICチップのピン数を削減できる。また、第
1又は第3の実施例において説明したように、ピーク検
出部2の後段のバッファとしてボルテージフォロワ回路
14又はボルテージフォロワ回路14及びVth補正回
路22を用いたことにより、信号出力Voutに対する
ピークホールド出力PHoutのレベル差を小さく、又
はほとんど無くすことができることから、ピークホール
ド出力PHoutが外部回路であるA/D変換器27を
両信号Vout,PHoutに対して共用してもその入
力ダイナミックレンジをオーバーするようなことがない
ため、A/D変換器27を含む信号処理系も1系統で済
むという効果もある。
【0044】なお、図17に示すように、ピーク検出部
2の後段のバッファとしてソースフォロワ回路53を用
いた信号出力回路(図22〜図24の従来回路に相当)
に第4の実施例を適用した場合には、信号出力Vout
に対するピークホールド出力PHoutのレベル差を小
さくするという本発明の趣旨から外れるものの、信号出
力Voutとピークホールド出力PHoutとを択一的
に出力する切り換えスイッチ24を設けたことに伴い、
出力端子23が1個で済み、ICチップのピン数を削減
できるという効果を得ることはできる。
【0045】図18は、上述した第1〜第3の実施例に
係る信号出力回路28を出力部として用いた例えばCC
Dリニアセンサの構成図であり、図中、図20と同等部
分には同一符号を付して示してある。この信号出力回路
28は、CCDリニアセンサ100と同一の基板上に作
製される(オンチップ)。このように、CCDリニアセ
ンサ100の出力部として、第1〜第4の実施例に係る
信号出力回路28を用いることにより、各実施例におい
て説明した如く信号出力Voutに対してほとんどレベ
ル差のないピークホールド出力PHoutを導出できる
ので、信号出力Voutの正確なピーク値を把握できる
ことになる。
【0046】これにより、ある時点で読み出した信号出
力のピーク値をホールドし、これを基にして次の撮像時
には電子シャッター等によって蓄積時間を制御すること
で、適正な信号出力レベルを得るオートゲインコントロ
ールのような制御が可能となる。また、信号出力回路2
8をCCDチップにオンチップ化したことで、外部回路
を簡略化でき、外付け部品を簡素化できる。さらに、図
19に示すように、第4の実施例に係る信号出力回路2
9を用いた場合には、信号出力Voutとピークホール
ド出力PHoutとを択一的に出力することで出力系を
1系統にできるので、信号出力のための出力端子(端子
ピン)が1個で済むという効果が得られる。
【0047】なお、上記各実施例では、CCDリニアセ
ンサに適用した場合について説明したが、エリアセンサ
を含む全てのCCD固体撮像素子、さらにはCCDで限
らず他のセンサにも適用可能である。また、本発明によ
る信号出力回路は、固体撮像素子の出力部への適用に限
られるものではなく、所定の入力信号に基づく信号とそ
のピーク値の信号とを出力する信号出力回路全般に適用
し得るものである。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、所定の入力信号のピーク値をホールドする
ピークホールド回路と、直流差動アンプとバッファから
なり、前記ピークホールド回路によるホールド出力を入
力とするボルテージフォロワ回路とを備え、入力信号に
基づく出力信号とボルテージフォロワ回路の出力信号と
をそれぞれ出力する構成としたことにより、バッファと
して設けられたボルテージフォロワ回路でのレベルシフ
トがないので、信号出力とピークホールド出力とのレベ
ル差を少なくすることができることになる。
【0049】請求項3記載の発明によれば、所定の入力
信号のピーク値をホールドするピークホールド回路と、
このピークホールド回路でのレベルシフト分を補正する
補正回路とを備え、入力信号に基づく出力信号と補正回
路による補正出力信号とをそれぞれ出力する構成とした
ことにより、ピークホールド回路でのレベルシフト分を
補償できるので、その補償分だけ信号出力とピークホー
ルド出力とのレベル差を少なくすることができることに
なる。
【0050】請求項5記載の発明によれば、所定の入力
信号のピーク値をホールドするピークホールド回路と、
直流差動アンプとバッファからなり、前記ピークホール
ド回路によるホールド出力を入力とするボルテージフォ
ロワ回路と、入力信号に基づく出力信号とボルテージフ
ォロワ回路の出力信号とを択一的に出力する切換えスイ
ッチとを備えた構成としたことにより、信号出力とピー
クホールド出力とのレベル差を少なくでき、しかもその
出力系を1系統にできるので、出力端子が1個で済むと
ともに、後段の信号処理系も1系統で済むことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】ボルテージフォロワ回路のブロック図である。
【図3】第1の実施例に係る出力波形図である。
【図4】従来例に係る出力波形図である。
【図5】第1の実施例の変形例を示す回路図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図7】第2の実施例の動作説明のためのタイミングチ
ャートである。
【図8】本発明の第3の実施例を示す回路図である。
【図9】ポテンシャル‐電圧変換回路の一例を示す回路
図である。
【図10】ポテンシャル‐電圧変換回路の断面図及びポ
テンシャル図である。
【図11】第3の実施例に係る出力波形図である。
【図12】第3の実施例の等価回路図である。
【図13】ポテンシャル‐電圧変換回路の他の例を示す
回路図である。
【図14】第3の実施例の変形例を示す回路図である。
【図15】ピーク検出部の等価回路図である。
【図16】本発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
【図17】第4の実施例の変形例を示すブロック図であ
る。
【図18】本発明に係るCCDリニアセンサの一例を示
す構成図である。
【図19】本発明に係るCCDリニアセンサの他の例を
示す構成図である。
【図20】CCDリニアセンサの従来例を示す構成図で
ある。
【図21】従来例に係る出力波形図である。
【図22】信号出力回路の一従来例を示す回路図であ
る。
【図23】信号出力回路の他の従来例を示す回路図であ
る。
【図24】信号出力回路の更に他の従来例を示す回路図
である。
【符号の説明】
12 ピーク検出部 14,18 ボル
テージフォロワ回路 15,19 直流差動アンプ 16,20 バッ
ファ 21 リセット回路 22 Vth補正
回路 24 切換えスイッチ 25 スイッチ制
御回路 27 A/D変換器 28,29 信号
出力回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−217167(JP,A) 特開 平1−94268(JP,A) 特開 平6−261229(JP,A) 特開 平8−201443(JP,A) 実開 昭61−197566(JP,U) 実開 平2−109266(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 19/04

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の入力信号のピーク値をホールドす
    るピークホールド回路と、直流差動アンプとバッファからなり、 前記ピークホール
    ド回路によるホールド出力を入力とするボルテージフォ
    ロワ回路とを備え、 前記入力信号に基づく出力信号と前記ボルテージフォロ
    ワ回路の出力信号とをそれぞれ出力することを特徴とす
    る信号出力回路。
  2. 【請求項2】 前記ピークホールド回路のホールド出力
    をリセットするリセット回路を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の信号出力回路。
  3. 【請求項3】 前記バッファの出力端が前記直流差動ア
    ンプの反転入力端にフィードバック接続されている特徴
    とする請求項1記載の信号出力回路。
  4. 【請求項4】 前記ピークホールド回路は、PchMO
    Sトランジスタとコンデンサからなることを特徴とする
    請求項1記載の信号出力回路。
  5. 【請求項5】 所定の入力信号のピーク値をホールドす
    るピークホールド回路と、 前記ピークホールド回路でのレベルシフト分を補正する
    補正回路とを備え、 前記入力信号に基づく出力信号と前記補正回路による補
    正出力信号とをそれぞれ出力することを特徴とする信号
    出力回路。
  6. 【請求項6】 前記ピークホールド回路によるホールド
    出力を入力とするボルテージフォロワ回路を備え、 前記補正回路は、前記ボルテージフォロワ回路の出力信
    号に対して補正処理を施すことを特徴とする請求項
    載の信号出力回路。
  7. 【請求項7】 前記バッファの出力端が前記直流差動ア
    ンプの反転入力端にフィードバック接続されている特徴
    とする請求項5記載の信号出力回路。
  8. 【請求項8】 前記ピークホールド回路は、PchMO
    Sトランジスタとコンデンサからなることを特徴とする
    請求項5記載の信号出力回路。
  9. 【請求項9】 所定の入力信号のピーク値をホールドす
    るピークホールド回路と、直流差動アンプとバッファからなり、 前記ピークホール
    ド回路によるホールド出力を入力とするボルテージフォ
    ロワ回路と、 前記入力信号に基づく出力信号と前記ボルテージフォロ
    ワ回路の出力信号とを択一的に出力する切換えスイッチ
    とを備えたことを特徴とする信号出力回路。
  10. 【請求項10】 前記ボルテージフォロワ回路の出力信
    号に対して前記ピークホールド回路でのレベルシフト分
    を補正する処理を行う補正回路を備え、 前記切換えスイッチは、前記入力信号に基づく出力信号
    と前記補正回路による補正出力信号とを択一的に出力す
    ることを特徴とする請求項記載の信号出力回路。
  11. 【請求項11】 前記バッファの出力端が前記直流差動
    アンプの反転入力端にフィードバック接続されている特
    徴とする請求項9記載の信号出力回路。
  12. 【請求項12】 前記ピークホールド回路は、PchM
    OSトランジスタとコンデンサからなることを特徴とす
    る請求項9記載の信号出力回路。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のうちのいずれか1項
    に記載の信号出力回路を固体撮像素子の出力部として用
    いたことを特徴とする固体撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記信号出力回路が前記固体撮像素子
    と同一の基板上に作製されたことを特徴とする請求項
    記載の固体撮像装置。
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