JP3476412B2 - 液晶表示装置の電源回路 - Google Patents

液晶表示装置の電源回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置の電
源回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭で使用する炊飯器などの
家電製品においては、マイクロコンピュータを搭載し、
タイマー機能などをマイクロコンピュータによって作動
させ、液晶表示装置を用いて表示させるようにしたもの
が普及している。このような家電製品においては、停電
が起きるとタイマー動作が停止してしまうため、バック
アップ用の電池を備えたものが用いられている。
【0003】このような家電製品における液晶表示装置
の電源回路は例えば図3に示すように、マイクロコンピ
ュータ101に電力を供給するための電源回路(VDD
106、停電時にマイクロコンピュータ101に電力を
供給するためのバックアップ電源手段103、停電中か
通電中かを判断して前記電源回路106とバックアップ
電源手段103との切換えを行う電源切換え手段10
7、前記電源切換え手段107や他の周辺機器に供給さ
れる第2の電源手段109(VCC)、前記電源回路10
6前記第2の電源手段109を生成する電源生成手段1
08により構成されている。そして停電中の場合は前記
電源切換え手段107によって停電中と判断されマイク
ロコンピュータ101にはバックアップ電源手段103
より3Vの電圧が供給される。一方通電中は、前記電源
切換え手段107によって通電中と判断され、前記電源
回路106より供給される5Vの電圧を、電源切換え手
段107を通じて3Vまで降下させ、マイクロコンピュ
ータ101に供給し液晶表示装置102を駆動させる。
なお、110はマイクロコンピュータ101に内臓され
たドライバ(図示せず)に電源を供給し、液晶表示装置
102を駆動するための分圧手段である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記電源回路におい
て、電源切換え手段107と電源生成手段108とに
は、スイッチング素子を使用するのが通常であるが、従
来は電源切換え手段107と電源生成手段108は別個
独立に設けられていたため、スイッチング素子も別個独
立に設ける必要があり、回路構成の複雑化、部品点数の
増大を招いていた。
【0005】本発明は前記従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、回路構成を簡素化した液晶表示装置の電源駆
動回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の液晶表示装置の電源駆動回路は、少なくと
もマイクロコンピュータに電力を供給するための第1の
電源手段と、前記第1の電源手段の電圧低下時に、前記
第1の電源手段をバックアップするため前記マイクロコ
ンピュータに前記第1の電源手段より低い電圧で電力供
給するバックアップ電源手段と、前記第1の電源手段と
前記バックアップ電源手段との切換えを行う電源切換え
手段と、前記第1の電源手段から、別個に周辺機器に電
圧を供給する第2の電源手段を生成する電源生成手段を
有し、かつ前記電源切換え手段と電源生成手段のスイッ
チングの一部を共用するスイッチング共用手段を設けた
ことを特徴とするものである。
【0007】前記液晶表示装置の電源駆動回路によれ
ば、電源切換え手段及び電源生成手段に用いられるスイ
ッチング素子のうち、動作タイミングが同時であるもの
については共用することにより、従来に比べスイッチン
グ素子を1つ省略することができ、かつ回路構成も簡単
にすることができる。
【0008】前記液晶表示装置の電源駆動回路におい
て、スイッチング共用手段をトランジスタにより構成
し、前記トランジスタのコレクタを電源切換え手段及び
電源生成手段に接続する構成にすれば、前記トランジス
タによって確実に電源切換え手段と電源生成手段を動作
させることが出来る点で好ましい。
【0009】また、前記電源切換え手段をツェナーダイ
オードとコンデンサにより構成し、前記トランジスタの
コレクタを前記ツェナーダイオードとコンデンサの間に
接続する構成とすることは、前記第1の電源手段を前記
バックアップ電源手段と同等の電圧まで確実に降下させ
ることが出来る点で好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は、本発明にかかる液晶表示装
置の電源駆動回路のブロック図を示す。図1において、
1はマイクロコンピュータ、2は液晶表示装置、3はバ
ックアップ電源手段であり、バックアップ用の電池4と
前記電池4への充電を防止するための逆流防止手段とな
るダイオード5からなる。6は前記マイクロコンピュー
タへ電圧(VDD、約5V)を供給する電源回路、7は前
記電源回路6と前記バックアップ電源手段3との切換え
を行う電源切換え手段であり、前記電源回路6の電圧が
所定の電圧(例えば3V)未満の場合は停電したと判断
して前記バックアップ電源手段3への切換えを行うよう
にしているとともに、通電中は前記VDDを前記バックア
ップ電源の電圧と同等の電圧(約3V)まで降下させて
前記マイクロコンピュータ1へ供給する。8は前記電源
回路6から、他の周辺機器へ電圧を供給するための電圧
(VCC)を生成するための電源生成手段、9は上記電源
切換え手段7と電源生成手段8のスイッチングを共用す
るスイッチング共用手段、10は前記マイクロコンピュ
ータ1に内蔵されたドライバ(図示せず)へ電圧を分圧
供給し、液晶表示装置2を駆動するための分圧手段であ
る。そして、前記電源回路6の出力端子は前記電源生成
手段8、バックアップ電源手段3及び分圧手段10を介
してマイクロコンピュータ1に接続されており、電源回
路6の出力端子は前記スイッチング共用手段9、電源切
換え手段7、及び分圧手段10を介してマイクロコンピ
ュータ1に接続されている。さらにスイッチング共用手
段9は電源生成手段8及び電源切換え手段7に接続され
ている。
【0011】次に、上記電源回路の動作について説明す
る。供給する5Vの電圧(VDD)によりマイクロコンピ
ュータ1は動作しているとともに、スイッチング共用手
段9がオンしている。このとき液晶表示装置2の駆動電
圧は3Vであるため、前記VDDはスイッチング共用手段
9から電源切換え手段7を通じて3Vまで減じられ、マ
イクロコンピュータ1に内蔵された液晶駆動用のドライ
バ(図示せず)に安定供給されている。ここで停電が起
こると電源回路6の出力はなくなるが、バックアップ電
源手段3によってマイクロコンピュータ1に電流が流れ
るため、マイクロコンピュータ1の動作は継続する。こ
のときスイッチング共用手段9はオフであり、電源切換
え手段7にはまったく電流は流れない。従って分圧手段
10にはバックアップ電源手段3の電圧(3V)が加わ
ることになり、液晶表示装置2は通電時、停電時ともに
3Vの安定した電圧で駆動させることができる。
【0012】図2は図1で示した液晶表示装置の電源駆
動回路の一部を具体的な回路図で示したブロック図であ
る。この図2において、電源切換え手段7はツェナーダ
イオード11及び電解コンデンサ12から構成されてお
り、電源生成手段8はトランジスタ13及び抵抗14、
15からなり、スイッチング共用手段9はトランジスタ
16及び抵抗17,18からなり、分圧手段10は抵抗
19、20、21、22からなる。
【0013】抵抗14の一端は電源回路6の出力端子に
接続され、他端は抵抗15の一端に接続されている。そ
して抵抗14と抵抗15の間にトランジスタ13のベー
スが接続され、トランジスタ13のコレクタは電源回路
6の出力端子に、エミッタは電圧VCCの供給端子に接続
されている。また抵抗15の他端はトランジスタ16の
コレクタ及び電解コンデンサ12のプラス側端子に接続
され、トランジスタ16のベースは直列接続された抵抗
17及び抵抗18の間のそれぞれの一端に接続され、エ
ミッタはアースに接続されている。さらに抵抗17の他
端は電源回路6の出力側に、抵抗18の他端はアースに
それぞれ接続されている。前記電解コンデンサ12のプ
ラス側端子はツェナーダイオード11のアノード側に接
続され、マイナス端子はアースに接続され、ツェナーダ
イオード11のカソード側は抵抗19及び20の一端に
接続されている。なお抵抗19、抵抗20、抵抗21、
抵抗22はそれぞれ直列に接続されて抵抗19の一端は
電源回路6の出力端子及びマイクロコンピュータに、抵
抗22の一端はアースに接続されるとともに抵抗20、
抵抗21、抵抗22の両端がマイクロコンピュータ1に
接続されている。
【0014】図2の液晶表示装置の電源回路において
は、通電時は電源回路6から電圧(V DD、5V)が供給
されるためトランジスタ13、トランジスタ16がとも
にオンし、それに伴ってツェナーダイオード11もオン
して抵抗20、抵抗21、及び抵抗22の直列接続部分
の両端にツェナーダイオード11によって定まる電圧
(この場合は3V)が発生し、マイクロコンピュータ1
に供給される。一方停電になった場合は電源回路6から
の電力はゼロになるため、トランジスタ13、トランジ
スタ16がともにオフとなり、ツェナーダイオード11
もオフとなり、結果としてマイクロコンピュータ1には
電池4から3Vの電圧が供給され、通電時、停電時とも
に3Vの安定した電圧がマイクロコンピュータ1に供給
されることになる。
【0015】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば、上記実施形態ではスイッチング
手段としてトランジスタを用いたが、リレー等の機械式
スイッチを用いても良い。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、液晶表
示装置の電源回路において電源切換え手段と電源生成手
段のスイッチングの一部を共用しているため、スイッチ
ング手段として使用する部品点数の削減と回路構成の簡
便化を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示す液晶表示装置の電源
回路のブロック図である。
【図2】 図1の電源回路の具体的な回路図である。
【図3】 従来の液晶表示装置の電源回路を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1…マイクロコンピュータ、2…液晶表示装置、3…バ
ックアップ電源手段、4、…電池、5…ダイオード、6
…電源回路(第1の電源手段)、7…電源切換え手段、
8…電源生成手段、9…スイッチング共用手段、10…
分圧手段、11…ツェナーダイオード、13…トランジ
スタ、16…トランジスタ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともマイクロコンピュータに電力
    を供給するための第1の電源手段と、 前記第1の電源手段の電圧低下時に、前記第1の電源手
    段をバックアップするため前記マイクロコンピュータに
    前記第1の電源手段より低い電圧で電力供給するバック
    アップ電源手段と、 前記第1の電源手段と前記バックアップ電源手段との切
    換えを行う電源切換え手段と、 前記第1の電源手段から、別個に周辺機器に電圧を供給
    する第2の電源手段を生成する電源生成手段と、 前記電源切換え手段と電源生成手段のスイッチングの一
    部を共用するスイッチング共用手段を設けたことを特徴
    とする液晶表示装置の電源回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング共用手段をトランジス
    タにより構成し、前記トランジスタのコレクタを電源切
    換え手段及び電源生成手段に接続することを特徴とする
    請求項1に記載の液晶表示装置の電源回路。
  3. 【請求項3】 前記電源切換え手段をツェナーダイオー
    ドとコンデンサより構成し、前記トランジスタのコレク
    タを前記ツェナーダイオードとコンデンサの間に接続し
    たことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置の電
    源回路。
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