JP3475645B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP3475645B2
JP3475645B2 JP05521496A JP5521496A JP3475645B2 JP 3475645 B2 JP3475645 B2 JP 3475645B2 JP 05521496 A JP05521496 A JP 05521496A JP 5521496 A JP5521496 A JP 5521496A JP 3475645 B2 JP3475645 B2 JP 3475645B2
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tooth
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昇 大月
浩士 成田
久幸 小池
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷装置に係わり、
印字ヘッドを搭載したキャリッジを往復移動させて印字
を行うシリアルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のプリンタは、図4に示すよ
うに、キャリッジ駆動ベルト41を一方向に回転させ、
キャリッジ駆動ベルト41の谷部に固着されたキャリッ
ジ駆動軸42で図示されないキャリッジを往復運動させ
ているため、必ずプーリ歯43とキャリッジ駆動軸42
が干渉してしまう、このためプーリ歯43を少なくとも
1枚欠損させていた。この時プーリの欠損部分の次にキ
ャリッジ駆動ベルト41と噛み合うプーリ歯44は、キ
ャリッジ駆動ベルト41の山m部がプーリ歯が無いため
位置が規制されず、キャリッジ駆動ベルト41の張力に
より、矢印E方向に引っ張られ、n部において干渉しな
がら噛み合っていた
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述の技術では
キャリッジの駆動を行うと、欠損歯の次のプーリ歯とベ
ルトが噛み合うたびに干渉するため、キャリッジの送り
精度が乱れ、結果として印字粗密の原因となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタは、
数のプーリ歯を備え、駆動源により一方向に回転される
駆動プーリと、複数のプーリ歯を備え、駆動プーリの印
字行側に回転可能に配置された従動プーリと、駆動プー
リと従動プーリに噛合するとともに張設されたベルト
と、ベルトに固着され、印字手段を搭載したキャリッジ
と係合しキャリッジを移動させるキャリッジ駆動軸とを
備えたプリンタにおいて、ベルトの駆動軸との干渉を避
けるために、少なくとも1枚のプーリ歯が欠損された欠
損歯のある駆動プーリと従動プーリとを有し、欠損歯の
次にベルトと噛合する駆動プーリのプーリ歯は、噛合を
始める面の歯末側が欠損していることを特徴とする。
【0005】また、請求項2記載の発明のように、請求
項1記載の発明において、歯末側の欠損したプーリ
は、駆動プーリのみに配置されたことを特徴とする。
【0006】また、請求項3記載の発明のように、請求
項2記載の発明において、歯末側の欠損したプーリ
は、従動プーリに配置されたことを特徴とする。
【0007】かかる構成を有する請求項1記載の発明の
場合、欠損歯によって噛合するベルトの長さが長くなる
ので、噛合し始める歯先同志が干渉するようにベルトが
伸びてもどちらかの歯末側が欠損されているので干渉す
ることはなく噛み合うため、ベルトの動きがスムースに
なり印字粗密を無くすことが出来る。
【0008】ベルトの場合は対応する複数の歯に欠損部
設けなければならず高価なものとなったが、請求項2記
載の発明の場合、1個所のみに配置するだけであるから
廉価であって且つ部品検査等管理が容易である。
【0009】請求項3記載の発明の場合、例え従動プー
リ振動したとしても、干渉することはないから、キャリ
ッジへの影響は更に少なくなり印字品質は更に向上する
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を用い
て詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示すプリ
ンタの斜視図であり、1は動力源となるモータ、2はフ
ォトセンサ、3はフォトセンサの光を遮蔽、開口しプリ
ンタの印字タイミングを出すための遮蔽板、4はモータ
軸に固着されたモータ歯車、5はモータからの動力を減
速し伝達する減速機構、6は減速機構と噛み合いキャリ
ッジ駆動プーリに動力を伝達する伝達歯車、7は伝達歯
車と噛み合う歯車とキャリッジ駆動ベルト9と噛合する
プーリ歯を有するキャリッジ駆動プーリ、8はキャリッ
ジ駆動ベルト9と噛合するキャリッジ従動プーリ、10
はキャリッジ駆動ベルト9に固定されたキャリッジ駆動
軸、11は印字ヘッド12を搬送するキャリッジ、13
は本体フレーム、14は本体フレームに固定されたプラ
テン、15は本体フレーム13に固定されたキャリッジ
ガイド軸前、16は本体フレーム13に固定されたキャ
リッジガイド軸後である。
【0011】図2はキャリッジ駆動プーリ、従動プー
リ、キャリッジ駆動ベルトを一方向に回転させながらキ
ャリッジを往復運動させる様子を示した平面図であり、
21はキャリッジ駆動プーリ、22はキャリッジ従動プ
ーリ、23はキャリッジ駆動ベルト、24はキャリッジ
駆動軸、25はキャリッジである。
【0012】図3は本発明の1実施例におけるキャリッ
ジ駆動プーリ、及び従動プーリとベルトの噛み合いを示
す平面図であり31はキャリッジ駆動または従動プー
リ、32はキャリッジ駆動ベルトである。
【0013】これより動作の説明を行う。図1において
モータ1に通電するとモータは矢印a方向に回転する。
また、モータ1に固着された遮蔽板3、モータ歯車4も
同方向に回転する。遮蔽板3にはスリットがありフォト
センサ2の光を遮蔽及び透過し信号を発生させる。この
信号が印字のタイミングとなる。一方モータ歯車4と噛
み合う減速機構5は減速されて矢印b方向に回転し、伝
達歯車6と噛み合う。
【0014】伝達歯車6は矢印c方向に回転し、キャリ
ッジ駆動プーリ7に動力を伝達する。キャリッジ駆動プ
ーリ7はキャリッジ駆動ベルト9、キャリッジ駆動ベル
ト9に張力をあたえるキャリッジ従動プーリ8、キャリ
ッジ駆動ベルトに固着されたキャリッジ駆動軸10とと
もに矢印d方向に回転する。この時、キャリッジ駆動軸
10と係合され、印字ヘッド12を乗せたキャリッジ1
1は、本体フレーム13に固定されたキャリッジガイド
軸前15及びキャリッジガイド軸後にガイドされ矢印e
方向に往復運動を行う。一方図示されない紙送り機構に
より、プラテン14上に印字用紙が供給される、印字ヘ
ッド12は前記フォトセンサ2により作られた印字タイ
ミング信号により印字用紙に印字を行う。
【0015】次に、図2を用いてキャリッジ駆動ベルト
23を一方向に回転させながら、キャリッジ25を往復
運動させる動作を説明する。キャリッジ駆動プーリ21
は、図示されない伝達歯車より動力を受け矢印A方向に
回転する。この時キャリッジ駆動ベルト23、キャリッ
ジ従動プーリ22は共に矢印A方向に回転する。キャリ
ッジ駆動ベルト23の谷部に固着されたキャリッジ駆動
軸24はキャリッジ25に開けられたトラック穴i部を
押しながらキャリッジ25と共に矢印B方向に移動す
る。
【0016】キャリッジ駆動軸24がキャリッジ従動プ
ーリ22上を回転するとき、キャリッジ25に設けられ
たトラック穴を矢印C方向に移動する。この時キャリッ
ジ25は図示されないキャリッジガイド軸により矢印C
方向への規制がされており同方向への移動ができなくな
っている。これにより図示されないプラテンとの隙間は
確保される。この後キャリッジ駆動軸24はキャリッジ
従動プーリ22上を回転し矢印D方向へ移動する。キャ
リッジ25はトラック穴j部をキャリッジ駆動軸24に
押され、同方向へと移動する。
【0017】上記に示したように、キャリッジ駆動軸2
4はキャリッジ駆動プーリ21、及びキャリッジ従動プ
ーリ22上を移動するため、プーリは少なくとも1枚の
プーリ歯を欠損させてキャリッジ駆動軸との干渉を避け
ている。
【0018】図3は本発明の1実施例を示すキャリッジ
プーリ31と、キャリッジ駆動ベルト32との噛み合い
を示す平面詳細図である。キャリッジプーリ31の切り
欠き部の次にベルト32と噛み合うプーリ歯を、細線で
記した本来のプーリ歯形に対し実線の歯形のようにk部
を斜めにカットしている。このためプーリ歯が無いこと
により位置を規制されずキャリッジ駆動ベルトの張力に
より、矢印E方向に引っ張られたベルトの山部と干渉す
ることがなく、スムーズに係合していくことができる。
【0019】本実施例では、プーリ側に配置した場合を
詳述したが、代わりにベルトの対応する歯に欠損部を配
してもその効果は同様に得られるものである。ただ、ベ
ルトに配する場合は、プーリ間の長さが長いので、対応
する歯は多く、型で作る場合その型代が高くなることや
部品受け入れ検査等、その管理は、プーリ側に配するよ
り、難しく結果として高価になるものである。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の発明の
場合、欠損歯によって噛合するベルトの長さが長くなる
ので、噛合し始める歯先同志が干渉するようにベルトが
伸びトの長さが長くなるので、噛合し始める歯先同志が
干渉するようにベルトが伸びてもどちらかの歯末側が欠
損されているので干渉することはなく噛み合うため、ベ
ルトの動きがスムースになり印字粗密を無くすことが出
来る。
【0021】ベルトの場合は対応する複数の歯に欠損部
設けなければならず高価なものとなったが、請求項2記
載の発明の場合、1個所のみに配置するだけであるから
廉価であって且つ部品検査等管理が容易である。
【0022】請求項3記載の発明の場合、例え従動プー
リ振動したとしても、干渉することはないから、キャリ
ッジへの影響は更に少なくなり印字品質は更に向上する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例であるプリンタの構造を示す
斜視図。
【図2】本発明の1実施例のキャリッジ駆動の動作の様
子を示す平面図。
【図3】本発明の1実施例のキャリッジプーリ歯とキャ
リッジ駆動ベルトの噛み合いを示す平面詳細図。
【図4】従来のキャリッジプーリ歯とキャリッジ駆動ベ
ルトの噛み合いを示す平面図。
【符号の説明】
1 モータ 2 フォトセンサ 3 遮蔽板 4 モータ歯車 5 減速機構 6 伝達歯車 7 キャリッジ駆動プーリ 8 キャリッジ従動プーリ 9 キャリッジ駆動ベルト 10 キャリッジ駆動軸 11 キャリッジ 12 印字ヘッド 13 本体フレーム 14 プラテン 15 キャリッジガイド軸,前 16 キャリッジガイド軸,後 21 キャリッジ駆動プーリ 22 キャリッジ従動プーリ 23 キャリッジ 24 キャリッジ駆動軸 25 キャリッジ 31 キャリッジプーリ 32 キャリッジ駆動ベルト 41 キャリッジ駆動ベルト 42 キャリッジ駆動軸 43 プーリ歯 44 プーリ歯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−149023(JP,A) 特開 平4−73177(JP,A) 特開 平2−305675(JP,A) 実開 昭57−132552(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 19/20 F16H 7/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプーリ歯を備え、駆動源により一
    方向に回転される駆動プーリと、複数のプーリ歯を備
    え、前記駆動プーリの印字行側に回転可能に配置された
    従動プーリと、前記駆動プーリと前記従動プーリに噛合
    するとともに張設されたベルトと、前記ベルトに固着さ
    れ、印字手段を搭載したキャリッジと係合し前記キャリ
    ッジを移動させるキャリッジ駆動軸とを備えたプリンタ
    において、 前記ベルトの前記駆動軸との干渉を避けるために、少な
    くとも1枚のプーリ歯が欠損された欠損歯のある駆動プ
    ーリと従動プーリとを有し、前記欠損歯の次に前記ベル
    トと噛合する前記駆動プーリのプーリ歯は、噛合を始め
    る面の歯末側が欠損していることを特徴とするプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 前記歯末側の欠損したプーリ歯は、前記
    駆動プーリのみに配置されたことを特徴とする請求項1
    記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記歯末側の欠損したプーリ歯は、前記
    従動プーリに配置されたことを特徴とする請求項2記載
    のプリンタ。
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