JP3475566B2 - 3波長域発光形蛍光ランプ - Google Patents

3波長域発光形蛍光ランプ

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JP3475566B2 JP09071595A JP9071595A JP3475566B2 JP 3475566 B2 JP3475566 B2 JP 3475566B2 JP 09071595 A JP09071595 A JP 09071595A JP 9071595 A JP9071595 A JP 9071595A JP 3475566 B2 JP3475566 B2 JP 3475566B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2価のユーロピウム及び
2価のマンガンで共付活したアルカリ土類アルミン酸塩
蛍光体を蛍光膜として備えた3波長域発光形蛍光ランプ
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一般照明用ランプの分野で、3波
長域発光形蛍光ランプ(以下、本明細書では3波長域発
光形蛍光ランプを単に、「蛍光ランプ」と言うことにす
る)が開発され、実用に供されている。この蛍光ランプ
に使用される蛍光体は、比較的狭帯域の発光スペクトル
分布を有する赤色、緑色、青色の3種の蛍光体を適当な
割合で混合したものである。この蛍光ランプに使用され
る蛍光体は、赤色蛍光体として3価のユーロピウム付活
の酸化イットリウム、緑色蛍光体としてセリウム及びテ
ルビウム付活の燐酸ランタン、青色蛍光体としてアルカ
リ土類クロロ燐酸塩あるいは、2価のユーロピウム付活
のバリウムマグネシウムアルミン酸塩がそれぞれ使用さ
れている。
【0003】この蛍光ランプは、光束、演色性の両面で
優れており、平均演色評価数(Ra)が84で、光束は
例えば、直管型の蛍光ランプである、FL20SSEX
−N/18では1470ルーメン(1m)を実現してい
る。更に上記3種の蛍光体に、青緑色、あるいは青緑色
と深赤色蛍光体を加え、4種あるいは5種の蛍光体を混
合することにより、Ra=87以上を実現した蛍光ラン
プが実用されるようになった。更には特開平5−302
082号公報に明らかにされているように、青色成分で
ある2価のユーロピウム付活アルカリ土類クロロ燐酸塩
蛍光体の組成及び発光色を特定することにより、3種の
みの蛍光体の混合によりRa=87以上の蛍光ランプが
実現されるようになった。
【0004】一方、青色成分として2価のユーロピウム
付活のバリウムマグネシウムアルミン酸塩蛍光体を使用
した蛍光ランプに関しては、2価のユーロピウム付活の
バリウムマグネシウムアルミン酸塩蛍光体に2価のマン
ガンを共付活することによって演色性を向上したものが
実用化されている。また、特開昭56−86892号公
報には、Ba1-x-y Srx Mgp Alq 1+p+q/2q:E
2+(ここで0<x≦0.1、0.01≦y≦0.4、
0.8≦p≦4.0.10≦q≦30)で表される蛍光
体を用いることにより、Ra=89を実現できることが
開示されている。
【0005】ところで、青色成分として2価のユーロピ
ウム付活のバリウムマグネシウムアルミン酸塩蛍光体を
使用した蛍光ランプは、2価のユーロピウム付活アルカ
リ土類クロロ燐酸塩蛍光体を用いた蛍光ランプより光束
が高くなるが、蛍光体の劣化による蛍光ランプの発光色
の経時変化(カラーシフト)が大きいという問題もあ
る。
【0006】そのためこの問題を解決する方法として、
極めて限られた組成のユーロピウム付活アルカリ土類ア
ルミン酸塩蛍光体あるいはユーロピウム及びマンガン共
付活アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体をユーロピウム付
活酸化イットリウム(以下、「YOX赤色蛍光体」とい
う)及びテルビウム及びセリウム共付活燐酸ランタン
(以下、「LAP緑色蛍光体」という)と共に限られた
混合比率で混合して使用することが、特開平4−106
187号公報や特開平4−106188号公報に開示さ
れている。しかしながら、より一層高演色、高効率でか
つカラーシフトの少ない蛍光ランプの実現が望まれてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、高演
色、高効率でかつ劣化の少ない3波長域発光形蛍光ラン
プを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するた
め、用いられる蛍光体組成およびそれらの組み合わせに
ついて種々検討した結果、2価のユーロピウム付活のバ
リウムマグネシウムアルミン酸塩蛍光体のバリウムの1
部をストロンチウムによって所定量置換し、かつ、マグ
ネシウムの1部をマンガンによって所定量置換すると共
に、更に蛍光体を構成する(Ba+Sr+Eu):(M
g+Mn):Alの元素の比を1:1:10とした2価
のユーロピウム及びマンガン共付活バリウムストロンチ
ウムマグネシウムアルミン酸塩蛍光体をYOX赤色蛍光
体及びLAP緑色蛍光体と共に限られた所定の比率で混
合してなる発光組成物を蛍光膜として使用することによ
り、高演色、高効率でかつ劣化の少ない蛍光ランプを提
供することが可能であることを見出し本発明に至った。
【0009】即ち本発明の3波長域発光形蛍光ランプ
は、一般式 Ba1-x-y Srx EuyMg1-z Mnz
1017(但し、x、y及びzはそれぞれ0.1≦x≦
0.4、0.075≦y≦0.4及び0.005≦z≦
0.05なる条件を満たす数である。以下、同様であ
る)で表される、2価のユーロピウム及びマンガン共付
活アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体を含む発光組成物か
らなる蛍光膜を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】以下、本発明の蛍光ランプについて詳細に説明
する。本発明の蛍光ランプに使用される2価のユーロピ
ウム及びマンガン共付活アルカリ土類アルミン酸塩蛍光
体はBa、Sr、Mg、Al、Eu及びMnの各酸化物
又は高温で容易にこれらの酸化物に変わり得るこれらの
元素の化合物を化学量論的に組成式Ba1-x-y Srx
y Mg1-z Mnz Al1017を満足する割合で混合
し、還元性雰囲気中で1200〜1700℃で2から4
0時間かけて1回以上焼成することによって得られる。
【0011】このようにして得られた2価のユーロピウ
ム及びマンガン共付活バリウムストロンチウムマグネシ
ウムアルミン酸塩蛍光体は経時的な劣化特性が改善され
るが、この蛍光体の経時的な劣化が抑制される理由は、
バリウムマグネシウムアルミン酸塩蛍光体母体中のバリ
ウムをストロンチウムで一部置換することにより、蛍光
体母体結晶の格子定数cが短くなり、その結果、Ba−
O層内の酸素の位置が安定化したためと考えられる。
【0012】図1及び図2はそれぞれ、本発明の蛍光ラ
ンプの青色発光蛍光体として使用される2価のユーロピ
ウム及びマンガン共付活バリウムストロンチウムマグネ
シウムアルミン酸塩蛍光体(Ba0.7 Sr0.2 Eu0.1
Mg0.98Mn0.02Al1017)、及び従来の蛍光ランプ
の青色発光蛍光体として使用される2価のユーロピウム
及びマンガン共付活バリウムマグネシウムアルミン酸塩
蛍光体(Ba0.9 Eu 0.1 Mg0.98Mn0.02Al
1017)について、これにCuKα1 の特性X線を入射
させた際に得られる粉末X線回折パターンを例示したも
のであり、2価のユーロピウム及びマンガン共付活バリ
ウムストロンチウムマグネシウムアルミン酸塩蛍光体
(図1)の場合、ミラー指数008の位置にミラー指数
110の回折ピークと独立して極大値を持たない。一
方、2価のユーロピウム及びマンガン共付活バリウムマ
グネシウムアルミン酸塩蛍光体の場合は図2に示すよう
な粉末X線回折パターンとなり、ミラー指数008の位
置にミラー指数110の回折ピークと独立して極大値を
持つ。ここで、独立して極大値を持たないとは、X線回
折強度を1、回折角度2θをt度とした場合に、一次微
分値dl/dtがミラー指数008の回折ピークとミラ
ー指数110の回折ピークの間において、負の値を持た
ないことを意味する。
【0013】また、図3の曲線a及びbはそれぞれ、本
発明の蛍光ランプの青色発光蛍光体として使用される2
価のユーロピウム及びマンガン共付活バリウムストロン
チウムマグネシウムアルミン酸塩蛍光体、及び従来の蛍
光ランプの青色発光蛍光体として使用される2価のユー
ロピウム及びマンガン共付活バリウムマグネシウムアル
ミン酸塩蛍光体を253.7nmの紫外線で励起した時
の発光スペクトルを例示するものであり、図3の曲線a
及びbの比較からわかるように、従来のバリウムマグネ
シウムアルミン酸塩蛍光体のバリウムの一部をストロン
チウムで置換することによって(図3の曲線a)、従来
のバリウムマグネシウムアルミン酸塩蛍光体(図3の曲
線b)に比べてユーロピウムに起因する発光のピーク位
置が、長波長側に移動する。
【0014】更にマンガンをマグネシウムの位置に一部
置換して共付活し、これとYOX赤色蛍光体とLAP緑
色蛍光体とを所定の量比で混合して蛍光ランプの発光組
成物として使用した場合、高演色、高効率で、かつ劣化
の少ない蛍光ランプを提供することが可能となる。な
お、本発明の蛍光ランプ用発光組成物の青色発光成分で
ある2価のユーロピウム及びマンガン共付活バリウムス
トロンチウムマグネシウムアルミン酸塩蛍光体(Ba
1-x-y Srx Euy Mg1-z Mnz Al1017)におい
て、xが0.1≦x≦0.15の範囲にある場合はyが
0.2≦y≦0.4なる条件を満たし、xが0.15<
x≦0.4の範囲にあるとき、0.075≦y≦0.4
となる条件を満たす組成のものを用いた場合、蛍光ラン
プの経時的な発光強度の低下が少なく、経時的劣化の少
ない蛍光ランプが得られる。
【0015】なお、バリウムをストロンチウムで置換し
た場合と同様の経時的劣化の抑制効果は、付活剤である
ユーロピウムの添加量を増すことによっても得られる
が、高価なユーロピウムを増量することは得策でなく、
また、ユーロピウムの添加量を増すと蛍光ランプ製造時
のベーキングによる劣化が大きくなるという問題もあ
る。従って、本発明の蛍光ランプの特性を従来の蛍光ラ
ンプと比較する場合には、同じユーロピウム濃度の青色
蛍光体を使用したランプ同士で比較すべきである。
【0016】
【実施例】
(実施例1)
【0017】
【表1】 BaCO3 0.7 mol SrCO3 0.2 mol Eu2 3 0.05 mol 3MgCO3 ・Mg(OH)2 0.245 mol MnO2 0.02 mol Al2 3 (ガンマタイプ) 5.0 mol AlF3 0.010 mol
【0018】上記原料を混合し、坩堝に充填し、更に黒
鉛の塊を原料の上に乗せ、蓋をして水蒸気を含んだ窒素
水素雰囲気中で最高温度1450℃で昇降温時間を含め
て24時間掛けて焼成した。
【0019】次いで、焼成粉を分散、洗浄、乾燥、篩の
処理を行い(Ba0.7 Sr0.2 Eu 0.1 OMg0.98Mn
0.02Al1017の2価のユーロピウム及びマンガン付活
青色発光バリウムストロンチウムマグネシウムアルミン
酸塩蛍光体を得た。なお、AlF3 は蛍光体の製造にし
ばしば用いられるフラックスである。この蛍光体の発光
スペクトルを図3aに示す。この蛍光体の253.7n
mの紫外線で励起したときの発光色はx=0.141、
y=0.159であった。
【0020】上述のようにして得られた蛍光体28.0
重量%と、35.2重量%のYOX赤色蛍光体と、3
6.8重量%のLAP緑色蛍光体とを酢酸ブチルにニト
ロセルロースのラッカーと共に充分に混合して蛍光体ス
ラリーを作製し、ガラス管に塗布して乾燥後、通常の方
法で色温度5000Kの蛍光ランプ(FCL64T6)
を製造した。
【0021】また、上記原料を表1に示した各組成式と
なる割合で混合して2価のユーロピウム及びマンガン付
活青色発光バリウムストロンチウムマグネシウムアルミ
ン酸塩蛍光体を得ると共に、表1に示した割合の各色蛍
光体を混合した発光組成物を用いる以外は上記実施例1
と同様にして実施例2〜4の蛍光ランプを得た。このよ
うにして得られた蛍光ランプの初期特性は、光束が下記
比較例1の蛍光ランプを100とした相対値で100で
あり、平均演色性指数Ra=87.8であった。
【0022】(比較例1)これとは別に実施例1に記載
のSrCO3 以外の原料を表1の比較例に記載の組成式
となる割合で混合して2価のユーロピウム及びマンガン
付活青色発光バリウムマグネシウムアルミン酸塩蛍光体
を得ると共に、表1の比較例1に示した割合の各色蛍光
体を混合した発光組成物を用いる以外は上記実施例1と
同様にして比較例1の蛍光ランプを得た。このようにし
て得られた実施例1〜4及び比較例1の蛍光ランプにつ
いて、その発光色度点(x,y値)、初期光束(相対
値)及び平均演色指数(Ra)を測定した結果を青色発
光蛍光体の組成式、各蛍光体の混合比と共に表1に示
す。
【0023】
【表2】
【0024】表1に記載の結果からわかるように、本発
明の蛍光ランプ(実施例1〜5)は、同じユーロピウム
濃度の青色蛍光体を使用した、比較例1の蛍光ランプと
比較して、光束は同じでかつ平均演色性指数が向上して
おり、演色性がより改善された。また、実施例1〜4の
蛍光ランプは経時劣化も改善されていることが確認され
たが、特に実施例1、2及び4に使用した青色蛍光体の
蛍光ランプ点灯中の経時劣化の改善の度合いは実施例3
のものに比べ若干大であった。
【0025】(実施例5、比較例2)表2に示す青色蛍
光体を使用し、実施例1と同様の方法でFCL64T6
の色温度5000Kの3波長域発光形蛍光ランプを作製
した。このようにして得られた実施例5及び比較例2の
蛍光ランプについて、その発光色度点(x、y値)、初
期光束(相対値)及び平均演色指数(Ra)を測定した
結果を青色発光蛍光体の組成式、各蛍光体の混合比と共
に表1に示す。
【0026】
【表3】
【0027】表2に記載の結果からわかるように、実施
例5の本発明の蛍光ランプは、同じユーロピウム濃度の
青色蛍光体を使用した、比較例2の蛍光ランプと比較し
て、光束は同じでかつ平均演色性指数が向上しており、
演色性がより改善された。尚、実施例5の蛍光ランプは
比較例2の蛍光ランプに比べて経時劣化も改善されてい
ることが確認された。また、経時劣化の面で実施例3よ
り若干優れていた。
【0028】(実施例6、比較例3)表3に示す青色蛍
光体を使用し、実施例1と同様の方法でFCL64T6
の色温度5000Kの3波長域発光形蛍光ランプを作製
した。このようにして得られた実施例6及び比較例3の
蛍光ランプについて、その発光色度点(x、y値)、初
期光束(相対値)及び平均演色指数(Ra)を測定した
結果を青色発光蛍光体の組成式、各蛍光体の混合比と共
に表1に示す。
【0029】
【表4】
【0030】表3に記載の結果からわかるように、実施
例6の本発明の蛍光ランプは、同じユーロピウム濃度の
青色蛍光体を使用した、比較例3の蛍光ランプと比較し
て、光束は同じでかつ平均演色性指数が向上しており、
演色性がより改善された。尚、実施例6の蛍光ランプは
比較例3の蛍光ランプに比べて経時劣化も改善されてい
ることが確認された。また、経時劣化の点で実施例3よ
り若干優れていた。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、高演色、高効率で、か
つ経時劣化の少ない蛍光ランプを提供することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光ランプに使用する2価のユーロピ
ウム及びマンガン付活青色発光バリウムストロンチウム
マグネシウムアルミン酸塩蛍光体の粉末X線回折パター
ンを例示する図である。
【図2】従来の蛍光ランプに使用する2価のユーロピウ
ム及びマンガン付活青色発光バリウムマグネシウムアル
ミン酸塩蛍光体の粉末X線回折パターンを例示する図で
ある。
【図3】本発明の蛍光ランプに使用する2価のユーロピ
ウム及びマンガン付活青色発光バリウムストロンチウム
マグネシウムアルミン酸塩蛍光体及び従来の蛍光ランプ
に使用する2価のユーロピウム及びマンガン付活青色発
光バリウムマグネシウムアルミン酸塩蛍光体を253.
7nmの紫外線で励起したときの発光スペクトルを例示
する図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川 裕司 神奈川県小田原市成田1060番地 化成オ プトニクス株式会社小田原工場内 (72)発明者 木島 直人 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 (56)参考文献 特開 平5−214338(JP,A) 特開 平6−17049(JP,A) 特開 平4−106188(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09K 11/64 H01J 61/44

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 Ba1-x-y Srx Euy Mg
    1-z Mnz Al1017(但し、x、y及びzはそれぞれ
    0.1≦x≦0.4、0.075≦y≦0.4及び0.
    005≦z≦0.05なる条件を満たす数である)で表
    される、2価のユーロピウム及びマンガン共付活アルカ
    リ土類アルミン酸塩蛍光体を含む発光組成物からなる蛍
    光膜を有することを特徴とする3波長域発光形蛍光ラン
    プ。
  2. 【請求項2】 上記xが0.1≦x≦0.15なる範囲
    にあるとき、上記yが0.2≦y≦0.4であり、上記
    xが0.15<x≦0.4なる範囲にあるとき、上記y
    が0.075≦y≦0.4なる条件を満たす数であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の3波長域発光形蛍光ラン
    プ。
  3. 【請求項3】 上記2価のユーロピウム及びマンガン共
    付活アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体粉末にCuKα1
    特性X線を入射した際に得られる粉末X線回折パターン
    における、ミラー指数008の回折ピークの位置にミラ
    ー指数110の回折ピークと独立したピークを有さない
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の3波長域
    発光形蛍光ランプ。
  4. 【請求項4】 上記発光組成物中に3価のユーロピウム
    付活酸化イットリウム蛍光体が含まれることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の3波長
    域発光形蛍光ランプ。
  5. 【請求項5】 上記発光組成物中にテルビウム及びセリ
    ウム共付活燐酸ランタン蛍光体が含まれることを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の3波
    長域発光形蛍光ランプ。
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JPH11158465A (ja) 蛍光体およびこの蛍光体を用いた蛍光ランプ

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