JP3474925B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3474925B2
JP3474925B2 JP14159794A JP14159794A JP3474925B2 JP 3474925 B2 JP3474925 B2 JP 3474925B2 JP 14159794 A JP14159794 A JP 14159794A JP 14159794 A JP14159794 A JP 14159794A JP 3474925 B2 JP3474925 B2 JP 3474925B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原稿の画像を記録用
紙に複写可能であって、かつ、外部から供給される画像
データたとえばファクシミリ信号あるいはプリンタ画像
データなどに基づく画像を記録用紙に出力可能な画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置、例えば、ディジタル複写
装置は、原稿の画像を読取る画像読取部、読取部を介し
て読取られた画像に対応する複写像を形成する画像形成
部、及び、外部から供給される画像データを画像形成部
により画像形成可能な印字信号に変換する信号制御部な
どを含んでいる。
【0003】画像読取部は、複写対象物が載置される載
置台、この載置台に載置された原稿の画像を光の明暗情
報として画像形成部に伝達する複数のミラーおよび照明
装置などを有している。
【0004】画像形成部は、画像データに対応する静電
潜像が形成される感光体、この感光体に形成された潜像
にトナーを供給することで現像する現像装置、及び、現
像装置により形成されたトナー像を保持するために利用
される記録用紙を給送する用紙給送部などを有してい
る。
【0005】信号制御部は、画像読取部を介して読み取
られた原稿の画像情報すなわち原稿の画像データ、ファ
クリミリ回線を介して供給される画像データおよびプリ
ンタ装置を介して供給される画像データを、それぞれの
供給元ごとに、一時的に記憶する複数のページメモリ、
及び、各ページメモリに記憶された画像データを、各画
像データの供給元ごとに印字させる印字制御部を有して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この種のディジタル複
写装置では、印字制御部により選択されている印字デー
タ供給元からの画像データに基づいて1つの画像データ
に対する印字動作が実行されている場合には、他の印字
データ供給元からの画像データが1ページ分以上供給さ
れている場合であっても、印字待機状態となることが知
られている。
【0007】しかしながら、メモリ内で画像データを展
開するために必要な展開時間の差により、原稿台に載置
された原稿の画像情報を複写する速度とプリンタ装置か
ら供給される画像データを印字する速度あるいはファク
シミリ部に供給された画像データを印字する速度との間
に、大きな差が生じることが知られている。
【0008】このとき、たとえば、プリンタ装置として
利用される際の印字速度が毎分15枚で、複写装置とし
て利用される際の複写 (印字) 速度が毎分30枚である
とすれば、プリンタ装置として利用される場合には、印
字能力に余裕があるにも拘らず、おおむね1/2の時間
を待機状態として不所望に浪費させる問題がある。
【0009】このことは、プリンタ装置あるいはファク
シミリ装置として共用することにより、複写可能な処理
速度が十分に大きなディジタル複写装置の実質的な印字
能力を低下させる問題がある。この発明の目的は、複数
のデータ供給元から供給される画像データを、データの
供給元に制限されることなく印字可能な画像形成装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、像担持体を含み、この像担持
体に所定の電位を与えたのち、画像データに対応する光
を照射することにより上記像担持体に、上記画像データ
に対応する潜像を形成し、この形成された潜像に対して
現像剤を供給することにより上記画像データに対応する
現像剤像を形成し、この現像剤像を被転写材に転写する
ことにより上記用紙に画像を形成する画像形成手段と、
原稿から読み取られた画像データを記憶する第1の記憶
手段と、通信回線を経由して供給される画像データを記
憶する第2の記憶手段と、コードデータとして供給され
る画像データを記憶する第3の記憶手段と、上記第1、
第2および第3の記憶手段のそれぞれに記憶された画像
データの量が所定の量に達したことを判定する判定手段
と、この判定手段による判定結果に基づいて、上記画像
形成手段に供給されるべき画像データの供給元を、上記
第1、第2および第3の記憶手段のいづれかに指示する
指示手段と、この指定手段により指定された画像データ
の供給元からの画像データに対応する画像形成動作が上
記画像形成手段により開始された時点で、対応する画像
データ供給元から供給される画像データの全てに対する
画像形成動作が終了するまで上記判定手段の判定結果に
基づく上記データ供給元の指示を抑止させる抑止手段
と、を有する画像形成装置を提供するものである。
【0011】また、この発明像担持体を含み、この
像担持体に所定の電位を与えたのち、画像データに対応
する光を照射することにより上記像担持体に、上記画像
データに対応する潜像を形成し、この形成された潜像に
対して現像剤を供給することにより上記画像データに対
応する現像剤像を形成し、この現像剤像を被転写材に転
写することにより上記用紙に画像を形成する画像形成手
段と、原稿から読み取られた画像データを記憶する第1
の記憶手段と、通信回線を経由して供給される画像デー
タを記憶する第2の記憶手段と、コードデータとして供
給される画像データを記憶する第3の記憶手段と、上記
第1、第2および第3の記憶手段のそれぞれに記憶され
た画像データの量が所定の量に達したことを判定する判
定手段と、この判定手段による判定結果に基づいて、上
記画像形成手段に供給されるべき画像データの供給元
を、上記第1、第2および第3の記憶手段のいづれかに
指示する指示手段と、この指示手段により指示された画
像データの供給元からの画像データに対応する画像形成
動作が上記画像形成手段により開始され、対応する画像
データ供給元から供給される画像データの全てに対する
画像形成動作が終了するまで上記判定手段の判定結果に
基づく上記データ供給元の指示を抑止させる抑止手段
と、この抑止手段による上記データ供給元の指示が抑止
されていない場合に、上記判定手段による判定結果に基
づいて、上記指示手段を動作させ、上記第1、第2およ
び第3の記憶手段に記憶された画像データのいづれかを
上記画像形成手段に供給させる指示手段制御手段と、
有する画像形成装置提供するものである。
【0012】さらに、この発明原稿から読み取られ
た画像データを第1の記憶手段に記憶させ、通信回線を
経由して供給される画像データを第2の記憶手段に記憶
させ、コードデータとして供給される画像データを第3
の記憶手段に記憶させ、第1、第2および第3の記憶手
段のそれぞれに記憶された画像データの量が所定の量に
達したことを判定し、判定結果に基づいて、画像形成手
段に供給されるべき画像データの供給元を、第1、第2
および第3の記憶手段のいづれかに設定し、設定された
画像データの供給元からの画像データに基づく画像形成
動作が画像形成手段により開始された時点で、対応する
画像データ供給元から供給される画像データの全てに対
する画像形成動作が終了するまで、判定結果に基づく新
たなデータ供給元の指示を抑止させることを特徴とする
画像形成装置の制御方法を提供するものである。
【0013】
【0014】
【作用】この発明の画像形成装置は、第1の記憶手段と
この第1の記憶手段に記憶された画像データが所定の量
に達したことを報知する第1の報知手段と、第2の記憶
手段とこの第2の記憶手段に記憶された画像データが所
定の量に達したことを報知する第2の報知手段と、第3
の記憶手段とこの第3の記憶手段に記憶された画像デー
タが所定の量に達したことを報知する第3の報知手段
と、第1、第2および第3の報知手段からの報知結果に
基づいて画像形成手段に供給する画像データの供給元を
指定する指定手段とにより、画像形成手段に供給される
画像データの供給元を、それぞれの記憶手段に配置され
た報知手段からの報知結果に基づいて、画像データが所
定の量に達した順に指定できる。従って、画像形成手段
は、画像データが所定量に達したいづれかの記憶手段か
ら供給される画像データに対応する画像を、データ供給
元の画像データの量に制限されることなく、連続して形
成できる。さらに、この発明の画像形成装置は、指定手
段により指定された画像データの供給元からの画像デー
タに対応する画像形成動作が画像形成手段により開始さ
れた時点で、対応する画像データ供給元から供給される
画像データの全てに対する画像形成動作が終了するまで
判定手段の判定結果に基づく上記データ供給元の指示を
抑止させる抑止手段を含むことから、連続して画像形成
されるべき画像データが収容された記憶手段からの画像
データの画像形成動作が実行されている場合には、残り
の記憶手段からの画像データが途中で供給されることが
防止できる。
【0015】また、この発明の画像形成装置は、第1の
記憶手段とこの第1の記憶手段に記憶された画像データ
が所定の量に達したことを報知する第1の報知手段と、
第2の記憶手段とこの第2の記憶手段に記憶された画像
データが所定の量に達したことを報知する第2の報知手
段と、第3の記憶手段とこの第3の記憶手段に記憶され
た画像データが所定の量に達したことを報知する第3の
報知手段と、第1、第2および第3の報知手段からの報
知結果に基づいて画像形成手段に供給する画像データの
供給元を指定する指定手段とにより、画像形成手段に供
給される画像データの供給元を、それぞれの記憶手段に
配置された報知手段からの報知結果に基づいて、画像デ
ータが所定の量に達した順に指定できる。従って、画像
形成手段は、画像データが所定量に達したいづれかの記
憶手段から供給される画像データに対応する画像を、デ
ータ供給元の画像データの量に制限されることなく、連
続して形成できる。さらに、この発明の画像形成装置
は、指定手段により指定された画像データの供給元から
の画像データに対応する画像形成動作が画像形成手段に
より開始された時点で、対応する画像データ供給元から
供給される画像データの全てに対する画像形成動作が終
了するまで判定手段の判定結果に基づく上記データ供給
元の指示を抑止させる抑止手段を含むことから、連続し
て画像形成されるべき画像データが収容された記憶手段
からの画像データの画像形成動作が実行されている場合
には、残りの記憶手段からの画像データが途中で供給さ
れることが防止できるともに、抑止手段によりデータ供
給元の指示が抑止されていない場合に、判定手段による
判定結果に基づいて、指示手段を動作させ、第1、第2
および第3の記憶手段に記憶された画像データのいづれ
かを画像形成手段に供給することにより、画像データの
供給元からの1ページ分の画像データに対応する画像形
成動作完了毎に、優先度の高い記憶手段に記憶された画
像データの出力が可能である。
【0016】さらにまた、この発明の画像形成装置にお
いては、原稿から読み取られた画像データを第1の記憶
手段に記憶され、通信回線を経由して供給される画像デ
ータを第2の記憶手段に記憶され、コードデータとして
供給される画像データを第3の記憶手段に記憶され、第
1、第2および第3の記憶手段のそれぞれに記憶された
画像データの量が所定の量に達したことを判定し、判定
結果に基づいて、画像形成手段に供給されるべき画像デ
ータの供給元を、第1、第2および第3の記憶手段のい
づれかに設定し、設定された画像データの供給元からの
画像データに基づく画像形成動作が画像形成手段により
開始された時点で、対応する画像データ供給元から供給
される画像データの全てに対する画像形成動作が終了す
るまで、判定結果に基づく新たなデータ供給元の指示を
抑止されるので、指示手段により指示された画像データ
の供給元からの画像データに対応する画像形成動作が画
像形成手段により開始された時点で、対応する画像デー
タ供給元から供給される画像データの全てに対する画像
形成動作が終了するまで、判定結果に基づくデータ供給
元の指示が抑止されることから、連続して画像形成され
るべき画像データに基づいて画像形成動作が実行されて
いる場合に、他に記憶された画像データにより、途中で
別の画像データに対応する画像が出力されることが防止
される。
【0017】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明の実施例を説明
する。図1には、この発明の実施例が組込まれる画像形
成装置の概略断面が示されている。
【0018】画像形成装置すなわちソータ付多機能ディ
ジタル複写装置2は、原稿の画像あるいは外部から供給
された画像データに対応する画像情報を記録用紙に複写
またはプリントアウトする画像形成部すなわちディジタ
ル複写装置本体10、ディジタル複写装置本体10の後
述する原稿載置台に複写すべき原稿を給送する自動送り
装置 (ADF) 100、複写装置本体10を介して複写
された複写済用紙を所定のモードに応じて区分集積する
集積装置すなわちソータ200から構成されている。A
DF100は、原稿Dが両面原稿である場合には、第1
の面の画像が読み取られたのち、原稿Dを裏返すととも
に第2の面を再び給送できる。ソータ200は、複数の
収容部を有し、複写装置本体10を介して画像あるいは
印字データに対応するプリント出力が提供された記録用
紙を順次収容する。
【0019】複写装置本体 (以下、DPPCとする) 1
0は、原稿Dの画像情報を読み取る原稿読取り部12、
原稿読取り部12により読み取られた画像データあるい
は外部から供給される画像データに基づいて画像を形成
する画像形成部14、画像形成部14により形成された
画像を保持する記録用紙を給送する用紙供給部16、お
よび、画像形成部14により形成された画像が転写され
た用紙を所定の方向へ搬送する用紙搬送部18などを含
んでいる。
【0020】本体10の上部であって、後述するADF
100の搬送ベルトと対向される位置には、原稿読取り
部12の一部であって、複写すべき原稿Dが載置される
すなわち原稿Dを保持する原稿テーブル (原稿台) 20
が配置されている。原稿テーブル20の一端には、原稿
Dの先端位置を規定するための原稿ストッパ20aが配
置されている。なお、原稿ストッパ20aの背面すなわ
ち後述する照明ランプに対向される下面は、後述するC
CDセンサのスレショルドレベルを補正するための白色
光を発生するために、所定の白さ (明るさ) に規定され
た白色に形成されている。
【0021】原稿テーブル20の近傍、かつ、装置2の
前方には、後述する操作パネルが配置されている (図2
参照) 。原稿テーブル20の下方には、原稿テーブル2
0に対して概ね平行に、且つ、移動可能に配置され、原
稿Dに記載されている情報を光学的に読出す第一キャリ
ッジ30、第一キャリッジ30に従動し、キャリッジ3
0によって読出された情報を後述する情報記録媒体に伝
達させる第二キャリッジ40を含んでいる。
【0022】第一キャリッジ30には、原稿Dを照明す
る照明ランプ32、照明ランプ32からの光を原稿Dに
集光させ、照明効率を増大させるリフレクタ34、およ
び、原稿Dからの反射光を第二キャリッジ40へ向かっ
て反射させる第1ミラー36が配置されている。
【0023】第二キャリッジ40には、第1ミラー36
から反射された反射光を90°折返す第2ミラー42、
および、第2ミラー42を介して折返された原稿Dから
の反射光をさらに90°折返す第3ミラー44が配置さ
れている。
【0024】第一キャリッジ30の下方であって、第二
キャリッジ40の上記第3ミラー44の光軸を含む面内
には、原稿Dからの反射光に対して集束性を与える結像
レンズ46、および、上記原稿Dからの反射光を所定の
スレショルドレベルで光電変換するCCDセンサ48が
配置されている。
【0025】画像形成ユニット14は、本体10の概ね
中央に配置された像担持体としてのドラム状感光体50
を含んでいる。感光体50の周囲には、感光体50に所
定の表面電位を与える帯電装置52、帯電装置52によ
り所定の電位に帯電された感光体50に、画像データに
対応する潜像を露光するレーザ露光装置53、レーザ露
光装置53により感光体50に形成された潜像に図示し
ないトナーを供給することで潜像を現像する現像装置5
4、現像された潜像すなわちトナー像を後述するカセッ
トから供給される被転写材たとえば複写用紙Pに対して
転写させる転写装置56、および、感光体50に残され
たトナーを取除くとともに、感光体50に残った電荷を
除去するクリーニング装置58などが配置されている。
【0026】帯電装置52は、コロナ放電により感光体
50の表面の所定の表面電位を提供するコロナワイヤお
よびシールドケースにより形成されている。現像装置5
4は、感光体50に向かってトナーを搬送する現像ロー
ラ54aと現像ローラ54aを所定の速度で回転させる
現像モータ54bを含んでいる。
【0027】画像形成ユニット14の右側には、画像形
成ユニット14を介して形成された画像を保持する記録
用紙Pを収容する用紙カセット62aおよび62b、及
び、用紙カセット62aおよび62bと感光体50との
間に配置され、カセット62aから供給される用紙Pを
感光体50に向かって導く給紙ローラ64aおよび給紙
ガイド66a、及び、カセット62bから供給される用
紙Pを感光体50に向かって導く給紙ローラ対64bお
よび給紙ガイド66bが配置されている。
【0028】給紙ガイド66aおよび66bと感光体5
0との間には、それぞれのカセット62aおよび62b
から給送される用紙Pを一時停止させることで用紙Pの
傾きを補正するとともに、感光体50の表面に形成さ
れ、感光体50の回転とともに転写装置56に向かって
搬送される画像すなわちトナー像と用紙Pとの先端位置
を整合させるレジストローラ68が配置されている。
【0029】画像形成ユニット14の左側には、分離装
置56a (転写装置56と一体に形成されている) を介
して感光体50から分離された用紙Pに、用紙Pに転写
されている画像を定着させる定着装置70、定着装置7
0と分離装置56との間に配置され、感光体50から分
離された用紙Pを定着装置70に向かって送出する搬送
装置76、および、定着装置70を介して画像が定着さ
れた用紙Pを本体10の外部へ給送する排紙ローラ78
などが配置されている。
【0030】定着装置70は、ヒータランプ72aを内
部に有するヒートローラ72とヒートローラ72を加圧
する加圧ローラ74とにより形成されている。排出ロー
ラ78と定着装置70との間には、用紙Pが搬送される
方向を選択的に変更できる分岐ゲート80、分岐ゲート
80に接続され、片面に既に情報が複写された用紙Pを
後述する格納領域82へ導く反転ガイド81、および、
用紙Pの方向を反転するために用紙Pが退避される格納
領域82を含んでいる。
【0031】格納領域82には、格納領域82に取込ま
れた用紙Pを逆向きに引出す反転ローラ85、格納領域
82に取込まれている用紙Pが引出される際に、レジス
トローラ68へ向かわせる切換えゲート83が配置され
ている。なお、格納領域82は、複写可能な用紙Pであ
って最大の長さを有する用紙Pを収容できる長さを有し
ている。また、切換えゲート83には、反転ガイド81
から導かれた複写済み用紙Pを、多重複写のためにその
ままリバースガイド86へ向かわせるバイパス84が形
成されている。なお、リバースガイド86には、用紙P
をレジストローラ68へ向かって送り出す複数の搬送ロ
ーラ87が組み込まれている。
【0032】一方、切換えゲート83には、用紙Pを再
びレジストローラ68へ導くリバースガイド86、およ
び、リバースガイド86とレジストローラ68との間に
配置され、複写済み用紙Pを、再び、転写装置56と感
光体50との間の転写領域へ導く両面給紙ガイド88が
配置されている。なお、分岐ゲート80からDPPC2
の外部へ排出される用紙Pは、排出ガイド89を介し
て、後述するソータ200に排出される。
【0033】図2には、図1に示されているディジタル
複写装置の上部前面に配置される操作パネルが示されて
いる。操作パネル90は、ディジタル複写装置2により
複写あるいはプリントアウトされる画像を作成するため
の条件、たとえば、複写枚数、複写倍率あるいは複写す
べき画像データが供給される供給元を指定するための複
数の入力キーおよび装置2の動作状態を表示するパネル
を有している。
【0034】たとえば、操作パネル90の中央右よりに
は、0〜9までの数字を入力可能であって、複写枚数あ
るいは複写倍率を入力するための数字キー92 (92a
〜92j) 、入力されている全てのを条件をクリアする
とともに、現在の動作を中断させるオールクリアキー9
4a、複写動作あるいはプリントアウトの本体2側での
スタートのための動作開始信号を出力するプリントキー
94bおよび数字キー92を介して入力された条件を
“0”に戻すためのクリアキー94cなどが配置されて
いる。
【0035】操作パネル90のおおむね中央には、原稿
Dのサイズと記録用紙のサイズを入力することにより複
写倍率を自動的に設定する自動倍率モードのための原稿
サイズ入力キー96a、記録用紙サイズ入力キー96
b、複写倍率を任意に設定するための倍率入力キー96
cおよび複写された画像あるいはプリントアウトされた
画像の濃淡を変更するためのデータを入力するための濃
度調整キー96dなどが配置されている。
【0036】操作パネル90のおおむね中央にはまた、
ソータ付ディジタル複写装置2の動作を示すLEDパネ
ル98a、複写装置2の操作方法の説明あるいはトナー
または用紙の補給タイミングを表示するLCDパネル9
8b、後述するさまざまな印字データ供給元から供給さ
れる印字データに対応する印字 (複写) 動作を特定のデ
ータ供給元からのデータに特定するための優先モードロ
ックキー96e、および、優先モードロックキー96e
がオンされていることおよび優先モードが設定されてい
る印字データ供給元を表示するための表示ランプ (LE
D) 98c〜98fが配置されている。
【0037】ADF100は、給送すべき原稿Dが載置
される読取り原稿トレイ120、原稿トレイ120に載
置された原稿Dを1枚ずつ取出す原稿取出し部130、
原稿取出し部130を介して取出された原稿Dを、原稿
読取部12の所定の位置即ち原稿テーブル20上であっ
て、原稿ストッパ20aに原稿の一端部が接触される位
置に給送する原稿搬送部140、および、読取られた原
稿Dが排出される原稿排出部150を含んでいる。
【0038】ADF100は、本体10の上方後端部
に、図示しない固定機構により、原稿テーブル20に対
し開閉自在に固定されている。原稿トレイ (原稿受入手
段) 120は、緩やかなスロープを有し、たとえば、5
0枚程度の原稿Dが載置可能に形成されたトレイ本体1
22、トレイ本体122に載置された原稿Dの重さによ
ってトレイ本体122が撓むことのないようトレイ本体
122を支える補助脚124から構成される。
【0039】トレイ本体122には、トレイ本体122
上を移動可能であって、原稿Dが載置される位置を示す
とともに、複数枚積層された原稿Dがずれることを防止
する原稿ガイド126が配置されている。なお、トレイ
本体122は、後述する原稿搬送部および駆動部を覆う
本体カバー128上に配置される。
【0040】原稿取出し部 (原稿取出手段) 130は、
原稿トレイ120のトレイ本体122に載置された原稿
Dの端部を揃えるシャッタ131、トレイ本体122か
ら給送される原稿Dを原稿読取部12の端部に導く原稿
給送路132、シャッタ131の近傍に配置され、トレ
イ本体122に載置された原稿Dを取出すピックアップ
ローラ133、ピックアップローラ133に対して接近
/退避可能に可能に形成され、原稿Dが載置された場合
に、原稿をピックアップローラ133に向かって押付け
るウエイト134、および、トレイ本体122に原稿D
が載置されたことを検知するエンプテイセンサ135な
どを含んでいる。
【0041】ピックアップローラ133の下流側、か
つ、原稿給送路132の入口部には、ピックアップロー
ラ133を介して取出された原稿Dを1枚に制限する捌
きローラ136、捌きローラ136に原稿Dを圧接させ
る捌きパット136aが配置されている。捌きパット1
36aは、ローラ136と反対の側に配置されたバネ1
36bを介してローラ136に押付けられる。
【0042】原稿給送路132の下流部には、原稿Dの
傾きを修正するとともに、供給タイミングを整合するた
めの一対のアライニングローラ137が配置されてい
る。アライニングローラ137の上流側であって、アラ
イニングローラ137の直前には、原稿Dの有無を検知
してアライニングローラ137を動作させるタイミング
を規定するアライニングセンサ137aが配置されてい
る。
【0043】原稿取出し部130には、さらに、搬送ベ
ルトなどの回転部分に利用者が手をふれることのないよ
うカバーするカバー139を介して覆われている。ま
た、カバー139は、原稿づまりなどの障害を除去する
ために開放可能に形成されている。このため、カバー1
39が開放された場合に、後述する駆動部が付勢される
ことのないよう、カバー139が開放されたことを検知
するカバースイッチ139aが開口部の近傍に配置され
ている。
【0044】原稿搬送部 (原稿搬送手段) 140は、原
稿読取部12の原稿テーブルの上面を覆うとともに、原
稿取出し部130から給送される原稿Dを原稿読取部1
2の原稿テーブル20に沿って搬送する搬送ベルト14
1を有している。原稿搬送部140は、既に説明した本
体カバー128を介して利用者が手を触れることのない
よう覆われている。
【0045】搬送ベルト141は、外表面が白色で、環
状に形成された継ぎ目のない幅広ベルトであって、原稿
搬送部140に隣接する端部を支持する第1のベルトロ
ーラ142および他の端部を支持する第2のベルトロー
ラ143にかけ渡され、後述する駆動モータを介して、
正逆両方向に回転される。搬送ベルト141の内周部に
は、ベルト表面を原稿読取部12の原稿テーブル20に
密着させるための複数のベルト押えローラ144‥‥‥
が配置されている。
【0046】原稿排出部 (原稿排出手段) 150は、原
稿搬送部140を介して原稿読取部12の原稿テーブル
20上に載置されたのち読取部12により画像情報が読
み取られた原稿Dがストックされる排出原稿トレイ15
1、排出原稿トレイ151に向かって原稿Dをガイドす
る原稿排出路152、および、原稿排出路152と後述
する駆動部を覆うカバー153を有している。
【0047】原稿排出路152は、既に画像情報が読み
取られた原稿Dを原稿搬送部140から遠のく方向に推
進させる搬送ローラ154、搬送ローラ154の外周面
に原稿Dを密着させる複数のピンチローラ155、及
び、排出原稿トレイ151に向かって送出される原稿D
の後端を検出することにより、原稿Dが排出され、ある
いは、後述する反転原稿通路へ送出されたことを検知す
る反転排出センサ156を含んでいる。
【0048】搬送ローラ154の下流側には、原稿Dを
排出原稿トレイ151に向かってさらに推進させる排紙
ローラ157、および、排紙ローラ157に原稿Dを密
着させるバネ157aが配置されている。
【0049】搬送ローラ154と排紙ローラ157との
間には、搬送ローラ154の回転に伴なって表裏が反転
された原稿Dを、再び、搬送ベルト141に向かって進
行させ、あるいは、排出原稿トレイ151に向かって推
進するためのフラッパ158が配置されている。フラッ
パ158を介して搬送ベルト141に向かわせられた原
稿Dが進行する方向には、上記表裏が反転された原稿D
を搬送ベルト141と原稿読取部12の原稿テーブルと
の間に進入させるための原稿反転通路159が配置され
ている。
【0050】ソータ200は、DPPC10の排出ガイ
ド89に対向され、複写済用紙を取り込む用紙取り込み
口202、取り込み口202を介して搬入された複写済
用紙を付勢するための対をなす搬送ロ−ラ204、搬送
ロ−ラ204を介して供給される複写済用紙を収容する
ビンユニット206、及び、ビンユニット206を搬送
ロ−ラ204に対して相対的に移動 (上下動) させる昇
降モータ208などを含んでいる。
【0051】ビンユニット206は、搬送ロ−ラ204
を介して複写装置本体10から供給される複写済用紙を
順次収容する複数 (この実施例では、10とする) の用
紙トレイすなわちビン210a,210b‥‥‥210
j、最上部のビン210aの上部に位置され、非区分集
積時すなわちノンソートモードにおいて全ての複写済用
紙を収容する排出トレイ212、及び、最下部のビン2
10jの下方に位置され、複写済用紙の部数がソータ2
00のビンユニット206に収容しきれない場合すなわ
ち複写部数が11を越える場合に、連続して配置されて
いる第2のソータ 300に複写済用紙を転送する用紙転
送装置214などを含んでいる。なお、それぞれのビン
210a,210b‥‥‥210jは、例えば、50枚
の複写済用紙を、また、排出トレイ212は、例えば、
250枚の複写済用紙を収容可能に形成されている。ま
た、それぞれのビン210a,210b‥‥‥210j
に対向する位置 (個々のビンに配置することも可能であ
る) には、それぞれのビン210a,210b‥‥‥2
10jに供給される用紙が通過されたことを検知する用
紙センサ216a,216b‥‥‥216j、及び、排
出トレイ212および用紙転送装置214のそれぞれに
関し、同様に複写済用紙が通過されたことを検知するJ
AMセンサ218および220が配置されている。
【0052】昇降モータ208とビンユニット206と
の間には、ビンユニット206に対してモータ208の
回転力を伝達し、ビンユニット206を取り込み口20
4に対して相対的に移動させるための駆動ベルト22
2、及び、駆動ベルト222を回転可能に支持するプー
リ224a〜224dが配置されている。
【0053】プーリ224dの近傍であって、ビンユニ
ット206が上昇可能な最高位置には、ビンユニット2
06が最高位置まで上昇されたことを検出する位置セン
サ226が配置されている。この位置センサ226は、
ビンユニット206の到達を光学的に検知するものであ
っても良いし、また、アクチュエータなどをビンユニッ
ト206が押し上げることによって到達を検知するもの
であっても良い。
【0054】取り込み口204とビンユニット206と
の間には、DPPC10の排出ロ−ラ78から送出さ
れ、排出ガイド89を介して搬送された用紙Pがビンユ
ニット206のいづれかのビン210a,210b‥‥
‥210jまたは排出トレイ212に収容されるまでの
間に用紙づまり (JAM) となることを検知する搬送セ
ンサ228が配置されている。
【0055】図3には、ディジタル複写装置本体、AD
Fおよびソータの動作を制御するための制御回路の概略
ブロック図が示されている。図3によれば、ソータ付デ
ィジタル複写装置は、主制御回路としての主CPU(セ
ントラル・プロセッシング・ユニット) 302を有して
いる。
【0056】主CPU302には、DPPC10のイニ
シャル動作のためのデータなどが記憶されているROM
(リード・オンリ・メモリ) 304、操作パネル90か
ら入力される複写倍率および複写枚数などのデータある
いは入力されている動作条件などが一時的に記憶される
RAM (ランダム・アクセス・メモリ) 306、DPP
C10の動作に関する初期設定データおよび経時データ
たとえば1つの感光体50が利用されている総複写 (プ
リント) 枚数、あるいは、ソータ200のビン210a
〜210jへの印字データ供給元に対応する割り当てな
どが記憶されるNVM (不揮発性メモリ) 308などが
接続されている。
【0057】主CPU302にはまた、操作パネル90
から入力されるデータを主CPU302に供給するとと
もに、操作パネル90のLED98a,98c,98
d,98eおよび98fを点灯させるとともに、LCD
98bに所定の表示を表示させるための操作部制御部3
10、後述する第1のページメモリへの画像データの記
憶および第1のページメモリからの画像データの出力を
制御する第1のページメモリ制御部312、後述する第
2のページメモリへの画像データの記憶および第2のペ
ージメモリからの画像データの出力を制御する第2のペ
ージメモリ制御部314および後述する第3のページメ
モリへの画像データの記憶および第3のページメモリか
らの画像データの出力を制御する第3のページメモリ制
御部316が接続されている。なお、主CPU302に
はさらに、ADF100を制御するADFCPU318
およびソータ200を制御するソータCPU320も接
続されている。
【0058】第1のページメモリ制御部312には、画
像読取り部12により読み取られた画像データすなわち
コピー画像を画像形成部14により画像形成するために
一時的に記憶する第1のページメモリ322が接続され
ている。第1のページメモリ322への画像データの記
憶および画像形成部14への第1のページメモリ322
からの画像データの出力は、第1のページメモリ制御部
312により制御される。
【0059】第2のページメモリ制御部314には、外
部装置としてのファクシミリ装置から供給される画像デ
ータを画像形成部14により画像形成するために一時的
に記憶する第2のページメモリ324が接続されてい
る。第2のページメモリ324への画像データの記憶お
よび画像形成部14への第2のページメモリ324から
の画像データの出力は、第2のページメモリ制御部31
4により制御される。なお、第2のページメモリ324
に記憶される画像データは、ファクシミリファイルバッ
ファ326を介して、図示しないファクシミリ装置から
供給される。ファクシミリファイルバッファ326と第
2のページメモリ324との間には、ファクシミリ回線
を伝送されるために圧縮されている画像信号をページメ
モリ324の記憶条件に適合させる変換装置すなわちC
ODEC (圧縮/伸長回路) 328が配置されている。
また、ファクシミリファイルバッファ326とファクシ
ミリ回線は、モデム330を介して接続されている。
【0060】第3のページメモリ制御部316には、外
部装置としての図示しないホストコンンピュータから供
給される画像データを画像形成部14により画像形成す
るために一時的に記憶する第3のページメモリ332が
接続されている。なお、第3のページメモリ332への
画像データの記憶および画像形成部14への第3のペー
ジメモリ332からの画像データの出力は、第3のペー
ジメモリ制御部316により制御される。また、ホスト
コンンピュータからの画像データは、プリンタコントロ
ーラ334を介して供給される。
【0061】なお、第1のページメモリ322、第2の
ページメモリ324および第3のページメモリ332、
及び、画像形成部14の露光装置53を画像データに対
応するレーザ駆動信号で付勢するための記録信号を発生
するレーザ制御部336は、画像データバス340によ
り相互に接続されている。
【0062】主CPU302にはさらに、感光体50を
回転させる図示しない主モータ、現像装置54の現像ロ
ーラ54aを回転させる現像モータ54b、画像読取部
12の第1および第2のキャリッジ30および40を原
稿テーブル20に沿って移動させる図示しない走査モー
タ、及び、DPPC本体10内に配置されている多くの
モータを回転させる図示しないモータ駆動回路が接続さ
れている。
【0063】CPU210にはまた、帯電装置52およ
び転写装置56に高圧電圧を供給する図示しない高電圧
発生回路、照明ランプ32およびヒータランプ72aな
どを点灯させる図示しないランプレギュレータが接続さ
れている。
【0064】CPU210にはさらに、本体10内の分
岐ゲート80、切換えゲート83およびレジストローラ
68などをオン/オフさせる図示しないソレノイド、及
び、図示しないクラッチなどを付勢する図示しないメカ
ニカルコントローラも接続されている。
【0065】次に、図3を参照して、画像データの流れ
を説明する。複写動作すなわち原稿テーブル20に載置
された原稿Dの画像情報を複写する場合には、第1キャ
リッジ30および第2キャリッジ40を介してCCDセ
ンサ48に導かれ、CCDセンサ48により原稿Dの画
像情報の有無に対応する電気信号 (アナログ信号) に変
換される。CCDセンサ48によりアナログ信号に変換
された画像データは、図示しないA/Dコンバータおよ
びスレショルド補正回路により原稿ストッパ20aの背
面の白色部を基準とした2値信号に変換され、第1のペ
ージメモリ322に記憶される。
【0066】第1のページメモリ322に記憶された画
像データが1ページ分に達した時点で、1ページの画像
が印字可能であることが第1のページメモリ制御部31
2を介して主CPU302に報知される。第1のページ
メモリ322に満たされた画像データは、主CPU30
2の制御による第1のページメモリ制御部312からの
読みだし命令に基づいてレーザ制御部336に供給さ
れ、レーザ制御部336により露光装置53から出射さ
れるレーザビームの強度を画像データに対応して連続的
に変化させる。
【0067】露光装置53により出射されたレーザビー
ムに基づいて、画像形成部14の予め所定の電位に帯電
された感光体50に、原稿Dに記載されている画像に対
応する潜像が形成される。
【0068】なお、主CPU302の制御により、CC
Dセンサ48に供給された画像データが直接レーザ制御
部336に供給されてもよい。図示しないファクシミリ
装置から画像データが供給される場合には、モデム33
0を介してファクシミリ回線から受信された圧縮データ
は、ファクシミリファイルバッファ326に、一旦記憶
される。
【0069】ファクシミリファイルバッファ326に記
憶された画像データは、主CPU302の制御により、
CODEC328に供給され、ファクシミリ伝送時に掛
けられた圧縮が解除すなわち元の画像データに伸長され
て、第2のページメモリ324に導かれる。第2のペー
ジメモリ324に記憶された画像データが1ページ分に
達した時点で、1ページの画像が印字可能であることが
第1のページメモリ制御部314を介して主CPU30
2に報知される。第2のページメモリ324に満たされ
た画像データは、主CPU302の制御による第2のペ
ージメモリ制御部314からの読みだし命令に基づいて
レーザ制御部336に供給され、レーザ制御部336に
より露光装置53から出射されるレーザビームの強度を
画像データに対応して連続的に変化させる。
【0070】以下、複写動作と同様にして、露光装置5
3により出射されたレーザビームにより、感光体50に
伝送された画像データに対応する潜像が形成される。図
示しないホストコンピュータから画像データ (コードデ
ータ) が供給される場合には、プリンタコントローラ3
34を介して供給された画像 (印字) データは、第3の
ページメモリ332に、一旦記憶される。
【0071】第3のページメモリ332に記憶された画
像データが1ページ分に達した時点で、1ページの画像
が印字可能であることが第3のページメモリ制御部31
6を介して主CPU302に報知される。第3のページ
メモリ332に満たされた画像データは、主CPU30
2の制御による第3のページメモリ制御部316からの
読みだし命令に基づいてレーザ制御部336に供給さ
れ、レーザ制御部336により露光装置53から出射さ
れるレーザビームの強度を画像データに対応して連続的
に変化させる。
【0072】以下、複写動作と同様にして、露光装置5
3により出射されたレーザビームにより、感光体50
に、印字データに対応する潜像が形成される。次に、こ
の発明のソータ付複写装置2の動作の特徴を説明する。
【0073】ソータ付複写装置2の図示しない電源スイ
ッチが操作されることで、DPPC10がウオームアッ
プされて、待機 (複写可能) 状態が規定される。すなわ
ち、CPU302の制御により図示しないモータ駆動回
路を介して図示しない主モータおよび現像モータ54b
が付勢され、感光体50および現像装置54の現像ロー
タ54bが回転される。同時に、図示しない高圧電圧発
生回路および除電装置駆動回路を介して、帯電装置5
2、転写装置56および除電装置58が付勢されて、感
光体50がエージングされる。この待機状態において、
操作パネル90により、複写枚数および複写倍率、ソー
タによる区分集積モード、例えば、複写済用紙Pを原稿
のページ順に仕分けて収容するソートモード、複写済用
紙Pを原稿のページごとにまとめて収容するグループモ
ードなどが設定される。
【0074】ADF100の原稿トレイ120に原稿D
が載置されたのち操作パネル90のプリントキー94b
がオンされることで、帯電装置52により感光体50に
所定の電荷が供給され、感光体50が所定の電位に帯電
される。
【0075】この状態で、照明ランプ32が点灯され、
第1および第2のキャリッジ30および40が原稿テー
ブル20と平行に移動されて、感光体50に原稿Dの画
像に対応する静電潜像が形成される。
【0076】第1および第2のキャリッジ30および4
0の移動と平行して、操作パネル90を介して入力され
た複写倍率あるいは用紙選択キー96bを介して予め選
択されている用紙カセット26aおよび26b給送され
た1枚の用紙Pがタイミングローラ68まで搬送され
る。
【0077】一方、静電潜像は、感光体50の回転に伴
って現像装置54と感光体50とが接触される現像位置
まで搬送され、現像装置54を介して図示しないトナー
が供給されることでトナー像に変換される (すなわち、
現像される) 。
【0078】このトナー像は、感光体50の回転に伴っ
て搬送され、タイミングローラ68で停止されている用
紙Pの先端とトナー像の先端とが整合された状態でタイ
ミングローラ68から開放された用紙Pとともに、転写
装置56と感光体50との間の転写領域に搬送されて、
転写装置56を介してが用紙Pに転写される。なお、ト
ナー像が転写された感光体50は、クリーニング装置5
8を介して感光体50上に残ったトナーが除去されたの
ち、感光体50に残った電荷の分布が消去されて、次の
潜像形成に利用される。
【0079】トナー像が転写された用紙Pは、搬送ベル
ト76を介して定着装置70の加熱ローラ72と加圧ロ
ーラ74の間に搬送される。従って、加熱ローラ72か
らの熱とローラ間の圧力により、トナー像が用紙Pに定
着される。
【0080】トナー像が定着された用紙Pは、排出ロー
ラ78および排出ガイド89を介して、ソータ200へ
向かって排出される。この一連の動作は、操作パネルを
介して入力された複写部数に応じて、順次、所定回数、
繰り返される。また、ADF100の原稿トレイ120
に載置された全ての原稿Dについて、順に、繰り返され
る。
【0081】排出ローラ78を介してDPPC10から
排出された複写済用紙Pは、操作パネルを介して入力さ
れているソートモード (ソート、グループまたは非ソー
ト)に応じて、ソータ200のそれぞれのビン210
a,210b‥‥‥210あるいは排出トレイ212に
収容される。
【0082】ところで、原稿テーブル20に供給された
原稿Dの画像情報を複写している間に、モデム330あ
るいはプリンタコントローラ334のいづれか、あるい
は、双方に、図示しないファクシミリ装置からの画像デ
ータ (伝送データ) あるいはホストコンピュータからの
印字データ (コードデータ) が供給されると、第2およ
び第3のページメモリ324または332から出力され
る画像データが1ページ分に達したか否かがチェックさ
れる。すなわち、主CPU302により、第2および第
3のページメモリ制御部314および316のいづれか
から、対応するページメモリが1ページ分の画像データ
で満たされたことの報知の有無が、CCDセンサ48か
ら第1のページメモリ322に供給されている間じゅ
う、所定のタイミングでチェックされる。
【0083】ここで、たとえば、ADF100により給
送されている原稿Dが原稿テーブル20上で交換されて
いるあいだに、第3のページメモリ332に、1ページ
分の画像データが満たされた場合には、CCDセンサ4
8から第1のページメモリ322に供給される原稿Dの
画像データは、第1のページメモリ322で一時的に保
存され、第3のページメモリ制御部316からの報知に
基づいて、第3のページメモリ332に満たされた (ホ
ストコンピュータからの) 印字データがレーザ制御部3
36に供給される。この場合、第3のページメモリ33
2からの印字データは、複写動作に利用されている用紙
サイズに拘らず、ホストコンピュータにより選択された
用紙カセット26aまたは26bのいづれかから供給さ
れる用紙に印字されることはいうまでもない。また、第
3のページメモリ332からの印字データが印字された
用紙は、ソータ200の所定のビンまたは排出トレイあ
るいは主CPU302により指定される複写動作に利用
されていない空のビンに排出される。なお、ファクシミ
リ装置からの画像データが受信された場合も同様であ
る。また、操作パネル90のモードロックキー96eが
オンされている場合には、読取り部12から供給される
原稿Dの画像の複写が優先される。
【0084】詳細には、図4から明らかなように、待機
状態において、第1のページメモリ制御部312から印
字要求があるか否かすなわちCCDセンサ48からの画
像データが供給される第1のページメモリ322から、
メモリ322に記憶された画像データが1ページ分に達
したことが第1のページメモリ制御部312に報知され
たか否かが判定される (STP1) 。
【0085】STP1において、第1のページメモリ制
御部312からの印字要求が存在しない場合には (ST
P1−No) 、第2のページメモリ制御部314から印
字要求があるか否かすなわちファクシミリ装置からの画
像データが供給される第2のページメモリ324から、
メモリ324に記憶された画像データが1ページ分に達
したことが第2のページメモリ制御部314に報知され
たか否かが判定される(STP11) 。
【0086】STP11において、第2のページメモリ制
御部314からの印字要求が存在しない場合には (ST
P11−No) 、第3のページメモリ制御部316から印
字要求があるか否かすなわちホストコンピュータからの
画像データが供給される第3のページメモリ332か
ら、メモリ332に記憶された画像データが1ページ分
に達したことが第3のページメモリ制御部316に報知
されたか否かが判定される (STP21) 。
【0087】STP1において、第1のページメモリ制
御部312からの印字要求が存在することがチェックさ
れた場合には (STP1−Yes) 、主CPU302の制
御により第1のページメモリ322内の画像データを画
像データバス340に供給するよう設定される (STP
2) 。
【0088】続いて、画像形成部14に、プリント要求
が出力され、第1のページメモリ322内の画像データ
が画像データバス340を介してレーザ制御部336に
供給され、露光装置53により、メモリ322に記憶さ
れている画像データすなわちCCDセンサ48からの画
像データが感光体50に露光される (STP3) 。
【0089】こののち、第1のページメモリ322に記
憶された1ページ分の画像データの印字が終了したか否
かすなわち1ページ分の画像データの全てが露光された
か否かがチェックされ (STP4) 、1ページ分の画像
データが全て露光された時点で (STP4−Yes) 、操
作パネル90のモードロックキー96eがオンされてい
るか否かがチェックされる (STP5) 。
【0090】STP5において、モードロックキー96
eがオンされていることが確認された場合には (STP
5−Yes) 、再び、STP1に戻され、第1のページメ
モリ制御部312から印字要求があるか否かチェックさ
れる。従って、第1のページメモリ制御部312から、
引く続く印字要求がある場合には、CCDセンサ48か
らの画像データすなわち原稿Dの画像が連続して出力さ
れる。
【0091】STP5において、モードロックキー96
eがオンされていない場合ことが確認された場合には
(STP5−No) 、第2のページメモリ制御部314
から印字要求があるか否かすなわちSTP11が実行され
る。
【0092】STP11では、第2のページメモリ324
から、メモリ324に記憶された画像データが1ページ
分に達したことが第2のページメモリ制御部314に報
知されたか否かが再びチェックされ、第2のページメモ
リ制御部314からの印字要求が存在しない場合には
(STP11−No) 、続いて、第3のページメモリ制御
部316から印字要求があるか否かが判定される (ST
P21) 。
【0093】STP11において、第2のページメモリ制
御部314からの印字要求が存在することチェックされ
た場合には (STP11−Yes) 、主CPU302の制御
により第2のページメモリ324内の画像データを画像
データバス340に供給するよう設定される (STP1
2) 。
【0094】続いて、画像形成部14に、プリント要求
が出力され、第2のページメモリ324内の画像データ
が画像データバス340を介してレーザ制御部336に
供給され、露光装置53により、メモリ324に記憶さ
れている画像データすなわちファクシミリ装置からの画
像データが感光体50に露光される (STP13) 。
【0095】こののち、第2のページメモリ324に記
憶された1ページ分の画像データの印字が終了したか否
かすなわち1ページ分の画像データの全てが露光された
か否かがチェックされ (STP14) 、1ページ分の画像
データが全て露光された時点で (STP14−Yes) 、操
作パネル90のモードロックキー96eがオンされてい
るか否かがチェックされる (STP15) 。
【0096】STP15において、モードロックキー96
eがオンされていることが確認された場合には (STP
15−Yes) 、再び、STP11に戻され、第2のページメ
モリ制御部314から印字要求があるか否かチェックさ
れる。従って、第2のページメモリ制御部314から、
引く続く印字要求がある場合には、ファクシミリからの
画像データが原稿Dの画像の複写よりも優先して出力さ
れる。
【0097】STP15において、モードロックキー96
eがオンされていない場合ことが確認された場合には
(STP15−No) 、第3のページメモリ制御部316
から印字要求があるか否かすなわちSTP21が実行され
る。
【0098】STP21では、第3のページメモリ332
から、メモリ332に記憶された画像データが1ページ
分に達したことが第3のページメモリ制御部316に報
知されたか否かが再びチェックされ、第3のページメモ
リ制御部316からの印字要求が存在しない場合には
(STP21−No) 、第1のページメモリ制御部312
から印字要求があるか否かがチェックされる。
【0099】STP21において、第3のページメモリ制
御部316からの印字要求が存在することチェックされ
た場合には (STP21−Yes) 、主CPU302の制御
により第3のページメモリ332内の画像データを画像
データバス340に供給するよう設定される (STP2
2) 。
【0100】続いて、画像形成部14に、プリント要求
が出力され、第3のページメモリ332内の画像データ
が画像データバス340を介してレーザ制御部336に
供給され、露光装置53により、メモリ332に記憶さ
れている画像データすなわちホストコンピュータからの
画像データが感光体50に露光される (STP23) 。
【0101】こののち、第3のページメモリ332に記
憶された1ページ分の画像データの印字が終了したか否
かすなわち1ページ分の画像データの全てが露光された
か否かがチェックされ (STP24) 、1ページ分の画像
データが全て露光された時点で (STP24−Yes) 、操
作パネル90のモードロックキー96eがオンされてい
るか否かがチェックされる (STP25) 。
【0102】STP25において、モードロックキー96
eがオンされていることが確認された場合には (STP
25−Yes) 、再び、STP21に戻され、第3のページメ
モリ制御部316から印字要求があるか否かチェックさ
れる。従って、第3のページメモリ制御部316から、
引く続く印字要求がある場合には、ホストコンピュータ
からの印字データが原稿Dの画像の複写あるいはファク
シミリ装置からの画像データの出力に優先して出力され
る。
【0103】STP25において、モードロックキー96
eがオンされていない場合ことが確認された場合には
(STP25−No) 、第1のページメモリ制御部312
から印字要求があるか否かすなわち原稿Dの画像を複写
可能な状態に戻される。
【0104】なお、ソータ200は、排出トレイ212
と第1ないし第10のビン210aないし210jを有
することから、操作パネル90からの操作 (入力) によ
り、複写動作中にファクシミリ装置からの画像が伝送さ
れた場合あるいはホストコンピュータからの印字が割り
込まれた場合に、それぞれの画像データに対応してプリ
ントアウトされる用紙Pを独立に収容可能である。この
場合、設定された用紙収容位置は、主CPU302を介
してNVM308に記憶される。
【0105】たとえば、操作パネル90の数字キー92
の「0」と「5」を同時にオンすることにより複写装置
2をサービスモードに設定したのち、所定のサービスコ
ードに従って、複写により出力されている用紙が排出ト
レイ212に排出される場合には、ファクシミリ装置か
らの画像データに基づくプリントアウトを第1のビン2
10aに、また、ホストコンピュータからの印字データ
に基づくプリントアウトを第10のビン210jに排出
させることができる。なお、原稿Dの画像が複写された
用紙が第1ないし第10のビンのいづれかに収容される
場合すなわち複写部数が「2」以上の場合には、一例と
しては、ファクシミリ装置からの画像データに基づくプ
リントアウトおよびホストコンピュータからの印字デー
タに基づくプリントアウトの双方が排出トレイ212に
案内される。
【0106】また、複写部数が「2」以上の場合であっ
て、ファクシミリ装置とホストコンピュータの双方から
も印字出力がある場合には、いづれかのグループの用紙
を用紙反転部に一時的に収容することで、全てのプリン
ト出力が混入することなく保持される。
【0107】さらに、たとえば、ファクシミリ装置から
の画像データに基づくプリントアウトおよびホストコン
ピュータからの印字データに基づくプリントアウトが同
時に出力される場合には、用紙反転部82を介して用紙
の表裏を反転させたのち排出させることで、出力された
用紙のページ順が整えられる。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のディジ
タル複写装置によれば、画像情報を保持する複数のペー
ジメモリを有し、ページメモリの順に制限されることな
く画像データが所定量に達したページメモリから供給さ
れる画像データに対応する画像を連続して形成できる。
【0109】また、この発明のディジタル複写装置は、
画像形成部に供給される画像データの供給元すなわちペ
ージメモリを、ページメモリのそれぞれに配置されたペ
ージメモリ制御部からの報知結果に基づいて、画像デー
タが所定の量に達した順に指定できる。従って、画像デ
ータが所定量に達したいづれかのページメモリから供給
される画像データに対応する画像を、データ供給元であ
るページメモリ内の画像データの量に制限されることな
く、連続して形成できる。
【0110】さらに、この発明のディジタル複写装置
は、主制御手段により指定されたページメモリからの画
像データに対応する画像形成動作が画像形成部により開
始された時点で、対応するページメモリから供給される
画像データの全てに対する画像形成動作が終了するまで
維持する抑止機構を含むことから、連続して画像形成さ
れるべき画像データが収容されたページメモリからの画
像データの画像形成動作が実行されている場合には、残
りのページメモリからの画像データが途中で供給される
ことが防止できる。
【0111】またさらに、この発明のディジタル複写装
置によれば、主制御手段により新たに指定されたページ
メモリが既に画像データを供給しているページメモリと
異なる場合には、画像形成部を介して画像が形成された
用紙の排出先を新たに指示する指示部とを含むことか
ら、各ページメモリに記憶された画像データが、それぞ
れのページメモリに記憶された画像データの量に応じて
さまざまな順で画像形成された場合であっても、各ペー
ジメモリから供給される画像データに対応して異なる排
出先に排出されることから、画像形成部の待時間が低減
されるとともに、画像形成された用紙が不規則に混入さ
れることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の実施例が組込まれるソータ
付多機能ディジタル複写装置を示す概略断面図。
【図2】図2は、図1のディジタル複写装置の操作パネ
ルを示す概略平面図。
【図3】図3は、図1のディジタル複写装置の制御部を
示す概略ブロック図。
【図4】図4は、図1のディジタル複写装置の動作の一
例を示すフローチャート。
【符号の説明】
2…ソータ付多機能ディジタル複写装置、10…DPP
C (複写装置) 本体、12…原稿読取り部、
14…画像形成部、16…用紙供給部、
18…用紙搬送部、20…原稿テー
ブル、 26a,26b…カセット、30…第
1キャリッジ、 32…照明ランプ、
36…第1ミラー、 40…第二
キャリッジ、48…CCDセンサ、
50…感光体、53…露光装置、
54…現像装置、90…操作パネル、
96e…モードロックキー、100…自動原
稿送り装置 (ADF) 、 200…ソータ、206…
ビンユニット、 210a〜210j…ビン、21
2…排出トレイ (ノンソートビン) 、 302…主CP
U、308…NVM、 312
…第1ページメモリ制御部、314…第2ページメモリ
制御部、 316…第3ページメモリ制御部、3
22…第1ページメモリ、 324…第2
ページメモリ、326…ファクシミリバッファ、
330…モデム、334…プリンタコントローラ、
336…レーザ制御部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−245005(JP,A) 特開 平5−756(JP,A) 特開 平7−50737(JP,A) 特開 平5−344272(JP,A) 特開 平6−141166(JP,A) 特開 平6−133120(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 B41J 5/30 B41J 29/00 B41J 3/00 H04N 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体を含み、この像担持体に所定の電
    位を与えたのち、画像データに対応する光を照射するこ
    とにより上記像担持体に、上記画像データに対応する潜
    像を形成し、この形成された潜像に対して現像剤を供給
    することにより上記画像データに対応する現像剤像を形
    成し、この現像剤像を被転写材に転写することにより上
    記用紙に画像を形成する画像形成手段と、 原稿から読み取られた画像データを記憶する第1の記憶
    手段と、 通信回線を経由して供給される画像データを記憶する第
    2の記憶手段と、 コードデータとして供給される画像データを記憶する第
    3の記憶手段と、 上記第1、第2および第3の記憶手段のそれぞれに記憶
    された画像データの量が所定の量に達したことを判定す
    る判定手段と、 この判定手段による判定結果に基づいて、上記画像形成
    手段に供給されるべき画像データの供給元を、上記第
    1、第2および第3の記憶手段のいづれかに指示する指
    示手段と、 この指定手段により指定された画像データの供給元から
    の画像データに対応する画像形成動作が上記画像形成手
    段により開始された時点で、対応する画像データ供給元
    から供給される画像データの全てに対する画像形成動作
    が終了するまで上記判定手段の判定結果に基づく上記デ
    ータ供給元の指示を抑止させる抑止手段と、 を有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】像担持体を含み、この像担持体に所定の電
    位を与えたのち、画像データに対応する光を照射するこ
    とにより上記像担持体に、上記画像データに対応する潜
    像を形成し、この形成された潜像に対して現像剤を供給
    することにより上記画像データに対応する現像剤像を形
    成し、この現像剤像を被転写材に転写することにより上
    記用紙に画像を形成する画像形成手段と、 原稿から読み取られた画像データを記憶する第1の記憶
    手段と、 通信回線を経由して供給される画像データを記憶する第
    2の記憶手段と、 コードデータとして供給される画像データを記憶する第
    3の記憶手段と、 上記第1、第2および第3の記憶手段のそれぞれに記憶
    された画像データの量が所定の量に達したことを判定す
    る判定手段と、 この判定手段による判定結果に基づいて、上記画像形成
    手段に供給されるべき画像データの供給元を、上記第
    1、第2および第3の記憶手段のいづれかに指示する指
    示手段と、 この指示手段により指示された画像データの供給元から
    の画像データに対応する画像形成動作が上記画像形成手
    段により開始され、対応する画像データ供給元から供給
    される画像データの全てに対する画像形成動作が終了す
    るまで上記判定手段の判定結果に基づく上記データ供給
    元の指示を抑止させる抑止手段と、 この抑止手段による上記データ供給元の指示が抑止され
    ていない場合に、上記判定手段による判定結果に基づい
    て、上記指示手段を動作させ、上記第1、第2および第
    3の記憶手段に記憶された画像データのいづれかを上記
    画像形成手段に供給させる指示手段制御手段と、 を有する画像形成装置。
  3. 【請求項3】上記指示手段制御手段は、前記指示手段に
    より指示された画像データの供給元からの1ページ分の
    画像データに対応する画像形成動作完了毎に、上記判定
    手段による判定結果を参照することを特徴とする請求項
    2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】原稿から読み取られた画像データを第1の
    記憶手段に記憶させ、 通信回線を経由して供給される画像データを第2の記憶
    手段に記憶させ、 コードデータとして供給される画像データを第3の記憶
    手段に記憶させ、 第1、第2および第3の記憶手段のそれぞれに記憶され
    た画像データの量が所定の量に達したことを判定し、 判定結果に基づいて、画像形成手段に供給されるべき画
    像データの供給元を、第1、第2および第3の記憶手段
    のいづれかに設定し、 設定された画像データの供給元からの画像データに基づ
    く画像形成動作が画像形成手段により開始された時点
    で、対応する画像データ供給元から供給される画 像デー
    タの全てに対する画像形成動作が終了するまで、判定結
    果に基づく新たなデータ供給元の指示を抑止させる こと
    を特徴とする画像形成装置の制御方法
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