JP3813736B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデジタルコピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能を有する複合型の画像形成装置及び画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタルコピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能を有する複合型の画像形成装置には、オペレータの存在の有無に関わらず、ファクシミリ受信文書を自動的に印刷する機能を有するものがある。このような機能の下では、ファクシミリ受信文書の印刷中に給紙トレイの用紙が無くなっても、印刷可能な他の大きいサイズの用紙に切り替えて印刷が続行される。
【0003】
一方、デジタルコピー機能のADU(自動両面装置)を使用した両面印刷機能を利用して、ファクシミリ受信文書の印刷設定を「両面印刷」に設定し、当該ファクシミリ受信文書を自動的に両面印刷することで、用紙の枚数を節約する画像形成装置に関する技術も開発されている。
【0004】
以上説明したような機能を有する画像形成装置においては、ファクシミリ受信文書は、その装置のオペレータの存在の有無に関わらず、ファクシミリ受信の完了後に印刷可能であれば自動的に印刷され、印刷ジョブが完了されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記両面印刷が設定されている場合、ファクシミリ文書の受信後に自動的に両面印刷を開始することになるが、当該両面印刷中に用紙が不足すると、既にADUにスタック中の用紙があるため、大きいサイズの用紙に切り替えて両面印刷を続行できず、その結果、オペレータが用紙を補給するまで用紙無しの状態で印刷の中断状態を継続することになる。
【0006】
このため、印刷ジョブキューにキューイングしている次のファクシミリ受信文書の印刷を含めて、プリンタの印刷ジョブも、それぞれの印刷ジョブで印刷可能な用紙が装備されているにもかかわらず、上記中断ジョブがあるため、印刷が開始されないといった問題が生じていた。
【0007】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ファクシミリ受信文書の自動印刷中の用紙不足発生に伴う他の印刷ジョブの処理の遅延を回避すると共に、メモリの効率使用を可能とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様では、ファクシミリ機能とコピー機能、プリンタ機能の少なくとも一方を有する複合型の画像形成装置において、ファクシミリ文書を受信するファクシミリ文書受信手段と、上記ファクシミリ文書を所定の印刷ジョブとして記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶された印刷ジョブに係るファクシミリ文書を所定サイズの媒体に印刷する印刷手段と、上記印刷手段による上記ファクシミリ文書の両面印刷の実行過程において、上記所定サイズの媒体が不足した場合には、各ページの印刷順序に関する情報を有する所定のテーブルに基づいて、スタック中の最も大きなページから1ページ目までの両面印刷を実行してスタックされた媒体を排出し、残りのページについては上記所定のサイズより大きい他のサイズの媒体による印刷を実行するよう制御する制御手段とを具備することを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の第2の態様では、上記第1の態様において、上記制御手段は、上記残りのページについては更に印刷形態を変更した印刷を実行することを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の第3の態様では、上記第1又は第2の態様において、上記制御手段は、上記所定サイズの媒体が不足して上記印刷が行われた場合には上記記憶手段の印刷ジョブを保持することを更に特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の第4の態様では、上記第3の態様において、上記記憶手段に印刷ジョブを蓄積保持する蓄積保持時間を設定し、当該蓄積保持時間を経過した後においては当該印刷ジョブを自動的に破棄する印刷ジョブ削除手段を更に具備することを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の第5の態様では、上記第3の態様において、上記記憶手段の印刷ジョブを表示する表示手段と、当該表示で印刷ジョブを確認し、再度の印刷完了後に印刷ジョブの削除を指示する指示手段と、を更に具備することを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の第6の態様では、上記第3の態様において、上記記憶手段の印刷ジョブを表示する表示手段と、任意の印刷ジョブを選択し削除する指示手段と、を更に具備することを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の第7の態様では、ファクシミリ機能とコピー機能、プリンタ機能の少なくとも一方を有する複合型の画像形成装置による画像形成方法において、ファクシミリ文書受信手段によりファクシミリ文書を受信するステップと、上記ファクシミリ文書を所定の印刷ジョブとして記憶手段に記憶するステップと、上記記憶手段に記憶された印刷ジョブに係るファクシミリ文書を印刷手段により所定サイズの媒体に印刷するステップと、制御手段により、上記印刷手段による上記ファクシミリ文書の両面印刷の実行過程において、上記所定サイズの媒体が不足した場合には、各ページの印刷順序に関する情報を有する所定のテーブルに基づいて、スタック中の最も大きなページから1ページ目までの両面印刷を実行してスタックされた媒体を排出し、残りのページについては上記所定のサイズより大きい他のサイズの媒体による印刷を実行するよう制御するステップと、を有することを特徴とする画像形成方法が提供される。
本発明の第8の態様では、上記第7の態様において、上記制御手段により、上記残りのページについては更に印刷形態を変更した印刷を実行することを特徴とする画像形成方法が提供される。
本発明の第9の態様では、上記第7又は第8の態様において、上記制御手段により、上記所定サイズの媒体が不足して上記印刷が行われた場合には、上記記憶手段の印刷ジョブを保持することを特徴とする画像形成方法が提供される。
本発明の第10の態様では、上記第9の態様において、上記記憶手段に印刷ジョブを蓄積保持する蓄積保持時間を経過した後においては当該印刷ジョブを自動的に破棄するステップと更に有することを特徴とする画像形成方法が提供される。
本発明の第11の態様では、上記第9の態様において、上記記憶手段の印刷ジョブを表示するステップと、当該表示で印刷ジョブを確認し、再度の印刷完了後に印刷ジョブの削除を指示するステップと、を更に有することを特徴とする画像形成方法が提供される。
本発明の第12の態様では、上記第9の態様において、上記記憶手段の印刷ジョブを表示するステップと、任意の印刷ジョブを選択し削除するステップと、を更に有することを特徴とする画像形成方法が提供される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御系の構成図である。
同図に示されるように、全体の管理を司る全体管理部6は、ファクシミリ文書を受信するFax機能部1に接続されると共に、操作パネル制御部3を介して各種操作を行う操作パネル部2に、画像メモリ制御部5を介して画像データを記憶する画像メモリ部4に、印刷制御部7を介して印刷動作を行うプリンタ部8に、印刷ジョブ制御部9を介して印刷ジョブを記憶、削除等するための印刷ジョブキュー10に、それぞれ接続されている。
【0021】
ここで、図2は上記した制御系を含む、本画像形成装置としてのデジタル複写機の全体構成を概略的に示す図である。
このデジタル複写機201はスキャナ202及びプリンタ(レーザエンジン)203を備え、上部に自動原稿送り装置(ADF)204を装着している。
【0022】
自動原稿送り装置204は、筐体としてのカバー本体21の後端縁部が、装置本体の上面後端縁部に図示しないヒンジ装置を介して開閉自在に取付けられており、必要に応じて自動原稿送り装置204全体を回動変位させて原稿台205上を開放し得る構成となっている。
【0023】
カバー本体21の上面やや右方向部位には、複数枚の原稿を一括保持し得る原稿給紙台22が設けられている。装置の一端側には、原稿を順次一枚ずつ取出し原稿台205の一端側(図中左端側)に供給する給送手段23が設けられている。給送手段23は、原稿を取出すためのピックアップローラ27、原稿をピックアップローラ27に押付けるウエイト板28、原稿給紙台22への原稿のセット状態を検知する原稿検知センサとしてのエンプティセンサ29等が配設されている。さらに、ピックアップローラ27の原稿取出し方向には、給紙ローラ32が配置され、確実に原稿が一枚ずつ給送されるようになっている。
【0024】
原稿台205の上面には、これを覆う原稿搬送ベルト37が張設されている。原稿搬送ベルト37は、一対のベルトローラ40,40に掛渡された外表面が白色の幅広無端ベルトからなり、ベルト駆動機構(図示しない)によって正逆両方向に走行し得る構成となっている。また、原稿搬送ベルト37の内局部の裏面側には、ベルト面を原稿台205上に押さえ付けるための複数のベルト押えローラ41…および自動原稿送り装置4の開閉状態を検知するセットスイッチ(図示せず)が設けられている。そして、前記給送手段23によって給送された原稿を、原稿台205の一端側(左端側)から他端側(右端側)に搬送する。装置の右側部位に排紙手段38が設けられ、排紙手段38は、搬送ローラ44と、この搬送ローラ44に原稿を押付けるピンチローラ45と、排紙方向に送られる原稿の後端を検出する原稿検出手段としての排紙センサ46等が設けられている。原稿排出路の下流側には、排紙ローラ48が配設されている。また、原稿排出路には、原稿を表裏返にして原稿台205に導くためにゲート49が設けられ、原稿を両面複写可能としている。
【0025】
読取手段としてのスキャナ202は、光源としての露光ランプ206、ミラー15を設置した第1キャリッジ207、光路を折曲げるミラー208a,208bを設置した第2キャリッジ209、レンズ210、反射光を受光するCCDセンサ11、これらを各部の位置を変更する駆動系(図示しない)、およびCCDセンサ11の出力つまり画像データ(情報)をアナログデータからデジタルデータに変換するA/D変換部(図示せず)により構成されている。上記第1、第2キャリッジ207,209は、互いにタイミングベルト(図示しない)で結ばれており、第2キャリッジ9は第1キャリッジ207の1/2の速さで同じ方向に移動するようになっている。これにより、レンズ210までの光路長が一定になるように走査できるようになっている。
【0026】
上記レンズ210は、焦点距離固定で、変倍時に光軸方向へ移動されるようになっている。CCDセンサ11は、原稿の1画素がCCDセンサの1つの素子に対応している。CCDセンサ11の出力はA/D変換部へ出力されるようになっている。第1、第2キャリッジ207,209、ミラー12a,12bの移動は、それぞれステッピングモータ(図示しない)により行われるようになっている。上記第1、第2キャリッジ207,209は、上記ステッピングモータの回転軸に連結されたドライブプーリ(図示レない)とアイドルプーリ(図示しない〉間に掛渡されたタイミングベルト(図示しない)の動作に応じて移動されるようになっている。上記レンズ210は、対応するステッピングモータ(図示しない)によりスパイラルシャフト(図示しない)が回転し、このスパイラルの動きによって光軸方向へ移動されるようになっている。
【0027】
符号60はレーザダイオードで、このレーザダイオード60に対応してコリメートレンズ62、ポリゴンミラー(多面反射鏡)64、レンズ66、反射鏡68,70、レンズ72が配置され、露光装置52からレーザ光を感光体ドラム50に照射するようになっている。
【0028】
画像形成手段としてのプリンタ203は、たとえばレーザ光学系と転写紙に画像形成が可能な電子写真方式を組み合せている。すなわち、プリンタ203は、装置内のほぼ中央部に回転自在に軸支された像担持体としての感光体ドラム50を有し、この感光体ドラム50の周囲には、露光装置52、現像装置54、転写チャージャ55、剥離チャージャ56、クリーニング前除電チャージャ57、クリーナ58、除電ランプ59、及び帯電チャージャ61が順に配置されている。感光体ドラム50は、帯電チャージャ61によって一様に帯電されるようになっているとともに、スキャナ202からレーザ光を出力して前記感光体ドラム50上に原稿の画像を結像し、静電潜像が形成されるようになっている。
【0029】
そして、前記感光体ドラム50上に形成された静電潜像は、現像装置54により現像され、後述する給紙手段としての給紙カセット30から給紙ローラ20、アライニンクローラ25を介して送紙されるコピー用紙(被画像形成媒体)P上に現像画像を転写チャージャ55により転写される。
【0030】
この転写チャージャ55による転写後のコピー用紙Pは、剥離チャージャ56のACコロナ放電により剥離されて、搬送ベルトを介して定着器71に搬送され、この定着器71によって現像画像が溶融定着されたコピー用紙Pは、排紙ローラ対73により排紙トレイ74aを有するユニット74に排出される。ユニット74は排紙ローラ対73から排出されるコピー用紙Pをフェイスダウンするローラ対74bを有し、さらユニット74の上部にステープルソートモードの際に1部毎にステープルするステープラ74cを有している。
【0031】
一方、前記コピー用紙Pへの現像画像の転写・剥離後の感光体ドラム50上に残留した現像剤は、クリーニング前陰電チャージャ57で予め除電された後、クリーナ58により清掃され、除電ランプ59により感光体ドラム50上の電位が一定のレベル以下にされ、次のコピー動作を可能にしている。
【0032】
なお、コピー用紙Pの両面に印刷する両面コピーの場合には、前述した定着器71によって現像画像が溶融定着されたコピー用紙Pは搬送路75aを介して搬送された後、トレイ75bに蓄積される。このトレイ75bに蓄積された片面印刷済みの用紙Pは搬送路75cを介して前述した転写チャージャ55に搬送され、印刷されていない他方の面に現像画像が転写される。また、トレイ75bの下部には、光反射型の紙センサ75dが設けられ、トレイ75b上にスタックされる用紙の有無が検知される。
【0033】
また、搬送路75a、トレイ75b、搬送路75c、及び紙センサ75dとから自動両面反転機構としての自動両面装置(ADU)75が構成されている。また、図中30は前記装置本体1のフロント側より着脱自在に上下複数段に装着された給紙手段としての給紙カセットである。この給紙カセット30は、コピー用紙Pが収納された筐体であるカセットケース31からなり、このカセットケース31の取出し端部は、用紙取出し方向に向け傾斜させてなる構成を有する。そして、前記給紙カセット30のカセットケース31内に収納されたコピー用紙Pは、ピックアップローラ81にて最上層からピックアップされて取り出されるようになっている。このピックアップローラ81にて取り出されて前記カセットケース31の取出し端部側に送り込まれたコピー用紙Pは、前記カセットケース31の取出し端部の内側上方に設置された給紙ローラ84と分離ローラ(または分離パッド)85とからなる用紙分離部にて一枚ずつ分離されて、プリンタ203に向け搬送されるようになっているものである。
【0034】
また、装置本体の右サイド側には、着脱自在に装着された給紙カセット43と大容量給紙装置(LCF)47とが設けられている。給紙カセット43に収納されたコピー用紙Pは、ピックアップローラ40aにて最上層からピックアップされて取り出されるようになっている。このピックアップローラ43aにて取り出されて給紙カセット43の取出し端部側に送り込まれたコピー用紙Pは、給紙カセット43の取出し端部の内側上方に設置された給紙ローラ43bと分離ローラ43cとからなる用紙分離部にて一枚ずつ分離されて、プリンタ203に向け搬送されるようになっている。LCF47に収納されたコピー用紙Pは、ピックアップローラ47aにて最上層からピックアップされて取り出されるようになっている、このピックアップローラ47aにて取り出されてLCF47の取出し端部側に送り込まれたコピー用紙Pは、LCF47の取出し端部の内側上方に設置された給紙ローラ47bと分離ローラ47cとからなる用紙分離部にて一枚ずつ分離されて、プリンタ203に向け搬送されるようになっている。
【0035】
図3は画像形成装置の操作パネルの構成を示すものである。
すなわち、操作パネル91は、HELPキー130、自動用紙選択キー131、自動倍率選択キー132、ズーム/100%キー133、用紙サイズキー134,LCDパネル135、予熱キー136、割り込みキー137、オールクリアキー138、クリア/ストップキー139、スタートキー140、テンキー141、ポーズキー142、トータルカウンター表示器143、およびクリップ受け144などから構成されている。また、円Dで囲まれている3個の表示器は、コピー状態を示す表示器D1、ファックスの受信原稿あり、通信中、アラームの動作状態を示す表示器D2、およびプリンタのデータ有りとアラームの状態を示す表示器D3である。
【0036】
以下、図4のフローチャートを参照して、実施の形態に係る画像形成装置により、Fax機能部1において受信したファクシミリ受信文書を画像メモリ4に蓄積すると同時に、全体管理部6において受信完了まで監視して、受信完了時に印刷ジョブキュー10に受信印刷ジョブとして登録する過程を説明する。
【0037】
このとき、印刷ジョブキュー10の印刷ジョブと画像メモリ4上の画像データは関連付けられる。即ち、Fax機能部1でファクシミリ文書を受信し(ステップS1)、全体管理部6で画像メモリ制御部5を制御して、画像メモリ部4に上記ファクシミリ受信文書を蓄積する(ステップS2)。
【0038】
Fax機能部1は、ファクシミリ受信完了後に全体管理部6に通知して受信終了を画像メモリ制御部5に通知する。画像メモリ制御部5は、メモリ蓄積完了を全体管理部6に通知して、該全体管理部6は印刷ジョブ制御部9にジョブ登録を要求し、図10に示されるようなジョブパラメータテーブルを作成して、印刷ジョブキュー10に登録する(ステップS3)。
【0039】
ここで、印刷ジョブ制御部9は、印刷ジョブキュー10に対して印刷ジョブの登録、取り出し、削除、優先印刷ジョブの選択、印刷ジョブパラメータテーブルへの印刷履歴の記憶、印刷形態の変更等を行う。
【0040】
基本的な両面印刷を説明すると、図11(a)に示されるように、例えば印刷ジョブのページ数が10ページである場合を想定すると、2ページから印刷が開始され、当該2ページの印刷が終了すると、ADU(自動両面装置)に搬送されスタックされる。このことは、図2の符号30から用紙が給紙されて搬送路20を介してドラム50で用紙に画像が転写され、ヒートローラ71で定着されることを意味する。この用紙は排出されないで、ADU75に表裏反転されてスタックされ、表面に最後の1ページ目の印刷を待つ状態となる。
【0041】
以上の動作が引き続き行われ、図11(a)に示されるように、5番目の印刷が終了すると、6番目の印刷を開始して、同様の処理を経て、排出ビン74aに排出され、スタックされることとなる。この図11(a)に示される順番で、最後に1ページ目が印刷され、図10の排出ビン74aに1ページ目が排出用紙の1枚目を上向きとしてスタックされる。
【0042】
次に図5のフローチャートを参照して、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の動作を詳細に説明する。尚、本動作は画像形成方法に相当する。
先の受信印刷ジョブ登録によって印刷ジョブがあることを印刷ジョブ制御部9で判断し、印刷ジョブパラメータテーブルから両面設定であることも判断し、図11(a)に示される印刷ページ管理を行い、印刷制御部7でプリンタ部8を動作させて両面印刷を開始する(ステップS11乃至S15)。
【0043】
上記両面印刷中に印刷制御部7で用紙無しを検知した場合は(ステップS13)、その受信印刷原稿より大きいサイズの用紙を印刷制御部7で検索する。例えば、A4の受信印刷文書に対して、B4あるいはA3の用紙が存在しているか検索する(ステップS16)。ここで、大きいサイズの用紙が無い場合は用紙補給されるまで待機する(ステップS17)。
【0044】
例えば、図11(b)に示されるように、3番目の印刷終了時に用紙無しが判明した場合を想定すると、大きい用紙が存在するか検索して、大きいサイズの用紙があれば、現在ADUにスタックされている用紙に対して4番目の印刷を開始して両面印刷して排出することになる。
【0045】
最終的に、排紙ビンには1ページから6ページのA4両面印刷が3枚スタックされている。このように、両面印刷中に用紙が無くなった場合は、既にADUにスタック中の最も大きなページに相当する奇数ページから1ページ目までを順次両面印刷してADUから用紙を排出する(ステップS18)。
【0046】
ADUから全用紙を排出完了すると、用紙サイズを変更するだけでなく印刷形態を変えて残りのページは最終ページから印刷可能な大きいサイズの用紙を選択して片面印刷を行う(ステップS19乃至S21)。この片面印刷の過程においても、例えば用紙不足、用紙ジャム等といった印刷トラブルが生じた場合には、当該印刷トラブルを回避するための措置がとれるようになっている(ステップS20,S21)。
【0047】
以上の処理の結果、印刷の中断は発生しないで、後続のキューイング中の印刷ジョブを実行することができる。
例えば、図11(b)では、両面印刷をADUのスタック分は完了させて7番目の印刷は片面印刷として実行する。具体的には、10ページ目を装置に装填されている、例えばA4より大きいサイズのB4用紙に印刷する。この事を繰り返して、最後は7ページ目を印刷して完了する。このとき、印刷トラブルがあれば解除されるまで待機することになる。
【0048】
また、図11(c)に示されるように、用紙無し以降は、大きいサイズの用紙を検索して両面印刷することもできる。そのため、後続の印刷ジョブは待たされることなく、印刷完了させることができる。
【0049】
次に図6は実施の形態に係る画像形成装置による印刷ジョブの削除の可否を選択する処理を示すフローチャートである。
本来、両面印刷ジョブでありながら用紙不足の要因による中断回避のため印刷形態を変更した片面印刷は、ユーザの意図とは違う印刷結果となる。
【0050】
そこで、この実施の形態に係る画像形成装置では、印刷完了後も印刷ジョブを削除することなく、印刷ジョブキューに保持することとしている。
即ち、印刷ジョブがあることが検出され(ステップS31)、印刷を完了すると(ステップS32)、印刷ジョブとして正常に印刷が終了している場合には、印刷ジョブキュー10から当該印刷ジョブを削除し(ステップS34)、正常に終了していない場合には、印刷ジョブキュー10に当該印刷ジョブを残すこととしている(ステップS35)。
【0051】
尚、印刷ジョブを、印刷ジョブキュー10に保持するときには、図10の印刷ジョブパラメータテーブル上に一度印刷を実行した意味合いで印刷履歴をマークすることとしている。
【0052】
次に図7は実施の形態に係る画像形成装置による印刷ジョブの確認処理を示すフローチャートである。
保持された印刷ジョブは、ジョブ確認操作によって図3の操作パネル上で確認して(ステップS41)、印刷ジョブキュー10から任意のジョブを選択して印刷を開始することができる(ステップS42,S43)。この印刷動作の途中で印刷トラブルが発生した場合には、当該印刷トラブルを解除できるような措置を取ることができる(ステップS45,S46)。
【0053】
以上の印刷終了後には、ユーザによる印刷ジョブの削除の可否を選択できるようになっている(ステップS47,S48)。
ここで、印刷ジョブキュー10に印刷ジョブが保持されると、該ジョブに付随する画像データも画像メモリ部4より削除できないため、画像メモリ部4のメモリオーバーの要因となる。かかる点に鑑みて、本実施の形態に係る画像形成装置では、印刷ジョブを手動削除又は自動削除可能としている。
【0054】
即ち、印刷ジョブの手動削除では、図8のフローチャートに示されるように、ジョブ確認操作を行い(ステップS51)、図3の操作パネル上からジョブキューを任意に選択して削除する(ステップS52,S53)。
【0055】
これに対して、印刷ジョブの自動削除では、図9のフローチャートに示されるように、印刷履歴のある印刷ジョブは前回の印刷完了からの保持時間をカウントして一定時間を経過した印刷ジョブは自動的に削除してメモリオーバーを回避する(ステップ61乃至S63)。
【0056】
以上説明したように、本発明によれば、ファクシミリ受信文書の両面印刷中に用紙不足等が発生した場合において、印刷形態変更により印刷処理の中断を回避して、その印刷を完了させることで、印刷ジョブキューにキューイングされている他の印刷ジョブを待たせないようにすることができる。
【0057】
さらに、印刷処理の中断回避によって発生した意図しない印刷形態で完了した印刷ジョブは、印刷ジョブキューからは削除しないで保持するので、再度所望とする印刷を行えることとなる。
【0058】
また、印刷履歴ありの保持している印刷ジョブを時間で管理して自動的にジョブキューから削除してジョブに付随する画像メモリ上の印刷画像データを同時に削除するため画像メモリのメモリオーバーを回避することができる。
【0059】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、ファクシミリ受信文書の自動印刷中の用紙不足発生に伴う他の印刷ジョブの処理の遅延を回避すると共に、メモリの効率使用を可能とする画像形成装置及び画像形成方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御系の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像形成装置たるデジタル複写機の全体構成を示す図である。
【図3】画像形成装置の操作パネルの構成を示す図である。
【図4】実施の形態に係る画像形成装置により、Fax機能部1において受信したファクシミリ受信文書を画像メモリ4に蓄積すると同時に、全体管理部6において受信完了まで監視して、受信完了時に印刷ジョブキュー10に受信印刷ジョブとして登録する過程を説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の動作を詳細に説明するためのフローチャートである。
【図6】実施の形態に係る画像形成装置による印刷ジョブの削除の可否を選択する処理を示すフローチャートである。
【図7】実施の形態に係る画像形成装置による印刷ジョブの確認処理を示すフローチャートである。
【図8】印刷ジョブの手動削除の動作を示すフローチャートである。
【図9】印刷ジョブの自動削除の動作を示すフローチャートである。
【図10】印刷ジョブパラメータテーブルの一例を示す図である。
【図11】印刷ページ管理を説明するための図である。
【符号の説明】
1 Fax機能部
2 操作パネル部
3 操作パネル制御部
4 画像メモリ部
5 画像メモリ制御部
6 全体管理部
7 印刷制御部
8 プリンタ部
9 印刷ジョブ制御部
10 印刷ジョブキュー

Claims (12)

  1. ファクシミリ機能とコピー機能、プリンタ機能の少なくとも一方を有する複合型の画像形成装置において、
    ファクシミリ文書を受信するファクシミリ文書受信手段と、
    上記ファクシミリ文書を所定の印刷ジョブとして記憶する記憶手段と、
    上記記憶手段に記憶された印刷ジョブに係るファクシミリ文書を所定サイズの媒体に印刷する印刷手段と、
    上記印刷手段による上記ファクシミリ文書の両面印刷の実行過程において、上記所定サイズの媒体が不足した場合には、各ページの印刷順序に関する情報を有する所定のテーブルに基づいて、スタック中の最も大きなページから1ページ目までの両面印刷を実行してスタックされた媒体を排出し、残りのページについては上記所定のサイズより大きい他のサイズの媒体による印刷を実行するよう制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記制御手段は、上記残りのページについては更に印刷形態を変更した印刷を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 上記制御手段は、上記所定サイズの媒体が不足して上記印刷が行われた場合には上記記憶手段の印刷ジョブを保持することを更に特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 上記記憶手段に印刷ジョブを蓄積保持する蓄積保持時間を設定し、当該蓄積保持時間を経過した後においては当該印刷ジョブを自動的に破棄する印刷ジョブ削除手段を更に具備することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 上記記憶手段の印刷ジョブを表示する表示手段と、当該表示で印刷ジョブを確認し、再度の印刷完了後に印刷ジョブの削除を指示する指示手段と、を更に具備することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 上記記憶手段の印刷ジョブを表示する表示手段と、任意の印刷ジョブを選択し削除する指示手段と、を更に具備することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  7. ファクシミリ機能とコピー機能、プリンタ機能の少なくとも一方を有する複合型の画像形成装置による画像形成方法において、
    ファクシミリ文書受信手段によりファクシミリ文書を受信するステップと、
    上記ファクシミリ文書を所定の印刷ジョブとして記憶手段に記憶するステップと、
    上記記憶手段に記憶された印刷ジョブに係るファクシミリ文書を印刷手段により所定サイズの媒体に印刷するステップと、
    制御手段により、上記印刷手段による上記ファクシミリ文書の両面印刷の実行過程において、上記所定サイズの媒体が不足した場合には、各ページの印刷順序に関する情報を有する所定のテーブルに基づいて、スタック中の最も大きなページから1ページ目までの両面印刷を実行してスタックされた媒体を排出し、残りのページについては上記所定のサイズより大きい他のサイズの媒体による印刷を実行するよう制御するステップと、
    を有することを特徴とする画像形成方法。
  8. 上記制御手段により、上記残りのページについては更に印刷形態を変更した印刷を実行することを特徴とする請求項7に記載の画像形成方法。
  9. 上記制御手段により、上記所定サイズの媒体が不足して上記印刷が行われた場合には、上記記憶手段の印刷ジョブを保持することを特徴とする請求項7又は8のいずれかに記載の画像形成方法。
  10. 上記記憶手段に印刷ジョブを蓄積保持する蓄積保持時間を経過した後においては当該印刷ジョブを自動的に破棄するステップと更に有することを特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。
  11. 上記記憶手段の印刷ジョブを表示するステップと、当該表示で印刷ジョブを確認し、再度の印刷完了後に印刷ジョブの削除を指示するステップと、を更に有することを特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。
  12. 上記記憶手段の印刷ジョブを表示するステップと、任意の印刷ジョブを選択し削除するステップと、を更に有することを特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。
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